JP4721401B2 - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カラープリンタ、カラー複写機等の、特に、電子写真方式の画像形成装置及びその制御方法に関する。

電子写真方式のカラー画像形成装置においては、中間転写ベルト上に順次異なる色の像を転写しプリント用紙上に一括転写する方式や、搬送ベルト上に保持されたプリント用紙上に順次異なる色の像を転写する方式が各種提案されている。
一般に電子写真方式の画像形成装置では、使用環境や現像器、感光ドラムの印字枚数による特性変動、感光ドラムの製造時における感度ばらつき、現像剤(トナー)の製造時における摩擦帯電特性のばらつき等により、印字画像の濃度特性に変動が生じる。これらの変化、変動特性を安定化させる努力は日々行われているが、未だ十分ではない。特にカラー画像形成装置では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーを重ねて色再現を行うので、4色の現像剤、即ち、トナー像の濃度が正確に調整されていなければ、良好なカラーバランスを得ることができない。
従って、多くのカラー画像形成装置においては、帯電電位、露光量、現像バイアス等の画像形成条件を自動調整する画像濃度調整機構が搭載されている。先ず、像担持体或いは転写材担持体上に予め決められた画像形成条件でトナー像を形成し、そのトナー像の濃度を発光素子及び受光素子からなる光学センサで検出する。そして、検出されたトナー像の濃度に応じて画像形成条件を調整する。
図1Cは、光学センサを説明する図である。501は検出するパターン、502はLEDからなる発光素子、503はフォトトランジスタからなる拡散反射光受光素子、504はフォトトランジスタからなる正反射光受光素子である。発光素子502は搬送ベルト表面の垂直方向に対して30度の角度で設置されており、赤外光を搬送ベルト上のパターンに照射させる。正反射光受光素子504は発光素子502に対して対称位置に設置されており、パターンからの正反射光を検出する。拡散反射光受光素子503は搬送ベルト表面の垂直方向に対して60度の角度で設置されており、パターンからの拡散反射光を検出する。
図1Eは搬送ベルト上にトナーによるパターンを形成し、そのパターンによる反射光を正反射光受光素子504及び拡散反射光受光素子503で検出した時の出力特性を示した図である。G711は正反射光受光素子で検出した出力値を、G712は拡散反射光受光素子503で検出した出力値を、G713は正反射光受光素子504の出力値と拡散反射光受光素子503の出力値の差分値を示す。図1E中、縦軸は正反射光成分及び拡散反射光成分のセンサ出力値を示しており、横軸はパターンを紙上に転写し、定着した後の光学濃度から紙濃度を引いた濃度値である。
図1E中、拡散反射光受光素子503の検出出力値G712は、トナー濃度の増加に伴い、上昇していく。正反射光成分の検出出力値G711はトナー濃度が高くなるにつれて、正反射光成分の検出出力G711に乱反射光成分が混在してしまう。従って、トナーによるパターンのトナー濃度検出にあたっては、正反射成分と拡散反射成分の差分を用いることが好ましく、正反射光受光素子の検出出力と、拡散反射光受光素子503の検出出力からトナー濃度を算出することが一般的に行われている(特許文献1参照)。本演算を行う場合、トナー濃度に関して正反射光特性と拡散反射光特性の比は常に一定であることが必要であり、センサ動作前に各々の比を一定にするような感度調整を行っている。
しかしながら、本構成の画像形成装置は、プリント動作を繰り返し行うにつれて、画像形成媒体と搬送ベルト間の速度差等の種々の要因により搬送ベルトにキズが発生し、ベルトの光沢が低下すると光学センサによって検出される検出感度は低下する。また、用紙の紙粉などが付着して光学センサが汚れるなどの原因により光学センサ感度が低下する。このように、上記説明した原因などにより光学センサの特性が低下すると、画像形成条件の調整精度が低下する。
そこで、画像形成条件の調整精度を向上するために、光学センサの検出精度の低下を防止する方法が考えられている。例えば、搬送ベルトの表面が露出している状態(トナー濃度0)での正反射光受光素子の検出出力において、プリント動作前(初期状態)の検出出力と、プリント動作後(耐久後)の検出出力から補正ゲインを算出し、正反射受光素子及び拡散反射受光素子の検出出力値を補正することにより、初期の検出出力特性を維持するものがある(特許文献1参照)。
特開2000−39746号公報
しかしながら、上記の補正方法には以下に示す欠点があった。すなわち、プリント動作(耐久後)に伴い、上記説明した像担持体或いは転写材担持体の光沢が低下する、もしくは、用紙の紙粉などが付着して光学センサが汚れるなどの原因により光学センサ感度が低下する場合、光学センサの正反射受光特性(出力)、拡散反射受光特性(出力)は必ずしも同じ割合で低下せず、異なる割合で低下する場合もある。
図1Eは、プリント動作(耐久)後の像担持体或いは転写材担持体の光沢低下、センサの汚れ等により光学センサの感度が低下した時の、搬送ベルト上にトナーによるパターンを形成し、そのパターンによる反射光を正反射光受光素子504及び拡散反射光受光素子503で検出した時の出力特性を示した図である。G731は正反射光受光素子の出力特性を、G732は拡散反射光受光素子503の出力特性を示す。なお、図1Eには、プリント動作前(初期状態)における搬送ベルト上にトナーによるパターンを形成し、そのパターンによる反射光を正反射光受光素子504及び拡散反射光受光素子503で検出した時の出力特性もあわせて示されている。
図1E中、縦軸は正反射光成分及び拡散反射光成分のセンサ出力値を示しており、横軸はパターンを紙上に転写し、定着した後の光学濃度から紙濃度を引いた濃度値である。搬送ベルト上に形成する最大濃度で形成したトナーパターンの濃度はプリント動作では変化せず、背景技術で説明したベルト光沢の低下、光学センサの感度低下の要因によりG731、G732に示した出力特性となる。
この際、特許公報特開2000−39746号公報に開示された技術のように、いずれか一方の受光素子(この場合、正反射光受光素子)の検出出力変動により両方の受光素子のゲイン補正値を決定する場合、正反射光特性はトナー濃度の低い側(低濃度側)で出力値が大きい為、低濃度側で基準を設定し、基準に対する補正ゲインを算出する。その為、トナー濃度の高い側(高濃度側)には基準を持たず、低濃度側の補正ゲインを高濃度側の推定値として高濃度側にも使用している。図1EのG733は、G733は上記説明した補正ゲインで補正した正反射光受光素子の出力と補正ゲインで補正した拡散反射光受光素子503の出力の差分値を示すものである。
