JP2000296829A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2000296829A
JP2000296829A JP10403799A JP10403799A JP2000296829A JP 2000296829 A JP2000296829 A JP 2000296829A JP 10403799 A JP10403799 A JP 10403799A JP 10403799 A JP10403799 A JP 10403799A JP 2000296829 A JP2000296829 A JP 2000296829A
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JP
Japan
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container
storage
flange
flanges
portions
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Application number
JP10403799A
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English (en)
Inventor
Akizo Fujita
彰三 藤田
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WATANABE PLASTICS KK
Original Assignee
WATANABE PLASTICS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の収納部を有する構造においても十分な
強度を保つことのできる容器を提供する。 【解決手段】 フランジ5の凹状部5a、によりフラン
ジ5の強度が増すことから、例えば容器1の一部を把持
した場合に他の部分の自重によるフランジ5の変形が抑
制される。また、フランジの切れ目5bに沿って力を作
用させることにより切れ目5bからフランジ5が切り離
され、容易に各収納部1aを切り離すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば冷凍食品等
を収納して販売するための容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の容器としては、プラスチ
ック材料により複数の収納部を一体に形成し、各収納部
と連続するフランジの中央部に断続的な切れ目を設ける
ことにより、各収納部を切り離し可能にしたものが知ら
れている。この容器では、任意の収納部を切り離すこと
ができるので、食品の調理の際に容器全体を運ぶ必要が
なく、残った食品の保存の際にも保存に要するスペース
を小さくできるという利点がある。また、輸送時におけ
る収納部内の食品の動きを小さくすることができ、食品
の損傷を防ぐという利点もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記容
器は容器の一部を把持した際に他の部分の自重により容
器が変形し易く、変形と同時に一部の収納部が切り離さ
れる恐れもあった。
【0004】本発明は前記問題点を鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、複数の収納部を有す
る構造においても十分な強度を保つことのできる容器を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、底面部及び複数の側面部か
らなる複数の収納部を各側面部の上端部から外側に延び
るフランジを介して連続して有する容器において、前記
各収納部間のフランジに互いに隣り合う収納部の並び方
向に延びる少なくとも一つの断面凹状または凸状の補強
部を設けている。これにより、断面凹状または凸状の補
強部によってフランジの強度が増すことから、容器に外
部から力が作用した場合に、各フランジの変形が抑制さ
れる。
【0006】また、請求項2では、請求項1記載の容器
において、少なくとも一部の収納部を前記フランジの所
定部位から切り離し可能に形成している。これにより、
請求項2の作用に加え、任意の収納部をフランジの所定
部位から切り離すことが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及至図3は本発明の容器の一
実施形態を示すもので、図1は容器の斜視図、図2及び
図3は各収納部を切り離す際の作用説明図である。
【0008】容器1はプラスチックの一体成型により形
成された複数の収納部1aを有し、各収納部1aはそれ
ぞれ各収納部1a間に位置する複数の内側面部2、容器
1の外側に面した複数の外側面部3及び底面部4からな
る。各収納部1aの開口部は食品の出し入れに用いら
れ、収納部1aに食品が収納される。
【0009】各内側面部2は上部に凹状部2aを有する
四角形の平面状に形成され、各外側面部3は四角形の平
面状に形成されている。
【0010】底面部4は四角形の平面であり、前記各内
側面部2または外側面部3の下端部と連続して設けら
れ、各収納部1aの底部となる。
【0011】フランジ5は各収納部1aの上端部間及び
容器1の周縁部に連続して設けられ、フランジ5の各収
納部1a間には互いに隣り合う収納部1aの並び方向に
延びる補強部としての複数の凹状部5aが設けられてい
る。また、各収納部1a間の中央部には各収納部1aを
切り離すための切れ目5bが設けられ、切れ目5bは破
線状にフランジ5を貫通している。
【0012】以上の構成においては、フランジ5の凹状
部5aによりフランジ5の強度が増すことから、例えば
容器1の一部を把持した場合に他の部分の自重によるフ
ランジ5の変形が抑制される。
【0013】また、フランジ5に局部的に力を加えるこ
とにより各収納部1aを切り離すことができる。即ち、
図2に示すようにフランジの切れ目5bに沿って力を作
用させることにより切れ目5bからフランジ5が切り離
され、図3に示すように容易に各収納部1aを切り離す
ことができる。
【0014】このように、本実施形態の容器によれば、
フランジ5に凹状部5aを設けることにより、容器1の
強度を格段に増加させることができ、例えば容器1の変
形による収納部1aからの食品の脱落を防止することが
できるとともに、切れ目5bより収納部1aが不用意に
切り離されることを防止することができる。また、容器
1の強度が増した分、薄肉の材料を用いて容器1の軽量
化を図ることができる。
【0015】また、各収納部1aをフランジ5の切れ目
5bから切り離し可能に形成したので、容器全体のスペ
ースを各収納部1a単位に分割することができ、例えば
食品の調理の際に容器全体を運ぶ必要がなくなり、残っ
た食品の保存の際にも保存に要するスペースを小さくで
きるという利点がある。
【0016】尚、本実施形態においては容器1の各収納
部1aの横断面が四角形のものを示したが、多角形或い
は円形のものでも本実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0017】また、本実施形態においては各収納部1a
を切り離すために破線状の切れ目5bを設けたものを示
したが、直線状の溝を設けたものでも本実施形態と同様
の効果を得ることができる。
【0018】また、本実施形態においてはフランジ5の
補強部として断面凹状に形成したものを示したが、断面
凸状に形成したものでも本実施形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の容器に
よれば、容器の強度を増加させることができるので、容
器の変形を抑制することができ、例えば食品等の収納物
の脱落を確実に防止することができる。また、容器材料
の薄肉化及び容器の軽量化においても効果的である。
【0020】また、請求項2の容器によれば、請求項1
の効果に加え、各収納部を分離することができるので、
容器全体のスペースを各収納部単位に分割することがで
き、例えば食品の調理の際に容器全体を運ぶ必要がなく
なり、残った食品の保存の際にも保存に要するスペース
を小さくできるという利点がある。ここで、フランジの
強度が増加しているので、容器の一部を把持しても各収
納部が容易に分離する恐れがないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す容器の斜視図
【図2】各収納部を分離する際の作用説明図
【図3】各収納部を分離する際の作用説明図
【符号の説明】
1…容器、1a…収納部、2…内側面部、3…外側面
部、4…底面部、5…フランジ、5a…凹状部、5b…
切り目。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面部及び複数の側面部からなる複数の
    収納部を各側面部の上端部から外側に延びるフランジを
    介して連続して有する容器において、 前記各収納部間のフランジに互いに隣り合う収納部の並
    び方向に延びる少なくとも一つの断面凹状または凸状の
    補強部を設けたことを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 少なくとも一部の収納部を前記フランジ
    の所定部位から切り離し可能に形成したことを特徴とす
    る請求項2記載の容器。
JP10403799A 1999-04-12 1999-04-12 容 器 Pending JP2000296829A (ja)

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