JP4718292B2 - スイッチボディの組付構造 - Google Patents

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本発明は、各種操作レバーによって接点状態が切り換えられるスイッチ群を搭載したスイッチボディにおいて、そのスイッチボディを車体へ組み付ける際に用いられるスイッチボディの組付構造に関する。
従来、二輪車等の車両においては、ステアリングシャフトを支持するコラムチューブの先端に、ライトスイッチやワイパスイッチ等を搭載したスイッチボディが組み付けられる。この種の組付構造の一例が例えば特許文献1に開示されている。特許文献1において、スイッチボディの下面には、コラムチューブを通す開口孔の周縁から外方に延びる取付部が延出形成されている。この取付部には、リング状の締付バンドが外嵌されている。締付バンドは縮径方向にバネ力が作用する部材であり、その両端をスイッチボディ下面の保持部に係止することで拡径状態が保持されている。
コラムチューブにスイッチボディを組み付ける際には、まずスイッチボディの挿通孔にコラムチューブを通してスイッチボディをコラムチューブに仮固定する。この状態で保持部を手前側に引くと、締付バンドの両端と保持部との仮止め状態が解除されるため、保持部による締付バンドの拡径状態が解除される。よって、締付バンドが自身のバネ力によって縮径することから、締付バンドがスイッチボディの組付部を周囲からコラムチューブに強く押し付けた状態となり、これによってスイッチボディがコラムチューブに固定された状態となる。
実開平5−46609号公報
しかし、スイッチボディの組付時において締付バンドでスイッチボディをコラムチューブに押し付ける際、締付バンドの仮止め状態を解除するためには、保持部を手前側に引くという作業が必要となる。この作業は作業者が保持部の位置を確認して自分の指で保持部を手前側に引くという面倒な作業であるため、スイッチボディの組付効率が悪く、組付効率向上のためにも手間をかけることなく解除作業を行いたい要望があった。また、スイッチボディの組付向きによっては、見え難い位置や手が届き難い位置に保持部が存在する場合もあり、このような状況下では仮止め状態の解除作業が行い難いため、このことからも何らかの対策が必要であった。
本発明の目的は、スイッチボディを車体に組み付ける際の組付効率を向上することができるスイッチボディの組付構造を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明によれば、非付勢状態を保持する仮止機構の仮止め状態を解除すると自身の付勢力によって部材の挟み込みが可能な付勢部材を用い、当該付勢部材の付勢力によってスイッチボディを車体に押し付けることで、当該スイッチボディを前記車体に組み付けるスイッチボディの組付構造において、車体部品を前記車体に組み付ける際に、その組付作業に連動して前記仮止機構の仮止め状態を解除し、当該付勢部材の付勢力によって前記スイッチボディを前記車体に組み付ける解除機構を備えたことを要旨とする。
この構成によれば、車体部品を車体に組み付ける際には、仮止機構の仮止め状態を解除する解除機構が車体部品の組付作業に連動して働き、これによって仮止機構の仮止め状態が解除される。これにより、付勢部材がスイッチボディを車体に押し付けた状態となり、スイッチボディが付勢部材によって車体に組付固定される。従って、車体部品を車体に組み付けると同時に、スイッチボディが車体に固定された状態となるため、車体組み立て時において作業者の行う組付工程が1つ減ることになり、組付作業の効率化を図ることが可能となる。
本発明によれば、前記車体部品は、車両のステアリングホイールに搭載された各種機器と、前記車体側に設けられた電装品とを、前記ステアリングホイールの回転操作を許容した状態で電気接続する回転コネクタであり、前記解除機構は、前記回転コネクタを前記ステアリングホイールのステアリングシャフトに組み付ける際に、該回転コネクタが前記仮止機構に接触することによって、前記仮止機構の仮止め状態を解除することを要旨とする。
この構成によれば、回転コネクタをステアリングシャフトに組み付けるのと同時に、仮止機構の仮止め状態が解除されるため、回転コネクタの組付作業と同時に、スイッチボディを車体に固定することが可能となる。
本発明によれば、前記仮止機構は、自身の一端に形成された掛止片を、自身が弾性変形した状態で他端に掛止することで前記仮止め状態となることを要旨とする。
