JP4017108B2 - トナー付着量測定部を備える画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、トナー像が担持されるトナー像担持手段のトナー付着量を測定するための測定部を備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、画像形成装置において、例えば、感光体ドラム上のトナー付着量を測定する際には、光源から感光体ドラム上のトナー像に対し測定光を投光する。測定光はトナーによって反射される光(第1の反射光)と感光体ドラムの表面によって反射される光(第2の反射光)となって受光器に入射する。そして、受光器は第1及び第2の反射光を受光して受光信号を出力する。
【0003】
トナーの付着量が多い場合には、第2の反射光がトナーによって遮光されるので、受光器の受光量が減少する。一方、トナー5の付着量が少ない場合には、逆に、第2の反射光が多くなる結果、受光器の受光量が増大する。これによって、受光器の受光信号により感光体ドラムに付着しているトナー量を測定することができることになる。
【0004】
この測定手法では、第1及び第2の反射光に応じてトナー付着量を測定している関係上、トナーが所定の付着量となるまでは受光器2の受光量が減少するため、その受光量から測定することができるが、トナーの付着量が多くなると第1の反射光が増加して受光器が飽和状態となって、トナー付着量を測定することが難しくなってしまう。
【0005】
このような不具合を防止するため、例えば、感光体ドラム上のトナーに対して感光体ドラムの法線方向に対して傾いた角度で単一の偏光光を投光して、投光光の一部をトナーの表面によって反射させ、残りをトナー層を透過して感光ドラムによって反射させる。これら反射光を、偏光分離プリズムに入射して、この偏光分離プリズムによって投光光と同じ偏光光とその投光光と異なる偏光光とに分離する。
【0006】
そして、投光光と同一の偏光光を第1の受光素子で受光し、投光光と異なる偏光光を第2の受光素子で受光する。第1及び第2の受光素子で受光したトナーからの反射光は互いに比例関係にあり、第2の受光素子の受光出力に一定係数を乗じて、第1の受光素子が受光したトナーからの反射光が算出できる。
【0007】
従って、第1の受光素子の受光出力から第2の受光素子の受光出力に一定係数を乗じた値を引くと、感光体ドラムからの反射光の受光出力となる。感光体ドラムからの反射光はトナーの反射光以外の光であり、トナーの付着量が多いと減光し、トナーの付着量が少ないと増光する。これより、感光体ドラムの反射光に応じてトナーの付着量を測定する(特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特許第2729976号公報(第3ページ、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、画像形成装置に用いられるトナーにはトナー成分の他に別の成分(例えば、研磨剤)が含まれており、さらに、画像形成装置の使用期間によって、トナー像担持手段の表面状態が変化する。前述のように、特許文献1に記載された測定装置では、感光体ドラム等のトナー像担持手段上のトナー量を計測する際、第1の受光素子の受光出力から第2の受光素子の受光出力に一定係数を乗じた値を引いて、感光体ドラムからの反射光の受光出力を得る。
【0010】
そして、感光体ドラムからの反射光がトナーの付着量が多いと減光し、トナーの付着量が少ないと増光するという規則を用いて、感光体ドラムの反射光からトナーの付着量を測定するようにしているが、上述のように、トナー像担持手段の表面状態が変化すると、この表面状態の変化に応じて、第1の受光素子の受光出力及び第2の受光素子の受光出力が変化してしまう。
【0011】
この結果、特許文献1のようにして、第1の受光素子の受光出力及び第2の受光素子の受光出力に応じて感光体ドラムからの反射光の受光出力を得て、これに基づいてトナー付着量を測定すると、精度よくトナー付着量を測定できないという課題がある。
【0012】
さらに、特許文献1では、第1及び第2の受光素子で受光したトナーからの反射光は互いに比例関係にあるため、第2の受光素子の受光出力に一定係数を乗じているが、実際には、この一定係数を決定することが極めて難しく、この点においても、精度よくトナー付着量を測定できないという課題がある。
【0013】
本発明の目的は、トナー像担持手段上のトナーの付着量を正確に測定することができるトナー付着量測定部を備える画像形成装置を得ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トナー像が担持されるトナー像担持手段を備え、該トナー像を記録媒体に転写する画像形成装置において、
前記トナー像担持手段に投光して、該トナー像担持手段からの反射光に応じて、前記トナー像担持手段に付着しているトナーの付着量を測定するトナー付着量測定部を有し、
