JP4721636B2 - 高圧活線電流計の着脱方法 - Google Patents

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本発明は、高圧活線に対する電流計の着脱方法、特にクランプ式記録電流計の間接活線工法における着脱方法に関する。
電線中の通過電流を無切断で計測し記録する記録電流計として、CTクランプ式記録電流計が知られている。この記録電流計は、電線をその軸線と交差するように取り囲み、内部にて通過電流に応じた磁場を発生させるための開閉可能なCTクランプ(クランプ部)を備えている。ここで、CTとは、変流器(Current Transformer)を意味する。記録電流計は、このCTクランプにより電線を取り囲んだ状態で、当該CTクランプ内で発生した磁場の強度に基づき、当該電線を流れる電流を計測する。
特開昭64−38662号公報
しかしながら、高圧活線に適用される記録電流計の場合、その取り付け又は取り外しは間接活線工法によって行われなければならないが、当該工法において使用される既製の専用工具は高価である上に、取り付ける記録電流計の台数分だけ必要である。このため、高圧活線に対する測定業務におけるコスト面での負担が大きくなる虞がある。一方、このような専用工具以外の間接活線工具を暫定的に使用して記録電流計を高圧活線に取り付け又は取り外しすることは非常に困難である。このため、高圧活線に対する測定業務における作業効率が低下する虞がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、高圧活線に対する測定業務を低コスト化且つ高効率化する高圧活線電流計の着脱方法を提供することにある。
前記課題を解決するための発明は、閉じた状態で高圧活線を取り囲むように取り付けられ、ばね力によって当該閉じた状態に向けて付勢される開閉可能なクランプ部と、当該クランプ部を前記閉じた状態に固定するための固定手段とを備え、前記高圧活線に流れる電流により前記クランプ部に誘起される磁場に基づいて当該電流を測定するクランプ式電流計を、前記高圧活線に取り付け又は取り外しする高圧活線電流計の着脱方法であって、前記クランプ式電流計を取り付ける工程が、前記クランプ式電流計を所定の保持具にて保持しつつ、前記クランプ部に予め一端が掛止されたリング部材の他端を所定の操作具にて引く動作により当該クランプ部を開くステップと、前記所定の保持具による前記保持の下で、前記クランプ部を前記高圧活線を取り囲むように配置し、その状態で前記引く動作を停止するステップと、前記所定の保持具による前記保持の下で、前記所定の操作具にて、前記クランプ部を前記閉じた状態に固定するように前記固定手段を操作するステップと、前記所定の保持具を前記クランプ式電流計から取り除くステップと、を備えてなる。
この高圧活線電流計の着脱方法によれば、前記クランプ式電流計を前記所定の保持具にて保持しつつ、前記リング部材の前記他端を前記所定の操作具にて引く動作を行うことによって、前記ばね力に抗して前記クランプ部を開くことができる。また、前記クランプ部を前記高圧活線を取り囲むように配置し、その状態で、前記所定の操作具による前記引く動作を停止することによって、前記ばね力を開放して前記クランプ部を前記高圧活線に吊り下げることができる。更に、前記所定の操作具にて、前記クランプ部を閉じた状態で固定するように前記固定手段を操作した後、前記所定の保持具を前記クランプ式電流計から取り除くことによって、前記クランプ式電流計を前記高圧活線に対して確実に吊り下げることができる。これにより、高圧活線電流計の着脱方法における前記取り付け工程を効率的に実施できる。一方、前記所定の保持具を、例えば、電気的絶縁性を有する容器からなるものとし、前記所定の操作具を、例えば、電気的絶縁性を有するバインド打器等からなるものとすれば、これらの工具は比較的簡単な構成を有するが故に、比較的安価な間接活線工具となり得る。従って、高圧活線に対する測定業務を低コスト化且つ高効率化できる。
