JP4720518B2 - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

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この発明は電子機器に係わり、特に、その筐体構造に関する。
従来の電子機器の筐体構造の例を図5〜図7により説明する。図5は従来の電子機器の筐体構造の部分を外側から見た状態を示す斜視図である。図に示す筐体6を構成する金属板の縁6aの近傍にケーブル固定金具2(図6、図7に図示)を固定するための丸穴6bおよび角穴6cがA部に示すように設けられている。
図6および図7に示すようにケーブル固定金具2が金属板の縁6aに固定される。ケーブル固定金具2はY字形に形成されており、Y字形の下部にはリベットを挿通させる穴2aと舌片2bが形成されている。ケーブル固定金具2の穴2aを金属板の丸穴6の位置に合わせ、舌片2bを金属板の角穴6cに係止させた状態で図7に示すようにリベット3によりケーブル固定金具2が金属板の縁6aに固定される。
その後RCA(Radio Corporation of America) ケーブル5がケーブル固定金具2のY字形の上部に挟みこまれるようにしてケーブル固定金具2を塑性変形させRCAケーブル5が圧接固定される。
上記した従来の電子機器の筐体構造ではケーブル固定金具2が固定される金属板の縁6aの部分が補強されていないため十分な剛性が得られず、ケーブル固定金具2に固定されたRCAケーブルを外部から図6の矢印Xで示す方向に引っ張ると金属板の縁6aの部分が外側に変形するという問題があった。また、図7(b)に示すようにRCAケーブルを矢印Aで示すように上方向に引っ張ると、ケーブル固定金具2がB方向に傾斜するという問題があった。
特許第3512297号公報に提案された自動販売機のケース基台は、絞り加工した補強金11を基台本体9に溶接接合してケース基台7を組立て構成している。この構成によると、大きい剛性のケース基台7を得ることができるが、補強金11を基台本体9に溶接接合するため、部品点数や組立て工数が増大するという問題があった。
特開2004−21805号公報に提案された自動販売機のケース基台は、補強板4bをスペーサ4cを介して基台本体4aに溶接接合してケース基台4を組立て構成している。この構成によると、大きい剛性のケース基台4を得ることができるが、補強板4bをスペーサ4cを介して基台本体4aに溶接接合するため、部品点数や組立て工数が増大するという問題があった。
特開2002−16384号公報に提案された電気機器の筐体フレームは、円錐台状に絞り加工された複数の絞り部101が形成された第2部材103を第1部材102の平面部の裏側に前記絞り部101の頂点部が突き当たるようにして接合している。この構成によると、大きい剛性の電気機器の筐体フレームの底板5を得ることができるが、絞り部が形成された第2部材を第1部材に接合するため、部品点数や組立て工数が増大するという問題があった。
特許第3512297号公報、段落0009、図1 特開2004−21805号公報、段落0008〜段落0011、図1、図2 特開2002−16384号公報、段落0025〜段落0031、図3、図4
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、部品点数や組立て工数が増大することなく、必要な剛性が得られる電子機器の筐体構造を提供することにある。
この発明の電子機器の筐体構造は筐体を構成する金属板に切欠きが形成されており、前記切欠きの縁に筐体内部方向に向けて延び前記筐体の外面と直角方向の面を有する突出部を形成し、ケーブル固定金具が前記直角方向の面と面接触するように前記筐体に固定されたものである。
また、前記電子機器の筐体構造において、前記突出部は、絞り加工により形成されているものである。
また、前記各電子機器の筐体構造において、前記ケーブル固定金具はY字形に形成されており、ケーブルを挟み込んで固定するようにしたものである。
また、前記各電子機器の筐体構造において、前記ケーブル固定金具は穴と舌片が形成され、前記舌片を前記金属板の下端に係止させた状態で前記ケーブル固定金具に形成した穴にリベット又はねじを通して前記金属板に固定したものである。
この発明の電子機器の筐体構造によれば、部品点数や組立て工数が増大することなく、必要な剛性が得られる。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。
図1はこの発明の実施例1である電子機器の筐体構造の部分を内側から見た状態を示す斜視図、図2は同電子機器の筐体構造の部分の他の状態を外側から見た状態を示す斜視図、図3(a)同電子機器の筐体構造におけるケーブルを固定した部分を示す正面図、図3(b)は図3(a)におけるA−A断面図である。