該トナー付着量測定部は、前記トナー像担持手段の法線方向に対して傾いた角度で、前記トナー像担持手段に偏光フィルタを介して投光する投光手段と、
前記トナー像担持手段の法線方向に対して前記投光手段と反対側に位置して、前記反射光を受けて該反射光をトナーによって反射される第1の偏光光と、トナー像担持手段の表面によって反射される前記第1の偏光光と異なる第2の偏光光とに分離する偏光分離手段と、
前記第1及び前記第2の偏光光をそれぞれ受けて、第1及び第2の受光出力信号を出力する第1及び第2の受光手段と、
前記第1及び前記第2の受光出力信号の差に応じて、前記トナー像担持手段上のトナー付着量を求める制御手段とを有し、
前記制御手段では、前記トナー像担持手段に所定量のトナーが付着している際に得られる前記第1及び前記第2の受光出力信号のレベルが等しくなるように前記第1及び前記第2の受光手段の出力レベルが調整されるとともに、前記トナー像担持手段上にトナーが付着していない状態で得られる前記第1及び前記第2の受光出力信号の差を基準値として設定した後に、前記トナー像担持手段にトナー像が形成された際の前記第1及び前記第2の受光出力信号の差を測定出力値とし、該測定出力値を前記基準値に応じて補正して補正出力値を得て、該補正出力値に応じて前記トナー像担持手段のトナー付着量を求めるようにしたことを特徴とする。
【0015】
このようにして、トナー像担持手段の法線方向に対して傾いた角度で該トナー像担持手段に単一の偏光光を投光光として投光して、反射光を投光光と同一の第1の偏光光と投光光と異なる第2の偏光光とに分離した後、該第1及び該第2の偏光光に応じて第1及び第2の受光出力信号を得て、該第1及び該第2の受光出力信号の差に応じて前記トナー像担持手段上のトナー付着量を求める際に、該トナー像担持手段に所定量のトナーが付着している際に得られる前記第1及び前記第2の受光出力信号のレベルが等しくなるように第1及び第2の受光手段の出力レベルが調整されていれば、所定量のトナーが付着している際の第1及び第2の受光出力信号の差は、トナー担持手段の表面状態の差に関係なく常にゼロである。
【0016】
そして、本発明では、前記トナー像担持手段上にトナーが付着していない状態で得られた前記第1及び前記第2の受光出力信号の差を基準値として、前記制御手段は、前記トナー像担持手段にトナー像が形成された際の前記第1及び前記第2の受光出力信号の差を前記基準値に応じて補正して補正出力値を得て、該補正出力値に応じて前記トナー像担持手段のトナー付着量を求める。例えば、前記トナー像担持手段にトナー像が形成された際の前記第1及び前記第2の受光出力信号の差を測定出力値とした際、前記制御手段は、(測定出力値/基準値)に応じて前記補正出力値を求める。
【0017】
このようにして、トナー像担持手段上にトナーが付着していない状態で得られた第1及び第2の受光出力信号の差を基準値として、前記トナー像担持手段にトナー像が形成された際の前記第1及び前記第2の受光出力信号の差を前記基準値に応じて補正して補正出力値を得て、該補正出力値に応じて前記トナー像担持手段のトナー付着量を求めるようにすれば、経年変化等によるトナー像担持手段の表面状態の変化による第1及び第2の受光出力信号のレベルを補正でき、その結果、トナー像担持手段上のトナーの付着量を正確に測定することができることになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0019】
図1を参照して、ここでは、画像形成装置において、トナー像担持手段の一つである中間転写ベルト上に形成されたトナー像を形成して、中間転写ベルト上のトナー付着量を測定する場合について説明するが、中間転写ベルトに限らず、例えば、転写ベルト又はa−Si感光体ドラム等のトナー像担持手段上のトナー付着量を測定する際においても、同様にして、本発明を用いることができる。
【0020】
中間転写ベルトを備える画像形成装置においては、図示はしないが、中間転写ベルトに沿って、例えば、4つの感光体ドラムユニット(例えば、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの感光体ドラムユニット)が配列されており、各感光体ドラムユニットでは、各色の画像データに応じて感光体ドラムを露光して、静電潜像を形成した後、各色現像装置静電潜像を現像して、各色トナー像を得る。そして、これらトナー像は順次中間転写ベルトに転写された(1次転写)後、2次転写位置で2次転写ローラによって記録用紙等に2次転写されて、記録用紙上にカラー画像が形成される。その後、記録用紙上のカラー画像は定着ユニットで記録用紙に定着されて、排紙される。
【0021】
図示のトナー付着量測定部(トナー付着量測定装置)は、中間転写ベルト11の表面に測定光を投光する発光素子(例えば、LED)12と、中間転写ベルト11から反射した反射光を受光する第1及び第2の受光素子14及び13とを有しており、発光素子12と中間転写ベルト11との間には偏光フィルタ15が配置され、この偏光フィルタ15はP偏光の光のみを透過する。一方、第1の受光素子14と中間転写ベルト11との間には、偏光分離プリズム16が配置され、この偏光分離プリズム16はP偏光の光を透過して、第1の受光素子14に与え、S偏光の光を反射して、第2の受光素子13に与える。