また、かかる高圧活線電流計の着脱方法において、前記クランプ式電流計が取り付けられた前記高圧活線における、当該クランプ式電流計の両端部に対応する所定部位の少なくとも一方に対して、電気的絶縁性を有する係止手段を取り付けるステップを更に備えてなることが好ましい。
この高圧活線電流計の着脱方法によれば、前記クランプ式電流計が取り付けられた前記高圧活線における、当該クランプ式電流計の両端部に対応する所定部位の少なくとも一方に対して、電気的絶縁性を有する係止手段を取り付けることによって、当該クランプ式電流計の当該高圧活線の軸線方向における移動を防止できる。よって、前記高圧活線の電流を正確に計測できる。従って、高圧活線に対する測定業務は高効率化される。
また、かかる高圧活線電流計の着脱方法において、前記クランプ式電流計を取り外す工程が、前記クランプ式電流計を前記所定の保持具にて保持しつつ、前記所定の操作具にて、前記クランプ部の前記閉じた状態の固定を解除するように前記固定手段を操作するステップと、前記所定の保持具による前記保持の下で、前記リング部材の前記他端を前記所定の操作具にて引く動作により前記クランプを開くステップと、前記所定の保持具による前記保持の下で、前記クランプ部を前記高圧活線から離間させるステップと、を備えてなることが好ましい。
この高圧活線電流計の着脱方法によれば、前記クランプ式電流計を前記所定の保持具にて保持しつつ、前記所定の操作具にて、前記クランプ部の前記閉じた状態の固定を解除するように前記固定手段を操作した後、前記リング部材の前記他端を前記所定の操作具にて引く動作を行い、前記クランプ部を前記高圧活線から離間させることによって、前記ばね力に抗して前記クランプ部を開きつつ前記高圧活線から前記クランプ式電流計を確実に取り外すことができる。ここで、前述したように、前記所定の保持具及び前記所定の操作具は、比較的安価な間接活線工具でよい。よって、高圧活線に対する測定業務を低コスト化且つ高効率化できる。
また、かかる高圧活線電流計の着脱方法において、前記所定の保持具は、保持すべき前記クランプ式電流計の前記クランプ部に対応する面が開口した絶縁容器と、当該絶縁容器を一端部にて着脱可能な絶縁操作棒とを備えてなることが好ましい。また、かかる高圧活線電流計の着脱方法において、前記所定の保持具の前記絶縁容器における、前記保持すべきクランプ式電流計の前記固定手段に対応する部分は、更に開口してなることが好ましい。また、かかる高圧活線電流計の着脱方法において、前記所定の操作具は、バインドを打つためのバインド打器と、当該バインド打器を一端部にて着脱可能な絶縁操作棒とを備え、前記バインド打器にて前記クランプ式電流計の前記固定手段を摺動させることにより、前記クランプ部の閉じた状態の固定又は当該固定の解除を行う、ことが好ましい。
この高圧線電流計着脱方法によれば、前記所定の保持具及び前記所定の操作具は、簡単な構成を有するが故に、安価な間接活線工具である。従って、高圧活線に対する測定業務が低コスト化される。
高圧活線に対する測定業務を低コスト化且つ高効率化できる。
===記録電流計の構成===
図1を参照しつつ、本実施の形態の高圧活線電流計の着脱方法の適用対象である記録電流計10の構成について説明する。同図における正面外観にて示されるように、本実施の形態の記録電流計10は、主として、一対のCTクランプ(クランプ部)12a、12bと、本体14とから構成されている。一方のCTクランプ12a(図1中左側)は、本体14に固定されており、他方のCTクランプ12b(図1中右側)は、本体14に軸支されて図1中左側のCTクランプ12aに対して開閉可能となっている。この開閉を手動で行う場合、CTクランプ12bの端部に一体に設けられたハンドル12cを操作するようになっている。CTクランプ12bは、CTクランプ12aに対して常時閉じた状態をなすように適宜ばね付勢されている。また、図1における本体14の右側面には、CTクランプ12bに対するロック機構(固定手段)16が設けられている。本実施の形態のロック機構16は、ロック釦16aと、本体14側面にて当該ロック釦16aを図1中上下方向に摺動可能とする摺動溝16bとからなっている。このロック釦16aが摺動溝16bに対して図1中上部に設定されれば、当該ロック釦16aにハンドル12cが係止されたCTクランプ12bは、CTクランプ12aに対して閉じた状態を保ったまま固定されるようになっている。一方、このロック釦16aが摺動溝16bに対して図1中下部に設定されれば、ハンドル12cは本体14に軸支されて回動し、ばね付勢に抗してCTクランプ12a、12bどうしを開くことが可能となる。
