JP4727645B2 - 運搬用容器 - Google Patents

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本発明は、運搬用容器に関し、詳しくは、容器本体の側壁部外面等にラベルを貼着し、搬送する物品に関する情報を、貼着されたラベルにより、容易に識別できるようにした運搬用容器に関する。
例えば、食品工場などでは、出荷する食品の管理を行うために、合成樹脂からなる運搬用容器の側面にバーコードなどが記載されたラベルを貼着し、このラベルによって、製造ライン、搬送先、個数、また種別などを識別させる場合がある。
このような運搬用容器では、図7に示したように、容器本体2の平坦な外面等に、複数本のリブ4を設けて、ここに貼られたラベルを使用後に剥がし易くしている。
ところで、図7に示したように、例えば、短手側の一対の側壁部に取っ手6,6が設けられている場合は、通常、この取っ手6を避けてラベルが貼られるため、取っ手6が大きいと、湾曲したコーナ部Rにも、ラベルの一部が貼られることになる。
しかしながら、コーナ部Rにはリブ4が設けられていないため、コーナ部Rにラベルが貼られてしまうと、ラベルが剥がれずに、一部残ってしまうという問題があった。
この問題を解決するには、コーナ部Rにシボ加工等を施すこと、あるいはリブ4を設けることなどが考えられるが、シボ加工では効果が低い。また、コーナ部Rは、上記のように湾曲しているため、ここにリブを設ける場合は、下記のような問題がある。
すなわち、図8に示したように、コーナ部Rに、その曲面rの法線方向(矢印P方向)に通常のリブ4を設けると、金型8の抜き方向Aと、リブ4の形成方向Pとが異なるため、金型8を型抜きする場合に、破線で示したリブ4の一部が金型8に衝突して切除されてしまう。
本発明は、このような実情に鑑み、容器本体のコーナ部にラベルが貼られた場合に、そのラベルを容易に剥がすことができる運搬用容器を提供することを目的としている。
また、コーナ部にリブを設けてラベルを剥がしやすくするときに、リブの一部が切除されることのない運搬用容器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明は、
底壁部と、該底壁部から立設された4側壁部と、前記4側壁部の上部側に水平方向に延出された上部フランジと、前記4側壁部の下部側に水平方向に延出された下部フランジとから、各四隅のコーナ部外面が湾曲した容器本体が形成されている運搬用容器において、
前記側壁部の湾曲した各四隅のコーナ部外面に、略水平方向のリブを所定間隔置きに設けたことを特徴としている。
また、本発明は、底壁部と、該底壁部から立設された4側壁部と、前記4側壁部の上部側に水平方向に延出された上部フランジと、前記4側壁部の下部側に水平方向に延出された下部フランジとから、各四隅のコーナ部外面が湾曲した容器本体が形成されている運搬用容器において、
前記側壁部の湾曲した各四隅のコーナ部外面に、格子状のリブを設けたことを特徴としている。
さらに、本発明は、底壁部と、該底壁部から立設された4側壁部と、前記4側壁部の上部側に水平方向に延出された上部フランジと、前記4側壁部の下部側に水平方向に延出された下部フランジとから、各四隅のコーナ部外面が湾曲した容器本体が形成されているとともに、
前記各四隅のコーナ部外面における前記下部フランジから湾曲面に向かって第1の斜め板が、前記各四隅のコーナ部外面における前記上部フランジから湾曲面に向かって第2の斜め板が金型の型開きと同時に形成され、かつこれら第1の斜め板の先端部と第2の斜め板の先端部との間が所定距離離間されている運搬用容器において、
前記側壁部の湾曲した各四隅のコーナ部外面に、該コーナ部の中心線を境に一方側に略水平方向のリブを所定間隔置きに設け、他方側に略垂直方向のリブを所定間隔置きに設け、この垂直方向のリブの断面形状は先端部の形状が金型の抜け方向から逃げるように傾斜していることを特徴としている。
