JP4714678B2 - 最適な弾力を有する固定部材を備える金属穿孔ファスナー - Google Patents

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Description

本願は、同じ発明者によって2002年11月28日に出願され、同じ代理人を有する、係属中のアメリカ合衆国特許出願、出願番号09/724333の一部継続出願(CIP)である。
本発明は、一般に、ファスナー、より詳細には、ファスナーの本体部によって運ばれ、ファスナーの本体部内に提供された空間内に収納されるために適合された、最適な弾力を有する固定部材を備えた金属穿孔ファスナーに関する。
例えば、最上部の薄板状の非金属製造品を最下部の軽いゲージ金属板(18ゲージ及びより薄い)へ、または、代わりに軽いゲージの金属製造品を軽いゲージ金属板へ、というような製造品を一緒に固定するためのファスナー形状は、ネジ付きファスナーによって一般に達成された。ネジの螺旋状デザインは、軽いゲージ金属板で最上部の薄板状の材料をしっかりと一緒に引き寄せることに成功した。さらに、螺旋状ネジのデザインは、産業にとって許容できる性能値を達成するための十分な引き抜き抵抗を提供した。しかしながら、螺旋状ネジのファスナーの取り付けは、時間を消費し、作業者を疲労させていることが証明された。これらの軽いゲージ金属を使っている産業は、螺旋状ネジのファスナーのグリップし、クランプする特徴を有する空気打ち付けシステムのスピードを備えたファスナーを必要とする。
釘のような製品(固くしたピン)は、より重いゲージ金属板(16ゲージ及びより厚い)に製造品(最上部の材料を含んでいる)を付けるのに首尾よく使用された。
しかしながら、金属板が、軽いゲージ金属(18ゲージ及びより薄い)か、一緒に結合された2つ以上の軽いゲージ金属(18ゲージ及びより薄い)である場合、基板は、貫通及び締め付け工程が完了する前に、最上部の断片から押しのけられる(歪む)かもしれない。さらに、これらの金属の薄さは、そのようなものが現在の最新式のピンに摩擦ロック(friction-lock)を提供するためには不十分な材料がある状態を引き起こす。それらは、とげ、突出、逃げ溝、クロスハッチング(cross-hatching)または螺旋状ネジを組み込んでも、これら軽いゲージ材料に取り付けられた時、これらの硬くなったピンは引き抜き抵抗を欠く。さらに、それらは、軽いゲージ金属が貫通力によって押しのけられた時、歪みによって引き起こされたそれらの間のギャップを閉じるための基板と製造品とを一緒に引き合わせる能力を欠く。
L.H.フローラ(アメリカ合衆国特許第2,740,505号)によって、薄板の金属デッキに絶縁材を取り付けるためのバネ綱屋根釘の1つが開示される。この屋根釘は、絶縁層をクランプするために使用され、本体と同一素材から角に曲げられ、本体の切り抜き内側の中央舌、軽いゲージ金属のデッキを貫通する先端、及び頭が結合する。中央舌は、その水平面に沿って曲げられ、または変形される。この変形は、屋根釘が連続的なハンマー打撃によって打ち付けられる時、金属デッキの貫通された穴の内側の舌を動かすためのカム動作を引き起こすために使用される。舌は、穴の周縁エッジの反対側でそれに噛み合いながら穴を通して反対側の平面にはみ出て、そして、その結果、適所に釘をロックするためのこれら2つの先端によって作成されたくさびを頼る。このデザインについての主な問題は、穴の内側の舌の積極的な噛み合いが不足していることである。舌の水平なカム変形の平坦な半径領域に頼ることは失敗し、そして、引き抜き力に抵抗するための業界標準を満たす積極的なロックする手段を提供しない。そのようなものは、フローラによって認識され、彼の一部継続、アメリカ合衆国特許2,751,052号で言及される。
L.H.フローラ(アメリカ合衆国特許第2,751,052号)は、積極的なロックを提供するために金属デッキの下側に接触する舌の端に貫通した穴を通って完全に伸びる中心舌を備えることがなければ、フローラのアメリカ合衆国特許第2,750,505号と本質的に同じ構造を開示する。軽いゲージ金属デッキへ絶縁材をきつくクランプすることは、釘が側部の留め具によって定着するように予定された深さだけ進んだ時、頭の下に圧縮した状態から拡がっている比較的柔軟な多孔性で多少圧縮可能な絶縁材に依存する。金属デッキの下側で噛み合っている舌の端部は、引き抜き抵抗を改善するが、釘の構造は、実質的に非圧縮可能な材料、および製造公差と同様の異なる製造厚さの材料でのその使用を不可能にする。