図1に示す筐体1を構成する金属板の縁の近傍にケーブル固定金具2(図2、図3に図示)を固定するための丸穴1c、1cが設けられている。丸穴1c、1cの上部にはケーブル固定金具2が固定される切欠き1a、1dが夫々設けられている。切欠き1aの縁にはA部に示すように、筐体内部方向に向けて前面と直角方向に延びる絞り加工部1bが施されている。また、B部に示すように、切欠き1dの縁に沿ってハーフピアス1eが施されている。
図2および図3に示すようにケーブル固定金具2が金属板の切欠き1a、1dに夫々固定される。ケーブル固定金具2はY字形に形成されており、Y字形の下部にはリベットを挿通される穴2aと舌片2bが形成されている。ケーブル固定金具2の穴2aを金属板の丸穴1の位置に合わせ、舌片2bを金属板の下縁に係止させた状態で図3に示すようにリベット3によりケーブル固定金具2が金属板の切欠き1aに固定される。なお、ねじによりケーブル固定金具2を金属板の切欠き1aに固定するようにしてもよい。
なお、図3は切欠き1aにケーブル固定金具2が固定され1本のRCA5がケーブル固定金具2に固定される状態として示している。RCAケーブル5はケーブル固定金具2のY字形の上部に挟みこまれケーブル固定金具2を塑性変形させて圧接固定される。金属板の切欠き1dにも同様にしてケーブル固定金具2を介してRCAケーブル5が固定される。
上記実施例ではRCAケーブル5を固定する切欠き1aおよび1dの周囲に夫々絞り加工部1bおよびハーフピアス1eが施されているため、切欠き1aおよび1dの周囲の剛性が大きくなり、RCAケーブル5を図2の矢印Xの方向に引っ張ったときの金属板の変形量が小さくなる。また、部品単体のそりもなくなる。
また、ケーブル固定金具2を図3に示すように切欠き1aに固定する場合は、ケーブル固定金具2が絞り加工部1bと面接触する状態で固定されるため、ケーブル固定金具2の位置決めが容易であり、また、図3(b)の矢印Bで示すようにRCAケーブル5を上方向に引っ張ってもケーブル固定金具2の動きが絞り加工部1bで規制されるためケーブル固定金具2が変位しない。
図4はこの発明の参考例である電子機器の筐体構造の部分を内側から見た示す斜視図である。この例では金属板で形成される筐体4の底面のA部に示すようにコード等を挿通させる穴4aが設けられており、穴4aの周囲には絞り加工部4bが施されている。
通常は穴の周囲は剛性が小さくなり、変形しやすくなるが、この例では絞り加工部4bにより補強されて剛性が大きくなり、変形量が小さくなる。また、そりも発生しにくい。さらに、穴4aに挿通されるコード等が金属板の端面と接触しないので、傷つけられることがなくなる。
この発明の実施例1である電子機器の筐体構造の部分を内側から見た状態を示す斜視図である。 同電子機器の筐体構造の部分の他の状態を外側から見た状態を示す斜視図である。 図3(a)同電子機器の筐体構造におけるケーブルを固定した部分を示す正面図、図3(b)は図3(a)におけるA−A断面図である。 この発明の参考例である電子機器の筐体構造の部分を内側から見た状態を示す斜視図である。 従来の電子機器の筐体構造の部分を外側から見た状態を示す斜視図である。 同電子機器の筐体構造の部分の他の状態を外側から見た状態を示す斜視図である。 図7(a)は同電子機器の筐体構造におけるケーブルを固定し部分を示す正面図、図7(b)は図7(a)におけるA−A断面図である。
符号の説明
1 筐体、1a 切欠き、1b 絞り加工部、1c 丸穴、1d 切欠き
1e ハーフピアス
2 ケーブル固定金具、2a 穴、2b 舌片
3 リベット
4 筐体、4a 穴、4b 絞り加工部
5 RCAケーブル
6 筐体、6a 縁、6b 丸穴、6c 角穴

Claims (4)

  1. 筐体を構成する金属板に切欠きが形成されており、前記切欠きの縁に筐体内部方向に向けて延び前記筐体の外面と直角方向の面を有する突出部を形成し、ケーブル固定金具が前記直角方向の面と面接触するように前記筐体に固定されたことを特徴とする電子機器の筐体構造。
  2. 前記突出部は、絞り加工により形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機器の筐体構造。
  3. 前記ケーブル固定金具はY字形に形成されており、ケーブルを挟み込んで固定するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器の筐体構造。
  4. 前記ケーブル固定金具は穴と舌片が形成され、前記舌片を前記金属板の下端に係止させた状態で前記ケーブル固定金具に形成した穴にリベット又はねじを通して前記金属板に固定したことを特徴とする請求項2又は3記載の電子機器の筐体構造。
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