JP4730929B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機やプリンタやファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形成装置に関する。そのうち特に、帯電・書込み・現像・転写・クリーニング等を繰り返して像担持体上に逐次トナー画像を形成し、そのトナー画像を順次転写して、シート・中間転写体等の転写材に記録を行う電子写真式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真式の画像形成装置の中には、画像形成装置本体内の現像装置に現像カートリッジを挿入してその挿入方向両側に備える従動歯車を画像形成装置本体内に備える駆動歯車に噛み合わせ、その駆動歯車の回転により従動歯車を回転し、現像カートリッジを移動してそれに備える現像剤担持体を画像形成装置本体内の像担持体に接触または近接するとともに該現像剤担持体を回転し、その現像剤担持体でトナーを付着して像担持体上の静電潜像を可視像化するものがある。
【0003】
このような画像形成装置では、現像カートリッジの着脱を容易とすべく、その挿入方向両側に多少のガタを設ける必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、そのようなガタがあると、現像カートリッジが傾いて挿入される場合があり、例えば図9に示すように現像カートリッジに備えるローラ状の現像剤担持体1を、挿入方向Aに対して直角な鎖線状態とすべきところ、L側(左側)を先行しR側(右側)を後行した実線状態として挿入することがあった。
【0005】
この種の現像カートリッジでは、現像剤担持体1の中心軸2両端に同一の従動歯車3L・3Rを、位相を一致させて設ける。よって、現像剤担持体1を傾けて挿入すると、図10(A)から(B)に示すように、はじめ左側の従動歯車3Lの歯aLが、画像形成装置本体内に備える左側の駆動歯車4Lの歯bLに噛み合う。
【0006】
その噛み合い状態で現像カートリッジをさらに挿入すると、左側の駆動歯車4Lが少し回転し、それに同期して同軸上にある右側の駆動歯車4Rも少し回転する。そして、やがて図10(C)から(D)に示すように、今度は右側の従動歯車3Rの歯aRが、右側の駆動歯車4Rの歯bRに噛み合う。
【0007】
しかし、このとき噛み合う右側の駆動歯車4Rの歯bRは、この図示例のように、左側の駆動歯車4Lの歯bLと位相を同じくする右側の駆動歯車4Rの歯bRではなく、それから1歯ずれた歯であり、現像剤担持体1のL側とR側とで位相ずれを生ずることがあった。
【0008】
このように、左右の噛み合いに位相ずれを生ずると、像担持体に対して現像剤担持体1が斜めに対向し、図9に示す例のようにL側が先行すると、R側を像担持体に十分に接触または近接することができなくなり、画像が白く抜けることがある問題があった。また、駆動ギヤ4L・4Rと従動ギヤ3L・3Rの噛み合いも、歯面に対して斜めになるから、歯数および回転数に相当した横スジ状の濃度ムラ(バンディング、ジッター)を発生する問題があった。
【0009】
そこで、この発明の第1の目的は、画像形成装置における現像装置において、現像カートリッジ取り付け時に、その従動歯車と画像形成装置本体内の駆動歯車との噛み合いが、両側で位相ずれを生ずることを防止し、画像品質の向上を図ることにある。
【0010】
この発明の第2の目的は、加えて、位相ずれを生ずることを防止する部材で、現像カートリッジ取り付け時の衝撃をなくし、現像カートリッジの取り付けを円滑にすることにある。
【0011】
この発明の第3の目的は、加えて、位相ずれを生ずることを防止し、かつ現像カートリッジ取り付け時の衝撃をなくす部材を、簡単に製作可能とし、かつ容易に設置可能とすることにある。
【0012】
この発明の第4の目的は、加えて、位相ずれを生ずることを防止する部材を、部品点数を増やすことなく、かつ簡単に配置可能とすることにある。
【0013】
この発明の第5の目的は、加えて、現像カートリッジ取り付け時に、その従動歯車と画像形成装置本体内の駆動歯車との噛み合いが、両側で位相ずれを生ずることを有効に防止することにある。
【0014】
