JP4734035B2 - マグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体ならびにその製造方法 - Google Patents

マグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体ならびにその製造方法 Download PDF

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本発明は、マグネシウムまたはマグネシウム基合金(以下、これらを総称してマグネシウム材と略記する)の中間体ならびにその製造方法に関するものである。
マグネシウム材は実用的な金属の中で最も軽量であり、その薄肉品は比強度、電磁シールド性、熱放散性、振動減衰性などに優れており、しかもリサイクルのための再生産エネルギーが少なくて済むなどの利点を有している。そのため近年、通信機器、コンピュータ機器、光学機器、自動車部品、スポーツ用品など各種分野において多用化されている。+-
マグネシウム材は前述のような特長を有している反面、腐食され易いから、製品の防食性(耐食性)を高めるために表面処理が必要である。この表面処理には例えば陽極酸化処理、メッキ処理、塗装処理、クロメート処理など各種の方法が実施されている。
陽極酸化処理は、周知のように外部電源を用いて、電解浴中でマグネシウム材からなる成形品を陽極に接続して電解を行い、前記成形品の表面に酸化物や金属塩などの被膜を形成する処理である。この陽極酸化処理は防食性(耐食性)向上の他に、例えば耐摩耗性の向上、塗装下地処理として、潤滑性の付与など各種の目的のために施される。
従来、マグネシウム材をプレス(塑性)加工、押出加工、鋳造加工、成形加工して得られた成形品は一般に例えば突出部、凹みあるいは段部などの凹凸があり、その凹凸を有する成形品を陽極酸化用の電解浴槽にセットしたとき、その成形品と対向する電極(陰極)との距離が表面の凹凸により部分的に異なる。
そのため成形品(陽極)とそれと対向する電極(陰極)との抵抗値が部分的に違い、結果的には成形品の表面に形成される膜の状態(例えば厚さ、密度など)が不揃いとなり、一定の膜を形成することが難しく、例えば色ムラや焼けなどが生じ、品質の低下をきたす。
このような弊害をなくすために、陽極酸化処理の前に酸などによって化成処理を行い、成形品の全表面に水酸化膜あるいは酸化膜などの抵抗膜を形成することが行われている。このように成形品の全表面に抵抗膜を形成することにより、前述した陽極酸化処理時の成形品の凹凸の影響が緩和され、比較的均一な陽極酸化処理が可能となる。
なお、マグネシウム材の表面処理に関しては、例えば下記の特許文献を挙げることができる。
特開2001−192872号公報 特開平9−241897号公報 特開2002−30456号公報
前述のように全表面に抵抗膜を形成した成形品を陽極酸化処理用の電解浴槽にセットして、成形品の一部を電極に接触させて陽極酸化処理を行う場合、前記抵抗膜が成形品と電極との間にあるから、その間の電気抵抗値が高くなり、そのために良好な陽極酸化処理が行われない。
以上は陽極酸化処理の場合について説明したが、電気メッキなどの他の電解処理においても同様の問題が発生する。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、品質の安定した良好な電解処理ができるマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体ならびにその製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明の第1の手段は、マグネシウムまたはマグネシウム基合金からなる素材の表面に水酸化マグネシウム層が形成されて所定の形状に成形された成形部と、その成形部の周辺に、表面に前記水酸化マグネシウム層が形成されていないで前記素材の表面が露呈した導電部を設けたことを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記成形部を囲むように前記導電部が複数個形成されていることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1または第2の手段において、前記導電部に孔が形成されていることを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1ないし3のいずれかの手段において、前記成形部が所定の間隔をおいて複数個設けられ、その成形部と隣の成形部の間に前記導電部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は、マグネシウムまたはマグネシウム基合金からなる素材を加工して成形部を有する短冊状の成形シートを作る工程と、