本実施の形態の記録電流計10は、高圧活線Aを中心とし、当該高圧活線Aの周りに発生する磁場の強度から、当該高圧活線Aに流れる電流値を測定して記録するメモリカード式記録電流計である。つまり、一対のCTクランプ12a、12b内に発生する磁場の強度を計測すべく、当該CTクランプ12a、12bは、例えばコイル(不図示)が適宜巻回されたコア(不図示)等から形成されている。
===間接活線工具の構成===
図2を参照しつつ、本実施の形態の高圧活線電流計の着脱方法に用いられるアタッチメント用工具(保持具)20の構成について説明する。同図に示されるように、本実施の形態のアタッチメント用工具20は、主として、記録電流計10を収納するための絶縁容器22と、当該絶縁容器20を一端部にて着脱可能な絶縁操作棒24とから構成されている。
絶縁容器22は、略直方体形状をなし電気的絶縁性を有するプラスチック製ケースであって鉛直方向上面が開口部22aを有するものである。絶縁容器22に収納された記録電流計10のCTクランプ12a、12bは、この開口部22aから露出するようになっている。また、絶縁容器22は、開口部22aから鉛直方向下部に更に切り欠かれて形成された開口部22bを有している。絶縁容器22に収納された記録電流計10のロック機構16は、この開口部22bから露出するようになっている。
絶縁操作棒24は、その先端が、絶縁容器22の底部外面に設けられた電気的絶縁性を有するプラスチック製筒及びステンレス製キャップからなるアダプタ22cと互いに脱着可能となっているものである。尚、本実施の形態のアダプタ22c及び絶縁操作棒24は、広く製品化された間接活線工具と同様の構成を有するものであってよい。
図3を参照しつつ、本実施の形態の高圧活線電流計の着脱方法に用いられるバインド打用工具(操作具)30の構成について説明する。同図に示されるように、本実施の形態のバインド打用工具30は、主として、バインドを打つためのステンレス製のバインド打器32と、当該バインド打器32を一端部にて着脱可能な絶縁操作棒34とから構成されている。ここで、絶縁操作棒34は、その先端が、バインド打器32の端部に設けられたステンレス製キャップからなるアダプタ32aと互いに脱着可能となっているものである。尚、本実施の形態のバインド打用工具30は、広く製品化された間接活線工具と同様の構成を有するものであってよい。
===高圧活線電流計の着脱方法===
<<<取り付け動作>>>
図面を参照しつつ、本実施の形態における、記録電流計10を高圧活線Aに取り付ける動作について説明する。
図4のフローチャートに示されるように、一人の作業者は、記録電流計10のロック機構16を手動で解除し、ハンドル12cを手動で操作してCTクランプ12a、12bを開き、本体14に軸支されて回動可能なCTクランプ12bの方にリング形状をなす絶縁紐(リング部材)40を掛止する(図5参照)。このとき、図5に示されるように、掛止された絶縁紐40を絶縁テープ42でCTクランプ12bに更に仮止めしておいてもよい(S100)。
次に、前記の作業者が、アタッチメント用工具20を適宜操作して記録電流計10を高圧活線Aに適宜近づける。ここで、もう一人の作業者は、バインド打用工具30を適宜操作してバインド打器32の先端を絶縁紐40に引っ掛けてこれを引っ張り、ばね付勢に抗してCTクランプ12a、12bを開く(S101)。
次に、アタッチメント用工具20にて記録電流計10を保持し、バインド打用工具30にて絶縁紐40を引っ張り、CTクランプ12a、12bを開いた状態で、2人の作業者は、当該工具20、30を適宜同時移動させて、開いたCTクランプ12a、12bに高圧活線Aを囲繞させる(図6参照)。この状態で、絶縁紐40からバインド打器32を離して引っ張りを停止し、CTクランプ12a、12bを高圧活線Aに吊り下げる(S102)。
