JP4720388B2 - 歯清掃装置 - Google Patents

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Description

本発明は歯清掃装置に関する。
従来から歯の表面についた歯垢やステイン等を除去する電動歯ブラシ等の歯清掃装置が知られており、この種の歯清掃装置には例えば特許文献1に示すものがある。
特許文献1の歯清掃装置は、モータを内装した筒状の本体と、本体の軸方向の先端から本体の軸方向に対して所定角度傾いた方向に突出する着脱自在なアタッチメントを備えており、アタッチメントの軸方向の先端部には研磨ロータからなる作用部を設けている。本体にはモータを駆動することでアタッチメントの軸回り方向に回転駆動する駆動部を設けてあり、またアタッチメントにはアタッチメントを本体に取付けた際に駆動部に着脱自在に連結されて、駆動部の回転運動を作用部の回転運動に変換する伝達機構部を設けてあり、モータを駆動することで駆動部及び伝達機構部を介して作用部を一方向に回転駆動して該作用部により歯を磨けるようになっている。またこの歯清掃装置のアタッチメントは軸廻りに180°回動した状態でも本体に取付けられるようになっており、これにより使用者は例えば歯の表面を磨いた後に作用部を備えたアタッチメントの取付け方向を反対方向に変更して歯の裏面を磨く等できて、作用部を容易且つ確実に歯に当てられるようになっている。
しかし上記歯清掃装置の作用部は一方向にのみ回転するので、作用部を歯の面に接触した際には作用部には歯の面との摩擦力により常に一方向に全体を動かす力が加わり、使用者はこれに抗する力を常に作用部に加えなければならず、このため作用部を狙った位置に当て続け難いという問題がある。
また駆動部は軸方向に回転駆動するものであるので、駆動部の駆動力を伝達機構部に効率良く伝達するには、例えば駆動部の接続部を断面非円形にして駆動部の接続部を回動不能として伝達機構部に連結する必要がある。しかしこのように駆動部の接続部を断面非円形とした場合、駆動部の回転を停止した状態の駆動部の接続部の向きは決まった方向を向かないため、モータを停止してアタッチメントの向きを変更して本体に取付ける場合に、接続部に伝達機構部を連結するには、断面非円形の駆動部に伝達機構部を合致させて係合する必要があり面倒である。またこのように伝達機構部を駆動部に合致させて連結したとしても、モータの停止のタイミングにより駆動部の向きが変わるため、アタッチメントの向きが所望の向きとならない場合があり、この場合にはアタッチメントを回動して所望の向きとする必要があり、この点でも面倒である。
また特許文献2には軸廻りに往復回動運動する作用部を有した歯清掃装置が開示されているが、この歯清掃装置の作用部を設けた柄部の向きは変更することすらできず、作用部を歯の面に当て難い場合がある。
実用新案登録第3098055号公報 特表平11−513922号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、作用部を狙った位置に容易に当てることができ、しかも作用部が歯に対して当て易い向きとなるようにアタッチメントの向きを容易に変更できる歯清掃装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る歯清掃装置は、筒状の本体1の軸方向の一端に軸方向が本体1の軸方向に対して傾いたアタッチメント3の軸方向の一端を着脱自在に取付け、該アタッチメント3の本体1に取付けた時の向きをアタッチメント3の軸廻り方向に変更可能とし、往復回動する歯清掃用の作用部2をアタッチメント3の軸方向の本体1と反対側の端部からアタッチメント3の軸方向に対して交差する方向に突設し、本体1にモータ14及びモータ14の駆動により往復直線運動する駆動部15を設け、アタッチメント3に、アタッチメント3を本体1に取付けた時に駆動部15に着脱自在に連結されて、駆動部15の往復直線運動を作用部2の往復回動運動に変換する伝達機構部25を設け、前記駆動部15を、モータ14の駆動により本体1の軸方向に往復直線運動する往復駆動体17と、往復駆動体17のアタッチメント3側の端部からアタッチメント3の軸方向と平行な方向に突出した接続部18とで構成し、該接続部18に前記一端側が作用部2に連結された伝達機構部25の他端側を着脱自在に連結して成ることを特徴とするものである。