その成形シートの両側端の表面をマスキング部材で覆う工程と、
マスキングした前記成形シートの表面全体に酸化剤を含む溶液を用いて水酸化マグネシウム層を形成する工程と、
その成形シートから前記マスキング部材を取り除いて、前記水酸化マグネシウム層が形成されていないで前記素材の表面が露呈した導電部を形成する工程と、
その成形シートの前記導電部に電極を接触して電解処理する工程とを
備えたことを特徴とするものである。
本発明の第6の手段は、マグネシウムまたはマグネシウム基合金からなる素材を加工して成形部を有する成形シートを作る工程と、
その成形シートの表面全体に酸化剤を含む溶液を用いて水酸化マグネシウム層を形成する工程と、
その成形シートの所定個所の水酸化マグネシウム層を除去することにより前記素材の表面が露呈した導電部を形成する工程と、
その成形シートの前記導電部に電極を接触して電解処理する工程とを
備えたことを特徴とするものである。
本発明の第7の手段は、前記第5または第6の手段において、前記導電部に孔が形成されていることを特徴とするものである。
本発明の第8の手段は前記第または第の手段において、前記成形部が所定の間隔をおいて複数個設けられ、その成形部と隣の成形部の間に前記導電部が設けられることを特徴とするものである。
本発明の第9の手段は前記第5または第6の手段において、前記電解処理が陽極酸化処理であることを特徴とするものである。
本発明の第11の手段は前記第6または第7の手段において、前記電解処理が陽極酸化処理であることを特徴とするものである。
本発明は前述のように、成形部の周辺に導電部(電極接触部)が形成されているから、成形部に対する電解処理がムラなく行なわれ、品質の安定した良好な電解処理ができる。
また本発明は前述のように、中間体の電極接触部をマスキングした後にその中間体の表面に電気抵抗膜を形成するから、電極接触部には電気抵抗膜は形成されず、そのために中間体と電極との電気的な接触が良好で、品質の安定した良好な電解処理ができる。
さらに本発明は前述のように、電気抵抗膜を形成した中間体の電極接触部に相当する個所の電気抵抗膜を除去してから、その電極接触部に電極を接触して電解処理を行うから、中間体と電極との電気的な接触が良好で、品質の安定した良好な電解処理ができる。
次の本発明の実施形態を図とともに説明する。図1は第1実施形態に係る温間塑性加工方法を説明するためのフローチャート、図2は実施形態に係る連続プレス方式の温間塑性加工装置の概略構成図である。
まず、図1を用いて本発明に係る温間塑性加工方法を説明する。同図に示すようにステップ(以下、Sと略記する)1で、マグネシウム材の熱間圧延を行う。この熱間圧延には、ロールを加熱する加熱ロール法と、ロールを加熱しないコールドロール法とがある。圧延した板材には、六方晶の底面が板面に平行に配列した加工集合組織が形成される。
マグネシウム材として純度が99%の純マグネシウムまたはマグネシウム合金が用いられる。マグネシウム合金としては、例えばMg−Al−Zn系合金、Mg−Zn−Zr系合金、Mg−Al系合金、Mg−希土類元素系合金などがある。
前記Mg−Al−Zn系合金としては、具体的にAZ31A、AZ31B、AZ31C、AZ61A、AZ80A、AZ91などがある。前記Mg−Zn−Zr系合金としては、具体的にZK51A、ZK61A、ZK60、M6、M5、M4などがある。前記Mg−Al系合金としては、具体的にAM100Aなどがある。
前記Mg−希土類元素系合金としては具体的にEZ33A、ZE41A、QE22Aなどがあり、希土類元素(RE:ミッシュメタルあるいはジジムとして主にCeあるいは/ならびにNd)を添加することにより、結晶粒界にMg12REがネットワーク状に晶出して、特に耐クリープ性が向上する。また、AgあるいはYの添加により、耐力が著しく向上する。