次に、アタッチメント用工具20にて記録電流計10を保持した状態で、バインド打器32の先端にて、絶縁容器22の開口部22bから露出したロック釦16aを摺動溝16bに沿って鉛直方向上方に摺動させ(図7参照)、CTクランプ12a、12bを閉じた態に固定する(S103)。
次に、図8の外観図に示されるように、アタッチメント用工具20を鉛直方向下方に適宜移動し、記録電流計10から絶縁容器22を取り外す(S104)。
尚、必要に応じて、高圧活線Aにおける記録電流計10の両端部に対応する所定部位の少なくとも一方に対して、電気的絶縁性を有する絶縁ヤットコ(係止手段、不図示)を、適宜な間接活線工具にて取り付けてもよい。この所定部位とは、例えば、高圧活線Aの軸線方向においてCTクランプ12a、12bを挟み込む2つの部位を意味する。これにより、記録電流計10の高圧活線Aの軸線方向における移動を防止できる。また、この絶縁ヤットコを高圧活線Aの所定部位に取り付ける作業は、ステップS100の前に予め行ってもよいし、ステップS104の後に行ってもよい。
<<<取り外し動作>>>
図9を参照しつつ、本実施の形態における、記録電流計10を高圧活線Aから取り外す動作について説明する。尚、取り外し動作は取り付け動作の略逆順である。同図のフローチャートに示されるように、アタッチメント用工具20を鉛直方向上方に適宜移動し、記録電流計10に絶縁容器22を取り付ける(S200)。次に、アタッチメント用工具20にて記録電流計10を保持した状態で、バインド打器32の先端にて、絶縁容器22の開口部22bから露出したロック釦16aを摺動溝16bに沿って鉛直方向下方に摺動させ、CTクランプ12a、12bの閉じた状態の固定を解除する(S201)。次に、アタッチメント用工具20にて記録電流計10を保持した状態で、バインド打器32の先端を絶縁紐40に引っ掛けてこれを引っ張り、ばね付勢に抗してCTクランプ12a、12bを開く(S202)。次に、アタッチメント用工具20にて記録電流計10を保持し、且つバインド打用工具30にて絶縁紐40を引っ張った状態で、開いたCTクランプ12a、12bを高圧活線Aから離間させる(S203)。
本実施の形態の高圧活線電流計の着脱方法によれば、高圧活線Aに対する記録電流計10の取り付け及び取り外しを効率的に実施できる。ここで、アタッチメント用工具20及びバインド打用工具30は、簡単な構成を有するが故に、安価な間接活線工具である。従って、高圧活線に対する測定業務を低コスト化且つ高効率化できる。
===その他の実施の形態===
前述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良されるとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
前述した実施の形態においては、ロック機構16の構成として、摺動溝16bをロック釦16aが鉛直方向上下に摺動するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、ロック釦16aは押下式のものであってもよく、この場合にはバインド打器32の先端でこれを押下すればよい。
また、前述した実施の形態においては、操作工具としてバインド打用工具30を使用したが、これに限定されるものではなく、絶縁紐40を引っ張り、ロック釦16aを摺動させることができる構成を有する間接活線工具であればいかなるものでもよい。
本実施の形態の記録電流計の正面外観図である。 本実施の形態のアタッチメント用工具の斜視図である。 本実施の形態のバインド打用工具の正面図である。 本実施の形態の記録電流計取り付け手順を示すフローチャートである。 本実施の形態の記録電流計の取り付け手順の1ステップを示す外観図である。 本実施の形態の記録電流計の取り付け手順の1ステップを示すもう一つの外観図である。 本実施の形態の記録電流計の取り付け手順の1ステップを示す更にもう一つの外観図である。 本実施の形態の記録電流計の取り付け手順の1ステップを示す更に加えてもう一つの外観図である。 本実施の形態の記録電流計取り外し手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 記録電流計
