以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面は、動画像に含まれる複数のシーンのそれぞれを、シーンの開始時刻から終了時刻まで、開始時刻が早い順に連続して再生する再生装置であって、動画像から抽出された複数のシーンであって、第1のシーンおよび前記第1のシーンと連続して再生される第2のシーンを含む所定の条件を満たすシーンを選択する選択手段(例えば、図1の抽出部31)と、前記第1のシーンまたは前記第1のシーンよりも前に再生されるシーンの終了時刻が、前記第1のシーンの直後に再生される前記第2のシーンの開始時刻よりも遅い時刻である場合、前記第1のシーンの終了時刻を前記第2のシーンの開始時刻に変更し、前記第1のシーンおよび前記第1のシーンよりも前に再生されるシーンの終了時刻が、前記第2のシーンの開始時刻よりも早い時刻である場合、前記第1のシーンの終了時刻を、前記第1のシーンおよび前記第1のシーンよりも前に再生されるシーンの終了時刻のうち、最も遅い時刻に変更する変更手段(例えば、図1の時刻管理部41)と、選択された前記所定の条件を満たすシーンを連続して再生するとともに、再生しているシーンが満たす前記所定の条件を表すアイコンを表示させる再生手段(例えば、図1の再生部27)とを備える。
前記選択手段には、前記所定の条件を満たすシーンの再生中に、前記所定の条件が変更された場合、変更された新たな条件を満たすシーンを選択し直させる(例えば、図16のステップS101の処理)ことができる。
前記再生手段には、現在再生しているシーンが新たに選択し直されたシーンに含まれている場合、再生しているシーンの終了後、そのシーンの開始時刻よりも開始時刻が遅いシーンであって、新たに選択し直されたシーンを開始時刻が早い順に連続して再生させる(例えば、図16のステップS103の処理)ことができる。
本発明の一側面の再生方法またはプログラムは、動画像に含まれる複数のシーンのそれぞれを、シーンの開始時刻から終了時刻まで、開始時刻が早い順に連続して再生する再生方法またはプログラムであって、動画像から抽出された複数のシーンであって、第1のシーンおよび前記第1のシーンと連続して再生される第2のシーンを含む所定の条件を満たすシーンを選択し(例えば、図15のステップS61)、前記第1のシーンまたは前記第1のシーンよりも前に再生されるシーンの終了時刻が、前記第1のシーンの直後に再生される前記第2のシーンの開始時刻よりも遅い時刻である場合、前記第1のシーンの終了時刻を前記第2のシーンの開始時刻に変更し、前記第1のシーンおよび前記第1のシーンよりも前に再生されるシーンの終了時刻が、前記第2のシーンの開始時刻よりも早い時刻である場合、前記第1のシーンの終了時刻を、前記第1のシーンおよび前記第1のシーンよりも前に再生されるシーンの終了時刻のうち、最も遅い時刻に変更し(例えば、図15のステップS68およびステップS69)、選択された前記所定の条件を満たすシーンを連続して再生するとともに、再生しているシーンが満たす前記所定の条件を表すアイコンを表示させる(例えば、図14のステップS43)ステップを含む。
以下、図面を参照して、本発明を適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した再生装置の構成例を示すブロック図である。
再生装置11は、動画像ファイル記録部21、シーンメタデータ生成部22、シーンメタデータ記録部23、入力部24、制御部25、インデックス表示制御部26、再生部27、および表示部28から構成される。
動画像ファイル記録部21は、再生装置11に接続された他の装置から供給された動画像ファイルを記録する。この動画像ファイルは、例えば、動画像を再生するための動画像データ、その動画像に付随する音声を再生するための音声データ、および動画像のサムネイル画像からなる。
シーンメタデータ生成部22は、動画像ファイル記録部21に記録されている動画像ファイルの動画像から、笑い声が含まれているシーン、人の顔が映っているシーンなどの所定の条件を満たすシーンを検出し、検出されたシーンに関する情報が含まれているシーンメタデータを生成する。ここで、シーンとは、再生される動画像のうちの所定の区間、すなわち動画像の一部分をいう。
また、シーンメタデータ生成部22は、生成したシーンメタデータをシーンメタデータ記録部23に供給する。シーンメタデータ記録部23は、シーンメタデータ生成部22から供給されたシーンメタデータを記録する。なお、詳細は後述するがシーンメタデータには、そのシーンメタデータにより示されるシーンを特定するシーンID、そのシーンの開始時刻および終了時刻、シーンのサムネイル画像などが含まれている。
入力部24は、例えば、ボタン、マウス、キーボードなどから構成され、ユーザの操作に応じた信号を制御部25に供給する。制御部25は、再生装置11の全体を制御する。制御部25は、抽出部31および管理部32から構成される。
制御部25の抽出部31は、シーンメタデータ記録部23に記録されているシーンメタデータを参照して、動画像ファイル記録部21に記録されている動画像ファイルにより再生される動画像を構成するシーンのうち、ユーザにより指定された条件を満たすシーンを検索する。すなわち、抽出部31は、指定された条件を満たすシーンのシーンメタデータを抽出する。
制御部25の管理部32は、抽出部31により抽出されたシーンメタデータを、シーンメタデータ記録部23から読み込んで、そのシーンの再生およびシーンのサムネイル画像の表示を制御する。また、管理部32は、時刻管理部41を備えている。管理部32の時刻管理部41は、抽出部31により抽出されたシーンメタデータにより特定されるシーンの終了時刻を必要に応じて変更する。
インデックス表示制御部26は、制御部25の管理部32の制御に基づいて、シーンメタデータ記録部23から所定のシーンのサムネイル画像を取得して表示部28に供給し、サムネイル画像の一覧を表示させる。
再生部27は、制御部25の管理部32の制御に基づいて、動画像ファイル記録部21から動画像ファイルを取得して表示部28に供給し、動画像を表示させる。
表示部28は、例えば、液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)などから構成される。表示部28は、インデックス表示制御部26または再生部27から供給されるサムネイル画像や動画像ファイルに基づいて、サムネイル画像や動画像を表示する。
ところで、シーンメタデータ生成部22は、動画像ファイル記録部21に新たに動画像ファイルが記録されると、例えば、図2に示すように、その動画像ファイルから、所定の条件を満たすシーンを検出し、検出されたシーンのシーンメタデータを生成する。
なお、図2において、横方向は時間を示している。また、新たに記録された1つの動画像ファイルの動画像71の図中、左端は動画像71の先頭位置、すなわち動画像71の撮影が開始された時刻である開始時刻を示しており、動画像71の右端は終了位置、すなわち動画像71の撮影が終了した時刻である終了時刻を示している。
シーンメタデータ生成部22は所定の条件を満たすシーンとして、1つの動画像71から、シーンチェンジ、すなわちシーンの変化により分けられるシーン、多人数の人、すなわち予め定められた所定の人数以上の人が写っているシーン、人がポートレートサイズ、すなわち人の顔が所定の大きさ以上の大きさで写っているシーン、女性が会話をしているシーン、および人の笑い声が含まれているシーンを検索して抽出する。
図2では、シーンチェンジにより分けられるシーンとして、シーン72乃至シーン74が抽出され、多人数の人が写っているシーンとしてシーン75が抽出され、人がポートレートサイズで写っているシーンとして、シーン76乃至シーン82が抽出されている。また、女性が会話をしているシーンとしてシーン83乃至シーン89が抽出され、人の笑い声が含まれているシーンとしてシーン90乃至シーン95が抽出されている。
ここで、図中、シーン72乃至シーン95のそれぞれの左端は、それらのシーンの開始時刻、すなわちシーンの撮影が開始された時刻を示しており、それぞれのシーンの右端は終了時刻、すなわちシーンの撮影が終了した時刻を示している。また、図2に示されるように、動画像71の所定の区間が、複数のシーンに含まれる場合もある。例えば、シーン83の開始時刻から終了時刻までの区間は、シーン72およびシーン76にも含まれている。
また、図2には示されていないが、シーンメタデータ生成部22は、新たに記録された動画像ファイルから、その他、男性の会話が含まれているシーン、および少人数の人、すなわち予め定められた所定の人数以下の人、例えば、多人数の人が写っているとされる人数よりも少ない人数の人が写っているシーンを検索して抽出する。
例えば、シーンメタデータ生成部22は、動画像71の連続するフレームを構成する静止画像の輝度値の差分やカラーヒストグラムの差分に基づいてシーンチェンジを検出する。
また、シーンメタデータ生成部22は、例えば、動画像71の動画像ファイルの音声データにより再生される音声の周波数に基づいて、男性の会話が含まれているシーン(以下、適宜男性会話シーンとも称する)、女性の会話が含まれているシーン(以下、適宜女性会話シーンとも称する)、および人の笑い声が含まれているシーン(以下、適宜笑い声シーンとも称する)を検出する。換言すれば、シーンメタデータ生成部22は、音声の周波数に基づいて、動画像71から男性の会話が含まれている区間、女性の会話が含まれている区間、および人の笑い声が含まれている区間を検出する。
さらに、シーンメタデータ生成部22は、例えば、動画像71から人の顔を検出し、検出された顔の数および大きさに基づいて、多人数の人が写っているシーン(以下、適宜多人数シーンとも称する)、人がポートレートサイズで写っているシーン(以下、適宜ポートレートシーンとも称する)、および少人数の人が写っているシーン(以下、適宜少人数シーンとも称する)を検出する。
シーンメタデータ生成部22は、所定の条件を満たすシーンを検索して抽出すると、抽出したシーンのシーンメタデータを生成してシーンメタデータ記録部23に供給する。これにより、シーンメタデータ記録部23には、例えば、図3に示すシーンメタデータが記録される。なお、図3における行番号1乃至5は説明のために付したものであり、実際のシーンメタデータには含まれていない。