この発明の第6の目的は、上述した目的を達成した現像装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、現像カートリッジを挿入してその挿入方向両側に備える従動歯車を画像形成装置本体内に備える駆動歯車に噛み合わせ、その駆動歯車の回転により従動歯車を回転し、現像カートリッジを移動してそれに備える現像剤担持体を画像形成装置本体内の像担持体に接触または近接するとともに該現像剤担持体を回転し、その現像剤担持体でトナーを付着して像担持体上の静電潜像を可視像化する、画像形成装置において、画像形成装置本体内であって、挿入する現像カートリッジの両側に各々、その挿入する現像カートリッジと係合してその現像カートリッジの挿入抵抗を一時的に増大する係合部を設けるとともに、その係合部を、現像カートリッジの挿入方向において、従動歯車と駆動歯車の噛み合い位置の直前に形成し、従動歯車の中心軸が係合部位置を通過して従動歯車が駆動歯車に噛み合う構成としてなる、ことを特徴とする。
【0016】
請求項2に記載の発明は、上述した第2の目的を達成すべく、請求項1に記載の画像形成装置において、画像形成装置本体内に挿入した現像カートリッジを係合部に突き当てたとき、その係合部を付勢力に抗して退避可能に形成してなる、ことを特徴とする。
【0017】
請求項3に記載の発明は、上述した第3の目的を達成すべく、請求項2に記載の画像形成装置において、係合部を板ばね部材で形成してなる、ことを特徴とする。
【0018】
請求項4に記載の発明は、上述した第4の目的を達成すべく、請求項1に記載の画像形成装置において、画像形成装置本体内に挿入した現像カートリッジを係合部に突き当てたとき、その係合部を現像カートリッジが乗り越えるように形成してなる、ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1には、画像形成装置の全体概略構成を示す。図1に示す画像形成装置は、この発明による現像装置を備えるカラーレーザープリンタである。
【0022】
図示カラーレーザープリンタのプリンタ装置本体(画像形成装置本体)B内には、ほぼ中央に感光体装置10を備える。感光体装置10には、複数のローラ11に掛け回して、エンドレスベルト状の像担持体12を設ける。像担持体12の表面には、有機感光層を形成してなる。
【0023】
感光体装置10のまわりには、帯電装置14、書込み装置15、現像装置16、中間転写装置17、クリーニング装置18などを配置する。
【0024】
帯電装置14は、高電圧を印加することにより像担持体12の表面を一様に帯電する。
【0025】
書込み装置15は、たとえばコンピュータからのカラー画像信号に基づき不図示のレーザダイオードからレーザ光を発し、そのレーザ光をポリゴンミラー20、f/θレンズ21、反射ミラー22などを介して出射してそれぞれブラック、シアン、マゼンタ、またはイエロの画像信号に対応した書込みを行い、像担持体12上に静電潜像を形成する。
【0026】
現像装置16には、ブラック、シアン、マゼンタ、またはイエロのトナーを収納する現像カートリッジ24を、それぞれ着脱自在に多段に備える。そして、それらの現像カートリッジ24を選択的に像担持体12に近接し、各現像カートリッジ24内に収納するローラ状の現像剤担持体25を像担持体12に接触または近接する。
【0027】
中間転写装置17は、複数のローラ27に掛け回して、転写材としてエンドレスの中間転写ベルト28を有する。そして、そのまわりには、シート搬送路30を挟んでシート転写装置31を備え、また中間転写ベルト28のクリーニング装置32を備える。
【0028】
像担持体12のクリーニング装置18は、像担持体12にクリーニングブレードを押し当てる。なお、中間転写ベルト28のクリーニング装置32にも、同様に、中間転写ベルト28にクリーニングブレードを押し当ててなる。
【0029】
ところで、このレーザプリンタのプリンタ装置本体Bには、底部に、出し入れ自在に供給カセット34を取り付ける。供給カセット34内には、用紙・OHPフィルム等のシートを積載して収納する。積載シートは、送出コロ35の回転で上から順に繰り出してシート搬送路30内に送り込み、搬送コロ36で搬送し、レジストローラ37でタイミングを取って中間転写ベルト28とシート転写装置31間に向けて送り込む。
【0030】
シート搬送路30の下流には、定着装置38に続き、排出ローラ39を設ける。また、プリンタ装置本体B上には、記録済みのシートをフェイスダウン状態でスタックするスタック部40を設けてなる。
【0031】
さて、このレーザプリンタでシートに記録を行うときは、ローラ11・27を回転して像担持体12および中間転写ベルト28をそれぞれ図中矢示方向に回転搬送するとともに、供給コロ35を回転してシートをシート搬送路30を通して中間転写ベルト28とシート転写装置31間に送り込む。