12a、12b CTクランプ
12c ハンドル
14 本体
16 ロック機構
16a ロック釦
16b 摺動溝
20 アタッチメント用工具
22 絶縁容器
22a、22b 開口部
22c、32a アダプタ
24、34 絶縁操作棒
30 バインド打用工具
32 バインド打器
40 絶縁紐
42 絶縁テープ

Claims (6)

  1. 閉じた状態で高圧活線を取り囲むように取り付けられ、ばね力によって当該閉じた状態に向けて付勢される開閉可能なクランプ部と、当該クランプ部を前記閉じた状態に固定するための固定手段とを備え、前記高圧活線に流れる電流により前記クランプ部に誘起される磁場に基づいて当該電流を測定するクランプ式電流計を、前記高圧活線に取り付け又は取り外しする高圧活線電流計の着脱方法であって、
    前記クランプ式電流計を取り付ける工程が、
    前記クランプ式電流計を所定の保持具にて保持しつつ、前記クランプ部に予め一端が掛止されたリング部材の他端を所定の操作具にて引く動作により当該クランプ部を開くステップと、
    前記所定の保持具による前記保持の下で、前記クランプ部を前記高圧活線を取り囲むように配置し、その状態で前記引く動作を停止するステップと、
    前記所定の保持具による前記保持の下で、前記所定の操作具にて、前記クランプ部を前記閉じた状態に固定するように前記固定手段を操作するステップと、
    前記所定の保持具を前記クランプ式電流計から取り除くステップと、
    を備えたことを特徴とする高圧活線電流計の着脱方法。
  2. 前記クランプ式電流計が取り付けられた前記高圧活線における、当該クランプ式電流計の両端部に対応する所定部位の少なくとも一方に対して、電気的絶縁性を有する係止手段を取り付けるステップを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の高圧活線電流計の着脱方法。
  3. 前記クランプ式電流計を取り外す工程が、
    前記クランプ式電流計を前記所定の保持具にて保持しつつ、前記所定の操作具にて、前記クランプ部の前記閉じた状態の固定を解除するように前記固定手段を操作するステップと、
    前記所定の保持具による前記保持の下で、前記リング部材の前記他端を前記所定の操作具にて引く動作により前記クランプ部を開くステップと、
    前記所定の保持具による前記保持の下で、前記クランプ部を前記高圧活線から離間させるステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の高圧活線電流計の着脱方法。
  4. 前記所定の保持具は、保持すべき前記クランプ式電流計の前記クランプ部に対応する面が開口した絶縁容器と、当該絶縁容器を一端部にて着脱可能な絶縁操作棒とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の高圧活線電流計の着脱方法。
  5. 前記所定の保持具の前記絶縁容器における、前記保持すべきクランプ式電流計の前記固定手段に対応する部分は、更に開口していることを特徴とする請求項4に記載の高圧活線電流計の着脱方法。
  6. 前記所定の操作具は、バインドを打つためのバインド打器と、当該バインド打器を一端部にて着脱可能な絶縁操作棒とを備え、
    前記バインド打器にて前記クランプ式電流計の前記固定手段を摺動させることにより、前記クランプ部の閉じた状態の固定又は当該固定の解除を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の高圧活線電流計の着脱方法。
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