JP4720822B2 - テープ印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ジャム防止対策がなされたテープ印刷装置に関するものである。
従来のテープ印刷装置では、テープ印刷時には、カセット装着部内にあるカセットのテープ状フィルムに対し、印字ヘッド又はプラテンローラが押し付けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−290802号公報
このとき、カセット装着部内のカセットが正しくセッティングされていなくとも、印字ヘッド又はプラテンローラの押付動作が可能な場合がある。このような場合に、テープ印刷を開始すると、カセット装着部内でカセットのテープ状フィルムがジャムを起こし、テープ印刷が困難なことがあった。
特に、カセット装着部がカバーで掩覆された状態にあれば、正常なテープ印刷が行えるものとユーザが錯覚しやすいので、テープ印刷が開始され、上記ジャムを起こすおそれが大きい。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、カセット装着部内のカセットが正しくセッティングされた場合にのみカセット装着部をカバーで掩覆することが許される新たな機構を有したテープ印刷装置を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、第1挿入口と第2挿入口が設けられた本体と、前記本体に凹設されたカセット装着部と、前記カセット装着部を掩覆・開放するためのカバーと、を有するテープ印刷装置であって、前記本体の第1挿入口内を往復可能に移動するカバーストッパと、前記カバーストッパの一端部分を前記本体の第1挿入口から外部に突出させた状態で付勢する第1付勢機構と、前記本体の第2挿入口内を往復可能に移動するスライダと、前記スライダの一端部分を前記本体の第2挿入口から前記カセット装着部に突出させた状態で付勢する第2付勢機構と、を備え、前記スライダに第3挿入口と勾配面とを設け、前記カセット装着部にカセットが正しくセッティングされると、前記カセット装着部内のカセットに沿って前記スライダの勾配面が摺動し、前記本体の第2挿入口に前記スライダが前記第2付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿されることにより、前記スライダの第3挿入口が前記本体内の第1挿入口と連通され、さらに、前記カバーで前記カセット装着部が掩覆されると、前記カバーにより前記カバーストッパが押圧されることによって、前記本体の第1挿入口及び前記スライダの第3挿入口に前記カバーストッパが前記第1付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿されること、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載するテープ印字装置であって、前記カバーストッパと前記スライダが前記カセット装着部の両側に設けられたこと、を特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、第1挿入口と第2挿入口が設けられた本体と、前記本体に凹設されたカセット装着部と、前記カセット装着部を掩覆・開放するためのカバーと、を有するテープ印刷装置であって、前記本体の第1挿入口内を往復可能に移動するカバーストッパと、前記カバーストッパの一端部分を前記本体の第1挿入口から外部に突出させた状態で付勢する第1付勢機構と、前記本体の第2挿入口内を往復可能に移動するスライダと、前記スライダの一端部分を前記本体の第2挿入口から前記カセット装着部に突出させた状態で付勢する第2付勢機構と、を備え、前記スライダに第3挿入口と勾配面とを設け、前記カセット装着部にカセットが正しくセッティングされる際には、前記カバーストッパと前記スライダは、以下(1)〜(3)のように動作し、(1)前記カセット装着部内のカセットに沿って前記スライダの勾配面が摺動し、(2)前記(1)の動作により前記本体の第2挿入口に前記スライダが前記第2付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿され、(3)前記(2)の動作により前記スライダの第3挿入口が前記本体内の第1挿入口と連通され、さらに、前記カバーで前記カセット装着部が掩覆される際には、前記カバーストッパと前記スライダは、以下(4)(5)のように動作し、(4)前記カバーにより前記カバーストッパが押圧され、(5)前記(3)(4)の各動作により前記本体の第1挿入口及び前記スライダの第3挿入口に前記カバーストッパが前記第1付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿されること、を特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載するテープ印字装置であって、前記(1)〜(5)の各動作が前記カセット装着部の両側で行われること、を特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