図3において、1行目は、シーンメタデータにより示されるシーン、例えば、図2に示したシーン72を特定するためのシーンIDを示している。1行目における“01”は、シーンID“01”を示している。
また、シーンIDは、検索されたシーンの開始時刻の早い順に、“01”から連続する番号が付される。したがって、例えば、1つの動画像ファイルから図2に示したシーン72乃至シーン95が検索された場合、シーン72、シーン76、シーン83乃至シーン85、シーン77、シーン86、シーン90、シーン73、シーン87、シーン91、シーン88、シーン92乃至シーン94、シーン74、シーン78乃至シーン81、シーン75、シーン82、シーン89、およびシーン95のそれぞれに、シーンID“01”乃至シーンID“24”のそれぞれが付される。
2行目は、シーンメタデータにより示されるシーンの種類であるシーンラベルを示している。すなわち、シーンラベルは、そのシーンメタデータにより示されるシーンが、シーンチェンジにより分けられるシーン、男性会話シーン、女性会話シーン、笑い声シーン、ポートレートシーン、少人数シーン、または多人数シーンのいずれであるかを示している。2行目における“scene”は、シーンメタデータにより示されるシーンが、シーンチェンジにより分けられるシーンであることを示している。
3行目は、シーンメタデータにより示されるシーンの開始時刻を示している。3行目の“1125456196.00”は、所定の時刻を基準とする通し秒により表される開始時刻を示している。すなわち“1125456196.00”は、シーンの撮影が開始された時刻が、基準となる時刻を0秒として、その時刻から1125456196秒後の時刻であることを示している。
4行目は、シーンメタデータにより示されるシーンが含まれている動画像の開始時刻を示している。4行目の“1125456196.00”は、所定の時刻を基準とする通し秒により表される開始時刻を示している。すなわち動画像の撮影が開始された時刻が、基準となる時刻を0秒として、その時刻から1125456196秒後の時刻であることを示している。
5行目は、シーンメタデータにより示されるシーンの終了時刻を示している。5行目の“1125456258.06”は、所定の時刻を基準とする通し秒により表される終了時刻を示している。すなわちシーンの撮影が終了した時刻が、基準となる時刻を0秒として、その時刻から1125456258.06秒後の時刻であることを示している。
また、図3には示されていないが、シーンメタデータには、その他、シーンメタデータにより示されるシーンが含まれている動画像の動画像ファイルを特定するためのビデオファイルID、およびシーンメタデータにより示されるシーンのサムネイル画像が含まれている。例えば、シーンのサムネイル画像は、そのシーンの最初のフレームを構成する静止画像が縮小された画像とされる。
このように、図3に示したシーンメタデータが、シーンメタデータ生成部22により抽出されたシーンごとに生成されてシーンメタデータ記録部23に記録される。なお、シーンメタデータにサムネイル画像が含まれるようにすると説明したが、サムネイル画像ではなく、サムネイル画像が記録されている場所を示すパスがシーンメタデータに含まれるようにしてもよい。また、シーンメタデータが動画像ファイルに含まれるようにし、動画像ファイル記録部21に記録されるようにしてもよい。
さらに、ユーザが入力部24を操作することによりシーンメタデータを生成することができるようにしてもよいし、顔認識により人物ごとにシーンメタデータが生成されるようにしてもよい。
ユーザが入力部24を操作して、動画像ファイル記録部21に記録されている動画像ファイルの動画像に含まれるシーンのサムネイル画像の一覧の表示を指示すると、制御部25は、ユーザの操作に応じてインデックス表示制御部26を制御し、表示部28にサムネイル画像の一覧であるタイルインデックスを表示させる。
これにより、表示部28には、例えば、図4に示すタイルインデックスが表示される。
図4に示されるタイルインデックス121には、シーンメタデータ記録部23に記録されているシーンメタデータにより示されるシーンのサムネイル画像131−1乃至サムネイル画像134−3が時系列に並べられて表示されている。図4では、サムネイル画像により示されるシーンのうち、最も開始時刻が早いシーンのサムネイル画像131−1から、最も開始時刻が遅いシーンのサムネイル画像134−3まで、サムネイル画像131−1乃至サムネイル画像134−3が開始時刻の早い順番に並べられて表示されている。
タイルインデックス121に表示されているサムネイル画像を囲む矩形の領域141乃至領域144のそれぞれは、表示されているサムネイル画像のシーンが、同じ動画像ファイルの動画像に含まれているシーンであることを示している。
すなわち、領域141内に表示されているサムネイル画像131−1乃至サムネイル画像131−8のシーンのそれぞれは、同じ動画像に含まれていることを示しており、領域142内に表示されているサムネイル画像132−1乃至サムネイル画像132−4のシーンのそれぞれは、同じ動画像に含まれていることを示している。同様に、領域143内に表示されているサムネイル画像133−1乃至サムネイル画像133−9のシーンのそれぞれは、同じ動画像に含まれていることを示しており、領域144内に表示されているサムネイル画像134−1乃至サムネイル画像134−3のシーンのそれぞれは、同じ動画像に含まれていることを示している。
また、タイルインデックス121の図中、下側には、シーンラベルを選択するためのチェックボックス145乃至チェックボックス147が設けられている。チェックボックス145は、シーンラベルとしてのシーンチェンジにより分けられるシーンを選択するときに操作される。チェックボックス145の図中、右側にはシーンチェンジにより分けられたシーンを示す画像であるシーンチェンジアイコンが表示されており、さらにそのシーンチェンジアイコンの右側には、文字“SCENE CHANGE”が表示されている。
また、チェックボックス145の右側には、シーンラベルとしての男性会話シーン、女性会話シーン、または笑い声シーンを選択するためのチェックボックス146が設けられている。チェックボックス146の右側には、会話に関するシーンを示す画像が表示されており、さらにその右側には文字“TALK CUE”が表示されている。
チェックボックス146の右側には、シーンラベルとしてのポートレートシーン、少人数シーン、または多人数シーンを選択するためのチェックボックス147が設けられている。チェックボックス147の右側には、人に関するシーンを示す画像が表示されており、さらにその右側には文字“PERSON CUE”が表示されている。
さらに、図中、チェックボックス146の下側には、シーンラベルとしての男性会話シーンを選択するためのチェックボックス148、女性会話シーンを選択するためのチェックボックス149、および笑い声シーンを選択するためのチェックボックス150が設けられている。チェックボックス148乃至チェックボックス150のそれぞれの右側には、シーンラベルとしての男性会話シーン、女性会話シーン、および笑い声シーンのそれぞれを示す画像である男性アイコン、女性アイコン、および笑いアイコンのそれぞれが表示されている。そして、男性アイコン、女性アイコン、および笑いアイコンのそれぞれの右側には、文字“男性”、“女性”、および“笑い”のそれぞれが表示されている。
図中、チェックボックス147の下側には、シーンラベルとしてのポートレートシーンを選択するためのチェックボックス151、少人数シーンを選択するためのチェックボックス152、および多人数シーンを選択するためのチェックボックス153が設けられている。チェックボックス151乃至チェックボックス153のそれぞれの右側には、シーンラベルとしてのポートレートシーン、少人数シーン、および多人数シーンのそれぞれを示す画像であるバストアップアイコン、少人数アイコン、および複数人アイコンのそれぞれが表示されている。そして、バストアップアイコン、少人数アイコン、および複数人アイコンのそれぞれの右側には、文字“バストアップ”、“少人数”、および“複数人”のそれぞれが表示されている。
また、チェックボックス145乃至チェックボックス153のそれぞれには、そのチェックボックスが操作されて選択されたとき、チェック記号が表示されるようになされている。図4の例では、チェックボックス145乃至チェックボックス153の全てが選択されており、それらのチェックボックスにチェック記号が表示されている。
さらに、チェックボックス146が選択されていない場合、すなわちチェックボックス146にチェック記号が表示されていない場合、チェックボックス148乃至チェックボックス150のそれぞれを操作することができないようになされている。したがって、例えば、ユーザがチェックボックス148を操作しようとする場合、ユーザは、チェックボックス146を選択してから、チェックボックス148を操作して選択することになる。
同様に、チェックボックス147が選択されていない場合、チェックボックス151乃至チェックボックス153のそれぞれを操作することができないようになされている。したがって、例えば、ユーザがチェックボックス151を操作しようとする場合、ユーザは、チェックボックス147を選択してから、チェックボックス151を操作して選択することになる。
タイルインデックス121においては、ユーザが、チェックボックス145およびチェックボックス148乃至チェックボックス153のそれぞれを操作することによって、ユーザは、所望するシーンラベルのシーンのサムネイル画像だけをタイルインデックス121に表示させることができる。また、ユーザがこれらのチェックボックス145乃至チェックボックス153を操作すると、その操作に応じて選択されたシーンラベルのシーンのサムネイル画像がタイルインデックス121に表示し直される。
例えば、ユーザがチェックボックス148だけを選択し、他のチェックボックス145およびチェックボックス149乃至チェックボックス153を選択しなかった場合、タイルインデックス121には、シーンメタデータ記録部23に記録されているシーンメタデータにより示されるシーンのうち、男性会話シーンのサムネイル画像だけが表示される。
図4の例では、チェックボックス145およびチェックボックス148乃至チェックボックス153のそれぞれが選択されているので、シーンメタデータ記録部23に記録されているシーンメタデータにより示される全てのシーンのサムネイル画像が表示される。
