JP4730822B2 - 成形品ゲート切断装置及びゲート切断方法 - Google Patents

成形品ゲート切断装置及びゲート切断方法 Download PDF

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本発明は、樹脂成形品、特に樹脂レンズ等の精密成形品を製品部とスプル・ランナ部(以下、単にスプル部と称する。)をゲート部で高い精度で切断する成形品ゲート切断装置及びゲート切断方法に関する。
本出願人は、特許文献1に示すようにランナ保持部及び製品保持部を有した成型品保持部材と、樹脂成型品をゲート部にて切断する一対の切断刃と、成型品保持部材に保持された製品部を把持して固定する製品把持部材を備えた成型品ゲート切断装置において、成型品保持部材のランナ保持部は製品保持部に対して切断刃に近づく方向及び離間する方向へ移動可能に支持されると共に弾性部材の弾性力により常には中立位置に位置するように付勢され、ゲート切断時に発生する応力を弾性部材の弾性変形により吸収する構成の成形品ゲート切断装置を提案した。
この成形品ゲート切断装置は、成型品保持部材と一対の切断刃とを別々の箇所に設ける必要があるため、例えば環状や放射状のスプル部に多数の製品部を一体成形した樹脂成形品を1回の作業でゲート切断するには、製品部の個数分の成形品保持部及び一対の切断刃を配置する必要がある。
しかし、1台の装置に多数組の成形品保持部及び一対の切断刃を配置すること自体、事実上、困難であった。この欠点は、成形品ゲート切断装置を、成形品保持部及び一対の切断刃を製品部の個数分、配置できる大きさとすることにより解決できるが、成形品ゲート切断装置自体が著しく大型化することが避けられず、このような大型の成形品ゲート切断装置を樹脂成形装置相互間の狭小スペースに設置することは、極めて困難であった。
また、上記した成形品ゲート切断装置は、樹脂成形品のゲート部に対して相対配置された一対のゲート切断刃を互いに近づくように移動してゲート切断する構造であるが、相対する一対のゲート切断刃を、刃先を一致させると共に移動量を刃先が可及的に近接するように設定する必要があり、その位置決め作業に手間と時間がかかっていた。
これを解決するため、固定的に設けられる刃物受け部材に対してゲート切断刃を、刃先が可及的に近接するように移動して樹脂成形品をゲート切断する構造とすることにより解決できるが、この構造にあっても、樹脂成形品のゲート部に対する刃物受け部材の間隔や、刃物受け部材に対するゲート切断刃の移動量を調整するのに手間がかかる問題を有している。特に、ゲート切断される樹脂成形品を変更した際には、その都度、ゲート切断刃と刃物受け部材との位置決め調整を行う必要があり、成形作業効率が悪くなっている。
特開2004−58293公報
解決しようとする問題点は、従来の成形品ゲート切断装置においては製品部の個数に応じた数の成形品保持部及び一対の切断刃を必要とし、成形品保持部及び一対の切断刃を事実上レイアウトできない点にある。製品部の個数に応じた数の成形品保持部及び一対の切断刃をレイアウトするには、装置自体が大型化する点にある。樹脂成形品のゲート部に対する刃物受け部材の間隔を調整したり、ゲート切断刃の刃先及び刃物受け部材の位置決めに手間と時間がかかり、成形作業効率が悪い点にある。
請求項1の成形品ゲート切断装置は、樹脂成形品の製品部にほぼ一致する形状の保持凹部を有した製品保持部材と、保持凹部に近づく方向及び遠ざかる方向へ移動可能に支持される刃物取付け台と、該刃物取付け台を移動させる刃物作動部材と、該刃物取付け台に対し、刃先が保持凹部内に保持された製品部のゲート部に一致するように取付けられるゲート切断刃と、ゲート部に向かってゲート切断刃が移動した際に、ゲート切断刃の移動を規制する位置決め部材と、製品保持部材を、保持凹部内に保持された製品部がスプル部から遠ざかる方向へ移動させる分離作動部材と