その為、特許公報特開2000−39746号公報に開示された技術では、図1EのG733に示すように高濃度側の検出精度が低下するため、画像形成条件の調整精度は必ずしも向上するものとは言えなかった。
本発明は上記説明した従来技術の問題点を解決することを出発点としてなされたものであり、その目的は、例えば、濃度検出パターンを形成する像担持体またはベルトの光沢低下、もしくは濃度検出パターンを検出する光学センサの汚れ等による感度低下、などにより光学センサの出力値が変動した場合でも、濃度検出パターンの濃度を精度よく検出することができる画像形成装置およびその制御方法を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る一実施形態の画像形成装置は、以下の構成を有する。すなわち、像担持体或いはベルトに対向して配置され、発光素子、及び前記発光素子により前記像担持体或いは前記ベルトに向けて照射したときの正反射光を受光する正反射光受光素子、及び拡散反射光を受光する拡散反射光受光素子を含む光学的検出手段を有し、前記像担持体或いは前記ベルト上に形成された濃度測定用のトナー像に光を照射したときの前記正反射光受光素子の出力と前記拡散反射光受光素子の出力との差分に基づき画像濃度を制御する画像形成装置であって、トナー濃度が最大のトナー像を前記像担持体或いは前記ベルト上に形成する形成手段と、前記形成された前記トナー濃度が最大のトナー像に前記発光素子により光を照射したときの前記拡散反射光受光素子の出力を、所定の光量である基準拡散反射光量に一致させるように、前記発光素子の発光光量を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記制御後の前記発光素子の発光光量で前記像担持体或いは前記ベルトに光を照射したときに、前記正反射光受光素子の出力を所望の出力にするように、前記正反射光受光素子の感度特性を設定することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、濃度検出パターンを形成する像担持体またはベルトの光沢が低下した場合、もしくは濃度検出パターンを検出する光学センサが汚れ等により感度が低下した場合などの原因により、光学センサの出力値に変動が生じた場合でも、光学センサを精度よく調整することができる。そのため、濃度検出パターンの濃度を簡単かつ精度よく検出でき、低コストで色再現の安定性に優れた画像形成装置及びその制御方法を提供することができる。
以下添付図面を参照して本願発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
[本実施形態の概要]
本実施形態では、光学センサの出力が、用紙の紙粉などが付着して光学センサの汚れた場合、あるいは搬送ベルト(または像担持体)の光沢が低下する場合などにより変動した場合でも、以下に示す第1の方法により、正反射光特性と拡散反射光特性の比を常にほぼ一定となるように制御することができる。そのため、濃度測定用の濃度パターンを精度よく測定でので、色再現の安定性に優れた画像形成装置及びその制御方法を提供できる。
すなわち、第1の方法では、まず、所定時(プリント動作後:耐久後)において、最大濃度パターン(トナー濃度が最大のベタパターン)を搬送ベルト上(または像担持体上)に形成し、この最大濃度パターンに発光素子から光を照射して、拡散反射光受光素子で拡散反射光を検出し、検出された光量を基準時(プリント動作前:初期)に検出されメモリに保存されている光量と比較し、検出された光量が基準時の光量と異なる場合には、基準時の光量と一致する拡散反射光量が得られるように発光素子の光量の補正値を算出する。
次に、基準時の拡散反射光量が得られる発光素子の光量を搬送ベルト上のトナー濃度0の領域(または像担持体上のトナー濃度0の領域)に照射し、反射される正反射光量を正反射光受光素子で検出し、検出された光量を基準時(プリント動作前:初期)に検出された光量(メモリに保存されている)と比較し、検出された光量が基準時の光量と一致するように正反射光補正ゲインGfを算出する。この結果、搬送ベルトの光沢低下あるいはセンサの汚れ等により光学センサの出力に変動が生じた場合でも、補正された発光素子の光量と正反射光補正ゲインGfを用いて正反射光特性と拡散反射光特性の比を常にほぼ一定となるように制御することができる。
そこで、濃度測定用濃度パターン(図2,3など)を搬送ベルト上に形成し、補正された発光光量を濃度測定用濃度パターンに照射して、拡散反射光光量および正反射光光量を拡散反射素子および正反射受光素子で検出し、検出された正反射光光量を正反射光の補正ゲインGfで補正してから拡散反射光光量との差分をとることにより、適正な光学センサ出力−トナー濃度の関係式を得ることができる。このため、光学センサの出力が、光学センサの汚れ等あるいは搬送ベルトなどの光沢低下により変動が生じた場合でも画像形成条件を適切に調整することができ、色再現を安定して行うことができる。以下、上記説明した内容について、具体的に説明する。
[画像形成装置の全体構成:図1B]
図1Bに、本発明の第1の実施形態の一例を示すカラー画像形成装置の全体構成を示す。本画像形成装置は、4色すなわち、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの画像形成手段を備えたカラー画像形成装置であり、同図において、101は静電潜像を形成する感光ドラム(a、b、c、dは各々Black、Cyan、Magenta、Yellowに対応する)、102は画像データに基づいて感光ドラム101上を露光して静電潜像を形成するレーザスキャナ、103はプリント用紙を各色の画像形成部に順次搬送する、転写ベルトを兼ねた無端状の搬送ベルト、104は図示しないモータとギアなどで構成される駆動手段と接続されて搬送ベルト103を駆動する駆動ローラ、105は搬送ベルト103の移動に伴なって回転し、かつ、搬送ベルト103に一定の張力を付与する従動ローラである。107は、搬送ベルト103上に形成されたパターンを検出する、搬送ベルト103の主走査方向中央に設けられた光学センサである。
