JP4734611B2 - 空調設備のリニューアルユニット及びそれを用いた空調設備の施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却庫や冷凍・冷蔵保管庫等の冷却のための空調設備であって、フロン系冷媒を用いた既設の空調設備を地球環境に無害な自然系冷媒を用いた空調設備に切り替える工事に用いられて好適な改造用ユニット及び該改造用ユニットを用いた空調設備の施工方法に関する。
フロン系冷媒は、分子構造上CFC、HCFC及びHFCに分類される。CFC冷媒(クロロフルオロカーボン)は化学的に安定なため分解しにくく、成層圏で初めて分解され、そこで発生した塩素がオゾン層を破壊するため1995年末に全廃されている。HCFC冷媒(ハイドロクロロフルオロカーボン)は、化学的にCFC冷媒ほど安定でないため、成層圏まで達する量が少なく、オゾン層に与える影響がCFC冷媒の1/20程度であるが、既に規制を受けている。
HFC冷媒(ハイドロフルオロカーボン)は分子中に塩素を含まないため、オゾン層を破壊しない冷媒であり、CFCやHCFCに代わって使用され出した代替冷媒である。しかし、HCFC冷媒と同様に、COに比べ数百〜1万倍以上の温室効果をもつことがわかり、地球温暖化への影響を懸念して規制されつつある。
規制前の時期では、例えば、特許文献1(特開平7−269964号公報)に、HFC冷媒又は自然冷媒のアンモニア及び二酸化炭素を使用した冷熱装置が提案され、新設の冷凍回路として検討されている。
図7は、HCFC冷媒に属するR−22冷媒を用いた従来の冷凍装置を示す構成図である。図7において、被冷凍物が収納された低温庫01の屋上等のスペースにR−22冷凍装置02が配置される。なお、R−22冷凍装置02は立面視で図示され、低温庫01は平面視で図示され、低温庫01の入口は扉014で開閉される。冷凍装置02は、R−22冷媒が循環する循環ライン03に圧縮機04、凝縮器05及び受液器06が介設されている。R−22冷媒は圧縮機04で圧縮され、凝縮器05では冷却塔07から冷却水ライン08を通ってポンプ09によって冷却水が供給され、R−22冷媒を冷却し凝縮させる。
凝縮器05で凝縮したR−22冷媒は一旦受液器06に貯留され、その後循環ライン03を経て蒸発器からなる空気冷却器011a、011bに供給される。該空気冷却器は、該循環ライン03に分岐ライン013を介して接続され、低温庫01内の各被空調フロア又は各被空調室ごとに複数設置される。空気冷却器011a、011bの上流側には膨張弁012a、012bが設けられ、R−22冷媒は該膨張弁で減圧され、該空気冷却器で蒸発して蒸発潜熱を周囲の雰囲気から奪い、各被空調フロア又は各被空調室の内部を冷却する。
なお、本明細書において、同一構成の機器が複数存在し、これらの機器に同一の番号を付し、個々の機器を同一番号の末尾にa、b、c、・・・を付して区別することとする。なお、同一機器に共通した事項を説明する場合は、以後末尾のa、b、c、・・・を省略して示す。
特開平7−269964号公報
最近、新規に製造される冷却庫や冷凍・冷蔵保管庫等の冷却のための空調設備の冷媒回路には地球環境にやさしい自然冷媒を使用するものが採用されてきている。しかし既設のR−22等フロン系冷媒を用いた冷却施設の自然冷媒使用への転換は、改造工事が面倒で費用がかかることもあり、一向に進んでいない。冷却庫や冷凍保管庫では、空調設備の休止期間を極力短縮して、被冷却物の保冷を中断させないことが重要である。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、R−22等のフロン系冷媒を用いた既設の空調設備を地球環境に無害な自然系冷媒を用いた空調設備に改造する工事で、冷却施設の空調運転を継続しながら改造工事を行うことを可能にすることによって、工事による空調設備の運転の中断を最小限に留めることにより、工事期間に融通性をもたせ、かつ工事費を低コストにすることを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の空調設備のリニューアルユニットは、
建物に配設されフロン系冷媒使用の冷凍サイクルを構成するフロン冷凍回路を備えた既設の空調設備を自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する冷凍回路を備えた空調設備に交換する改造工事を行なう場合に使用される空調設備のリニューアルユニットであって、