タイルインデックス121に表示されているサムネイル画像131−1乃至サムネイル画像134−3のそれぞれには、その左上の部分にそれぞれのサムネイル画像により示されるシーンのシーンラベルを示すアイコンが表示されている。例えば、サムネイル画像131−1の左上の部分には、シーンチェンジアイコンおよび男性アイコンが表示されており、サムネイル画像131−2の左上の部分には、女性アイコンが表示されている。
ここで、チェックボックス145およびチェックボックス148乃至チェックボックス153のそれぞれにより選択されたシーンラベルのシーンのうち、互いにサムネイル画像が同じであるシーンがある場合、タイルインデックス121には1つのサムネイル画像だけが表示され、そのサムネイル画像に複数のアイコンが表示される。例えば、チェックボックスにより選択されたシーンラベルのシーンのうち、シーンラベルが笑い声シーンである1つのシーンのサムネイル画像と、シーンラベルが多人数シーンである1つのシーンのサムネイル画像とが同じである場合、1つのサムネイル画像131−4が表示され、そのサムネイル画像131−4には、笑いアイコンおよび複数人アイコンが表示される。
さらに、タイルインデックス121に表示されるサムネイル画像131−1乃至サムネイル画像134−3のそれぞれの右下の部分に、そのサムネイル画像により示されるシーンの再生時間、すなわちそのシーンの開始時刻から終了時刻までの時間の長さが表示されるようにしてもよい。
タイルインデックス121の図中、右側には、サムネイル画像を表示する領域をスクロールするときに操作されるスクロールバー154が設けられている。ユーザは、このスクロールバー154を操作することにより、サムネイル画像131−1乃至サムネイル画像134−3のそれぞれが表示されている領域を図中、上下方向にスクロールさせることができる。
また、タイルインデックス121の図中、右上には、各種の設定を行うときに操作されるボタン155、タイルインデックス121を表示させるときに操作されるボタン156、および動画像ファイルの動画像ごとにサムネイル画像が時系列に並べられて表示されるリストインデックスを表示させるときに操作されるボタン157が設けられている。
ユーザは、ボタン156またはボタン157を操作することにより、サムネイル画像の一覧としてのタイルインデックス121とリストインデックスとの表示の切り替えをさせることができる。
なお、図4では、チェックボックス145およびチェックボックス148乃至チェックボックス153のうち、選択されているチェックボックスにより示されるシーンラベルのうちのいずれかのシーンラベルであるシーンのサムネイル画像がタイルインデックス121に表示されているが、例えば、ユーザが、ボタン155を操作することによって、選択されているチェックボックスにより示される全てのシーンラベルが含まれるシーンのサムネイル画像だけが表示されるようにしてもよい。この場合、例えば、チェックボックス149およびチェックボックス150だけが選択されているとき、タイルインデックス121には、女性会話シーンであり、かつ笑い声シーンであるシーンのサムネイル画像が表示される。
タイルインデックス121において、チェックボックス145乃至チェックボックス153のいずれも選択されていない場合、タイルインデックス121には、図5に示すように、動画像ファイル記録部21に記録されている動画像ファイルの動画像のサムネイル画像が時系列で表示される。なお、図5において図4における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、繰り返しになるのでその説明は省略する。
図5では、タイルインデックス121の中央にある1つの四角形が、1つのサムネイル画像を示している。ここで、動画像ファイルの動画像のサムネイル画像は、動画像ファイル記録部21に記録されている動画像ファイルに含まれており、その動画像の最初のフレームを構成する静止画像が縮小された画像とされる。
また、タイルインデックス121が表示されている状態で、ボタン157が操作されると、サムネイル画像の一覧の表示が、タイルインデックス121から図6に示すリストインデックスに切り替えられる。なお、図6において、図4における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、繰り返しになるのでその説明は省略する。
図6においてリストインデックス181の左側には、動画像ファイル記録部21に記録されている各動画像ファイルの動画像のサムネイル画像191−1乃至サムネイル画像191−4のそれぞれが、縦方向に並べられて表示されている。
また、それぞれの動画像のサムネイル画像191−1乃至サムネイル画像191−4の右側には、それらの動画像に含まれているシーンであって、チェックボックス145乃至チェックボックス153により選択されているシーンラベルのシーンのサムネイル画像が時系列に並べられて表示されている。
すなわち、サムネイル画像192−1乃至サムネイル画像192−5のそれぞれは、サムネイル画像191−1により示される動画像に含まれているシーンのサムネイル画像を示しており、サムネイル画像193−1乃至サムネイル画像193−5のそれぞれは、サムネイル画像191−2により示される動画像に含まれているシーンのサムネイル画像を示している。同様に、サムネイル画像194−1乃至サムネイル画像194−5のそれぞれは、サムネイル画像191−3により示される動画像に含まれているシーンのサムネイル画像を示しており、サムネイル画像195−1乃至サムネイル画像195−5のそれぞれは、サムネイル画像191−4により示される動画像に含まれているシーンのサムネイル画像を示している。
サムネイル画像192−1乃至サムネイル画像192−5のそれぞれは、左側から開始時刻の早い順に並べられている。同様に、サムネイル画像193−1乃至サムネイル画像193−5のそれぞれ、サムネイル画像194−1乃至サムネイル画像194−5のそれぞれ、およびサムネイル画像195−1乃至サムネイル画像195−5のそれぞれも、左側から開始時刻の早い順に並べられている。
また、リストインデックス181に表示されているサムネイル画像192−1乃至サムネイル画像195−5のそれぞれには、タイルインデックス121における場合と同様に、その左上の部分にそれぞれのサムネイル画像により示されるシーンのシーンラベルを示すアイコンが表示されている。
リストインデックス181には、サムネイル画像192−1乃至サムネイル画像192−5が表示されている領域を図中、左右方向にスクロールさせるときに操作されるシークバー196−1、ボタン197−1、およびボタン198−1が設けられており、サムネイル画像193−1乃至サムネイル画像193−5が表示されている領域を左右方向にスクロールさせるときに操作されるシークバー196−2、ボタン197−2、およびボタン198−2が設けられている。
同様に、リストインデックス181には、サムネイル画像194−1乃至サムネイル画像194−5が表示されている領域を図中、左右方向にスクロールさせるときに操作されるシークバー196−3、ボタン197−3、およびボタン198−3が設けられており、サムネイル画像195−1乃至サムネイル画像195−5が表示されている領域を左右方向にスクロールさせるときに操作されるシークバー196−4、ボタン197−4、およびボタン198−4が設けられている。
さらにリストインデックス181において、チェックボックス145乃至チェックボックス153のいずれも選択されていない場合、サムネイル画像191−1乃至サムネイル画像191−4のそれぞれの右側には、例えばサムネイル画像191−1乃至サムネイル画像191−4のそれぞれにより示される動画像ファイルを構成する各GOP(Group of Pictures)に含まれる先頭のIピクチャが縮小された画像がサムネイル画像として時系列に表示される。
このように、動画像ファイルごとに、その動画像ファイルの動画像に含まれるシーンのサムネイル画像を並べて表示することで、ユーザは、どの動画像にどのようなシーンが含まれているかを容易に知ることができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、再生装置11が、サムネイル画像の一覧としてのタイルインデックス121または、リストインデックス181を表示する処理であるインデックス表示処理について説明する。
このインデックス表示処理は、ユーザが入力部24を操作してタイルインデックス121またはリストインデックス181の表示を指示するか、タイルインデックス121またはリストインデックス181が表示されている状態において、チェックボックス145乃至チェックボックス153のいずれかが操作されると開始される。
ステップS11において、管理部32は、ユーザによる入力部24の操作に応じて、ユーザにより選択されたシーンラベルを選択する。例えば、チェックボックス145およびチェックボックス148乃至チェックボックス153のうち、チェックボックス148だけが選択されている場合、管理部32は、シーンラベルとして、男性会話シーンを選択する。
そして、管理部32は、シーンメタデータ記録部23に記録されているシーンメタデータを、そのシーンメタデータにより示されるシーンの開始時刻が早い順に1番目のシーンメタデータ、2番目のシーンメタデータ、・・・i番目(但し、iは自然数)のシーンメタデータとし、シーンメタデータを選択するための変数Kを変数K=1として記憶する。
ステップS12において、管理部32は、シーンメタデータ記録部23からK番目のシーンメタデータを読み込む。例えば、管理部32が記憶している変数Kが1である場合、1番目のシーンメタデータ、すなわち最も開始時刻が早いシーンのシーンメタデータを読み込む。
ステップS13において、管理部32は、読み込んだシーンメタデータのシーンラベルがステップS11において選択されたシーンラベルであるか否かを判定する。ステップS13において、選択されたシーンラベルではないと判定された場合、そのシーンメタデータにより示されるシーンは、ユーザにより指定された条件を満たすシーンではなく、そのサムネイル画像は表示されないので、管理部32は記憶している変数Kをインクリメントする。そして処理はステップS12に戻り、次のシーンメタデータが読み込まれる。