上記作用部2は往復回動するものなので、作用部2を狙った位置に容易に当て続けることができる。またアタッチメント3の向きを変更して作用部2を歯に対して当て易い向きにできる。また駆動部15は本体1の軸方向に往復直線運動するものであって、該駆動部15の駆動力を伝達機構部25に伝達するものであるので、駆動部15に対して伝達機構部25を回動不能とする必要がなくて、例えば断面円形の孔部に断面円形の部位を嵌め込んで両者を連結しても、駆動部15の駆動力を伝達機構部25に効率良く伝達することができ、またこのように断面円形の孔部に断面円形の部位を嵌め込ん両者を連結した場合には、モータ14がどのようなタイミングでOFFにされたとしても、伝達機構部25が着脱自在に連結される駆動部15の軸回り方向における向きを同じ向きとすることができ、アタッチメント3を向きを変更して本体1に取付ける際には、駆動部15の向きを気にすることなく作用部2を所望の向きに向けたアタッチメント3を本体1に取付けるだけで良く、アタッチメント3の付替えが容易になる。
また、駆動部15は本体1の軸方向に往復駆動するので、駆動部15をアタッチメント3の軸方向に往復運動するものと比較して、把持部となる本体1の外形を小さくできて握り易くできる。また伝達機構部25に着脱自在に連結される接続部18の軸方向はアタッチメント3の軸方向と平行であるので、アタッチメント3を本体1に取付ける際のアタッチメント3の移動方向をアタッチメント3の取付け向きに関係なくアタッチメント3の軸方向である同一の方向とすることができ、これによりアタッチメント3の向きをモータ14のOFFのタイミングに関わらず好みの方向に変更でき、尚且つ連結部24と被連結部26の連結部分を簡単な構成にできる。
また接続部18が合成樹脂製であることも好ましい。接続部18に歯磨き時や水洗いによる清掃時等に水や歯磨き剤水溶液がかかったりしても腐食が起こらず、清潔にできる。
また接続部18は往復駆動体17と別体のものであって、該接続部18を往復駆動体17のアタッチメント3側の端部に本体1の軸回り方向に回動不能に取り付けてあることも好ましい。本体1を落として駆動部15に衝撃が加わる等した際に往復駆動体17に対して接続部18の向きが変わることを防止できる。
また本体1の外面にモータ14の駆動を制御する操作スイッチ36として回動自在の操作スイッチ36を設け、該操作スイッチ36の外周面の周方向の複数箇所に操作スイッチ36を回動操作するための操作部37を設けることも好ましい。本体1の握り方を変更しても指に近い操作部37を操作して操作スイッチ36を容易に操作できる。
本発明では、作用部を狙った位置に容易に当てることができ、しかも作用部が歯に対して当て易い向きとなるようにアタッチメントの向きを容易に変更できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1に示す本例の歯清掃装置は、筒状の本体1と、筒状の本体1の軸方向の一端から突出して先端部に歯清掃用の作用部2を備えたアタッチメント3を備えており、アタッチメント3の軸方向は本体1の軸方向に対して所定角度(図示例では約10°)傾斜している。
アタッチメント3は筒状の柄部4で主体を構成してあり、柄部4の軸方向の一端部に形成した接続筒部5を本体1の軸方向の一端部に形成した接続孔部6に抜き挿し自在に嵌入することで、本体1に対して着脱自在に取付可能としている。接続孔部6は本体1の軸方向に対して所定角度(約10°)傾斜した方向に穿設してあり、これにより本体1に取付けたアタッチメント3の軸方向が本体1の軸方向に対して所定角度傾斜するようにしている。また接続筒部5を接続孔部6から引き抜いてアタッチメント3の向きを変えて再び本体1に取付けることで、本体1に取付けた時のアタッチメント3の向きをアタッチメント3の軸方向を前記所定の角度としたままアタッチメント3の軸廻り方向に変更できるようにしている。
アタッチメント3は図1(a)に示す向きと、アタッチメント3をその軸回り方向に180°回動させた図2に示す向きの2方向に変更可能としてあり、各々の向きでアタッチメント3を取付けた際にはアタッチメント3の接続筒部5はアタッチメント3の軸回り方向に回動不能となるよう切欠きを嵌合させる等して接続孔部6に固定されている。なお本例ではアタッチメント3の向きを2方向に変更可能としたが、複数方向に変更可能としてあれば良い。またアタッチメント3を軸回りに180°反転させた向きに変更できるようにしたが、アタッチメント3は60°等、180°以外の角度で向きを変更できるようにしても良い。
