JP4733691B2 - 投写型画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、平面状の発光面を有する光源を備えた投写型画像表示装置に関する。
従来、投写型画像表示装置の照明部においては、一般に、光源として高圧水銀灯が用いられている(例えば、特許文献1参照)。これは、発光部が電極間のギャップであって非常に小さい(主流は、ギャップ長1〜1.5mm)ことから、光学的に画像表示装置に集光させ易く、また、光源自体の発光効率も優れていることが主な理由である。しかし、高圧水銀灯の場合には、必要な可視光以外に紫外光や赤外光が発生して、光源周辺部が非常に高温になってしまう。また、寿命が、一般的に2000時間程度、長寿命タイプのものでも10000時間であり、市場交換が必須で、ランニングコストがかかる等の問題点があった。
これらの問題点を克服すべく、LED(発光ダイオード)素子を、投写型画像表示装置の照明部の光源として用いる試みがなされつつある(このようなLED素子を用いた光源を「LED光源」という)。これは、20000時間以上の寿命を実現することができ、また、R(赤)、G(緑)、B(青)の各単色での発光特性を有するために色再現性に優れ、有害光を発生させることもない等の、LED素子の特徴に着目したものである。
特開平11−142780号公報
しかし、LED素子は、発光効率が高圧水銀灯のそれには至っておらず、また、出力の絶対値も小さいことから、投写型画像表示装置の照明部の光源として用いた場合に十分な明るさを得ることができないという問題点を有している。この問題点を克服するために、LED素子自体の発光効率及び出力の向上への取り組みは必須であるが、システム側については、LED光源からの光を如何に効率良く画像表示装置に取り込むか、あるいは、十分な光量を得るために複数の光源を利用することができるか、ということが課題となっている。
本発明は、従来技術における前記課題に鑑みてなされたものであり、LED光源のような、平面状の発光面を有し、その面の一方向に光を放射する光源の、画像表示装置への光取り込み率を改善して、明るさの最大化を図ると共に、光源の複数化を実現して、高輝度化を図ることのできる投写型画像表示装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る投写型画像表示装置は、内面に回転放物面からなる反射面を有するリフレクタと、少なくとも発光部が平面と見なせる形状であると共に、前記平面に垂直に立てた法線に対して±90°以内の配光を有し、かつ、前記発光部が光学的に前記リフレクタの前記反射面を形成する前記回転放物面の焦点に位置するように配置された光源と、外部信号に応じて光の出力を変調可能な光変調素子と、前記発光部から出射され、前記リフレクタの前記反射面で反射された光を前記光変調素子に導く光学系と、前記光変調素子上の像をスクリーン上に拡大投写する投写光学系とを備えた投写型画像表示装置であって、前記光学系を、前記リフレクタの出射面の前方に配置されたコンデンサレンズ及び前記コンデンサレンズの焦点位置に入射側開口部が位置するように配置されたロッドインテグレータ及び前記ロッドインテグレータの出射側開口部の像を前記光変調素子上に転写するリレー光学系か、又は前記リフレクタの出射面の前方に配置されたマイクロレンズの集合体であるレンズアレイ型インテグレータのいずれかにより構成し、かつ前記リフレクタからの光の集光角が、前記リフレクタ及び光源を除く光学部材に共通の光軸であるシステム軸に対して略対称となるように、前記リフレクタの前記反射面の回転中心軸を前記システム軸に対して平行にシフトさせて配置したことを特徴とする。
前記本発明の投写型画像表示装置によれば、広い出射角を有する面発光光源からの光を効率良く集光して、画像表示装置に取り込むことが可能となる。
また、前記光源の前記発光部が、前記リフレクタの前記反射面の回転中心軸を基準として、前記リフレクタの前記反射面の面頂側に傾けられているという好ましい例によれば、リフレクタの出射面の方向に直接出射される光が少なくなって光利用効率が向上する。
また、前記リフレクタからの光の集光角が前記リフレクタ及び光源を除く光学部材に共通の光軸であるシステム軸に対して略対称となるように、前記リフレクタの前記反射面の回転中心軸が前記システム軸に対して傾けられているという好ましい例によれば、画像表示装置への光取り込み率の最適化を実現することが可能となる。
また、前記リフレクタと前記光源とからなる照明部を複数組備え、前記複数のリフレクタが、前記照明部を除く光学部材に共通の光軸であるシステム軸に対して対称に配置されているという好ましい例(多灯構成)によれば、1灯構成では得られない光量を得ることが可能となり、投写像の明るさを飛躍的に改善することができる。特に、前記複数のリフレクタを、その外面同士が近接するように配置にすれば、光源の背面に、光学的には影響を与えることなく冷却のための部材(ヒートシンクなど)を配置することが可能となる。
以下、実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。