これに対してステップS13において、選択されたシーンラベルであると判定された場合、ステップS14に進み、インデックス表示制御部26は、管理部32の制御に基づいてシーンメタデータ記録部23から、K番目のシーンメタデータに含まれているサムネイル画像を取得する。そしてインデックス表示制御部26は取得したサムネイル画像を表示部28に供給して、サムネイル画像を表示させる。
例えば、表示部28の表示画面に図4に示したタイルインデックス121が表示されており、そのタイルインデックス121にサムネイル画像131−1だけが表示されている場合、インデックス表示制御部26は、サムネイル画像131−2の位置に取得したサムネイル画像を表示させる。また、このとき、インデックス表示制御部26は、新たに表示させたサムネイル画像に、K番目のシーンメタデータのシーンラベルを示すアイコンを表示させる。
ステップS15において、管理部32は、K番目のシーンメタデータが最後のシーンメタデータであるか否かを判定する。すなわち、管理部32は、シーンメタデータ記録部23に記録されている全てのシーンメタデータに対して処理を行ったか否かを判定する。
ステップS15において、最後のシーンメタデータでないと判定された場合、管理部32は、記憶している変数Kをインクリメントして処理はステップS12に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS15において、最後のシーンメタデータであると判定された場合、全てのシーンメタデータに対して処理を行ったので、インデックス表示処理は終了する。
このようにして、再生装置11は、ユーザにより選択されたシーンラベルのシーンのサムネイル画像の一覧として、タイルインデックス121またはリストインデックス181を表示する。
このように、選択されたシーンラベルのシーンのサムネイル画像の一覧として、タイルインデックス121またはリストインデックス181を表示することで、ユーザが所望するシーンのサムネイル画像だけを一覧表示させることができる。また、表示されたサムネイル画像にシーンラベルを示すアイコンを表示させるようにしたので、ユーザは、そのアイコンを見るだけで表示されているサムネイル画像が、どのようなシーンのサムネイル画像であるかを容易に理解できる。
ユーザが入力部24を操作して、タイルインデックス121またはリストインデックス181に表示されているサムネイル画像を指定すると、再生装置11はユーザにより指定されたサムネイル画像により示されるシーンを再生する。このとき、ユーザは、ボタン155を操作することにより、指定したシーンだけを再生させるか、または指定したシーンおよびそのシーンに続くシーンを連続して再生させることができる。
例えば、図8Aの左側の図に示すように、1つの動画像に含まれるシーン221乃至シーン223のサムネイル画像のそれぞれがタイルインデックス121に連続して並べられて表示されているとする。ここで、シーン221乃至シーン223のそれぞれのうち、開始時間が最も早いシーンがシーン221であり、開始時間が最も遅いシーンがシーン223であるとする。
この場合、シーン221乃至シーン223のサムネイル画像のそれぞれは、例えば、図4のサムネイル画像131−1乃至サムネイル画像131−3のそれぞれの位置に表示される。そして、ユーザがシーン222を指定し、指定したシーンだけが再生される場合、図8Aの右側の図に示すように、シーン222だけが再生される。
また、図8Bの右側の図に示すように、1つの動画像に含まれるシーン221乃至シーン223のうち、シーン222がユーザにより指定され、指定したシーンおよびそのシーンに続くシーンが連続して再生される場合、シーン222が再生され、その後シーン222の次のシーンであるシーン223が再生される。このとき、シーン222およびシーン223が含まれている動画像のシーン222の終了時刻からシーン223の開始時刻までの区間は再生されない。
すなわち、ユーザにより指定されたシーンおよびそのシーンに続くシーンが連続して再生される場合、タイルインデックス121またはリストインデックス181に並べられて表示されているサムネイル画像により示されるシーンだけが連続して再生される。例えば、図4に示したタイルインデックス121において、ユーザがサムネイル画像133−9を選択すると、サムネイル画像133−9により示されるシーン乃至サムネイル画像134−3により示されるシーンの順番で各シーンが連続して再生される。
なお、以下の説明においては、ユーザにより所定のシーンが指定されて、そのシーンの再生が指示されると、指定されたシーンおよびそのシーンに続くシーンが連続して再生されるものとして説明を続ける。
ユーザによりサムネイル画像、すなわちシーンが指定されてそのシーンが再生される場合、表示部28には、例えば図9に示す再生画面が表示される。
再生画面251には、再生されるシーンが表示される領域252、再生されるシーンのサムネイル画像が時系列に並べられて表示される領域であるフィルムロール253、およびシーンラベルを選択するためのチェックボックス、シーンの再生を制御するときに操作される各種のボタンなどが表示されるコントロール領域254の3つの領域が設けられている。
領域252には、現在再生されているシーンの画像が表示される。また、図中、領域252の左上には再生されているシーンのシーンラベルを示すアイコンが表示されており、領域252の右下にはタイムコードが表示されている。図9の例では、領域252の左上には、シーンチェンジアイコン261および男性アイコン262が表示されている。
フィルムロール253には、ユーザにより指定された条件を満たすシーンのサムネイル画像が並べられている。図9では、ユーザにより指定された条件として、シーンチェンジにより分けられるシーン、男性会話シーン、女性会話シーン、および笑い声シーンであるシーンラベルが選択されているので、フィルムロール253には、それらのシーンラベルのシーンのサムネイル画像263−1乃至サムネイル画像263−7が表示されている。
また、サムネイル画像263−1乃至サムネイル画像263−7のそれぞれの左上の部分には、それらのサムネイル画像により示されるシーンのシーンラベルを示すアイコンが表示されており、例えば、サムネイル画像263−1の左上の部分には、男性アイコンが表示されている。さらに、サムネイル画像263−4は、その周囲が枠で囲まれて強調されており、そのサムネイル画像263−4により示されるシーンが現在再生中であることが表されている。
さらに、また、フィルムロール253の図中左側および右側には、それぞれサムネイル画像が表示される領域を左右方向にスクロールさせるときに操作されるボタン264−1およびボタン264−2が設けられている。
ここで、フィルムロール253に表示されるサムネイル画像は、図10に示すように時系列に並べられる。なお、図10において、横方向は時間を示しており、図9における場合と対応する部分には同一の符号を付してある。
図10では、動画像ファイルにより再生される動画像301のうち、ユーザにより選択されたシーンラベルのシーンとして、シーン302乃至シーン304が含まれている。なお、動画像301およびシーン302乃至シーン304のそれぞれの左端は、それらの動画像またはシーンの開始時刻を示しており、右端は終了時刻を示している。また、シーン302乃至シーン304のそれぞれの左下の長方形は、それぞれのシーンのサムネイル画像を示している。
動画像301に含まれるシーン302乃至シーン304のうち、最も開始時刻が早いシーンは、シーン302であるので、まずシーン302のサムネイル画像263−3がフィルムロール253に表示され、そのサムネイル画像263−3にはシーン302のシーンラベルを示すアイコンが表示される。
続いて、動画像301に含まれるシーン302乃至シーン304のうち、フィルムロール253に表示されたシーン302の次に開始時刻が早いシーンは、シーン303であるので、シーン303のサムネイル画像263−4が、最後にフィルムロール253に表示されたサムネイル画像263−3の右側に並べられて表示され、シーンラベルを示すアイコンも表示される。
同様にして、シーン304のサムネイル画像263−5が最後に表示されたサムネイル画像263−4の右側に並べられて表示され、順次、開始時刻の早い順にそのシーンのサムネイル画像が時系列に並べられて表示される。
図9の再生画面251の説明に戻り、コントロール領域254には、再生するシーンの条件としてのシーンラベルを変更するときに操作されるボタン265乃至ボタン267が設けられている。
ボタン265乃至ボタン267のそれぞれは、シーンラベルが選択し直されるときに操作される。ボタン265乃至ボタン267のそれぞれは、ユーザにより操作されて選択されると、それらのボタンが表示される色または輝度が変化し、ボタン265乃至ボタン267のそれぞれが選択されているか否かが分かるようになされている。
ボタン265は、シーンラベルとしてのシーンチェンジにより分けられるシーンを選択するときに操作される。ボタン265には、シーンチェンジアイコンが表示されており、さらにそのシーンチェンジアイコンの右側には、文字“SCENE CHANGE”が表示されている。ボタン265が選択されている場合、シーンラベルとしてシーンチェンジにより分けられるシーンが選択され、ボタン265が選択されていない場合、シーンチェンジにより分けられるシーンは、シーンラベルとして選択されない。
また、ボタン265の右側には、シーンラベルとしての男性会話シーン、女性会話シーン、または笑い声シーンを選択するためのボタン266が設けられている。ボタン266には、会話に関するシーンを示す画像が表示されており、さらにその右側には文字“TALK FILTER”が表示されている。ボタン266が選択されている場合、ユーザがボタン266の下に設けられたチェックボックス268乃至チェックボックス270のそれぞれを操作することができ、ボタン266が選択されていない場合、ユーザがチェックボックス268乃至チェックボックス270のそれぞれを操作することができないようになされている。
ボタン266の右側には、シーンラベルとしてのポートレートシーン、少人数シーン、または多人数シーンを選択するためのボタン267が設けられている。ボタン267には、人に関するシーンを示す画像が表示されており、さらにその右側には文字“PERSON FILTER”が表示されている。ボタン267が選択されている場合、ユーザがボタン267の下に設けられたチェックボックス271乃至チェックボックス273のそれぞれを操作することができ、ボタン267が選択されていない場合、ユーザがチェックボックス271乃至チェックボックス273のそれぞれを操作することができないようになされている。
