JP4711477B2 - 刺しゅう縫い機能を有するミシン - Google Patents

刺しゅう縫い機能を有するミシン Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、刺しゅう機能を有するミシンにおいて、刺しゅう枠駆動機構部をミシンの下部に設けて、刺しゅう縫いを従来より広い範囲で行うことができ、且つミシンの内部機構が占有するスペースを極めて有効に使用することができる刺しゅう縫い機能を有するミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から刺しゅう枠駆動機構付きミシンでは、刺しゅう枠をX−Y方向に移動させるための刺しゅう枠駆動部が、ミシンの高さ方向の略中間に設けられた筒型ベッドやベース機枠内に装着されている。その刺しゅう枠駆動機構部は、一般にX−Y方向の移動動作を行わせるためのX方向及びY方向にガイドレール,又はこれに類する部材が装着される。
【0003】
そして、その刺しゅう枠駆動機構部の枠支持部がミシン本体の外部に突出し、刺しゅう枠をその枠支持部に装着し、刺しゅう枠が筒型ベッド上でX−Y方向に適宜に移動し、刺しゅう枠に取り付けられた布地に刺しゅうが施されることになる。したがって、筒型ベッドやベース機枠内のように限られたスペースを利用して刺しゅう枠駆動部を装着するので、必然的にX−Y方向の移動範囲が限定されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、刺しゅう枠駆動機構部は、ミシン本体内部の限られたスペースに装着されているために、X−Y方向の移動はそのスペースにより限定されることになる。特にミシン本体から突出する枠支持部のY方向への突出量は、刺しゅう枠駆動機構部のY方向の寸法よりも小さくなってしまう。
【0005】
したがって、枠支持部に装着される刺しゅう枠のY方向への移動範囲も刺しゅう枠駆動機構部のY方向の寸法よりも小さくなる。このようなことから、ミシンに付属する刺しゅう縫い機構では、それほど広い範囲で刺しゅうを行うことができないものであった。
【0006】
そのために、刺しゅう縫いをより広い範囲で行うために、ミシンの下部を大型化して、その内部スペースを広げることにより、刺しゅう枠駆動機構部の枠支持部のY方向の寸法を大きくし枠支持部のミシン本体からの突出量を大きくすること等が考えられている。しかし、これではミシン本体が大型化し、重量も増加するので収納,持ち運び等の面で一般家庭では全く不向きである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで発明者は、前記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、刺しゅうする布を保持する刺しゅう枠と、該刺しゅう枠をミシンの針の上下動に調時して一方向であるX方向にX方向レールに装着され移動させるX方向のキャリアと、前記刺しゅう枠をミシンの針の上下動に調時して前記一方向であるX方向に略直交する他方向であるY方向にY方向レールに装着され移動させるY方向のキャリアと、を備えた刺しゅう縫い可能なミシンにおいて、前記ミシン本体内に収納されたX−Y方向に移動することができるX方向レールとY方向レールとにより囲まれた範囲を前記キャリアの駆動方向に往復移動する移動体である、ベースキャリッジと、該移動体であるベースキャリッジの移動によってベースキャリッジに対して更に同一方向に移動して前記刺しゅう枠を前記範囲以上の距離を移動する移動体であるスライドキャリッジとからなる、伸縮装置を備えたことを特徴とする刺しゅう縫い機能を有するミシンなどとしたことにより、ミシンの機枠内にあるスペースを有効に使用し、且つ刺しゅう縫いの範囲を従来タイプのものよりもより一層広くすることができ、前記課題を解決し、その目的を達成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。ミシン本体は、アーム機枠1と作業ベッド2及び台座機枠3とで構成されている(図2参照)。前記アーム機枠1内には、ミシンの通常の動作を行うための駆動軸及び針棒が装着され、駆動軸の回転により針棒が上下動する。
【0009】
前記台座機枠3内には、刺しゅう枠駆動機構部が収納されている。該台座機枠3には、ミシン本体の背面側に位置する側に開口部3aが形成されている〔図10(A)参照〕。そして、該開口部3aから刺しゅう枠駆動機構部のベースキャリッジ14及びスライドキャリッジ17がミシン本体外部に突出しており、そのベースキャリッジ14及びスライドキャリッジ17がX−Y方向に往復移動する。スライドキャリッジ17の端部にはアダプターを介して刺しゅう枠25が取り付けられ、スライドキャリッジ17の動作に伴って刺しゅう枠25が作業ベッド2上をX−Y方向に移動し、刺しゅう作業が行われる。
【0010】
その刺しゅう枠駆動機構部には、まずX−Y方向においてX方向レール5とY方向レール6が備わっている(図1,図3参照)。そのX方向レール5は二本ずつのX方向レール軸部材5a,5bから構成され、同様にY方向レール6はY方向レール軸部材6a,6bからなる。