図1は本発明における投写型画像表示装置を示す構成図、図2は当該投写型画像表示装置に用いられる光源を示す側面図である。
図1に示すように、本実施の形態の投写型画像表示装置は、照明部34と、ロッドインテグレータ8と、コンデンサレンズ9と、リレー光学系10と、光変調素子としての光変調器11と、投写光学系としての投写レンズ15とが順に配置されて構成されている。
照明部34は、光源35と、内面に楕円反射面4を有するリフレクタ5とにより構成されている。光源35は、固体発光光源であり、図示しない電力供給源に接続された基板2と、基板2上に実装された、平面と見なせる発光部1とにより構成されている。リフレクタ5の楕円反射面4は、楕円をその長軸のまわりに1回転して得られる曲面(回転楕円面)を、長軸を含む面で二等分したものであり、この場合の回転中心軸である楕円の長軸はリフレクタ5の中心軸(以下「リフレクタ軸」という)17と一致している。リフレクタ5は、その楕円反射面4を形成する回転楕円面の第1の焦点3が光源35の発光部1の表面(発光面)上に位置するように配置されている。そして、この場合、光源35は、その発光面がリフレクタ軸17を含む面と一致するように配置されている。尚、図1中、6はリフレクタ5の開口を示している。
図2に示すように、光源35の発光部1の発光面からの光は、当該発光面に垂直に立てた法線(光源中心軸)に対して開き角θLをもって出射する。図3に、横軸に光源中心軸に対する出射光の開き角θLを、縦軸に光強度をとって、光源の光強度分布(配光分布)の一例を示す。図3から、−90°≦θL≦+90°の範囲で有効な光が出射されていることが分かる。すなわち、光源35は、発光面に垂直に立てた法線に対して±90°以内の配光を有している。
ロッドインテグレータ8は、ガラス製の六面体からなるのが一般的であるが、平面ミラーを4枚並べて側壁を構成したものをロッドインテグレータとして用いてもよい。このロッドインテグレータ8は、リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第2の焦点7がその入射側開口部に位置するように配置されている。
コンデンサレンズ9は、その焦点位置がロッドインテグレータ8の出射側開口部に位置するように配置されている。このコンデンサレンズ9は、ロッドインテグレータ8からの光を略平行光に変換する。
リレー光学系10は、複数のレンズにより構成され、コンデンサレンズ9からの光を効率良く光変調器11に導くことができる。このリレー光学系10は、ロッドインテグレータ8の出射側開口部の像を光変調器11上に転写する。
光変調器11は、リレー光学系10の照明位置に配置され、画像が形成される透過型の液晶パネル13と、液晶パネル13の入射側に設けられた入射側偏光板12と、液晶パネル13の出射側に設けられた出射側偏光板14とにより構成されている。液晶パネル13は、外部信号によって独立して液晶の状態を制御可能なセルが2次元的に配列されて構成されており、外部信号に応じて透過する光の出力を変調することができる。入射側偏光板12は、入射光のうち、一方向に偏光した光のみを透過させる。出射側偏光板14は、その透過軸の方向に偏光した光を透過させ、透過軸と直交する方向に偏光した光を吸収する。光変調器11の詳細な動作説明は本発明の主旨に必ずしも必要ではないので、ここでは省略する。
投写レンズ15は、複数のレンズからなり、光変調器11の液晶パネル13上に形成された画像をスクリーン(図示せず)上に拡大投写する。
図1中、16は照明部34を除く光学部材であるロッドインテグレータ8、コンデンサレンズ9、リレー光学系10、光変調器11及び投写レンズ15に共通の光軸であるシステム軸を示しており、図1に示す投写型画像表示装置において、当該システム軸16はリフレクタ軸17と一致している。
以下、上記のように構成された投写型画像表示装置の動作について説明する。
発光面がリフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第1の焦点3に位置する光源35から出射された光は、リフレクタ5の楕円反射面4によって反射されて、リフレクタ5の開口6から出射する。リフレクタ5の開口6から出射した光は、リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第2の焦点7に集光され、この第2の焦点7の位置に入射側開口部を有するロッドインテグレータ8に入射する。ロッドインテグレータ8内で反射を繰り返した光は、ロッドインテグレータ8の出射側開口部を焦点位置とするコンデンサレンズ9に入射し、略平行光となってリレー光学系10に入射する。コンデンサレンズ9からの光は、リレー光学系10によって効率良く光変調器11に導かれ、光変調器11の液晶パネル13上に画像が形成される。この画像は、投写レンズ15によってスクリーン上に拡大投写される。
