JP4718577B2 - 複数の長さ部分をもった柔軟なイメージ束 - Google Patents

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Description

本発明はファイバスコープに関わり、特にファイバスコープにおいて利用される光学ファイバ束を製造する方法に関する。
医療用および工業用の柔軟(フレキシブル)なファイバスコープにおいては、コヒーレントに整列された、ファイバ束を形成する光学ファイバの束を使ってイメージが伝達される。ファイバ束におけるファイバの数は、用途および束の大きさに依存して1000から50,000まで変動する。一画素を表すことができるそれぞれのファイバは、イメージの小さな部分を伝達し、そして、それぞれのファイバからのイメージの組み合わせがイメージ全体を生成する。そのため、一の端部から他の端部へと正確にイメージを伝達するために、ファイバ束におけるファイバのコヒーレントな整列が束の先端部と基端部とで必要とされる。先端部はイメージが位置する端部に対応し、また基端部はイメージが観察される端部に対応する。
図1は、基端部101、先端部102、および基端部と先端部とにわたる伝達領域103を有するファイバ束100を表すものである。ファイバ束100は、コヒーレントに整列された複数のファイバ104〜110を有する。コヒーレントな整列というのは、一の端部におけるすべての他のファイバに対する一のファイバの位置が、他の端部と同じとなるべきことを意味する。そんなものとして、すべての他のファイバに対するそれぞれのファイバの中心点を隔てる測定された距離は、ファイバ束の基端部および先端部において同じとなる。光学ファイバに対して、コヒーレントに整列されたファイバをファイバ束の全長さにわたるようにすることが可能である一方で、伝達領域103に非コヒーレント整列されたファイバを有することが許容できる。
ファイバスコープに対して、イメージファイバ束は、柔軟なファイバスコープが曲がった開口またはチャネルを通して観測を可能にするよう曲げられるように、先端部と基端部との間で柔軟である(すなわち曲げることが可能である)必要がある。ファイバが破断前のある特定の曲げ半径に曲げられうることはよく知られている。ガラスファイバが曲がる時、ファイバの曲げ半径に逆比例する引張力がファイバに生じる。もし、引張力がファイバの引張強度よりも大きければ、ファイバは破断することになる。破断したファイバは、伝達されたイメージ内のダークスポット(暗点)を意味する。通常、ガラスファイバは、自身の半径の100〜500倍の曲げ半径に曲げられる時に破断することになる。従って、ファイバ直径が小さくなればなるほど、達成できる曲げ半径が小さくなる。
コヒーレントに整列されたファイバと、ファイバを破断することなくファイバスコープを曲げることができるのに十分小さなファイバ直径の目的を達成するために、エッチング可能なファイバ束が利用された。図2A〜図2Eは、エッチング可能なファイバ束150が形成される方法を表すものである。ステップ1(a)において、個々のファイバ151が、基端部152と、先端部153と、伝達領域154とをもった束を形成するように集められる。ファイバ151は、基端部152および先端部153において少なくともコヒーレントに整列される。ステップ1(b)において、ファイバ151は酸可溶性ガラス155でコーティングされ、そして、ファイバ束150が硬質となり、個々のファイバ151が熱的に結合されるように焼かれる。ステップ1(c)において、束150の基端部152と先端部153は、これらの熱的に結合された端部を酸から保護するようにする耐酸性のコーティング156でコーティングされる。ステップ1(d)において、この束は、伝達領域154のガラス155を溶解する酸浴に入れられる。束150の基端部152と先端部153は耐酸性のコーティング156によって保護される。ステップ1(e)において、耐酸性のコーティング156が溶剤で剥離される。このプロセスの結果、コヒーレントに整列されたファイバ151の硬質の端部152、153、および個々の独立したファイバをもった端部の間にある完全な伝達領域154にわたる柔軟な部分、を有するファイバ束150となる。強化された端部はコヒーレント性を提供する一方で、分離されたファイバは柔軟性(すなわち、曲げ可能性)を提供する。
ファイバスコープは様々な長さに製造され、様々な直径のファイバを利用することが知られている。通常、個々のファイバは5から15マイクロメートルの直径を持っている。1,000から50,000本のファイバを有しうるファイバ束は、通常、用途に応じて0.2mmから2mmである。
イメージファイバ束の問題の1つは、その製造コストと工程歩留りである。イメージファイバは脆く、製造工程の間に破断しやすい。許容できるファイバスコープは、破断したファイバがイメージを伝達しないで視野の中にダークスポットとして見られることになるので、ファイバ束の中央エリアに2つ以上の破断したファイバを持つべきではない。束におけるファイバの数(1,000から50,000)、束の長さ(100mmから3000mm)、および小さいファイバのサイズ(5マイクロメートルから15マイクロメートル)を与える場合、破断したファイバをもたないファイバスコープを製造することは非常に挑戦的である。例えば、200mmの長さと20,000本のファイバとをもった1.0mmのファイバ束は、もしも2つ以上の破断したファイバを持っているならば(すなわち、ファイバの0.01%以下が破断している場合)、製造プロセスの最後にスクラップにされることになる。高いスクラップ比率の蓋然性を与えると、ファイバスコープの製造コストを低く保つこと、および適時な方法でファイバスコープを供給することは、挑戦的でありうる。
