JPH035540Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH035540Y2
JPH035540Y2 JP1985181848U JP18184885U JPH035540Y2 JP H035540 Y2 JPH035540 Y2 JP H035540Y2 JP 1985181848 U JP1985181848 U JP 1985181848U JP 18184885 U JP18184885 U JP 18184885U JP H035540 Y2 JPH035540 Y2 JP H035540Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport box
adhesive paper
group
transport
side walls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985181848U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6290305U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985181848U priority Critical patent/JPH035540Y2/ja
Publication of JPS6290305U publication Critical patent/JPS6290305U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH035540Y2 publication Critical patent/JPH035540Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、おにぎりやパン製品等の搬送に利用
される運搬箱に関し、特にその内容物名、内容個
数、製造者、搬送先等を記載したシールやラベル
等の粘着紙を運搬箱に貼り付けても、これらを粘
り替える際、容易に剥がすことが出来る運搬箱に
関する。
(従来の技術) 従来、内容物名や搬送先等を記載した粘着紙
は、運搬箱の平坦な側壁外面に貼り付けて使用さ
れていた。
しかし、これらを貼り替える際、粘着紙が途中
で破れたり、粘着層残つてしまう等、粘着紙を剥
がす作業は難渋を極めた。
そこで、この問題を解決した運搬箱が実開昭59
−717号で提案されている。これは、運搬箱の側
壁外面に凹凸群を設け、この部分に貼り付けた粘
着紙は、接着面積が実質的に小さくなり、剥がし
易くなるというものである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、一般に運搬箱は、床上に多段に積み
重ねて使用され、しかも底の比較的浅いものが多
い。この為に下方に位置する運搬箱の上下幅の狭
い側壁外面に設けられた凹凸群に粘着紙を貼り付
ける作業は非常に難しかつた。
また、運搬箱に製品等を入れる際は、一々首を
かしげて側壁外面に目をやり、ここに貼り付けら
れた粘着紙の記載内容を確認しなければならず、
大変面倒で効率が悪かつた。
このような問題を解決するには、粘着紙を貼り
付ける凹凸群を側壁上辺に設け、上方から粘着紙
を貼り付けるようにすることが考えられる。
しかし、単に凹凸群を側壁上辺に設けるだけで
は、上述のように運搬箱は多段に積み重ねて使用
されるものであるため、ここに貼り付けられた粘
着紙は直上の運搬箱との間に挟み込まれる状態と
なり、更に上方に載置される運搬箱の荷重で粘着
紙は強固に圧着され、せつかく凹凸群によつて粘
着紙を剥がし易くした意味が没却されてしまう。
また、上述のように粘着紙は、運搬箱と運搬箱
との間に挟み込まれた状態になるので、運搬箱を
積み重ねた状態では粘着紙を剥がすことは勿論、
凹凸群が隠れてしまうので貼り付けることができ
ない。
そこで、本考案は、用済の粘着紙の剥離容易な
運搬箱であつて、その実際の使用態様を考慮し
て、運搬箱を積み重ねた状態でも粘着紙を貼つた
り、剥がしたりし易く、製品等を入れる際にも粘
着紙を上方から確認できる運搬箱を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、上方開
口状且つ平面視四角形の運搬箱1において、相対
する一対の側壁4,4の各上辺の中央部が段部1
5,15を介して低く形成されると共に、この中
央部から外側方に派出して更に下方に延長されて
成る取手部17を有し、この取手部17の上面か
ら外側面に亙つてシールやラベル等の粘着紙25
を剥離容易とする凹凸群23が設けられたとうい
う構成を採用した。
(実施例) 以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を群
述する。
第1図〜第3図は、運搬箱を二段に積み重ねた