、樹脂成形品を把持して製品部を保持凹部内に保持させる把持部材を備えた成形品ゲート切断装置において、製品保持部材に対して基端部が支持されて保持凹部を開放する方向及び閉鎖する方向へ回動すると共に先端部に樹脂成形品のゲート部に位置する刃受け部及びゲート切断刃の移動を規制する位置決め部が設けられた刃物受け部材と、製品保持部材に対して刃物受け部材を、常には開放側へ付勢する弾性部材と、保持凹部内に製品部が保持された際に、刃物受け部材に当接して弾性部材の弾性力に抗して刃受け部がゲート部に位置するように回動する押圧部材とを備えたことを特徴とする。
請求項2のゲート切断装置は、樹脂成形品の製品部にほぼ一致する形状の保持凹部を有した製品保持部材と、保持凹部に近づく方向及び遠ざかる方向へ移動可能に支持される刃物取付け台と、該刃物取付け台を移動させる刃物作動部材と、該刃物取付け台に対し、刃先が保持凹部内に保持された製品部のゲート部に一致するように取付けられるゲート切断刃と、製品保持部材を、保持凹部内に保持された製品部がスプル部から遠ざかる方向へ移動させる分離作動部材を一体に備えた複数の成形品保持切断ユニットを同心位置にて等角度で配置した成形品ゲート切断装置において、各成形品保持切断ユニットの製品保持部材に対して基端部が支持されて保持凹部を開放する方向及び閉鎖する方向へ回動すると共に先端部に樹脂成形品のゲート部に位置する刃受け部及びゲート切断刃の移動を規制する位置決め部が設けられた刃物受け部材と、製品保持部材に対して刃物受け部材を、常には開放側へ付勢する弾性部材と、保持凹部内に製品部が保持された際に、刃物受け部材に当接して弾性部材の弾性力に抗して刃受け部がゲート部に位置するように回動する押圧部材とを備えたことを特徴とする。
請求項8のゲート切断方法は、把持部材に把持された樹脂成形品の製品部を、製品保持部材の保持凹部内に保持した後にゲート切断刃を製品部のゲート部に向かって移動してゲート切断し、次に製品保持部材をスプル部から離間する方向へ移動してスプル部から製品部を分離した後に製品取出し部材により保持凹部内の製品部を保持して取出す成形品ゲート切断方法において、製品部をゲート切断する際に、製品保持部材に回動可能に支持された刃物受け部材を、把持部材と共に移動する押圧部材により弾性部材の弾性力に抗して押圧して保持凹部を閉鎖すると共に刃受け部を保持凹部内の製品部のゲート部に位置させる工程と、ゲート切断後においては、製品保持部材の移動に伴って刃物受け部材に対する押圧部材の当接を解除して弾性部材の弾性力により保持凹部を開放する方向へ回動させる工程を備えたことを特徴とする。
本発明は、樹脂成形品の製品部を保持する製品保持部材とゲート切断する切断刃とをユニット化し、装置自体の小型化を保ちながら製品保持部材及び切断刃のレイアウトを効率化することができる。また、ゲート切断後においては、スプル部から切断刃との位置関係を保ちながら製品部を強制的に分離することにより樹脂の糸引きを防止することができる。樹脂成形品の製品部が多数ある場合であっても、製品保持部材及び切断刃のユニット数を製品部数の半分で構成し、装置自体を低コスト化することもできる。樹脂成形品のゲート部に対する刃物受け部材の間隔やゲート切断刃の刃先と刃受け部材の間隔を簡易に位置決めすることができ、成形作業を効率化することができる。
本発明は、製品保持部材に対して基端部が支持されて保持凹部を開放する方向及び閉鎖する方向へ回動すると共に先端部に樹脂成形品のゲート部に位置する刃受け部及びゲート切断刃の移動を規制する位置決め部が設けられた刃物受け部材に当接して刃受け部をゲート部に位置するように回動する押圧部材を備えたことを最良の形態とする。
以下に実施形態を示す図に従って本発明を説明する。