これらのカラー画像形成装置において、各色の濃度を正確に合わせ所望の色味の画像を得るために、濃度制御が行われている。濃度制御は具体的には、各色の所望の現像特性が得られるように画像形成条件を適正化するDmax制御と、入力画像データとハーフトーン画像濃度が良好な直線性を持つようにルックアップテーブルを変更するDhalf制御とが実行される。
[光学センサ:図1C]
光学センサ107の詳細を図1Cに示す。図1Cは、光学センサを説明する図である。501は検出するパターン、502はLEDからなる発光素子、503はフォトトランジスタからなる拡散反射光受光素子、504はフォトトランジスタからなる正反射光受光素子である。発光素子502は搬送ベルト表面の垂直方向に対して30度の角度で設置されており、赤外光を搬送ベルト上のパターンに照射させる。正反射光受光素子504は発光素子502に対して対称位置に設置されており、パターンからの正反射光を検出する。拡散反射光受光素子503は搬送ベルト表面の垂直方向に対して60度の角度で設置されており、パターンからの拡散反射光を検出する。
[画像形成装置の制御構成:図1D]
図1Dに、本画像形成装置の制御構成を示す。同図において、211はCPUであり、212は搬送ベルト、駆動ローラ、駆動部などを有する駆動制御部であり、213は光学センサ、光学センサ制御部などを有する検出部であり、214は各種の制御プログラムや各種データ、ルックアップテーブルなど有するROMであり、215はRAMであり、216は、感光ドラム、レーザスキャナ、濃度制御部などを有する画像形成部である。CPU211はROM214に格納されている制御プログラムに基づいてRAM215を作業領域に用いて各部を制御しながら後述する図5,7に示す処理などを行う。
[濃度検出パターン(Dmax制御):図2]
図2は、Dmax制御の濃度検出パターンの一例を示す模式図である。図2において、103は、プリント用紙を各色の画像形成部に順次搬送する、転写ベルトを兼ねた無端状の搬送ベルトであり、107は、搬送ベルト103上に形成された濃度検出パターンを検出する、搬送ベルト103の主走査方向中央に設けられた光学センサである。
4101Y、4102Y、4103Y、4104Yはそれぞれ画像パターンが同一で現像バイアスを変更することで濃度差をつけたイエロートナーのパッチ画像である。4101M、4102M、4103M、4104M、4101C、4102C、4103C、4104C、4101K、4102K、4103K、4104Kも、同様にそれぞれ画像パターンが同一で現像バイアスを変更することで濃度差をつけたマゼンタ、シアン、ブラックのパッチ画像である。矢印は搬送ベルト103の移動方向を示す。
[濃度検出パターン(Dmax制御):図3]
図3は、Dhalf制御の濃度検出パターンの一例を示す模式図である。図3において、103は、プリント用紙を各色の画像形成部に順次搬送する、転写ベルトを兼ねた無端状の搬送ベルトであり、107は、搬送ベルト103上に形成された濃度検出パターンを検出する、搬送ベルト103の主走査方向中央に設けられた光学センサである。
4201Y、4202Y、4203Y、4204Yはそれぞれ現像バイアスが同一で入力画像信号を変更することで濃度差をつけたイエロートナーのパッチ画像である。4201M、4202M、4203M、4204M、4201C、4202C、4203C、4204C、4201K、4202K、4203K、4204Kも、同様にそれぞれ現像バイアスが同一で入力画像信号を変更することで濃度差をつけたマゼンタ、シアン、ブラックのパッチ画像である。矢印は搬送ベルト103の移動方向を示す。
まず、Dmax制御時には、所定濃度で同一の画像データ(濃度検出パターン)で現像バイアスを切替えながら画像形成する。そして、光学センサ107によって正反射光検出出力及び拡散反射光検出出力を検出し、所望の現像特性に適正な現像バイアス値を求める。
次に、Dhalf制御は電子写真特有の非線形的な入力特性(γ特性)によって、入力画像信号に対して出力濃度がずれて自然的な画像が形成できないことを防止する為、γ特性を打ち消して入力特性をリニアに保つような画像処理を行う。Dhalf制御時は、現像バイアスをDmax制御後に適正化された値に固定して、複数の画像データで画像形成する。そして、光学センサ107によって正反射光検出出力及び拡散反射光検出出力を検出し、所望のハーフトーン濃度が得られる画像形成装置に入力する画像データを画像形成装置のコントローラにより変換する。Dhalf制御はDmax制御により画像形成条件を決定した後に行う。
[光学センサ出力−トナー濃度の関係(無彩色):図4A]
図4Aは搬送ベルト上に無彩色であるブラックトナーによるパターンを形成し、発光素子502から赤外光をパターンに照射し、そのパターンからの反射光を正反射光受光素子504及び拡散反射光受光素子503で検出した時の出力特性を示した図である。G721は正反射光受光素子504の出力特性を、G722は拡散反射光受光素子503の出力特性を、G723は正反射光受光素子504の検出出力と拡散反射光受光素子503の検出出力の差分値を示す。図4A中、縦軸は正反射光成分及び拡散反射光成分のセンサ出力値を示しており、横軸はパターンを紙上に転写し、定着した後の光学濃度から紙濃度を引いた濃度値である。
図4A中、縦軸は正反射光成分及び拡散反射光成分のセンサ出力値を示しており、横軸はパターンを紙上に転写し、定着した後の光学濃度から紙濃度を引いた濃度値である。本実施形態において搬送ベルトの表面色は黒色であり、新品ベルトでの拡散反射はほとんど生じない。搬送ベルトの表面にパターンが無く、表面が露出している状態(トナー濃度0)では、搬送ベルトの表面に光沢性を有するため、図4Aに示すように正反射光受光素子504が光を検出する。一方、搬送ベルト上にブラックトナーのパターンが形成された場合は、パターンのトナー濃度が増加するに従って、正反射出力は次第に減少していく(G721)。これは、トナーが搬送ベルトの表面を覆い隠すことにより、ベルト表面からの正反射光が減少するからである。これに対し、拡散反射光受光素子503の検出出力は図4A中に示すように、低い値であり、ある程度のトナー濃度によりセンサの出力値は変化しない(G722)。
[光学センサ出力−トナー濃度の関係(有彩色):図4B]