【0032】
そして、帯電装置14で像担持体12の表面を帯電し、書込み装置15で書込みを行って像担持体12上に逐次色ごとに静電潜像を形成する。次いで、現像装置16でトナーを静電付着し、色別に可視像化する。その各色画像は、トナーと逆の電荷を印加することにより中間転写ベルト28上に各色別に転写し、4色合成してカラー画像を形成する。
【0033】
中間転写ベルト28上に形成したカラー画像は、シート転写装置31で、トナーと逆の電荷を印加することによりシートに転写する。画像転写後のシートは、定着装置38で転写画像を定着後、排出ローラ39でスタック部40上に排出してそこにスタックする。
【0034】
画像転写後の像担持体12は、クリーニング装置18のクリーニングブレードで転写残トナーを除去して次の画像形成に備える。また、画像転写後の中間転写ベルト28も、クリーニング装置32のクリーニングブレードで転写残トナーを除去して次の画像形成に備える。
【0035】
図2には、上述したカラーレーザープリンタに備える現像装置16における各現像カートリッジ24の概略構成を示す。
【0036】
各現像カートリッジ24は、この図2に示すように、カートリッジケース42に開口43を設け、その開口43から一部を露出して現像剤担持体25を設ける。現像剤担持体25は、像担持体12と対向位置でそれと同方向に回転する。現像剤担持体25には、ローラ状の現像剤規制部材44を押し当てる。
【0037】
現像剤規制部材44は、軸45を軸受46を介してカートリッジケース42で支持し、その軸受46を付勢部材47で付勢して現像剤担持体25に押し当ててなる。そして、押し当て位置で、現像剤担持体25に対してカウンタ方向に回転する。
【0038】
現像剤規制部材44には、掻き落とし部材48の先端を押し当てる。掻き落とし部材48は、現像剤規制部材44の表面に付着したトナーを掻き落とす。
【0039】
現像剤担持体25には、また、現像剤供給部材50を所定のニップをもって接触する。現像剤供給部材50は、ローラ状とし、金属製の芯金51と、ポリウレタン・シリコン・EPDM・ポリカーボネイトなどの発泡材52とでつくる。そして、接触位置で、いずれの方向でもよいが、図示例では現像剤担持体25に対して相対線速差をもってカウンタ方向に回転する。現像剤供給部材50の下には、仕切り板54を設ける。
【0040】
カートリッジケース42の奥側(図中左側)には、ブラック、シアン、マゼンタ、またはイエロのトナーを収納するホッパ56を設ける。ホッパ56内には、現像剤搬送部材57を複数備える。現像剤搬送部材57は、いずれの方向に回転してもよいが、図示例ではそれぞれ図中反時計方向に回転する。
【0041】
そして、いまこの現像カートリッジ24で像担持体12上の潜像を現像するときは、現像剤搬送部材57を回転してトナーを攪拌しながら搬送し、仕切り板54上に汲み上げて現像剤供給部材50に付着する。現像剤供給部材50は、回転しながら、トナーを擦り付けて予備摩擦帯電し、クーロン力で付着して現像剤担持体25に供給する。
【0042】
現像剤担持体25は、回転しながら、トナーを担持し、その担持したトナーを現像剤規制部材44との摩擦で本帯電するとともに、その現像剤規制部材44で薄層化する。そして、トナーを像担持体12に付着してその像担持体12上の潜像を可視像化する。
【0043】
図3には、その各現像カートリッジ24の取り付け状態を示す。
この図3から判るとおり、現像カートリッジ24は、現像剤担持体25の中心軸60の両端をカートリッジケース42から外部へと突出し、その突出する両端に同一形状の従動歯車61を固定し、その外側に鍔62付きキャップ部材63を取り付けてなる。また、そのキャップ部材63と離間して、カートリッジケース42の両側には、各々突部64を設ける。
【0044】
一方、プリンタ装置本体B内には、一対の平板状のフレーム66を立てて平行に設ける。それらのフレーム66の内面には、細長なガイド部材67を互いに対向して取り付ける。ガイド部材67には、外端67a側が開放する矩形直線溝68を形成する。
【0045】
そして、プリンタ装置本体B内に現像カートリッジ24を取り付けるときは、図3中矢印C方向に挿入して、はじめその挿入した現像カートリッジ24の両側キャップ部材63を各々両ガイド部材67の直線溝68にはめ込み、次いで突部64を直線溝68にはめ込んで移動する。
【0046】