図1〜図8において、成形品ゲート切断装置1の本体フレーム3は製品収容エリアA及びゲート切断エリアBが設定され、本体フレーム3の側縁には第1走行フレーム5が製品収容エリアA及びゲート切断エリアBに亘って設けられている。該第1走行フレーム5には第1走行体7が長手方向へ往復移動可能に支持されている。また、第1走行体7には第1走行フレーム5の長手方向と直交する方向へ延出する第2走行フレーム9の基端部が固定され、該第2走行フレーム9には第2走行体11が第2走行フレーム9の長手方向へ往復移動可能に支持されている。
これら第1及び第2走行体7、11は数値制御可能なサーボモータ等の電動モータ13、15の駆動に伴ってそれぞれの方向へ移動される。第1及び第2走行体7、11の駆動機構としては、電動モータ13、15に連結された送りねじの回転に伴って第1及び第2走行体7、11を移動する駆動機構や、電動モータに連結された回転体に張設されたタイミングベルトの走行に伴って第1及び第2走行体7、11を移動する駆動機構、従来公知の往復駆動機構であればよい。
上記第2走行体11には起立フレーム17が設けられ、該起立フレーム17には昇降体21が所要のストロークで上下方向へ往復移動可能に支持されている。該昇降体21は上記した第1及び第2走行体7、11の往復駆動機構と同様の駆動機構からなり、起立フレーム17に固定された数値制御可能なサーボモータ等の電動モータ23の駆動に伴って上下方向へ移動される。
昇降体21には取付け板25が固定され、該取付け板25には保持押圧手段27及び製品取出し手段29が隣接して設けられている。保持押圧手段27の取付けフレーム31にはロータリーアクチュエータ等の回動部材35が固定され、該回動部材35の回転軸には上下方向に軸線を有したエアーシリンダ等の把持作動部材33が連結されている。該把持作動部材33は図示する下部に取付けフレーム31の開口部31aを挿通して突出する把持爪33aが設けられ、把持作動部材33の作動に伴って開閉動作することにより樹脂成形品37のスプル部37bを把持又は把持解除する。
上記把持作動部材33は、回動部材35の作動に伴って所要の角度、本例においては45度の角度で往復回動される。この回動角度は樹脂成形品37における製品部37aの個数と後述するように同時にゲート切断する成形品保持切断ユニット53の個数から適宜設定される。本例の樹脂成形品37は、等角度で放射方向に延出する8本のスプル部37bの先端に製品部37aがそれぞれ一体に成形されたものとするが、これに限定されるものでないことは勿論である。
また、開口部31a周縁の取付けフレーム31下面には、本例では4個の押圧部材39が、周方向に対しして等角度をおき、所要の長さで垂下するように設けられている。各押圧部材39の下部には回転体41が、各押圧部材39を結ぶ円弧の半径方向へ回転可能に軸支されている。
一方、製品取出し手段29の上下フレーム43は、本例では周方向に対して等間隔で、所要の長さで垂下する4本からなり、各上下フレーム43には上下移動体45がそれぞれ上下方向へ移動するように支持される。各上下移動体45は上下フレーム43に基端部が取付けられたエアーシリンダ等の上下作動部材47が連結されて所要のストロークで上下方向へ移動される。そして各上下移動体45の下部には負圧発生装置(真空発生装置、図示せず)に接続された吸着部材49が、後述する保持凹部73aにそれぞれ一致して設けられ、ゲート切断された製品部37aを吸着する。
本体フレーム3のゲート切断エリアBには、例えば正方形状の開口部51が形成され、該開口部51の各辺に応じた本体フレーム3には4個の成形品保持切断ユニット53が同心の4分割位置にて互いに向い合った状態で位置調整可能に固定されている。開口部51下方の本体フレーム3にはエアーシリンダ等の押上げ作動部材57が固定され、該押上げ作動部材57の作動軸には押上げ板59が固定される。該押上げ板59は、押上げ作動部材57の作動により、後述する各成形品保持切断ユニット53の刃物取付け台81の下部に当接して所要のストロークで押上げる。