マグネシウム材としては、それの平均結晶粒径が0.1μm〜80μmの範囲内、好ましくは0.5μm〜50μmの範囲内、さらに好ましくは1μm〜30μmの範囲内にコントロールされたものが使用される。平均結晶粒径が0.1μm未満のものは割れ易くなり、その点で加工性が低下し、一方、平均結晶粒径が80μmを超えると加工性(成形性)、特に伸度が下がり、そのために精密な加工(成形)ができない。従って良好な特性、例えば音響特性を維持し、かつ良好な加工性(成形性)をもたせためには平均結晶粒径を0.1μm〜80μmの範囲内にコントロールする必要がある。
なおマグネシウム材の平均結晶粒径は、例えば素材の圧延条件(圧延ロールの周速や加熱温度)、焼鈍条件(焼鈍温度、焼鈍時間ならびに焼鈍雰囲気)などを調整することにより、所望の値にコントロールできる。ワークの板厚は、30μm〜150μmの範囲が適当である。
次にS2で、圧延材表面にある黒皮部分をCG(シリコンカーバイト)研摩して黒皮を機械的に除去し、S3で再度仕上げ圧延して加工すべきワークを得る。このワーク表面には圧延工程などによって炭化物、油脂分、その他の汚れなどが付着しており、それらを除去するためにシンナーなどの有機溶剤を用いたり、界面活性剤を用いたりしてワークの洗浄が行われる(S4)。
次にS5で、ワークの全表面に水酸化マグネシウム層を形成する。この水酸化マグネシウム層の形成は、亜硝酸ナトリウム水溶液中に水酸化ナトリウムを適量添加して攪拌することにより、その処理溶液の温度を120℃〜140℃の範囲に維持する。前記亜硝酸ナトリウム水溶液の濃度は50g/L〜100g/L、水酸化ナトリウムの添加量は395g/L〜405g/Lの範囲が適当である。
この加熱された処理溶液中に、ワークを0.5分〜5分の間浸漬する。なお、ワークの汚れ度合いに応じて浸漬時間を決めるため、浸漬時間は前述のように幅を持たせてある。
浸漬後、ワークを処理溶液から取り出して水洗し、ワークの表面が乳白色になって、光沢が無くなるまで前述の前処理を行い、ワークの全表面に緻密な水酸化マグネシウム層を形成する。前述の亜硝酸ナトリウム水溶液への浸漬により、前記S4での有機溶剤では除去しきれなかった圧延時に炭化した潤滑剤などの付着物が確実に除去でき、ワークの表面が綺麗に洗浄され、その表面に水酸化マグネシウム層が形成される。このように全表面に水酸化マグネシウム層を形成することにより、長期間にわたって表面性状が安定した圧延素材を得ることができる。
次にS6で、前記前処理が済んだワークを潤滑剤溶液中に所定時間浸漬して、表面にマグネシウム石けん層を形成する。この潤滑剤としては、例えば置換基を有していない叉は置換基を有している炭素数が6〜24の脂肪族カルボン酸塩、及び置換基を有していない叉は置換基を有している炭素数が7〜20の芳香族カルボン酸塩のグループから選択された少なくとも1種の有機化合物が使用される。
前記脂肪族カルボン酸塩において、脂肪族鎖は直鎖であっても分鎖であってもよい。また、飽和であっても不飽和であってもよい。分子中の炭素数は好ましくは10〜24であり、より好ましくは8〜22である。
脂肪族カルボン酸塩の脂肪族カルボン酸としては、例えばヘキサン酸、4−メチル吉草酸、2−エチル酪酸、2,2−ジメチル酪酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ヘプタデカン酸、ステアリン酸、イコサン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸などがある。
また脂肪族カルボン酸塩の塩としては、例えばアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アミン塩、アンモニウム塩などがあり、特にアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩が好適である。
さらに脂肪族カルボン酸塩の置換基としては、例えば水酸基、カルボキシ基、アミノ基、アルコキシ基、アセチル基、ハロゲン原子などがある。置換度は5以下、好ましくは3以下、より好ましくは0または1である。
脂肪族カルボン酸塩の好ましい有機化合物としては、例えばオレイン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ベヘニン酸ナトリウム、1,2−ヒドロキシオクタデカン酸ナトリウム、イソステアリン酸ナトリウム、2−ドデカン酸ナトリウムなどがある。
前記芳香族カルボン酸塩中の炭素数は好ましくは7〜20であり、より好ましくは7〜14である。
