JP4734505B2 - マイクロリアクター及びそれを用いた接触反応方法 - Google Patents
マイクロリアクター及びそれを用いた接触反応方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4734505B2 JP4734505B2 JP2007500578A JP2007500578A JP4734505B2 JP 4734505 B2 JP4734505 B2 JP 4734505B2 JP 2007500578 A JP2007500578 A JP 2007500578A JP 2007500578 A JP2007500578 A JP 2007500578A JP 4734505 B2 JP4734505 B2 JP 4734505B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- supercritical fluid
- microchannel
- polymer
- hydrogen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07B—GENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
- C07B61/00—Other general methods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/0093—Microreactors, e.g. miniaturised or microfabricated reactors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J3/00—Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
- B01J3/008—Processes carried out under supercritical conditions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/00781—Aspects relating to microreactors
- B01J2219/00819—Materials of construction
- B01J2219/00835—Comprising catalytically active material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/00781—Aspects relating to microreactors
- B01J2219/00891—Feeding or evacuation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/00781—Aspects relating to microreactors
- B01J2219/0095—Control aspects
- B01J2219/00952—Sensing operations
- B01J2219/00954—Measured properties
- B01J2219/00961—Temperature
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2219/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J2219/00781—Aspects relating to microreactors
- B01J2219/0095—Control aspects
- B01J2219/00952—Sensing operations
- B01J2219/00954—Measured properties
- B01J2219/00963—Pressure
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/54—Improvements relating to the production of bulk chemicals using solvents, e.g. supercritical solvents or ionic liquids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
通常の反応容器(以下、適宜、フラスコ反応と呼ぶ。)による接触水素化反応では、系内に水素ガス、溶媒蒸気、高活性な金属触媒が共存するため発火や爆発が生じる可能性がある。
(1)界面での反応効率が高い、
(2)分子拡散による混合が効率的、
(3)温度制御が容易などの利点を有している。
このように、マイクロリアクターによる合成反応は通常の反応容器による合成反応よりも反応時間が早く、取り扱う薬液も微少量で済むためにコストが低く、新規な化合物や薬品のために開発用反応器として注目されている。本発明者らによる非特許文献1には、マイクロリアクター内での気体−液体−固体の三相系水素化反応が速やかに進行することが報告されている。