必要なものは、減少したコストで製造することができるファイバスコープである。スクラップ率を最小にし、またはファイバ束の工程歩留りを増やすようなプロセスを利用して、このようなファイバスコープを製造することができるならば、有益であろう。このようなプロセスがファイバ束をスクラップ化するのに関係するコストを最小にできるならば、やはり有益であろう。
これらの目的は複数のイメージファイバを束に整列する段階と、少なくとも3つの領域に複数のイメージファイバを結合して、使用可能な長さ部分と、少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分とによってイメージファイバ束を形成する段階と、不良なイメージファイバに対するイメージファイバ束を検査する段階とを含むイメージファイバ束を製造する方法によって達成される。この方法は、許容できる不良の数を有する少なくとも3つの結合された領域の間に少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分を特定する段階と、少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分をイメージファイバ束から分離する段階と、をも含む。
本発明の他の局面は、イメージファイバが少なくとも3つの結合された領域においてコヒーレントに整列されることである。
さらに他の局面は、少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分を分離する段階は、少なくとも3つの結合された領域の少なくとも1つにイメージファイバ束を切断する段階を含む。
さらなる他の局面は、この方法が、少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分によってファイバスコープを構成する段階を含むことである。
さらに他の局面は、複数の整列されたイメージファイバと、整列されたイメージファイバを結合する少なくとも3つの結合された領域と、結合された領域の間に配置された柔軟な領域と、を含むイメージファイバ束を提供することである。結合された領域の間隔は、ファイバスコープのための複数の規格化(標準化)された長さに対応する。
本発明のまたさらに他の局面は、結合された領域が、イメージファイバ束の基端部と、イメージファイバ束の先端部と、基端部と先端部との間に配置された中間ポイントとに形成されることである。基端部から先端部への距離は、第1のファイバスコープの規格化された長さに対応し、基端部から中間ポイントへの距離は、第2のファイバスコープの規格化された長さに対応する。整列された複数のイメージファイバは、少なくとも3つの結合された領域において硬く結合される。柔軟な領域は、結合されていない複数の独立したイメージファイバを有する。
本発明の他の局面、およびその特別の特徴と利点は、以下の図面と添付の詳細な説明とを考慮することから一層明白になるであろう。
図3A〜図3Eおよび図4A〜図4Cは、異なった長さの複数のファイバスコープのためのイメージファイバ束200を製造するプロセスを表す。ステップ2(a)において、個々のファイバ201が、基端部202、先端部203、および伝達領域204をもった束を形成するように集められる。ファイバ束200の中でいくつかのポイント205〜208を特定することも可能である。個々のファイバ201は、これらのポイント205〜208のそれぞれにおいて少なくともコヒーレントに整列される。そんなものとして、ファイバがポイント205〜208でコヒーレントに整列され、そしてこれらの領域の間のエリアではコヒーレントに整列されないようにすることが可能である。
それぞれポイント205〜208またはそのポイントを合わせたものは、様々な規格化されたファイバスコープの長さのような、使用可能なファイバスコープの長さに対応することができる。このような規格化されたファイバスコープの長さは、工業的に規格化された長さ、または企業の製品ラインにおける長さのバリエーションに由来しうるものである。ポイント205と208との間の距離は長さ部分(A)を形成し、最も長い長さ、例えば3000mm、のファイバスコープに対応する。ポイント205と207との間の距離は下位長さ部分(B)を形成し、より短い長さ、例えば2000mm、のファイバスコープに対応する。ポイント206と208との間の距離は下位長さ部分(C)を形成し、これも上記と同じ長さ、2000mm、のファイバスコープに対応しうるが、さらに短い長さ、例えば1500mmのファイバスコープに対応できる。使用可能なファイバスコープの長さは、等しい長さのポイント205と206の間(下位長さ部分(D))、206と207との間(下位長さ部分(E))、および207と208との間(下位長さ部分(F))、例えばそれぞれ1000mm、に存在することもできる。他の下位長さ部分D〜Fは等しくないこともありうる。例えば、下位長さ部分Dに対して1500mm、下位長さ部分Eに対して500mm、および下位長さ部分Fに対して1000mmのようにである。合計では、ファイバ束の全体的な長さは長いファイバスコープに対応し、一方で、全体的な束の内の特定した下位長さ部分の長さは、規格化された長さの短いファイバスコープに対応する。上述の例では、全てが短い長さのファイバスコープによって使用可能な下位長さ部分をもったファイバスコープ束の使用について論じたが、その一方で、下位長さ部分の一部のみが使用可能な長さに対応する、という可能性もある。例えば、長さ部分DとEが小さなファイバスコープに対応できる一方で、長さ部分Fが中間の長さであるか、あるいは非常に短くて、規格化されたファイバスコープの長さに対応しないことがある。