歯清掃用の作用部2はアタッチメント3の先端部からアタッチメント3の軸方向と直交する一方向に突出している。作用部2は図3(a)に示すようにゴムで形成されて先端に歯の着色汚れを除去する放射状の磨き部7を備えたものや、図3(b)に示すように先端を円錐状にカットしたブラシ8からなり主に歯と歯の間の細かな箇所の着色汚れを除去するものや、図3(c)に示すように円状に配置された多数本のブラシ9からなるもので、本例では図3の(a)〜(c)に示す異なる種類の作用部2を備えた三種類のアタッチメント3a〜cから選択されたアタッチメント3を本体1に着脱自在に取付けられるようにしてあり、これにより任意の作用部2で歯を清掃できるようにしている。なお選択されるアタッチメント3は上記三種類に限定されるものではなく、複数種類であれば良い。また図3(a)〜(c)に示す各アタッチメント3a〜cの基本的な構成は同じであるため、本例では図3(a)のアタッチメント3aについてのみ説明し、他のアタッチメント3b、3cについては説明を省略する。
図1に示すように本体1は、アタッチメント3側の端部に開口部10を有する有底筒状のハウジング11と、一端部がハウジング11の開口部10に取付けられて他端部に上記接続孔部6を形成した筒状のアタッチメントホルダー12とで構成してあり、ハウジング11の底部11aを下にして載置面に載置することで歯清掃装置は自立できるようになっている。ハウジング11の外形は軸方向の全長に亘って略同一に形成してあり、またアタッチメントホルダー12の外形は軸方向において接続部18側に行く程徐々に径が小さくなるように形成してある。
ハウジング11の内部には、駆動源となる縦長のモータ14と、モータ14の駆動により往復直線運動する駆動部15と、一端側をモータ14の図示しない出力軸に連結すると共に他端側を駆動部15に連結してモータ14の出力軸の回転運動を駆動部15の往復直線運動に変換する運動変換部16と、モータ14の電源となる縦長の電池13を設けている。
モータ14と電池13はともに本体1の軸方向と平行に配置され、また駆動部15、運動変換部16、モータ14はこの順序で本体1の軸方向にアタッチメント3側から並べて配置されている。また本体1の軸方向と直交する方向のうち、傾斜したアタッチメント3の先端を向けた方向を後側、反対側を前側と定義した場合、電池13は本体1の後部に配置してあり、モータ14、運動変換部16、駆動部15は電池13と並べて本体1の前部に配置してある。なお上記運動変換部16は回転運動を往復直線運動に変換する従来から周知の運動変換機構により構成したものであるので、運動変換部16の詳細な説明は省略する。
上記ハウジング11に内装した駆動部15は、モータ14の駆動により本体1の軸方向に往復直線運動する往復駆動体17と、往復駆動体17からアタッチメント3の軸方向と平行な方向に突出した別体の接続部18とで構成されている。
往復駆動体17は金属製で本体1の軸方向に長い軸状に形成され、本体1の軸方向にスライド自在に支持されている。往復駆動体17の軸方向におけるモータ14側の一端部は運動変換部16に連結している。またハウジング11の開口部10にはハウジング11内に水が侵入することを防止する封止部材19をハウジング11の開口部10を塞ぐように設けてあり、前記往復駆動体17の軸方向におけるモータ14と反対側の端部は封止部材19の中央部を貫通してハウジング11の外側に突出している。往復駆動体17のハウジング11から外側に突出した部分は筒状のアタッチメントホルダー12で囲繞してある。また往復駆動体17のハウジング11から突出した部分の突端部には接続部18の基端部に嵌合される嵌合部20を形成している。
接続部18はエンジニアリングプラスチック等の機械的強度に優れた合成樹脂で形成されている。接続部18の往復駆動体17側の端面には本体1の軸方向に伸びる穴部を形成してあり、この穴部からなる被嵌合部21に上記往復駆動体17の嵌合部20を挿入嵌合することで接続部18は往復駆動体17に連結されている。嵌合部20は図4のように本体1の軸方向で見た断面形状が略D字状の非円形をしており、また被嵌合部21の断面形状も嵌合部20の外面に合致する略D字状の非円形状をしており、これにより接続部18は往復駆動体17の先端部に本体1の軸回り方向に回動不能に取り付けられている。