状態を示している。運搬箱1は、底壁2と、各々
対面する二対の側壁、即ち一対の長側壁3,3と
短側壁4,4から成り、上方開口状の平面視四角
形(図のものは長方形)の形状であり、底壁2は
格子状とされ、通気の便を図ると共に、該底壁2
の裏面においてその格子状に対応するように補強
リブ5が縦横に交錯して強度を高めている。
該底壁2に略直立状に相対する両長側壁3,3
は、夫々その底壁2との境界辺りで外側方へ派出
する下部長横リブ6と、これに平行に上辺から外
側方へ派出する上部長横リブ7を有し、該上部長
横リブ7の上面8には突起9,9が突設されてお
り、更に該長側壁3の外面には認識カード等10
挿入用の一対のスリツト11,11を有する認識
カード等掲示部12が一体に形成されている。
他の相対する一対の短側壁4,4は、前記両長
側壁3,3と同様底壁2に略直立状とされ、且つ
該長側壁3より高寸に形成されており、夫々底壁
2との境界辺りで外側方へ派出し、前記長側壁3
の下部長横リブ6に連続する下部短横リブ13が
形成されており、該下部短横リブ13はその中央
部分が分断されて、分断横リブ13′,13′から
成つており、夫々分断部分が縦リブ14,14に
連続している。
更に該短側壁4,4の夫々の上辺は中央部が段
部15,15を介して低く形成され、この上辺に
沿つて外側方へ派出する上部短横リブ16が形成
されており、該上部短横リブ16は、前記長側壁
3,3の上部長横リブ7,7に連続し、更に前記
段部15,15の位置で前記縦リブ14,14と
連続しており、前記段部15,15間において、
即ち前記縦リブ14,14と連続しつつ、該短側
壁4と略平行に下方に延長されて、取手部17が
形成されており、該取手部17には紐通し及び水
洗時の水抜きの為の孔17′,17′が穿設されて
いる。
更に、この運搬箱1の四隅の角、即ち下部長横
リブ6と下部短横リブ13の連続部分と、上部長
横リブ7と上部短横リブ16の連続部分には、こ
れらに連続する角縦リブ18が形成されている。
この運搬箱1を他段に積み重ねる場合は、第1
図〜第3図に示すように、一方の運搬箱の両短側
壁4,4の上部短横リブ16,16の上面19,
19,19,19上に他方の運搬箱の下部短横リ
ブ13,13の下面20,20,20,20を載
せる。この際、上方の運搬箱1の底壁2は、下方
の運搬箱1の両短側壁4,4の内面と、上部長横
リブ7,7の上面8に突設された突起9,…とに
係合されたズレによる荷崩れが防止される。ま
た、下方の運搬箱1の取手部17の上面と上方の
運搬箱1との間には空間が形成される。
そして、前記取手部17は、その上面から外側
面に亙つて第4図にその拡大図を示すように、縦
方向の凹条21及び凸条22が交互に連続して並
設される洗濯板状に形成されるシールやラベル等
の粘着紙を剥離容易とする凹凸群23が形成され
ている。尚、この凹凸群23は、第5図1又は2
に示されるように取手部17の外面に対して凸条
22を突設して形成しても、同外面に対して凸条
22を面一として凹条21を刻設して形成しても
良い。
第1図に示すように、内容物名や搬送先等を記
載した粘着紙25は、この取手部17に設けた凹
凸群23上に貼り付けられる。
第6図は、第2実施例を示す運搬箱の取手部1
7部分の拡大図である。この凹凸群は、多数の半
球条の突起24から構成されたものであり、その
他は第1実施例と同じであるから以下の説明を省
略する。
なお、上記実施例では、凹凸群23,24を二
つの取手部の両方に設けたが、片方だけに設けた
ものでも良い。
(作用および効果) 粘着紙25は、凹凸群23の凸群の頂部に貼り
付けられるので、その接着面積は実質的に小さい
為に必要以上の接着力が無く、剥離し易い。
凹凸群23は、取手部17の上面及び外側面に
設けられており、粘着紙25は取手部17の上面
に上方から貼り付けられるので、製品等を運搬箱
1に入れる際、その記載内容を上方から確認で
き、更に粘着紙25の非接着部分(自由端)を運
搬箱1の外側方へ延出しておけば、側方からの確
認も可能である。
更に、取手部17を構成する側壁4の上辺の中
央部は低く形成されているので、運搬箱1を多段
に積み重ねた状態で、取手部17の上面と直上の
運搬箱1との間には空間が形成される。従つて、
この状態のままで直上の運搬箱1に邪魔されるこ
となく、この空間を利用して粘着紙25を凹凸群
23に上方から貼り付けたり、剥がしたりでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、本考案の第1実施例を示
し、第1図は運搬箱を二段に積載した状態の全体
斜視図、第2図、第3図は、第1図に示す運搬床
の一部破断側面図を示し、第4図は第1図の運搬
箱の取手部拡大図、第5図1,2は第4図−
線端面拡大図、第6図は第2実施例の取手部拡大
図である。 3,4……側壁(長側壁、短側壁)、17……
