JP2008141890A - 碍子取付方法および碍子取外方法ならびにそれに用いるコッタピン、割ピン取付具および割ピン取外具 - Google Patents

碍子取付方法および碍子取外方法ならびにそれに用いるコッタピン、割ピン取付具および割ピン取外具 Download PDF

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Abstract

【課題】絶縁把持棒による容易かつ安全な碍子取付方法および碍子取外方法を提供する。
【解決手段】連結孔41を備える碍子40を、二本の絶縁把持棒50a,50bと碍子挟み工具により取り付ける碍子取付方法であって、コッタピン1と、割ピン10と、取付具20とを用い、碍子挟み工具で碍子40を取付位置に把持し、一方の絶縁把持棒50aの掴み部51aでコッタピン1の把持部5を把持して碍子40の連結孔41にコッタピン1を挿入し、コッタピン1の挿入孔3を割ピン10の挿入方向に向けた状態でコッタピン1を保持したまま、割ピン10の頭部を取付具20の保持孔に挿入して保持した割ピン10を、他方の絶縁把持棒50bの掴み部51bで取付具20の基部21を把持して脚部のバネ力に抗して挿入孔3に挿入した後、割ピン10を挿入孔3に残したまま、取付具20のみを引き抜く。
【選択図】図7

Description

本発明は、ホットスティックを用いた間接活線による配電工事における碍子取付方法および取外方法ならびにその方法に使用されるコッタピン、コッタピンに挿入する割ピンの取付具および取外具に関する。
高圧電線の末端延長工事などにおいて、耐張碍子をストラップに締結したり、耐張碍子同士を連結したりするには、一般にコッタピンと割ピンを用い、まず碍子とストラップ、または二つの碍子の連結孔にコッタピンを挿入し、次いでコッタピンの挿入孔に割ピンを挿入する。この作業を含む一連の工事は、従来、工事箇所一帯を停電して作業を行っていた。しかし、この方法では周辺一帯が停電となり、特に近年はサーバーなどの常時電源を必要とする機器が普及しているため、影響が大きく問題であった。また、通電状態のままで行う活線工法としては、作業者が保護具を着用し、直接高圧電線に触れて作業を行う直接活線工法があるが、感電の危険が伴い、雨天・降雪時には作業できないという問題があった。そこで近年、通電状態のままで作業者の安全を確保できる工法として、間接活線工法が行われている。これは、ホットスティックとよばれる長尺の絶縁作業棒(やっとこ型の絶縁把持棒や、先端に各種工具を取り付けられる絶縁共用棒などがある)を用い、直接高圧電線に触れることなく活線近接範囲外から作業を行うもので、作業者の危険が少なく、また作業対象の電柱に直結する供給先のみの停電で済む。しかし、一般的な絶縁把持棒で、図10((a)は正面図、(b)は側面図である)に示すような胴部2および鍔部4からなる従来のコッタピンや、小さな割ピンを把持し、挿入するという細かい作業を行うことは困難であった。そこで、文献1において、絶縁共用棒の先端に取り付けるコッタピン・割ピン用の活線工事用工具が提案されている。これは、絶縁共用棒の先端に着脱自在に取り付けられる工具であり、コッタピン取付け・取外し部、割ピン取付け部および割ピン取外し部を有する。
特開平11−98631号公報
しかしながら、この発明は、コッタピンおよび割ピンを専用に扱う工具であるので、これを装着した絶縁共用棒を用意するか、あるいは別の工具が取り付けられた絶縁共用棒に交換して取り付ける作業が必要であるが、現場作業において使用する工具や工程が増えることは望ましくない。また、コッタピンを取り外す際には、コッタピンの鍔部が碍子と密着しておりコッタピン挿入溝内に挿入しにくく、この間コッタピンを把持するものがないため、脱落の危険性がある。