また図1等に示すように接続部18の先端は筒状のアタッチメントホルダー12のアタッチメント3側の一端開口(即ち接続孔部6の開口)に臨んでいる。接続部18の先端部は外周面に周方向に亘って環状突部23を形成した円柱状部となっており、この円柱状部で後述の伝達機構部25の被連結部26に着脱自在に連結される連結部24を構成している。
一方、図1や図5に示すアタッチメント3の柄部4の内部には一端側が作用部2に連結されると共に他端側がアタッチメント3を本体1に取付けた時に駆動部15に着脱自在に連結されて、駆動部15の往復直線運動を作用部2の往復回動運動に変換する伝達機構部25を設けている。伝達機構部25は、アタッチメント3の軸方向に長いスライドシャフト27と、柄部4の先端部に設けた回転台28とを有している。
図1の状態でスライドシャフト27は筒状の柄部4の内面との間にわずかな隙間を有して柄部4内に収納してあり、後述の鍔状部29及び被連結部26を含めて全て合成樹脂により一体に形成してあって若干の弾性を有している。スライドシャフト27の軸方向の中途には鍔状部29を形成してあり、またスライドシャフト27の本体1と反対側の端部は回転台28の偏心位置に取付けている。またハウジング11にはスライドシャフト27の鍔状部29をアタッチメント3の軸方向における駆動部15側(本体1側)の方向にばね力を付与するばね38を内装しており、このばね38によりスライドシャフト27ががたついて異音を発生することを防止している。
またスライドシャフト27の鍔状部29よりも本体1側に位置する端部にはラッパ筒状の被連結部26を形成している。被連結部26は、本体1と反対側の半部がアタッチメント3の軸方向において径が同じである直筒部30となり、本体1側の半部がアタッチメント3の軸方向において本体1と反対側に行く程徐々に径が小さくなるガイド筒部31となっており、ガイド筒部31の内周面には周方向に亘って周溝32を形成している。
上記により被連結部26の直筒部30内に駆動部15の円柱状の連結部24を嵌め込み挿入すると共に周溝32に環状突部23を嵌合することでスライドシャフト27を駆動部15に着脱自在に連結可能となっている。この場合、連結部24と被連結部26の連結は、被連結部26の断面円形の孔部に連結部24の断面円形の突部を嵌め込んで行われるので、スライドシャフト27の被連結部26は連結部24の軸方向においてスライドシャフト27の連結部24に対する回動角度がどのような回動角度でも駆動部15の連結部24に取付けられる。またこの場合、連結部24を被連結部26に挿入する際には、連結部24を徐々に縮径するガイド筒部31により直筒部30へとスムーズにガイドできる。
図1に示すように回転台28の中心はアタッチメント3の内面に設けたアタッチメント3の軸方向と直交する回転軸33に枢支してあり、この回転台28に作用部2を取付けている。回転台28の外周面には回転台28の周方向に長い保持ピン挿入溝34を形成してあり、該保持ピン挿入溝34にアタッチメント3の内面からアタッチメント3の軸方向に突設した保持ピン35を摺動自在に挿入することで、回転台28が回転軸33の軸方向に移動して抜けるのを防止している。
そしてアタッチメント3の接続筒部5を本体1の接続孔部6に接続すると共に、スライドシャフト27の被連結部26に本体1に内装した駆動部15の連結部24を連結して、アタッチメント3を本体1に取付けることで、モータ14の駆動力は、運動変換部16、駆動部15、スライドシャフト27、回転台28を順に介して作用部2に伝達されるようになる。
アタッチメント3を本体1に取付けた状態においてモータ14を駆動すると、モータ14の出力軸に運動変換部16を介して連結された駆動部15が図1の矢印イに示す本体1の軸方向に往復直線運動する。これにより駆動部15に連結したスライドシャフト27は、回転台28に取付けられた端部がアタッチメント3の軸方向と交差する方向への移動が規制されつつ、鍔状部29がアタッチメント3の軸方向に伸びる柄部4の内面からなるガイド面に沿ってアタッチメント3の軸方向に往復動することとなり、これにより弾性を有するスライドシャフト27が全体が撓み弾性変形しつつ図1の矢印ロに示すアタッチメント3の軸方向と略平行な方向に往復動する。そしてこのように往復動するスライドシャフト27により駆動部15の本体1の軸方向の往復直線運動がアタッチメント3の軸方向の往復直線運動に変換され、これにより回転台28及び作用部2が回転軸33の周方向において図1(b)のαに示す所定回動角度の範囲内で往復回動する。