この構成によれば、仮止機構を仮止め状態にする機構を、付勢部材の別部品で用意する必要がないため、付勢部材の部品点数の増加を招く心配がない。
本発明によれば、前記解除機構は、前記付勢部材の両端のうち前記他端に設けられ、前記車体部品を前記車体に組み付ける際に当該車体部品が接触可能な当て面と、前記車体部品に設けられ、前記車体部品が前記車体に組み付けられる際に前記当て面を押し込んで、前記仮止機構の仮止め状態を解除する押込部とを備えることを特徴とする要旨とする。
この構成によれば、車体部品を車体に組み付ける際には、同時に車体部品の押込部を付勢部材に押し当てて仮止機構の仮止め状態を解除するが、仮止機構においては押込部を当てる部分が当て面によって広くとれるため、組付時における車体部品(即ち、押込部)の位置決めが容易となる。
本発明によれば、前記付勢部材は、ステアリングシャフトを相対回転可能に支持するコラムチューブに外嵌されたバンド部材であり、前記解除機構によって前記仮止機構の仮止め状態が解除された際には、自身が縮径することによって生じる前記付勢力で、前記スイッチボディを前記コラムチューブに固定することを要旨とする。
この構成によれば、バンド形状の付勢部材を用いているため、スイッチボディの組付部分が付勢部材により周囲から押し付けられた状態でスイッチボディが車体に組み付けられることになり、スイッチボディを車体に外れ難い状態で固定することが可能となる。
本発明によれば、スイッチボディを車体に組み付ける際の組付効率を向上することができる。
以下、本発明を具体化したスイッチボディの組付構造の一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1及び図2に示すように、車両のステアリングシャフト1には、ステアリングシャフト1を外側から回動可能に支持するコラムチューブ2が取り付けられている。このコラムチューブ2の外周には、ターンシグナル、ヘッドライト及びワイパ等の各種車両機器のスイッチを内蔵したスイッチボディ3が組み付けられている。スイッチボディ3は、樹脂を材質とした略箱形状を成すとともに、その中央部に形成された断面円形状の挿通孔4(図2参照)にコラムチューブ2が挿通した組付状態をとっている。なお、コラムチューブ2が車体に相当する。
スイッチボディ3の一方の側面には、基端を支点として上下方向及び前後方向に回動操作可能な状態でターンシグナル用レバー5が配設されている。ターンシグナル用レバー5が中立位置から上側或いは下側に操作されると、スイッチボディ3内のターンシグナル用スイッチ(図示略)の接点状態が切り換わり、ターンシグナルがレバー操作に応じた作動状態となる。また、ターンシグナル用レバー5が前側或いは後側に操作されると、スイッチボディ3内のディマ/パッシングスイッチ(図示略)の接点状態が切り換わり、ヘッドライトがレバー操作に応じた点灯状態をとる。
スイッチボディ3の他方の側面には、基端を支点として上下方向に回動操作可能な状態でワイパ用レバー6が配設されている。ワイパ用レバー6が初期位置から下方に倒されると、スイッチボディ3内のワイパ用スイッチ(図示略)の接点状態が切り換わり、ワイパがレバー操作に応じた作動状態をとる。
スイッチボディ3とステアリングホイール(図示略)との間には、ステアリングホイールの回転を許容しつつ、ステアリングホイールに設置されたエアバック(各種機器)とこのエアバックを制御する電装品とを配線で電気接続するステアリングロールコネクタ7が組み付けられている。ステアリングロールコネクタ7は、互いに回転可能に組み付けられたステータ(固定ケース)8とロテータ(回転ケース)9とを有し、これらの内部にできる収容空間にフラットケーブル10が渦巻き状に巻回収容されている。ロテータ9の中央部には断面円形状の挿通孔11が形成され、この挿通孔11にステアリングシャフト1が相対回動可能な状態で挿通されている。
ステータ8の下面には、挿通孔11の開口周縁から延びる複数の係止爪12(図3参照)が突設されている。スイッチボディ3の挿通孔4においてその内周面には、係止爪12を係止可能な係止孔13が各々組を成すように複数形成されている。ステアリングロールコネクタ7は、各係止爪12を各々対応する係止孔13に係止することで、スイッチボディ3に組み付けられている。なお、ステアリングロールコネクタ7のロテータ9は、ステータ8をスイッチボディ3に組み付ける際の係止構造と同様の構造でステアリングホイールに取り付けられている。
ロテータ9の上面には、ステアリングロールコネクタ7の内部に収容されたフラットケーブル10を外部に引き出す開口孔9aが形成されている。ステアリングホイールが回転操作された際には、その回転操作に伴ってロテータ9がステータ8に対して回転し、この回転とともにフラットケーブル10がロテータ9の上面の開口孔9aから引き出されたり、巻き取られたりする動作をとる。
スイッチボディ3の下面には、スイッチボディ3をコラムチューブ2に組み付ける際の組付部分となる略円筒形状の組付部14が形成されている。組付部14には、周方向においてほぼ等間隔に複数のスリット15が形成されている。このスリット15は、ステアリングシャフト1(コラムチューブ2)の軸線L1方向(図1の上下方向)に延びるとともに、組付部14に外方から径方向内側に外力が付与された際に、組付部14が縮径することを許容する。
組付部14の外周には、スイッチボディ3をこの組付部14の部位でコラムチューブ2に固定する締付バンド16が取り付けられている。締付バンド16は、1枚のバネ板をリング状にした形状をなすとともに、縮径方向に付勢力を発生する。なお、締付バンド16が付勢部材(バンド部材)に相当する。
締付バンド16には、締付バンド16を拡径状態で仮止めするバンドクランプ17が形成されている。本例のバンドクランプ17としては、締付バンド16の一端に形成された突設片18と、締付バンド16の他端に形成されるとともに突設片18に掛止め可能な掛止片19とから成っている。掛止片19は、締付バンド16を捻りつつ拡径することによって、突設片18の根元に係止可能な断面L字形状を成している。掛止片19が突設片18の根元に掛止した状態(図2の状態)になると、バンドクランプ17が仮止め状態となり、締付バンド16が拡径状態を維持して非付勢状態となる。なお、バンドクランプ17が仮止機構に相当する。
突設片18の先端には、軸線L1と直交する平面方向に当て面18aが形成されている。バンドクランプ17が仮止め状態の際に、当て面18aが図4(a)に示すように反スイッチボディ3側(同図の矢印A方向)に押し込まれると、突設片18が根元から折れ曲がり変形して突設片18と掛止片19との間の掛止が外れ、バンドクランプ17の仮止め状態が解除される。すると、締付バンド16が自身の付勢力によって縮径し、図4(b)に示すように突設片18と掛止片19とが締付バンド16の周方向において互いに離間する方向へ移動する動きをとる。これにより、締付バンド16が拡径状態から縮径状態となり、組付部14に付勢力を付与した状態となる。よって、スイッチボディ3の組付部14が締付バンド16によってコラムチューブ2に強く押し付けられ、スイッチボディ3がコラムチューブ2に固定される。
締付バンド16の一端には、締付バンド16が縮径する際に突設片18の周方向への移動を許容する切欠部20が形成されている。また、締付バンド16の他端にも、締付バンド16が縮径する際に掛止片19の周方向への移動を許容する切欠部21が形成されている。
ステアリングロールコネクタ7の下面には、バンドクランプ17の当て面18aまで延びる略四角柱状の押込部22が突設されている。この押込部22は、ステアリングシャフト1の軸線L1方向に延びるとともに、ステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に組み付ける際に、その組付作業に連動してバンドクランプ17の当て面18aに当接可能な位置に形成されている。なお、当て面18a及び押込部22が解除機構を構成する。
さて、スイッチボディ3をコラムチューブ2に組み付ける際には、まず仮止め状態の締付バンド16をスイッチボディ3の組付部14の外周に嵌め込む。続いて、スイッチボディ3の挿通孔4にコラムチューブ2を挿通し、スイッチボディ3をコラムチューブ2に仮固定する。なお、この仮固定作業は、例えば組付部14の内周面に形成した位置決め用の突部(図示略)を、コラムチューブ2の外周面に形成した凹部(図示略)に嵌合することにより行う。
続いて、スイッチボディ3にステアリングロールコネクタ7を組み付ける作業を行う。この固定作業は、スイッチボディ3の上部から飛び出したステアリングシャフト1を、ステアリングロールコネクタ7の挿通孔11に挿通するとともに、ステアリングロールコネクタ7の各係止爪12を、スイッチボディ3の各々対応する係止孔13に係止することにより行う。
ステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に組み付ける際、ステアリングロールコネクタ7に形成した押込部22がバンドクランプ17の当て面18aに接触する動きをとる。これにより、当て面18aが押込部22によって押し込まれて根元部分から湾曲変形した状態となり、突設片18と掛止片19との掛止状態が解除され、バンドクランプ17の仮止め状態が解除される。
バンドクランプ17の仮止め状態が解除されると、締付バンド16は自身の付勢力によって縮径することから、組付部14を周方向全域から強く締付けた状態となる。ここで、組付部14はスリット15が形成されることで縮径可能であるため、締付バンド16が締付状態となった際には、組付部14が締付バンド16によってコラムチューブ2に強く押し付けられた状態となる。よって、スイッチボディ3が組付部14で締付バンド16によってコラムチューブ2に固定され、スイッチボディ3の組付作業が完了する。
よって、本例においては、ステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に組み付ける際、ステアリングロールコネクタ7の押込部22がバンドクランプ17の当て面18aを押し込み、バンドクランプ17の仮止め状態を解除する。従って、ステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に組み付けるのと同時に、スイッチボディ3をコラムチューブ2に固定する作業も行えるため、部品組み立て時において作業者の行う組付作業が1つ減ることになり、組付作業の効率化を図ることが可能となる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)本例においては、ステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に組み付ける際、同時にバンドクランプ17の仮止め状態の解除作業が行われる。このため、スイッチボディ3へのステアリングロールコネクタ7の組付作業と、コラムチューブ2へのスイッチボディ3の固定作業とを同時に行うことができ、部品組付時における組付作業の効率化を図ることができる。
(2)ステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に組み付ける作業は、スイッチボディ3を手で持ちつつステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に押し込む組付形態をとるため、作業者にとって力を付与し易い作業である。よって、この組付作業にバンドクランプ17の解除作業を連動させることから、バンドクランプ17の仮止め状態解除時において、押込部22をより強い力で当て面18aに接触させることができ、バンドクランプ17の仮止め状態解除の確実性向上に効果がある。
(3)本例のバンドクランプ17は締付バンド16と一体構造であるため、バンドクランプ17に関する部品を締付バンド16と別部品で用意する必要がなく、部品点数の増加を招く心配がない。
(4)バンドクランプ17に当て面18aを形成したので、バンドクランプ17に押込部22を接触させてバンドクランプ17の仮止め状態を解除する際に、押込部22の接触可能な部位が広くとれるため、ステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に組み付ける際の位置関係を細かく設定する必要がない。
(5)本例はリング状の締付バンド16を使用しているため、バンドクランプ17の仮止め状態が解除された際には、スイッチボディ3の組付部14が締付バンド16によって周囲全域から押し付けられることになり、スイッチボディ3を外れ難い状態でコラムチューブ2に固定することができる。
なお、本実施形態は上記構成に限定されず、以下の態様に変更してもよい。
・ 車体部品は、ステアリングロールコネクタ7に限定されない。例えば、図5に示すように、ステアリングホイールの裏側からステアリングシャフト1を覆うコラムカバー41を車体部品としてもよい。この場合、コラムカバー41の取付向きはステアリングシャフト1の径方向内側向き(図5の矢印B方向)であるため、この向きの力でバンドクランプ17の仮止め状態を解除する必要がある。よって、バンドクランプ17の当て面18aは、図6に示すような締付バンド16の径方向の面に対して傾きを持った形状とする必要がある。
・ 車体部品の組付作業は、ステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に組み付ける作業や、コラムカバー41を車体に組み付ける作業に限定されない。例えば、仮のステアリングホイールをステアリングシャフトに取り付けてステアリング系の検査を行う場合、仮のステアリングホイールをステアリングシャフトに組み付ける作業に、バンドクランプ17の仮止め解除を連動させてもよい。
・ バンドクランプ17は締付バンド16と一体構造であることに限定されない。即ち、締付バンド16の拡径状態を保持するバンドクランプ17を締付バンド16に対して別部品として形成し、ステアリングロールコネクタ7をスイッチボディ3に組み付ける際に、押込部22がこのバンドクランプ17を押して締付バンド16から離脱させ、締付バンド16を縮径状態にする構造でもよい。
・ 締付バンド16はリング形状の付勢部材であることに限らず、例えばハサミ状などでもよく、スイッチボディ3を固定可能な付勢力を生じるものであれば、その形状は特に限定されない。
・ 本例のスイッチボディ3の組付構造は、採用対象が車両であっても、それは自動車に限定されず、例えば二輪車や産業車両でもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)請求項1,3〜5のいずれかにおいて、前記車体部品は、スイッチボディの本体部分を外側から覆うコラムカバーであり、前記解除機構は、前記コラムカバーを前記車体に組み付ける際に、該コラムカバーが前記仮止機構に接触することによって、前記仮止機構の仮止め状態を解除する。この場合、コラムカバーを車体に組み付ける際に、同時に仮止機構の仮止め状態を解除することができる。
一実施形態におけるスイッチボディの組付構造を示す全体の斜視図。 スイッチボディの組付構造を示す全体の分解斜視図。 スイッチボディの組付構造を示すスイッチボディ部分の断面図。 (a)はバンドクランプが仮止め状態の際の平面図、(b)はバンドクランプの仮止め状態が解除された際の平面図。 別例における締付バンドの斜視図。 コラムカバーを組み付けて締付バンドの仮止め状態を解除する際の断面図。
符号の説明
1…ステアリングシャフト、2…車体としてのコラムチューブ、3…スイッチボディ、7…車体部品(回転コネクタ)を構成するステアリングロールコネクタ、16…付勢部材としての締付バンド、17…仮止機構としてのバンドクランプ、18a…当て面、19…掛止片、22…押込部、41…車体部品を構成するコラムカバー。

Claims (5)

  1. 非付勢状態を保持する仮止機構の仮止め状態を解除すると自身の付勢力によって部材の挟み込みが可能な付勢部材を用い、当該付勢部材の付勢力によってスイッチボディを車体に押し付けることで、当該スイッチボディを前記車体に組み付けるスイッチボディの組付構造において、
    車体部品を前記車体に組み付ける際に、その組付作業に連動して前記仮止機構の仮止め状態を解除し、当該付勢部材の付勢力によって前記スイッチボディを前記車体に組み付ける解除機構を備えたことを特徴とするスイッチボディの組付構造。
  2. 前記車体部品は、車両のステアリングホイールに搭載された各種機器と、前記車体側に設けられた電装品とを、前記ステアリングホイールの回転操作を許容した状態で電気接続する回転コネクタであり、
    前記解除機構は、前記回転コネクタを前記ステアリングホイールのステアリングシャフトに組み付ける際に、該回転コネクタが前記仮止機構に接触することによって、前記仮止機構の仮止め状態を解除することを特徴とする請求項1に記載のスイッチボディの組付構造。
  3. 前記仮止機構は、自身の一端に形成された掛止片を、自身が弾性変形した状態で他端に掛止することで前記仮止め状態となることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチボディの組付構造。
  4. 前記解除機構は、
    前記付勢部材の両端のうち前記他端に設けられ、前記車体部品を前記車体に組み付ける際に当該車体部品が接触可能な当て面と、
    前記車体部品に設けられ、前記車体部品が前記車体に組み付けられる際に前記当て面を押し込んで、前記仮止機構の仮止め状態を解除する押込部と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のスイッチボディの組付構造。
  5. 前記付勢部材は、ステアリングシャフトを相対回転可能に支持するコラムチューブに外嵌されたバンド部材であり、前記解除機構によって前記仮止機構の仮止め状態が解除された際には、自身が縮径することによって生じる前記付勢力で、前記スイッチボディを前記コラムチューブに固定することを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のスイッチボディの組付構造。
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