建物に配設された空気冷却器の蒸発器を構成するフロン系冷媒配管と接続される接続部を有し、該フロン系冷媒配管と接続されてフロン系冷媒の密閉された循環路を形成する第1の配管部分と、
該第1の配管部分から分岐して空気冷却器のドレン受け部を介して前記フロン系冷媒配管に接続される接続部を有する第2の配管部分と、
第1の配管部分に介設され自然系冷媒とフロン系冷媒とを熱交換させるカスケードコンデンサと、
第2の配管部分のドレン受け部との接続部より上流側に配置され、第2の配管部分を流れるフロン系冷媒を加熱する加熱手段と、からなり、
前記循環路内でフロン系冷媒を自然循環又は強制循環させると共に、空気冷却器のデフロスト時に第2の配管部分からドレン受け部を介して空気冷却器の蒸発器に加熱されたフロン系冷媒を流すように構成したものである。
本発明のリニューアルユニットは、第1の配管部分が既設の空気冷却器の蒸発器を構成するフロン系冷媒配管と接続されると共に、第2の配管部分が該空気冷却器のドレン受け部を介して前記フロン系冷媒配管に接続されて、フロン系冷媒が循環する密閉された循環路をもつフロン冷凍回路を構成する。フロン冷凍回路から自然系冷媒を用いた冷凍回路への改造工事途中で、自然系冷媒使用の冷凍装置を既設のフロン系冷媒使用の冷凍装置に並設した段階で、自然系冷媒使用の冷凍装置に接続された自然系冷媒配管と既設の空気冷却器間にこのリニューアルユニットを介在させるようにする。
このリニューアルユニットを介在させた状態で、改造工事期間中でも随時空気冷却器の空調運転を行なうことができる。その後、リニューアルユニットを別の空気冷却器に付け替え、前の空気冷却器を自然系冷媒使用の空気冷却器と交換する。このように、リニューアルユニットを用いることにより、改造工事期間中でも随時各空気冷却器の空調運転を行ないながら改造工事を進めていくことができる。
また、ユニット化したリニューアルユニットを用いることにより、付け替え時の取り扱いが容易になる。さらに、リニューアルユニットを別の空気冷却器に付け替え使用することで、1個又は必要とあれば数個のリニューアルユニットだけを用いて、複数の空気冷却器の改造工事を可能とするので、イニシャルコストを低減することができる。
また、このリニューアルユニットは、第2の配管部分と加熱手段を具備しているので、空気冷却器のデフロスト運転を行なうこともできる。デフロスト運転を行なうときは、第2の配管部分にドレン受け部を介して空気冷却器の蒸発器を構成するフロン系冷媒配管に加熱されたフロン系冷媒を流すようにする。これによって、該フロン系冷媒配管で溶解し落下した水滴がドレン受け部で凍結するのを防止できる。
また、本発明の空調設備の施工方法は、
本発明の前記リニューアルユニットを用いて、建物に配設されフロン系冷媒使用の冷凍サイクルを構成するフロン冷凍回路を備えた既設の空調設備を自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する冷凍回路を備えた空調設備に交換する空調設備の施工方法において、
建物に自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する冷凍回路を設ける第1ステップと、
前記フロン冷凍回路に介設され各被空調フロア又は各被空調室ごとに配設された空気冷却器の近傍に、自然系冷媒使用の冷凍回路を構成する自然系冷媒配管を配設する第2ステップと、
ひとつの空気冷却器の近傍に前記リニューアルユニットを配設し、該フロン冷凍回路を構成する既設のフロン系冷媒配管を用いて該リニューアルユニットを構成するカスケードコンデンサと該空気冷却器とを接続する密閉された循環管路を形成することにより、該循環管路内でフロン系冷媒を自然循環又は強制循環させる流路を形成する第3ステップと、
該リニューアルユニットを取り外すと共に、フロン系冷媒を用いる既設の空気冷却器を撤去し、代わりに自然系冷媒を用いる空気冷却器を設置し、該空気冷却器と前記自然系冷媒配管とを接続する第4ステップと、からなり、
前記第3ステップ及び第4ステップを各空気冷却器毎に順次行いながら他の空気冷却器では空調運転を継続するものである。