芳香族カルボン酸塩の芳香族カルボン酸としては、例えば安息香酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ジフタル酸、ベンゼントリカルボン酸、ベンゼンテトラカルボン酸、ナフトエ酸などがある。
芳香族カルボン酸塩の塩としては、例えばアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アミン塩、アンモニウム塩などがあり、特にアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩が好適である。
芳香族カルボン酸塩の置換基としては、例えば水酸基、カルボキシ基、アミノ基、アルコキシ基、アセチル基、ハロゲン原子、炭素数が1〜6のアルキル基などがある。置換度は5以下、好ましくは3以下、より好ましくは0または1である。
芳香族カルボン酸塩の好ましい有機化合物としては、例えば安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、イソフタル酸ナトリウム、テレフタル酸ナトリウム、ジフタル酸ナトリウムなどがある。
潤滑剤には必要に応じて、例えば防錆剤、粘度調節剤、酸化防止剤、消泡剤、pH調整剤などを添加することができる。
本実施形態では、水にステアリン酸ナトリウムと水酸化ナトリウムを添加して溶解し、この潤滑剤溶液が80℃〜100℃の温度範囲になるように加熱維持する。前記ステアリン酸ナトリウムの添加量は8g/L〜12g/Lである。
この潤滑剤溶液中に前述のワークを浸漬することにより、ワーク表面の水酸化マグネシウム層が化学反応を起し、カルボン酸マグネシウムからなるマグネシウム石けん層を形成する。ワークの浸漬時間は、1分〜5分が適当である。
このようにして表面にマグネシウム石けん層を形成したワークを後述の温間塑性加工装置にセットして所定の温間塑性加工を行う(S7)。
図2は、実施形態に係る連続プレス方式の温間塑性加工装置の概略構成図である。この温間塑性加工装置は同図に示すように、間欠送り機構4と成形加工機構5と切断機構6とが加工工程の流れ方向Xに沿って設けられている。
間欠送り機構4には、ロール状に巻き取られた帯状のワーク2がセットされる。このワーク2の表面には、図1のS4でマグネシウム石けん層3が形成されている。帯状のワーク2は、間欠的に往復移動するチャッキング機構7a,7bによって挟まれた状態で成形加工機構5側に所定の送りピッチP1で間欠的に送り出される。
本実施形態の場合、成形加工機構5は第1成形部8a、第2成形部8b、第3成形部8c、第4成形部8dを有し、これら成形部8a〜8dは加工工程の流れ方向Xに沿って設けられている。
第1成形部8aは第1固定側プレス金型8a−1と第1可動側プレス金型8a−2とから構成され、第2成形部8bは第2固定側プレス金型8b−1と第2可動側プレス金型8b−2とから構成され、第3成形部8cは第3固定側プレス金型8c−1と第3可動側プレス金型8c−2とから構成され、第4成形部8dは第4固定側プレス金型8d−1と第4可動側プレス金型8d−2とから構成されている。
各固定側プレス金型8a−1〜8d−1は固定盤9に取り付けられ、各可動側プレス金型8a−2〜8d−2は可動盤10に取り付けられている。各固定側プレス金型8a−1〜8d−1と各可動側プレス金型8a−2〜8d−2には、電気ヒータ11と温度センサ(図示せず)が内蔵されており、例えば200℃〜250℃の範囲で個別に温度制御されている。
各固定側プレス金型8a−1〜8d−1の周囲には押え部材12がスライド可能に配置され、各押え部材12はスプリング13により常に上方向の各可動側プレス金型8a−2〜8d−2側に弾性付勢されている。
第1成形部8aと第2成形部8bとの間隔P2、第2成形部8bと第3成形部8cとの間隔P3、第3成形部8cと第4成形部8dとの間隔P4はともにワーク2の送りピッチP1と等しくなるように、各成形部8の位置決めがなされている。
各可動側プレス金型8a−2〜8d−2を取り付けた可動盤10は複数本のロッドによって上下動可能に支持され、複数本のロッドの頭部に取り付けられた天板に油圧シリンダが固定されている(いずれも図示せず)。
この油圧シリンダによって前記可動盤10が所定のストロークで上下動し、降下時に各可動側プレス金型8a−2〜8d−2がワーク2と接触または近接する加熱モード位置と、ワーク2を各固定側プレス金型8a−1〜8d−1側に押圧するプレス成形モード位置との2段階で位置決めされるようになっている。図2に示す可動盤10(可動側プレス金型8a−2〜8d−2)は、待機位置の状態を示している。
