JP4715318B2 - 変速操作装置の制御装置 - Google Patents
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Description
変速操作装置1は筒状のケーシング2を有し、ケーシング2の端部側方には電磁ソレノイドアクチュエータを備えたセレクト操作装置3が、端部下方には同じく電磁ソレノイドアクチュエータを備えたシフト操作装置4がそれぞれ装着されている。また、図2に示すように、ケーシング2の中央下部には開口21が設けてあり、その下方には、複数本のフォークシャフトのそれぞれに固着されたシフトブロック51〜54が並列に配置される。これらのシフトブロックには凹部が形成されており、変速機のニュートラル状態では、全てのシフトブロックの凹部が軸方向に整列し、シフト&セレクトレバー50がセレクト方向に移動できるようになる。シフトブロック及びフォークシャフトの中の一つは、図3にも2点鎖線で表されている。
流体圧シリンダを用いるシフトアクチュエータにおいては、単位時間当りの作動流体の供給量又は排出量を小さくし、低速でアクチュエータを作動させることができる。シフトアクチュエータを低速で作動させ、ニュートラルセンサ(シフトストロークセンサとは別に設けられている。)により、フォークシャフトがニュートラル位置となったことを検出した時にアクチュエータの作動を停止することによって、流体圧アクチュエータでは比較的容易にシフト位置をニュートラル位置に戻すことが可能である。
「車両の変速機のシフト&セレクトレバーをシフト方向に移動させるシフト操作装置であって、そのシフト操作装置は、
電磁ソレノイドと可動鉄心を有しシフト方向の一方向に前記シフト&セレクトレバーを駆動する第1電磁ソレノイドアクチュエータと、電磁ソレノイドと可動鉄心を有しシフト方向の反対方向に前記シフト&セレクトレバーを駆動する第2電磁ソレノイドアクチュエータと、
前記シフト&セレクトレバーのシフト位置に応じた検出値を出力するシフトストロークセンサと、
前記シフト&セレクトレバーのシフト位置がニュートラル位置であることを検出するニュートラルセンサとを備えており、さらに、
前記シフト&セレクトレバーのシフト位置を制御するシフト位置制御手段を備え、そのシフト位置が、前記シフトストロークセンサの検出値に応じて前記第1電磁ソレノイドアクチュエータ及び前記第2電磁ソレノイドアクチュエータへの通電量を変えることにより制御されるシフト操作装置において、
前記シフト位置制御手段は前記シフトストロークセンサが故障したときに作動する非常用ニュートラル操作制御手段を有し、その非常用ニュートラル操作制御手段が、
前記シフトストロークセンサが故障したときは、前記第1電磁ソレノイドアクチュエータ及び前記第2電磁ソレノイドアクチュエータのいずれか一方に所定時間通電した後、その通電を停止し、
次いで、通電しなかった他方の電磁ソレノイドアクチュエータに所定幅のパルス状電流を所定周期で通電するとともに、通電した一方の電磁ソレノイドアクチュエータには、前記パルス状電流に対し逐次増大する位相遅れを持たせた所定幅のパルス状電流を通電し、
前記ニュートラルセンサにより前記シフト&セレクトレバーのシフト位置がニュートラル位置であることを検出したときは、両方の電磁ソレノイドアクチュエータへの通電を停止するよう構成されている」
ことを特徴とするシフト操作装置となっている。
「車両の変速機のシフト&セレクトレバーをシフト方向に移動させるシフト操作装置が、
電磁ソレノイドと可動鉄心を有しシフト方向の一方向に前記シフト&セレクトレバーを駆動する第1電磁ソレノイドアクチュエータと、電磁ソレノイドと可動鉄心を有しシフト方向の反対方向に前記シフト&セレクトレバーを駆動する第2電磁ソレノイドアクチュエータと、
前記シフト&セレクトレバーのシフト位置に応じた検出値を出力するシフトストロークセンサと、
前記シフト&セレクトレバーのシフト位置がニュートラル位置であることを検出するニュートラルセンサとを備えており、さらに、
前記シフト&セレクトレバーのシフト位置を制御するシフト位置制御手段を備え、そのシフト位置が、前記シフトストロークセンサの検出値に応じて前記第1電磁ソレノイドアクチュエータ及び前記第2電磁ソレノイドアクチュエータへの通電量を変えることにより制御されるシフト操作装置における、前記シフトストロークセンサが故障したときのニュートラル操作の制御方法であって、
前記シフトストロークセンサが故障したときは、前記第1電磁ソレノイドアクチュエータ及び前記第2電磁ソレノイドアクチュエータのいずれか一方に所定時間通電した後、その通電を停止し、
次いで、通電しなかった他方の電磁ソレノイドアクチュエータに所定幅のパルス状電流を所定周期で通電するとともに、通電した一方の電磁ソレノイドアクチュエータには、前記パルス状電流に対し逐次増大する位相遅れを持たせた所定幅のパルス状電流を通電し、
前記ニュートラルセンサにより前記シフト&セレクトレバーのシフト位置がニュートラル位置であることを検出したときは、両方の電磁ソレノイドアクチュエータへの通電を停止する」
ことを特徴とするニュートラル操作の制御方法となる。
ニュートラル位置にはニュートラルセンサ58が設置してあり、また、ボールと溝とを備えたディテント機構7が設けられている。ニュートラルセンサ58によりシフト&セレクトレバー50がニュートラル位置に達したことが検出されると(S6)、ステップS7の終了操作に進む。
2 ケーシング
3 セレクト操作装置
4 シフト操作装置
40 シフト操作ロッド
41 第1電磁ソレノイドアクチュエータ
42 第1電磁ソレノイドアクチュエータ
413、423 電磁ソレノイド
411、421 可動鉄心
43 シフトストロークセンサ
50 シフト&セレクトレバー
51〜54 シフトブロック
55 シフト&セレクトスリーブ
58 ニュートラルセンサ
6 コントロールシャフト
Claims (3)
- 車両の変速機のシフト&セレクトレバー(50)をシフト方向に移動させるシフト操作装置(4)であって、そのシフト操作装置(4)は、