本実施の形態の投写型画像表示装置によれば、上記のような構成を備えていることにより、光源35の発光部1からの光は、リフレクタ5の開口6の方向に直接出射される光を除いて、その開き角θLが90°に近いものであっても集光可能となる。従って、コンデンサレンズ9以降の構成において、Fナンバー(Fno)、光線の通る有効面積によって決まる光の扱える量の制限にかからなければ、光源35の発光部1からの光を有効に利用することができる。すなわち、本実施の形態の投写型画像表示装置によれば、光源35の発光部1からの光を、効率良く画像表示装置に取り込むことができる。
尚、光源35の発光部1の周辺に表面保護などのためのカバーガラスが配置される場合には、リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第1の焦点3の位置が発光部1から光学的にずれないように、発光面をリフレクタ軸17を含む面と平行に保った状態で、光源35をシフトさせる補正を行うのが望ましい。また、例えば、光源35に集光のための光学材が一体に設けられている場合にも、リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第1の焦点3の位置が発光部1から光学的にずれないように、同様の補正を行うのが望ましい。
また、本実施の形態の投写型画像表示装置によって得られる画像は単色表示であるが、以下のような構成を採用すれば、カラー表示を行うこともできる。例えば、光源35の発光部1からコンデンサレンズ9までの構成部材を、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色の光ごとに用意し、光が略平行となるコンデンサレンズ9とリレーレンズ10との間にダイクロイックミラー等からなる色合成光学系を配置する。そして、各色の発光を時間的にずらして行い、これと同期して色に合わせて画像を液晶パネル13上で形成すれば、カラー表示を行うことができる。また、光源35の発光部1から光変調器11までの構成部材を、赤、緑、青の各色の光ごとに用意し、上記色合成光学系を光変調器11と投写レンズ15との間に配置することによっても、カラー表示を行うことができる。本実施の形態のように光変調器11に液晶を用いる場合に、光源35からの自然光を一方向の偏光光に変換するための偏光変換システムや均一照明を実現するためのインテグレータ光学系を導入することが可能であることは、当業者であれば容易に想定することができる。
また、本実施の形態においては、光変調器11に透過型の液晶パネル13を用いているが、リレー光学系10から投写レンズ15までの光学系を最適化することにより、光変調器11に微小可動ミラーを二次元的に配列してなるDMD(Digital Micro−Mirror Device)や反射型の液晶パネルを用いることもできる。
また、本実施の形態においては、リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第1及び第2の焦点3、7を通るリフレクタ軸17がシステム軸16と一致している場合を例に挙げて説明しているが、この場合、光源35の発光部1からの光を、効率良く画像表示装置に取り込むことはできるものの、光変調器11への均一照明の点で若干問題が残る。すなわち、光源35は、その発光部1の発光面がリフレクタ軸17を含む面と一致するように配置されており、光源35の発光部1からの光はリフレクタ5の楕円反射面4の片側半分のみで反射されるので、リフレクタ5の開口6からの光の集光角はシステム軸16に対して非対称となる(図1参照)。このため、リフレクタ5の開口6からの光がロッドインテグレータ8の中で均一になりにくく、光変調器11への照明の均一性が得難くなる。そこで、図4、図5に示すように、リフレクタ5の開口6からの光の集光角がシステム軸16に対して対称となるように、リフレクタ軸17を、第2の焦点7を基準にシステム軸16に対して傾けるのが望ましい。これによれば、画像表示装置への光取り込み率の最適化を実現することが可能になると共に、光変調器11への均一照明を実現することも可能となる。但し、光源35の強度分布(配光分布)が対称でない場合には、リフレクタ5の開口6からの光の集光角のシステム軸16に対する対称性が多少ずれていても、最大光利用効率が得られる場合もある。
また、本実施の形態においては、光源35を、その発光部1の表面(発光面)がリフレクタ軸17を含む面と一致するように配置しているが、図6に示すように、発光面を、リフレクタ5の楕円反射面4の面頂側に向けて傾ければ、リフレクタ5の開口6の方向に直接出射される光が少なくなって光利用効率が向上する。但し、光源35の発光面を傾けすぎると、楕円反射面4の面頂側で反射した光が発光部1あるいは基板2によって遮られてしまうので、図3に示す配光分布を考慮し、リフレクタ5の開口6の方向に直接出射されていた分を救済できる光の量と、発光部1あるいは基板2によって遮られてしまう光の量とのバランスを見て、最適な傾け角を決めるのが望ましく、光源35の発光部1の表面(発光面)に垂直に立てた法線とリフレクタ軸17とのなす角θは、60°≦θ≦90°の範囲にあるのが望ましい。
また、本実施の形態においては、コンデンサレンズ9とリレー光学系10を明確に分けて構成しているが、図5、図6に示すように両者を一体的に構成してもよい。