一方、有彩色であるカラートナーによるパターンを検出し、そのパターンによる反射光を正反射光受光素子504及び拡散反射光受光素子503で検出した時の出力特性を図4Bに示すが、図4Bに示すG711、G712、G713は図1Eで説明したG711、G712、G713と同様の特性を示すものである。搬送ベルト(または像担持体)上にトナーによるパターンを形成し、そのパターンによる反射光を正反射光受光素子504及び拡散反射光受光素子503で検出した時の出力特性を示した図である。G711は正反射光受光素子で検出した出力値を、G712は拡散反射光受光素子503で検出した出力値を、G713は正反射光受光素子504の出力値と拡散反射光受光素子503の出力値の差分値を示す。図1E中、縦軸は正反射光成分及び拡散反射光成分のセンサ出力値を示しており、横軸はパターンを紙上に転写し、定着した後の光学濃度から紙濃度を引いた濃度値である。
[濃度制御方法:図5]
図5は、上記説明した本画像形成装置における濃度制御方法を説明するフローチャートである。この処理は、制御プログラムに基づいてCPUが各部を制御しながら実行するものである。
ステップS1000において、電源が投入されると、ステップS10001に進み、濃度制御の実行待ち状態となり、ステップS10001で、濃度制御の実行が要求されると、ステップS100011に進み、光量制御シーケンス処理を実行するように制御してからステップS10002に進む。ステップS10001の光量制御シーケンス処理の詳細は、図7を用いて後述する。
次に、ステップS10002では、光量制御シーケンス処理を実行した光量Pd(図7のステップS13007で用いた補正後の光量Pd(補正前のPd+Pr)で光学センサ107のLEDからなる発光素子502を発光するように制御する。
次に、ステップS1003に進み、発光素子502発光後、Y、M、C、Kからなる濃度検出パターンを搬送ベルト上に形成するように制御する。
次に、ステップS1004に進み、図1Cに示した光学センサ107で濃度検出パターンを検出するように制御し、次にステップS1005で検出結果に基づいて、濃度制御演算を行うように制御する。すなわち、各トナー毎の濃度パターン検出に関しては、図4A、4Bに示した出力特性から正反射光受光素子504及び拡散反射光受光素子503の検出出力値を使用し、次に、正反射光受光素子504の検出出力は、正反射光補正ゲンイを用いて補正した後、拡散反射光受光素子503の検出出力との差分値を求めるように制御する。次に、この差分値を用いて、画像形成条件として、適正な現像バイアス値を算出するように制御する。
[最大濃度パターン(ベタパターン):図6]
図6は、図5のステップS100011の光量制御シーケンス処理で用いられる最大濃度パターン(ベタパターン)の一例を示す模式図である。図6において、103は、プリント用紙を各色の画像形成部に順次搬送する、転写ベルトを兼ねた無端状の搬送ベルトであり、107は、搬送ベルト103上に形成された濃度検出パターンを検出する、搬送ベルト103の主走査方向中央に設けられた光学センサである。1701Yは最大濃度のイエロートナーのパッチ画像である。1701M、1701Cも、同様にそれれ最大濃度のマゼンタトナー、シアントナーのパッチ画像である。
[光量制御シーケンスの処理:図7]
図7は、図5のステップS100011に対応する光量制御シーケンスの処理の詳細を説明するフローチャートである。
図5のステップS100011で光量制御シーケンスが要求されると、図7のステップS13002に進み、所定の光量Pdで光学センサのLEDからなる発光素子502を発光させるように制御する。
次に、ステップS13003に進み、図6に示したY、M、Cからなる最大濃度のパターン(ベタパターン)を搬送ベルト上に形成するように制御する。
次に、ステップS13004に進み、図1Cに示した光学センサでY、M、Cの最大濃度パターン(ベタパターン)の拡散反射光光量Ly、Lm、Lcを検出する。最大濃度パターン(ベタパターン)にY、M、Cのパターンが複数ある場合は、各色毎に検出した拡散反射光光量の平均値を各色の拡散反射光光量とする。Kの拡散反射光光量を検出しないのは、前述した通り、トナー濃度により拡散反射光受光素子503の検出出力の出力値はほとんど変化せず、濃度検出が困難な為である。
次に、ステップS13005に進み、Ly、Lm、Lcの最大値Ldを算出するように制御する。ここで、Ld=max(Ly,Lm,Lc) (式101)である。
次に、ステップS13006に進み、算出したY、M、Cの拡散反射光光量の最大値Ldが所望の光量Ltgtになるような発光光量補正値Prを算出する。算出の詳細は図8を用いて後述する。ここで、Pr=f(Ld) (式102)である。
次に、ステップS13007に進み、発光素子502の発光光量Pdを発光光量補正値Prで補正する。すなわち、Pd←Pd+Pr (式103)に従い補正する。
次に、ステップS130071に進み、補正後の発光光量Pdで光学センサのLEDからなる発光素子502を発光する。
次に、ステップS130072に進み、補正後の発光光量Pdで発光素子502を発光したときに、搬送ベルト表面(トナー濃度0の部分)で正反射する正反射光光量Lfを検出する。
次に、ステップS130073に進み、正反射光補正ゲインGfを次式で算出する。 Gf=Lf/Lf (式104)
ここでLfはプリント動作前(初期)の検出出力値であり、予めROM214などの記憶手段に記憶されている。
[拡散反射光光量Ldと発光光量補正値とPrの関係:図8]
図8は、拡散反射光光量Ldと発光光量補正値とPrの関係を説明する図である。図7のステップS13005で算出された拡散反射光光量Ldが、所望の光量Ltgtになるような発光光量補正値Prを算出する。すなわち、図8で、Ld>Ltgtの場合には、所望の光量よりも拡散反射光光量が大きい(多い)と判断し、Pr(=f(Ld))<0となり、発光素子502の発光光量を減少させる。一方、Ld<Ltgtの場合には、所望の光量よりも拡散反射光光量が小さい(少ない)と判断し、Pr(=f(Ld))>0となり、発光素子502の発光光量を増加させる。
[光学センサの感度が低下した時の処理のまとめ:図1]
図1は本実施形態における、搬送ベルト上にトナーによるパターンを形成し、そのパターンによる反射光を正反射光受光素子504及び拡散反射光受光素子503で検出した時の出力特性を示した図であり、G711はプリント動作前(すなわち、基準時)の正反射光受光素子の出力特性、G712は基準時の拡散反射光受光素子503の出力特性、G713は基準時の正反射光受光素子504の検出出力と拡散反射光受光素子503の検出出力の差分値を示す。一方、G7111はプリント動作後(耐久後)(すなわち、所定時:像担持体或いは転写材担持体の光沢低下、センサの汚れ等により光学センサの感度が低下した時)の拡散反射光受光素子の出力特性、G7131は所定時の正反射光受光素子504の検出出力と拡散反射光受光素子503の検出出力の差分値を示す。なお、図1の横軸は形成されたトナーパターンを紙上に転写し、定着した後の光学濃度から紙濃度を引いた濃度値である。