また図6に示すようにハウジング11の外面にはモータ14の出力軸の回転速度を制御する操作スイッチ36を設けている。操作スイッチ36は回動自在となったダイヤル式の操作スイッチ36であって、該操作スイッチ36を回動することで、モータ14をOFFにして作用部2を停止した状態、作用部2が往復回動する速度を遅くした状態、作用部2が往復回動する速度を速くした状態、の3段階に切り替えられるようになっている。
図6の操作スイッチ36はハウジング11の一方の側面に設けられている。また操作スイッチ36の外周面の周方向の2箇所には操作スイッチ36を指で回動操作するための操作部37を設けてあり、この2つの操作部37は操作スイッチ36の前後対向位置に配置されている。アタッチメント3の向きを変更した場合には通常本体1を逆側から握るのだが、本例では既述したように操作スイッチ36の外周面の周方向の複数箇所に操作スイッチ36を回動操作するための操作部37を設けているので、本体1の握り方を変更した際にも指に近い操作部37を操作して操作スイッチ36を容易に操作できる。
なお本例では操作スイッチ36によりモータ14をOFFにした状態を含めてモータ14の出力軸の回転速度を3段階変更できるようにしたが、操作スイッチ36によりモータ14のON/OFFのみを切り替え可能としても良いし、またモータ14の出力軸の回転速度を4段階以上に変更できるようにしても良く、即ち操作スイッチ36はモータ14をOFFにした状態を含めてモータ14の出力軸の回転速度を複数段階切り替え可能とするものであれば良い。
また図6では操作スイッチ36の外周面の周方向の2箇所に操作部37を設けたが、図7のように操作部37を操作スイッチ36の周方向の4箇所に等間隔で設けてあっても良く、操作部37は操作スイッチ36の周方向に複数箇所設けてあれば良い。更に図8のようにハウジング11の両側面の夫々に回動自在に操作スイッチ36を設け、各操作スイッチ36の外周面の周方向の複数箇所に操作部37を設けると共に、両操作スイッチ36を操作部39で一体に接続し、操作部39を指で操作して操作スイッチ36を回動操作できるようにしても良い。
上記歯清掃装置を用いて歯を清掃する場合には、例えば図3(a)〜(c)に示すアタッチメント3のうち所望の作用部2を有するアタッチメント3を選択し、該アタッチメント3を前述のようにアタッチメント3の向きを任意の向きとした状態でアタッチメント3の接続筒部5を本体1の接続孔部6に接続すると共に、スライドシャフト27の被連結部26に本体1に内装した駆動部15の連結部24を連結して、アタッチメント3を本体1に取付ける。そして本体1を把持して操作スイッチ36の操作部37を指で操作してモータ14をONにし、これにより作用部2を回転軸33回りに往復回動させ、この往復回動する作用部2を歯の面に当てて清掃を行う。この場合、作用部2は往復回動するものであるので、作用部2を狙った位置に容易に当て続けることができる。
またアタッチメント3の向きを変更して作用部2を歯に対して当て易い向きにできる。アタッチメント3の向きを変更する場合は、本体1からアタッチメント3を取り外して作用部2を所望の向きに向けた後、本体1に取付ける。ここで本発明の歯清掃装置の駆動部15は本体1の軸方向に往復直線運動するものであって、該駆動部15の駆動力を伝達機構部25に伝達するものであるので、本例のように駆動部15と伝達機構部25の連結を断面円形の孔部に断面円形の部位を嵌め込むことで行うことができて、尚且つこの連結は駆動部15に対して伝達機構部25を回動不能にするものではないにもかかわらず、駆動部15の駆動力を伝達機構部25に効率良く伝達することができる。またこれによりモータ14がどのようなタイミングでOFFにされたとしても、伝達機構部25が着脱自在に連結される駆動部15の軸回り方向における向きを同じ向きとすることができ、アタッチメント3を向きを変更して本体1に取付ける際には、駆動部15の向きを気にすることなく作用部2を所望の向きに向けたアタッチメント3を本体1に取付けるだけで良く、アタッチメント3の付替えが容易になる。
また本例では駆動部15を、モータ14の駆動により本体1の軸方向に往復直線運動する往復駆動体17と、往復駆動体17のアタッチメント3側の端部からアタッチメント3の軸方向と平行な方向に突出した接続部18とで構成したので、駆動部15がアタッチメント3の軸方向に往復運動するものと比較して、把持部となる本体1の径を小さくできて握り易くできる。またこの場合、伝達機構部25に着脱自在に連結される接続部18の軸方向はアタッチメント3の軸方向と平行であるので、アタッチメント3を本体1に取付ける際のアタッチメント3の移動方向をアタッチメント3の取付け向きに関係なくアタッチメント3の軸方向である同一の方向とすることができ、これによりアタッチメント3の向きをモータ14のOFFのタイミングに関わらず好みの方向に変更でき、尚且つ連結部24と被連結部26の連結を本例のように簡単な構成にできる。