ところで、両ガイド部材67には、図4(A)に示すように板ばね部材70の基端を取り付け、それぞれ直線溝68に沿って設ける。両板ばね部材70の先端には、山形に折り曲げて係合部71を形成する。その両係合部71は、ともに像担持体12または後述するキャップ部材63の突き当て位置から等距離のところで、両ガイド部材67の切欠きを通して直線溝68内に入り込ませてなる。
【0047】
よって、両キャップ部材63および突部64をそれぞれ両側の直線溝68内にはめ込んで移動すると、やがて両キャップ部材63が図4(A)に示すように係合部71に突き当たる。そこで、現像カートリッジ24の挿入抵抗が一時的に増大する。
【0048】
これにより、仮に現像カートリッジ24を少し傾けて挿入したときには、まず先行する側のキャップ部材63を係合部71に突き当てることで、挿入抵抗を増大し、傾きを矯正して後行の側のキャップ部材63も係合部71に突き当て、すなわち像担持体12に対して現像剤担持体25を平行に修正する。
【0049】
その後、さらなる現像カートリッジ24の押し込みにより板ばね部材70を弾性変形して付勢力に抗して直線溝68内から退避し、両側で図4(B)に示すようにキャップ部材63が係合部71位置を通過し、挿入方向両側に備える従動歯車61をプリンタ装置本体B内に備える駆動歯車72に軽く噛み合わす。
【0050】
図4に示す例では、板ばね部材70で係合部71を形成し、その係合部71で現像カートリッジ24の挿入抵抗を一時的に増大するようにした。しかし、例えば図5(A)に示すように、ガイド部材67に、上向きに突出する係合部71と凹み73を対向して設け、プリンタ装置本体B内に挿入した現像カートリッジ24を係合部71に突き当てることにより、現像カートリッジ24の挿入抵抗を一時的に増大するようにしてもよい。
【0051】
そして、仮に現像カートリッジ24を少し傾けて挿入したときには、その傾きを矯正してから、さらなる現像カートリッジ24の押し込みによりキャップ部材63が凹み73内に入り込んで係合部71を乗り越え、両側で図5(B)に示すようにキャップ部材63が係合部71位置を通過し、従動歯車61を駆動歯車72に軽く噛み合わすようにする。
【0052】
なお、係合部71を、現像カートリッジ24の挿入方向において、従動歯車61と駆動歯車72の噛み合い位置の直前に形成すると、その噛み合い位置の直前で現像カートリッジ24の傾きを矯正することができ、両側での噛み合いの位相ずれを有効に防止することができる。
【0053】
さて、ガイド部材67で案内してプリンタ装置本体B内に取り付けた現像カートリッジ24は、図6(A)に示すようにその一部24aを付勢部材75に押し当て、挿入方向と逆向きに付勢してストッパ部材76に突き当てて止める。付勢部材75は、プリンタ装置本体B内に固定する支持部材77で支持する。
【0054】
ところで、図7に示すように、両側の駆動歯車72は、同一中心軸80の両端に固定する。中心軸80は、両端を軸受81を介してフレーム66で支持し、一端にクラッチ82を取り付ける。クラッチ82に設けるクラッチ歯車83は、一方のフレーム66で支持する中間歯車84を介してモータ85のモータ歯車86と噛み合う。
【0055】
そして、モータ85を回転して、モータ歯車86と中間歯車84およびその中間歯車84とクラッチ歯車83の噛み合いを介して中心軸80を回し、両側の駆動歯車72を回転する。すると、図6(B)に示すように従動歯車66を介して現像カートリッジ24を矢印D方向(現像カートリッジ24の挿入方向)に移動し、図8に示すように両側のキャップ部材63をガイド部材67に突き当て、それに備える現像剤担持体25をプリンタ装置本体B内の像担持体12に接触または近接する。
【0056】
同時に、両側の駆動歯車72の回転で両側の従動歯車66を同期して回転し、その現像剤担持体25でトナーを付着して像担持体12上の静電潜像を可視像化する。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項1に係る発明によれば、画像形成装置本体内に挿入する現像カートリッジの両側に各々係合部を設け、現像カートリッジを挿入したとき、その両側に係合部を係合して現像カートリッジの挿入抵抗を一時的に増大するから、像担持体に対して現像剤担持体を平行に修正し、現像カートリッジの従動歯車と画像形成装置本体内の駆動歯車との噛み合いが、両側で位相ずれを生ずることを防止して、画像品質の向上を図ることができる。
【0058】