ステップ2(b)において、ファイバ201は酸可溶性ガラス220(2(b’))のようなエッチング可能な材料でコーティングされ、そして、ファイバ束200が硬質となり、個々のファイバ201が熱的に結合されるように焼かれる(2(b’’))。ステップ2(c)において、ファイバ束200は、それぞれのポイント205〜208の近傍で、耐酸性のコーティング230のような耐エッチング液コーティングでコーティングされる。結果として、ファイバ束200は、それぞれのポイント205〜208と周囲の領域に保護された酸可溶性ガラス220を有することになり、また、ポイント間のエリアにおいて露出された酸可溶性ガラスを有することになる。これは、保護された、また露出された断続的な領域を有するファイバ束200を形成する。
ステップ2(d)において、この束は、ポイント205〜208の保護された領域間のエリアにおけるガラス220を溶解する酸浴のようなエッチング液に入れられる。酸可溶性ガラスが溶解された後、この束は酸性溶液から取り出され、ステップ2(e)において、水中ですすぐことによって酸が洗浄される。ステップ2(f)において、耐酸性のコーティング230が溶剤で剥離され、ステップ2(g)において再び水ですすがれる。このプロセスの結果、複数の下位長さ部分(B〜F)を有するファイバ束200となる。それら下位長さ部分は、同時に、連続的に、あるいは両者の組み合わせのいずれかによって結合して、ファイバ束の全長(A)を形成する。ファイバ束200は、ポイント205〜208のまわりの熱的に結合されたファイバの硬質の領域220’〜220’’’’と、ポイント205〜208のそれぞれにおいてコヒーレントに整列されたファイバと、をさらに有する。ファイバ束200は、一連のポイント205および206、206および207、そして207および208の間に、独立した個々のファイバをもった柔軟な領域201’〜201’’’、すなわち熱的に結合されないファイバをも有する。
ステップ2(h)において、イメージファイバ束200は不良に対して検査される。このような検査は、ファイバ束200を全体的に検査すること、様々な下位長さ部分(B〜F)を検査すること、および/または、破断したファイバに対して柔軟な領域201’−201’’’のそれぞれを検査することから成ることができる。
もし破断したファイバが検出されないならば、あるいは、ファイバ束200の全長さ部分(A)にわたって許容できる数の不良が検出されるならば、2つの選択肢を続行することができる。第1は、ステップ(i)において、ファイバ束200の全体が一つのファイバスコープに統合される。第2に、ステップ(j)において、ファイバ束200を、下位長さ部分(B〜F)に分離され、短い長さのファイバスコープに統合されるように、1つ以上の中間ポイント206、207において切断することができる。例えば、下位長さ部分(C)と(D)を形成するようにファイバ束200を中間ポイント206において切断することができ、そして、それらの下位長さ部分のそれぞれを個々のファイバスコープに統合できる。あるいは、ファイバ束200を、小さなファイバスコープに統合されるようなそれぞれの下位長さ(D〜F)をもった下位長さ部分(D〜F)を形成するように中間ポイント206と207に切断することができる。他の選択肢は、下位長さ部分(D)と(E)が工業的に規格化されたファイバスコープの長さに対応するが、一方で下位長さ部分(F)はそうではないような状況にありうる。ファイバ束200を、小さなファイバスコープに統合されるような下位長さ(D)と(E)をもった下位長さ部分(D〜F)を形成するように中間ポイント206と207に切断することができるが、一方で下位長さ部分(F)はスクラップにされる。
もし許容できない数の破断したファイバがすべての下位長さ部分(B〜F)よりも少なく検出されるならば、破断したファイバの許容できない数を含んだ下位長さ部分(B〜F)のステップ(j)において、それらの下位長さ部分はファイバ束200から分離され、スクラップとされる。次に、不良を含まないか、または許容できる不良の数を含む残りの下位長さ部分は、ファイバスコープに統合され得る。例えば、下位長さ部分(F)が破断したファイバの許容できない数を含みうる。それでも、不良が下位長さ部分(B)では検出されない。結果として、ファイバ束200は、下位長さ部分(B)から下位長さ部分(F)を分離するポイント207において切断される。次に、下位長さ部分(B)がより短いファイバスコープに統合される。あるいは、下位長さ部分(B)は下位長さ部分(D)と(E)にさらに分けられ、それはさらにより短いファイバスコープに統合される。
もし破断したファイバの許容できない数が、束200のすべての下位長さ部分(B〜F)にわたって検出されるならば、ステップ2(h)において、束200の全部がスクラップにされる。
