JP4847387B2 - 包装容器 - Google Patents

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本発明は、複数のトレーを一体的に備えた包装容器に関する。
今日、弁当に詰める総菜等の食品が冷凍食品として販売されており、このような冷凍食品は、通常、複数のトレーを連結した包装容器の各トレーに調理済みの食品を収納した状態で冷凍されていて、包装容器から調理済み食品を収納したトレーを仕切部分で個別に分離し、電子レンジなどでこの冷凍された調理済み食品を加熱するなどの再調理を行った後、再調理を行った調理済み食品を収納したトレーをそのまま弁当に詰め込むことができるようになっている。
従来の上記包装容器100は、例えば同一構成のトレー4個をそれぞれ鍔部が重なり合うように田の字型に並べ、図9及び図10に示すように、前記トレーの鍔部により構成される田の字型に合致する田の字型の枠体110をトレー全体の鍔部に貼付することにより連結していた。
しかしながら、上記のような従来の包装容器の作成においては、外周枠112と仕切枠113とが一体になった田の字型の枠体110を作成するために、その開口部分111をくり抜く必要があり、材料が無駄になるためコスト高の要因の一つであった。その理由は、外周枠112が閉じた形状であるため、開口部分111をくり抜いた紙片を枠体110の作成に利用できないことによる。
そこで、本発明者は、上記の実情に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、材料の無駄を極力削減し、コストを低減することが可能な包装容器を開発した。
本発明に係る包装容器は、上方が開口し、有底で周囲に壁部を有し、壁部上縁には外方に突出した鍔部を有する複数の同一構成のトレーを鍔部が重なるように並べ、鍔部全体に枠体を貼付することにより前記複数のトレーを連結してなる包装容器であって、前記枠体は、2つ以上の外周枠と1つ以上の仕切枠とからなることを特徴とするものである。
また、上記の構成に加え、トレーは、その外壁面が紙製であり、内壁面が合成樹脂被覆面である構成としてもよい。
さらに、上記の構成に加え、仕切枠には切離線が配されている構成としてもよい。
さらにまた、外周枠には2つのコの字型の枠が含まれてなる構成としてもよい。
本発明に係る包装容器は、従来の枠体における外周枠のように閉じられた形状ではなく、枠体が2つ以上の外周枠と1つ以上の仕切枠とで構成されいることにより外周枠が開いた形状となるため、これらの外周枠及び仕切枠を作成する上で生じるくり抜き部分を利用して外周枠又は仕切枠を作成することができるので、材料の無駄がなく、コストが削減できる。
したがって、本発明に係る包装容器は、枠体を作成する上で、従来の包装容器において生ずる材料の無駄、及びこれに起因するコスト高の欠点を解消し、製造において材料の無駄がなく、よってコストが削減できるので、安価な包装容器を提供することが可能になる。
以下、本発明に係る包装容器の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施例に係るトレーの斜視図であり、図2は本実施例に係るトレーを複数並列に並べた状態を示す斜視図であり、図3は本実施例に係るトレーを結合するための枠体の分解状態を示す斜視図であり、図4は図2に示す複数並列状態のトレーを枠体により連結した状態を示す包装容器の斜視図であり、図5は図3に示す枠体を作成するための紙型である。
図1に示すトレーAは、上方が開口し、有底で周囲に壁部を有し、壁部上縁には外方に突出した鍔部a1〜a4を有する矩形状の容器であって、外壁面が紙製であり、内壁面が合成樹脂被覆面である。このトレーAを4個用意し、図2に示すように、鍔部を重ねて田の字状に並べる。図3は、前記の田の字状に並べた4個のトレーAを連結するための枠体Bであって、4個の外周枠B1〜B4と2個の仕切枠b1,b2とから構成されており、すべて同一のL字状の形状をなし、それぞれ中央位置にミシン目による切離線pを配して切離可能になっている。なお、本実施例におけるトレーAは、外壁面が紙製であり、内壁面が合成樹脂被覆面としたが、これに限られるものではなく、トレー全体が紙製よりなるもの、又は合成樹脂製よりなるものであってもよい。
この外周枠B1〜B4を、図4に示すように、田の字状に並べたトレーAの外周部の鍔部に貼付し、仕切枠b1,b2は、田の字状に並べたトレーAにおいてトレーAが隣接して鍔部の重なっている部分に貼付する。なお、外周枠B1〜B4及び仕切枠b1,b2の一辺の長さは、トレーAの鍔部の一辺の長さより若干長く形成されており、田の字状に並べたトレーAの鍔部に外周枠B1〜B4及び仕切枠b1,b2を配した際に、外周枠B1〜B4及び仕切枠b1,b2の端部が重なるように構成されている。また、外周枠B1〜B4及び仕切枠b1,b2は、鍔部の重なった部分を跨ぐ程度の幅を有していて、仕切枠b1,b2を田の字状に並べたトレーAの鍔部の重なり部分に配して貼付することにより重なり合った鍔部を固着し、これにより田の字状に並べたトレーAが連結され、本実施例に係る包装容器10が完成する。外周枠B1〜B4は田の字状に並べたトレーAの外縁部の強度を高め保形性を向上させる効果がある。また、トレーAに貼付された状態における外周枠B1〜B4同士の交差部、仕切枠b1,b2同士の交差部、及び、外周枠B1〜B4と仕切枠b1,b2との交差部は、それぞれ重なり合うことにより強度が増すので、枠体B全体を構成する紙材料を薄くすることができ、紙材料の節約につながる。