尚、押上げ板59に緩衝部材(図示せず)を取付け、押上げ作動部材57の作動に伴って押上げ板59を微速で移動させるように構成してもよい。
上記した各成形品保持切断ユニット53の固定台65には各成形品保持切断ユニット53を結ぶ円弧の中心に向かう方向に長手方向を有した直線ガイド部材67が固着され、該直線ガイド部材67には側面がL字形の可動台69がそれぞれ移動可能に支持されている。各可動台69には本体が可動台69に固定されると共に作動軸が固定台65の一部に固定されたエアーシリンダ等の分離作動部材71がそれぞれ取付けられ、各分離作動部材71の作動に伴って可動台69が放射方向へ往復移動される。
各可動台69の起立部上面には製品保持部材73がそれぞれ交換可能に固定される。各製品保持部材73の先端部には製品部37aにほぼ一致し、ゲート部37c側が切欠かれた形状の保持凹部73aが設けられている。各製品保持部材73の中間部には刃物受け部材75の基端部が保持凹部73aを開閉するように回動可能に支持されている。各刃物受け部材75の先端部には、保持凹部73aを覆うように回動された際に、保持凹部73aの先端垂下面に一致する面を有した刃受け部75aが設けられている。各刃物受け部材75は製品保持部材73に対して刃物受け部材75を回動可能に支持する軸73bに装着された線ばね等の弾性部材77により保持凹部73aを常に開放側へ付勢される。
尚、製品保持部材73は、各種樹脂成形品37の製品部37aの形状や大きさに応じて保持凹部73aが形成された複数種類のものを用意しておき、ゲート切断しようとする樹脂成形品37に応じた製品保持部材73を可動台69に取付けて交換すればよい。
また、各可動台69の起立部側面には刃物取付け台81がそれぞれ上下方向へ移動可能に支持され、各刃物取付け台81の上部にはゲート切断刃83が、その刃先が製品保持部材73の側面に摺接するように固定される。各ゲート切断刃83は、刃先の両側に位置決め部材として当接部83aが一体に設けられ、該ゲート切断刃83がゲート切断位置へ移動された際に、当接部83aが刃受け部75a下面に当接してゲート切断刃83を刃受けすると共に過度に上昇されるのを規制している。
各ゲート切断刃83は内蔵された電気ヒータ等の加熱部材(図示せず)により所要の温度に加熱され、樹脂成形品37の製品部37aとスプル部37bをゲート切断する際に、ゲート部37cを加熱切断することによりゲート部37cにおける内部応力を分散して切断面を平滑化させる。
各刃物取付け台81の下部には作動駒85の軸部85aが長溝81aに沿って上下方向へ移動可能に支持され、該作動駒85は長溝81aと軸部85aとの間に取付けられた圧縮ばね等の弾性部材87により、常に下方へ付勢されている。
本体フレーム3のゲート切断エリアBには製品部37aが切断されたスプル部37bを装置外に排出するための排出シュータ89に接続された排出開口部91が4個の成形品保持切断ユニット53の近傍に設けられている。また、製品収容エリアAの本体フレーム3にはゲート切断された製品部37aを個々に収容する多数の区画を有した複数個、本例においては8個の収容パレット93がセットされる。
次に、樹脂成形品37のゲート切断作用及び方法を説明する。
先ず、電動モータ13、15及び必要に応じて電動モータ23を駆動制御して第1及び第2走行体7、11及び昇降体21をそれぞれの方向へ移動して保持押圧手段27及び製品取出し手段29をゲート切断エリアBの成形品供給装置側(図示せず)に移動した後に、把持作動部材33の作動により把持爪33aを閉動作して樹脂成形品37のスプル部37bを把持してゲート切断される樹脂成形品37を受け取る。
次に、上記と同様に電動モータ13、15及び必要に応じて電動モータ23をそれぞれ駆動制御して昇降体21を、把持爪33aに把持された樹脂成形品37における1個おきの製品部37aが、各成形品保持切断ユニット53における製品保持部材73の保持凹部73a上方に位置するように移動させた後に、電動モータ23を駆動制御して昇降体21を下方へ移動して1個おきの製品部37aを保持凹部73a内にそれぞれ係合して保持させる。(図9及び図10参照)