本発明の施工方法では、まず、第1ステップで建物に自然系冷媒使用の冷凍回路を設けると共に、第2ステップで該冷凍回路を構成する自然系冷媒配管を空気冷却器の近傍に配設する。次に、第3ステップで、空気冷却器のひとつをリニューアルユニットを介して該CO冷媒循環配管に接続する。この段階で該空気冷却器の稼動が可能になる。その後、頃合いをみて第4ステップを実施して、空気冷却器を自然系冷媒使用の空気冷却器に交換する。リニューアルユニットを別の空気冷却器に付け替えながら、これらのステップを各空気冷却器毎に順次行なうようにしている。
本発明のリニューアルユニットを用いることによって、各空気冷却器を稼動しながら改造工事を進めることができる。しかも、1個のリニューアルユニットを複数の空気冷却器に順次付け替えるので、1個のリニューアルユニットを用意すれば足り、イニシャルコストを低減できる。また、該リニューアルユニット20を用いて密閉された循環路を形成するので、フロン系冷媒が外部に漏れるおそれはない。
本発明のリニューアルユニットにおいて、カスケードコンデンサと第2の配管部分との分岐部との間の第1の配管部分に小容量の受液器を介設してもよい。かかる構成とすれば、該受液器でフロン系冷媒の液溜めを行うことにより、第1の配管部分と空気冷却器の蒸発器を構成するフロン系冷媒配管とで形成される循環路内部の冷媒挙動を安定化させることができる。また、受液器の内部で液状の冷媒による液頭を形成するので、液状冷媒の液頭圧により循環路内でのフロン系冷媒の自然循環を容易に形成できる。また、フロン系冷媒の気相を含まずに確実にフロン系冷媒を送ることができるようになり、このため、熱輸送量を増大でき、熱効率を高めることができる。
また、リニューアルユニットを構成するカスケードコンデンサに、フロン系冷媒の流路を密閉可能なシェルアンドチューブ型熱交換器、プレートシェル型熱交換器又はプレート型熱交換器を使用すれば、該カスケードコンデンサにおいて、フロン冷凍回路からフロン系冷媒が漏洩するのを防止することができる。
また、前記加熱手段を電熱ヒータ又は、自然系冷媒使用の冷凍回路の圧縮機出口側の自然系冷媒の保有熱をドレン受け部の上流側を流れるフロン系冷媒に吸収させて該フロン系冷媒を加熱する熱交換器で構成することができる。これによって、圧縮機吐出側のアンモニア冷媒の保有熱を有効利用できるため、余分な熱源を必要としない利点がある。
また、自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する冷凍回路が、NH冷媒使用の冷凍サイクルを構成するNH冷凍回路と、CO冷媒使用の冷凍サイクルを構成し、該NH冷凍回路との間に高段側カスケードコンデンサを介して接続するCO冷凍回路と、からなり、第1の配管部分が前記カスケードコンデンサを介してCO冷凍回路と接続され、該カスケードコンデンサでCO冷媒とフロン系冷媒とを熱交換させるように構成することができる。
かかる構成とすれば、NH冷凍回路とフロン冷凍回路との間にCO冷媒冷凍回路を介在させているので、NH冷媒の使用量を低減することができる。また、高段側にNH冷媒を循環したNH冷凍回路を使用し、低段側にCO冷媒を循環したCO冷凍回路としたため、毒性がありかつ可燃性のあるNH冷媒を用いたNH冷凍回路を構成する機器を屋外に配置し、安全なCO冷媒を用いたCO冷凍回路の構成機器を屋内に配置できるので、漏れが生じた場合の危険性を小さくすることができる。
また、本発明では、空気冷却器の蒸発器を構成するフロン系冷媒配管にリニューアルユニットの第1の配管部分を接続することによって構成される循環路でフロン系冷媒を自然循環させるようにすれば、フロン系冷媒を循環させるための動力を不要とする。一方、該循環路でフロン系冷媒を強制循環させれば、リニューアルユニットを構成するカスケードコンデンサを空気冷却器より上方に設置する必要がなく、該カスケードコンデンサの設置場所の制約が自然循環の場合より緩和される。
本発明において、デフロスト運転中は空気冷却器に付設されたファンは停止するため、該ファンに要する動力を該加熱手段の作動動力として使用することができる。従ってホットガス供給のために余分な動力を必要としない。また、第1の配管部分に前記受液器を介設した場合、デフロスト運転中はデフロストに使用したフロン系冷媒を該受液器に回収するようにする。
加熱されたフロン系冷媒をドレン受け部を経由させる理由は、ドレン受け部をフロン系冷媒で加熱することにより、空気冷却器に付着した霜を融解した融解水がドレン受け部に落ちたとき再び凍らないようにするためである。