図7は本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。
図7に示すように、本実施の形態の投写型画像表示装置は、照明部36と、コンデンサレンズ22と、ロッドインテグレータ8と、リレー光学系24と、光変調素子としての光変調器11と、投写光学系としての投写レンズ15とが順に配置されて構成されている。図7中、16は照明部36を除く光学部材であるコンデンサレンズ22、ロッドインテグレータ8、リレー光学系24、光変調器11及び投写レンズ15に共通の光軸であるシステム軸を示している。尚、ロッドインテグレータ8、光変調器11、投写レンズ15は、
図1を用いて説明したものと同じであるので、その詳細な説明は省略する。
照明部36は、光源35と、内面に回転放物面からなる反射面19を有するリフレクタ20とにより構成されている。光源35は、図1の場合と同様に、固体発光光源であり、図示しない電力供給源に接続された基板2と、基板2上に実装された、平面と見なせる発光部1とにより構成されている。リフレクタ20は、その反射面19を形成する回転放物面の焦点18が光源35の発光部1の表面(発光面)上に位置するように配置されている。そして、この場合、光源35は、その発光面が回転放物面の回転中心軸(以下「リフレクタ軸」という)25を含む面と一致するように配置されている。これにより、光源35の発光部1の発光面からの光は、リフレクタ20の反射面19により、リフレクタ軸25に平行な光として反射され、リフレクタ20の開口21から出射される。
コンデンサレンズ22は、リフレクタ20の開口21(出射面)の前方に配置されており、リフレクタ20の開口21からの光を、コンデンサレンズ22の焦点位置に入射側開口部を有するロッドインテグレータ8の当該入射側開口部に集光する。
リレー光学系24は、図1に示したコンデンサレンズ9とリレー光学系10とを組み合わせて構成され、その焦点位置がロッドインテグレータ8の出射側開口部に位置するように配置されている。このリレー光学系24は、ロッドインテグレータ8からの光を効率良く光変調器11に導き、ロッドインテグレータ8の出射側開口部の像を光変調器11上に転写する。
以下、上記のように構成された投写型画像表示装置の動作について説明する。
発光面がリフレクタ20の反射面19を形成する回転放物面の焦点18に位置する光源35から出射された光は、リフレクタ20の反射面19によって反射されて、リフレクタ20の開口21からリフレクタ軸25に略平行な光として出射する。リフレクタ20の開口21から出射した光は、コンデンサレンズ22によってロッドインテグレータ8の入射側開口部に集光されて、当該ロッドインテグレータ8に入射する。ロッドインテグレータ8内で反射を繰り返した光は、ロッドインテグレータ8の出射側開口部を焦点位置とするリレー光学系10に入射する。ロッドインテグレータ8からの光は、リレー光学系10によって効率良く光変調器11に導かれ、光変調器11の液晶パネル13上に画像が形成される。この画像は、投写レンズ15によってスクリーン上に拡大投写される。
本実施の形態の投写型画像表示装置によれば、上記のような構成を備えていることにより、光源35の発光部1からの光は、リフレクタ20の開口21の方向に直接出射される光を除いて、その開き角θLが90°に近いものであっても集光可能となる。従って、コンデンサレンズ22以降の構成において、Fナンバー(Fno)、光線の通る有効面積によって決まる光の扱える量の制限にかからなければ、光源35の発光部1からの光を有効に利用することができる。すなわち、本実施の形態の投写型画像表示装置によれば、光源35の発光部1からの光を、効率良く画像表示装置に取り込むことができる。
尚、本実施の形態の投写型画像表示装置においても、光源35の発光部1の周辺に表面保護などのためのカバーガラスが配置される場合には、リフレクタ20の反射面19を形成する回転放物面の焦点18の位置が発光部1から光学的にずれないように、発光面をリフレクタ軸25を含む面と平行に保った状態で、光源35をシフトさせる補正を行うのが望ましい。また、例えば、光源35に集光のための光学材が一体に設けられている場合にも、リフレクタ20の反射面19を形成する回転放物面の焦点18の位置が発光部1から光学的にずれないように、同様の補正を行うのが望ましい。
また、本実施の形態の投写型画像表示装置によって得られる画像は単色表示であるが、以下のような構成を採用すれば、カラー表示を行うこともできる。例えば、光源35の発光部1からリフレクタ20までの構成部材を、赤、緑、青の各色の光ごとに用意し、光が略平行となるリフレクタ20の開口21とコンデンサレンズ22との間にダイクロイックミラー等からなる色合成光学系を配置する。そして、各色の発光を時間的にずらして行い、これと同期して色に合わせて画像を液晶パネル13上で形成すれば、カラー表示を行うことができる。また、光源35の発光部1から光変調器11までの構成部材を、赤、緑、青の各色の光ごとに用意し、上記色合成光学系を光変調器11と投写レンズ15との間に配置することによっても、カラー表示を行うことができる。尚、図1の場合と同様に、偏光変換機能を持たせることが可能であることは、当業者であれば容易に想定することができる。
