JP4720617B2 - 楽器システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子鍵盤楽器本体がスタンドによって支持される楽器システムに関する。
従来、電子鍵盤楽器本体を、演奏可能にスタンドに支持させる楽器システムが知られている。例えば、下記特許文献1では、4本の脚部とこれらを連結支持する脚支持枠とでスタンドを構成し、4本の脚部の上端部に鍵盤楽器本体が載置される。また、脚支持枠の上下方向の位置を変えることで、載せる鍵盤楽器本体の大きさにかかわらず、高さの変わらないスタンドが提供される。
また、下記特許文献2では、天板部を有する左右の本体をジョイント部材で連結して、左右方向の長さを調節可能なスタンドを構成し、両天板部の上に鍵盤楽器本体が載置されるように構成される。
特開平11−202858号公報 登録実用新案第2503592号公報
しかしながら、上記特許文献1、2では、スタンド上において、鍵盤楽器本体を載置できる位置は目視によっておおざっぱに決められるので、正確な位置決めが容易でない。そのため、鍵盤楽器本体を適切な位置に載置しないと、鍵盤楽器本体が安定しなかったり、円滑な演奏ができなかったりするおそれがある。
また、従来、一般に、ポータブルな鍵盤楽器本体をスタンドに取り付け可能に構成する上では、スタンドのパイプ等に締結用穴を設けると共に、鍵盤楽器本体の下面にネジ穴を設け、下方からネジ止めによってスタンドに鍵盤楽器本体を固定するようにしている。
しかしながら、このような楽器システムにおいても、スタンドの締結用穴に鍵盤楽器本体のネジ穴の位置を一致させるように鍵盤楽器本体を載置することは容易でなく、締結固定時の位置決めが困難であった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、直置き用の脚部と載せ台部の位置を手掛かりに左右方向の位置決めを可能にして、構成を複雑化することなく、楽器本体をスタンドの左右方向における適切な位置に支持させることができる楽器システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の楽器システムは、電子鍵盤楽器本体と、該電子鍵盤楽器本体を支持するスタンドとを有する楽器システムであって、前記電子鍵盤楽器本体は、その左右端部の前部底面に左側脚部(11)及び右側脚部(12)が突設され、前記両脚部を平坦面に当接させて該平坦面に直置き可能であり、前記スタンドの左右端部の前部上部には、左側載せ台部(31)及び右側載せ台部(32)が設けられ、前記両載せ台部に前記電子鍵盤楽器本体の底面を当接させて、前記電子鍵盤楽器本体を前記スタンドに支持させることが可能であり、前記電子鍵盤楽器本体を演奏可能なように前記スタンドに支持させたとき、前記電子鍵盤楽器本体の前記左側脚部及び前記右側脚部が、前記スタンドの前記左側載せ台部及び前記右側載せ台部の左右方向における共に内側または共に外側のいずれかに位置するように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、直置き用の脚部と載せ台部の位置を手掛かりに左右方向の位置決めを可能にして、構成を複雑化することなく、楽器本体をスタンドの左右方向における適切な位置に支持させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る楽器システムの斜視図である。この楽器システムは、スタンド20に楽器本体10が支持され、さらに、足鍵盤1を備えて構成される。足鍵盤1は、スタンド20の内側において平坦な床面に載置される。楽器本体10は、電子鍵盤楽器として構成され、2段の鍵盤部を有する。足鍵盤1は、楽器本体10に電気的に接続されるが、そのための配線の図示は省略されている。以降、前後方向及び左右方向については奏者を基準として呼称する。従って、楽器本体10に対して奏者側が前側、鍵の並び方向が「左右方向」である。
図2は、スタンド20の斜視図である。スタンド20は、主に、いずれも金属製等の左支柱21、右支柱22、下側パイプ25、上側パイプ26及び斜めパイプ27、28が組み付けられて、左右対称に一体的に構成される。左支柱21、右支柱22は、真直な角柱で構成され、左右の前部に配置される。