本発明の空調設備のリニューアルユニット及び該リニューアルユニットを用いた空調設備の施工方法によれば、フロン系冷媒使用の冷凍回路から自然系冷媒使用の冷凍回路に改造する場合に、このリニューアルユニットを各空気冷却器に順次付け替えることにより、各空気冷却器を随時稼動させながら改造工事を進めることができる。
従って、工事期間中各空気冷却器の停止期間を短縮することができると共に、工事による空調設備の運転の中断を最小限に留めると共に、工事期間に融通性をもたせて工事費を低コストにすることができる。
また、ユニット化したリニューアルユニットを用いることにより、付け替え時の取り扱いが容易になる。さらに、リニューアルユニットを別の空気冷却器に付け替え使用することで、1個又は必要とあれば数個のリニューアルユニットだけを用いて、複数の空気冷却器の改造工事を可能とするので、イニシャルコストを低減することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
次に本発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は、本発明を適用して、R−22冷媒使用の空調設備を自然系冷媒使用の空調設備に改造する手順を示す説明図である。図1(a)は改造前の状態を示す。図1(a)において、低温庫1の屋上に設けられたR−22冷凍装置02は、図7の破線内の冷凍装置と冷却塔07から構成される。低温庫1内の各被空調フロア1a〜cには、夫々空気冷却器011a〜cが配設され、R−22冷凍装置02と空気冷却器011とは、循環ライン03及び分岐ライン013で接続され、空気冷却器011の上流側の分岐ライン013には膨張弁012が介設されている。
以下、本実施形態に係る改造工事の手順を図1の(b)及び(c)に基づいて説明する。まず、低温庫1の屋上にNH/CO冷凍装置2が設けられる。NH/CO冷凍装置2の構成を図2に基づいて説明する。図2において、NH/CO冷凍装置2は、アンモニア冷媒が循環する循環ライン3で冷凍サイクルを構成する冷凍回路と、CO冷媒が循環する循環ライン11及び12で冷凍サイクルを構成する冷凍回路とが高段側カスケードコンデンサ10で接続された冷凍装置である。
NH循環ライン3には、圧縮機4、蒸発式凝縮器5、膨張弁6及び蒸発器として機能する高段側カスケードコンデンサ10が介設され、NH冷媒が循環される。NH循環ライン3では、圧縮機4で圧縮されたNH冷媒は、蒸発式凝縮器5で凝縮され、膨張弁6を経て高段側カスケードコンデンサ10でCO循環ライン11を流れるCO冷媒から蒸発潜熱を奪って蒸発する。CO循環ライン11は、高段側カスケードコンデンサ10と受液器13との間を繋ぐ循環ラインを形成し、高段側カスケードコンデンサ10が受液器13の上方に設置されている。
CO循環ライン11では、気化したCOが受液器13から高段側カスケードコンデンサ10に流入し、高段側カスケードコンデンサ10で冷却されて液化し受液器13に流下する自然循環を行う流路を形成している。
図1(b)に戻り、次に、NH/CO冷凍装置2の受液器13に接続され、低温庫1の内部に垂下されるCO循環ライン12が配設される。NH/CO冷凍装置2及びCO循環ライン12の配設工事中に、空調設備は、既設のR−22冷凍装置02で空調運転を行なう。次に、この改造工事には、図3(a)に図示される本発明のリニューアルユニット20が用いられる。以下、リニューアルユニット20の構成を図3(a)に基づいて説明する。
図3(a)において、リニューアルユニット20は、配管部分21a及び21bと、配管部分21に介設された小さな受液容量のミニ受液器22と、ミニ受液器22に接続された循環路23と、循環路23に介設されたカスケードコンデンサ24と、配管部分21から分岐した分岐路25と、配管部分21aに介設された開閉弁26と、分岐路25に介設された開閉弁27及び流量調整弁28と、分岐路25の近傍でかつ分岐路25に沿って配置された電熱ヒータ29とから構成されている。
カスケードコンデンサ10及び24は、各流路を密閉可能なシェルアンドチューブ型熱交換器、シェルアンドプレート型熱交換器又はプレート型熱交換器を用いる。そのため、該カスケードコンデンサを流れる冷媒が漏洩したり、他の冷媒と混ざったりすることはない。特に、R−22冷媒が循環路23から漏れるおそれはない。