このような構成であれば、ラベルがコーナ部に貼られても、そのラベルを容易に剥がすことができる。
本発明に係る運搬用容器によれば、ラベルとの接着力を弱めるリブがコーナ部にも設けられているので、ラベルを容器本体のどこにでも貼ることができる。また、ラベルの一部がコーナ部にかかる場合であっても、そのラベルを容易に剥がすことができる。また、コーナ部に垂直方向のリブを設ける場合に、そのリブを金型の抜き方向に対して逃げるように傾斜して設ければ、コーナ部に略垂直方向のリブを形を崩さずに設けることができる。さらに、リブの断面形状を左右非対称にすれば、剥離性が向上するとともに、接着力を任意に設定することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例による運搬用容器を示したものである。この運搬用容器では、底壁部12と該底壁部12から立設された4側壁部14,16,18,20とから、一方面が開口した容器本体10が形成されている。また、4側壁部14,16,18,20のうち、短手側の一対の側壁部14,16には、容器本体10を手で持ち上げる取っ手22,22が、側壁14,16に沿って幅方向に長く形成されている。
さらに、この運搬用容器では、側壁部の下部側に下部フランジ50が水平方向に形成され、側壁部の上部側に上部フランジ30が水平方向に形成されている。また、隣接する2つの側壁部間の四隅のコーナ部Rでは、その外面に、下部フランジ50から上方の湾曲面に向かって第1の斜め板52が設置されるとともに、上部フランジ30から下方の湾曲面に向かって第2の斜め板54が設置されている。そして、これら第1の斜め板部52と第2の斜め板部54との間は所定間隔離間されている。
一方、側壁部18,20には、通風性、洗浄性のため、さらには、内部の物品の有無を確認することのできる窓24が横方向に形成されている。さらに、側壁部14,16,18,20の平坦面、すなわち取っ手22,22の両側には、縦方向に延びる複数のリブ26が所定間隔置きに形成されている。このようなリブ26を設けることにより、ここにラベルを貼ったときのラベルの接着力が小さくなり、ラベルを剥がし易くなっている。
さらに、本実施例では、あらゆる箇所にラベルを貼ることができるように、隣接する2つの側壁部間のコーナ部Rにも、リブ28が設けられている。図1に示した例では、リブ
28は、所定間隔置きに略水平方向に形成されている。このような水平方向のリブ28は、型成形上、何ら問題なく形成することができる。本実施例のように、コーナ部Rにもリブ28を形成すれば、平坦面からコーナ部Rに跨ってラベルが貼られた場合であっても、そのラベルを容易に剥がすことができる。また、コーナ部全体にラベルが貼られた場合であっても、そのラベルを容易に剥がすことができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されない。
例えば、コーナ部Rのリブ28は略水平方向に形成されていなくても、図2に示したリブ32のように、垂直方向に所定間隔置きに形成されていても良い。
ここで、底壁部12に対して垂直方向のリブ32を設ける場合、図3に示したように、これを型成形する際に以下のような注意が必要になる。
すなわち、容器本体10を型成形するにあたり、例えば、側壁部18を形成するための金型8をA方向に引き抜く場合に、コーナ部Rに形成されるリブ32が金型8に引っ掛からないようにする必要がある。コーナ部Rでは、45°の角度で隣接する金型同士が当接するように配置されるので、一方の金型8を引き抜くときに、リブ32に引っ掛からないようにするには、図3において、金型8の型抜き方向Aより、リブ32の傾斜角度Cを右側にする必要がある。
このように、リブ32が図3に示した状態で、Aより右側に傾斜していれば、金型8を引き抜く場合に、リブ32の一部が金型8により切除されることはない。仮に、一点鎖線で示したようなリブ32'を設けた場合は、その傾斜角度である直線C'は、直線Aの左側になってしまい、その場合は、金型8を矢印A方向に引き抜く場合に、リブ32'の一部