下側パイプ25、上側パイプ26は、いずれも平面視コ字状に構成される。これらは、いずれも左右2つの部材を連結して構成されるが、一体に形成してもよい。下側パイプ25の左右の前端部が、左支柱21の下端部21b、右支柱22の下端部22bの各後部に連結固定されている。また、上側パイプ26の左右の前端部が、左支柱21の上端部21a、右支柱22の上端部22aの各後部に連結固定されている。
そして、上側パイプ26と下側パイプ25とが、真直な斜めパイプ27、28で連結されている。斜めパイプ27、28の下端部は、下側パイプ25の左右方向に延びる部分の左右端部における取付部25a、25bの上部に固定されている。下側パイプ25の取付部25a、25bの下部には、接地用脚部37、38が突設され、これらが床面に当接している。
左支柱21、右支柱22の各下端部21b、22bには、接地用脚部35、36が取り付けられ、これらが床面に当接している。左支柱21、右支柱22の各上端部21a、22aには、樹脂等の軟質部材でなる前側受け部31、32が取り付けられている。また、上側パイプ26の左右方向に延びる部分の左右端部には、突設部23、24が上方に突設され、突設部23、24の上端には、前側受け部31、32と同材料でなる後側受け部33、34が取り付けられている。上側パイプ26において、突設部23、24の左右方向内側位置に、ストッパ29、30が、上方に突出して設けられている。前側受け部31、32、後側受け部33、34は、適度の摩擦力を発生させる、いわゆるすべり座として機能する。
図3は、楽器本体10がスタンド20に支持された状態を示す楽器システムの底面図である。図4は、楽器本体10がスタンド20に支持された状態を示す楽器システムの左端部上部の正面図である。図5は、同楽器システムの上部の左側面図である。
図3に示すように、楽器本体10の底面10cには、床面に直置きする際に脚部として機能する脚部11〜15が突設されている。まず、楽器本体10の左端部10aの底面10cにおいて、前端部に左前脚部11、後端部に左後脚部13が突設される。楽器本体10の右端部10bの底面10cにおいて、前端部に右前脚部12、後端部に右後脚部14が突設される。
左前脚部11と左後脚部13、右前脚部12と右後脚部14は、それぞれ、左右方向の位置が同じである。左前脚部11と右前脚部12、左後脚部13と右後脚部14は、それぞれ、左右対称に配置及び構成されて、前後方向の位置も同じである。また、左前脚部11と右前脚部12との中間には、中央脚部15が突設される。
脚部11〜14は、いずれも同形状に構成され、図4、図5に一部の脚部を示すように、下方に向かって縮径する、断面円形の側面視台形形状に構成される。中央脚部15は、図4、図5に表されていないが、脚部11〜14と同様の形状でそれらよりもサイズが小さく、突出高さは脚部11〜14と同じである。
脚部11〜15の突出高さは同じである。楽器本体10を、スタンド20を利用することなく演奏する場合は、脚部11〜15を床面(机面等も含む)に当接させて、直に載置することができる。四隅に位置する脚部11〜14の他に、中央脚部15を有することで、上方から左右方向中央にかかる外力に対しても十分な強度を発揮する。一方、スタンド20上に載置して演奏する場合は、楽器本体10の底面10cを、前側受け部31、32、後側受け部33、34に直接当接させてスタンド20に支持させる。図1、図3〜図5では、いずれも、楽器本体10がスタンド20に対して正規の位置に載置、支持された状態を示している。
ここで、「正規の位置」における位置関係を説明する。正規の位置においては、楽器本体10は、演奏可能であることはもちろんであるが、その長手方向が左右方向に平行で、楽器本体10の背面10dがストッパ29、30に当接している(図3、図5参照)。正規の位置においてはまた、左前脚部11及び右前脚部12が、左支柱21の上端部21aと右支柱22の上端部22aとの間に挟まれるように位置する(図3参照)。すなわち、左前脚部11が上端部21aの右端の右側に近接して位置し、右前脚部12が上端部22aの左端の左側に近接して位置する。
より詳細には、左前脚部11と右前脚部12の左右方向外側端同士の間隔は、上端部21aと上端部22aの内側端同士の間隔より少しだけ狭い。これにより、スタンド20に対して楽器本体10が左右方向中央位置に載置された状態では、左前脚部11と上端部21aとの間、右前脚部12と上端部22aとの間には、左右方向における間隙が生じる。例えば、図4に示すように、左前脚部11と上端部21aとの間に間隙C1が生じる。