図中、ボタン266の下側には、シーンラベルとしての男性会話シーンを選択するためのチェックボックス268、女性会話シーンを選択するためのチェックボックス269、および笑い声シーンを選択するためのチェックボックス270が設けられている。チェックボックス268乃至チェックボックス270のそれぞれの右側には、シーンラベルを示す画像である男性アイコン、女性アイコン、および笑いアイコンのそれぞれが表示されている。そして、男性アイコン、女性アイコン、および笑いアイコンのそれぞれの右側には、文字“男性”、“女性”、および“笑い”のそれぞれが表示されている。
また、図中、ボタン267の下側には、シーンラベルとしてのポートレートシーンを選択するためのチェックボックス271、少人数シーンを選択するためのチェックボックス272、および多人数シーンを選択するためのチェックボックス273が設けられている。チェックボックス271乃至チェックボックス273のそれぞれの右側には、シーンラベルを示す画像であるバストアップアイコン、少人数アイコン、および複数人アイコンのそれぞれが表示されている。そして、バストアップアイコン、少人数アイコン、および複数人アイコンのそれぞれの右側には、文字“バストアップ”、“少人数”、および“複数人”のそれぞれが表示されている。
チェックボックス268乃至チェックボックス273のそれぞれは、図4に示したチェックボックス148乃至チェックボックス153のそれぞれと同様に、そのチェックボックスが選択されている場合、それぞれのチェックボックスにはチェック記号が表示され、対応するシーンがシーンラベルとして選択される。したがって、例えば、チェックボックス268が選択された場合、シーンラベルとして男性会話シーンが選択される。
さらに、チェックボックス268乃至チェックボックス273のそれぞれの下には、再生されるシーンを選択するときに操作されるシークバー274が設けられている。
シークバー274の下には、選択されているシーンを再生または一時停止させるときに操作されるボタン275、シーンの再生を停止させるときに操作されるボタン276、並びに再生しているシーンをスキップさせるときに操作されるボタン277およびボタン278が設けられている。
また、シークバー274の下には、フィルムロール253を表示させたり、その表示を消去させたりするときに操作されるボタン279、ボタン265乃至ボタン267およびチェックボックス268乃至チェックボックス273を表示させたり、その表示を消去させたりするときに操作されるボタン280、並びにフィルムロール253およびコントロール領域254を表示させたり、その表示を消去させたりするときに操作されるボタン281が設けられている。
例えば、シーンの再生中にユーザがボタン277またはボタン278を操作すると、図11に示すように、再生しているシーンまたは次のシーンの先頭の位置に、再生位置がスキップされる。なお、図11において、横方向は時間を示しており、図10における場合と対応する部分には同一の符号を付してある。
動画像301に含まれるシーン302乃至シーン304が選択され、連続して再生される場合、現在再生している位置が矢印K11に示される位置、すなわちシーン302の所定の位置であるとき、ユーザによりボタン277が操作されると、矢印K21に示されるように再生位置はシーン302の先頭の位置とされ、シーン302の先頭、すなわち開始時刻から再生が開始される。また、現在再生している位置が矢印K11に示される位置であるとき、ユーザによりボタン278が操作されると、矢印K22に示されるように再生位置はシーン303の先頭の位置とされ、シーン303の先頭、すなわち開始時刻から再生が開始される。
同様に、現在再生している位置が矢印K12に示される位置、すなわちシーン303の所定の位置であるとき、ユーザによりボタン277が操作されると、矢印K23に示されるように再生位置はシーン303の先頭の位置とされ、シーン303の先頭から再生が開始される。また、現在再生している位置が矢印K12に示される位置であるとき、ユーザによりボタン278が操作されると、矢印K24に示されるように再生位置はシーン304の先頭の位置とされ、シーン304の先頭から再生が開始される。
さらに、現在再生している位置が矢印K13に示される位置、すなわちシーン303の所定の位置であって、シーン304の終了位置よりも後の位置でるとき、ユーザによりボタン277が操作されると、矢印K25に示されるように再生位置はシーン304の先頭の位置とされ、シーン304の先頭から再生が開始される。また、現在再生している位置が矢印K13に示される位置であるとき、ユーザによりボタン278が操作されると、シーン304よりも開始時刻が遅いシーンがないので、すなわちシーン304が最後のシーンであるので再生位置はスキップされず、そのままシーン303が継続して再生される。
また、ユーザにより選択されたシーンが再生されているときに、再生画面251のボタン265乃至ボタン267またはチェックボックス268乃至チェックボックス273を操作することにより、再生するシーンのシーンラベルを選択し直すことができる。
例えば、図12Aに示すように、シーンラベルとして、シーンチェンジにより分けられるシーン、男性会話シーン、女性会話シーン、笑い声シーン、ポートレートシーン、少人数シーン、および多人数シーンが検索された結果、1つの動画像331から、シーンチェンジにより分けられるシーン332乃至シーン334、男性会話シーンであるシーン335、笑い声シーンであるシーン336、女性会話シーンであるシーン337、多人数シーンであるシーン338、および少人数シーンであるシーン339が検索され、シーン332が再生されているとする。
なお、図12Aにおいて横方向は時間を表し、矢印K41により示される動画像331の位置、すなわちシーン332の所定の位置は現在再生されている位置を示している。また、動画像331およびシーン332乃至シーン339のそれぞれの左端は、開始時刻を示しており、右端は終了時刻を示している。
選択されたシーンラベルのシーンが検索されると、検索されたシーン332乃至シーン339のそれぞれは、その開始時刻が早いシーンから順番に連続して再生される。そして、シーン332が再生されている状態で、図12Bに示すようにユーザが再生画面251に設けられたボタン265乃至ボタン267またはチェックボックス268乃至チェックボックス273を操作することにより、新たにシーンラベルを選択し直すと、新たに選択されたシーンラベルのシーンが動画像331から選択し直される。
図12Bでは、チェックボックス268乃至チェックボックス270およびチェックボックス272が選択されており、それぞれのチェックボックスにはチェック記号が表示されている。
すると、再生装置11は、新たに選択されたチェックボックス268乃至チェックボックス270およびチェックボックス272のそれぞれに対応する、シーンラベルが男性会話シーン、女性会話シーン、笑い声シーン、および少人数シーンであるシーンを再生している動画像331から検索する。
これにより、図12Cに示されるように、シーン335乃至シーン337およびシーン339が検索される。そして、再生装置11は、シーン332の再生を停止し、動画像の矢印K42に示される位置、すなわち検索されたシーンのうち、これまで再生していたシーン332の開始時刻に最も近い開始時刻のシーンの先頭位置から順番に再生を開始する。この場合、検索されたシーンのうち、シーン332の開始時刻に最も近い開始時刻のシーン335から、シーン335乃至シーン337およびシーン339の順番で各シーンが連続して再生される。
また、ユーザにより選択されたシーンラベルのシーンが連続して再生される場合、図13に示すように、必要に応じて各シーンの終了時刻が変更される。なお、図13において横方向は時間軸を示している。また、図中、1つの矢印は1つのシーンを表している。さらに、各矢印の左端はシーンの先頭の位置、すなわち開始時刻を示しており、右端は終了位置、すなわち終了時刻を示している。
ユーザにより選択されたシーンラベルのシーンとして、シーンSn+1乃至シーンSn+8のそれぞれが検索されると、これらのシーンSn+1乃至シーンSn+8が開始時刻の早い順に、すなわちシーンSn+1乃至シーンSn+8の順に連続して再生される。そのような場合、再生される各シーンには、他のシーンの所定の区間と同じ区間が含まれていることがある。
例えば、シーンSn+2の開始時刻は、直前に再生されるシーンSn+1の終了時刻よりも早い時刻であるため、シーンSn+1が再生された後、シーンSn+2が再生されると、シーンSn+2の開始時刻から、シーンSn+2におけるSn+1の終了時刻に対応する時刻までの区間が重複されて再生されることになる。
そこで、再生装置11は、再生する各シーンの終了時刻を必要に応じて変更する。なお、図13では、シーンS’n+1乃至シーンS’n+8のそれぞれは、必要に応じて終了時刻が変更されたシーンSn+1乃至シーンSn+8のそれぞれを表している。
まず、最初に再生されるシーンSn+1の終了時刻は、次に再生されるシーンSn+2の開始時刻よりも遅い時刻であるので、シーンSn+1の終了時刻はシーンSn+2の開始時刻に変更され、終了時刻変更後のシーンSn+1であるシーンS’n+1とされる。
次に、シーンSn+2の終了時刻は、次に再生されるシーンSn+3の開始時刻よりも早い時刻であるので、シーンSn+2の終了時刻はそのままとされ、終了時刻変更後のシーンSn+2であるシーンS’n+2とされる。
また、シーンSn+3の終了時刻は、次に再生されるシーンSn+4の開始時刻よりも遅い時刻であるので、シーンSn+3の終了時刻はシーンSn+4の開始時刻に変更されて、終了時刻変更後のシーンSn+3であるシーンS’n+3とされる。
さらに、シーンSn+4の終了時刻は、直前に再生されるシーンSn+3の終了時刻よりも早い時刻であるので、シーンSn+4の終了時刻はシーンSn+3の終了時刻に変更されて、終了時刻変更後のシーンSn+4であるシーンS’n+4とされる。
同様に、シーンSn+5の終了時刻は、次に再生されるシーンSn+6の開始時刻よりも遅い時刻であるので、シーンSn+5の終了時刻はシーンSn+6の開始時刻に変更されて、終了時刻変更後のシーンSn+5であるシーンS’n+5とされる。