本発明においては、図7に示すように、リフレクタ20の開口21からの光の集光角がシステム軸16に対して対称となるように、リフレクタ軸25をシステム軸16に対して平行にシフトさせて配置する点に特徴を有する。これによれば、画像表示装置への光取り込み率の最適化を実現することが可能になると共に、光変調器11への均一照明を実現することも可能となる。但し、光源35の強度分布(配光分布)が対称でない場合には、リフレクタ20の開口21からの光の集光角のシステム軸16に対する対称性が多少ずれていても、最大光利用効率が得られる場合もあるので、リフレクタ軸25の上記シフト量は、構成によってその都度最適化することが必要である。
さらに、本実施の形態の投写型画像表示装置においても、光源35の発光部1の表面(発光面)を、リフレクタ軸25上で、反射面19(回転放物面)の面頂側に向けて傾けることにより、リフレクタ20の開口21の方向に直接出射される光が少なくなって光利用効率が向上する。
図8は本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。
図8に示すように、本実施の形態の投写型画像表示装置は、照明部36と、レンズアレイ型インテグレータ26と、フィールドレンズ30と、光変調素子としての光変調器11と、投写光学系としての投写レンズ15とが順に配置されて構成されている。図8中、16は照明部36を除く光学部材であるレンズアレイ型インテグレータ26、フィールドレンズ30、光変調器11及び投写レンズ15に共通の光軸であるシステム軸を示している。尚、照明部36は、図7を用いて説明したものと同じであるので、その詳細な説明は省略する。また、光変調器11、投写レンズ15は、図1を用いて説明したものと同じであるので、その詳細な説明は省略する。
レンズアレイ型インテグレータ26は、リフレクタ20の開口21(出射面)の前方に配置され、マイクロレンズの集合体である第1のレンズアレイ27と、第1のレンズアレイ27のマイクロレンズに一対一で対応する第2のレンズアレイ28と、集光レンズ29とにより構成され、リフレクタ20の開口21から出射した光を複数の部分光に分割し、当該複数の部分光を光変調器11に重畳照明する。
以下、上記のように構成された投写型画像表示装置の動作について説明する。
発光面がリフレクタ20の反射面19を形成する回転放物面の焦点18に位置する光源35から出射された光は、リフレクタ20の反射面19によって反射されて、リフレクタ20の開口21からリフレクタ軸25に略平行な光として出射する。リフレクタ20の開口21から出射した光は、前方に配置されたレンズアレイ型インテグレータ26に入射する。レンズアレイ型インテグレータ26からの光は、フィールドレンズ30を経由して光変調器11に導かれ、光変調器11の液晶パネル13上に画像が形成される。この画像は、投写レンズ15によってスクリーン上に拡大投写される。
本実施の形態の投写型画像表示装置によれば、上記のような構成を備えていることにより、光源35の発光部1からの光は、リフレクタ20の開口21の方向に直接出射される光を除いて、その開き角θLが90°に近いものであっても集光可能となる。従って、レンズアレイ型インテグレータ26以降の構成において、Fナンバー(Fno)、光線の通る有効面積によって決まる光の扱える量の制限にかからなければ、光源35の発光部1からの光を有効に利用することができる。すなわち、本実施の形態の投写型画像表示装置によれば、光源35の発光部1からの光を、効率良く画像表示装置に取り込むことができる。
尚、本実施の形態の投写型画像表示装置によって得られる画像は単色表示であるが、以下のような構成を採用すれば、カラー表示を行うこともできる。例えば、光源35の発光部1からリフレクタ20までの構成部材を、赤、緑、青の各色の光ごとに用意し、光が略平行となるリフレクタ20の開口21とレンズアレイ型インテグレータ26との間にダイクロイックミラー等からなる色合成光学系を配置する。そして、各色の発光を時間的にずらして行い、これと同期して色に合わせて画像を液晶パネル13上で形成すれば、カラー表示を行うことができる。また、光源35の発光部1から光変調器11までの構成部材を、赤、緑、青の各色の光ごとに用意し、上記色合成光学系を光変調器11と投写レンズ15との間に配置することによっても、カラー表示を行うことができる。尚、図1、図7の場合と同様に、偏光変換機能を持たせることが可能であることは、同業者であれば容易に想定することができる。
ここで、リフレクタの反射面の形状が、回転放物面ではなく、焦点間距離が長くて回転放物面と見なすことができ、かつ、リフレクタの開口からの出射光が平行光に近ければ、同様の構成を採ることができる(図7に示す実施の形態についても同じ)。本実施の形態のように光変調器11に液晶を用いる場合に、光源35からの自然光を一方向の偏光光に変換するための偏光変換システムを導入することが可能であることは、当業者であれば容易に想定することができる。