本発明のマイクロリアクターの第2の構成は、マイクロチャンネルと、基質及び基質と反応する気体を混合した超臨界流体をマイクロチャンネルへ供給する超臨界流体供給部と、マイクロチャンネルにおける反応生成物を回収する回収部と、を備え、マイクロチャンネルは、流路を有し流路の内壁に固相となる金属触媒又は金属錯体触媒を担持しており、金属触媒又は金属錯体触媒が高分子に取り込まれた触媒であり、高分子に取り込まれた触媒が、高分子表面の基を介して、流路の内壁表面の基又はスペーサーにある基との共有結合により流路の内壁に担持されており、超臨界流体供給部は、超臨界流体の原料を収容する原料収容部と、基質と反応する気体を収容する気体収容部と、基質を収容する基質収容部と、基質収容部へ超臨界流体の原料を送出する送液ポンプと、基質収容部の入口側及び出口側に設けた第1及び第2の弁と、を有し、回収部は、マイクロチャンネルの流路を通過する基質と気体と超臨界流体との混合物の圧力を調整する背圧調整部と反応生成物を回収する回収容器とを有し、第1の弁を開いて超臨界流体の原料及び気体を基質収容部へ導入して基質収容部内で超臨界流体の原料を加圧及び加温して気体と基質と超臨界流体との混合物とし、混合物を第2の弁を開いてマイクロチャンネルの流路へ所定の圧力及び温度で、かつ、所定の流量で連続的に流すことにより、基質及び気体の反応を金属触媒又は金属錯体触媒により促進される固相−超臨界流体相の2相系接触反応で行うことを特徴とする。
上記構成によれば、基質と、基質と反応する気体と、の反応を金属触媒又は金属錯体触媒で促進する2相系接触反応により短時間で収率よく行うことができるマイクロリアクターを提供できる。
上記構成において、好ましくは、流路の内壁表面の基はシラノール基であり、スペーサーはシラノール基とSi−O−Si結合により共有結合している。好ましくは、高分子表面の基はエポキシ基であり、スペーサにある基はエポキシ基と結合する官能基で修飾されている。
上記構成によれば、超臨界流体の原料として例えば液体を用い、この液体原料をオートクレーブにより超臨界流体とすることができる。このため、マイクロリアクターへの超臨界流体の供給及びその圧力制御などを容易に行うことができ、マイクロリアクターを小型化することができる。
上記構成において、好ましくは、流路の内壁表面の基はシラノール基であり、スペーサーはシラノール基とSi−O−Si結合により共有結合している。好ましくは、高分子表面の基はエポキシ基であり、スペーサにある基はエポキシ基と結合する官能基で修飾されている。
この構成によれば、基質の2相系接触反応による反応を短時間で収率よく行うことができる。
上記構成において、金属錯体触媒は、好ましくは、パラジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、タングステン、オスミウム、イリジウム、白金のいずれかの金属錯体触媒である。
これらの触媒によれば、マイクロリアクターのマイクロチャンネルの内壁部に触媒を担持して、2相系接触還元反応を短時間で行うことができる。さらに、生成物と触媒との分離や触媒の回収などの煩雑な操作も不要となる上、長時間の連続運転が可能である。
超臨界流体として、超臨界二酸化炭素を用いた場合には、反応後は蒸発してしまうので、生成物が単離された状態で得られる。このため、様々な基質に対して適用可能である。マイクロリアクターを構成する反応容器や触媒は、繰り返し使用及び連続使用することが可能である。
2,3:基板
4:流路
4a:流路の入力部
4b:流路の出力部
4c:流路の内壁
4d:流路の表面基と触媒のスペーサー
5:流路の表面に担持(固定)された触媒
5a:マイクロカプセル化された触媒(PI触媒)
6:基質と基質と反応する気体と超臨界流体とからなる混合物
10:マイクロチャンネル
20,50:超臨界流体供給部
21:基質収容部
22:液体収容部(液化二酸化炭素ボンベ)
22a:液化二酸化炭素
23:気体収容部(水素ボンベ)
23a:気体(水素)
24:第1の弁
25,31:配管
26:送液ポンプ(HPLCポンプ)
27:第2の弁
30:回収部
32:背圧調整器
33:回収容器
42:オートクレーブ
43:第2の弁
44:第3の弁
図1は本発明の実施の形態に用いるマイクロリアクターの構成を模式的に示す図で、図2は図1のY−Y線に沿う部分断面図である。マイクロリアクター1は、マイクロチャンネル10と、このマイクロチャンネル10に超臨界流体を供給する超臨界流体供給部20と、マイクロチャンネル10での反応生成物を回収する回収部30と、を備えている。
これにより、基質収容部21内において、超臨界二酸化炭素に基質及び水素が混合される。本発明では、基質と、基質と反応する気体と、超臨界流体(超臨界二酸化炭素)と、が混合されてなる流体を、混合物と称する。このようにして形成された混合物が、マイクロチャンネルの流路4に送出される。
次に、液化二酸化炭素22a及び水素23aを、第1の弁24を開いて基質収容部21に導入する。この際、基質収容部21が、液化二酸化炭素を超臨界二酸化炭素とするように加圧及び加温されているので、基質収容部21内において、超臨界二酸化炭素と基質及び水素が混合された混合物が作られる。上記混合物を、基質収容部の出口側21bに配設されている第2の弁27を開いて、マイクロチャンネルの流路4に送出する。
混合物6に含有されている基質及び水素は、流路4を通過中に、その内壁4cに担持した触媒5の作用により反応する。反応により生成した目的物である反応生成物を含む混合物6は、回収容器33に集められる。回収される混合物6中の超臨界二酸化炭素は、回収容器33の雰囲気が常温、大気圧下では気体となり蒸発する。そして、有機溶媒の入った回収容器33の場合には、有機溶媒を留去することで目的物としての反応生成物が得られる。