図1に示すように、プリント動作前(基準時)では、得られる正反射光受光素子504の検出出力と拡散反射光受光素子503の検出出力との差分値G713を用いて、画像形成条件を精度よく設定することができる。しかしながら、図1に示すように、プリント動作後(所定時)では、得られる正反射光受光素子504の検出出力と拡散反射光受光素子503の検出出力の差分値G7131は、プリント動作前(基準時)に得られる差分値G713と異なるため、差分値G7131を用いると画像形成条件を精度よく設定することはできない。
そこで、本実施形態では、プリント動作(耐久)後において、例えば、図1に示す像担持体或いは転写材担持体の光沢低下、センサの汚れ等により光学センサの感度が低下した時の検出パターンからの正反射光受光素子の出力特性G7111、拡散反射光受光素子503の出力特性G7121が得られる場合でも、図7で説明した光量制御シーケンスの処理を行うことにより、拡散反射光受光素子503で検出される拡散反射光の光量が所定光量となるように発光素子502の光量を制御(補正)することができる。さらに、補正された光量を搬送ベルト表面(トナー濃度0の領域)に照射し、反射される正反射光量を正反射光受光素子で検出し、検出された光量を基準時(プリント動作前:初期)に検出された光量(メモリに保存されている)とから、正反射光補正ゲインGfを算出することができる。
このように、本実施形態の画像形成装置では、最大濃度パターン(ベタパターン)の拡散反射光光量から発光素子502の光量を制御し、搬送ベルト表面の正反射光光量から正反射光検出出力の補正ゲインを算出して補正することができるので、例えば、搬送ベルトの光沢低下、センサの汚れ等といった光学センサの出力に対して変動要因が生じた場合でも、正反射光特性と拡散反射光特性の比を常にほぼ一定にすることができる。そのため、濃度制御の検出精度を向上し、より低コスト且つ色再現の安定性に優れたカラー画像形成装置を提供することができる。
なお、図7中ステップS13007、ステップSS130073で算出された発光素子光量Pd、正反射補正ゲインGfは次回の濃度制御での光学センサ107のLEDからなる発光素子502の光量にも反映させることができる。
上記説明では、光学センサは搬送ベルト(転写材担持体)上に転写されたトナー画像の検出および転写材担持体の光沢低下の検出を行う例を用いて説明したが、光学センサは像担持体(感光ドラム)上に形成されたトナー画像の検出および像担持体(感光ドラム)上にの光沢低下の検出を行うような構成としてもよい。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について説明するが、以下説明する第2の実施形態の画像形成装置は第1の実施形態の画像形成装置と類似するものであるので、共通する点の説明は重複するのでその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
[本実施形態の概要]
本実施形態では、光学センサの出力が、用紙の紙粉などが付着して光学センサの汚れた場合、あるいは搬送ベルト(または像担持体)の光沢が低下する場合などにより変動した場合でも、以下に示す第2の方法により、正反射光特性と拡散反射光特性の比をほぼ一定となるように制御することができる。そのため、濃度測定用の濃度パターンを精度よく測定でので、色再現の安定性に優れた画像形成装置及びその制御方法を提供できる。
すなわち、第2の方法では、まず、所定時(プリント動作後:耐久後)において、搬送ベルト表面(または像担持体)の濃度パターンの無い部分(トナー濃度0に部分)に発光素子から光を照射して反射される正反射光Lfを正反射光受光素子で検出し、検出された正反射光量Lfを基準時(プリント動作前:初期)に検出された光量(メモリに保存されている)Lfと比較して正反射光の補正ゲインGfを算出する。次に、最大濃度パターン(トナー濃度最大のベタパターン)を搬送ベルト上に形成し、この最大濃度パターンに発光素子から光を照射して、拡散反射光受光素子で拡散反射光量を検出し、検出された光量を基準時(プリント動作前:初期)の拡散反射光量(メモリに保存されている)と比較して拡散反射光の補正ゲインGdを算出する。
この結果、搬送ベルトの光沢低下あるいはセンサの汚れ等により光学センサの出力に変動が生じた場合でも、正反射光および拡散反射光の補正ゲインGd、Gfを用いて補正することにより正反射光特性と拡散反射光特性の比をほぼ一定となるように制御することができる。
そこで、次に、濃度測定用の濃度パターン(図2,3など)を搬送ベルト上(または像担持体)に形成し、発光素子からこの濃度測定用の濃度パターンに光を照射して、得られる反射される拡散反射光の光量と正反射光の光量とをそれぞれ拡散反射または正反射受光素子で検出し、次に、検出された拡散反射光の光量と正反射光の光量を各補正ゲインGd、Gfで補正し、補正後の正反射光量と拡散反射光量との差分をとることにより、適正な光学センサ出力−トナー濃度の関係式を得ることができる。このため、光学センサの出力が、センサの汚れ等あるいは搬送ベルトの光沢低下により変動が生じた場合でも画像形成条件を適切に調整することができ、色再現を安定して行うことができる。以下、上記説明した内容について、具体的に説明する。
[濃度制御方法:図9]
図9は、本実施形態の画像形成装置における濃度制御方法を説明するフローチャートである。この処理は、制御プログラムに基づいてCPUが各部を制御しながら実行するものである。
ステップS10000〜ステップS10001の処理は、図5で説明した第1の実施形態のステップS10000〜ステップS10001と同様の処理であるので、その説明は重複するので省略する。
次に、ステップSステップS140011において、濃度制御が要求されると、ゲイン演算シーケンスを実行するように制御する。ゲイン演算シーケンスの処理詳細は図10で後述する。
次に、ゲイン演算シーケンス処理を実行後、ステップS10002〜ステップS10004までは第1の実施形態図5中ステップS10002〜ステップS10004と同様の処理を行うが、その説明は重複するので省略する。
