JP4726184B2 - 撹乱ポンプ - Google Patents
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Description
上記した構成によって、モータの駆動と共に回転軸が回転してインペラと攪拌羽根が一体的に回転し、攪拌羽根の回転によって下方水流を発生し、この下方水流によって土砂等を攪拌して攪拌流を形成すると共に、攪拌流を、吸込流用開孔を通してストレーナ内に吸い込み、その後、インペラケーシングを介して外部に排出することができる。
また、攪拌羽根による下方水流の発生を容易にするため、攪拌羽根の周囲に近接状態で筒状または笠状の案内部材を設けたものもある。
本発明は、上記した従来の問題点を解決するためなされたものであり、流路仕切板によって攪拌流と吸込流とを分離して円滑な流れを確保することができると共に、プロペラ型攪拌羽根を攪拌羽根として用いた場合であっても、攪拌羽根の周囲に広い吸い込み面積を確保して攪拌流が受ける抵抗の低減を図り、攪拌性能を向上することができる撹乱ポンプを提供することを目的とする。
前記回転軸の下端に固着する攪拌羽根とを具備し、
攪拌流案内用ストレーナの下部に、下方に向けて漸次外側に放射状に広がるスカート部を連設したことを特徴とする。
ここで、攪拌羽根としては、強力な下方水流を発生できるプロペラ型攪拌羽根を用いるのが好ましい。
上記(1)において、前記攪拌流案内用ストレーナの周囲に、上端が前記ポンプ側ストレーナの外周面と前記攪拌流案内用ストレーナの外周面との連設部に固着されると共に、下方に向けて漸次外側に放射状に広がるスカート部を配設したことを特徴とする。
(第1参考例)
まず、第1参考例に係る撹乱ポンプA1の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図示するように、第1参考例に係る撹乱ポンプA1は、下面中央部に吸引開口10を具備すると共に内部にモータ(図示せず)によって駆動されるインペラ11を回転自在に内蔵するインペラケーシング12と、上部をインペラケーシング12の下部に連通連結すると共に、周壁に複数の吸込流用開孔13を設けた筒状のポンプ側ストレーナ14と、上部をポンプ側ストレーナ14の下部に無孔の流路仕切板15を介して連結すると共に、周壁に複数の攪拌流用開孔16を設け、かつ、ポンプ側ストレーナ14と同一の外径を有する攪拌流案内用ストレーナ17と、一端をモータに連結すると共に、インペラケーシング12と、ポンプ側ストレーナ14と、流路仕切板15の中央部とを貫通して攪拌流案内用ストレーナ17内に伸延する回転軸18と、回転軸18の下端に固着する攪拌羽根の一例であるプロペラ型攪拌羽根19とを具備する。上記した構成において、回転軸18にはインペラ11が固着されている。また、第1参考例では、攪拌流案内用ストレーナ17は、その下部に無孔の底板17aを具備しており、プロペラ型攪拌羽根19は底板17aの中央部に設けた開口17b内に配置されている。
図中におけるその他の構成要素について説明すると、20は吐出配管を示し、21はモータケーシングを示し、22はポンプ支持脚を示す。
モータの駆動と共に回転軸18が回転してインペラ11とプロペラ型攪拌羽根19が一体的に回転し、プロペラ型攪拌羽根19の回転によって、図1において攪拌流案内用ストレーナ17の攪拌流用開孔16を通過した後下方に流れる下方水流を発生し、この下方水流によって土砂等を攪拌して攪拌流F1を形成すると共に、攪拌流F1を撹乱ポンプA1外で旋回させた後、図1において、吸込流用開孔13を通して吸込流F2としてストレーナ内に吸い込み、その後、インペラケーシング12及び吐出配管20を介して外部に排出することができる。
この際、第1参考例では、ポンプ側ストレーナ14と攪拌流案内用ストレーナ17との間に介設した無孔の流路仕切板15によって攪拌流F1と吸込流F2とを分離して円滑な流れを確保することができると共に、攪拌流案内用ストレーナ17の外径をポンプ側ストレーナ14の外径と等しくしたので、プロペラ型攪拌羽根19を攪拌羽根として用いた場合であっても、攪拌羽根の周囲に広い吸い込み面積を確保して攪拌流F1が受ける抵抗の低減を図り、攪拌性能を向上することができる。
このような構成とすることによって、攪拌流F1の流量を増大することができる。
図5及び図6に、第2参考例に係る撹乱ポンプA3の構成を示す。図示するように、第2参考例は、図1及び図2に示す第1参考例との対比において、攪拌流案内用ストレーナ17の周囲に、上端がポンプ側ストレーナ14の外周面と攪拌流案内用ストレーナ17の外周面との連設部に固着されると共に、下方に向けて漸次外側に放射状に広がるスカート部24を配設したことに特徴を有する。