図3は、第1成形部8aでのワーク2の加熱状態を示す加熱モード位置での断面図である。第1固定側プレス金型8a−1の頭部にドーム状の突出部14aが設けられ、一方、第1可動側プレス金型8a−2の下面には前記突出部14aと対応するドーム状の凹部15aが形成されている。
図2に示すように可動盤10(可動側プレス金型8a−2)が待機位置にあるとき、ワーク2がチャッキング機構7a,7bで挟まれて、固定側プレス金型8a−1上に送られる。ワーク2を所定長さ送り出した後、チャッキング機構7a,7bは開いた状態で点線の位置から実線の待機位置まで後退する。
次に可動側プレス金型8a−2が加熱モード位置まで降下し、フラットなワーク2の下面は固定側プレス金型8a−1の頭部と押え部材12に接触して、ワーク2の上面は可動側プレス金型8a−2の下面と接触し、ワーク2の成形されようとしている部分の周囲は可動側プレス金型8a−2の下面と押え部材12によって弾性的に挟まれている。
前述のように固定側プレス金型8a−1と可動側プレス金型8a−2には電気ヒータ11が内蔵されて所定の温度に加熱されており、しかも押え部材12は固定側プレス金型8a−1と接触して熱伝導により高温状態になっているから、ワーク2は固定側プレス金型8a−1、可動側プレス金型8a−2、押え部材12の接触または近接によって、成形されようとしている部分ならびにその周辺が加熱される。
図3の加熱モードの状態を所定時間(例えば5秒〜10秒程度)維持することにより、薄板状のワーク2は温間塑性加工に適した温度、例えば固定側プレス金型8a−1ならびに可動側プレス金型8a−2とほぼ同温の200℃〜250℃程度に加熱される。加熱モードの時間は、ワーク2の板厚、材質、熱的特性、成形する形や寸法などによって適宜調整することができる。
なお、この加熱モードは前述のように短時間であり、しかも加熱温度も比較的低いから、結晶粒子の成長が起きて、そのために加工性が低下する心配はない。
しかる後、可動側プレス金型8a−2を固定側プレス金型8a−1側に押圧することにより、押え部材12がスプリング13の弾性に抗して下側に下がり、突出部14aと対凹部15aとによりワーク2の一部がそれらと同じ形状にプレス成形される。このプレス成形時、加工が施される部分の周辺が可動側プレス金型8a−2と押え部材12によって強固に挟圧されているから、周辺部分でのシワ発生が防止できる。
この第1段階の加工が終わると、油圧シリンダによって可動盤10が図2の位置まで持ち上げられ、第1成形部8aで成形されたワーク2の部分がチャッキング機構7a,7bの送り動作によって次の第2成形部8bに送られる。
第2成形部8b〜第4成形部8dにおいても間欠的に順送りすることにより、ワーク2の加熱と塑性加工が繰り返して行われ、最終的には図4に示すようにワーク2にドーム部16を連続的に多数個形成することができる。
再び図2に戻って、前述のようにして成形加工機構5を経由したワーク2は切断機構6に送られる。切断機構6は、固定盤9に取り付けられた受け部17と、可動盤10に取り付けられた刃部18と、制御部(図示せず)に接続されたカウンタ19とを備えている。
間欠送り機構4によるワーク2の送り回数あるいは成形加工機構5によるプレス回数を前記カウンタ19で計測することにより、ワーク2上の形成された成形部(本実施形態ではドーム部16)の個数を検出することができる。ワーク2上に成形部が所定数形成されて刃部18の下を通過すると、刃部18を出してワーク2を切断し、図5に示すような短冊状の成形シート20を得る。
この成形シート20は、次のマスキング工程、抵抗膜形成工程、陽極酸化処理工程ならびに電着塗装仕上げ工程に移され、その後に成形部(本実施形態ではドーム部16)がワーク2から切り離される。
図5に示すように成形シート20の成形部(本実施形態ではドーム部16)の周囲には、貫通した複数の孔21が整列した状態で形成されている。すなわち同図に示されているように、成形部(本実施形態ではドーム部16)が所定の間隔をおいて複数個繰り返して形成され、その成形部と隣の成形部の中間位置の左右両側に孔21がそれぞれ形成されており、各成形部は複数の孔21(本実施形態では4個の孔21)によって囲まれている。この孔21は、例えば成形加工機構5の最終段階である第4成形部8dで形成することができる。