【0011】
ここで、刺しゅう枠駆動機構部におけるX−Y方向について、以下に述べるように設定する。まず、X方向とはミシン本体を平面的に見て横方向であり,即ちアーム機枠1の長手方向に沿った方向である。また、Y方向とはミシン本体を平面的に見て縦方向で,即ちアーム機枠1の長手方向に直交する方向である(図1,図3等参照)。また、X方向レール5において、X方向レール軸部材5a,5bのうち、X方向レール軸部材5aが前記開口部3a側に近接することとする〔図10(A)参照〕。
【0012】
ただし、刺しゅう枠駆動機構部におけるX−Y方向は上述したように定められるが、必ずしも上記のように限定されるものではない。従って、上記のX方向をY方向とし,またY方向をX方向としてそれぞれ置き換えても、単にX−Y方向が変換するのみで内容は実質的に同一である。
【0013】
そのX方向レール5及びY方向レール6は、それぞれのレール軸受部材7,7,…によって軸支されている。また、前記X方向レール5とY方向レール6に沿って、X方向駆動ベルト8及びY方向駆動ベルト9が装着されている。そのX方向駆動ベルト8及びY方向駆動ベルト9は、ベルト輪10,10,…に巻き掛けられ、適正なテンションが与えられている。さらに、ベルト輪10,10,…は、歯車機構を介して連結するモーターMにより回転駆動する(図1,図3等参照)。
【0014】
そのX方向駆動ベルト8は、X方向キャリア11をX方向移動させる役目をなし、同様にY方向駆動ベルト9は、Y方向キャリア12をY方向移動させる役目をなす。そのX方向キャリア11はX方向レール5に装着され、Y方向キャリア12がY方向レール6に装着されている。X方向キャリア11は前記X方向レール5の軸方向に沿ってX方向に往復動自在であり、またY方向キャリア12は前記Y方向レール6の軸方向に沿ってY方向に往復動自在となっている(図3参照)。
【0015】
そのX方向キャリア11は、そのY方向の両端に位置するX方向摺動部材11a,11bと、その二つのX方向摺動部材11a,11bを連結する連結軸部材11cとから構成される。そして、X方向摺動部材11a,11bは、X方向レール5のX方向レール軸部材5a,5bにそれぞれ摺動自在に装着され、且つ前記X方向駆動ベルト8,8に連結固着され、該X方向駆動ベルト8,8の回動にともなって、X方向レール5に沿って往復移動する。
【0016】
Y方向キャリア12についても上記X方向キャリア11の構成と同様に、そのX方向の両端に位置するY方向摺動部材12a,12bと、その二つのY方向摺動部材12a,12bを連結する連結軸部材12cとから構成される。そして、Y方向摺動部材12a,12bは、Y方向レール6のY方向レール軸部材6a,6bにそれぞれ摺動自在に装着され、且つ前記Y方向駆動ベルト9,9に連結固着され、該Y方向駆動ベルト9,9の回動にともなって、Y方向レール6に沿って往復移動する(図1,図3参照)。
【0017】
そのX方向キャリア11の連結軸部材11cとY方向キャリア12の連結軸部材12cとは高さが異なって交差している〔図4(A),(B)参照〕。そして、その交差する部分にはキャリッジ操作部材13が装着されている。該キャリッジ操作部材13には、前記連結軸部材11cと連結軸部材12cとがそれぞれ貫通して摺動可能なる摺動貫通部が形成されている。
【0018】
そのキャリッジ操作部材13は、X方向キャリア11とY方向キャリア12が相互に移動するときの連結軸部材11cと連結軸部材12cとの交差部分に常時存在することになる。これによって、キャリッジ操作部材13は、X方向レール軸部材5a,5bとY方向レール軸部材6a,6bとにより囲まれた所定の範囲内をX−Y方向に移動することができる(図3参照)。
【0019】
そのX方向キャリア11には、ベースキャリッジ14がY方向に移動自在に装着されている。さらに、ベースキャリッジ14にはそのY方向に沿って移動自在なるスライドキャリッジ17が装着され、前記ベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17とによりキャリッジが構成される。そのベースキャリッジ14は、前記キャリッジ操作部材13に固着されて、キャリッジ操作部材13の動作に伴ってX−Y方向に移動することができるようになっている。
【0020】
X方向キャリア11のX方向摺動部材11aには、ベースキャリッジ14が幅方向(X方向の幅)に納められるベースキャリッジガイド11dが形成されている(図1参照)。該ベースキャリッジガイド11dは、凹形状の溝形とし、該溝形状部にベースキャリッジ14が幅方向に納められる。
【0021】
また、ベースキャリッジガイド11dは、ベースキャリッジ14の幅方向寸法に合わせて二つの突起が形成され、両突起間にベースキャリッジ14の幅方向が納められる。そのベースキャリッジガイド11dにベースキャリッジ14の幅方向が納められることにより、ベースキャリッジ14がベースキャリッジガイド11d内をY方向へ摺動時の移動動作を安定させることができるものである。