【0022】
なお、図示のように、発光素子12は中間転写ベルトの表面に対して傾いた角度で配置される。
【0023】
いま、十分な量(適正量)のトナーが中間転写ベルト11上に転写されたとする。発光素子12から中間転写ベルト11に測定光を投光すると、P偏光の光P1とS偏光の光S1とを含んだ測定光は、P偏光フィルタ15によって光S1がカットされ、P偏光フィルタ15から中間転写ベルト11に投光されるP偏光の光P1は全てトナーで反射されることになる。つまり、十分な量のトナーが中間転写ベルト11上に転写されると、光P1はトナーを透過して中間転写ベルト11の表面に達することがなく、光P1はトナーのみで反射されることになる。
【0024】
ここで、トナーで反射された反射光が有するP偏光の光をP3、S偏光の光をS3とする。投光光によって反射する光が正反射する光の光路上(中間転写ベルト11の法線方向に対して投光光と反対側となる正反射光路上)には偏光分離プリズム16が配置され、P偏光とS偏光の光に分離する。前述したように、反射光は偏光分離プリズム16で分離されて、P偏光の光P3が第1の受光素子14に与えられ、S偏光の光S3が第2の受光素子13に与えられる。そして、第1及び第2の受光素子14及び13は、受光した光を光電変換して第1及び第2の出力信号を出力し、これら第1及び第2の出力信号は、A/D変換された後、制御装置(図示せず)に与えられる。
【0025】
制御装置では、中間転写ベルト11に十分な量のトナーが付着している状態において、第1及び第2の出力信号のレベルが等しくなるように、第1及び第2の受光素子の出力レベル(ゲイン)が調整されている。つまり、中間転写ベルトに適正トナー量(トナー多量状態(ベタ載せ状態))があれば、第1及び第2の出力信号のレベルが等しくなる(この出力レベルを適正トナー量出力レベルと呼ぶ)。適正トナー量出力レベルの調整は、トナー多量状態においてまたはそれに相当する試験紙等を使用して実施する。
【0026】
さらに、図2に示すように、中間転写ベルト11にトナー像が形成されていない(転写されていない状態)で、発光素子12から中間転写ベルト11に測定光を投光すると、P偏光の光P1とS偏光の光S1とを含んだ測定光は、P偏光フィルタ15によって光S1がカットされ、光P1のみが中間転写ベルト11の表面に投光され、中間転写ベルト11の表面形状(例えば、表面粗さ)に応じて、中間転写ベルト11の表面で反射した反射光は、P偏光の光とS偏光の光とを有するようになる。
【0027】
ここで、中間転写ベルト11の表面で反射された反射光が有するP偏光の光をP2、S偏光の光をS2とする。この反射光は、偏光分離プリズム16でP偏光の光P2とS偏光の光S2とに分離される。そして、S偏光の光S2を第2の受光素子13で受光し、P偏光の光P2を第1の受光素子14で受光する。
【0028】
第1及び第2の受光素子14及び13は、受光した光(P2、S2)を光電変換して第1及び第2の出力信号を出力し、これら第1及び第2の出力信号は、A/D変換された後、制御装置に与えられる。処理装置では、トナーが付着していない状態においては、第1及び第2の出力信号の差を基準値として設定する。
【0029】
上述のようにして、第1及び第2の受光素子の出力レベルを調整するとともに、基準値を設定した後、中間転写ベルト上のトナー付着量の測定が行われる。
【0030】
ここで、図3を参照して、いま、中間転写ベルト11上に形成されたトナー像のトナー量が十分でないとする。P偏光の光P1とS偏光の光S1とを含んだ測定光は、P偏光フィルタ15によって光S1がカットされ、光P1のみがトナーに投光される。トナー量が十分でないから、トナーへの入射光P1は、トナーの表面でその一部が反射し、残りはトナーを透過する。トナーを透過した光は、中間転写ベルト11の表面で反射することになる。
【0031】
つまり、中間転写ベルト11の表面に投光された光(光P1)は、P偏光の光P2とS偏光の光S2とになって反射することになる。そして、この光P2及びS2は偏光分離プリズム16で分離されて、P偏光の光P2が第1の受光素子14によって受光され、S偏光の光S2が第2の受光素子13によって受光される。同様にして、トナーで反射された反射光は偏光分離プリズム16で分離されて、P偏光の光P3が第1の受光素子14に与えられ、S偏光の光S3が第2の受光素子13に与えられる。
【0032】
前述のように、第1及び第2の受光素子14及び13は、受光した光を光電変換して第1及び第2の出力信号を出力し、これら第1及び第2の出力信号は、A/D変換された後、制御装置に与えられる。制御装置では、第1及び第2の出力信号の差を求めて(この差を測定出力値と呼ぶ)、測定出力値を前述の基準値に応じて、補正して補正出力値とする。つまり、トナーが付着していない補正出力値を100とすると、補正出力値は、((測定出力値/基準値)*100)によって求まる。