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、絶縁把持棒による容易かつ安全な碍子取付方法および碍子取外方法ならびにその方法に使用するコッタピン、割ピン取付具および割ピン取外具を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、連結孔を備える碍子を、二本の絶縁把持棒と碍子挟み工具により取り付ける碍子取付方法であって、絶縁把持棒は先端に掴み部を有するものであり、挿入孔と把持部とを備えるコッタピンと、頭部とバネ力を保有する脚部とを備える割ピンと、基部と保持孔とを備える取付具と、を用い、碍子挟み工具で碍子を取付位置に把持し、一方の絶縁把持棒の掴み部でコッタピンの把持部を把持して碍子の連結孔にコッタピンを挿入し、コッタピンの挿入孔を割ピンの挿入方向に向けた状態でコッタピンを保持したまま、割ピンの頭部を取付具の保持孔に挿入して保持した割ピンを、他方の絶縁把持棒の掴み部で取付具の基部を把持して脚部のバネ力に抗して挿入孔に挿入した後、割ピンを挿入孔に残したまま、取付具のみを引き抜くことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、挿入孔と把持部とを備えるコッタピンと、頭部とバネ力を保有する脚部とを備える割ピンと、を挿着され取り付けられた碍子を、二本の絶縁把持棒と碍子挟み工具により取り外す碍子取外方法であって、絶縁把持棒は先端に掴み部を有するものであり、鉤状の引掛部を備える取外具を用い、一方の絶縁把持棒の掴み部でコッタピンの把持部を把持したまま、他方の絶縁把持棒の掴み部で取外具を把持し、その引掛部を割ピンの頭部に引掛け、絶縁把持棒を操作して割ピンの脚部をそのバネ力に抗して挿入孔から引き抜き、さらに碍子挟み工具で碍子を把持し、一方の絶縁把持棒を操作してコッタピンを引き抜くことを特徴とする。
さらに、請求項3の発明は、円柱状の胴部と、該胴部の中心軸に直交して貫穿され割ピンを挿入するための挿入孔と、前記胴部の一端に形成され碍子の連結孔の周縁部に係止する鍔部と、該鍔部に延設され絶縁把持棒の掴み部で把持するための把持部と、前記胴部の他端に形成される尖形状の先端部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、絶縁把持棒の掴み部で把持するための基部と、該基部から延設される先部と、該先部に穿孔され割ピンを保持する保持孔と、からなり、該保持孔は断面形状が割ピンの頭部より小さく形成してあることを特徴とする。さらに、請求項5の発明のように、前記保持孔と直交し連通する補助孔を備えるものであってもよい。
また、請求項6の発明は、針金を曲折してなり、割ピンの頭部に引掛けるための鉤状の引掛部を備えることを特徴とする。
本発明のうち請求項1の発明によれば、絶縁把持棒を用いて、少ない工程で容易に碍子の取り付けを行うことができる。特に、コッタピンは絶縁把持棒で直接把持することができ、また割ピンは割ピン取付具を介し絶縁把持棒の直線的な動作のみで取り付けが可能である。さらに、脱落の可能性のある部位は常に把持された状態にあり、安全性が高い。
本発明のうち請求項2の発明によれば、絶縁把持棒を用いて、少ない工程で容易に碍子の取り外しを行うことができる。また、脱落の可能性のある部位は常に把持された状態にあり、安全性が高い。
本発明のうち請求項3の発明によれば、コッタピンに平板状の把持部を設けたことにより、絶縁把持棒によって容易かつ確実に把持することができる。また、先端部を尖形状にしたことで、碍子の連結孔に容易に挿入することができる。さらに、コッタピンを碍子に挿入した状態でも把持し続けることが可能であるので、コッタピンが脱落する危険がない。
本発明のうち請求項4の発明によれば、小さな割ピンを絶縁把持棒により容易かつ確実に把持することができる。また、把持した状態で割ピンを碍子の挿入孔に挿入し、そのまま取付具を引っ張るだけで割ピンから取付具が外れるので、絶縁把持棒の直線的な動作のみで容易に取り付けることができる。
本発明のうち請求項5の発明によれば、割ピンの頭部が補助孔に嵌まり込むことで割ピンをより確実に保持し、特に取付具に対する割ピンの角度を変化させた場合でも安定して保持できる。