【0022】
その第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bには、紐状のベルト19が略偏平S字形状を構成するようにして折り返し状に巻き掛けられている〔図4(B),図5(B)参照〕。その紐状のベルト19の端部は、前記X方向キャリア11のX方向摺動部材11a,11bに連結固着されている。ここで、その紐状のベルト19のX方向摺動部材11a,11bへの固着箇所を連結固着部19a,19bと称する。
【0023】
具体的には、紐状のベルト19の一端がX方向摺動部材11aに連結固着され、第二ガイド輪15bを折り返してから第一ガイド輪15aに至り、該第一ガイド輪15aを折り返して紐状のベルト19の他端がX方向摺動部材11bに連結固着されたものである。
【0024】
このとき、紐状のベルト19の第一ガイド輪15a及び第二ガイド輪15bへの巻き掛け形状は、ベースキャリッジ14の平面方向より見て略偏平S字形状をなしている。また、紐状のベルト19の第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bの両輪間即ち両折り返し部分間に位置する部分はベースキャリッジ14のY方向に一致(略一致も含む)していることが必要である。
【0025】
前記紐状のベルト19及び第一ガイド輪15a,第二ガイド輪15bにおいて、その紐状のベルト19には歯付きベルトが使用されることがある。第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bとのいずれかで歯付きベルトの歯面側に面するガイド輪には、歯付きベルトの歯に対応する歯溝が形成された歯車が使用される〔図4(C)参照〕。また、特に図示しないが、第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bとはプーリーとしており、紐状のベルト19はワイヤーとすることも可能である。
【0026】
そのベースキャリッジ14には、Y方向の先端部分に摺動ガイド部14aが形成されている〔図4(A),(B)及び図5(A),(B)参照〕。該摺動ガイド部14aには、二つのスライドガイド孔14a1 ,14a1 が適宜の間隔をおいて形成され、後述するスライドキャリッジ17がY方向に往復移動するためのガドの役目をなしている。
【0027】
そのスライドキャリッジ17は、枠支持部17aと摺動自在な2本の摺動軸17bとからなり、枠支持部17aから二本の摺動軸17b,17bが平行に設けられている〔図4(B),図5(B)参照〕。両摺動軸17b,17bは、前記スライドガイド孔14a1 ,14a1 に挿入され、摺動軸17b,17bの他端側にはストッパー部材17cが設けられている。該ストッパー部材17cによりスライドキャリッジ17が前記摺動ガイド部14aから脱落することを防止する。
【0028】
スライドキャリッジ17は、前記第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bとの両折り返し区間に位置する紐状のベルト19の適宜の箇所に連結固着される。具体的には、スライドキャリッジ17に装着されたストッパー部材17c等と紐状のベルト19とが連結固着される。そして、そのスライドキャリッジ17(具体的にはストッパー部材17c)と紐状のベルト19との固着箇所を固着部F2 と称する。
【0029】
紐状のベルト19の連結固着部19aと第一ガイド輪15aとの間の区間における紐状のベルト19と、第二ガイド輪15bと連結固着部19bとの間の区間における紐状のベルト19は、ベースキャリッジ14のY方向移動に対して停止状態となる。また、第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bとの両折り返し区間に位置する紐状のベルト19は、ベースキャリッジ14のY方向への移動に伴い、同一方向且つ同一の移動速度で移動するものである。
【0030】
これは、図6(A),(B)にて示されており、ベースキャリッジ14のY方向への移動に伴い第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bとの両折り返し区間に位置する紐状のベルト19の固着部F2 の移動距離SF 〔図6(B)参照〕が、ベースキャリッジ14のY方向への移動距離Sと同一の移動距離となっていることが理解される。
【0031】
したがって、ベースキャリッジ14がY方向に移動するときには、ベースキャリッジ14に対してスライドキャリッジ17がベースキャリッジ14の移動速度と同一速度でY方向に移動する。即ち、ベースキャリッジ14のY方向への移動に伴ってスライドキャリッジ17が同一Y方向に移動する。そして、同様にベースキャリッジ14がミシン本体の内部に引き込むときには、スライドキャリッジ17もベースキャリッジ14とともに引き込む構造となる。
【0032】