楽器本体10がスタンド20に支持された状態では、受け部31〜34は、楽器本体10の重みにより少し縮む。例えば、図4に示すように、左前脚部11の最下端は、左前脚部11と上端部21aの最上位置よりも下方に位置する。従って、楽器本体10を左右方向にずらしたとすると、左前脚部11が上端部21aに当接する。右前脚部12と上端部22aとの関係もこれと同様である。これにより、スタンド20に対する楽器本体10の、正規の位置の範囲内における左右方向の位置が規制される。
正規の位置に支持された状態では、左前脚部11と上端部21aとの間隙C1(図4参照)と、右前脚部12と上端部22aとの間隙の合計が、左前脚部11の下端の左右方向の幅以下となるように設定されている。後述するように、楽器本体10をスタンド20の左右方向における適切な位置に目視により載置する観点からも、間隙の合計を上記の程度に抑えるのが望ましい。ちなみに、演奏時の音のビリ付き防止の観点からは、上記左右の両間隙は、0より大きく保つ(当接させない)のが望ましい。一方、正規の位置の範囲内で楽器本体10を移動させても、左後脚部13と右後脚部14は、上側パイプ26あるいは突設部23、24、後側受け部33、34のいずれにも(すなわち、スタンド20のいずれの箇所に対しても)干渉しないようになっており、ビリ付きの要因にはならないようになっている。
楽器本体10のスタンド20への支持は、次のようにしてなされる。まず、楽器本体10を、スタンド20の左右方向におけるおおよそ中央に載置する。その際、前後方向においては、楽器本体10の背面10dがストッパ29、30から少し離間する程度に楽器本体10を位置させる。そして、左前脚部11及び右前脚部12が、左支柱21の上端部21a及び右支柱22の上端部22aの内側に共に位置するように、楽器本体10の左右方向の位置を調節する。その際、好ましくは、正面から楽器本体10とスタンド20との隙間を覗いて、左前脚部11及び右前脚部12の位置を目視で確認する。その後、楽器本体10を後方にずらせて、背面10dをストッパ29、30に当接させる。後方にずらす際にも、左後脚部13と右後脚部14がスタンド20に対して干渉することはない。
すなわち、作業者は、上端部21a、22aと脚部11、12との位置関係を手掛かりに、スタンド20の適切な位置に目視で容易に楽器本体10を支持させることができる。また、上端部21a、22aにより、楽器本体10の左右方向の位置が規制される。ストッパ29、30により、楽器本体10の前後方向の位置が規制されると共に、楽器本体10の後方への脱落が防止される。適切に支持された状態では、図4に示すように、楽器本体10の底面10cのうち、受け部31〜34に対応する位置である当接面(図4では当接面10c1、10c3のみ図示)が、受け部31〜34に当接することを介して楽器本体10がスタンド20に支持される。
本実施の形態によれば、左前脚部11及び右前脚部12が左支柱21、右支柱22の各上端部21a、22aの左右方向における共に内側に位置する状態で、楽器本体10が、演奏可能な正規の位置でスタンド20に支持されるので、左前脚部11及び右前脚部12と、上端部21a、22aの位置を手掛かりに、楽器本体10の左右方向の位置決めが可能である。よって、目視確認により、楽器本体10をスタンド20の左右方向における適切な位置に支持させることができる。また、ストッパ29、30により、前後方向における適切な位置に支持させることができる。しかも、目印に利用する左前脚部11及び右前脚部12は、直置き用の脚部でもあるので、構成を特別に複雑化することがない。
また、左前脚部11及び右前脚部12の左右方向外側の位置において、楽器本体10の底面10cが前側受け部31、32に当接するので(図4に示す当接面10c1及びこれと左右対称の部位)、支持位置が左右に離間しており、楽器本体10を安定的に保持することができる。それだけでなく、奏者の足が入るスペースや足鍵盤1の設置スペースに与える制約が少なくて済む。
また、特に、左支柱21、右支柱22は、真直であるので、作業者は、左支柱21、右支柱22の延設方向から上端部21a、22aの位置がおおよそ把握できる。そのため、必ずしも正面から覗かなくても、楽器本体10を左右方向における適切な位置に載置するのが容易である。また、左支柱21、右支柱22が真直であって、上端部21a、22aで(前側受け部31、32を介して)楽器本体10を支えるので、支持強度が高くなっている。