本発明のうち請求項6の発明によれば、鉤状の引掛部を割ピンの頭部に引掛けて引っ張るだけで、容易に割ピンを引き抜くことができる。
本発明のコッタピン、取付具および取外具の具体的な構成について、各図面に基づいて説明する。
図1に示すのは、本発明のコッタピン1であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。コッタピン1は、一般構造用圧延鋼材からなり、円柱状の胴部2を備え、その中心軸に直交して挿入孔3が貫穿される。胴部2の一端には、胴部2より直径の大きな鍔部4が形成され、さらに鍔部4には平板状の把持部5が延設される。また、胴部2の他端には、尖形状の先端部6が形成される。把持部5はどのような形状であってもよいが、小さすぎると把持しにくく、大きすぎると取り付けに際して周囲に干渉するおそれがあることから、胴部2の直径と同じないしは直径の二倍程度の大きさであることが好ましい。さらに、挿入孔3には、ざぐり加工によりざぐり部7を形成し、割ピンを挿入しやすくすることが好ましい。
図2に示すのは、割ピン10の正面図である。割ピン10は、断面半円形状のステンレス鋼線からなり、円環状の頭部11と、バネ力を保有する二股の脚部12とを備え、さらに脚部12の一方には凸部13が形成されている。凸部13部分の幅はコッタピン1の挿入孔3の直径よりも大きいが、弾性変形して幅が狭まることで挿入することができ、最奥まで挿入すると変形が元に戻り、凸部13が挿入孔3の周縁部に係止されて脱落を防ぐ。
図3に示すのは、取付具20であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。取付具20は、クロロプレンゴムからなり、平板状の基部21の一端に、直方体形の先部24が延設される。さらに、先部24の基部21と接する面の対面には、保持孔22が穿孔される。保持孔22は断面長円形状で、その長径は割ピン10の頭部11の外径よりもわずかに短い。本実施例では、頭部11の外径が10mmであるのに対し、保持孔22の長径が8mmである。一方、保持孔22の短径は、割ピン10の厚さと同じである。また、保持孔22の深さは、割ピン10の頭部11が収まる程度の深さであり、本実施例では11mmである。さらに、保持孔22が穿孔される面と直交する面には補助孔23が貫穿される。補助孔23の断面形状は保持孔22と同じであり、保持孔22と補助孔23とは連通している。
図3(d)は、取付具20の保持孔22に割ピン10を挿入した状態を示す説明図である。保持孔22は割ピン10の頭部11よりも小さいが、取付具20はゴム製で弾性変形するため挿入することができる。そして、割ピン10を保持孔22の奥まで挿入すると、頭部11が補助孔23に嵌まり込み、取付具20は変形のない状態に戻る。この状態では、保持孔22の入口が割ピン10の頭部11より狭いため、割ピン10が外れることはない。さらに、図3(e)に示すように、頭部11を中心軸として、取付具20に対する割ピン10の向きを変えることもできる。
図4(a)に示すのは、取外具30の正面図である。取外具30は、断面円形状のステンレス鋼線からなり、直線状の中間部31と、中間部31の一端に形成される鉤状の引掛部32と、中間部31の他端に形成される終端部33と、を備える。引掛部32は、半円弧状の受け部34と、1/4円弧状の返し部35からなる。また、終端部33はどのような形状であってもよいが、長円状など、平面的な形状として把持しやすくすることが好ましい。さらに、図4(b)に示すように、樹脂またはプラスチックなどからなる平板状の把持補助具36に、中間部31を貫装することで、より把持しやすくしてもよい。
次に、上記コッタピンおよび取付具を用いた碍子取付方法の手順を説明する。ここでは、二名の作業者(作業者Aおよび作業者B)が、高所作業車のバケットに搭乗し、電柱上部のストラップ60に碍子40を取り付けることを想定する(図5)。
まず、作業者Bが、碍子挟み工具52で碍子40を把持し、碍子40の連結孔41と、ストラップ60のストラップ孔61の位置を合わせた状態で保持する。また、作業者Aは、絶縁把持棒50aの掴み部51aでコッタピン1を把持する。コッタピン1は平板状の把持部5を有することから、容易に把持することができる(図6)。