改造工事においては、CO循環ライン12が配設された後で、リニューアルユニット20が既設の空気冷却器011のひとつに接続される。即ち、まず、配管部分21a及び21bが、R−22冷媒が流れ空気冷却器011の蒸発器0112を構成する蒸発配管0113とコネクタ30a及び30bで接続される。また、分岐路25がコネクタ30cでドレンパン0114に接続された配管0114aと接続される。次に、カスケードコンデンサ24がコネクタ30d及び30eでCO循環ライン12と接続される。
ドレンパン0114は蒸発配管0113と配管0115で接続されているので、これによって、R−22冷媒が分岐路25からドレンパン0114を介して蒸発配管0113に流れる流路が形成される。そして、CO循環ライン12では、CO冷媒がポンプ14により強制循環される。
図1(b)では、リニューアルユニット20が、空気冷却器011のひとつである空気冷却器011cに接続された状態を示す。この状態で、空気冷却器011a及び011bは既存のR−22冷凍装置02で空調運転を続行し、空気冷却器011cでは、自然系冷媒を用いたNH/CO冷凍装置2で空調運転を行なう。従って、本実施形態では、工事期間中に空調運転が休止される時間が短縮される。
本実施形態では、ミニ受液器22が空気冷却器011より上方に配置されるように構成されている。この配置でミニ受液器22に液状R−22冷媒が貯留され、液状R−22冷媒がミニ受液器22から自重により配管部分21に落下することで、R−22冷媒が自然循環される。
R−22冷媒は空気冷却器011の蒸発配管0113で、ケーシング0111内に形成される空気流aと熱交換して、空気流aを冷却し、R−22冷媒は空気流aから蒸発潜熱を得て気化し、ミニ受液器22に戻る。
図4は、空気冷却器011全体の縦断立面図である。図4において、ケーシング0111の上流側端にはファン0116が設けられてケーシング0111内で空気流aを形成する。ケーシング0111の出口には、デフロスト時にケーシング0111の出口を閉鎖して加熱能力を増大させるダンパ0117が設けられている。また、ドレンパン0114には、蒸発器0112に付着した霜が融解し、ドレンパン0114に落下した融解水を排出するための排水管0118が付設されている。
図3(b)に示すように、空調運転時には、電磁弁26が開、電磁弁27が閉となり、ファン0116が稼動することで、ケーシング0111内に空気流aが形成される。この時、電熱ヒータ29は非稼動とする。そして、フロン系冷媒がミニ受液器22から配管部分21aを介して蒸発器0112に流れる。
デフロスト実施時においては、電磁弁26が閉、電磁弁27が開となり、ファン0116が停止し、電熱ヒータ29が作動する。また、ダンパ0117を空気冷却器011の空気流路を閉鎖するように作動させる。これによって、R−22冷媒は分岐路25を通って電熱ヒータ29で加熱され、高温のガス状となってドレンパン0114を経由して蒸発器0112に導入される。分岐路25を通るR−22冷媒の流量は流量調整弁28で調整される。
R−22冷媒が加熱されてなるホットガスが蒸発器0112を構成する蒸発配管0113の内部を流れることによって該蒸発配管0113の外表面に付着した霜が融解し、融解水となってドレンパン0114に流れ落ちる。そして、ドレンパン0114に設けられた排水管0118から外部に排出される。なお、ケーシング0111の入口側に入口フード012aが設けられ、かつデフロスト時にダンパ0117で空気冷却器011の出口を閉鎖することにより、ケーシング0111内でデフロスト時の熱の放散を防止し、熱効率を向上させている。
デフロスト時においては、ファン0116を停止させ、ファン0116のモータ動力分を電熱ヒータ29の加熱源として使用するので、電熱ヒータ29の作動に余分な動力を必要としない。
その後、頃合いを見計らって、リニューアルユニット20を空気冷却器011cとCO循環ライン12から取り外し、被空調フロア1bに配設された空気冷却器011bに接続する。
そして、被空調フロア1cでは、既設のR−22冷媒用空気冷却器011cをCO冷媒用空気冷却器31cと交換し、空気冷却器31cとCO循環ライン12とを分岐路32cで接続する。この状態で空気冷却器31cでは、自然冷媒のみを用いた冷凍装置による空調運転が可能となる。
空気冷却器011a及び011bを設置した被空調フロア1a及び1bでも、順々に被空調フロア011cと同様の改造工程を行なうことにより、最終的に図1(c)の状態となる。この間、工事を行なう被空調フロア以外のフロアでは空調運転を続行することができる。