具体的には、マイクロチャンネルの内壁4cがガラスの場合には、後述するPI触媒5aのスペーサー4dの一端をトリアルコキシシラン構造で修飾して、マイクロチャンネルの流路の内壁4cとなるガラス表面のシラノール基と結合させる。スペーサー4dの他端をアミノ基等の官能基で修飾しておくことにより直接PI触媒5aの高分子表面の例えばエポキシ基と結合させることができる。マイクロチャンネルの内壁4cが樹脂の場合には、樹脂表面をアミノ基等の官能基で修飾すれば、同様に上記のエポキシ基と結合させることができる。これにより、PI触媒5aをマイクロチャンネルの内壁4cに強固に担持できるので、マイクロチャンネルの内壁4cからの脱離が生じなくなり、繰り返し使用ができる。
図4は、PI触媒5aをマイクロチャンネル4に担持させるための工程を模式的に示す図である。図示するように、ポリマーが適当な溶媒に溶解され、さらに触媒を含む材料が添加されることで、触媒がマイクロカプセル化される(図4(a)参照)。このマイクロカプセル化された触媒5aにおいては、金属あるいは金属錯体はカプセル内部だけでなく表面や表面近くに存在する。
マイクロカプセル化した触媒5aを含む溶液をマイクロチャンネル内に通し、加熱することにより、アミノ基を有するスペーサーで修飾された内壁4cと結合させる(図4(b)参照)。図4(c)は、このようにして得られたPI触媒5aが担持されたマイクロチャンネルの内壁を模式的に示す図であり、4dはマイクロチャンネルの表面基と触媒とのスペーサーを示している。
図4(a)及び図5にマイクロカプセル化パラジウムの製造方法の一例を示す。この例では、3種類のモノマー(単量体)を重合して得られるコポリマー(共重合体、式左辺の構造)とテトラキストリフェニルホスフィンパラジウムとを溶媒中で混合することにより、マイクロカプセル化したパラジウムを製造している。図4(a)では溶媒としてTHF及びヘキサンを用い、図5の場合には、溶媒として塩化メチレンとt−アミルアルコールを用いている。
次に、このようにして得られたマイクロカプセル化パラジウムを含む溶液をマイクロチャンネル10内に通し、加熱することにより、高分子間では水酸基とエポキシ基との間で架橋反応が進行して不溶性のポリマー封入パラジウム触媒(PIパラジウム触媒)5aが形成されると同時に、PIパラジウム表面のエポキシ基と流路表面の基とが共有結合を形成する。
図6は本発明の実施の形態に用いるマイクロリアクターの構成の変形例を模式的に示す図である。マイクロリアクター40の特徴は、さらに、超臨界流体の原料を加圧及び加温し超臨界流体にするオートクレーブ42が配設されることである。すなわち、マイクロリアクター40が、図1に示したマイクロリアクター1と異なるのは、超臨界流体供給部50が、オートクレーブ42及び第1〜第3の弁24,43,44を備えている点である。他の構成はマイクロリアクター1と同じであるので説明は省略する。
オートクレーブの入口42aと液化二酸化炭素ボンベ22及び水素ボンベ23とは、第1の弁24を介して配管25gにより接続されている。一方、オートクレーブの出口42bは、配管25h,第2の弁43,配管25iを介して基質収容部の入口21aに接続されている。基質収容部の出口21bは、配管25e,第3の弁44,配管25fを介してマイクロチャンネル10の入力部4aに接続されている。
この超臨界流体供給部50によれば、液化二酸化炭素22aをオートクレーブ42で超臨界二酸化炭素にするので、マイクロリアクター40への混合物6の供給及びその圧力制御などを容易に行うことができる。また、マイクロリアクター40を小型化できる。
この際、流路内壁4cに金属触媒5が担持されているので、例えば高価なパラジウム触媒の回収再生の手間が不要となり、さらに、マイクロリアクター1,40による反応であるので、反応に使用する基質、水素、超臨界二酸化炭素の使用量も激減することから、低コストである。また、多数のマイクロリアクター1,40を平行に並べるだけで、反応装置のスケールアップは容易であるので、望ましい生成物を容易に迅速に且つ必要量だけ得られ、原料消費量、所要時間、空間が少なく、分離精製のような処理を要しないほど純粋な形で生成物を得ることができる。したがって、本発明の2相系接触還元反応方法によれば、医薬とその製造工程開発用の極めて好適な反応方法となる。また、グリーン化学(環境適合化学)にも好適である。
図1及び図6に示したマイクロリアクター1,40を用いて、被還元物質となる基質として、4−メチル−2,4−ジフェニル−1−ペンテンの水素化を行った。マイクロチャンネル10は、大きさが3cm×7cmのガラス板2に長さが45cmの流路4を有するものを用いた。流路4の断面形状は、幅200μm、深さが100μmの半円形状である。そして、流路の内壁4cには、パラジウムをポリマー上に固定化したポリマー封入パラジウム(以下、PIパラジウム触媒と呼ぶ。)5aを、150℃で固定化した。
次に、図4(a)に示した3種類のモノマーの共重合物(コポリマー、分子量3万)(50mg)とテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(50mg)とを、塩化メチレン(1ml)とt−アミルアルコール(5ml)に溶解し、室温で12時間攪拌した。この溶液の4分の1を上記のように洗浄処理したマイクロチャンネル10内に40時間かけて通し、次に空気を通して過剰の溶液を除去した後、ガラス基板2,3を150℃で5時間加熱した。