ディマス(Dimas)(アメリカ合衆国特許第3,983,779号)は、フローラのデザインを含む先行技術の屋根釘の欠点を修正するためにデザインされた屋根釘を開示する。ディマスの屋根釘は、底部の軽いゲージ金属デッキの下部に噛み合う水平面に沿って変形させられる1以上の中子を備えるフローラのオリジナルデザインで大体は作られる。舌が通り抜ける案内溝を提供するために中子を導く突出は提供される。この案内溝は、貫通した穴を通り抜ける時に弱くされるか、または破壊されるようになる先行技術の舌、または中子の問題を解決する。先行技術の舌、または中子が弱められたか破壊された理由は、それらが本質的に弾力を有してなかったからである。壁または屋根(建物において一般的である)への横への運動または振動がある場合、中子の通過のための穴を拡大することによるフローラのディマス改良は、中子が来ることを失い、そして拡大された穴を通って戻る可能性を許容する。
金属板へ製造品を固定するためのファスナーは、クラウン部、基板を貫通しそこに開口を形成するために適合された傾斜部、及びクラウンと傾斜部との間に配置された少なくとも1つの内部空間を含み、厚さ寸法を有する細長い本体と、クラウンと傾斜部との間の細長い本体によって運ばれる前記本体よりも少し薄い厚さ寸法を有し、サイドエッジを有し、そして、貫通後に基板へ製造品をグリップ及びロックするために適合された少なくとも1つの固定部材とから構成され、固定部材は、内部空間に収容されるように適合され、縦軸を有し、固定部材は、貫通した穴の内側の基板に積極的なロックを確実にする前記本体から外側に伸びた前記サイドエッジを引き起こすために縦の(垂直)軸に関して変形される。
以下に、本発明にかかるいくつかの好ましい実施例は、図1乃至5の関連する図面に詳細に記述される。発明の追加実施例、特徴、及び/または利点は、続く記述から明らかになるか、または発明の実施によって突き止められるかもしれない。
図面は、図面と記述との両方の全体に渡る同様な特徴を示す同様な数字で測るべきではない。
以下の記述は、発明を実行するために現在考えられるベストモードを含んでいる。この記述は、限定感覚で取られるべきではないが、単に発明の一般原則を記述する目的で作られる。
図1にかわって、金属穿孔ファスナー10は、多くの製造品(少なくともその1つは金属板である)を通してファスナー10を進めるために適合された、適切に構成された電動工具(図示せず)からのインパクト(impact)の力を受け取るために適合された一方端でのクラウン(crown)部14と、製造品を通して開口を形成するために適合された反対端での鋭い傾斜(または先端)とを有する一般に細長い金属本体12を含む。クラウン部14は、一般に図1及び2で示されるように、クラウン部14のまわりの領域の最上部の製造品への石膏壁板、塗料または他の適した材料の結合を可能にするために開口18を備える。
一般に、図1又は2で示されるように、細長い金属本体12は、好ましくは、本体12によって運ばれる弾力を有する固定部材またはタイン(tine)22を収容するのに適合させた内部空間20をやや中央に備える。一般に、図1で描かれるように、弾力を有するタイン22は、縦軸28を有する多少細長い構成(図1乃至3)である。本発明の一実施例においては、タイン22は、第1自由端(図1)、及び金属本体12に不可欠の、または一体的に形成された反対に配置された第2端(ベース(base))26(図1)を有する捻り棒として形成される。
一般に、図1乃至3で示されるように、好ましくは、タイン22は、縦軸28のまわりで一般に螺旋形の構成に捻られる。タインのサイドエッジ21,23が製造品と基板に形成される開口を定義する表面と噛み合うように、そのような捻れは、タイン22のサイドエッジを本体12から外側にはみ出させる。即ち、それぞれロックする歯11,13,15と17,19との間を図1で見られるように測定すると、タインの深さは、製造品に先端16と本体12によって形成された開口の幅よりも大きい。本発明の典型的な実施例では、螺旋状に捻られたタイン22の自由端24は、ベース26に対して80°から90°に回される。例えば、“V”または“U”のエッジ、及び“V”または“U”の頂点が基板を貫いた開口を定義する表面と噛み合うのように、タイン22は、縦軸28に沿って、“V”形を混ぜ込まれる。片側のサイドエッジ(21又は23)は、該サイドエッジが本体12の表面から外へ向かって伸びるように曲げられるか、あるいは両側のサイドエッジ(21及び23)がそのように曲げられる。