が金型の角部36で切除されてしまうことになる。このように、リブ32が金型の抜け方向Aから逃げるように、傾斜して形成されていれば、リブ32が変形することはない。
図4は本発明のさらに他の実施例を示したものである。この実施例では、コーナ部Rに、格子状のリブ38を設けた例である。このようなリブ38であっても、上記各実施例と同様の作用効果を奏することができる。
また、図5に示したように、コーナ部Rの中心線Qを境に、一方側を略水平方向のリブ42とし、他方側を略垂直方向のリブ44として、コーナ部Rの左右で形状を変えることもできる。
さらに、図5に示したように、コーナ部Rに垂直方向のリブ46を設ける場合、リブ46の中心線Sを境に左右非対称に形成することもできる。このように左右非対称にすれば、ラベル接合部の粘着力を適宜調整することができる。
さらに、このようにラベルの剥離性を考慮したラベル接合部は、食品や部品など様々な物品を運搬する容器に適用できるのは勿論である。
図1は本発明の一実施例による運搬用容器の斜視図である。 図2は本発明の他実施例による運搬用容器の側面図である。 図3は、図2に示した他実施例による運搬用容器を金型で作成する場合のコーナ部の概略断面図である。 図4は、本発明のさらに他実施例による運搬用容器のコーナ部の斜視図である。 図5は、本発明のさらに他実施例による運搬用容器のコーナ部の正面である。 図6は、略垂直方向にリブを設ける場合の拡大断面図である。 図7は、従来の運搬用容器の斜視図である。 図8は、従来の運搬用容器を金型で作成する場合のコーナ部の概略断面図である。
符号の説明
10 容器本体
12 底壁部
14,16,18,20 側壁部
30 上部フランジ
28,32,38,46 リブ
50 下部フランジ
52 第1の斜め板
54 第2の斜め板
R コーナ部

Claims (2)

  1. 底壁部と、該底壁部から立設された4側壁部と、前記4側壁部の上部側に水平方向に延出された上部フランジと、前記4側壁部の下部側に水平方向に延出された下部フランジとから、各四隅のコーナ部外面が湾曲した容器本体が形成されているとともに、
    前記各四隅のコーナ部外面における前記下部フランジから湾曲面に向かって第1の斜め板が、前記各四隅のコーナ部外面における前記上部フランジから湾曲面に向かって第2の斜め板が金型の型開きと同時に形成され、かつこれら第1の斜め板の先端部と第2の斜め板の先端部との間が所定距離離間されている運搬用容器において、
    前記側壁部の湾曲した各四隅のコーナ部外面に、該コーナ部の中心線を境に一方側に略水平方向のリブを所定間隔置きに設け、他方側に略垂直方向のリブを所定間隔置きに設け、この垂直方向のリブの断面形状は先端部の形状が金型の抜け方向から逃げるように傾斜していることを特徴とする運搬用容器。
  2. 底壁部と、該底壁部から立設された4側壁部と、前記4側壁部の上部側に水平方向に延出された上部フランジと、前記4側壁部の下部側に水平方向に延出された下部フランジとから、各四隅のコーナ部外面が湾曲した容器本体が形成されているとともに、
    前記各四隅のコーナ部外面における前記下部フランジから湾曲面に向かって第1の斜め板が、前記各四隅のコーナ部外面における前記上部フランジから湾曲面に向かって第2の斜め板が金型の型開きと同時に形成され、かつこれら第1の斜め板の先端部と第2の斜め板の先端部との間が所定距離離間されている運搬用容器において、
    前記側壁部の湾曲した各四隅のコーナ部外面に、略垂直方向のリブを所定間隔置きに設け、このリブの断面形状は、先端部の形状が金型の抜け方向から逃げるように傾斜しており、且つ、該リブの断面鉛直方向の中心線(S)を境に左右非対称に形成されていることを特徴とする運搬用容器。
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