また、図8に示すように、リフレクタ20の開口21からの光の集光角がシステム軸16に対して対称となるように、リフレクタ軸25をシステム軸16に対して平行にシフトさせて配置するのが望ましい。ここで、「対称」とは、レンズアレイ型インテグレータ26から見たときに開口数(NA)が対称であることを意味している。但し、光源35の強度分布(配光分布)が対称でない場合には、リフレクタ20の開口21からの光の集光角のシステム軸16に対する対称性が多少ずれていても、最大光利用効率が得られる場合もあるので、リフレクタ軸25の上記シフト量は、構成によってその都度最適化することが必要である。
図9は本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。
図9に示すように、本実施の形態の投写型画像表示装置は、照明部34と、コンデンサレンズ9と、レンズアレイ型インテグレータ26と、フィールドレンズ30と、光変調素子としての光変調器11と、投写光学系としての投写レンズ15とが順に配置されて構成されている。図9中、16は照明部34を除く光学部材であるコンデンサレンズ9、レンズアレイ型インテグレータ26、フィールドレンズ30、光変調器11及び投写レンズ15に共通の光軸であるシステム軸、17はリフレクタ軸を示している。尚、照明部34、コンデンサレンズ9、光変調器11、投写レンズ15は、図1を用いて説明したものと同じであるので、その詳細な説明は省略する。また、レンズアレイ型インテグレータ26、フィールドレンズ30は、図8を用いて説明したものと同じであるので、その詳細な説明は省略する。
コンデンサレンズ9は、リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第2の焦点7の位置に焦点を持つように配置されている。
以下、上記のように構成された投写型画像表示装置の動作について説明する。
発光面がリフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第1の焦点3に位置する光源35から出射された光は、リフレクタ5の楕円反射面4によって反射されて、リフレクタ5の開口6から出射する。リフレクタ5の開口6から出射した光は、リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第2の焦点7に集光され、この第2の焦点7の位置に焦点を持つコンデンサレンズ9に入射し、略平行光となってレンズアレイ型インテグレータ26に入射する。レンズアレイ型インテグレータ26からの光は、フィールドレンズ30を経由して光変調器11に導かれ、光変調器11の液晶パネル13上に画像が形成される。この画像は、投写レンズ15によってスクリーン上に拡大投写される。
本実施の形態の投写型画像表示装置によれば、上記のような構成を備えていることにより、光源35の発光部1からの光は、リフレクタ5の開口6の方向に直接出射される光を除いて、その開き角θLが90°に近いものであっても集光可能となる。従って、コンデンサレンズ9以降の構成において、Fナンバー(Fno)、光線の通る有効面積によって決まる光の扱える量の制限にかからなければ、光源35からの光を有効に利用することができる。すなわち、本実施の形態の投写型画像表示装置によれば、光源35の発光部1からの光を、効率良く画像表示装置に取り込むことができる。
尚、本実施の形態の投写型画像表示装置によって得られる画像は単色表示であるが、以下のような構成を採用すれば、カラー表示を行うこともできる。例えば、光源35の発光部1からコンデンサレンズ9までの構成部材を、赤、緑、青の各色の光ごとに用意し、光が略平行となるコンデンサレンズ9とレンズアレイ型インテグレータ26との間にダイクロイックミラー等からなる色合成光学系を配置する。そして、各色の発光を時間的にずらして行い、これと同期して色に合わせて画像を液晶パネル13上で形成すれば、カラー表示を行うことができる。また、光源35の発光部1から光変調器11までの構成部材を、赤、緑、青の各色の光ごとに用意し、上記色合成光学系を光変調器11と投写レンズ15との間に配置することによっても、カラー表示を行うことができる。本実施の形態のように光変調器11に液晶を用いる場合に、光源35からの自然光を一方向の偏光光に変換するための偏光変換システムや均一照明を実現するためのインテグレータ光学系を導入することが可能であることは、当業者であれば容易に想定することができる。
また、図9に示すように、リフレクタ5の開口6からの光の集光角がシステム軸16に対して対称となるように、リフレクタ軸17を、第2の焦点7を基準にシステム軸16に対して傾けるのが望ましい。但し、光源35の強度分布(配光分布)が対称でない場合には、リフレクタ5の開口6からの光の集光角のシステム軸16に対する対称性が多少ずれていても、最大光利用効率が得られる場合もあるので、リフレクタ軸17の傾き量は、構成に合わせて最適化することが必要である。