【0033】
制御装置には、補正出力値とトナー付着量との関係がトナー付着量データとして予め設定されており、制御装置では、補正出力値に応じてトナー付着量データからトナー付着量(つまり、画像濃度)を得て、測定結果として出力することになる。
【0034】
上述のようにして、トナー付着量(画像濃度:ID)と補正出力値との関係を調べた結果、図4に示す結果が得られた。図4において、■はブラックトナー(反射率大)、◆はブラックトナー(反射率中)、▲はブラックトナー(反射率小)を示し、□はマゼンタトナー(反射率大)、◇はマゼンタトナー(反射率中)、△はマゼンタトナー(反射率小)を示す。図4から容易に理解できるように、画像濃度と補正出力値との関係はほぼ線形(リニア)であることが分かり、上述のようにして、中間転写ベルト上のトナー付着量を計測すれば、経年変化等によってトナー担持体の表面状態が変化しても、精度よくトナー付着量を測定することができることになる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、トナー像担持手段の法線方向に対して傾いた角度で該トナー像担持手段に単一の偏光光を投光光として投光して、反射光を投光光と同一の第1の偏光光と投光光と異なる第2の偏光光とに分離した後、該第1及び該第2の偏光光に応じて第1及び第2の受光出力信号を得て、該第1及び該第2の受光出力信号の差に応じて前記トナー像担持手段上のトナー付着量を求める際に、該トナー像担持手段に所定量のトナーが付着している際に得られる前記第1及び前記第2の受光出力信号のレベルが等しくなるように第1及び第2の受光手段の出力レベルが調整されているので、所定量のトナーを正確に測定することができる。
【0036】
本発明では、トナー像担持手段上にトナーが付着していない状態で得られた第1及び第2の受光出力信号の差を基準値として、前記トナー像担持手段にトナー像が形成された際の前記第1及び前記第2の受光出力信号の差を基準値に応じて補正して補正出力値を得て、該補正出力値に応じて前記トナー像担持手段のトナー付着量を求めるようにしたから、経年変化等によるトナー像担持手段の表面状態の変化による第1及び第2の受光出力信号のレベルを補正でき、その結果、トナー像担持手段上のトナーの付着量を正確に測定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置で用いられるトナー付着量測定部の一例を転写ベルト上に適正量のトナーが付着した状態で示す概要図である。
【図2】 本発明による画像形成装置で用いられるトナー付着量測定部の一例を転写ベルト上にトナーが付着していない状態で示す概要図である。
【図3】 本発明による画像形成装置で用いられるトナー付着量測定部の一例を転写ベルト上にトナーが付着した状態で示す概要図である。
【図4】 本発明による画像形成装置で用いられるトナー付着量測定部の一例において、補正出力値と画像濃度との関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
11 中間転写ベルト
12 発光素子
13,14 受光素子
15 偏光フィルタ
16 偏光分離プリズム
Claims (1)
- トナー像が担持されるトナー像担持手段を備え、該トナー像を記録媒体に転写する画像形成装置において、
前記トナー像担持手段に投光して、該トナー像担持手段からの反射光に応じて、前記トナー像担持手段に付着しているトナーの付着量を測定するトナー付着量測定部を有し、
該トナー付着量測定部は、前記トナー像担持手段の法線方向に対して傾いた角度で、前記トナー像担持手段に偏光フィルタを介して投光する投光手段と、
前記トナー像担持手段の法線方向に対して前記投光手段と反対側に位置して、前記反射光を受けて該反射光をトナーによって反射される第1の偏光光と、トナー像担持手段の表面によって反射される前記第1の偏光光と異なる第2の偏光光とに分離する偏光分離手段と、
前記第1及び前記第2の偏光光をそれぞれ受けて、第1及び第2の受光出力信号を出力する第1及び第2の受光手段と、
前記第1及び前記第2の受光出力信号の差に応じて、前記トナー像担持手段上のトナー付着量を求める制御手段とを有し、
前記制御手段では、前記トナー像担持手段に所定量のトナーが付着している際に得られる前記第1及び前記第2の受光出力信号のレベルが等しくなるように前記第1及び前記第2の受光手段の出力レベルが調整されるとともに、前記トナー像担持手段上にトナーが付着していない状態で得られる前記第1及び前記第2の受光出力信号の差を基準値として設定した後に、前記トナー像担持手段にトナー像が形成された際の前記第1及び前記第2の受光出力信号の差を測定出力値とし、該測定出力値を前記基準値に応じて補正して補正出力値を得て、該補正出力値に応じて前記トナー像担持手段のトナー付着量を求めるようにしたことを特徴とするトナー付着量測定部を備える画像形成装置。
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