そのような曲がりは、基板を貫いた開口を定義する表面にサイドエッジ21及び/または23が噛み合うようにする。片側または両側のサイドエッジがロックと固定する機能を達成するために開口を定義する表面と噛み合いさえすれば、縦軸についてのタイン22の他の変形は達成される。これらの構成の各々は、ファスナーを生産するために使用された型押し工程の間に達成される。タイン22は、型押しの金型の特定の構成に一般に依存する捻れ度合いを備えた型押しの金型を使用して螺旋状に捻られる。もし、そのような他のタインの姿勢が、本発明の本来の意図した目的に一致すれば、該他のタインの姿勢は利用される。本発明の意図された範囲から逸脱が全くなければ、他の製造法は使用される。
本発明の別の実施例によれば、タイン22は、好ましくは多くの不可欠なサイドをグリップ及びロックする要素を備える。例えば、外側(縦軸28から離れる方向)に突き出ている歯のようなグリップ及びロックする要素11,13及び15は、タイン22の第1サイドエッジ21(図1)に配置され、17と19とは、タイン22の第2サイドエッジ23(図1)に配置され、それぞれ製造品貫通後に金属穿孔ファスナー10のグリップ及びロックする行為を増すよう適合させた。それぞれ外側に突き出たグリップ及びロックする要素の配置と、グリップ及びロックする要素間の間隔は、異なるグリップ範囲条件と適合するように構成される。好ましくは、それぞれ外側に突き出たグリップ及びロックする要素の底面(傾斜部16方向の表面)は、金属板の鋭い先端エッジで貫かれた(傾斜部16によって)細長い穴/開口を通り過ぎるのを許容するために、縦軸28(即ち、半径と交差する)の方へ向かって傾斜する。それぞれ外側に突き出るグリップ及びロックする要素の一番上の表面(クラウン部14の下側に向く表面)は、一般に、それぞれの底面で鋭角を形成し、好ましくは、タイン22に摩擦によるロック機能を提供するように形成される。
製造品の貫通中に、螺旋状に捻れたか、縦方向に変形したタイン22は、縦軸28と交差する垂直面に沿って部分的に変形される(ほどかれる)。タイン22の外側に突き出るグリップ及びロックする要素の部分は、もはや貫通された製造品によって制御されない場合、弾力のためにタイン22は、製造品の貫通した開口又穴を定義する内側表面に対して、貫通した開口の内部に配置されたタイン22の一部を摩擦によって固定する縦軸28に関し外側に突き出たグリップ及びロックする要素の最上部の表面の部分的な回転を引き起こす事前調整された螺旋状の姿勢へできるだけ巻き戻す。
当業者は、例えば、突出、ルーバー(louver)、歪み、あるいは本発明のファスナーを製造するために使用される型押し工程の間に形成された同種のもののように、他のグリップ及びロックする要素構成が使用されることを容易に認識する。さらに、グリップ及びロックする要素の配置は、タイン(図1の)の反対側サイドエッジに制約される。例えば、図1のタインは、突出、ルーバー、歪み、あるいは金属を貫通するようなファスナーのグリップ及びロックする能力を増強するために、タイン22の外部の表面全体に関して実質的に配置された同種のものを組み込む。
弾力を最適化するために、タイン22の相当な部分は、タイン22に最適な弾力を与える厚さ(細長い金属本体12の厚さに関連して測定されるタイン22の厚さ)に薄くされる。即ち、一般に図3で示されるように、WT<WB、WB(図3)は、細長い金属本体12の厚さを参照する一方、WT(図3)は、固定しているタイン22の弾力を有する(薄くなった)部分の厚さを参照する。あるいは、ファスナーの応用によってタイン22の弾力性を増強するために、タイン22のあらかじめ定義された比較的小さな部分は、細長い金属本体12の厚さに比べて薄くされる。どちらの場合でも、一般に、図1及び2に示されるように、境界線25a,25bの後ろに配置されたタイン22の部分として一般に定義されているタイン基部26に、それぞれ、ライン25aのような境界線は、一般に、タイン22の第1サイド27のタイン22の薄くなった部分の始まりをマークする。そして、25bのような境界線は、一般に、タイン22の第2サイド29のタイン22の薄くなった部分の始まりをマークする。タイン22の部分が境界線25a、25bの直ぐ前に配置され、多少先細りした構成のものである。例えば、第2サイドエッジ23の概して先細りにされた部分23a(図3)を参照。タイン22は、一般に、型押し金型の特定の構成に依存する薄くなる量を備えた次第に閉じられる一定間隔で配置された型押し金型の使用により、型押し工程の間に薄くされる。本発明の意図された範囲からの逸脱が全くなければ、他の製造法は使用される。タイン22の厚さが本体12のおよそ2分の1(1/2)である場合、本発明に係るファスナーの最高の成果が生み出されることが知られている。