載するテープ印刷装置であって、前記カセット装着部に設けられた一対の係着部を備え、前記カセット装着部内のカセットが前記一対の係着部に係合されると、前記カセット装着部内のカセットが正しくセッティングされた状態で固定されること、を特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載するテープ印刷装置であって、前記カバーは前記本体に対し着脱可能であること、を特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載するテープ印刷装置であって、前記カセット装着部の内側から外側に向けて付勢されながら前記本体に回動可能に支持された押付部材と、前記カバーに設けられた突出部と、を有し、前記カバーで前記カセット装着部が掩覆された際には、前記突出部の動きに連動して前記押付部材が反付勢方向に移動すること、を特徴とする。
すなわち、請求項1,3に係る発明のテープ印刷装置では、カセット装着部にカセットが正しくセッティングされると、カセット装着部内のカセットに沿ってスライダの勾配面が摺動し、本体の第2挿入口にスライダが第2付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿されることにより、スライダの第3挿入口が本体内の第1挿入口と連通され、さらに、カバーでカセット装着部が掩覆されると、カバーによりカバーストッパが押圧されることによって、本体の第1挿入口及びスライダの第3挿入口にカバーストッパが第1付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿される。これにより、カセット装着部内のカセットが正しくセッティングされた場合にのみカセット装着部をカバーで掩覆することが許される。
また、請求項2,4に係る発明のテープ印刷装置では、カバーストッパとスライダがカセット装着部の両側に設けられているので、カセット装着部をカバーで掩覆することが、カセット装着部内のカセットが正しくセッティングされた場合にのみ許されることを、より精度よく行うことができる。
また、請求項5に係る発明のテープ印刷装置では、カセット装着部にカセットが入れられた際に、そのカセットをユーザ等が一対の係着部に係合させれば、常に、そのカセットはカセット装着部に正しくセッティングさせた状態に固定される。しかしながら、そのカセットが一対の係着部に係合されない状態が放置されると、かえって、そのカセットは、カセット装着部に正しくセッティングされていない状態に保持される。これにより、カセットのテープ状フィルムのジャムが発生しやすい環境が作り出されてしまうので、上記効果を奏するような本発明の機構を備える必要性が高くなる。
また、請求項6に係る発明のテープ印刷装置では、カセット装着部が開放される際には、カバーが本体から取り外される。従って、カバーを自由に動かすことができるので、カセット装着部がカバーで掩覆される際には、カセット装着部に入れられたカセットが正しくセッティングされていない状態にあっても、カバーを本体に強引に取り付けるようなことが行われることがある。これにより、カセットのテープ状フィルムのジャムが発生しやすい環境が作り出されてしまうので、上記効果を奏するような本発明の機構を備える必要性が高くなる。
また、請求項7に係る発明のテープ印刷装置では、カバーでカセット装着部が掩覆された際には、カバーの突出部の動きに連動して押付部材が反付勢方向に移動するけれども、このとき、カセット装着部内のカセットが正しくセッティングされているので、カセットのテープ状フィルムのジャムが発生しやすい環境が作り出されることはない。
〔1.テープ印刷装置の概要〕
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置1を正面側から示した外観斜視図である。図2は、本実施形態に係るテープ印刷装置1を背面側から示した外観斜視図である。図1や図2に示すように、本実施形態に係るテープ印刷装置1では、本体2に対して、複数のキーから構成されるキー操作部3や、ディスプレイ4、カッターレバー5等が設けられている。さらに、本実施形態に係るテープ印刷装置1では、本体2に対して、カバー11が取り付けられている。
図3は、カバー11の裏面を示した外観斜視図である。図3に示すように、カバー11には、突出部12や、一対の第1係爪部13A,13B、第2係爪部14等が設けられている。
図4は、本実施形態に係るテープ印刷装置1を背面側から示した外観斜視図であって、カバー11が開けられた状態を示している。図5は、本実施形態に係るテープ印刷装置1を背面側から示した外観斜視図であって、カセット装着時の状態を示している。
カバー11が開けられた状態では、図4に示すように、本体2に凹設されたカセット装着部8が露呈する。カセット装着部8には、装着内面10が形成されている。装着内面10には、一対の係着部K1,K2や、支持板41等が立設されている。