次に、図1(c)で、空調設備のデフロスト設備40の構成を説明する。図1(c)において、デフロスト水槽41から給水ポンプ43が介設された給水ライン42が低温庫1に導設され、給水ライン42から分岐した枝管44a〜cが各空気冷却器31a〜cに導設されている。そして、各空気冷却器の図示しない蒸発器にデフロスト水が散水装置45a〜cで散布されて、該蒸発器の表面に付着した霜を取り除く。
除霜に供された後のデフロスト水は、空気冷却器31の下部に設けられたドレンパン46a〜cに落ち、そこから排水ライン47a〜cに排水される。そして、エアカット弁48a〜cで空気が除去され、排水ライン49を経てデフロスト水槽41に戻される。
なお、デフロスト設備40は、R−22冷媒冷凍装置02に付設された既存の散水式デフロスト設備があれば、それをそのまま利用すればよい。この場合、デフロスト設備を新たに付設する必要がないので、介装工事を簡素化できる。既存のデフロスト設備がなければ、新設する必要がある。
かかる構成の本実施形態によれば、NH/CO冷凍装置2とCO循環ライン12を配設した後、リニューアルユニット20を各空気冷却器011に順々に接続しながら、R−22冷凍使用の空調設備からNH/CO冷媒使用の空調設備に切り換えていくので、各空気冷却器を随時稼動させながら改造工事を進めることができる。従って、改造工事期間中でも工事中の1個の空気冷却器011の運転を休止させるだけで、他の空気冷却器011は運転可能である。
このように、工事期間中各空気冷却器011の停止期間を短縮することができると共に、工事による空調設備の運転の中断を最小限に留めることができるので、低温庫1内に収容された被冷却物の保温を支障なく継続することができる。また、リニューアルユニット20を使って、空調運転を継続できるので、工事期間に融通性をもたせることができ、工事費を低コストにすることができる。
また、ユニット化したリニューアルユニット20を用いることにより、付け替え時の取り扱いが容易になる。さらに、リニューアルユニット20を別の空気冷却器011に付け替え使用することで、1個のリニューアルユニット20だけで複数の空気冷却器011の改造を可能とし、設備費を低減できる。また、1個のリニューアルユニット20を複数の空気冷却器011に切り替え接続していくので、改造工事を簡素化できる。
なお、前記第1実施形態のリニューアルユニット20では、ミニ受液器22を配管部分21に介設したが、ミニ受液器22がなくても、空気冷却器011の空調運転を行なうことができる。従って、ミニ受液器22のないリニューアルユニット20も本発明に適用できる。
また、配管部分21を流れるR−22冷媒を自然循環させる場合は、ミニ受液器22やカスケードコンデンサ24を空気冷却器011より上方に位置させる必要があったが、配管部分21にR−22冷媒を強制循環させるポンプを介設して、R−22冷媒を強制循環させるようにしてもよい。強制循環させる場合は、ミニ受液器22やカスケードコンデンサ24を空気冷却器011より上方に位置させる制約がなくなるので、リニューアルユニット20の各機器の配置に融通性を持たせることができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態を図5に基づいて説明する。図5(a)に図示するリニューアルユニット20’において、配管部分21b’は、図3(a)の配管部分21bと異なり、カスケードコンデンサ24に接続されている。その他の構成は前記第1実施形態と同一である。そのため、蒸発配管0113で空気流aから蒸発潜熱を奪って気化したR−22冷媒は、上昇してカスケードコンデンサ24に戻る循環流路を形成している。カスケードコンデンサ24に戻ったR−22冷媒は、そこで凝縮してミニ受液器22に戻る。
かかる構成において、リニューアルユニット20’の作動動作を図5(b)で説明する。空気冷却器011の冷却運転時は、図3(b)に示す場合と同様に、電磁弁26が開、電磁弁27が閉となっていて、R−22冷媒が蒸発器0112に導入され、ファン0116が作動して空気流aを形成し、該空気流aを蒸発器0112で冷却する。このとき電熱ヒータ29はオフとなっている。
次にデフロスト移行時においては、電磁弁26を閉、電磁弁27を開として、R−22冷媒を分岐路25からドレンパン0114を経由して蒸発器0112に導入する。なお、ファン0116は作動状態とし、電熱ヒータ29は非作動状態としたままとする。