更に上記接続部18は合成樹脂製であるので、接続部18に歯磨き時や水洗いによる清掃時等に水や歯磨き剤水溶液がかかったりしても腐食が起こらず、清潔にできる。またこの往復駆動体17と別体の接続部18は往復駆動体17のアタッチメント3側の端部に本体1の軸回り方向に回動不能に取り付けてあるので、本体1を落として駆動部15に衝撃が加わる等した際に往復駆動体17に対して接続部18の向きが変わることを防止できる。
なお本例ではモータ14を出力軸が回転する回転型モータ14としたが、図9のようにモータ14をリニアモータとしても良い。図2の例ではモータ14をアタッチメント3の軸線の延長線上にアタッチメント3の軸方向と平行に配置し、モータ14の往復直線運動する出力軸を駆動部15としている。このようにモータ14をリニアモータとすることでモータ14を回転型モータとした場合と比較して、運動変換部16を設ける必要がなくて本体1内の機構を簡単にできる。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は歯清掃装置の側断面図、(b)は歯清掃装置のアタッチメント側の正面図である。 同上のアタッチメント及び作用部の向きをアタッチメントの軸回り方向に180°変更した歯清掃装置の側断面図である。 (a)〜(c)は同上の本体に取付けられる異なる作用部を有するアタッチメントの側断面図である。 (a)は往復駆動体と接続部の連結箇所を示す側断面図であり、(b)は(a)のA―A断面図である。 同上の歯清掃装置のアタッチメン側の正面断面図である。 同上の歯清掃装置の側面図である。 他例の歯清掃装置の側面図である。 更に他例の歯清掃装置を示し、(a)は右側面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である 更に他例の歯清掃装置を示し、(a)は側断面図、(b)はアタッチメント側の正面図である。
符号の説明
1 本体
2 作用部
3 アタッチメント
14 モータ
15 駆動部
17 往復駆動体
18 接続部
25 伝達機構部
36 操作スイッチ
37 操作部

Claims (4)

  1. 筒状の本体の軸方向の一端に軸方向が本体の軸方向に対して傾いたアタッチメントの軸方向の一端を着脱自在に取付け、該アタッチメントの本体に取付けた時の向きをアタッチメントの軸廻り方向に変更可能とし、往復回動する歯清掃用の作用部をアタッチメントの軸方向の本体と反対側の端部からアタッチメントの軸方向に対して交差する方向に突設し、本体にモータ及びモータの駆動により往復直線運動する駆動部を設け、アタッチメントに、アタッチメントを本体に取付けた時に駆動部に着脱自在に連結されて、駆動部の往復直線運動を作用部の往復回動運動に変換する伝達機構部を設け、前記駆動部を、モータの駆動により本体の軸方向に往復直線運動する往復駆動体と、往復駆動体のアタッチメント側の端部からアタッチメントの軸方向と平行な方向に突出した接続部とで構成し、該接続部に前記一端側が作用部に連結された伝達機構部の他端側を着脱自在に連結して成ることを特徴とする歯清掃装置。
  2. 接続部が合成樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載の歯清掃装置。
  3. 接続部は往復駆動体と別体のものであって、該接続部を往復駆動体のアタッチメント側の端部に本体の軸回り方向に回動不能に取り付けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歯清掃装置。
  4. 本体の外面にモータの駆動を制御する操作スイッチとして回動自在の操作スイッチを設け、該操作スイッチの外周面の周方向の複数箇所に操作スイッチを回動操作するための操作部を設けて成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の歯清掃装置。
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