図5に示すように、一対の係着部K1,K2は、カセット装着部8に入れられたカセットCに係合されると、カセットCをカセット装着部8内で正しくセッティングさせることができる。このとき、カセットCの裏面が装着内面10に着接する(図4参照)。尚、カセットCの側面には、一対の突条部V1,V2が設けられている。カセットCがカセット装着部8内に正しくセッティングされた際には、カセットCの一対の突条部V1,V2に対して、一対の係着部K1,K2がそれぞれ係合する。
従って、一対の係着部K1,K2に対してカセットCの一対の突条部V1,V2がそれぞれ載置された状態が放置されると、例えば、後述する図20乃至図22に示すように、カセットCがカセット装着部8内に正しくセッティングされていない状態が保持される。
図4に示すように、支持板41には、サーマルヘッドH等が設けられている。
図4や図5に示すように、本体2のカッターレバー5付近には、ローラホルダ101が設けられている。ローラホルダ101は、回動軸109によって、本体2に回動可能に支持される。さらに、ローラホルダ101は、不図示のコイルバネによって、カセット装着部8の内側から外側に向けて付勢される。ローラホルダ101の内部には、プラテンローラ102とテープ送りサブローラ103が軸支されている(図5参照)。
ローラホルダ101の外面には、押付面108が形成されている。また、押付面108が露出する挿脱口9が本体2に設けられている。挿脱口9には、本体2にカバー11が取り付けられた際に、カバー11の突出部12が差し込まれる。このとき、押付面108に突出部12が摺動し、ローラホルダ101が反付勢方向(カセット装着部8の外側から内側への方向)に回動するので、カセットCのテープ状フィルムを挟んで、プラテンローラ102がサーマルヘッドHに押し付けられる。一方、本体2からカバー11が取り外された際には、カバー11の突出部12が挿脱口9から抜け離れる。このとき、押付面108から突出部12が離れ、ローラホルダ101が付勢方向(カセット装着部8の内側から外側への方向)に回動するので、プラテンローラ102がサーマルヘッドHから離間する。
カセット装着部8の周辺には、一対の第1係合口6A,6B(図5参照)や第2係合口7が本体2に設けられている。各第1係合口6A,6Bは、本体2にカバー11が取り付けられる際に、カバー11の各第1係爪部13A,13Bがそれぞれ引っかけられる。第2係合口7は、本体2にカバー11が取り付けられた際に、カバー11の第2係爪部14と係り合う。よって、本体2にカバー11が取り付けられた際には、第2係爪部14の近傍にある凸状の押下部141(図4参照)をユーザが押下すれば、第2係爪部14と第2係合口7の係り合いが外れて、本体2からカバー11を取り外すことが可能となる。
〔2.スライダとカバーストッパの概要〕
図4や図5に示すように、カセット装着部8の周辺には、第1挿入口121が本体2に設けられている。第1挿入口121からは、カバーストッパ300が突出している。カバーストッパ300は、ストッパ本体301に設けられた突片部302に対しコイルバネS1の復元力が作用することにより、ストッパ本体301の一部及び突片部302が第1挿入口121から外部に突出させた状態に付勢されている。
さらに、図4に示すように、第1挿入口121付近にあるカセット装着部8の側面には、第2挿入口131が設けられている。第2挿入口131からは、スライダ200が突出している。スライダ200は、後述する付勢機構によって、スライダ本体201に設けられた勾配面202及びスライダ本体201の一部が第2挿入口131からカセット装着部8に突出させた状態で付勢されている。
そして、カバーストッパ300とスライダ200の双方は、カセット装着部8にて、係着部K1が設けられた側と係着部K2が設けられた側のそれぞれに設けられている。
図6は、スライダ200の外観斜視図である。スライダ200は、図6に示すように、スライダ本体201を有している。スライダ本体201の一側面には、勾配面202が設けられている。スライダ本体201の両側面には、ガイド片203がそれぞれ設けられている。スライダ本体201の上面には、第3挿入口204が設けられている。第3挿入口204は、スライダ本体201の下面にまで貫かれたスライダ通路207と連通している。第3挿入口204及びスライダ通路207の断面は、カバーストッパ300のストッパ本体301が遊嵌される大きさである(後記図7等参照)。スライダ本体201の下面には、棒状の突片部205が設けられている。突片部205の先端付近には、係止部206が設けられている。
図7は、カバーストッパ300の外観斜視図である。カバーストッパ300は、図7に示すように、直方体状のストッパ本体301を有している。ストッパ本体301の一面には、板状の突片部302が設けられている。突片部302の一面には、突起部303が設けられている。
〔3.スライダとカバーストッパの位置関係(カセットが未装着の場合)〕
図8は、スライダ200とカバーストッパ300の位置関係を示した平面図である。図9は、スライダ200とカバーストッパ300の位置関係を示した外観斜視図である。図10は、本実施形態に係るテープ印刷装置1におけるスライダ200とカバーストッパ300の位置関係を示した断面図である。図11は、スライダ200、カバーストッパ300、カセットC、及びローラホルダ101等の位置関係を装着内面10(上記図4等参照)から示した図である。図12は、図11の線A−Aにおける断面図である。図13は、図11の矢視Bから位置関係を示した図である。尚、図8乃至図13は、カセット装着部8にカセットCが未装着である場合での位置関係を示している(上記図4等参照)。