また、光源35の発光部1の表面(発光面)を、リフレクタ軸17上で、リフレクタ5の楕円反射面4の面頂側に向けて傾ければ、リフレクタ5の開口6の方向に直接出射される光が少なくなって光利用効率が向上することも、他の実施の形態の場合と同様である。
図10は本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。
図10に示すように、本実施の形態の投写型画像表示装置は、照明部32と、ロッドインテグレータ8と、リレー光学系31と、光変調素子としての光変調器11と、投写光学系としての投写レンズ15とが順に配置されて構成されている。図10中、16は照明部32を除く光学部材であるロッドインテグレータ8、リレー光学系31、光変調器11及び投写レンズ15に共通の光軸であるシステム軸を示している。尚、ロッドインテグレータ8、光変調器11、投写レンズ15は、図1を用いて説明したものと同じであるので、その詳細な説明は省略する。
照明部32は、2灯構成とされている。具体的には、照明部32は、内面に楕円反射面4を有するリフレクタ5と、リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第1の焦点3の位置に発光部1の表面(発光面)が位置する光源35とを、2組備えており、これらは、リフレクタ5の外面同士が近接するようにして、システム軸16に対して対称に配置されている。そして、ロッドインテグレータ8は、各リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第2の焦点7がその入射側開口部に位置するように配置されている。尚、各リフレクタ5の楕円反射面4を形成する回転楕円面の第2の焦点7同士は、微妙にずれていても、ロッドインテグレータ8の入射側開口部に有効に光が入射すれば問題ない。また、図10のような構成ではなく、リフレクタ5のリフレクタ軸17同士が近接するような配置とすることも可能である。但し、固体発光光源の場合には、一般に、基板2の背面にヒートシンクなどの放熱機構が配置されることから、図10のように構成する方が、基板2の背面に空間的な余裕が出て望ましい。また、同じ考え方で、さらなる多灯化を図ることも可能である。
リレー光学系31は、図5に示した、コンデンサレンズとリレー光学系とが一体的に構成されたものと同じであり、その焦点位置がロッドインテグレータ8の出射側開口部に位置するように配置されている。
本実施の形態の投写型画像表示装置(2灯構成)によれば、1灯構成では得られない光量を得ることが可能となり、投写像の明るさを飛躍的に改善することができる。
尚、図9の投写型画像表示装置の場合であっても、同様の構成を採用することにより、多灯化が可能となる。
図11は本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。
図11に示すように、本実施の形態の投写型画像表示装置は、照明部33と、レンズアレイ型インテグレータ26と、フィールドレンズ30と、光変調素子としての光変調器11と、投写光学系としての投写レンズ15とが順に配置されて構成されている。図11中、16は照明部33を除く光学部材であるレンズアレイ型インテグレータ26、フィールドレンズ30、光変調器11及び投写レンズ15に共通の光軸であるシステム軸を示している。尚、レンズアレイ型インテグレータ26、フィールドレンズ30は、図8を用いて説明したものと同じであるので、その詳細な説明は省略する。また、光変調器11、投写レンズ15は、図1を用いて説明したものと同じであるので、その詳細な説明は省略する。
照明部33は、2灯構成とされている。具体的には、照明部33は、内面に回転放物面からなる反射面19を有するリフレクタ20と、リフレクタ20の反射面19を形成する回転放物面の焦点18の位置に発光部1の表面(発光面)が位置する光源35とを、2組備えており、これらは、リフレクタ20の外面同士が近接するようにして、かつ、各リフレクタ軸25がシステム軸16と平行になるようにして、システム軸16に対して対称に配置されている。尚、リフレクタ軸25とシステム軸16とが平行状態から微妙にずれていても、レンズアレイ型インテグレータ26で扱える範囲のズレであれば問題ない。また、図11のような構成ではなく、リフレクタ20のリフレクタ軸25同士が近接するような配置とすることも可能である。但し、固体発光光源の場合には、一般に、基板2の背面にヒートシンクなどの放熱機構が配置されることから、図11のように構成する方が、基板2の背面に空間的な余裕が出て望ましい。また、同じ考え方で、さらなる多灯化を図ることも可能である。
本実施の形態の投写型画像表示装置(2灯構成)によれば、1灯構成では得られない光量を得ることが可能となり、投写像の明るさを飛躍的に改善することができる。
尚、図8の投写型画像表示装置の場合であっても、同様の構成を採用することにより、多灯化が可能となる。
図12は本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。