なお、本実施の形態では、正規の位置において、仮に、楽器本体10を左右方向に移動させたとき、左前脚部11及び右前脚部12と当接して左右方向の位置を規制するのは、左支柱21、右支柱22の各上端部21a、22aであったが、これに限るものではなく、前側受け部31、32であってもよい。例えば、前側受け部31、32の断面形状を、上端部21a、22aの断面形状に一致、あるいはそれより大きく構成して、左前脚部11及び右前脚部12が前側受け部31、32にのみ、あるいは前側受け部31、32及び/又は上端部21a、22aに当接し得るようにしてもよい。あるいは、前側受け部31、32を厚くする等によって、左前脚部11及び右前脚部12が上端部21a、22aに当接しないように構成し、左前脚部11及び右前脚部12が前側受け部31、32にのみ当接し得るようにしてもよい。あるいは、前側受け部31、32を設ける代わりに、上端部21a、22a自体を軟質部材で構成し、楽器本体10を直接支持する構成としてもよい。
なお、本実施の形態では、楽器本体10が重量物であるため、スタンド20上に載置するだけで演奏自体に支障はない。しかし、より安定的に固定するためには、ネジ止めで固定してもよい。その場合は、上側パイプ26の複数の適所に締結用穴を設けると共に、楽器本体10の底面10cにおける対応する位置にネジ穴を設け、下方からネジを螺合して固定する。これにより、最適な位置で楽器本体10がスタンド20に固定支持される。このように構成した場合は、左前脚部11、右前脚部12、上端部21a、22a、ストッパ29、30は、仮位置決めとしての機能を果たすことになる。なお、上記締結用穴を左右方向及び/又は前後方向に幅広に形成することで、楽器本体10の仮位置決め状態における少々の位置の誤差が吸収されるだけでなく、楽器本体10のゆがみ、変形、製造誤差等も吸収される。
(第2の実施の形態)
図6(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る楽器システムが正規の位置に配置された状態の底面視による模式図である。本第2の実施の形態では、左支柱21、右支柱22の各上端部の形状が第1の実施の形態とは異なり、また、ストッパ29、30は省略してもよい。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
同図(a)に示すように、本第2の実施の形態では、左支柱21の上端部121a、右支柱22の上端部122aが、左右方向外側且つ前方に凸のく字状を呈している。前側受け部31、32の形状は問わないが、例えば、第1の実施の形態のものと同じとする。突設部23、24と左後脚部13、右後脚部14の位置関係は第1の実施の形態と全く同じである。
楽器本体10を正規の位置に載置したとき、左前脚部11、右前脚部12は、上端部121a、上端部122aのそれぞれ凹側に位置する。すなわち、左前脚部11、右前脚部12は、それぞれ、上端部121aの右端側規制部121a1の左右方向内側(右側)、上端部122aの左端側規制部122a1の左右方向内側(左側)に位置する。さらに、左前脚部11、右前脚部12は、それぞれ、上端部121aの後側規制部121a2の後側、上端部122aの後側規制部122a2の後側に位置する。
これにより、ストッパ29、30を省略しても、左前脚部11、右前脚部12と上端部121a、122aとの位置関係を手掛かりに、楽器本体10を左右方向及び前後方向の適切な位置に支持させることができる。しかも、正規の位置に載置した後は、楽器本体10の左右方向及び後方への移動が所定の範囲に規制される。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
なお、上端部121a、上端部122aを、左右方向内側且つ前方に凸のく字状に構成し、左前脚部11、右前脚部12を、上端部121a、上端部122aのそれぞれ凹側に位置させてもよい。また、好ましくはストッパ29、30を省略することなく、上端部121a、上端部122aを、左右方向内側且つ後方に凸のく字状、または、左右方向外側且つ後方に凸のく字状に構成してもよい。
(第3の実施の形態)
図6(b)は、本発明の第3の実施の形態に係る楽器システムが正規の位置に配置された状態の底面視による模式図である。本第3の実施の形態では、左後脚部13、右後脚部14の位置が第1の実施の形態とは異なる。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