尚、把持爪33aによるスプル部37bの把持を解除するタイミングとしては、樹脂成形品37の製品部37aが開放側へ回動した刃物受け部材75の先端部を通過したタイミングでスプル部37bの把持を解除して保持凹部73a内に製品部37aを自重落下させればよい。
そして電動モータ23を更に駆動制御して昇降体21を下方へ移動すると、昇降体21と共に下方向へ移動する押圧部材39を開放側へ回動した刃物受け部材75の上面に当接し、該刃物受け部材75を弾性部材77の弾性力に抗して閉鎖側へ回動させる。これにより閉鎖側へ回動した刃物受け部材75により保持凹部73a内にて樹脂成形品37の製品部37aを保持させると共に刃受け部75aを、保持凹部73a内に保持された樹脂成形品37における製品部37aとスプル部37bの境界であるゲート部37cの上方に近接した状態で位置させる。(図11参照)
次に、上記状態にて作動部材57を作動して押上げ板59を所要のストロークで上方へ移動すると、下端部が押上げ板59に当接する刃物取付け台81を所要のストロークで上方へ移動させることによりゲート切断刃83を上方へ移動して樹脂成形品37におけるゲート部37cを切断してスプル部37bから製品部37aを分離させる。
このとき、ゲート切断刃83が加熱部材により所要の温度に加熱されてゲート部37cを加熱しながらゲート切断するため、ゲート部37cが加熱により軟化して内部応力を分散させることによりゲート切断面を平滑にすることができる。また、ゲート切断刃83が所要のストロークで上方に移動されると、閉鎖側へ回動された刃物受け部材75の刃受け部75a下面に対して刃先が近接して刃受けされることによりゲート部37cを確実に切断させることができると共に刃受け部75aの下面に当接部83aが当接してゲート切断刃83の移動を規制することにより刃先の欠損を回避している。(図12及び図13参照)
尚、ゲート部37cのゲート切断後においては、作動部材57を復動して下方へ移動する押上げ板59によりゲート切断刃83を下降作動させる。
次に、ゲート切断が完了した後、又はゲート切断完了前の若干早いタイミングで分離作動部材71を作動して可動台69の製品保持部材73を、保持凹部73a内に保持された製品部37aがスプル部37bから離間する放射方向へ移動してスプル部37bから製品部37aを完全に分離させる。このとき、刃物受け部材75の上面に対して押圧部材39が押圧しているが、製品保持部材73の移動に伴って回転体41が回転することにより押圧状態下での移動を可能にしている。また、放射方向に対する製品保持部材73の移動に伴って刃物受け部材75の上面に対する押圧部材39の当接が解除されることにより刃物受け部材75を、弾性部材77の弾性力により開放側へ回動して保持凹部73aの上面を開放して製品部37aの取出しを可能にさせる。(図14参照)
そして製品保持部材73が所要の放射方向位置へ移動されると、把持作動部材33を作動して把持爪33aにより一部の製品部37aがゲート切断された樹脂成形品37のスプル部37bを把持した後に、電動モータ23を駆動して昇降体21を上方向へ移動して樹脂成形品37をそれぞれの成形品保持切断ユニット53から離間させる。
次に、昇降体21が所要の上昇位置へ移動されると、電動モータ13、15及び必要に応じて電動モータ23を駆動して昇降体21を、それぞれの吸着部材49が放射方向へ移動した各成形品保持切断ユニット53における製品保持部材73の保持凹部73a上方にそれぞれ位置するように移動し、次に電動モータ23を駆動して昇降体21を下方へ移動すると共に必要に応じて上下作動部材47を作動してそれぞれの吸着部材49を対応する保持凹部73a内に保持されたゲート切断後の製品部37aに近接して製品部37aを吸着保持させた後に、昇降体21を上昇させると共に必要に応じて各上下作動部材47を復動してそれぞれの吸着部材49を上方へ移動し、それぞれの保持凹部73a内から製品部37aを取出す。(図15参照)