次に、シーンSn+6の終了時刻は、次に再生されるシーンSn+7の開始時刻よりも遅い時刻であるので、シーンSn+6の終了時刻はシーンSn+7の開始時刻に変更されて、終了時刻変更後のシーンSn+6であるシーンS’n+6とされる。
また、シーンSn+7の終了時刻は、次に再生されるシーンSn+8の開始時刻よりも早い時刻であるが、2つ前に再生されるシーンSn+5の終了時刻は、シーンSn+8の開始時刻よりも遅い時刻であるので、シーンSn+7の終了時刻はシーンSn+8の開始時刻に変更されて、終了時刻変更後のシーンSn+7であるシーンS’n+7とされる。
さらに、シーンSn+8の終了時刻は、3つ前に再生されるシーンSn+5の終了時刻よりも早い時刻であるので、シーンSn+8の終了時刻はシーンSn+5の終了時刻に変更されて、終了時刻変更後のシーンSn+8であるシーンS’n+8とされる。
このようにして、再生装置11は、再生するシーンSn+1乃至シーンSn+8の終了時刻を必要に応じて変更し、終了時刻が変更されたシーンSn+1乃至シーンSn+8であるシーンS’n+1乃至シーンS’n+8を順番に再生する。
この場合、動画像のシーンS’n+2の終了時刻とシーンS’n+3の開始時刻との間の区間、およびシーンS’n+4の終了時刻とシーンS’n+5の開始時刻との間の区間は再生されない。したがって、シーンS’n+2の終了時刻まで再生されると、再生位置がシーンS’n+3の開始時刻に移動され、シーンS’n+4の終了時刻まで再生されると、再生位置がシーンS’n+5の開始時刻に移動されて各シーンが再生される。
このように、各シーンの終了時刻を必要に応じて変更することによって、動画像の所定の区間を重複して再生することなく、ユーザが視聴したいと思う区間だけを効率よく再生することができる。
次に、図14のフローチャートを参照して、再生装置11がユーザにより選択されたシーンラベルのシーンを連続して再生する処理である、連続再生処理について説明する。
この連続再生処理は、ユーザがタイルインデックス121またはリストインデックス181において所望するシーンラベルを選択し、シーンの連続再生を指示すると開始される。
ステップS41において、再生装置11は再生リスト生成処理を行う。なお、再生リスト生成処理の詳細は後述するが、この再生リスト生成処理において、再生装置11は、ユーザにより選択されたシーンラベルのシーンを検索し、検索されたシーンをこれから再生するシーンのリストに登録することにより再生リストを生成する。
ステップS42において、管理部32は、生成した再生リストに再生すべきシーンがあるか否かを判定する。すなわち、管理部32は、再生リストに選択されたシーンラベルのシーンが登録されているか否かを判定する。
ステップS42において、再生すべきシーンがないと判定された場合、シーンの再生を行わないので、ステップS43の処理はスキップされて連続再生処理は終了する。
これに対して、ステップS42において、再生すべきシーンがあると判定された場合、ステップS43に進み、再生部27は再生リストに登録されているシーンを順番に再生し、連続再生処理は終了する。
例えば、再生リストには、選択されたシーンを特定するシーンID、そのシーンが含まれている動画像の動画像ファイルを特定するビデオファイルID、並びに選択されたシーンの開始時刻および終了時刻が、選択されたシーンの開始時刻の早い順、すなわち再生する順に並べられている。
管理部32は、再生リストを生成すると、生成した再生リストを再生部27に供給する。再生部27は、再生リストの先頭のシーンから順番に、動画像ファイル記録部21から、そのシーンのビデオファイルIDにより特定される動画像ファイルを取得する。そして、再生部27は、取得した動画像ファイルの再生リストにより示される開始時刻から終了時刻までの区間の動画像データを、例えば、MPEG4(Moving Picture Experts Group phase 4)、MPEG2などの所定の形式により復号し、これにより得られた動画像データを表示部28に供給して表示させる。なお、ユーザにより再生するシーンが選択された場合には、ユーザにより選択されたシーンから順番に、再生リストに登録されているシーンを再生する。
表示部28は、再生部27から供給された動画像データに基づいて、図9に示した再生画面251の領域252に動画像を表示する。なお、より詳細には、再生部27は表示部28に、領域252の左上の部分に再生しているシーンのシーンラベルを示すアイコンを表示させる。また、動画像ファイルからは、再生するシーンの開始時刻から終了時刻までの区間の音声データも取得されて音声が再生される。
さらに、このとき、管理部32は、再生リストに登録されているシーンのシーンIDをインデックス表示制御部26に供給する。インデックス表示制御部26は、管理部32から供給されたシーンIDにより特定される、シーンメタデータ記録部23に記録されているシーンメタデータからサムネイル画像を取得する。そして、インデックス表示制御部26は、取得したサムネイル画像を表示部28に供給し、フィルムロール253にサムネイル画像を表示させる。
このようにして、再生装置11は再生リストを生成し、生成した再生リストにしたがって、選択されたシーンラベルのシーンを再生する。
次に、図15のフローチャートを参照して、図14のステップS41の処理に対応する処理である再生リスト生成処理について説明する。
ステップS61において、抽出部31は、ユーザにより選択されたシーンラベルのシーンメタデータを抽出してシーンの開始時刻順に並べ、シーンメタデータが開始時刻順に並べられた情報を管理部32に供給する。
例えば、図4に示したタイルインデックス121のチェックボックス148、すなわち男性会話シーンだけが選択されてシーンの再生が指示された場合、抽出部31は、シーンメタデータ記録部23に記録されているシーンメタデータから、シーンラベルが男性会話シーンであるシーンメタデータを抽出する。そして、抽出したシーンメタデータを、そのシーンメタデータに含まれているシーンの開始時刻の早い順に並べて、その情報を管理部32に供給する。
また、管理部32は、再生リストに登録する処理の対象となるシーンのシーンメタデータを選択するための変数Kを、K=1として記憶する。さらに、管理部32の時刻管理部41は、これまで再生リストに登録したシーンの変更前の終了時刻のうち最も遅い時刻を示す変数Tmaxを、Tmax=0として記憶する。
ステップS62において、管理部32は、抽出部31から供給された情報により示されるK番目のシーンメタデータがあるか否かを判定する。
ここで、抽出部31から供給された情報により示されるシーンメタデータのそれぞれは、並べられている順番に1番目のシーンメタデータ、2番目のシーンメタデータ、・・・、N番目(但しNは自然数)のシーンメタデータとされる。したがって、最初のシーンメタデータ、すなわち抽出されたシーンメタデータのうちの最も開始時刻が早いシーンのシーンメタデータが1番目のシーンメタデータとされ、1番目の次に並べられたシーンメタデータ、すなわち2番目に開始時刻が早いシーンのシーンメタデータが2番目のシーンメタデータとされる。
ステップS62において、K番目のシーンメタデータがあると判定された場合、ステップS63に進み、管理部32はK番目のシーンメタデータをシーンメタデータ記録部23から読み込んで、読み込んだシーンメタデータにより示されるシーンをシーンSkとする。ここで、シーンSkにおけるkは、変数Kと同じ値とされる。したがって、例えば1番目のシーンメタデータにより示されるシーンは、シーンS1とされる。
ステップS64において、時刻管理部41は、変数TmaxがシーンSkの終了時刻よりも遅い時刻であるか否かを判定する。ステップS64において、変数TmaxがシーンSkの終了時刻よりも遅い時刻でないと判定された場合、ステップS65に進み、時刻管理部41は、記憶している変数Tmaxの値をシーンSkの終了時刻とする。
一方、ステップS64において、変数TmaxがシーンSkの終了時刻よりも遅い時刻であると判定された場合、処理はステップS66に進む。
ステップS64において変数TmaxがシーンSkの終了時刻よりも遅い時刻であると判定されるか、ステップS65において変数Tmaxが変更されると、ステップS66において、管理部32は、K+1番目のシーンメタデータがあるか否かを判定する。
ステップS66において、K+1番目のシーンメタデータがないと判定された場合、処理はステップS69に進む。
一方、ステップS66において、K+1番目のシーンメタデータがあると判定された場合、ステップS67に進み、時刻管理部41は、変数TmaxがシーンSk+1の開始時刻よりも遅い時刻であるか否かを判定する。
ステップS67において、変数TmaxがシーンSk+1の開始時刻よりも遅い時刻であると判定された場合、ステップS68に進み、時刻管理部41は、シーンSkの終了時刻をシーンSk+1の開始時刻とする。例えば、シーンSkが図13に示したシーンSn+1である場合、変数TmaxはシーンSn+1の終了時刻とされ、変数TmaxはシーンSk+1、すなわちシーンSn+2の開始時刻よりも遅い時刻であるので、再生時におけるシーンSn+1の終了時刻はシーンSn+2の開始時刻に変更され、シーンS’n+1とされる。
また、例えば、シーンSkが図13に示したシーンSn+7である場合、変数TmaxはシーンSn+5の終了時刻とされ、変数TmaxはシーンSk+1、すなわちシーンSn+8の開始時刻よりも遅い時刻であるので、再生時におけるシーンSn+7の終了時刻はシーンSn+8の開始時刻に変更され、シーンS’n+7とされる。
一方、ステップS67において、変数TmaxがシーンSk+1の開始時刻よりも遅い時刻でないと判定された場合、ステップS69に進む。
ステップS66においてK+1番目のシーンメタデータがないと判定されるか、ステップS67において変数TmaxがシーンSk+1の開始時刻よりも遅い時刻でないと判定されると、ステップS69において、時刻管理部41は、シーンSkの終了時刻を変数Tmaxとする。例えば、シーンSkが図13に示したシーンSn+4である場合、変数TmaxはシーンSn+3の終了時刻とされ、変数TmaxはシーンSk+1、すなわちシーンSn+5の開始時刻よりも早い時刻であるので、再生時におけるシーンSn+4の終了時刻は変数Tmaxの値であるシーンSn+3の終了時刻に変更され、シーンS’n+4とされる。