上記した構成によって、攪拌流F1と吸込流F2とをより確実に分離して円滑な流れを確保することができる。
このような構成とすることによって、攪拌流F1の流量を増大することができる。
図9及び図10に、第1実施例に係る撹乱ポンプA5の構成を示す。図示するように、本実施例は、図1及び図2に示す第1参考例との対比において、攪拌流案内用ストレーナ17の下部に、下方に向けて漸次外側に放射状に広がるスカート部26を連設したことに特徴を有する。
上記した構成によって、攪拌流F1をより円滑に形成することができる。
このような構成とすることによって、攪拌流F1の流量を増大することができる。
図13及び図14に、第2実施例に係る撹乱ポンプA7の構成を示す。図示するように、本実施例は、図1及び図2に示す第1参考例との対比において、攪拌流案内用ストレーナ17の周囲に、上端がポンプ側ストレーナ14の外周面と攪拌流案内用ストレーナ17の外周面との連設部に固着されると共に、下方に向けて漸次外側に放射状に広がるスカート部28を配設し、かつ、攪拌流案内用ストレーナ17の下部に、下方に向けて漸次外側に放射状に広がるスカート部29を連設したことに特徴を有する。
上記した構成によって、攪拌流F1と吸込流F2とをより確実に分離して円滑な流れを確保することができると共に、攪拌流F1をより円滑に形成することができる。
このような構成とすることによって、攪拌流F1の流量を増大することができる。
図17〜図19に、第3参考例に係る撹乱ポンプA9の構成を示す。図示するように、第3参考例は、図1及び図2に示す第1参考例との対比において、流路仕切板15の外周縁の一部を切り欠いてポンプ側ストレーナ14の内部と攪拌流案内用ストレーナ17との内部を部分的に連通連結する連通開口31、32を設けたことに特徴を有する。
図18では、連通開口31は円周方向に間隔をあけて設けた複数の円形孔より形成されており、図19では、連通開口31は円周方向に配置した複数の円弧状長孔によって形成されている。
図20に、第4参考例に係る撹乱ポンプA10の構成を示す。図示するように、第4参考例は、図1及び図2に示す第1参考例との対比において、流路仕切板33を、外周縁から内周縁に向けて上方に漸次隆起するテーパ形状としたことに特徴を有する。
上記した構成によって、吸込流F2の吸引面積を増大することができると共にテーパ面を利用して吸込流F2を円滑にインペラケーシング12内に導くことができる。
F1:攪拌流
F2:吸込流
10:吸引開口
11:インペラ
12:インペラケーシング
13:吸込流用開孔
14:ポンプ側ストレーナ
15:流路仕切板
16:攪拌流用開孔
17:攪拌流案内用ストレーナ
17a:底板
17b:開口
17c:底板
17d:底板
17e:底板
17f:底板
18:回転軸
19:プロペラ型攪拌羽根
20:吐出配管
21:モータケーシング
22:ポンプ支持脚
23:攪拌流用開孔
24:スカート部
25:攪拌流用開孔
26:スカート部
27:攪拌流用開孔
28:スカート部
29:スカート部
30:攪拌流用開孔
31:連通開口
32:連通開口
33:流路仕切板
Claims (2)
- 下面中央部に吸引開口を具備すると共に内部にモータによって駆動されるインペラを回転自在に内蔵するインペラケーシングと、
上部を前記インペラケーシングの下部に連通連結すると共に、周壁に複数の吸込流用開孔を設けた筒状のポンプ側ストレーナと、
上部を前記ポンプ側ストレーナの下部に無孔の流路仕切板を介して連結すると共に、周壁に複数の攪拌流用開孔を設け、かつ、前記ポンプ側ストレーナと同一の外径を有する攪拌流案内用ストレーナと、
一端を前記モータに連結すると共に、前記インペラケーシングと、前記ポンプ側ストレーナと、前記流路仕切板の中央部とを貫通して前記攪拌流案内用ストレーナ内に伸延する回転軸と、
前記回転軸の下端に固着する攪拌羽根とを具備し、
前記攪拌流案内用ストレーナの下部に、下方に向けて漸次外側に放射状に広がるスカート部を連設したことを特徴とする撹乱ポンプ。 - 前記攪拌流案内用ストレーナの周囲に、上端が前記ポンプ側ストレーナの外周面と前記攪拌流案内用ストレーナの外周面との連設部に固着されると共に、下方に向けて漸次外側に放射状に広がるスカート部を配設したことを特徴とする請求項1記載の撹乱ポンプ。
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