続いて、上記パラジウムを含む溶液を通し、その後加熱する操作を、さらに3回繰り返すことにより、PIパラジウム触媒5aを、流路の内壁4cに担持されたマイクロチャンネル10を製作した。
次に、オートクレーブ21に液化二酸化炭素41aをHPLCポンプ26を用いて送り込み、超臨界状態の二酸化炭素とした。このときの総圧力は95kgf/cm2 (約9.5MPa)程度であった。これにより、超臨界状態の二酸化炭素に水素を混合した。そして、この水素を含有した超臨界二酸化炭素を1時間放置した。
予め約50℃に加熱しておいたステンレス製の基質収容部21内に0.20ミリモル(1ミリモル=10-3mol)の基質となる4−メチル−2,4−ジフェニル−1−ペンテンを導入した。
背圧調整器32を9MPaにセットし、基質収容部の入口21a側の第2の弁43を開き、基質収容部21内に水素を含有した超臨界二酸化炭素を導入した。これにより、基質収容部21内は、超臨界二酸化炭素に基質と水素とが混合された混合物6で満たされた状態となる。
次に、基質収容部の出口21b側の第3の弁44を開き、混合物6を、約60℃に加熱した流路4へ流した。この際、液化二酸化炭素41aはHPLCポンプ26により1.0cm3 /分の流速で、定常的にオートクレーブ42に送出した。
マイクロリアクター10内の圧力が9MPaを越えると、背圧調整器の出口32bからガスが断続的に排出される。これを有機溶媒を用いたトラップからなる回収容器33で回収した。この反応中も、液化二酸化炭素41aはHPLCポンプ26にて、上記流速で定常的にオートクレーブ42へと送り込んだ。混合物6を流路4へ2時間流した後に、HPLCポンプ26を停止した。そして、トラップとして用いた有機溶媒を留去することで反応生成物となる目的物を得た。
超臨界二酸化炭素を用いた場合には、反応後は蒸発してしまうので、生成物が単離された状態で得られる。このため、様々な基質に対して適用可能である。さらに、マイクロリアクターを構成する反応容器や触媒は、繰り返し使用することが可能である。
Claims (10)
- マイクロチャンネルと、基質と該基質と反応する気体と超臨界流体との混合物を該マイクロチャンネルへ供給する超臨界流体供給部と、マイクロチャンネルにおける反応生成物を回収する回収部と、を備え、
上記マイクロチャンネルは、流路を有し該流路の内壁に固相となる金属触媒を担持しており、
上記金属触媒はパラジウムが高分子に取り込まれた触媒であり、該高分子に取り込まれたパラジウム触媒が、該高分子表面の基を介して、上記流路の内壁表面のシラノール基又はスペーサーにある基との共有結合により上記流路の内壁に担持されており、
上記高分子は、下記化学式(1)で表される3種のモノマーからなり、
上記超臨界流体供給部は、二酸化炭素からなる超臨界流体の原料を収容する原料収容部と、上記基質と反応する気体として水素を収容する気体収容部と、上記基質を収容する基質収容部と、を有し、
上記超臨界流体の原料及び水素を上記基質収容部へ導入して該原料を加圧及び加温して水素と基質と超臨界流体との混合物とし、
上記混合物を上記マイクロチャンネルの流路へ所定の圧力及び温度で、かつ、所定の流量で連続的に流すことにより、上記基質及び水素の反応を上記パラジウム触媒により促進される固相−超臨界流体相の2相系接触反応で行うことを特徴とする、マイクロリアクター。
- マイクロチャンネルと、基質及び該基質と反応する気体を混合した超臨界流体を該マイクロチャンネルへ供給する超臨界流体供給部と、マイクロチャンネルにおける反応生成物を回収する回収部と、を備え、
上記マイクロチャンネルは、流路を有し該流路の内壁に固相となる金属触媒を担持しており、
上記金属触媒はパラジウムが高分子に取り込まれた触媒であり、該高分子に取り込まれたパラジウム触媒が、該高分子表面の基を介して、上記流路の内壁表面のシラノール基又はスペーサーにある基との共有結合により上記流路の内壁に担持されており、
上記高分子は、下記化学式(1)で表される3種のモノマーからなり、
上記超臨界流体供給部は、二酸化炭素からなる超臨界流体の原料を収容する原料収容部と、上記基質と反応する気体として水素を収容する気体収容部と、上記基質を収容する基質収容部と入口側及び出口側に設けた第1及び第2の弁と、を有し、
上記回収部は、上記マイクロチャンネルの流路を通過する基質と水素と超臨界流体との混合物の圧力を調整する背圧調整部と反応生成物を回収する回収容器とを有し、
上記第1の弁を開いて上記超臨界流体の原料及び水素を上記基質収容部へ導入して該基質収容部内で上記超臨界流体の原料を加圧及び加温して水素と基質と超臨界流体との混合物とし、
上記混合物を上記第2の弁を開いて上記マイクロチャンネルの流路へ所定の圧力及び温度で、かつ、所定の流量で連続的に流すことにより、上記基質及び水素の反応を上記パラジウム触媒により促進される固相−超臨界流体相の2相系接触反応で行うことを特徴とする、マイクロリアクター。
- マイクロチャンネルと、基質及び該基質と反応する気体を混合した超臨界流体を該マイクロチャンネルへ供給する超臨界流体供給部と、マイクロチャンネルにおける反応生成物を回収する回収部と、を備え、
上記マイクロチャンネルは、流路を有し該流路の内壁に固相となる金属触媒を担持しており、
上記金属触媒はパラジウムが高分子に取り込まれた触媒であり、該高分子に取り込まれたパラジウム触媒が、該高分子表面の基を介して、上記流路の内壁表面のシラノール基又はスペーサーにある基との共有結合により上記流路の内壁に担持されており、