また、図10は、本実施形態に係るテープ印刷装置1を図11の線A−Aで切断した一部分を示している。従って、図10に示されているカバーストッパ300とスライダ200は、係着部K1付近のカセット装着部8に設けられたものを示しているが、係着部K2付近のカセット装着部8に設けられたものも殆ど同様の構成を有している。
図10に示すように、カセット装着部8の側面に設けられた第2挿入口131は、本体2内に設けられた横通路132に連通している。横通路132には、スライダ200のスライダ本体201が遊嵌されている。また、横通路132には、ガイド溝133が設けられている。ガイド溝133には、スライダ200のガイド片203(図8,図9,図11,図13参照)が嵌装されている。さらに、横通路132には、スリット134が設けられている。スリット134を介して、装着内面10の裏側に存在する内部空間135と横通路132が連通する。また、スリット134には、スライダ200の突片部205が遊挿されている。これにより、スライダ200の突片部205の先端部分は内部空間135に突出している。
内部空間135には、突片部136が設けられている。突片部136の先端には、係止部137が設けられている。内部空間135の突片部136の係止部137には、コイルバネS2の一端が係止されている。また、図8乃至図13に示すように、スライダ200の突片部205の係止部206には、コイルバネS2の他端が係止されている。
以上より、スライダ200は、コイルバネS2の復元力により、スライダ本体201に設けられた勾配面202及びスライダ本体201の一部が第2挿入口131(図10参照)からカセット装着部8に突出させた状態にて、付勢されている。このとき、スライダ200のガイド片203(図8,図9,図11,図13参照)がガイド溝133(図10参照)の端部に当接することにより、その付勢状態が維持されている。
一方、本体2に設けられた第1挿入口121は、本体2内に設けられた縦通路122に連通している。縦通路122は、横通路132にまで貫通されている。縦通路122には、カバーストッパ300のストッパ本体301が遊嵌されている。また、本体2に設けられた第1挿入口121は、本体2に設けられた凹部空間123に連通している。凹部空間123には、突起部124が設けられている。凹部空間123の突起部124には、コイルバネS1の一端が係止されている。また、図8乃至図13に示すように、カバーストッパ300の突片部302の突起部303には、コイルバネS1の他端が係止されている。さらに、コイルバネS1の両端は、接着剤などによって、突起部124,303に固着されている。よって、本体2に設けられた第1挿入口121からカバーストッパ300が抜け外れることはない。
以上より、カバーストッパ300は、コイルバネS1の復元力により、ストッパ本体301の一部及び突片部302が第1挿入口121(図10参照)から外部に突出させた状態にて付勢されるとともに、その付勢状態が維持されている。
そして、図10乃至図13に示すように、スライダ200とカバーストッパ300は、カセット装着部8にカセットCが未装着である場合には、図8乃至図13に示すように、カバーストッパ300のストッパ本体301の真下にスライダ200のスライダ本体201の上面が位置する。従って、図9乃至図12に示すように、カバーストッパ300のストッパ本体301は、スライダ200の第3挿入口204及びスライダ通路207に対し、完全にずれた位置にある。すなわち、図10に示すように、カバーストッパ300が遊嵌されている第1挿入口121及び縦通路122は、スライダ200の第3挿入口204及びスライダ通路207とは連通していない。
従って、ユーザが本体2にカバー11を取り付けようとした場合、カバーストッパ300のストッパ本体301の上端がカバー11により押圧されるが、カバーストッパ300のストッパ本体301の下端がスライダ200の上面に当接するので、ストッパ本体301の一部及び突片部302が第1挿入口121から外部に突出した状態が維持される。これにより、本体2にカバー11を取り付けることができないので、カセット装着部8をカバー11で掩覆することも許されない。
尚、図11や図13に示すように、一方のスライダ200には2つのガイド片203が設けられているが、他方のスライダ200には1つのガイド片203しか設けられていない。1つのガイド片203しか設けられていないスライダ200は、図11に示すように、カセットCの突条部V2の側にあることから、その突条部V2に係合する係着部K2付近のものである。1つのガイド片203しか設けられていない理由は、スペース的な制限によるものである(図4,図5参照)。もっとも、1つのガイド片203しか設けられていなくとも、後述するスライダ200のスライド機能(第2挿入口131及び横通路132の内部を移動すること)に悪影響を及ぼすことはない。
〔4.スライダとカバーストッパの位置関係(カセット装着部内のカセットが正しくセッティングされた場合)〕
図14は、スライダ200、カバーストッパ300、カセットC、及びローラホルダ101等の位置関係を装着内面10(上記図4等参照)から示した図である。図15は、図14の線A−Aにおける断面図である。図16は、図14の矢視Bから位置関係を示した図である。図17は、スライダ200、カバーストッパ300、カセットC、ローラホルダ101、及びカバー11等の位置関係を装着内面10(上記図4等参照)から示した図である。図18は、図17の線A−Aにおける断面図である。図19は、図17の矢視Bから位置関係を示した図である。尚、図14乃至図19は、カセット装着部8(上記図5等参照)にカセットCが正しくセッティングされた場合での位置関係を示している。
また、図14と図17の線A−Aは、上記図11の線A−Aと同じ位置にある。図14と図17の矢視Bも、上記図11の矢視Bと同じ位置・方向である。
スライダ200とカバーストッパ300は、カセット装着部8にカセットCが正しくセッティングされた場合には、図14乃至図16に示すように、カセット装着部8内のカセットCに沿ってスライダ200の勾配面202が摺動することにより、スライダ200がカセット装着部8の内側から外側に押し出される。これにより、スライダ200は、コイルバネS2の復元力に対抗しながら、第2挿入口131及び横通路132の内部に入り込む(上記図10参照)。
その後の、スライダ200とカバーストッパ300の位置関係は、カバーストッパ300のストッパ本体301の真下に、スライダ200の第3挿入口204及びスライダ通路207が位置する状態になる。
従って、ユーザが本体2にカバー11を取り付けようとした場合、カバーストッパ300のストッパ本体301の上端がカバー11により押圧されると、図17乃至図19に示すように、カバーストッパ300は、コイルバネS1の復元力に対抗しながら、ストッパ本体301の下端部分がスライダ200の第3挿入口204及びスライダ通路207を貫通する。これにより、カバーストッパ300が本体2の内部に引っ込み、本体2にカバー11を取り付けることができるので、カセット装着部8をカバー11で掩覆することが許される。さらに、本体2にカバー11を取り付けられると、ローラホルダ101の押付面108にカバー11の突出部12が摺動し、ローラホルダ101が反付勢方向(カセット装着部8の外側から内側への方向)に回動するので、カセットCのテープ状フィルムを挟んで、プラテンローラ102がサーマルヘッドHに押し付けられる。
尚、上記図10に示すように、ユーザが本体2からカバー11を取り外した際には、コイルバネS1の復元力によって、カバーストッパ300は、スライダ200の第3挿入口204及びスライダ通路207から抜脱し、ストッパ本体301の一部及び突片部302が第1挿入口121から外部に突出した付勢状態に戻る。さらに、カセット装着部8からカセットCを取り外した際には、コイルバネS2の復元力によって、スライダ200がカセット装着部8の外側から内側に引き寄せられる。これにより、スライダ200は、スライダ本体201に設けられた勾配面202及びスライダ本体201の一部が第2挿入口131からカセット装着部8に突出した付勢状態に戻る。
〔5.スライダとカバーストッパの位置関係(カセット装着部内のカセットが正しくセッティングされていない場合)〕
図20は、スライダ200、カバーストッパ300、カセットC、ローラホルダ101、及びカバー11等の位置関係を装着内面10(上記図4等参照)から示した図である。図21は、図20の線A−Aにおける断面図である。図22は、図20の矢視Bから位置関係を示した図である。尚、図20乃至図22は、カセット装着部8(上記図5等参照)にカセットCが正しくセッティングされていない場合での位置関係を示している。
また、図20の線A−Aは、上記図11の線A−Aと同じ位置にある。図20の矢視Bも、上記図11の矢視Bと同じ位置・方向である。
スライダ200とカバーストッパ300は、カセット装着部8にカセットCが正しくセッティングされていない場合には、カセット装着部8内のカセットCに沿ってスライダ200の勾配面202が摺動することができない。あるいは、図20乃至図22に示すように、カセット装着部8内のカセットCに沿ってスライダ200の勾配面202が摺動することができても、その摺動は不十分となる。
この点、カセット装着部8内のカセットCに沿ってスライダ200の勾配面202が摺動することができないときは、スライダ200がカセット装着部8の内側から外側に押し出されることはないので、スライダ本体201の勾配面202及びスライダ本体201の一部が第2挿入口131からカセット装着部8に突出した状態が維持される(上記図10参照)。
あるいは、カセット装着部8内のカセットCに沿ってスライダ200の勾配面202が摺動することが十分でないときは、スライダ200がカセット装着部8の内側から外側に押し出されるのは僅かなので、この場合でも、スライダ本体201の勾配面202及びスライダ本体201の一部が第2挿入口131からカセット装着部8に突出した状態が維持される(上記図10参照)。
よって、スライダ200とカバーストッパ300の位置関係は、カバーストッパ300のストッパ本体301の真下にスライダ200の上面が位置する状態が維持される。あるいは、スライダ200の第3挿入口204及びスライダ通路207が、カバーストッパ300のストッパ本体301に対し多少ずれた位置にくる。
従って、ユーザが本体2にカバー11を取り付けようとした場合、カバーストッパ300のストッパ本体301の上端がカバー11により押圧されるが、カバーストッパ300のストッパ本体301の下端がスライダ200の上面に当接するので、ストッパ本体301の一部及び突片部302が第1挿入口121から外部に突出した状態が維持される(上記図10参照)。これにより、本体2にカバー11を取り付けることができないので、カセット装着部8をカバー11で掩覆することも許されない。さらに、カセットCのテープ状フィルムを挟んで、プラテンローラ102がサーマルヘッドHに押し付けられることもない。
〔6.まとめ〕
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係るテープ印刷装置1では、図4に示すように、第1挿入口121と第2挿入口131が設けられた本体2と、本体2に凹設されたカセット装着部8と、カセット装着部8を掩覆・開放するためのカバー11と、を有している。さらに、本実施の形態に係るテープ印刷装置1では、図10に示すように、本体2の第1挿入口121に連通した縦通路122を往復可能に移動するカバーストッパ300と、カバーストッパ300の一端部分を本体2の第1挿入口121から外部に突出させた状態で付勢するコイルバネS1等と、本体2の第2挿入口131に連通した横通路132を往復可能に移動するスライダ200と、スライダ200の一端部分を本体2の第2挿入口131からカセット装着部8に突出させた状態で付勢するコイルバネS2等と、を備えている。さらに、スライダ200に対し、第3挿入口204と、勾配面202と、第3挿入口204に連通したスライダ通路207を設けている。
そして、カセット装着部8にカセットCが正しくセッティングされる際には、カバーストッパ300とスライダ200は、以下(1)〜(3)のように動作する。すなわち、図14乃至図16に示すように、(1)カセット装着部8内のカセットCに沿ってスライダ200の勾配面202が摺動し、(2)その(1)の動作により本体2の第2挿入口131及び横通路132にスライダ200がコイルバネS2の復元力に対抗しながら内挿され、(3)その(2)の動作によりスライダ200の第3挿入口204が本体2の第1挿入口121に縦通路122を介して連通される。
さらに、カバー11が本体2に取り付けられることによって、カバー11でカセット装着部8が掩覆される際には、カバーストッパ300とスライダ200は、以下(4)(5)のように動作する。すなわち、図17乃至図19に示すように、(4)カバー11によりカバーストッパ300が押圧され、(5)それらの(3)(4)の各動作により、本体2の第1挿入口121、縦通路122、スライダ200の第3挿入口204、及び第3挿入口204に連通したスライダ通路207に、カバーストッパ300がコイルバネS1の復元力に対抗しながら内挿される。
一方、カセット装着部8にカセットCが正しくセッティングされていなければ、カセット装着部8内のカセットCに沿ってスライダ200の勾配面202が摺動することが不可能あるいは不十分となるので、本体2の第2挿入口131及び横通路132にスライダ200がコイルバネS2の復元力に対抗しながら内挿されたとしても、スライダ200の第3挿入口204が本体2の第1挿入口121と縦通路122を介して連通することはない。従って、図20乃至図22に示すように、カバー11を本体2に取り付けようとして、そのカバー11によりカバーストッパ300が押圧されても、カバーストッパ300がスライダ200に当接するので、カバーストッパ300の一端部分が本体2の第1挿入口121から外部に突出した状態が維持される(図10参照)。よって、カバー11を本体2に取り付けることができないので、カセット装着部8をカバー11で掩覆することもできない。
これにより、カセット装着部8内のカセットCが正しくセッティングされた場合にのみ、カバー11が本体2に取り付けられることによって、カセット装着部8をカバー11で掩覆することが許される。
また、本実施の形態に係るテープ印刷装置1では、図4に示すように、カバーストッパ300とスライダ200がカセット装着部8の両側に設けられているので、カバー11を本体2に取り付けることによって、カセット装着部8をカバー11で掩覆することが、カセット装着部8内のカセットCが正しくセッティングされた場合にのみ許されることを、より精度よく行うことができる。
また、本実施の形態に係るテープ印刷装置1は、図4や図5に示すように、カセット装着部8に設けられた一対の係着部K1,K2を備えている。そして、カセット装着部8内のカセットCが一対の係着部K1,K2に係合されると、カセット装着部8内のカセットCが、装着内面10に着接するので、正しくセッティングされた状態で固定される。
従って、カセット装着部8にカセットCが入れられた際に、ユーザ等がそのカセットCを一対の係着部K1,K2に係合させれば、常に、そのカセットCはカセット装着部8に正しくセッティングさせた状態に固定される。しかしながら、このような機構では、一対の係着部K1,K2に対してカセットCの一対の突条部V1,V2が載置されるような状態を必ず経由しなければならない。このような状態、すなわち、そのカセットCが一対の係着部K1,K2に係合されない状態が放置されると、かえって、そのカセットCはカセット装着部8に正しくセッティングされていない状態に保持される。これにより、カセットC内のテープ状フィルムのジャムが発生しやすい環境が作り出されてしまうので、上記図10等に示すような機構を備える必要性が高くなる。
また、本実施の形態に係るテープ印刷装置1では、カバー11は本体2に対し着脱可能であるので、カセット装着部8が開放される際には、カバー11が本体2から取り外される。従って、カバー11を自由に動かすことができるので、カバー11が本体2に取り付けられることによって、カセット装着部8がカバー11で掩覆される際には、カセット装着部8に入れられたカセットCが正しくセッティングされていない状態にあっても、カバー11を本体2に強引に取り付けるようなことが行われることがある。これにより、カセットC内のテープ状フィルムのジャムが発生しやすい環境が作り出されてしまうので、上記図10等に示すような機構を備える必要性が高くなる。
また、本実施の形態に係るテープ印刷装置1では、カバー11が本体2に取り付けられることによって、カバー11でカセット装着部8が掩覆された際には、カバー11の突出部12の動きに連動して、ローラホルダ101が反付勢方向(カセット装着部8の外側から内側への方向)に移動する。もっとも、カバー11が本体2に取り付けられることによって、カバー11でカセット装着部8が掩覆された際には、カセット装着部8内のカセットCが正しくセッティングされているので、ローラホルダ101が反付勢方向(カセット装着部8の外側から内側への方向)に移動しても、カセットCのテープ状フィルムのジャムが発生しやすい環境が作り出されることはない。
〔7.その他〕
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、ローラホルダ101の反付勢方向(カセット装着部8の外側から内側への方向)への移動は、カバー11に設けられた突出部12の動きに連動させなくてもよい。例えば、ローラホルダ101の反付勢方向(カセット装着部8の外側から内側への方向)への移動を行うための専用レバーを設けてもよい。
また、プラテンローラ102等が設けられたローラホルダ101に代えて、サーマルヘッドHが設けられた支持板でもよい。この場合には、その支持板が、カセット装着部8の内側から外側に向けて付勢されながら本体2に回動可能に支持される。従って、カバー11が本体2に取り付けられることによって、カバー11でカセット装着部8が掩覆された際には、カバー11に設けられた突出部12の動きに連動して、その支持板が反付勢方向(カセット装着部8の外側から内側への方向)に移動する。
また、カバー11は、回動可能となるように本体2に軸支されていてもよい。
本発明は、テープ印刷装置のジャム防止技術に適用し得る。
本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置を正面側から示した外観斜視図である。 同テープ印刷装置を背面側から示した外観斜視図である。 カバーの裏面を示した外観斜視図である。 カバー着脱時の同テープ印刷装置を背面側から示した外観斜視図である。 カセット装着時の同テープ印刷装置を背面側から示した外観斜視図である。 スライダの外観斜視図である。 カバーストッパの外観斜視図である。 カセット未装着時のスライダとカバーストッパの位置関係を示した平面図である。 カセット未装着時のスライダとカバーストッパの位置関係を示した外観斜視図である。 カセット未装着時の同テープ印刷装置におけるスライダとカバーストッパの位置関係を示した断面図である。 カセット未装着時の同テープ印刷装置におけるスライダ、カバーストッパ、カセット、及びローラホルダ等の位置関係を装着内面から示した図である。 図11の線A−Aにおける断面図である。 図11の矢視Bから位置関係を示した図である。 カセットが正しくセッティングされたときの同テープ印刷装置におけるスライダ、カバーストッパ、カセット、及びローラホルダ等の位置関係を装着内面から示した図である。 図14の線A−Aにおける断面図である。 図14の矢視Bから位置関係を示した図である。 カセットが正しくセッティングされたときの同テープ印刷装置におけるスライダ、カバーストッパ、カセット、ローラホルダ、及びカバー等の位置関係を装着内面から示した図である。 図17の線A−Aにおける断面図である。 図17の矢視Bから位置関係を示した図である。 カセットが正しくセッティングされていないときの同テープ印刷装置におけるスライダ、カバーストッパ、カセット、ローラホルダ、及びカバー等の位置関係を装着内面から示した図である。 図20の線A−Aにおける断面図である。 図20の矢視Bから位置関係を示した図である。
符号の説明
1 テープ印刷装置
2 本体
8 カセット装着部
11 カバー
12 突出部
101 ローラホルダ
121 第1挿入口
131 第2挿入口
200 スライダ
202 勾配面
204 第3挿入口
300 カバーストッパ
K1,K2 一対の係着部
S1 コイルバネ
S2 コイルバネ

Claims (7)

  1. 第1挿入口と第2挿入口が設けられた本体と、前記本体に凹設されたカセット装着部と、前記カセット装着部を掩覆・開放するためのカバーと、を有するテープ印刷装置であって、
    前記本体の第1挿入口内を往復可能に移動するカバーストッパと、
    前記カバーストッパの一端部分を前記本体の第1挿入口から外部に突出させた状態で付勢する第1付勢機構と、
    前記本体の第2挿入口内を往復可能に移動するスライダと、
    前記スライダの一端部分を前記本体の第2挿入口から前記カセット装着部に突出させた状態で付勢する第2付勢機構と、を備え、
    前記スライダに第3挿入口と勾配面とを設け、
    前記カセット装着部にカセットが正しくセッティングされると、前記カセット装着部内のカセットに沿って前記スライダの勾配面が摺動し、前記本体の第2挿入口に前記スライダが前記第2付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿されることにより、前記スライダの第3挿入口が前記本体内の第1挿入口と連通され、さらに、前記カバーで前記カセット装着部が掩覆されると、前記カバーにより前記カバーストッパが押圧されることによって、前記本体の第1挿入口及び前記スライダの第3挿入口に前記カバーストッパが前記第1付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿されること、を特徴とするテープ印刷装置。
  2. 請求項1に記載するテープ印字装置であって、
    前記カバーストッパと前記スライダが前記カセット装着部の両側に設けられたこと、を特徴とするテープ印刷装置。
  3. 第1挿入口と第2挿入口が設けられた本体と、前記本体に凹設されたカセット装着部と、前記カセット装着部を掩覆・開放するためのカバーと、を有するテープ印刷装置であって、
    前記本体の第1挿入口内を往復可能に移動するカバーストッパと、
    前記カバーストッパの一端部分を前記本体の第1挿入口から外部に突出させた状態で付勢する第1付勢機構と、
    前記本体の第2挿入口内を往復可能に移動するスライダと、
    前記スライダの一端部分を前記本体の第2挿入口から前記カセット装着部に突出させた状態で付勢する第2付勢機構と、を備え、
    前記スライダに第3挿入口と勾配面とを設け、
    前記カセット装着部にカセットが正しくセッティングされる際には、前記カバーストッパと前記スライダは、以下(1)〜(3)のように動作し、
    (1)前記カセット装着部内のカセットに沿って前記スライダの勾配面が摺動し

    (2)前記(1)の動作により前記本体の第2挿入口に前記スライダが前記第2付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿され、
    (3)前記(2)の動作により前記スライダの第3挿入口が前記本体内の第1挿入口と連通され、
    さらに、前記カバーで前記カセット装着部が掩覆される際には、前記カバーストッパと前記スライダは、以下(4)(5)のように動作し、
    (4)前記カバーにより前記カバーストッパが押圧され、
    (5)前記(3)(4)の各動作により前記本体の第1挿入口及び前記スライダの第3挿入口に前記カバーストッパが前記第1付勢機構の付勢力に対抗しながら内挿される
    こと、を特徴とするテープ印刷装置。
  4. 請求項3に記載するテープ印字装置であって、
    前記(1)〜(5)の各動作が前記カセット装着部の両側で行われること、を特徴とするテープ印刷装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載するテープ印刷装置であって、
    前記カセット装着部に設けられた一対の係着部を備え、
    前記カセット装着部内のカセットが前記一対の係着部に係合されると、前記カセット装着部内のカセットが正しくセッティングされた状態で固定されること、を特徴とするテープ印刷装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載するテープ印刷装置であって、
    前記カバーは前記本体に対し着脱可能であること、を特徴とするテープ印刷装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載するテープ印刷装置であって、
    前記カセット装着部の内側から外側に向けて付勢されながら前記本体に回動可能に支持された押付部材と、前記カバーに設けられた突出部と、を有し、前記カバーで前記カセット装着部が掩覆された際には、前記突出部の動きに連動して前記押付部材が反付勢方向に移動すること、を特徴とするテープ印刷装置。
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