次に、ステップS140041では、ステップS10003で形成された濃度検出パターン(図2,3)を、ステップS1000において図1Cに示した光学センサ107で検出し、各トナー毎のパターンの正反射光受光素子504及び拡散反射光受光素子503の検出出力に対して、正反射受光出力にはステップS140011で得られた正反射補正ゲインGfを、拡散反射受光出力にはステップS140011で得られた拡散反射補正ゲインGdを各々積算等を実行し、補正演算を行うように制御する。
次に、ステップS14005では、ステップS140041の補正演算によって得られる正反射光受光素子504と拡散反射光受光素子503の検出出力の各補正後の出力値を求めるように制御する。次に、この差分値を用いて、画像形成条件として、適正な現像バイアス値を算出するように制御する。
[ゲイン演算シーケンスの処理:図10]
図10は、図9のステップS140011に対応するゲイン演算シーケンスの詳細を説明するフローチャートである。
図9のステップS140011でゲイン演算シーケンスが要求されると、図10nステップS15000に進み、所定の光量Pdで光学センサのLEDからなる発光素子502を発光する様に制御する。次に、ステップS15001に進み、搬送ベルト表面(トナー濃度0の部分)の正反射光光量Lfを検出する。
次に、ステップS15002に進み、正反射光補正ゲインGfを次式で算出する。Gf=Lf/Lf (式201) ここで、Lfはプリント動作前(初期)の検出出力値であり、ROM214(図1D)などに予め記憶されている。
次に、ステップS15003に進み、Y、M、Cからなる最大濃度のパターン(ベタパターン)を搬送ベルト上に形成する。次に、ステップS15004に進み、最大濃度パターン(ベタパターン)形成後、図1Cに示した光学センサでY、M、Cの最大濃度パターン(ベタパターン)の拡散反射光光量Ly、Lm、Lcを検出する。最大濃度パターン(ベタパターン)にY、M、Cのパターンが複数ある場合は、各色毎に検出した拡散反射光光量の平均値を各色の拡散反射光光量とする。Kの拡散反射光光量を検出しないのは、前述した通り、トナー濃度により拡散反射光受光素子503の検出出力の出力値はほとんど変化しない為である。
次に、ステップS15006に進み、Y、M、C各々の拡散反射光光量から拡散反射光補正ゲインGdを次式で演算する。Gd=Ld/Ld(式202) ここで、Ldはプリント動作前(初期)の検出出力値であり、ROM214(図1D)などに予め記憶されている。
[光学センサの感度が低下した時の処理のまとめ:図1]
図1に示すように、プリント動作前(基準時)では、得られる正反射光受光素子504の検出出力と拡散反射光受光素子503の検出出力との差分値G713を用いて、画像形成条件を精度よく設定することができる。しかしながら、図1に示すように、プリント動作後(所定時)では、得られる正反射光受光素子504の検出出力と拡散反射光受光素子503の検出出力の差分値G7131は、プリント動作前(基準時)に得られる差分値G713と異なるため、差分値G7131を用いると画像形成条件を精度よく設定することはできない。
そこで、本実施形態では、プリント動作(耐久)後において、例えば、図1に示す像担持体或いは転写材担持体の光沢低下、センサの汚れ等により光学センサの感度が低下した時の検出パターンからの正反射光受光素子の出力特性G7111、拡散反射光受光素子503の出力特性G7121が得られる場合でも、図10で説明したゲイン演算シーケンスの処理を行うことにより、最大濃度パターン(トナー濃度最大のベタパターン)の拡散反射光光量から拡散反射光検出出力の補正ゲインGdを算出し、搬送ベルト表面(トナー濃度0の領域)の正反射光光量から正反射光検出出力の補正ゲインGfを算出することができる。
そこで、これらの補正ゲインGd、Gfを用いて各々補正することにより、本本実施形態の画像形成装置では、第1の実施形態で説明したのと同様に、例えば、搬送ベルトの光沢低下、センサの汚れ等といった光学センサの出力に対して変動要因が生じた場合でも、正反射光特性と拡散反射光特性の比を常にほぼ一定にすることができる。そのため、濃度制御の検出精度を向上し、より低コスト且つ色再現の安定性に優れたカラー画像形成装置を提供することができる。そのため、濃度制御の検出精度を向上し、より低コスト且つ色再現の安定性に優れたカラー画像形成装置を提供することができる。
なお、図10中ステップS15002、S15006で演算された正反射光補正ゲインGf、拡散反射光補正ゲインGdは、次回の濃度制御での検出結果に反映させることもできる。
<第3の実施形態>
以下、第3の実施形態について説明するが、以下説明する第3の実施形態の画像形成装置は第1または第2の実施形態の画像形成装置と類似するものであるので、共通する点の説明は重複するのでその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
[本実施形態の概要]
上記説明した第1の実施形態では濃度制御実行中に光量制御シーケンスとして最大濃度パターン(ベタパターン)を形成し、拡散反射光を検出していたが、本実施形態では、色ずれ補正制御において色ずれ検出パターンの拡散反射光光量から発光素子の光量制御を行う。そのため、本実施形態の画像形成装置では、第1の実施形態で説明した第1の方法の処理(発光素子の光量制御)を色ずれ補正制御の処理中に行うことができるので、第1の実施形態に比べて処理時間を短縮できる。以下、上記説明した内容について、具体的に説明する。
[色ずれの例:図11]
複数の画像形成部での各色毎の機械精度等の原因により、複数の感光ドラムや搬送ベルトの移動むらや、各画像形成部の転写位置での感光ドラム外周面と搬送ベルトの移動量の関係等が各色毎にバラバラに発生し、画像を重ね合わせたときに一致せず、色ずれ(位置ずれ)を生じることが挙げられる。特に、レーザスキャナと感光ドラムを有する複数の画像形成部を有する装置では、各画像形成部でレーザスキャナと感光ドラム間の距離に誤差があり、この誤差が各画像形成部間で異なると、感光ドラム上でのレーザの走査幅に違いが発生し、色ずれが発生する。