図12に示す投写型画像表示装置は、図10の投写型画像表示装置を応用して、カラー表示に対応した構成としたものである。ここでは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色の光ごとに用意した照明部32R、32G、32Bからの光を、ダイクロイックミラーによって合成する構成としている。照明部32Rからの光は、赤反射ダイクロイックミラー40によって反射され、照明部32Bからの光は、青反射ダイクロイックミラー41によって反射され、照明部32Gからの光は、赤反射ダイクロイックミラー40、青反射ダイクロイックミラー41を透過し、これにより、各照明部32R、32G、32Bからの光が合成可能となる。表示動作については図1、図7、図8、図9を用いて説明しているので、ここではその説明は省略する。
尚、各照明部32R、32G、32Bからの光を合成する手段は、必ずしもダイクロイックミラーに限定されるものではなく、例えば、プリズムや回折格子を用いることもできる。
図13は本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。
図13に示す投写型画像表示装置は、図11の投写型画像表示装置を応用して、カラー表示に対応した構成としたものである。ここでは、R(赤)、G(緑)、B(青)のダイクロイックミラーによって合成する構成としている。照明部33Rからの光は、赤反射ダイクロイックミラー40によって反射され、照明部33Bからの光は、青反射ダイクロイックミラー41によって反射され、照明部33Gからの光は、赤反射ダイクロイックミラー40、青反射ダイクロイックミラー41を透過し、これにより、各照明部33R、33G、33Bからの光が合成可能となる。表示動作については図1、図7、図8、図9を用いて説明しているので、ここではその説明は省略する。
尚、各照明部33R、33G、33Bからの光を合成する手段は、必ずしもダイクロイックミラーに限定されるものではなく、例えば、プリズムや回折格子を用いることもできる。
以上のように、本発明によれば、広い出射角を有する面発光光源からの光を効率良く集光して、画像表示装置に取り込むことが可能となる。従って、本発明は、十分な明るさが要求される投写型画像表示装置に有用である。
図1は、本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。 図2は、本発明における投写型画像表示装置に用いられる光源を示す側面図である。 図3は、本発明における投写型画像表示装置に用いられる光源の光強度分布(配光分布)の一例を示す図である。 図4は、本発明における投写型画像表示装置の他の例を示す構成図である。 図5は、本発明における投写型画像表示装置のさらに他の例を示す構成図である。 図6は、本発明における投写型画像表示装置のさらに他の例を示す構成図である。 図7は、本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。 図8は、本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。 図9は、本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。 図10は、本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。 図11は、本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。 図12は、本発明における投写型画像表示装置を示す構成図である。 図13は、発明おける投写型画像表示装置を示す構成図である。

Claims (1)

  1. 内面に回転放物面からなる反射面を有するリフレクタと、少なくとも発光部が平面と見なせる形状であると共に、前記平面に垂直に立てた法線に対して±90°以内の配光を有し、かつ、前記発光部が光学的に前記リフレクタの前記反射面を形成する前記回転放物面の焦点に位置するように配置された光源と、外部信号に応じて光の出力を変調可能な光変調素子と、前記発光部から出射され、前記リフレクタの前記反射面で反射された光を前記光変調素子に導く光学系と、前記光変調素子上の像をスクリーン上に拡大投写する投写光学系とを備えた投写型画像表示装置であって、
    前記光学系を、前記リフレクタの出射面の前方に配置されたコンデンサレンズ及び前記コンデンサレンズの焦点位置に入射側開口部が位置するように配置されたロッドインテグレータ及び前記ロッドインテグレータの出射側開口部の像を前記光変調素子上に転写するリレー光学系か、又は前記リフレクタの出射面の前方に配置されたマイクロレンズの集合体であるレンズアレイ型インテグレータのいずれかにより構成し、かつ
    前記リフレクタからの光の集光角が、前記リフレクタ及び光源を除く光学部材に共通の光軸であるシステム軸に対して略対称となるように、前記リフレクタの前記反射面の回転中心軸を前記システム軸に対して平行にシフトさせて配置したことを特徴とする投写型画像表示装置。
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