再び図1に戻って、温間塑性加工(S7)後にS8で前記成形シート20の成形部(本実施形態ではドーム部16)を除いて孔21の上を図6に示すようにマスキングテープ22でマスキングする。本実施形態の場合、孔21は成形シート20の両側端に等間隔で形成されているから、マスキングテープ22は成形シート20の両側端に沿って貼着される。なお、マスキングテープ22によるマスキングは成形シート20の表面と裏面に施される。
本実施形態ではマスキング部材としてマスキングテープを用いたが、マスキングテープの代わりに押圧部材を用い、成形シート20の孔21が形成されている部分を両面から押圧部材で挟持してマスキングすることもできる。押圧部材であれば何回でもマスキングに使用することができ、製造コストの低減が図れる。
次にS9で、マスキングした成形シート20の表面に電気抵抗膜23が形成される。本実施形態の場合、亜硝酸ナトリウム水溶液中に水酸化ナトリウムを適量溶解して、液温を120℃〜140℃の範囲に維持した溶液中に、前記マスキングした成形シート20を浸漬することによって、成形シート20の全面に電気抵抗膜23が形成される。
亜硝酸ナトリウム水溶液の濃度は50g/L〜100g/L、水酸化ナトリウムの添加量は395g/L〜405g/Lの範囲が適当である。
本実施形態では亜硝酸ナトリウムを使用したが、クロム酸系、リン酸マンガン塩系、すず酸系、ジルコニウム塩系などを使用して電気抵抗膜23を形成することもできる。前記亜硝酸ナトリウムは金属が含まれていないため、膜質の安定性や廃液処理の観点から好適である。
電気抵抗膜23を形成した後、マスキングテープ22を成形シート20から剥ぎ取る(S10)。剥ぎ取った成形シート20の状態が図7に示されており、孔21ならびにその周辺には電気抵抗膜23が形成されていないマグネシウム材表面が露呈した列状の導電部24が形成される。前述のようにマスキング部材として押圧部材を使用した場合、成形シート20から押圧部材を取り外すことがマスキング除去(S10)となる。
このマスキング除去(S10)の後に、成形シート20に陽極酸化処理が施される(S11)。この陽極酸化処理は、前処理と酸化処理と後処理の3工程からなる。前処理は、成形シート20に付着している潤滑剤などを除去する処理で、具体的にはアルカリ洗浄である。マグネシウムは耐アルカリ性なので、アルカリ度の高い洗浄剤を使用して高温で効果的な洗浄が可能である。
前処理を行った成形シート20を、例えば水酸化ナトリウム、エチレングリコール、シュウ酸ナトリウムの混合水溶液からなり、75℃〜80℃に維持された電解浴槽に浸漬し、所定の通電を行う。この通電の際図8に示すように、成形シート20の各孔21に電極ピン群25が挿入され、その電極ピン群25が電解浴槽の陽極に接続される。前述のように孔21の孔内ならびに孔21の周辺には電気抵抗膜23が形成されていないから、成形シート20と電極ピン群25との電気的な接続は良好である。また、成形部(本実施形態ではドーム部16)の表面には電気抵抗膜23が形成されているため、成形部に凹凸があってもその凹凸の影響が少なくほぼ一様に陽極酸化が行われる。
電解には任意の波形の直流が供給され、特にパルス波、鋸波、高速反転重畳波が好適である。前記電極ピン群25ならびに電解浴槽の陽極、陰極(いずれも図示せず)には例えば鋼、ステンレス鋼、ニッケル、炭素などの不溶性材質が使用される。
しかる後、酸化処理し、水洗、湯洗、乾燥の後処理を行う。この陽極酸化処理により、成形シート20の表面に緻密な酸化被膜が形成される。この酸化被膜は内部金属の防食皮膜として機能すると共に、塗装の下地膜にもなる。従ってこの陽極酸化処理後、S12の電着塗装仕上げを行うことができる。必要に応じて、前記陽極酸化処理(S11)と電着塗装仕上げ(S12)の間に、例えば浸漬方法などで染料の塗布を行うこともできる。
このようにして電着塗装仕上げを行った後、成形シート20からドーム部16を順次打ち抜いて、そのドーム部16を音響スピーカとして使用することができる。
図9ないし図11は本発明の第2実施形態を説明するためのもので、図9はこの実施形態に係る温間塑性加工方法を説明するためのフローチャート、図10ならびに図11はこの実施形態に係る成形シートの途中の状態を示す斜視図である。
図9においてS21のマグネシウム材の圧延工程からS27の温間塑性加工工程までの内容は、図1で示したS1からS7までの内容と同じであるから、重複する説明は省略する。