次いで、作業者Aが、コッタピン1を碍子40の連結孔41に挿入する。本発明のコッタピン1は先端部6が尖形状であるため、容易に挿入することができる。この際、コッタピン1のざぐり部7が作業者側になるように向きを調整する。コッタピン1を連結孔41に挿入すれば、碍子40は脱落しないため、作業者Bは碍子挟み工具52から碍子40を放す。しかし、コッタピン1は引き抜き自由な状態で脱落の可能性があるため、作業者Aは絶縁把持棒50aでコッタピン1を把持し続ける。従来のコッタピンには把持部がないため、連結孔41に挿入された状態では把持することができなかったが、本発明のコッタピン1は平板状の把持部5を有するため、絶縁把持棒50aにより容易に把持できる。さらに、作業者Bは、割ピン10を取付具20の先部24に穿孔された保持孔22に挿入する。これは事前に挿入しておいてもよい。そして、作業者Bは、絶縁把持棒50bの掴み部51bで取付具20の基部21を把持する(図7)。
次いで、作業者Bが、絶縁把持棒50bを操作して割ピン10をコッタピン1の挿入孔3に挿入する。この際、作業者Bと碍子40との位置により、挿入しやすいように、取付具20に対する割ピン10の角度を調整すればよい。割ピン10が挿入孔3に挿入されたら、作業者Bは絶縁把持棒50bを操作して取付具20を引っ張る。すると、取付具20とともに割ピン10も引っ張られるが、割ピン10はその凸部13が挿入孔3の周縁部に係止され、割ピン10が挿入孔3に残されたまま、取付具20のみが外れる。これは、割ピン10が凸部13を備え挿入孔3から抜けにくい形状を有するとともに、ステンレス鋼線からなる割ピン10よりも、クロロプレンゴムからなる取付具20の方が、弾性係数が小さいので変形しやすく、挿入孔3から割ピン10を引き抜くのに必要な力よりも、割ピン10から取付具20を引き抜くのに必要な力の方が小さいためである。そして、作業者Aは、割ピン10が確実に挿入孔3に挿入されていることを確認した上で、コッタピン1から絶縁把持棒50aを放し、作業が完了する(図8)。
次に、上記コッタピンおよび取外具を用いた碍子取外付方法の手順を説明する。
まず、作業者Aが絶縁把持棒50aの掴み部51aでコッタピン1を把持し、その状態で、作業者Bが絶縁把持棒50bの掴み部51bで取外具30の把持補助具36を把持し、取外具30の引掛部32を割ピン10の頭部11に引掛け、割ピン10を引き抜く(図9)。この際、受け部34が下側になるように取外具30を把持すれば、引き抜かれた割ピン10は、受け部34にぶら下がる。また、割ピン10を勢いよく引き抜いた場合でも、受け部34の上部に返し部35があるため、割ピン10が脱落しない。さらに、割ピン10を引き抜くとコッタピン1も引き抜ける状態となるが、本方法ではあらかじめコッタピン1を把持しているため、脱落することはない。次いで、作業者Bが碍子挟み工具52で碍子40を把持し、その状態で、作業者Aがコッタピン1を引き抜く。これで碍子40とストラップ60との連結状態が解かれるので、作業者Bが碍子40を取り外し、作業が完了する。
本発明の碍子取付方法および碍子取外方法ならびにそれに用いるコッタピン、取付具および取外具は、上記実施例に限定されない。碍子取付方法および取外方法の手順は、適宜その順序を入れ替え、また、一部の省略あるいは別作業の追加をしてもよい。また、上記実施例は碍子をストラップに取り付ける場合を示すが、碍子同士を連結する場合も同様である。さらに、コッタピン、取付具および取外具は、同等の効果を奏する範囲内で、別の素材からなり、あるいは別の形状からなるものであってもよい。
本発明のコッタピンを示す正面図および側面図。 割ピンを示す正面図。 取付具を示す平面図、正面図および側面図ならびに割ピン挿入状態を示す説明図。 取外具を示す正面図および別の実施例を示す斜視図。 碍子取付方法(碍子の設置)を示す説明図。 碍子取付方法(コッタピンの挿入)を示す説明図。 碍子取付方法(割ピンの挿入)を示す説明図。 碍子取付方法(取付具の引き抜き)を示す説明図。 碍子取外方法を示す説明図。 従来のコッタピンを示す正面図および側面図。