本発明の典型的な実施例では、C1045バネ綱の適切な大きさのシートから作られた素材片は、約0.8mmの本体厚さ(WB)、及び約0.4mmのタイン厚さ(WT)を備える金属穿孔ファスナー(一般に、図1乃至3に示されたように)に型押しするために使用され、その後、形成されたファスナーの熱処理を行う。本発明の別の典型的な実施例では、C1045バネ綱の適切な大きさのシートから作られた素材片は、約1.0mmの本体厚さ(WB)、及び約0.4mmのタイン厚さ(WT)を備える金属穿孔ファスナー(一般に、図1乃至3に示されたように)に型押しするために使用され、その後、形成されたファスナーの熱処理を行う。本発明のさらに別の典型的な実施例では、C1090バネ綱の適切な大きさのシートから作られた素材片は、約1.0mmの大体均一な本体厚さ(WB)を有する細長な金属本体と、一般に、図3で示されるように、タインの弾力性を増強するために、タイン厚さ(WT)が約0.9mmから約0.4mmの範囲で厚さの緩やかな減少を組み込んでいる不可欠なタインとを備える金属穿孔ファスナー(一般に、図1乃至3に示されたように)に型押しするために使用され、その後、形成されたファスナーの熱処理を行う。もし、そのような他の変化が、本発明の意図した精神と範囲から外れなければ、タインの弾力を最適化する目的のためのタイン厚さの減少の他の変化は可能である。
図4及び5にかわって、金属穿孔ファスナー30は、複数の製造品(少なくとも1つは金属板である)を通してファスナー30を推進するために適合させられ適切に構成された電動工具(図示せず)からの衝撃力を受け止めるために適合させられた一方端のクラウン部34と、製造品を貫通して開口を形成するために適合させられた反対端の貫通傾斜(または先端)部36とを有する一般に細長い金属本体32を含む。クラウン部34は、クラウン部34のまわりの領域の一番上の製造品へ石膏壁板、塗料または他の適した材料の結合を可能にするために開口38を備える。細長い金属本体32は、好ましくは、一般に、図4及び5に示されるように、縦軸48と、本発明の代替実施例に従って、本体32に好ましくは不可欠である上部及び下部端(基部)44,46とをそれぞれ有するやや細長くした構成の弾力を有する固定部材またはタイン42を収容するのに適合させた内部空間40をやや中央に備える。
上で述べた目的のため、図4及び5で一般に示されるように、タイン42は、縦軸48のまわりで、一般に螺旋形状の構成に捻られる(または、そうでなければ上述のように変形される)。タイン42(図4及び5)は、例えば、図4のタイン連結区域52に対応する内部空間20のアッパー(クラウン部14近傍の)エッジで金属本体12(図1)に連結されることができるまでタイン22(図1)の自由(支持されていない)第1端が伸びて捻れることによって形成される。そのような構成では、金属穿孔ファスナーの製造の間に、それが内部空間のアッパーエッジに連結される前に、平らなタイン片(ファスナーの本体の反対側端で単一構造である)の自由(支持されていない)端は、縦軸のまわりに約180°捻られなければならない。連結は、2つの部品を一緒にクリンピングまたはスエージ処理などの様々な方法で達成される。
本発明の別の実施例に従って、タイン42は、多数の必須の側部のグリップし、ロックする要素を供給される。例えば、タイン42の第1サイドエッジ(図4)に配置された外側に突き出た歯状のグリップし、ロックする要素(歯)31,33及び35と、タイン42の第2サイドエッジ43(図4)に配置された37,39とは、それぞれ、製造品を貫通した後、金属穿孔ファスナー30のグリップし、ロックする行動を増強するよう適合する。これらの要素は、図1乃至3で示されるファスナーの上記の連結で記述したのと同様の要素と同じ態様で機能する。
タイン22の場合がそうであったように、タイン42の相当な部分は、タイン42に最適な弾力を与える厚さに薄くされる(細長い金属本体の厚さに関連して測定されるタイン42の厚さ)。即ち、一般に図4で示されるように、W’T<W’B、W’B(図4)は、細長い金属本体32の厚さを参照する一方、W’T(図4)は、固定している弾力(薄くなった)部分の厚さを参照する。