上記高分子は、下記化学式(1)で表される3種のモノマーからなり、
上記超臨界流体供給部は、二酸化炭素からなる超臨界流体の原料を収容する原料収容部と、上記基質と反応する気体として水素を収容する気体収容部と、上記超臨界流体の原料を加圧及び加温し超臨界流体とするオートクレーブと、該オートクレーブへ上記超臨界流体の原料を送出する送液ポンプと、上記基質を収容する基質収容部と、上記原料及び水素の該オートクレーブへの導入を制御する第1の弁と、上記水素と混合した超臨界流体のオートクレーブから上記基質収容部への導入を制御する第2の弁と、上記基質と水素と超臨界流体との混合物の上記マイクロチャンネルへの送出を制御する第3の弁と、を有し、
上記回収部は、上記マイクロチャンネルの流路を通過する超臨界流体の圧力を調整する背圧調整部と反応生成物を回収する回収容器とを有し、
上記第1の弁を開いて上記超臨界流体の原料及び水素を上記オートクレーブへ導入して超臨界流体の原料を超臨界流体とし、
上記第2の弁を開いて上記水素を混合した超臨界流体を基質収容部へ導入して基質と水素と超臨界流体との混合物を作り、
上記第3の弁を開いて上記混合物をマイクロチャンネルへ送出し、
上記混合物を上記マイクロチャンネルの流路へ所定の圧力及び温度で、かつ、所定の流量で連続的に流すことにより、上記基質及び水素の反応を上記パラジウム触媒により促進される固相−超臨界流体相の2相系接触反応で行うことを特徴とする、マイクロリアクター。
- 前記高分子は、前記化学式(1)で表される3種のモノマーが、左側の高分子から順に、91:5:4の比で構成される高分子であることを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載のマイクロリアクター。
- 前記高分子表面の基がエポキシ基であり、前記スペーサーにある基がエポキシ基と結合する官能基で修飾されていることを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載のマイクロリアクター。
- 前記マイクロリアクターは制御部を有し、該制御部は、前記基質及び基質と反応する水素と超臨界流体との前記混合物を、前記マイクロチャンネルの流路へ所定の圧力及び温度、かつ、所定の流量で連続的に流すように制御することを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載のマイクロリアクター。
- 流路の内壁に固相となる金属触媒又は金属錯体触媒を担持し、該流路に超臨界流体を流すマイクロリアクターを用いた接触反応方法であって、
上記金属触媒はパラジウムが高分子に取り込まれた触媒であり、該高分子に取り込まれたパラジウム触媒が、該高分子表面の基を介して、上記流路の内壁表面のシラノール基又はスペーサーにある基との共有結合により上記流路の内壁に担持されており、
上記高分子は、下記化学式(1)で表される3種のモノマーからなる高分子であり、
上記二酸化炭素からなる超臨界流体に、基質及び該基質と反応する気体として水素を混合し、
上記基質及び基質と反応する水素との反応を上記パラジウム触媒により促進される固相−超臨界流体相の2相系接触反応で行うことを特徴とする、マイクロリアクターを用いた接触反応方法。
- 前記高分子表面の基がエポキシ基であり、前記スペーサーにある基がエポキシ基と結合する官能基で修飾されていることを特徴とする、請求項7に記載のマイクロリアクターを用いた接触反応方法。
- 前記基質は、4−メチル−2,4―ジフェニル−1−ペンテン、エチル ウンデシレネート、10−ウンデセン−1−オール、3―フェニル−2−プロピン−1−オール、トランス−4−フェニル−3−ブテン−2−オン、1−ベンジルオキシ−3−フェニル−2−プロピン、の何れかであることを特徴とする、請求項7に記載のマイクロリアクターを用いた接触反応方法。
- 前記高分子は、前記化学式(1)で表される3種のモノマーが、左側の高分子から順に、91:5:4の比で構成される高分子であることを特徴とする、請求項7に記載のマイクロリアクターを用いた接触反応方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007500578A JP4734505B2 (ja) | 2005-01-26 | 2006-01-26 | マイクロリアクター及びそれを用いた接触反応方法 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005018954 | 2005-01-26 | ||
JP2005018954 | 2005-01-26 | ||
JP2007500578A JP4734505B2 (ja) | 2005-01-26 | 2006-01-26 | マイクロリアクター及びそれを用いた接触反応方法 |
PCT/JP2006/301239 WO2006080404A1 (ja) | 2005-01-26 | 2006-01-26 | マイクロリアクター及びそれを用いた接触反応方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2006080404A1 JPWO2006080404A1 (ja) | 2008-06-19 |
JP4734505B2 true JP4734505B2 (ja) | 2011-07-27 |