同図(b)に実線で示すように、本第3の実施の形態では、楽器本体10が正規の位置に載置されたとき、左後脚部13、右後脚部14が、突設部23、24の直ぐ後方に位置するように、左後脚部13、右後脚部14が設けられる。楽器本体10を正規の位置から前方にずらそうとすると、左後脚部13、右後脚部14が突設部23、24に当接するので、前方への移動が規制される。また、後方への移動規制は、第1の実施の形態と同様に、ストッパ29、30によってなされる。従って、正規の位置に載置された楽器本体10は、左右方向だけでなく、前後方向においても、所定の範囲内の位置に移動が規制され、常にほぼ同じ位置を維持する。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果に加えて、楽器本体10の支持後の前後方向における位置を安定維持することができる。
なお、第3の実施の形態において、左後脚部13、右後脚部14の位置を、同図(b)の2点鎖線で示すように、突設部23、24の直ぐ前方に位置するように設けてもよい。この場合は、仮にストッパ29、30を省略したとしても、左後脚部13、右後脚部14と突設部23、24との当接により、ストッパ29、30と同様の機能が果たされる。
なお、図6(b)に実線または2点鎖線で示した左後脚部13、右後脚部14は、第1の実施の形態における左後脚部13、右後脚部14とは別個に設けもよい。すなわち、第1の実施の形態における左後脚部13、右後脚部14に加えて、前後方向の位置を規制するための部材を、図6(b)に実線または2点鎖線で示す位置に設けてもよい。
なお、第3の実施の形態において、左前脚部11、右前脚部12を、上端部21a、22aの各内側に共に配置するのではなく、図6(b)に2点鎖線で示すように、各外側に共に配置してもよい。このようにしても、構成を複雑化することなく、楽器本体10をスタンド20の左右方向における適切な位置に支持させることに限って言えば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
なお、このような、左前脚部11、右前脚部12を上端部21a、22aの各外側に配置する構成は、第1の実施の形態においても採用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る楽器システムの斜視図である。 スタンドの斜視図である。 楽器本体がスタンドに支持された状態を示す楽器システムの底面図である。 楽器本体がスタンドに支持された状態を示す楽器システムの左端部上部の正面図である。 同楽器システムの上部の左側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る楽器システムが正規の位置に配置された状態の底面視による模式図(図(a))、本発明の第3の実施の形態に係る楽器システムが正規の位置に配置された状態の底面視による模式図(図(b))である。
符号の説明
10 楽器本体(電子鍵盤楽器本体)、 10c 底面、 11 左前脚部(左側脚部)、 12 右前脚部(右側脚部)、 20 スタンド、 21 左支柱、 22 右支柱、 31 前側受け部(左側載せ台部)、 32 前側受け部(右側載せ台部)

Claims (1)

  1. 電子鍵盤楽器本体と、該電子鍵盤楽器本体を支持するスタンドとを有する楽器システムであって、
    前記電子鍵盤楽器本体は、その左右端部の前部底面に左側脚部及び右側脚部が突設され、前記両脚部を平坦面に当接させて該平坦面に直置き可能であり、
    前記スタンドの左右端部の前部上部には、左側載せ台部及び右側載せ台部が設けられ、前記両載せ台部に前記電子鍵盤楽器本体の底面を当接させて、前記電子鍵盤楽器本体を前記スタンドに支持させることが可能であり、
    前記電子鍵盤楽器本体を演奏可能なように前記スタンドに支持させたとき、前記電子鍵盤楽器本体の前記左側脚部及び前記右側脚部が、前記スタンドの前記左側載せ台部及び前記右側載せ台部の左右方向における共に内側または共に外側のいずれかに位置するように構成されたことを特徴とする楽器システム。
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