タイン42は、型押しの金型の特定の構成に一般に依存する薄くする量を備えた型押しの金型を使用することによってファスナーの製造中に薄くされる。本発明の意図された範囲から逸脱が全くなければ、他の製造法は使用される。
タイン42の厚さが本体32のおよそ2分の1(1/2)である場合、図4及び5で示された実施例のファスナーの最高の成果が生み出されることが知られている。図1乃至3で示されるファスナーに関して上述された材料と厚さの特定の例は、ファスナー30に等しく適用される。
上述の新しい金属穿孔ファスナー30は、ハリケーン、竜巻、地震、または他の同様のもののような厳しい天候の下で、多くの製造品を一緒に、効果的に固定するために、かなり適している。
当業者は、もし、そのような他のコンポーネント及び/または構成が、本発明の意図した目的及び範囲から逸脱していなければ、他のコンポーネント及び/または構成が、上述の実施例の中で利用されるかもしれないと認識する。
本発明は、1つ以上の典型的な実施例に関して詳細に記述されているが、様々な変更と変化が発明の精神または範囲を逸脱することなく本発明でなされることはさらに認識されるべきである。この点では、発明の実施が上記に記述された応用に制限されないことに注意することは重要である。他の多くの応用及び/または変更は、当業者達に明白になる。
1つの実施例の一部として図示または記述される特徴が他の実施例で使用されることは、当業者によって認識される。従って、添えられた特許請求の範囲とそれらの等価物の範囲内である限り、本発明がそのような変更、実施例及び変化を全てカバーすることは意図した。
図1は、本発明の1つの実施例に従う弾力を有する固定部材を備えている金属穿孔ファスナーの斜視図である。 図2は、図1の金属穿孔ファスナーの背面斜視図である。 図3は、図2の部分線3−3に沿った断面図である。 図4は、本発明の他実施例に従う弾力を有する固定部材を備えている金属穿孔ファスナーの前面斜視図である。 図5は、図4の金属穿孔ファスナーの背面斜視図である。
符号の説明
10…金属穿孔ファスナー、12…金属本体、14…クラウン部、16…先端、18…開口、20…内部空間、21…サイドエッジ、22…タイン、23…サイドエッジ、25a,25b…境界線、28…縦軸

Claims (6)

  1. 複数の製造品を一緒に固定するためのファスナーであって、前記ファスナーは、
    (a)クラウン部、製造品を貫通するために適合させた傾斜部、及び前記クラウンと前記傾斜部との間に配置された少なくとも1つの内部空間を含む細長い本体であって、厚さ寸法を有する前記細長い本体と、
    (b)前記クラウンと前記傾斜部の間で前記細長い本体によって運ばれ、貫通後、製造品を一緒に把持及び固定するために適合される少なくとも1つの固定部材であって、
    前記少なくとも1つの固定部材は、前記少なくとも1つの内部空間に収納されるように適合され、そして縦軸を有し、
    前記少なくとも1つの固定部材は、前記縦軸に関して変形されており、
    前記少なくとも1つの変形した固定部材は、前記少なくとも1つの固定部材の弾力を最適化するために前記細長い本体の前記厚さ寸法にして薄くされている部分を有し、
    前記固定部材の薄くなった部分は、固定部材の長さの大部分に沿って延設されることを特徴とする前記固定部材とを備えるファスナー。
  2. 前記固定部材の第一端部は、前記細長い本体と一体に形成され、前記細長い本体と固定部材の薄くなった部分との間の厚さが徐々に減少するテーパー部を備える請求項1に記載のファスナー。
  3. 前記少なくとも1つの固定部材の少なくとも1面における少なくとも1本の境界線は、前記薄くなった部分の始まりに付される請求項2に記載のファスナー。
  4. 前記テーパー部は、前記少なくとも1本の境界線の直前に配置されている請求項3に記載のファスナー。
  5. 前記薄くなった部分は、前記細長い本体の前記厚さの寸法に対して、ほぼ1/2倍で薄くされる請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のファスナー。
  6. 前記薄くなった部分は、前記細長い本体の前記厚さの寸法に対して、ほぼ2/5倍で薄くされる請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のファスナー。
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