請求項2に係る発明によれば、画像形成装置本体内に挿入した現像カートリッジを係合部に突き当てたとき、その係合部を付勢力に抗して退避可能に形成するから、加えて、現像カートリッジを突き当てたとき、係合部を付勢力に抗して退避して、現像カートリッジ取り付け時の衝撃をなくし、現像カートリッジの取り付けを円滑に行うことができる。同様に、現像カートリッジの取り外しも、衝撃なく円滑に行うことができる。
【0059】
請求項3に係る発明によれば、係合部を板ばね部材で形成するから、加えて、係合部を簡単に製作可能とし、かつ容易に設置可能とすることができる。
【0060】
請求項4に係る発明によれば、画像形成装置本体内に挿入した現像カートリッジを係合部に突き当てたとき、その係合部を現像カートリッジが乗り越えるように形成するから、加えて、係合部を部品点数を増やすことなく、かつ簡単に製作可能とすることができる。
【0061】
請求項に係る発明によれば、また、係合部を、現像カートリッジの挿入方向において、従動歯車と駆動歯車の噛み合い位置の直前に形成するから、加えて、現像カートリッジ取り付け時に、その従動歯車と画像形成装置本体内の駆動歯車とが噛み合う直前に、像担持体に対して現像カートリッジの現像剤担持体を平行に修正して、両側で噛み合いの位相ずれを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による現像装置を備えた画像形成装置であるカラーレーザープリンタの全体概略構成図である。
【図2】そのカラーレーザープリンタに備える現像装置における各現像カートリッジの概略構成図である。
【図3】各現像カートリッジの取り付け状態を示す概略平面図である。
【図4】(A)はその現像カートリッジのキャップ部材を板ばね部材の係合部に突き当てた状態、(B)はキャップ部材がその係合部を通過する状態の説明図である。
【図5】(A)は現像カートリッジのキャップ部材をガイド部材の係合部に突き当てた状態、(B)はキャップ部材がその係合部を通過する状態の説明図である。
【図6】(A)は取り付けた現像カートリッジが非現像状態にあるとき、(B)は現像状態にあるときの概略正面図である。
【図7】各現像カートリッジの駆動伝達機構を示す側面図である。
【図8】現像時に現像カートリッジを現像位置とした状態を示す概略正面図である。
【図9】現像剤担持体の取り付けを説明する平面図である。
【図10】(A)ないし(D)は左右の従動歯車が画像形成装置本体内の駆動歯車に順次噛み合う状態を説明する図である。
【符号の説明】
12 像担持体
16 現像装置
24 現像カートリッジ
25 現像剤担持体
61 従動歯車
63 キャップ部材
67 ガイド部材
68 直線溝
70 板ばね部材
71 係合部
72 駆動歯車
73 凹み
B プリンタ装置本体(画像形成装置本体)

Claims (4)

  1. 現像カートリッジを挿入してその挿入方向両側に備える従動歯車を画像形成装置本体内に備える駆動歯車に噛み合わせ、その駆動歯車の回転により前記従動歯車を回転し、前記現像カートリッジを移動してそれに備える現像剤担持体を画像形成装置本体内の像担持体に接触または近接するとともに該現像剤担持体を回転し、その現像剤担持体でトナーを付着して像担持体上の静電潜像を可視像化する、画像形成装置において、画像形成装置本体内であって、挿入する前記現像カートリッジの両側に各々、その挿入する現像カートリッジと係合してその現像カートリッジの挿入抵抗を一時的に増大する係合部を設けるとともに、その係合部を、前記現像カートリッジの挿入方向において、前記従動歯車と前記駆動歯車の噛み合い位置の直前に形成し、前記従動歯車の中心軸が前記係合部位置を通過して前記従動歯車が前記駆動歯車に噛み合う構成としてなる、画像形成装置
  2. 画像形成装置本体内に挿入した前記現像カートリッジを前記係合部に突き当てたとき、その係合部を付勢力に抗して退避可能に形成してなる、請求項1に記載の画像形成装置
  3. 前記係合部を板ばね部材で形成してなる、請求項2に記載の画像形成装置
  4. 画像形成装置本体内に挿入した前記現像カートリッジを前記係合部に突き当てたとき、その係合部を前記現像カートリッジが乗り越えるように形成してなる、請求項1に記載の画像形成装置
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JP2001117350A (ja) * 1999-10-14 2001-04-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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