尚、昇降21を上方へ移動する際に、分離作動部材71を復動して製品保持部材73を元に位置に戻す。
上記動作後、電動モータ23及び電動モータ13、15を駆動して昇降体21を製品収容エリアA側へ移動して各吸着部材49を、収容パレット93における所要の区画に位置させた後に、電動モータ23を駆動すると共に必要に応じて上下作動部材47を作動して各吸着部材49に吸着保持された製品部37aをそれぞれの区画内に収容させる。
尚、各収容パレット93の各区画内に製品部37aを収容する態様としては、1つの収容パレット93の各区画内に各吸着部材49にそれぞれ保持されたすべての製品部37aを同時に収容させる態様、又は昇降体21を移動制御して各収容パレット93の区画内に対して各吸着部材49にそれぞれ保持された製品部37aを順に収容させる態様のいずれであってもよいことは、勿論である。
次に、電動モータ23を駆動して昇降体21を上方へ移動すると共に必要に応じて上下作動部材47を復動して各吸着部材49を上方へ戻した後に、電動モータ13、15及び必要に応じて電動モータ23を駆動して昇降体21を、各押圧部材39が対応するそれぞれの成形品保持切断ユニット53における刃物受け部材75の上方に位置するように移動させる。昇降体21の移動途中又は昇降体21が上記した所要の位置へ移動された後に、回動部材35を作動して把持作動部材33を、所要の角度で回動し、把持爪33aに把持された樹脂成形品37を、ゲート切断されていない残りの4個の製品部37aがそれぞれの保持凹部73aに相対するように位置させる。(図16参照)
次に、電動モータ23を駆動して昇降体21を、製品部37aが保持凹部73a内に位置するように移動させた後、上記と同様にして残りの製品部37aをゲート切断する共に吸着部材49にゲート切断された製品部37aを吸着保持させる。そして樹脂成形品37におけるすべての製品部37aがゲート切断されると、把持作動部材33を作動して把持爪33aにより樹脂成形品37のスプル部37bを把持した後に電動モータ23及び電動モータ13、15を駆動してスプル部37bを排出開口部91の上方へ移動させた後に、把持作動部材33を復動して把持爪33aによるスプル部37bの把持を解除して排出シュータ89上へ落下させることにより装置外へ排出させる。
次に、電動モータ13、15及び電動モータ23を駆動して昇降体21を製品収容エリアA側へ移動して各吸着部材49を、収容パレット93における所要の区画に位置させた後に、電動モータ23を駆動すると共に必要に応じて上下作動部材47を作動して各吸着部材49に吸着保持された製品部37aをそれぞれの区画内に収容させる。
本実施例は、樹脂成形品37の製品部37aを保持する製品保持部材73とゲート切断するゲート切断刃83を成形品保持切断ユニット53としてユニット化して成形品ゲート切断装置1自体を小型化することができる。
多数の製品部37aを有した樹脂成形品37にあっては、少なくとも製品部37aの数の半分の台数の成形品保持切断ユニット53により製品部37aをゲート切断することができ、装置自体を小型化及び低コスト化することができる。
下降する押圧部材39により刃物受け部材75を閉鎖側へ回動させることにより樹脂成形品37のゲート部37cに対する刃物受け部材75の間隔やゲート切断刃83及び刃受け部75aを位置決めすることができ、両者の位置決め作業を簡易化することができる。
本発明は、以下のように変更実施することができる。
1.上記説明は、押上げ板59を上方へ移動して各成形品保持切断ユニット53の刃物取付け台81を同時に押上げてゲート切断刃83によりゲート部37cを同時に切断する構成及び方法としたが、各成形品保持切断ユニット53の可動台69に設けられたエアーシリンダ等の作動部材(図示せず)によりそれぞれの刃物取付け台81を個々に、又は同期して押上げてゲート部37cをゲート切断する構成及び方法であってもよい。