Family
ID=36740430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007500578A Expired - Fee Related JP4734505B2 (ja) | 2005-01-26 | 2006-01-26 | マイクロリアクター及びそれを用いた接触反応方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4734505B2 (ja) |
WO (1) | WO2006080404A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5255215B2 (ja) * | 2007-02-28 | 2013-08-07 | 一般財団法人川村理化学研究所 | 遷移金属固定化リアクター、及びその製造方法 |
JP4734544B2 (ja) * | 2007-03-10 | 2011-07-27 | 独立行政法人科学技術振興機構 | キャピラリー及びそれを用いたマイクロリアクター並びに該マイクロリアクターによる固相−液相−気相反応方法 |
JP6016114B2 (ja) * | 2013-01-18 | 2016-10-26 | 株式会社リコー | 流体浄化装置 |
CN105727959B (zh) * | 2014-12-11 | 2018-08-07 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种利用微通道反应器制备甲醇合成催化剂的方法 |
CN112142883B (zh) * | 2019-06-28 | 2022-06-07 | 沈阳化工研究院有限公司 | 一种共轭二烯烃聚合物连续加氢方法及装置 |
CN113967452B (zh) * | 2021-10-22 | 2022-12-09 | 西安交通大学 | 一种适用于多品种纳米粉体的组装型超临界水热合成平台 |
CN114949897B (zh) * | 2022-06-22 | 2023-06-27 | 安徽佳先功能助剂股份有限公司 | 一种尼龙酸二异丁酯的连续脱水蒸馏装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002003529A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-01-09 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 超臨界二酸化炭素を反応溶媒とするシリル基含有化合物の製造方法 |
JP2004504289A (ja) * | 2000-07-19 | 2004-02-12 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 芳香族カルボン酸の製造 |
JP2004053545A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロリアクタと反応分析システム及びその製造方法 |
JP2004534012A (ja) * | 2001-04-06 | 2004-11-11 | トーマス・スワン・アンド・カンパニー・リミテツド | 超臨界水素化 |
-
2006
- 2006-01-26 WO PCT/JP2006/301239 patent/WO2006080404A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2006-01-26 JP JP2007500578A patent/JP4734505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002003529A (ja) * | 2000-06-21 | 2002-01-09 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 超臨界二酸化炭素を反応溶媒とするシリル基含有化合物の製造方法 |
JP2004504289A (ja) * | 2000-07-19 | 2004-02-12 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 芳香族カルボン酸の製造 |
JP2004534012A (ja) * | 2001-04-06 | 2004-11-11 | トーマス・スワン・アンド・カンパニー・リミテツド | 超臨界水素化 |
JP2004053545A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロリアクタと反応分析システム及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2006080404A1 (ja) | 2008-06-19 |
WO2006080404A1 (ja) | 2006-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4605391B2 (ja) | マイクロリアクターを用いた接触反応方法 | |
JP4734505B2 (ja) | マイクロリアクター及びそれを用いた接触反応方法 | |
Bruneau-Voisine et al. | Mono-N-methylation of anilines with methanol catalyzed by a manganese pincer-complex | |
