JP4720765B2 - 電動工具制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、電動工具制御システムに関するものである。
従来、工場内では、ねじ締め等の様々な作業がモータを具備した電動工具を用いて行われており、これらの電動工具とセンター装置とをネットワークを介して接続して互いに通信を行い、電動工具のモータの回転数やトルク等の作業情報をセンター装置へ送信して、センター装置によって電動工具の監視、制御を行う電動工具制御システムがある。(例えば、特許文献1参照)。
また、これらの電動工具は、作業時以外はホルダーにて保持されているのが一般的である。(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2000−334670号公報 特開2003−145452号公報 実開平6−31978号公報
しかしながら、上記従来の電動工具制御システムでは、電動工具からセンター装置へ情報を送信するタイミングを作業者の操作によって行った場合、送信忘れが発生し易く、センター装置では各電動工具の作業情報を確実に収集することができなかった。
また、電動工具からセンター装置へ情報を送信するタイミングをセンター装置からの指示で行った場合、電動工具を使用しているときにセンター装置と電動工具との通信を行うことがあり、使用中の電動工具から発生するノイズ等の影響によって送信動作が失敗することがあった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、センター装置と電動工具との間の通信をネットワーク経由で確実に行うことができる電動工具制御システムを提供することにある。
請求項1の発明は、ホルダーに保持された電動工具と、ネットワークを介してホルダーに接続されたセンター装置とで構成され、電動工具は、モータと、モータを駆動する駆動部と、モータの駆動状態を検出する駆動状態検出部と、電動工具の識別情報および検出されたモータの駆動状態を格納する記憶部と、ホルダーとの間で通信を行う第1の通信部と、少なくとも駆動部、駆動状態検出部、記憶部、第1の通信部の各動作を監視制御する第1の制御部とを備え、センター装置は、ネットワークを介してホルダーとの間で通信を行う第2の通信部と、少なくとも第2の通信部の動作を監視制御する第2の制御部とを備え、ホルダーは、電動工具を保持する保持部と、保持部に保持された電動工具との間で通信を行うとともに、ネットワークを介してセンター装置との間で通信を行うことで、電動工具とセンター装置との通信を中継する中継部とを備え、ホルダーに保持されている電動工具の第1の制御部は、前回保持されたときから今回保持されたときまでに検出されたモータの駆動状態を、電動工具の識別情報とともに第1の送信部からホルダー、ネットワークを介してセンター装置へ送信することを特徴とする。
この発明によれば、電動工具をホルダーに保持させているときに電動工具とセンター装置との間の通信が行われるので、作業情報の送信忘れがなく、さらには電動工具が使用されていないときに通信を行うので、電動工具のノイズ等による通信失敗を抑制でき、電動工具とセンター装置との間の通信をネットワークを介して確実に行うことができる。さらに、センター装置において、電動工具の駆動状態を管理でき、例えば作業量、精度、バラツキ等の検証が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記電動工具の駆動状態検出部は、モータのトルクを検出し、前記センター装置の第2の制御部は、モータの最大トルク設定値を第2の通信部から電動工具へ送信し、電動工具の第1の制御部は、センター装置から受信した最大トルク設定値を記憶部に格納して、駆動部によるモータ駆動時に検出したモータのトルクが最大トルク設定値を超えた場合、モータを停止させることを特徴とする。
この発明によれば、作業に応じたトルク設定を行うことができ、そのトルク管理も可能となる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記電動工具は、モータによって駆動される出力部を電動工具本体の一端に収納し、電動工具本体の他端からグリップ部を突設させたT型形状、または電動工具本体の一端に出力部を収納し、他端にグリップ部を構成するI型に形成され、前記ホルダーの保持部は、電動工具本体の一端を保持することを特徴とする。
この発明によれば、グリップ部を握った状態で、握り直すことなく、電動工具をホルダーに保持させることができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記電動工具の駆動状態検出部は、モータの駆動時間を検出することを特徴とする。
この発明によれば、センター装置が、電動工具の使用時間を管理でき、修理の時期等の把握が容易となる。
以上説明したように、本発明では、センター装置と電動工具との間の通信をネットワーク経由で確実に行うことができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の電動工具制御システムは図1〜図3に示され、工場内において、作業者が複数の電動工具1a〜1nを用いてネジ締めを行い、製品を組み立てており、作業に用いられていない電動工具1a〜1nは、ホルダー3a〜3nに保持されている。そして、ホルダー3に保持された電動工具1a〜1nと、ネットワーク4を介してホルダー3a〜3nに接続されたセンター装置2とが、ホルダー3a〜3nの中継機能を介して互いに通信を行う。なお、ネットワーク4は有線通信及び無線通信のどちらの通信方式であってもよい。
電動工具1(電動工具1a〜1nを指す)は、電動工具本体11と、電動工具本体11から突設されるグリップ部12とでT型形状に構成され、制御部101(第1の制御部)と、モータ102と、駆動部103と、電池104と、操作部105と、トルクセンサ106と、回転数センサ107と、通信部108(第1の通信部)と、記憶部109と、報知部110と、タイマー部111と、出力部112とを備え、制御部101は、上記各部の動作を監視、制御している。
モータ102と出力部112とは電動工具本体11内に収納され、モータ102は、小型高トルクの直流モータで構成されて出力部112を駆動することでネジ締めを行う。出力部112は、図3に示すように、モータ102の回転軸に接続された減速器112aと、減速器112aを介してモータ出力を伝達されて回転する出力軸112bと、出力軸112bに図示しないチャック機構を介して接続され、モータ出力によって回転することでネジ締めを行う先端工具112cとで構成される。なお、電池14はグリップ部12の先端に取り付けられ、操作部105は、グリップ部12を握った状態で操作し易い箇所、例えばグリップ部12の根元付近に配置される。また、制御部101、駆動部103、トルクセンサ106、回転数センサ107、通信部108、記憶部109、報知部110、タイマー部111は、電動工具本体11およびグリップ部12内に適宜収納される。
そして、操作部105は、正転・逆転の切換スイッチ105aと、モータ102の回転数調整用のトリガースイッチ105bとで構成されており、切換スイッチ105aによってモータ102に印加される電圧の極性を反転させてモータ102の回転方向を切り換え、制御部101は、作業者によるトリガースイッチ105bの操作量(即ち引き込み量)に応じた回転速度でモータ102が運転されるように、スイッチング素子を具備した駆動部103のスイッチング動作を制御して、電池104からモータ102への電力供給を調整している。また、電池104には充電可能な二次電池が用いられている。
さらに、モータ102の駆動状態を検出するため、トルクセンサ106、回転数センサ107によってモータ102のトルク、回転数が各々検出され、タイマー部111によってモータ102の駆動時間が計時されており、これらの検出結果、計時結果は制御部101へ出力されて、電動工具1の識別番号や、電池104の識別番号とともに記憶部109に格納される。ここで、モータ102の駆動時間は記憶部109内で累積された累積駆動時間として格納されている。なお、上記回転数は、モータ出力を伝達される先端工具112cの回転数であってもよい。
通信部108は、送信内容を赤外線信号に変換して赤外線発光部P1から送信する赤外線送信部108aと、赤外線受光部Q1を介して赤外線信号を受信する赤外線受信部108bとを備え、ホルダー3との間で赤外線通信を行うことで、ホルダー3、ネットワーク4を介してセンター装置2と通信を行う。
記憶部109は、制御部101によって情報の書き込み、書き換え、消去が行われて各種情報を格納しており、報知部110は、ブザー音等の音声出力や、LED等の点灯・点滅による報知動作を行う。
次に、センター装置2は、制御部201(第2の制御部)と、ホルダー3、ネットワーク4を介して電動工具1と通信を行う通信部202(第2の通信部)と、各情報を格納する記憶部203と、作業回数カウンタ204とを備え、制御部201は、上記各部の動作を監視、制御している。
次に、ホルダー3(ホルダー3a〜3nを指す)は、一端に開口部31aを設けた筒状のホルダー本体31を備え、電動工具1の電動工具本体11の出力部112を、ホルダー本体31の開口部31aから挿入し、ホルダー本体31の底面に設けた保持部32が、電動工具本体11の出力部112近傍に嵌合することで、ホルダー3が電動工具1を保持する。ホルダー本体31の底面には凹部33が形成されており、保持した電動工具1の先端工具112cが凹部33に挿通する。このとき、電動工具1は、上記のようにグリップ部12を電動工具本体11から突設したT型形状に構成されているので、グリップ部12を握った状態で、握り直すことなく、電動工具本体11をホルダー本体31の開口部31aから容易に挿入できる。なお、電動工具本体の一端に出力部を収納し、他端にグリップ部を構成するI型の電動工具であっても、同様にホルダー3への保持を容易に行うことができる。
そして、ホルダー本体31には、電動工具1とセンター装置4との間の通信を中継するための中継部34が設けられており、中継部34は、保持した電動工具1の赤外線受光部Q1に対向した赤外線発光部P2を具備する赤外線送信部34aと、保持した電動工具1の赤外線発光部P1に対向した赤外線受光部Q2を具備する赤外線受信部34bと、ネットワーク4を介してセンター装置2と通信を行う通信部34cとで構成される。電動工具1の赤外線送信部108aから送信された赤外線信号は、ホルダー3の赤外線受信部34bで受信されて、通信部34cからネットワーク4を介してセンター装置2へ送信される。また、センター装置2からネットワーク4を介して送信された信号は、ホルダー3の通信部34cで受信されて、赤外線送信部34aから赤外線信号として送信され、電動工具1の赤外線受信部108bで受信される。すなわち、ホルダー3は、電動工具1を保持するとともに、保持した電動工具1とセンター装置2との間の通信を中継する機能も有している。なお、電動工具1とホルダー3との間の通信は赤外線通信に限定されるものではなく、接続端子を介して通信を行う有線通信や、アンテナを介して通信を行う無線通信であってもよい。
また、ホルダー本体31内には、電動工具1を保持しているときに、電動工具本体11によってアクチュエータ35aが付勢されて接点がオンするマイクロスイッチ35が配置されており、このマイクロスイッチ35の接点オン・オフ信号は、通信部34cからネットワーク4を介してセンター装置2へ送信される。センター装置2では、この接点オン・オフ信号によってホルダー3に電動工具1が保持されているか否かを検知できる。
以下、ホルダー3の中継機能を利用した電動工具1とセンター装置2との通信動作について説明する。まず、図4のフローチャートに示すように、電動工具1の制御部101は、モータ102を駆動してネジ締め作業が行われている間、モータ102の駆動状態(トルクセンサ106および回転数センサ107で検出したモータ102のトルクおよび回転数、タイマー部111で計時したモータ102の駆動時間)を作業情報として記憶部109に順次格納する(ステップS1)。
そして、ネジ締め作業が終了して、電動工具1をホルダー3に保持させると(ステップS2)、ホルダー本体31に設けたマイクロスイッチ35がオンして、センター装置2へ接点オン信号が送信される。接点オン信号を受信したセンター装置2の制御部201は、ホルダー3に電動工具1が置かれたことを検知し(ステップS3)、ネットワーク4、ホルダー3を介して電動工具1へ情報要求信号を送信する(ステップS4)。電動工具1は、電動工具1の識別番号や、電池104の識別番号とともに、まだ送信していないモータ102の回転数、トルク、累積駆動時間の作業情報(すなわち、前回保持されたときから今回保持されたときまでに検出されたモータ102の回転数、トルク、累積駆動時間)を記憶部109から読み出し、送信する(ステップS5)。この作業情報を受信したセンター装置2は、電動工具1へ受信完了信号を送信し(ステップS6)、受信完了信号を受信した電動工具1は、報知部110によって送信完了の報知動作を行う(ステップS7)。
そして、センター装置2の記憶部203には、各電動工具1から送信されたモータ102の回転数、トルク、累積駆動時間等の各情報、および電池104の識別番号が、各電動工具1の識別情報に対応して蓄積され、電動工具1毎に作業の量、精度、バラツキの検証が可能となる。
例えば、センター装置2では、制御部201が、作業情報中の回転数およびトルクの変化等に基づいて1本のネジに対する締め付け作業の開始と終了を判断した上で、1本のネジを締め付ける作業中のモータ102のトルクが設定範囲内か否かを判定し、設定範囲内であれば作業が正常に完了したと判定して、作業回数カウンタ204をカウントアップして締め付け本数に1を加算しており、各電動工具1で締め付け完了したネジの本数を管理できる。さらに、制御部201は、作業情報中の累積駆動時間に基づいて、電動工具1の使用時間を管理でき、修理の時期等の把握が容易となる。
このように、電動工具1からセンター装置2への作業情報の送信動作は、電動工具1をホルダー3に保持させているときに電動工具1とセンター装置2との間の通信が自動で行われるので、作業情報の送信忘れがなく、さらには電動工具1が使用されていないときに通信を行うので、電動工具1のノイズ等による通信失敗を抑制でき、電動工具1とセンター装置2との間の通信を確実に行うことができる。
なお、電動工具1によって行われる作業内容はネジ締めに限定されず、モータを用いた他の作業内容であってもよい。
(実施形態2)
本実施形態の電動工具制御システムは図1〜図3に示され、実施形態1の作業情報送信動作に付加して、以下の設定情報送信動作を行う。なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
センター装置2の記憶部203には、電動工具1毎にモータ102の駆動に関する設定情報を格納しており、制御部201は通信部202から電動工具1毎に設定情報を送信する。この設定情報は、各電動工具1の識別番号や、作業時におけるモータ102の最大トルク設定値、最大回転数設定値等で構成され、電動工具1の制御部101は、受け取った設定情報に基づいて、駆動部103を制御してモータ102を駆動する。
以下、設定情報を利用した電動工具制御システムの動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。まず、電動工具1をホルダー3に保持させると(ステップS11)、ホルダー本体31に設けたマイクロスイッチ35がオンして、センター装置2へ接点オン信号が送信される。接点オン信号を受信したセンター装置2の制御部201は、ホルダー3に電動工具1が置かれたことを検知し(ステップS12)、ネットワーク4、ホルダー3を介して電動工具1へ設定情報を送信する(ステップS13)。電動工具1では、制御部101が、受信した設定情報を記憶部109に格納するとともに(ステップS14)、この格納した設定情報を通信部108からセンター装置2へ返信する(ステップS15)。センター装置2では、制御部201が、ステップS13で電動工具1へ送信した設定情報とステップS15で電動工具1から返信された設定情報とを比較し(ステップS16)、両設定情報が一致しなければ送信失敗と判定して、ステップS13に戻って設定情報の再送信を行う。両設定情報が一致すれば、送信した設定情報が電動工具1で正常に受信、格納されており、送信成功と判定して設定処理は終了する。
そして、設定情報を正常に受信した電動工具1を用いて作業者がネジ締め作業を行い、ネジ締め作業が開始されると、制御部101は、記憶部109に格納されている設定情報(最大回転数設定値、最大トルク設定値)に基づいてモータ102の回転制御を行う。具体的には、回転数センサ107で検出したモータ102の回転数が最大回転数設定値を超えないように駆動部103を制御してネジ締めを行い、作業者によるトリガースイッチ105bの操作量が大きい場合でも、モータ102の最大回転数を制限することでモータパワーを抑えており、樹脂などの柔らかい部材であっても傷付けることなくネジ締め作業を行うことができる。そして、トルクセンサ106で検出したモータ102のトルクが最大トルク設定値に達した時点で締め付け完了と判定し、駆動部103を制御してモータ102の回転を停止させることで、ネジやナット等を一定の力で締め付けることができる。すなわち、作業に応じたトルク設定を行うことができ、そのトルク管理も可能となる(ステップS17)。
このように、電動工具1では、センター装置2から送信された設定情報に基づいてモータ102の回転制御が為されるので、作業者の資質によることなく、センター装置2で一元的に管理される設定情報に基づいて狙い通りの作業が行われる。
制御部101では、モータ102の駆動状態(モータ102の回転数、トルク、駆動時間)を作業情報として記憶部109に順次格納し、次に電動工具1をホルダー3に保持させたときには、実施形態1と同様に、作業情報をセンター装置2へ送信する。
なお、センター装置2から電動工具1への設定情報の送信は、ホルダー3が電動工具1を保持する毎に行う必要はなく、設定情報の更新時や、一定期間毎に行えばよい。
実施形態1の電動工具制御システムのブロック構成を示す図である。 同上の概略構成を示す図である。 同上のホルダーに保持された電動工具を示す図である。 同上のフローチャートを示す図である。 実施形態2の電動工具制御システムのフローチャートを示す図である。
符号の説明
1 電動工具
101 制御部
102 モータ
103 駆動部
106 トルクセンサ
107 回転数センサ
108 通信部
109 記憶部
111 タイマー部
2 センター装置
201 制御部
202 通信部
3 ホルダー
34 中継部
4 ネットワーク

Claims (4)

  1. ホルダーに保持された電動工具と、ネットワークを介してホルダーに接続されたセンター装置とで構成され、
    電動工具は、モータと、モータを駆動する駆動部と、モータの駆動状態を検出する駆動状態検出部と、電動工具の識別情報および検出されたモータの駆動状態を格納する記憶部と、ホルダーとの間で通信を行う第1の通信部と、少なくとも駆動部、駆動状態検出部、記憶部、第1の通信部の各動作を監視制御する第1の制御部とを備え、
    センター装置は、ネットワークを介してホルダーとの間で通信を行う第2の通信部と、少なくとも第2の通信部の動作を監視制御する第2の制御部とを備え、
    ホルダーは、電動工具を保持する保持部と、保持部に保持された電動工具との間で通信を行うとともに、ネットワークを介してセンター装置との間で通信を行うことで、電動工具とセンター装置との通信を中継する中継部とを備え、
    ホルダーに保持されている電動工具の第1の制御部は、前回保持されたときから今回保持されたときまでに検出されたモータの駆動状態を、電動工具の識別情報とともに第1の送信部からホルダー、ネットワークを介してセンター装置へ送信する
    ことを特徴とする電動工具制御システム。
  2. 前記電動工具の駆動状態検出部は、モータのトルクを検出し、
    前記センター装置の第2の制御部は、モータの最大トルク設定値を第2の通信部から電動工具へ送信し、
    電動工具の第1の制御部は、センター装置から受信した最大トルク設定値を記憶部に格納して、駆動部によるモータ駆動時に検出したモータのトルクが最大トルク設定値を超えた場合、モータを停止させる
    ことを特徴とする請求項1記載の電動工具制御システム。
  3. 前記電動工具は、モータによって駆動される出力部を電動工具本体の一端に収納し、電動工具本体の他端からグリップ部を突設させたT型形状、または電動工具本体の一端に出力部を収納し、他端にグリップ部を構成するI型に形成され、前記ホルダーの保持部は、電動工具本体の一端を保持することを特徴とする請求項1または2記載の電動工具制御システム。
  4. 前記電動工具の駆動状態検出部は、モータの駆動時間を検出することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の電動工具制御システム。
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