符号の説明
1 コッタピン
2 胴部
3 挿入孔
4 鍔部
5 把持部
6 先端部
10 割ピン
11 頭部
12 脚部
20 取付具
21 基部
22 保持孔
23 補助孔
24 先部
30 取外具
32 引掛部
40 碍子
41 連結孔
50a,50b 絶縁把持棒
51a,51b 掴み部
52 碍子挟み工具

Claims (6)

  1. 連結孔(41)を備える碍子(40)を、二本の絶縁把持棒(50a,50b)と碍子挟み工具(52)により取り付ける碍子取付方法であって、
    絶縁把持棒(50a,50b)は先端に掴み部(51a,51b)を有するものであり、
    挿入孔(3)と把持部(5)とを備えるコッタピン(1)と、頭部(11)とバネ力を保有する脚部(12)とを備える割ピン(10)と、基部(21)と保持孔(22)とを備える取付具(20)と、を用い、
    碍子挟み工具(52)で碍子(40)を取付位置に把持し、一方の絶縁把持棒(50a)の掴み部(51a)でコッタピン(1)の把持部(5)を把持して碍子(40)の連結孔(41)にコッタピン(1)を挿入し、コッタピン(1)の挿入孔(3)を割ピン(10)の挿入方向に向けた状態でコッタピン(1)を保持したまま、割ピン(10)の頭部(11)を取付具(20)の保持孔(22)に挿入して保持した割ピン(10)を、他方の絶縁把持棒(50b)の掴み部(51b)で取付具(20)の基部(21)を把持して脚部(12)のバネ力に抗して挿入孔(3)に挿入した後、割ピン(10)を挿入孔(3)に残したまま、取付具(20)のみを引き抜くことを特徴とする碍子取付方法。
  2. 挿入孔(3)と把持部(5)とを備えるコッタピン(1)と、頭部(11)とバネ力を保有する脚部(12)とを備える割ピン(10)と、を挿着され取り付けられた碍子(40)を、二本の絶縁把持棒(50a,50b)と碍子挟み工具(52)により取り外す碍子取外方法であって、
    絶縁把持棒(50a,50b)は先端に掴み部(51a,51b)を有するものであり、
    鉤状の引掛部(32)を備える取外具(30)を用い、
    一方の絶縁把持棒(50a)の掴み部(51a)でコッタピン(1)の把持部(5)を把持したまま、他方の絶縁把持棒(50b)の掴み部(51b)で取外具(30)を把持し、その引掛部(32)を割ピン(10)の頭部(11)に引掛け、絶縁把持棒(50b)を操作して割ピン(10)の脚部(12)をそのバネ力に抗して挿入孔(3)から引き抜き、さらに碍子挟み工具(52)で碍子(40)を把持し、一方の絶縁把持棒(50a)を操作してコッタピン(1)を引き抜くことを特徴とする碍子取外方法。
  3. 円柱状の胴部(2)と、該胴部(2)の中心軸に直交して貫穿され割ピン(10)を挿入するための挿入孔(3)と、前記胴部(2)の一端に形成され碍子(40)の連結孔(41)の周縁部に係止する鍔部(4)と、該鍔部(4)に延設され絶縁把持棒(50a)の掴み部(51a)で把持するための把持部(5)と、前記胴部(2)の他端に形成される尖形状の先端部(6)と、を備えることを特徴とするコッタピン。
  4. 絶縁把持棒(50b)の掴み部(51b)で把持するための基部(21)と、該基部(21)から延設される先部(24)と、該先部(24)に穿孔され割ピン(10)を保持する保持孔(22)と、からなり、該保持孔(22)は断面形状が割ピン(10)の頭部(11)より小さく形成してあることを特徴とする取付具。
  5. 前記保持孔(22)と直交し連通する補助孔(23)を備えることを特徴とする請求項4の取付具。
  6. 針金を曲折してなり、割ピン(10)の頭部(11)に引掛けるための鉤状の引掛部(32)を備えることを特徴とする取外具。
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