上述の方法およびファイバ束は、束の全長さにわたって不良を持たないスクラップにされた束を利用することが可能な方法を提供する。それ故、全体的な工程歩留りの増加とスクラップ廃棄の減少をもたらす。全体的に、このような方法とファイバ束は、ファイバスコープを製造するコストを減らす。
本発明を、部材や特徴やステップなどの特別な配置を参照しつつ説明してきたが、これらは可能なすべての配置の特徴、ステップを使い果たすことを意図したものではなく、実際には、当業者にとって多くの変更と変化が確認可能であろう。
イメージファイバ束の基端部および先端部を表す図である。 図2Aはイメージファイバ束を製造するステップを表す図であり、図2Bはイメージファイバ束を製造する第2のステップを表す図であり、図2Cはイメージファイバ束を製造する第3のステップを表す図であり、図2Dはイメージファイバ束を製造する第4のステップを表す図であり、図2Eはイメージファイバ束を製造する第5のステップを表す図である。 図3Aは本発明のイメージファイバ束を製造するステップを表す図であり、図3Bは本発明のイメージファイバ束を製造する第2のステップを表す図であり、図3Cは本発明のイメージファイバ束を製造する第3のステップを表す図であり、図3Dは本発明のイメージファイバ束を製造する第4のステップを表す図であり、図3Eは本発明のイメージファイバ束を製造する第5のステップを表す図である。 図3A〜3Eの方法の第1の部分を示すフローチャートを表す。 図3A〜3Eの方法の第2の部分を示すフローチャートを表す。 図3A〜3Eの方法の第2の部分を示すフローチャートを表す。
符号の説明
200 イメージファイバ束
201 ファイバ
201’〜201’’’ ファイバの柔軟な領域
202 基端部
203 先端部
204 伝達領域
205〜208 ポイント
206、207 中間ポイント
220 酸可溶性ガラス
220’〜220’’’’ ファイバの硬質の領域
230 コーティング

Claims (24)

  1. 複数のイメージファイバを束に整列する段階と、
    少なくとも3つの領域に複数のイメージファイバを結合して、基端部で結合された領域と、先端部で結合された領域と、前記基端部で結合された領域と前記先端部で結合された領域との間にある少なくとも1つの中間で結合された領域と、によってイメージファイバ束を形成する段階であって、少なくとも1つの柔軟な領域が前記基端部で結合された領域と前記中間で結合された領域との間に配置され、少なくとも1つの柔軟な領域が前記先端部で結合された領域と前記中間で結合された領域との間に配置されており、前記少なくとも3つの結合された領域の間隔が、使用可能な長さ部分と、前記使用可能な長さ部分よりも短くてファイバスコープにおける使用に有効な少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分とを形成するようにする段階と、
    選択された数未満の不良を有する少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分を特定するために、不良なイメージファイバに対するイメージファイバ束を検査する段階と、
    イメージファイバ束から少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分を分離する段階と、を有することを特徴とするイメージファイバ束を製造する方法。
  2. 使用可能な長さ部分と使用可能な下位長さ部分とは、ファイバスコープのために規格化された長さに対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 複数のイメージファイバは、少なくとも3つの結合された領域においてコヒーレントに整列されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 少なくとも3つの結合された領域は硬質であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 柔軟な領域が、結合されていない複数の独立したイメージファイバを有することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 記少なくとも3つの結合された領域及び前記少なくとも3つの結合された領域の間に配置された前記柔軟な領域を形成する段階に先立って、イメージファイバ束の全長さに沿ってエッチング可能な材料によって複数のイメージファイバを結合する段階を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. エッチング可能な材料によって複数のイメージファイバを結合する段階は、酸可溶性ガラスによって複数のイメージファイバをコーティングすることを有することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 記少なくとも3つの結合された領域及び前記少なくとも3つの結合された領域の間に配置された前記柔軟な領域を形成する段階に先立って、前記エッチング可能な材料によって複数のイメージファイバを結合する段階の後に、少なくとも3つの結合された領域のそれぞれに耐エッチング液コーティングによってイメージファイバ束をコーティングする段階をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 