電磁ソレノイド(413)と可動鉄心(411)を有しシフト方向の一方向に前記シフト&セレクトレバー(50)を駆動する第1電磁ソレノイドアクチュエータ(41)と、電磁ソレノイド(423)と可動鉄心(421)を有しシフト方向の反対方向に前記シフト&セレクトレバー(50)を駆動する第2電磁ソレノイドアクチュエータ(42)と、
前記シフト&セレクトレバー(50)のシフト位置に応じた検出値を出力するシフトストロークセンサ(43)と、
前記シフト&セレクトレバー(50)のシフト位置がニュートラル位置であることを検出するニュートラルセンサ(58)とを備えており、さらに、
前記シフト&セレクトレバー(50)のシフト位置を制御するシフト位置制御手段を備え、そのシフト位置が、前記シフトストロークセンサ(43)の検出値に応じて前記第1電磁ソレノイドアクチュエータ(41)及び前記第2電磁ソレノイドアクチュエータ(42)への通電量を変えることにより制御されるシフト操作装置(4)において、
前記シフト位置制御手段は前記シフトストロークセンサが故障したときに作動する非常用ニュートラル操作制御手段を有し、その非常用ニュートラル操作制御手段が、
前記シフトストロークセンサ(43)が故障したときは、前記第1電磁ソレノイドアクチュエータ(41)及び前記第2電磁ソレノイドアクチュエータ(42)のいずれか一方に所定時間通電した後、その通電を停止し、
次いで、通電しなかった他方の電磁ソレノイドアクチュエータに所定幅のパルス状電流を所定周期で通電するとともに、通電した一方の電磁ソレノイドアクチュエータには、前記パルス状電流に対し逐次増大する位相遅れを持たせた所定幅のパルス状電流を通電し、
前記ニュートラルセンサ(58)により前記シフト&セレクトレバー(50)のシフト位置がニュートラル位置であることを検出したときは、両方の電磁ソレノイドアクチュエータ(41、42)への通電を停止するよう構成されていることを特徴とするシフト操作装置。 - 前記車両は運転者が操作するニュートラル指令信号を発信する手段を備えており、前記非常用ニュートラル操作制御手段が、前記ニュートラル指令信号が発信され、かつ、前記車両のブレーキが作動状態であるとき以外は、その作動を実行できないよう構成された請求項1記載のシフト操作装置。
- 車両の変速機のシフト&セレクトレバーをシフト方向に移動させるシフト操作装置(4)が、
電磁ソレノイド(413)と可動鉄心(411)を有しシフト方向の一方向に前記シフト&セレクトレバー(50)を駆動する第1電磁ソレノイドアクチュエータ(41)と、電磁ソレノイド(423)と可動鉄心(421)を有しシフト方向の反対方向に前記シフト&セレクトレバー(50)を駆動する第2電磁ソレノイドアクチュエータ(42)と、
前記シフト&セレクトレバー(50)のシフト位置に応じた検出値を出力するシフトストロークセンサ(43)と、
前記シフト&セレクトレバー(50)のシフト位置がニュートラル位置であることを検出するニュートラルセンサ(58)とを備えており、さらに、
前記シフト&セレクトレバー(50)のシフト位置を制御するシフト位置制御手段を備え、そのシフト位置が、前記シフトストロークセンサ(43)の検出値に応じて前記第1電磁ソレノイドアクチュエータ(41)及び前記第2電磁ソレノイドアクチュエータ(42)への通電量を変えることにより制御されるシフト操作装置(4)における、前記シフトストロークセンサ(43)が故障したときのニュートラル操作の制御方法であって、
前記シフトストロークセンサ(43)が故障したときは、前記第1電磁ソレノイドアクチュエータ(41)及び前記第2電磁ソレノイドアクチュエータ(42)のいずれか一方に所定時間通電した後、その通電を停止し、
次いで、通電しなかった他方の電磁ソレノイドアクチュエータに所定幅のパルス状電流を所定周期で通電するとともに、通電した一方の電磁ソレノイドアクチュエータには、前記パルス状電流に対し逐次増大する位相遅れを持たせた所定幅のパルス状電流を通電し、
前記ニュートラルセンサ(58)により前記シフト&セレクトレバー(50)のシフト位置がニュートラル位置であることを検出したときは、両方の電磁ソレノイドアクチュエータ(41、42)への通電を停止することを特徴とするニュートラル操作の制御方法。
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JP2005166975A JP4715318B2 (ja) | 2005-06-07 | 2005-06-07 | 変速操作装置の制御装置 |
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JP2006342838A JP2006342838A (ja) | 2006-12-21 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002048231A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-15 | Niles Parts Co Ltd | 自動変速機の自己診断システム |
JP2003501597A (ja) * | 1999-06-08 | 2003-01-14 | ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト | 自動化されたトランスミッションの動作のための方法 |
JP2003014105A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Isuzu Motors Ltd | 変速操作装置 |
JP2003139241A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-14 | Isuzu Motors Ltd | 変速機のシフトアクチュエータ |
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2005
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