図5は、外周枠B1〜B4及び仕切枠b1,b2を作成するための紙型であり、このようにL字状の外周枠B1〜B4及び仕切枠b1,b2を隣接させて切断することにより、従来の枠体の作成に比べ、紙の無駄が大幅に削減できる。したがって包装容器10の製造において大幅なコストダウンが達成できる。
図6は本実施例に係る枠体の分解状態を示す斜視図であり、図7は図2に示す複数並列状態のトレーを、本実施例に係る枠体により連結した状態を示す包装容器の斜視図である。
図6に示す本実施例の枠体2Bは、2個のコの字状の外周枠2B1,2B2と1個の十字状の仕切枠2bとから構成され、仕切枠2bの中央にはミシン目による切離線pが配されている。そして、図7に示すように、実施例1と同様に田の字状に並べたトレーAの外周部の鍔部に2個のコの字状の外周枠2B1,2B2を貼付し、田の字状に並べたトレーAにおいて鍔部の重なった部分に仕切枠2bを貼付することにより包装容器20が完成する。外周枠2B1,2B2は田の字状に並べたトレーAの外縁部の強度を高め保形性を向上させる効果がある。また、外周枠2B1,2B2同士の交差部、外周枠2B1,2B2と仕切枠2bの交差部は、それぞれ重なり合うことにより強度が増すので、枠体2B全体を構成する紙材料を薄くすることができ、紙材料の節約につながる。
実施例3として、4種類の枠体の変更例を例示する。図8(a)はトレー6個の場合における枠体の分解平面図であり、図8(b)はトレー8個の場合における枠体の分解平面図であり、図8(c)はトレー9個の場合における枠体の分解平面図であり、図8(d)はトレー12個の場合における枠体の分解平面図である。
図8(a)に示す枠体3Bは、2個のコの字状の外周枠3B1,3B2と2個の十字状の仕切枠3b1,3b2とから構成され、十字状の仕切枠3b1,3b2は、その一部wが重なり合って配される。図8(b)に示す枠体4Bは、2個のコの字状の外周枠4B1,4B2と3個の十字状の仕切枠4b1〜4b3とから構成され、十字状の仕切枠4b1〜4b3は、その一部wが重なり合って配される。図8(c)に示す枠体5Bは、2個のコの字状の外周枠5B1,5B2と4個の十字状の仕切枠5b1〜5b4とから構成され、十字状の仕切枠5b1〜5b4は、その一部wが重なり合って配される。図8(d)に示す枠体6Bは、2個のコの字状の外周枠6B1,6B2と4個の十字状の仕切枠6b1〜6b4とH字状の仕切枠6b5とから構成され、十字状の仕切枠6b1〜6b4は、その一部wが重なり合って配される。
なお、本発明に係る包装容器は、上記実施例に限られるものではなく、トレーAが矩形以外の形状のものでも可能であり、外周枠と仕切枠とからなる枠体により連結できる構成であればよい。また、枠体についても、上記実施例のものに限られるものではなく、2つ以上の外周枠と1つ以上の仕切枠とから構成されるものであればよい。
本発明に係る包装容器は、冷凍食品用に限られるものではなく、ゼリーやチョコレートなどのお菓子その他の食品の容器としても使用できる。
実施例1に係るトレーの斜視図である。 実施例1に係るトレーを複数並列に並べた状態を示す斜視図である。 実施例1に係るトレーを結合するための枠体の分解状態を示す斜視図である。 図2に示す複数並列状体のトレーを枠体により連結した状態を示す包装容器の斜視図である。 図3に示す枠体を作成するための型図である。 実施例2に係る枠体の分解状態を示す斜視図である。 図2に示す複数並列状態のトレーを、実施例2に係る枠体により連結した状態を示す包装容器の斜視図である。 枠体の変更例であって、図中(a)はトレー6個の場合における枠体の分解平面図であり、(b)はトレー8個の場合における枠体の分解平面図であり、(c)はトレー9個の場合における枠体の分解平面図であり、(d)はトレー12個の場合における枠体の分解平面図である。 従来の枠体を示す斜視図である。 従来の枠体を使用して作成した包装容器の斜視図である。
符号の説明
10・・・包装容器 A・・・・トレー
a1〜a4・・・トレーの鍔部 B・・・・枠体
B1〜B4・・・外周枠 b1,b2・・・仕切枠
20・・・包装容器 2B・・・枠体
2B1,2B2・・・外周枠 2b・・・仕切枠
3B・・・枠体 3B1,3B2・・・外周枠
3b1,3b2・・・仕切枠 4B・・・枠体
4B1,4B2・・・外周枠 4b1〜4b3・・・仕切枠
5B・・・枠体 5B1,5B2・・・外周枠
5b1〜5b4・・・仕切枠 6B・・・枠体
6B1,6B2・・・外周枠 6b1〜6b5・・・仕切枠
w・・・仕切枠同士の重なり部 p・・・ミシン目による切離線

Claims (4)

  1. 上方が開口し、有底で周囲に壁部を有し、壁部上縁には外方に突出した鍔部を有する複数の同一構成のトレーを鍔部が重なるように並べ、鍔部全体に枠体を貼付することにより前記複数のトレーを連結してなる包装容器であって、
    前記枠体は、2つ以上の外周枠と1つ以上の仕切枠とからなる
    ことを特徴とする包装容器。
  2. トレーは、その外壁面が紙製であり、内壁面が合成樹脂被覆面であることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 仕切枠には切離線が配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器。
  4. 外周枠には2つのコの字型の枠が含まれてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装容器。
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