次にデフロスト実施時には、電磁弁26及び27を閉とし、ファン0116を停止させ、電熱ヒータ29を稼動させる。この操作によって、配管部分21a及び分岐路25を流れるR−22冷媒の流れを止め、R−22冷媒の流れが止まった状態で電熱ヒータ29により分岐路25に溜まっているR−22冷媒を加熱する。
これによって、分岐ライン25の下流側、即ち、ドレンパン0114及び蒸発器0112の蒸発配管0113内に溜まったR−22冷媒を加熱し、蒸発配管0113外表面の霜を融解させると共に、循環管21b’を通ってミニ受液器22に戻る。かかる操作によって、蒸発配管0113の加熱能力を向上させることができる。なお本実施形態においても、ファン0116を停止させた状態で電熱ヒータ29を稼動させるので、電熱ヒータ29はファン0116に要する動力を使用でき、電熱ヒータ29のために余分な熱源を必要としない。
(実施形態3)
次に、本発明の第3実施形態を図6に基づいて説明する。図6において、NH/CO冷凍装置50には、図示しないNH冷凍回路が設けられ、該NH冷凍回路には図示しない凝縮器が介設されている。そして、該凝縮器と冷却塔52が冷却水ライン51及び54で接続されている。該凝縮器で圧縮機出口側の高温のNH冷媒と熱交換して暖められた冷却水cが冷却水ライン51を通って冷却塔52に供給される。冷却水cは冷却塔52で冷却されて、ポンプ53により冷却水ライン54を経て再び該凝縮器に戻される。冷却水ライン51及び54には分岐管55及び56が設けられている。
本実施形態のリニューアルユニット20’’は、該分岐管55及び56にコネクタ30f及び30gで接続される配管部分57a及び57bと、該配管部分57a、57bに接続される熱交換器58と、熱交換器58と熱交換器60に架設されたブラインbの循環路59と、循環路59と分岐路25に接続された熱交換器60で構成される。リニューアルユニット20’’のその他の構成は前記第1実施形態又は第2実施形態と同一である。
本実施形態のリニューアルユニット20’’では、配管部分57a、及び57bが分岐管55及び56にコネクタ30f及び30gで接続された状態で、分岐管55及び配管部分57aを介して暖められた冷却水cの一部が熱交換器58に供給される。冷却水cは熱交換器58で不凍液からなるブラインbと熱交換してブラインbを加熱する。加熱されたブラインbは、熱交換器60で図3又は図5に図示された分岐路25を流れるR−22冷媒と熱交換して、R−22冷媒を加熱する。
加熱されたR−22冷媒は、高温のガス状となってドレンパン0114を経由して蒸発器0112導入される。そして、R−22冷媒が加熱されたホットガスが蒸発器0112を構成する蒸発配管0113の内部を流れることによって該蒸発配管0113の外表面に付着した霜が融解する。このように、本実施形態によれば、NH/CO冷凍装置50のR−22冷媒の圧縮機出口側の高温のNH冷媒の保有熱を利用して蒸発器0112のデフロストを可能にするので、デフロストのための余分な熱源を必要としない。
本発明によれば、フロン系冷媒を用いた既設の空調設備を地球環境に無害な空調設備に改造する場合に、空調設備の休止期間を短縮でき、かつ工事費用を節減することができる。
本発明の第1実施形態に係る空調設備の施工方法の手順を示す説明図である。 前記第1実施形態に係るNH/CO冷凍装置2の構成図である。 (a)は前記第1実施形態に係るリニューアルユニット20の構成図、(b)はその作動手順を示す図表である。 前記第2実施形態の空気冷却器011の縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係るリニューアルユニット20の構成図、(b)はその作動手順を示す図表である。 本発明の第3実施形態に係るリニューアルユニット20の一部拡大図である。 従来のR−22冷媒を用いた空調設備を示す全体構成図である。
符号の説明
02 R−22冷凍装置
011a〜c 空気冷却器
0112 蒸発器
0113,0115 フロン系冷媒配管
0114 ドレンパン(ドレン受け部)
1 低温庫
1a〜c 被空調フロア
2 NH/CO冷凍装置
3 NH循環ライン(NH冷凍回路)
10 高段側カスケードコンデンサ
11,12 CO循環ライン
20,20’、20’’ リニューアルユニット
21a、21b、21b’ 配管部分(第1の配管部分)
22 ミニ受液器
23 循環路
24 カスケードコンデンサ
25 配管部分(第2の配管部分)
29 電熱ヒータ(加熱手段)