また、例えば、シーンSkが、図13に示したシーンSn+2である場合、変数Tmaxは、シーンSn+2の終了時刻とされ、変数TmaxはシーンSk+1、すなわちシーンSn+3の開始時刻よりも早い時刻であるので、再生時におけるシーンSn+2の終了時刻は変数Tmaxの値であるシーンSn+2の終了時刻とされ、シーンS’n+2とされる。
ステップS68またはステップS69において、シーンSkの終了時刻が変更されると、ステップS70に進み、管理部32は終了時刻が変更されたシーンSkを再生リストに登録する。より具体的には、管理部32は再生リストの最後、すなわち再生リストに最後に追加されたシーンSk−1のシーンID、シーンSk−1が含まれている動画像ファイルのビデオファイルID、並びにシーンSk−1の開始時刻および終了時刻の後ろの位置に、シーンSkのシーンID、シーンSkが含まれている動画像ファイルのビデオファイルID、シーンSkの開始時刻、および変更されたシーンSkの終了時刻を追加して、シーンSkを再生リストに登録する。
ステップS71において、管理部32は記憶している変数Kをインクリメントして処理はステップS62に戻り、上述した処理が繰り返される。
また、ステップS62において、K番目のシーンメタデータがないと判定された場合、すなわち抽出された全てのシーンが再生リストに登録された場合、処理は図14のステップS42に進む。
このようにして、再生装置11はユーザにより選択されたシーンラベルのシーンメタデータを抽出する。そして、再生装置11は抽出したシーンメタデータのシーンの終了時刻を必要に応じて変更し、再生リストを生成する。
このように、再生するシーンの終了時刻を必要に応じて変更することで、再生装置11は、ユーザが視聴したいシーン、すなわちユーザにより選択されたシーンラベルのシーンをより効率よく再生することができる。
また、選択されたシーンラベルのシーンの再生中に、ユーザが図9に示した再生画面251のボタン265乃至ボタン267、およびチェックボックス268乃至チェックボックス273を操作してシーンラベルを変更すると、再生装置11は、新たに選択されたシーンラベルに基づいて再生リストを生成し直し、新たな再生リストに基づくシーンの再生を行う処理である、シーンラベル変更処理を行う。
以下、図16のフローチャートを参照して、再生装置11によるシーンラベル変更処理について説明する。
ステップS101において、再生装置11は、再生リスト生成処理を行う。なお、再生リスト生成処理において、ユーザにより選択されたシーンラベルに基づいて新たな再生リストが生成されて再生部27に供給される処理が行われるが、この再生リスト生成処理は、図15のフローチャートを参照して説明した再生リスト生成処理と同様であるので、その説明は省略する。
ステップS102において、管理部32は、現在再生しているシーンが、新たに生成された再生リストに登録されているか否かを判定する。
ステップS102において、再生しているシーンが再生リストに登録されていると判定された場合、ステップS103に進み、再生部27は、新たに生成された再生リストにしたがって、現在再生しているシーンおよびそれ以降のシーンを順番に再生し、シーンラベル変更処理は終了する。例えば、現在再生しているシーンが、新たに生成された再生リストの3番目に登録されている場合、再生部27は、現在再生しているシーンの再生が終了した後、4番目以降のシーンを順次再生する。
また、ステップS102において、再生しているシーンが再生リストに登録されていないと判定された場合、ステップS104に進み、管理部32は、再生しているシーンと同じ動画像ファイルのシーンが再生リストにあるか否かを判定する。例えば、管理部32は、再生リストに登録されているシーンのうち、再生しているシーンとビデオファイルIDが同じシーンがある場合、同じ動画像ファイルのシーンが再生リストにあると判定する。
ステップS104において、同じ動画像ファイルのシーンが再生リストにあると判定された場合、ステップS105に進み、再生部27は、新たに生成された再生リストにしたがって、再生しているシーンと同じ動画像ファイルのシーンのうち、再生しているシーンの開始時刻と最も開始時刻の近いシーンから順番に再生し、シーンラベル変更処理は終了する。
例えば、再生しているシーンと同じ動画像ファイルのシーンのうち、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンがある場合、再生部27は、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンのうち、開始時刻が、再生しているシーンの開始時刻に最も近いシーンから再生を開始する。そして、新たに再生が開始されたシーンの再生が終了すると、再生リストにおけるその再生が終了したシーン以降のシーンが順番に再生される。
また、例えば、再生しているシーンと同じ動画像ファイルのシーンのうち、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンがない場合、再生部27は、開始時刻が、再生しているシーンの開始時刻に最も近いシーンから再生を開始する。そして、新たに再生が開始されたシーンの再生が終了すると、再生リストにおけるその再生が終了したシーン以降のシーンが順番に再生される。
さらに、ステップS104において、同じ動画像ファイルのシーンが再生リストにないと判定された場合、ステップS106に進み、管理部32は、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンが再生リストに登録されているか否かを判定する。
ステップS106において、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンが登録されていると判定された場合、ステップS107に進む。ステップS107において、再生部27は、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンのうち、再生しているシーンの開始時刻に最も開始時刻の近いシーンから順番に、再生リストに登録されているシーンを連続して再生し、シーンラベル変更処理は終了する。
一方、ステップS106において、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンが登録されていないと判定された場合、ステップS108に進み、再生部27は、再生リストの先頭のシーンから順番に、再生リストに登録されているシーンを連続して再生し、シーンラベル変更処理は終了する。
このようにして、再生装置11は、シーンの再生中にシーンラベルが変更されると、新たな再生リストを生成し、生成した再生リストに登録されているシーンのうち、現在再生しているシーンにより近い時刻のシーンから順番に再生する。
このように、新たな再生リストに登録されているシーンのうち、現在再生しているシーンにより近い時刻のシーンから順番に再生することによって、ユーザが視聴したいシーンをより効率よく再生することができる。また、再生しているシーンの切り替わりをできるだけユーザに感じさせないように、新たに選択されたシーンラベルのシーンの再生を開始することができる。
なお、以上においては、再生するシーンが登録された再生リストが生成されると説明したが、再生リストが生成されずに、選択されたシーンラベルのシーンが再生されるようにしてもよい。以下、図17のフローチャートを参照して、再生リストを生成しない場合における、連続再生処理について説明する。
ステップS131において、抽出部31は、ユーザにより選択されたシーンラベルのシーンメタデータを抽出して、抽出されたシーンメタデータをシーンの開始時刻順に並べ、シーンメタデータが開始時刻順に並べられた情報を管理部32に供給する。
ステップS132において、管理部32は、ユーザによる入力部24の操作に基づいて、これから再生を開始するシーンを選択する。例えば、ユーザが入力部24を操作して、図4に示したタイルインデックス121のサムネイル画像131−1を選択した場合、管理部32は、サムネイル画像131−1により示されるシーンを、再生を開始するシーンとして選択する。
ステップS133において、再生装置11は再生時刻変更処理を行い、連続再生処理は終了する。なお、再生時刻変更処理の詳細は後述するが、再生時刻変更処理において、再生装置11は、ステップS131において抽出された各シーンメタデータのシーンの終了時刻を変更し、再生を開始するシーンとして選択されたシーンから開始時刻の早い順に、抽出されたシーンを連続して再生する。
このようにして、再生装置11は抽出されたシーンの終了時刻を変更して、それらのシーンを順番に再生する。
次に、図18のフローチャートを参照して、図17のステップS133の処理に対応する処理である再生時刻変更処理について説明する。
ステップS161において、管理部32は、再生の対象となるシーンのシーンメタデータを選択するための変数をKとする。そして、管理部32は、抽出部31から供給された情報により示されるシーンメタデータのうち、ユーザにより選択されたシーンのシーンメタデータが並べられている順番を示す数を変数Kの値とする。
例えば、ユーザにより選択されたシーンのシーンメタデータが、抽出部31から供給された情報により示されるシーンメタデータのうち、3番目に並べられているシーンメタデータである場合、管理部32は変数Kの値をK=3とする。
また、時刻管理部41は、これまで再生したシーンの変更前の終了時刻のうち最も遅い時刻を示す変数をTmaxとする。そして、時刻管理部41は、K番目のシーンメタデータのシーンと同じ動画像ファイルに含まれている、K番目のシーンメタデータのシーンよりも開始時刻が早いシーンであって、最も遅い終了時刻のシーンの終了時刻を変数Tmaxの値とする。
その後、ステップS162の処理乃至ステップS169の処理が行われるが、これらの処理は、図15のステップS62の処理乃至ステップS69の処理のそれぞれと同様であるのでその説明は省略する。
ステップS168またはステップS169において、シーンSkの終了時刻が変更されると、管理部32は、シーンSkが含まれる動画像ファイルのビデオファイルID、シーンSkの開始時刻、およびシーンSkの変更された終了時刻を再生部27に供給する。
ステップS170において、再生部27は、シーンSkを再生する。すなわち、再生部27は、管理部32から供給されたビデオファイルIDにより特定される動画像ファイルを、動画像ファイル記録部21から取得する。そして、再生部27は、取得した動画像ファイルの動画像データのうち、管理部32から供給された開始時刻から終了時刻までの区間の動画像データを、例えば、MPEG4、MPEG2などの所定の形式により復号し、これにより得られた動画像データを表示部28に供給して表示させる。
なお、より詳細には、再生部27は、管理部32から供給されたシーンSkのビデオファイルID、開始時刻、および終了時刻を記憶しておき、現在再生しているシーンの再生が終了すると、次のシーンの再生を開始する。
ステップS171において、管理部32は記憶している変数Kをインクリメントして処理はステップS162に戻り、上述した処理が繰り返される。
また、ステップS162において、K番目のシーンメタデータがないと判定された場合、すなわち抽出された全てのシーンが再生された場合、処理は終了する。
このようにして、再生装置11はユーザにより選択されたシーンラベルのシーンメタデータを抽出し、抽出したシーンメタデータのシーンの終了時刻を必要に応じて変更して再生する。
このように、再生するシーンの終了時刻を必要に応じて変更することで、再生装置11は、ユーザが視聴したいシーン、すなわちユーザにより選択されたシーンラベルのシーンをより効率よく再生することができる。
また、選択されたシーンラベルのシーンの再生中に、ユーザが図9に示した再生画面251のボタン265乃至ボタン267、およびチェックボックス268乃至チェックボックス273を操作してシーンラベルを変更すると、再生装置11は、新たに選択されたシーンラベルに基づいて、新たに選択されたシーンラベルのシーンの再生を行う処理である、シーンラベル変更処理を行う。
以下、図19のフローチャートを参照して、再生リストを生成しない場合における、再生装置11によるシーンラベル変更処理について説明する。
ステップS201において、抽出部31は、ユーザにより新たに選択されたシーンラベルのシーンメタデータを抽出して、抽出されたシーンメタデータをシーンの開始時刻順に並べ、シーンメタデータが開始時刻順に並べられた情報を管理部32に供給する。
ステップS202において、管理部32は、現在再生しているシーンのシーンラベルが、新たに選択されたシーンラベルであるか否かを判定する。例えば、管理部32は、再生しているシーンのシーンメタデータが、抽出部31から供給された情報に含まれている場合、再生しているシーンのシーンラベルが、新たに選択されたシーンラベルであると判定する。
ステップS202において、再生しているシーンのシーンラベルが、新たに選択されたシーンラベルであると判定された場合、ステップS203に進み、管理部32は、再生の対象となるシーンのシーンメタデータを選択するための変数をKとする。そして、管理部32は、抽出部31から供給された情報により示されるシーンメタデータのうち、現在再生しているシーンのシーンメタデータが並べられている順番を示す数を変数Kの値とする。
また、ステップS202において、再生しているシーンのシーンラベルが、新たに選択されたシーンラベルでないと判定された場合、ステップS204に進み、管理部32は、シーンメタデータ記録部23に記録されているシーンメタデータを参照して、再生しているシーンと同じ動画像ファイルのシーンのシーンメタデータが、抽出部31から供給された情報に含まれているか否かを判定する。例えば、管理部32は、抽出部31から供給された情報に含まれているシーンメタデータのシーンのうち、再生しているシーンとビデオファイルIDが同じシーンがある場合、同じ動画像ファイルのシーンのシーンメタデータが含まれていると判定する。
ステップS204において、同じ動画像ファイルのシーンのシーンメタデータが含まれていると判定された場合、ステップS205に進み、管理部32は、再生の対象となるシーンのシーンメタデータを選択するための変数をKとする。そして、管理部32は、再生しているシーンと同じ動画像ファイルのシーンのシーンメタデータのうち、再生しているシーンの開始時刻と最も開始時刻の近いシーンのシーンメタデータが並べられている順番を示す数を変数Kの値とする。
さらに、ステップS204において、同じ動画像ファイルのシーンのシーンメタデータが含まれていないと判定された場合、ステップS206に進み、管理部32は、シーンメタデータ記録部23に記録されているシーンメタデータを参照して、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンのシーンメタデータが、抽出部31から供給された情報に含まれているか否かを判定する。
ステップS206において、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンのシーンメタデータが含まれていると判定された場合、ステップS207に進む。ステップS207において、管理部32は、再生の対象となるシーンのシーンメタデータを選択するための変数をKとする。そして、管理部32は、抽出部31から供給された情報に含まれているシーンメタデータのシーンであって、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンのうち、再生しているシーンの開始時刻に最も開始時刻の近いシーンのシーンメタデータが並べられている順番を示す数を変数Kの値とする。
一方、ステップS206において、再生しているシーンの開始時刻よりも遅い開始時刻のシーンのシーンメタデータが含まれていないと判定された場合、ステップS208に進み、管理部32は、再生の対象となるシーンのシーンメタデータを選択するための変数KをK=1とする。
ステップS203、ステップS205、ステップS207、またはステップS208において、変数Kが定められると、ステップS209において、再生装置11は、再生時刻変更処理を行い、シーンラベル変更処理は終了する。なお、この再生時刻変更処理は、図18のフローチャートを参照して説明した処理と同様であるので、その説明は省略する。
また、この再生時刻変更処理のステップS170において変数Kに対応するシーンSkの再生が開始されるまで、ユーザによりシーンラベルが選択し直されるまで再生していたシーンが継続して再生される。さらに、新たに定められた変数Kに対応するシーンSkが、シーンラベルが選択し直されるまで再生していたシーンと同じである場合、すなわちステップS202からステップS203に進んだ場合、そのシーンSkの終了時刻となるまで、再生しているシーンが継続して再生される。
このようにして、再生装置11は、シーンの再生中にシーンラベルが変更されると、新たに選択されたシーンラベルのシーンのうち、現在再生しているシーンにより近い時刻のシーンから順番に再生する。
このように、新たに選択されたシーンラベルのシーンのうち、現在再生しているシーンにより近い時刻のシーンから順番に再生することによって、ユーザが視聴したいシーンをより効率よく再生することができる。また、再生しているシーンの切り替わりをできるだけユーザに感じさせないように、新たに選択されたシーンラベルのシーンの再生を開始することができる。
以上のように、再生するシーンの終了時刻を必要に応じて変更するようにしてので、ユーザが視聴したいシーンをより効率よく再生することができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図20は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ401のCPU(Central Processing Unit)411は、ROM(Read Only Memory)412、または記録部418に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)413には、CPU411が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU411、ROM412、およびRAM413は、バス414により相互に接続されている。
CPU411にはまた、バス414を介して入出力インターフェース415が接続されている。入出力インターフェース415には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部416、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部417が接続されている。CPU411は、入力部416から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU411は、処理の結果を出力部417に出力する。
入出力インターフェース415に接続されている記録部418は、例えばハードディスクからなり、CPU411が実行するプログラムや各種のデータを記録する。通信部419は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
また、通信部419を介してプログラムを取得し、記録部418に記録してもよい。
入出力インターフェース415に接続されているドライブ420は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア431が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記録部418に転送され、記録される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図20に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVDを含む)、光磁気ディスクを含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア431、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM412や、記録部418を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェースである通信部419を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 再生装置, 21 動画像ファイル記録部, 23 シーンメタデータ記録部, 25 制御部, 26 インデックス表示制御部, 27 再生部, 28 表示部, 31 抽出部, 32 管理部, 41 時刻管理部