色ずれの例を図11に示す。201は本来の画像位置を、202は色ずれが発生している場合の画像位置を示す。又、(a)(b)(c)は走査方向に色ずれがある場合であるが、説明の為、2つの線を搬送方向に離して描いてある。(a)は走査線の傾きずれを示し、光学部と感光ドラム間に傾きがある場合等に発生する。例えば、光学部や感光ドラムの位置や、レンズの位置を調整することによって矢印方向に修正する。(b)は走査線幅のバラツキによる色ずれを示し、光学部と感光ドラム間の距離の違い等によって発生する。光学部がレーザスキャナの場合に発生し易い。例えば、画像周波数を微調整(走査幅が長い場合は、周波数を速くする。)して、走査線の長さ変えることよって矢印方向に修正する。(c)は走査方向の書出し位置誤差を示す。例えば、光学部がレーザススキャナであれば、ビーム検出位置からの書出しタイミングを調整することによって矢印方向に修正する。(d)は用紙搬送方向の書出し位置誤差を示す。例えば、用紙先端検出からの各色の書出しタイミングを調整することによって矢印方向に修正する。上記色ずれを修正する為に、搬送ベルト103上に、各色毎に色ずれ検出用パターンを形成し、搬送ベルトに設けられた光学センサで検出し、色ずれ量を検出して補正する色ずれ補正制御を行う。
[色ずれ検出用パターン:図12]
図12は色ずれ検出用パターンの一例を示す模式図である。103は、プリント用紙を各色の画像形成部に順次搬送する、転写ベルトを兼ねた無端状の搬送ベルトであり、107は、搬送ベルト103上に形成された色ずれ検出パターンを検出する、搬送ベルト103の主走査方向に設けられた光学センサである。ここで309〜3020は用紙搬送方向及び走査方向の色ずれ量を検出する為のパターンであり、309〜3012の色ずれ検出用パターンをパターン1、3013〜3016の色ずれ検出用パターンをパターン2、3017〜3020の色ずれ検出用パターンをパターン3とする。またa、c、e、gは基準色であるKを表しており、b、d、fはそれぞれ検出色であるY、M、Cを表している。矢印は搬送ベルト103の移動方向を示す。各パターンの検出タイミングに応じて、各色毎の色ずれ量を算出し、所望の書き出しタイミングに補正し、色ずれを低減する。
[濃度制御方法:図13]
図13は、上記説明した本画像形成装置における濃度制御方法を説明するフローチャートである。この処理は、制御プログラムに基づいてCPUが各部を制御しながら実行するものである。
図13のステップS10000〜ステップS10005までは、第1の実施形態の図5中、ステップS10000、S10001、S10002〜S10005と同様の処理であるので、その説明は重複するので個々での説明は省略する。なお、第1の実施形態においては光量制御シーケンス(ステップSS100011)を実行したが、本実施形態においては実行せず、図14で説明する色ずれ補正制御処理において行われる。
[色ずれ補正制御方法:図14]
図15は、上記説明した本画像形成装置における濃度制御方法を説明するフローチャートである。この処理は、制御プログラムに基づいてCPUが各部を制御しながら実行するものである。
電源を投入すると、ステップS8001に進み、色ずれ補正制御の実行待ち状態となり、色ずれ補正制御の実行が要求されると、ステップS8002に進み、所定の光量Pdで光学センサ107のLEDからなる発光素子502を発光する様に制御する。
次に、ステップS8003に進み、Y、M、C、Kからなる色ずれ検出パターンを搬送ベルト上に形成する様に制御する。次に、ステップS8004に進み、色ずれ検出パターン形成後、図1Cに示した光学センサ107で色ずれ検出パターンのタイミングを色ずれ検出パターンの正反射光から検知すると、次にステップS8005に進み、Y、M、Cの拡散反射光光量Ly、Lm、Lcを検出する様に制御する。検出パターンにY、M、Cのパターンが複数ある場合は、各色毎に検出した拡散反射光光量の平均値を各色の拡散反射光光量とする様に制御する。
次に、ステップS8006に進み、Ly、Lm、Lcの最大値Ldを算出する様に制御する。ここで、Ld=max(Ly,Lm,Lc)(式301)である。
次に、ステップS8007に進み、ステップS8004で検出した色ずれ検出パターンから各色の色ずれ量δepを算出し、各色毎に最適な書出しタイミングを決定する。次に、ステップS8008に進み、ステップS8006で算出したカラー色の拡散反射光光量の最大値Ldを所望の光量になるような補正値Prを算出する。ここで、Pr=f(Ld)(式302)である。なお、算出の詳細は第1の実施形態中の説明と同様であるので、ここでの説明は省略する。
次に、ステップS8009に進み、補正値Pr算出後、発光素子502の発光光量PdにPrの補正を行う。ここで、Pd←Pd+Pr(式303)である。
次に、ステップS8010において、発光光量Pdの補正実行後、補正後の発光光量Pdで光学センサのLEDからなる発光素子502を発光する。次に、ステップS8011に進み、発光素子502発光後、搬送ベルト表面(トナー濃度0)の正反射光光量Lfを検出する。
次に、ステップS8012に進み、正反射光補正ゲインGfを演算する。 Gf=Lf/Lf(式104)
ここで、Lfはプリント動作前(初期)の検出出力値であり、予めROM214などの記憶手段に記憶されている。
以上説明したように、色ずれ補正制御において、色ずれ検出パターンの拡散反射光光量から発光素子502の光量を制御し、搬送ベルト表面の正反射光光量から正反射光検出出力の補正ゲインを算出して補正することができる。そのため、本実施形態では、色ずれ補正制御において第1の実施形態で説明した光量制御シーケンスの処理を行うことができるので、光量制御シーケンスの処理によるダウンタイムを低減しつつ、例えば、搬送ベルトの光沢低下、センサの汚れ等といった光学センサの出力に対して変動要因が生じた場合でも、正反射光特性と拡散反射光特性の比を常にほぼ一定にすることができる。そのため、濃度制御の検出精度を向上し、より低コスト且つ色再現の安定性に優れたカラー画像形成装置を提供することができる。
なお、図8のステップS8009で演算された発光素子光量Pdは次回の濃度制御での光学センサ107のLEDからなる発光素子502の光量にも反映させることができる。
なお、上記説明した色ずれ補正制御の処理の思想は、第2の実施形態に適用することも可能であり、その適用によって、第2の実施形態のゲイン演算シーケンス実行処理時間をを低減することができる。
さらに、本発明では、光学センサを1個備えた例で説明したが、光学センサの数量はこれに限定されない。また、光学センサの構造は図1Cで説明したが、発光素子502、正反射光受光素子504、拡散反射光受光素子503を備える構造であれば、これに限定されない。例えば、搬送ベルトの主走査方向両端に1対の光学センサを設け、一方の光学センサで正反射光受光素子を検出し、もう一方の光学センサで拡散反射光受光素子を検出する構成であっても良い。さらに図15のような構造であっても良い。