2.上記説明の樹脂成形品37は、放射方向へ延出する8本のスプル部37bの先端に製品部37aをそれぞれ一体形成したものとしたが、スプル部37bとしては、環状で、その外周側に偶数個、望ましくは4個以上の製品部37aを等間隔に一体形成したものであってもよい。
3.上記説明は、樹脂成形品37に設けられた8個の製品部37aを2回の作業によりゲート切断するため、4個の成形品保持切断ユニット53をレイアウトした構成としたが、樹脂成形品37における製品部37aの個数に応じた数の成形品保持切断ユニット53をレイアウトして1回の作業によりゲート切断してもよい。また、2回の作業によりゲート切断を行う際には、製品部37aの個数を、少なくとも4個以上の偶数個にすればよい。
4.上記説明は、昇降体21の取付け板25に保持押圧手段27及び製品取出し手段29を隣接して設け、樹脂成形品37のゲート切断時には成形品保持切断ユニット53に対して保持押圧手段27を、またゲート切断された製品部37aの取出し時には成形品保持切断ユニット53に対して製品取出し手段29をそれぞれ移動制御する構成としたが、図17に示すように取付け板25に対し、把持作動部材33とは別に押圧部材39及び押圧部材39の相互間に製品取出し手段29の上下フレーム43が同心位置にて等間隔に固定される回転板101を回転可能に支持すると共に該回転板101にロータリーアクチュエータや電動モータ等の回動部材103を連結し、各成形品保持切断ユニット53における製品保持部材73の保持凹部73aに対して押圧部材39及び吸着部材49を選択的に位置させるように構成する。
成形品ゲート切断装置の概略を示す全体斜視図である。 保持押圧手段及び製品取出し手段を拡大して示す斜視図である。 保持押圧手段の略体中央縦断面図である。 製品取出し手段の略体中央断面図である。 成形品保持切断ユニット部を拡大して示す斜視図である。 成形品保持切断ユニットの側面図である。 成形品保持切断ユニットの略体中央断面図である。 製品保持部材箇所の拡大斜視図である。 成形品保持切断ユニット部に対する樹脂成形品の供給状態を示す平面図である。 製品部の保持状態を示す部分断面図である。 刃物受け部材を閉鎖側へ回動した状態を示す説明図である。 ゲート切断状態を示す説明図である。 ゲート切断時におけるゲート切断刃と刃受け部の当接状態を示す説明図である。 製品部の強制分離状態を示す説明図である。 製品部の吸着保持及び取出し状態を示す説明図である。 残りの製品部をゲート切断位置に回動した状態を示す説明図である。 変更実施例を示す説明図である。
符号の説明
1 成形品ゲート切断装置
27 保持押圧手段
29 製品取出し手段
37 樹脂成形品
37a 製品部
37b スプル部
37c ゲート部
39 押圧部材
41 回転体
49 吸着部材
53 成形品保持切断ユニット
71 分離作動部材
73 製品保持部材
73a 保持凹部
75 刃物受け部材
75a 刃受け部
83 ゲート切断刃

Claims (11)

  1. 樹脂成形品の製品部にほぼ一致する形状の保持凹部を有した製品保持部材と、保持凹部に近づく方向及び遠ざかる方向へ移動可能に支持される刃物取付け台と、該刃物取付け台を移動させる刃物作動部材と、該刃物取付け台に対し、刃先が保持凹部内に保持された製品部のゲート部に一致するように取付けられるゲート切断刃と、ゲート部に向かってゲート切断刃が移動した際に、ゲート切断刃の移動を規制する位置決め部材と、製品保持部材を、保持凹部内に保持された製品部がスプル部から遠ざかる方向へ移動させる分離作動部材と、樹脂成形品を把持して製品部を保持凹部内に保持させる把持部材を備えた成形品ゲート切断装置において、製品保持部材に対して基端部が支持されて保持凹部を開放する方向及び閉鎖する方向へ回動すると共に先端部に樹脂成形品のゲート部に位置する刃受け部及びゲート切断刃の移動を規制する位置決め部が設けられた刃物受け部材と、製品保持部材に対して刃物受け部材を、常には開放側へ付勢する弾性部材と、保持凹部内に製品部が保持された際に、刃物受け部材に当接して弾性部材の弾性力に抗して刃受け部がゲート部に位置するように回動する押圧部材とを備えた成形品ゲート切断装置。