本実施形態ではマスキングを施さず、図10に示すように成形シート20の全面に電気抵抗膜23を形成する(S28)。電気抵抗膜23の形成は、前記第1実施形態と同様の方法で行われる。次に図11に示すように、成形シート20の孔21の周辺ならびに孔内に付着している電気抵抗膜23を部分的に除去して導電部24を形成する(S29)。
電気抵抗膜23の部分除去には、有機カルボン酸などの有機酸または鉱酸などが用いられる。有機カルボン酸としては、例えばモノカルボン酸、ジカルボン酸、オキシまたはケトカルボン酸、芳香族カルボン酸などが用いられる。
さらに具体的には前記モノカルボン酸としては、例えばギ酸や酢酸などがある。前記ジカルボン酸としては、例えばシュウ酸やマロン酸などがある。前記オキシまたはケトカルボン酸としては、例えば乳酸、酒石酸、クエン酸などがある。前記芳香族カルボン酸としては、例えばサリチル酸やスルホサリチル酸などがあり、これらの1種または2種以上の混合物が使用される。
前記鉱酸としては、例えば硝酸、硫酸、クロム酸、フッ酸あるいはこれらの混酸が使用される。
本実施形態では電気抵抗膜の部分除去に有機酸または鉱酸を用いて、化学的に除去したが、例えばブラシ、バフ、ベルト、バレル、ブラストなどを用いて、機械的に除去することも可能である。
しかる後、S30で陽極酸化処理を行い、S31で電着塗装仕上げを行う。この陽極酸化処理ならびに電着塗装仕上げの内容は図1で説明したS11、S12と同様であるからそれらの説明は省略する。
本実施形態は前述のような構成になっており、第1実施形態のようなマスキングテープを成形シートに貼着したり形成シートを押圧部材で挟持して固定するなどのマスキング工程(S8)、ならびにマスキングテープを成形シートから剥ぎ取ったり押圧部材を成形シートから外したりするマスキング除去(S10)などの煩雑な工程が省略できるとともに、抵抗膜は薄いためそれの部分的除去(S29)は容易である。そのため本実施形態によって作業工程が少なくなり、効率の向上が図れる。
前記実施形態では潤滑層としてマグネシウム石けん層を形成したが、このマグネシウム石けん層の形成の代わりに、例えば油脂系潤滑剤やシリコーン系無機系潤滑剤などの通常の潤滑剤を塗布することもできる。このように通常の潤滑剤を塗布する場合、前記実施形態の水酸化マグネシウム層の形成工程(S5,S25)ならびにマグネシウム石けん層の形成(S6,S26)の代わりに潤滑剤の塗布工程が入ることになる。
前記実施形態ではマグネシウム材をプレス(塑性)加工を施す場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば押出加工、鋳造加工、成形加工して得られた成形品の場合にも適用可能である。
前記実施形態では成形シートのように複数個の成形部を繰り返して形成し、それら集合体に各成形部を挟むようにして複数個の孔などの電極接触部を設けたが、1つの成形品に対してその周辺に複数個の孔などの電極接触部を設けることも適用可能である。
前記実施形態では孔からなる電極接触部を設けたが、電極接触部は孔でなくても例えばフラットな部分、あるいは切り起し片、リブなど他の形状でも構わない。
本発明の第1実施形態に係る温間塑性加工方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る温間塑性加工装置の概略構成図である。 その温間塑性加工装置の第1成形部でのワーク加熱モード位置での断面図である。 その温間塑性加工装置によって加工されたワークの断面図である。 その温間塑性加工装置によって得られた成形シートの斜視図である。 その成形シートのマスキングした状態を示す斜視図である。 その成形シートの陽極酸化処理前の状態を示す斜視図である。 図7X−X線上の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る温間塑性加工方法を説明するためのフローチャートである。 その実施形態に係る成形シートに抵抗膜を形成した状態を示す斜視図である。 その成形シートの陽極酸化処理前の状態を示す斜視図である。
符号の説明