取手部、23……凹凸群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方開口状且つ平面視四角形の運搬箱1におい
    て、相対する一対の側壁4,4の各上辺の中央部
    が段部15,15を介して低く形成されると共
    に、この中央部から外側方に派出して更に下方に
    延長されて成る取手部17を有し、この取手部1
    7の上面から外側面に亙つてシールやラベル等の
    粘着紙25を剥離容易とする凹凸群23が設けら
    れたことを特徴とする運搬箱。
JP1985181848U 1985-11-25 1985-11-25 Expired JPH035540Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985181848U JPH035540Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985181848U JPH035540Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6290305U JPS6290305U (ja) 1987-06-09
JPH035540Y2 true JPH035540Y2 (ja) 1991-02-13

Family

ID=31127097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985181848U Expired JPH035540Y2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH035540Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718580Y2 (ja) * 1989-06-13 1995-05-01 三菱樹脂株式会社 運搬用容器
JP2528061Y2 (ja) * 1991-08-30 1997-03-05 トーヨーカネツ株式会社 物品へのラベル貼付構成
JP2006206055A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Sanko Co Ltd 運搬用容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59717B2 (ja) * 1975-10-30 1984-01-07 カブシキガイシヤ ユノ ラボ ケツエキナドノユソウニモチイル ロ−ラ−ポンプ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59717U (ja) * 1982-06-04 1984-01-06 大日本インキ化学工業株式会社 粘着紙の剥離容易な側壁を有する容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59717B2 (ja) * 1975-10-30 1984-01-07 カブシキガイシヤ ユノ ラボ ケツエキナドノユソウニモチイル ロ−ラ−ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6290305U (ja) 1987-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100258471A1 (en) Rotisserie chicken tray
EP1198389B1 (en) Folded box and method of stacking and handling
JPH01500508A (ja) 積み上げ可能なびんケース
JPH035540Y2 (ja)
US5960985A (en) Container lid and container
JPH0718580Y2 (ja) 運搬用容器
JP2954932B1 (ja) 運搬用容器
EP0950611A1 (en) A superimposable and interpenetrable plastics box
JP2533051Y2 (ja) 包装箱
JP3946088B2 (ja) ラベル貼着部付き容器
JPH0352654Y2 (ja)
JPH0734849Y2 (ja) 食品収容容器
JPH08225U (ja) 容器エレメント
JPH0120254Y2 (ja)
JP2573423Y2 (ja) 包装用箱
JPH0272049A (ja) 運搬容器及びこれに使用する仕切壁部材
JPS6119060Y2 (ja)
JPH0333623Y2 (ja)
JP4167143B2 (ja) 運搬用容器
JPH0331731Y2 (ja)
JPS5816524Y2 (ja) 連結包装体
JPS6346363Y2 (ja)
JPH0223572Y2 (ja)
JPS58133588U (ja) 包装装置
JPS6313159Y2 (ja)