[光学センサの別の例:図15]
図15は本発明の光学センサの構造の一例を説明する図である。501は検出するパターン、502a、502bはLEDからなる発光素子、505はフォトトランジスタからなる反射光受光素子である。本構成において発光素子502aのみを発光することで、反射光受光素子505は正反射光を検出する。発光素子502bのみを発光することで、反射光受光素子505は拡散反射光を検出する。これを各検出パターンにおいて時系列で発光素子502a、502bを交互に発光させることで正反射光光量と、拡散反射光光量を検出することが出来る。また、配置角度も30度、60度に限定するものではない。
発光素子502の光量補正値を有彩色の拡散反射光光量の最大値に基づいて算出したが、補正後の発光光量出力が飽和しない演算であれば、その他の演算を使用しても良い。第3の実施形態において、色ずれ検出パターンを正反射光から検出したが、拡散反射光から検出しても良い。
[他の実施形態]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
又、自装置にセットされたCD−ROM、或いは、インターネット等の外部供給源から、前述した実施形態の機能を実現する為のプログラムデータを、自装置のメモリにダウンロードし、前述した実施形態の機能が実現されるような形態も本発明に包含される。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることが好ましい。
初期およびセンサ感度が低下した場合の光学センサ出力とトナー濃度の関係を説明する図である。 本実施形態の画像形成装置の全体構成の一例を説明する図である。 本実施形態の光学センサの一例を説明する図である。 本実施形態の画像形成装置の制御構成の一例を説明する図である。 従来例におけるセンサ感度が低下した場合の処理を説明する図である。 Dmax制御の濃度検出パターンの一例を説明する図である。 Dhalf制御の濃度検出パターンの一例を説明する図である。 初期時の無彩色トナー検出時の光学センサ出力特性を説明する図である。 初期時の有彩色トナー検出時の光学センサ出力特性を説明する図である。 第1実施形態の濃度制御方法を説明するフローチャートである。 第1、第2実施形態の最大濃度パターン(ベタパターン)の一例を説明する図である。 第1実施形態の光量制御シーケンスの処理の詳細を説明するフローチャートである。 拡散反射光光量と発光光量補正値の関係を説明する図である。 第1実施形態の濃度制御方法を説明するフローチャートである。 第2実施形態のゲイン補正シーケンスの処理の詳細を説明するフローチャートである。 第3実施形態の色ずれを説明する図である。 第3実施形態の色ずれ検出パターンの一例を説明する図である。 第3実施形態の濃度制御方法の一例を説明するフローチャートである。 第3実施形態の色ずれ補正制御方法を説明するフローチャートである。 本実施形態の別の光学センサの一例を説明する図である。
符号の説明
101‥‥感光ドラム
102‥‥レーザスキャナ
103‥‥搬送ベルト
104‥‥ベルト駆動ローラ
105‥‥ベルト従動ローラ
107‥‥光学センサ
502‥‥発光素子
503‥‥拡散反射光受光素子
504‥‥正反射光受光素子

Claims (3)

  1. 像担持体或いはベルトに対向して配置され、発光素子、及び前記発光素子により前記像担持体或いは前記ベルトに向けて照射したときの正反射光を受光する正反射光受光素子、及び拡散反射光を受光する拡散反射光受光素子を含む光学的検出手段を有し、
    前記像担持体或いは前記ベルト上に形成された濃度測定用のトナー像に光を照射したときの前記正反射光受光素子の出力と前記拡散反射光受光素子の出力との差分に基づき画像濃度を制御する画像形成装置であって、
    トナー濃度が最大のトナー像を前記像担持体或いは前記ベルト上に形成する形成手段と、
    前記形成された前記トナー濃度が最大のトナー像に前記発光素子により光を照射したときの前記拡散反射光受光素子の出力を、所定の光量である基準拡散反射光量に一致させるように、前記発光素子の発光光量を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記制御後の前記発光素子の発光光量で前記像担持体或いは前記ベルトに光を照射したときに、前記正反射光受光素子の出力を所望の出力にするように、前記正反射光受光素子の感度特性を設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記形成手段は、それぞれが色の異なる複数の前記トナー濃度が最大のトナー像を前記像担持体或いは前記ベルト上に形成し、
    前記制御手段は、前記それぞれが色の異なる複数の前記トナー濃度が最大のトナー像に前記発光素子により光を照射したときの前記拡散反射光受光素子の出力のうち、最大の出力を示した色の出力を前記基準拡散反射光量に一致させるように、前記発光素子の発光光量を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 像担持体或いはベルトに対向して配置され、発光素子、及び前記発光素子により前記像担持体或いは前記ベルトに向けて照射したときの正反射光を受光する正反射光受光素子、及び拡散反射光を受光する拡散反射光受光素子を含む光学的検出手段を有し、前記像担持体或いは前記ベルト上に形成された濃度測定用のトナー像に光を照射したときの前記正反射光受光素子の出力と前記拡散反射光受光素子の出力との差分に基づき画像濃度を制御する画像形成装置の制御方法であって、
    形成手段が、トナー濃度が最大のトナー像を前記像担持体或いは前記ベルト上に形成する形成ステップと、
    制御手段が、前記形成された前記トナー濃度が最大のトナー像に前記発光素子により光を照射したときの前記拡散反射光受光素子の出力を、所定の光量である基準拡散反射光量に一致させるように、前記発光素子の発光光量を制御する制御ステップと、を実行し、
    前記制御ステップは、前記制御後の前記発光素子の発光光量で前記像担持体或いは前記ベルトに光を照射したときに、前記正反射光受光素子の出力を所望の出力にするように、前記正反射光受光素子の感度特性を設定することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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