耐エッチング液コーティングは耐酸性のコーティングであることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 記少なくとも3つの結合された領域及び前記少なくとも3つの結合された領域の間に配置された前記柔軟な領域を形成する段階に先立って、前記少なくとも3つの結合された領域のそれぞれに耐エッチング液コーティングによってイメージファイバ束をコーティングする段階の後に、イメージファイバ束にエッチング液を塗布する段階をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. イメージファイバ束にエッチング液を塗布する段階は、硬質である少なくとも3つの結合された領域と、少なくとも3つの結合された領域間に配置された柔軟な領域とを形成することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 複数のイメージファイバは、少なくとも3つの結合された領域においてコヒーレントに整列され、柔軟な領域に結合されないことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分を分離する段階は、少なくとも3つの結合された領域の少なくとも1つにイメージファイバ束を切断する段階を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分によってファイバスコープを構成する段階をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. イメージファイバ束から分離された少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分は、少なくとも2つのより小さな使用可能な下位長さ部分を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 前記中間で結合された領域は、基端部で結合された領域から、基端部で結合された領域と中間で結合された領域との間に使用可能な下位長さ部分を形成するような距離にあることを特徴とする請求項に記載の方法。
  17. 基端部で結合された領域と中間で結合された領域との間の使用可能な下位長さ部分は、ファイバスコープのために規格化された長さに対応することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 基端部で結合された領域から先端部で結合された領域までの使用可能な長さ部分は、より長いファイバスコープのために規格化された長さに対応することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 中間で結合された領域は、先端部で結合された領域から、先端部で結合された領域と中間で結合された領域との間に使用可能な下位長さ部分を形成するような距離にもあることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 先端部で結合された領域と中間で結合された領域との間の使用可能な下位長さ部分は、ファイバスコープのために規格化された長さに対応することを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 複数のイメージファイバは、基端部で結合された領域、先端部で結合された領域、および中間で結合された領域においてコヒーレントに整列されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  22. 複数のイメージファイバを束に整列する段階と、
    少なくとも3つの領域に複数のイメージファイバを結合して、少なくとも2つの前記結合された領域の間の使用可能な長さ部分と、少なくとも2つの前記結合された領域の間にあって、前記使用可能な長さ部分よりも短い少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分とによってイメージファイバ束を形成する段階と、
    選択された数未満の不良を有する少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分を特定するために、不良なイメージファイバに対するイメージファイバ束を検査する段階と、
    イメージファイバ束から選択された数未満の不良を有する少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分を分離する段階と、を有することを特徴とするイメージファイバ束を製造する方法。
  23. 選択された数未満の不良を有している少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分を、イメージファイバ束から分離する段階をさらに有することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 選択された数未満の不良を有している少なくとも1つの使用可能な下位長さ部分によってファイバスコープを構成する段階をさらに有することを特徴とする請求項23に記載の方法。
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