1:水酸化マグネシウム層、2:ワーク、3:マグネシウム石けん層、4:間欠送り機構、5:成形加工機構、6:切断機構、7a,7b:チャッキング機構、8a:第1成形部、8a−1:第1固定側プレス金型、8a−2:第1可動側プレス金型、8b:第2成形部、8b−1:第2固定側プレス金型、8b−2:第2可動側プレス金型、8c:第3成形部、8c−1:第3固定側プレス金型、8c−2:第3可動側プレス金型、8d:第4成形部、8d−1:第4固定側プレス金型、8d−2:第4可動側プレス金型、9:固定盤、10:可動盤、11:電気ヒータ、12:押え部材、13:スプリング、14a〜14d:突出部、15a〜15d:凹部、16:ドーム部、17:受け部、18:刃部、19:カウンタ、20:成形シート、21:孔、22:マスキングテープ、23:電気抵抗膜、24:導電部、25:電極ピン群。

Claims (9)

  1. マグネシウムまたはマグネシウム基合金からなる素材の表面に水酸化マグネシウム層が形成されて所定の形状に成形された成形部と、その成形部の周辺に、表面に前記水酸化マグネシウム層が形成されていないで前記素材の表面が露呈した導電部を設けたことを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体。
  2. 請求項1記載のマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体において、前記成形部を囲むように前記導電部が複数個形成されていることを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体。
  3. 請求項1または2記載のマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体において、前記導電部に孔が形成されていることを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体において、前記成形部が所定の間隔をおいて複数個設けられ、その成形部と隣の成形部の間に前記導電部が設けられていることを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体。
  5. マグネシウムまたはマグネシウム基合金からなる素材を加工して成形部を有する短冊状の成形シートを作る工程と、
    その成形シートの両側端の表面をマスキング部材で覆う工程と、
    マスキングした前記成形シートの表面全体に酸化剤を含む溶液を用いて水酸化マグネシウム層を形成する工程と、
    その成形シートから前記マスキング部材を取り除いて、前記水酸化マグネシウム層が形成されていないで前記素材の表面が露呈した導電部を形成する工程と、
    その成形シートの前記導電部に電極を接触して電解処理する工程とを
    備えたことを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体の製造方法。
  6. マグネシウムまたはマグネシウム基合金からなる素材を加工して成形部を有する成形シートを作る工程と、
    その成形シートの表面全体に酸化剤を含む溶液を用いて水酸化マグネシウム層を形成する工程と、
    その成形シートの所定個所の水酸化マグネシウム層を除去することにより前記素材の表面が露呈した導電部を形成する工程と、
    その成形シートの前記導電部に電極を接触して電解処理する工程とを
    備えたことを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体の製造方法。
  7. 請求項5または6記載のマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体の製造方法において、前記導電部に孔が形成されていることを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体の製造方法。
  8. 請求項または記載のマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体の製造方法において、前記成形部が所定の間隔をおいて複数個設けられ、その成形部と隣の成形部の間に前記導電部が設けられることを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体の製造方法。
  9. 請求項または記載のマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体の製造方法において、前記電解処理が陽極酸化処理であることを特徴とするマグネシウムまたはマグネシウム基合金の中間体の製造方法。
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