30a〜g 接続部
58,60 熱交換器(加熱手段)

Claims (7)

  1. 建物に配設されフロン系冷媒使用の冷凍サイクルを構成するフロン冷凍回路を備えた既設の空調設備を自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する冷凍回路を備えた空調設備に交換する改造工事を行なう場合に使用される空調設備のリニューアルユニットであって、
    建物に配設された空気冷却器の蒸発器を構成するフロン系冷媒配管と接続される接続部を有し、該フロン系冷媒配管と接続されてフロン系冷媒の密閉された循環路を形成する第1の配管部分と、
    該第1の配管部分から分岐して空気冷却器のドレン受け部を介して前記フロン系冷媒配管に接続される接続部を有する第2の配管部分と、
    第1の配管部分に介設され自然系冷媒とフロン系冷媒とを熱交換させるカスケードコンデンサと、
    第2の配管部分のドレン受け部との接続部より上流側に配置され、第2の配管部分を流れるフロン系冷媒を加熱する加熱手段と、からなり、
    前記循環路内でフロン系冷媒を自然循環又は強制循環させると共に、空気冷却器のデフロスト時に第2の配管部分からドレン受け部を介して空気冷却器の蒸発器に加熱されたフロン系冷媒を流すように構成したことを特徴とする空調設備のリニューアルユニット。
  2. 前記カスケードコンデンサと第2の配管部分との分岐部との間の第1の配管部分に小容量の受液器を介設したことを特徴とする請求項1に記載の空調設備のリニューアルユニット。
  3. 前記カスケードコンデンサが密閉型のシェルアンドチューブ型熱交換器、シェルアンドプレート型熱交換器又はプレート型熱交換器であることを特徴とする請求項1に記載の空調設備のリニューアルユニット。
  4. 前記加熱手段が電熱ヒータであることを特徴とする請求項1に記載の空調設備のリニューアルユニット。
  5. 前記加熱手段が、自然系冷媒使用の冷凍回路の圧縮機出口側の自然系冷媒の保有熱を前記ドレン受け部の上流側を流れるフロン系冷媒に吸収させて該フロン系冷媒を加熱する熱交換器からなることを特徴とする請求項1に記載の空調設備のリニューアルユニット。
  6. 自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する前記冷凍回路が、NH冷媒使用の冷凍サイクルを構成するNH冷凍回路と、CO冷媒使用の冷凍サイクルを構成し、該NH冷凍回路との間に高段側カスケードコンデンサを介して接続するCO冷凍回路と、からなり、
    前記第1の配管部分が前記カスケードコンデンサを介してCO冷凍回路と接続され、該カスケードコンデンサでCO冷媒とフロン系冷媒とを熱交換させるように構成してなることを特徴とする請求項1に記載の空調設備のリニューアルユニット。
  7. 請求項1に記載の空調設備のリニューアルユニットを用いて、建物に配設されフロン系冷媒使用の冷凍サイクルを構成するフロン冷凍回路を備えた既設の空調設備を自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する冷凍回路を備えた空調設備に交換する空調設備の施工方法において、
    建物に自然系冷媒使用の冷凍サイクルを構成する冷凍回路を設ける第1ステップと、
    前記フロン冷凍回路に介設され各被空調フロア又は各被空調室ごとに配設された空気冷却器の近傍に、自然系冷媒使用の冷凍回路を構成する自然系冷媒配管を配設する第2ステップと、
    ひとつの空気冷却器の近傍に前記リニューアルユニットを配設し、該フロン冷凍回路を構成する既設のフロン系冷媒配管を用いて該リニューアルユニットを構成するカスケードコンデンサと該空気冷却器とを接続する密閉された循環管路を形成することにより、該循環管路内でフロン系冷媒を自然循環又は強制循環させる流路を形成する第3ステップと、
    該リニューアルユニットを取り外すと共に、フロン系冷媒を用いる既設の空気冷却器を撤去し、代わりに自然系冷媒を用いる空気冷却器を設置し、該空気冷却器と前記自然系冷媒配管とを接続する第4ステップと、からなり、
    前記第3ステップ及び第4ステップを各空気冷却器毎に順次行いながら他の空気冷却器では空調運転を継続することを特徴とする空調設備の施工方法。
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