US7914745B2 (en) | Method of hydrogenating aldehydes and ketones | |
US10526267B2 (en) | Multitubular reactor for liquid phase alcohol dehydrogenation and method for liquid phase alcohol dehydrogenation | |
CN101182274B (zh) | 一种多相催化氢转移制备芳香胺、醇、烷烃的方法 | |
Li et al. | Carbon nanotubes supported Pt–Ni catalysts and their properties for the liquid phase hydrogenation of cinnamaldehyde to hydrocinnamaldehyde | |
Giziński et al. | Chemoselective flow hydrogenation of α, β–Unsaturated aldehyde with nano-nickel | |
US20160318835A1 (en) | Method for olefin hydroformylation reaction using solid heterogeneous catalyst | |
Wang et al. | Cobalt catalyzed synthesis of α, β-unsaturated esters from esters and alcohols via mild O2-interrupted hydrogen borrowing | |
Hyde et al. | Continuous hydrogenation reactions in supercritical CO 2 “without gases” | |
Lewis et al. | Selective oxidation using in situ-generated hydrogen peroxide | |
JP4734544B2 (ja) | キャピラリー及びそれを用いたマイクロリアクター並びに該マイクロリアクターによる固相−液相−気相反応方法 | |
JP4978864B2 (ja) | キャピラリーとキャピラリーへの触媒固定化方法、並びにマイクロリアクターとこれを用いた固相−液相−気相反応方法 | |
Sanni et al. | Heterogeneous catalytic conversion of 4-chlorophenol via atomic hydrogen substitution induced by size-controlled polydisperse nanocobalt | |
Reina et al. | Hydrogenation reactions catalyzed by colloidal palladium nanoparticles under flow regime | |
JP2007069164A (ja) | マイクロキャピラリーを用いた反応装置及びそれによる接触水素化反応方法 | |
Bayrak et al. | Monodisperse NiPd alloy nanoparticles decorated on mesoporous graphitic carbon nitride as a catalyst for the highly efficient chemoselective reduction of α, β-unsaturated ketone compounds | |
CN107074701A (zh) | 用于制备2,3‑丁二醇的方法 | |
Mandoli | Catalyst recycling in continuous flow reactors | |
Ishitani et al. | Catalytic hydrogenative dechlorination reaction for efficient synthesis of a key intermediate of SDHI fungicides under continuous-flow conditions | |
JP2006248972A (ja) | マイクロリアクターを用いた接触水素化方法 | |
CN111196761A (zh) | 一种制备3-氨基丙醇的方法以及反应装置 | |
Lou et al. | Continuous synthesis of benzaldehyde by ozonolysis of styrene in a micro-packed bed reactor | |
Stanley et al. | Aldehyde-Water Shift Catalysis: H2 Production from Water and Aldehydes via a Homogenous Dirhodium Tetraphosphine Catalyst |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4734505 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |