JP4715857B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器から流出する空気の風速分布の均一化を図った車両用空調装置に関するものである。
車両用空調装置における室内空調ユニットは、通常、送風機ユニットと、この送風機ユニットから空気が送風される空調ユニットとに大別される。なお、空調ユニットには周知のごとく冷房用熱交換器、暖房用熱交換器、温度調整機構、および吹出モード切替機構等の機器が配置される。
そして、送風機ユニットを車室内前部の計器盤内側において助手席前方側にオフセット配置し、空調ユニットを計器盤内側において車両左右方向(車両幅方向)の中央部付近に配置するレイアウト(送風機オフセット配置レイアウト)が近年主流になっている。この送風機オフセット配置レイアウトでは、送風機ユニットからの送風空気は、助手席前方側から中央部付近の空調ユニットに向かって車両左右方向に流れる。
これに対し、空調ユニットのケース内の空気通路は車両前後方向に形成され、このケース内の最前部に空気流入空間が形成され、この空気流入空間の車両後方部に冷房用熱交換器が配置され、この冷房用熱交換器の更に車両後方部に暖房用熱交換器が配置される。
従って、送風機ユニットから送風された空気は、冷房用熱交換器の側方から空気流入空間に流入し、空気流入空間内で流れ向きが変えられて冷房用熱交換器に流入するようになっている。
この場合、冷房用熱交換器から流出する空気の速度は、冷房用熱交換器のうち空気流入空間の入口部に近い領域では低くなり、冷房用熱交換器のうち空気流入空間の入口部から遠い領域では高くなり、風速分布の不均一が発生する。
そこで、ケースにおける冷房用熱交換器の空気流入面に対向する壁面(以下、対向壁面という)に段差状の絞り面を形成し、この絞り面によって、冷房用熱交換器のうち空気流入空間の入口部に近い領域への空気流れの方向転換を促進して、冷房用熱交換器から流出する空気の風速分布を均一化するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−72530号公報
しかしながら、特許文献1に示された空調装置のように、空気流入空間に流入する際の空気流通領域に冷房用熱交換器の側面が突出している場合には、空気流入空間に流入する空気の一部は、冷房用熱交換器の側面に衝突して流れの向きが急激に変えられ、対向壁面側に向かって流れる。この衝突空気流は、冷房用熱交換器の側面に衝突しない空気流と衝突することにより、再び冷房用熱交換器の空気流入面に沿った方向に流れの向きが変えられて、冷房用熱交換器の側面からある距離を進んだ後に冷房用熱交換器に流れ込もうとする。すなわち、冷房用熱交換器の側面から上記衝突空気流が冷房用熱交換器に流れ込むまでの領域(冷房用熱交換器のうち空気流入空間の入口部に近い領域)は、冷房用熱交換器に空気が流れ難く、このため、冷房用熱交換器から流出する空気の風速分布を均一化することが困難であった。
本発明は上記点に鑑みて、空気流入空間に流入する際の空気流通領域に熱交換器の側面が突出している空調装置において、熱交換器から流出空気の風速分布の均一化を図ることを目的とする。
本発明は、ケース(2)は、送風機(3)からの空気流が屈曲して熱交換器(4)における空気流入面(40)へ流入するように空気通路(1)を形成しており、熱交換器(4)における空気流入面(40)と空気流入面(40)に対向したケース(2)の対向壁面(20)との間に空気流入空間(10)が形成され、送風機(3)から空気流入空間(10)に流入する際の空気の流れ向き(A)に対して略垂直な絞り面(21、22)が対向壁面(20)に形成されている車両用空調装置において、熱交換器(4)における送風機側の面(41)を覆って、熱交換器(4)の側面(41)に向かって流れてくる空気の流れ向きを変える面を有するエアガイド(23)を備え、このエアガイド(23)の面の延長線(b)が絞り面(21、22)と交わることを特徴とする。
ここで、本発明者の実験検討によれば、熱交換器(4)の側面(41)に向かって流れてくる空気の流れ向きをエアガイド(23)により変えるようにした場合、熱交換器(4)から流出する空気の風速分布が必ずしも均一化されるものではないことがわかった。そして、エアガイド(23)の面の延長線(b)が絞り面(21、22)と交わるようにした場合に、熱交換器(4)から流出する空気の風速分布が従来よりも均一化されることが確認された。
この場合、複数の絞り面(21、22)が、送風機(3)から離れるに伴い熱交換器(4)の空気流入面(40)に接近して配置されるものにおいては、エアガイド(23)の面の延長線(b)が空気流れ最上流側の絞り面(21)と交わるようにすれば、熱交換器(4)から流出する空気の風速分布を一層均一にすることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る車両用空調装置における室内空調ユニットの構成を示す模式的な平面断面図である。
本実施形態の空調装置は、自動車に搭載されて車室内の空調を行うものであり、室内空調ユニットは、車室内前部の計器盤内側に配置される。より詳細には、本実施形態の空調装置は、室内空調ユニットにおける送風機ユニットが助手席前方側に配置され、室内空調ユニットにおける空調ユニットが車両左右方向(車両幅方向)の中央部付近に配置される、所謂送風機オフセット配置レイアウトである。
図1に示すように、空調装置の室内空調ユニットは、車室内に吹き出される空気が流れる空気通路1を形成するケース2を備え、このケース2内の空気通路1中には、空気流を発生させて空気を車室に送風する送風機3が配置されている。
送風機3は、多数の翼部(ブレード部)を円環状に配置した遠心ファンからなる送風ファン30と、この送風ファン30を回転駆動する電動モータ(図示せず)と、送風ファン30を収容している渦巻き状のスクロールケーシング31とを有する周知の構成である。スクロールケーシング31は、より詳細には、ノーズ部(巻き始め部)32から巻き終わり部33に向かってスクロール形状の径が次第に拡大する渦巻き状になっている。
空気通路1中において送風機3よりも空気流れ下流側には、蒸発器4が配置されている。この蒸発器4は、図示しない圧縮機、凝縮器、減圧手段とともに周知の冷凍サイクルを構成するもので、空気と熱交換媒体冷媒との間で熱交換を行って空気を冷却する。なお、蒸発器4は、本発明の熱交換器に相当する。
蒸発器4における空気流入面40と、ケース2における空気流入面40に対向する対向壁面20との間には、空気流入空間10が形成されている。なお、空気流入空間10に流入する際の空気の流れ向きA(本実施形態では、略車両左右方向)を、以下、流入時空気流れ向きAという。そして、本実施形態の蒸発器4は、熱交換媒体を流通させる偏平状のチューブ(図示せず)が流入時空気流れ向きAに沿って多数積層された積層型蒸発器である。
蒸発器4における空気流入面40は、流入時空気流れ向きAと略平行になっており、送風機3から送風された空気は、蒸発器4の側方から空気流入空間10に流入した後に空気流入空間10内で流れ向きを変えて蒸発器4に流入する。
ケース2の対向壁面20には、蒸発器4のうち空気流入空間10の入口部に近い領域への空気流れの方向転換を促進する2つの絞り面21、22が形成されている。この絞り面21、22は、流入時空気流れ向きAに対して略垂直であり、流入時空気流れ向きAに沿って所定間隔を置いて配置されるとともに、送風機3に近い側(すなわち、空気流れ上流側)の第1絞り面21よりも、送風機3から遠い第2絞り面22の方を、蒸発器4に近づけるように形成している。
空気通路1は、送風機3と空気流入空間10との間に形成された接続通路を有している。この接続通路は、対向壁面20および巻き終わり部33と連続して形成された第1壁面24と、この第1壁面24に対向してノーズ部32から連続して形成された第2壁面25との間に形成されている。
蒸発器4は、空気流入面40が第2壁面25よりも第1壁面24側に突出して配置されている。したがって、蒸発器4における送風機3に近い側の側面41の一部も、第2壁面25よりも第1壁面24側に突出している。
ケース2には、第2壁面25の蒸発器側端部に連続してエアガイド23が形成されている。このエアガイド23の先端部は蒸発器4の空気流入面40よりも第1壁面24側に突出しており、したがって、蒸発器4における送風機3に近い側の側面41はエアガイド23により覆われている。また、エアガイド23の面は、直線状に形成されるとともに、第2壁面25に対して傾斜している。また、エアガイド23の面の延長線bは、2つの絞り面21、22のうち空気流れ上流側の第1絞り面21と交わる。すなわち、エアガイド23は、その面の延長線bが図1の範囲Cに入るように設定されている。
上記構成において、送風機3にて送風された空気は、空気流入空間10内で絞り面21、22やエアガイド23により流れ向きが変えられて蒸発器4に流入する。そして、エアガイド23の面の延長線bが第1絞り面21と交わるようにすることにより、蒸発器4の空気流入面40および空気流出面50での風速分布を略均一にすることができる。すなわち、蒸発器4への空気流入速度を略均一化すれば蒸発器4からの空気流出速度も略均一化できる。
図2は、蒸発器4の空気流出面50を図1の矢印D向きに見て空気流出面50を8分割し、分割した各領域毎の、蒸発器4からの流出空気の速度(m/s)を示している。なお、速度を示す数値のうち、()を付した数値はエアガイド23がない従来装置の実験値であり、()を付していない数値はエアガイド23を備える本実施形態の実験値である。
図2から明らかなように、本実施形態では、分割した領域のうち空気流入空間10の入口部に近い領域の流出空気速度が従来装置よりも高くなっており、また分割した領域のうち空気流入空間10の入口部から遠い領域の流出空気速度が従来装置よりも低くなっている。
そして、分割した各領域毎の流出空気速度の最大値と最小値との比を風速比とすると、従来装置の風速比は1.48であり、本実施形態の風速比は1.27である。このように、本実施形態の空調装置によると、蒸発器4の空気流出面50の風速分布が従来よりも均一化されることが確認された。
次に、エアガイド23の面の延長線bの向きを種々変更した場合、およびエアガイド23なしの場合の、流入空気速度の解析結果について図3に基づいて説明する。
図3(a)および図3(b)は、エアガイド23の面の延長線bが図1の範囲Cに入る例であり、このうち、図3(a)は延長線bが第1絞り面21における蒸発器4側の端部に向かう例、図3(b)は延長線bが第1絞り面21における反蒸発器4側の端部に向かう例である。図3(c)はエアガイド23なしの例で、従来装置に相当する。図3(d)および図3(e)は、エアガイド23の面の延長線bが図1の範囲Cを外れる例であり、このうち、図3(d)は延長線bが第1絞り面21よりも送風機3から遠い側に向かう例、図3(e)は延長線bが第1絞り面21よりも送風機3に近い側に向かう例である。
図3中の流速の数値は、蒸発器4の空気流入面40を流入時空気流れ向きAに沿って4分割したうちの、空気流入空間10の入口部に最も近い領域の、蒸発器4へ流入する空気の速度(以下、入口部側流速という)を示している。そして、図3(a)および図3(b)のように、エアガイド23の面の延長線bが図1の範囲Cに入る例の場合は、他の例よりも入口部側流速が高くなることが確認された。
図3(c)のようにエアガイド23なしの場合は、前述したように空気流入空間10に流入する空気の一部が蒸発器4の側面41に衝突して、矢印eのように流れの向きが急激に変えられる。この衝突空気流eは、蒸発器4の側面41に衝突しない空気流と衝突することにより、再び蒸発器4の空気流入面40に沿った方向に流れの向きが変えられものの、蒸発器4における空気流入空間10の入口部に最も近い領域には空気が流れ難く、このため、入口部側流速が低くなるものと推測される。
図3(e)のように延長線bが第1絞り面21よりも送風機3に近い側(すなわち、空気流れ上流側)に向かう場合は、空気流入空間10に流入する空気の一部はエアガイド23により向きが急激に変えられるため、図3(c)の場合と同様に、蒸発器4における空気流入空間10の入口部に最も近い領域には空気が流れ難く、このため、入口部側流速が低くなるものと推測される。
図3(d)のように延長線bが第1絞り面21よりも送風機3から遠い側に向かう場合は、エアガイド23に案内された空気は向きが急激に変えられることなく、矢印fのように送風機3から遠い側に向かってスムーズに流れる。そして、第1絞り面21により蒸発器4における空気流入空間10の入口部に近い領域へ方向転換された空気流れは、流速の高い空気流fにより送風機3から遠い側に向きが変えられ、換言すると、空気流fが壁となって、蒸発器4における空気流入空間10の入口部に近い領域への空気流れが遮られ、このため、入口部側流速が低くなるものと推測される。
これに対し、図3(a)および図3(b)のように、エアガイド23の面の延長線bが図1の範囲Cに入る場合は、図3(e)のように、空気流入空間10に流入する空気の一部はエアガイド23により向きが急激に変えられることもなく、また図3(d)のように空気流fの流速が著しく高くなることもないため、第1絞り面21により方向転換された空気流れが、蒸発器4における空気流入空間10の入口部に近い領域へ流入し易くなり、その結果、入口部側流速が高くなるものと推測される。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図4は本発明の第2実施形態に係る車両用空調装置における室内空調ユニットの要部構成を示す模式的な平面断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記実施形態では、エアガイド23は平面であったが、本実施形態は、図4に示すように、エアガイド23の面は円弧状である。そして、このエアガイド23の面の延長線bは、具体的にはエアガイド23における空気流れ下流側端部の接線であり、空気流れ上流側の第1絞り面21と交わる。すなわち、エアガイド23は、その面の延長線bが範囲Cに入るように設定されている。これによっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図5は本発明の第3実施形態に係る車両用空調装置における室内空調ユニットの構成を示す模式的な側面断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記実施形態の空調装置は、送風機オフセット配置レイアウトであったが、本実施形態は、図5に示すように、室内空調ユニットにおける空調ユニットが車両左右方向(車両幅方向)の中央部付近に配置され、室内空調ユニットにおける送風機ユニットが空調ユニットの上方に配置される、所謂縦置き配置レイアウトである。これによっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図6は本発明の第4実施形態に係る車両用空調装置における室内空調ユニットの構成を示す模式的な正面断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、蒸発器4は、空気流入面40および空気流出面50が略水平になるようにして配置されるとともに、空気流入面40が空気流出面50の上方に位置している。
送風機3は、回転軸周りに多数枚の翼を有し、回転軸の軸方向から吸入口34を介して吸入した空気を径外方に向けて吹き出す遠心式多翼送風機である。送風機3は、回転軸が上下(天地)方向になるようにして配置されており、上方から吸入した空気を水平方向に吹き出すようになっている。
ケース2の第2壁面25は吸入口34側に形成され、第1壁面24は吸入口34と反対側に形成されている。また、第2壁面25が第1壁面24の上方に位置している。
本実施形態のように、空気流入面40および空気流出面50が略水平になるようにして蒸発器4が配置された空調装置においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、エアガイド23の先端部を蒸発器4の空気流入面40よりも第1壁面24側に突出させたが、図7に示す変型例のように、エアガイド23の先端部を蒸発器4の空気流入面40と面一にしてもよい。
また、上記各実施形態では、エアガイド23の面の延長線bが第1絞り面21と交わるようにしたが、エアガイド23の面の延長線bが第2絞り面22と交わるようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態では、ケース2の対向壁面20に2つの絞り面21、22を備える空調装置を示したが、本発明はケース2の対向壁面20に絞り面を1つだけ備える空調装置にも適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用空調装置における室内空調ユニットの構成を示す模式的な平面断面図である。 図1の蒸発器4への流入空気の速度を示す図である。 比較例を含む空調装置における蒸発器流入空気速度の解析結果を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用空調装置における室内空調ユニットの要部構成を示す模式的な平面断面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両用空調装置における室内空調ユニットの構成を示す模式的な側面断面図である。 本発明の第4実施形態に係る車両用空調装置における室内空調ユニットの構成を示す模式的な正面断面図である。 本発明に係る車両用空調装置の変型例を示す要部の断面図である。
符号の説明
1 空気通路
2 ケース
3 送風機
4 蒸発器(熱交換器)
10 空気流入空間
20 対向壁面
21 絞り面
23 エアガイド
40 空気流入面
41 蒸発器の側面

Claims (6)

  1. 空気が流れる空気通路(1)を形成するケース(2)と、
    前記空気通路(1)中に配置されて空気流を発生させる送風機(3)と、
    前記空気通路(1)中における前記送風機(3)の空気流れ下流側に配置されるとともに、空気と熱交換媒体との間で熱交換を行う熱交換器(4)とを備え、
    前記ケース(2)は、前記送風機(3)からの空気流が屈曲して前記熱交換器(4)における空気流入面(40)へ流入するように前記空気通路(1)を形成しており、
    前記熱交換器(4)における前記空気流入面(40)と前記空気流入面(40)に対向した前記ケース(2)の対向壁面(20)との間に空気流入空間(10)が形成され、
    前記送風機(3)から前記空気流入空間(10)に流入する際の空気の流れ向き(A)に対して略垂直な絞り面(21、22)が前記対向壁面(20)に形成されている車両用空調装置において、
    前記熱交換器(4)における前記送風機側の面(41)を覆って、前記熱交換器(4)の側面(41)に向かって流れてくる空気の流れ向きを変える面を有するエアガイド(23)を備え
    さらに、前記絞り面(21、22)を複数個備え、前記複数の絞り面(21、22)は、前記送風機(3)から離れるに伴い前記熱交換器(4)の空気流入面(40)に接近して配置され、前記エアガイド(23)の面の延長線(b)は、複数個の前記絞り面(21、22)のうち空気流れ最上流側の絞り面(21)と交わることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記空気通路(1)は、前記送風機(3)と前記空気流入空間(10)との間に形成された接続通路を有し、
    前記接続通路は、前記対向壁面(20)と連続して形成された第1壁面(24)とこの第1壁面(24)に対向して形成された第2壁面(25)との間に形成され、
    前記エアガイド(23)の面は、直線状に形成されるとともに、前記第2壁面(25)に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記エアガイド(23)の面は円弧状であり、前記エアガイド(23)における空気流れ下流側端部の接線(b)が前記絞り面(21、22)と交わることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  4. 前記空気通路(1)は、前記送風機(3)と前記空気流入空間(10)との間に形成された接続通路を有し、
    前記接続通路は、前記対向壁面(20)と連続して形成された第1壁面(24)とこの第1壁面(24)に対向して形成された第2壁面(25)との間に形成され、
    前記エアガイド(23)は、前記第2壁面(25)の前記熱交換器(4)側端部に連続して形成され、
    前記熱交換器(4)は、前記空気流入面(40)が前記第2壁面(25)よりも前記第1壁面(24)側に突出して配置され、前記エアガイド(23)の先端部は前記熱交換器(4)の前記空気流入面(40)と面一又は前記空気流入面(40)よりも前記第1壁面(24)側に突出して形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  5. 前記送風機(3)はノーズ部(32)を有するとともに巻き始め部から巻き終わり部(33)に亘って渦巻状のスクロールケーシング(31)を備えた遠心式多翼送風機であり、前記第1壁面(24)は巻き終わり部(33)から連続して形成され、前記第2壁面(25)は前記ノーズ部(32)から連続して形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
  6. 前記送風機(3)は回転軸周りに多数枚の翼を有し、前記回転軸の軸方向から吸入口(34)を介して吸入した空気を径外方に向けて吹き出す遠心式多翼送風機であり、前記第2壁面(25)は前記吸入口(34)側に形成され、前記第1壁面(24)は前記吸入口(34)と反対側に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
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