  2. 樹脂成形品の製品部にほぼ一致する形状の保持凹部を有した製品保持部材と、保持凹部に近づく方向及び遠ざかる方向へ移動可能に支持される刃物取付け台と、該刃物取付け台を移動させる刃物作動部材と、該刃物取付け台に対し、刃先が保持凹部内に保持された製品部のゲート部に一致するように取付けられるゲート切断刃と、製品保持部材を、保持凹部内に保持された製品部がスプル部から遠ざかる方向へ移動させる分離作動部材を一体に備えた複数の成形品保持切断ユニットを同心位置にて等角度で配置した成形品ゲート切断装置において、各成形品保持切断ユニットの製品保持部材に対して基端部が支持されて保持凹部を開放する方向及び閉鎖する方向へ回動すると共に先端部に樹脂成形品のゲート部に位置する刃受け部及びゲート切断刃の移動を規制する位置決め部が設けられた刃物受け部材と、製品保持部材に対して刃物受け部材を、常には開放側へ付勢する弾性部材と、保持凹部内に製品部が保持された際に、刃物受け部材に当接して弾性部材の弾性力に抗して刃受け部がゲート部に位置するように回動する押圧部材とを備えた成形品ゲート切断装置。
  3. 請求項1及び2において、ゲート切断された製品部を、保持凹部内から取出す取出し部材を備えた成形品ゲート切断装置。
  4. 請求項1及び2において、ゲート切断刃側に、刃物受け部材の位置決め部に当接する当接部を設けた成形品ゲート切断装置。
  5. 請求項4の当接部は、刃物取付け台に対して一体又は別体に設けた成形品ゲート切断装置。
  6. 請求項4の当接部は、ゲート切断刃の刃先近傍に一体に設けた成形品ゲート切断装置。
  7. 請求項1の押圧部材は、回転可能に支持された回転体を刃物受け部材に圧接して回動させると共に分離作動部材の作動時には刃物受け部材に対して圧接する回転体の転動により製品保持部材の移動を可能にした成形品ゲート切断装置。
  8. 把持部材に把持された樹脂成形品の製品部を、製品保持部材の保持凹部内に保持した後にゲート切断刃を製品部のゲート部に向かって移動してゲート切断し、次に製品保持部材をスプル部から離間する方向へ移動してスプル部から製品部を分離した後に製品取出し部材により保持凹部内の製品部を保持して取出す成形品ゲート切断方法において、製品部をゲート切断する際に、製品保持部材に回動可能に支持された刃物受け部材を、把持部材と共に移動する押圧部材により弾性部材の弾性力に抗して押圧して保持凹部を閉鎖すると共に刃受け部を保持凹部内の製品部のゲート部に位置させる工程と、ゲート切断後においては、製品保持部材の移動に伴って刃物受け部材に対する押圧部材の当接を解除して弾性部材の弾性力により保持凹部を開放する方向へ回動させる工程を備えた成形品ゲート切断方法。
  9. 請求項8において、ゲート切断刃が固定される刃物取付け台の一部を刃物受け部材の刃受け部に当接可能にして刃物受け部材とゲート切断刃とを位置決め可能とした成形品ゲート切断方法。
  10. 請求項8において、ゲート切断刃の刃先部分を刃物物受け部材の刃受け部に当接可能にして刃物受け部材とゲート切断刃とを位置決めした成形品ゲート切断方法。
  11. 請求項8の押圧部材は、刃物受け部材に対する当接側に回転体を回転可能に支持し、該回転体を刃物受け部材に圧接し、転動する回転体により製品保持部材の移動を可能にした成形品ゲート切断方法。
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