上記のように、ベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17とは、同時にY方向へ移動し、その移動速度も同一であるが前記開口部3aを基準としてみるときには、ベースキャリッジ14のY方向への移動速度に対してスライドキャリッジ17のY方向への移動速度は2倍となる。
【0033】
そして、開口部3aからベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17が完全に迫り出した長さLは、ベースキャリッジ14の迫り出し量Laと、スライドキャリッジ17のベースキャリッジ14先端からの迫り出し量Lbとの合計長さとなる〔図9(A),(B),(C)参照〕。また、ミシン本体の台座機枠3の奥行き寸法Wとするとベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17が台座機枠3から完全に迫り出した総合長さLは略等しい〔図10(A)参照〕。ベースキャリッジ14とスライドキャリジ17の長さによっては、前記台座機枠3の奥行き寸法Wよりも大きくすることも可能である。
【0034】
そして、開口部3aからベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17が完全に迫り出した長さLは、ベースキャリッジ14の迫り出し量Laと、スライドキャリッジ17のベースキャリッジ14先端からの迫り出し量Lbとの合計長さとなる〔図9(A),(B),(C)参照〕。
【0035】
次に、中間支持部材20について説明する。まず、前記ベースキャリッジ14の摺動ガイド部14aには、前述したスライドガイド孔14a1 ,14a1 とともに支持ガイド孔14a2 ,14a2 が形成されている〔図5(A),(B)参照〕。
【0036】
その中間支持部材20は、中間支持部20aと2本の中間支持軸20b,20bとから構成されており、中間支持軸20b,20bは平行である。また中間支持部20aには、スライドキャリッジ17の摺動軸17b,17bが貫通する摺動軸支持孔20a1 ,20a1 が形成され、中間支持部20aと摺動軸17b,17bとが相互に摺動自在なる構成となっている〔図5(A),(B)参照〕。
【0037】
その中間支持部材20の中間支持軸20b,20bは、スライドガイド孔14a1 ,14a1 を摺動自在に貫通し、その中間支持軸20b,20bの端部はベースキャリッジ14上に形成された軸受部材14c,14cに摺動自在に支持され中間支持部材20がベースキャリッジ14に対して安定した移動ができるようにしている。
【0038】
ベースキャリッジ14上には、出入部材21が設けられており、該出入部材21と前記中間支持軸20b,20bとが固着点F1 にて固着される(図4,図5等参照)。即ち、中間支持軸20b,20bと出入部材21とは固着点F1 により略一体化されたもので、出入部材21が中間支持部材20とともにベースキャリッジ14上を移動する構成となっている。その出入部材21には歯車22が回動自在に設けられている。
【0039】
スライドキャリッジ17には、移動ラック23が装着されている。具体的には、移動ラック23は、スライドキャリッジ17の枠支持部17aとストッパー部材17cのみに固着され、スライドキャリッジ17の移動とともに移動ラック23が移動する構成となっている。
【0040】
さらに、ベースキャリッジ14には、固定ラック24が装着されている。該固定ラック24は前記移動ラック23と平行であり、前記歯車22を挟む構成となっている。具体的には、固定ラック24は、摺動ガイド部14aの上面と軸受部材14c,14cの上面との間に配置されている。そして、スライドキャリッジ17がY方向に移動するときに、移動ラック23もスライドキャリッジ17の移動速度と同一速度で移動し、移動ラック23と固定ラック24との間に挟まれた歯車22が回転する(図7参照)。
【0041】
その移動ラック23の移動量Tに対して、歯車22の中心位置,即ち出入部材21への装着箇所の移動量は(1/2)Tである(図8参照)。即ち、歯車22は移動ラック23により回動し、歯車22が固定ラック24に沿って移動することになり、且つ移動する歯車22により移動ラック23が歯車22の2倍の移動量Tとなるものである。
【0042】
その歯車22は、固定ラック24に対して移動するので、歯車22が装着されている出入部材21も歯車22の移動速度とともに移動し、出入部材21とともに中間支持軸20b,20bが移動し、該中間支持軸20b,20bの移動によって中間支持部材20がスライドキャリッジ17とともにY方向に移動する(図7参照)。
【0043】
このとき、中間支持部材20の移動速度は、スライドキャリッジ17の移動速度の半分であり、中間支持部20aは常時、スライドキャリッジ17の突出長さの中間に位置し、スライドキャリッジ17が突出したときの垂直方向の垂れを最小限に抑えることができる。
【0044】
前記紐状のベルト19及び第一ガイド輪15a,第二ガイド輪15bにおいて、その紐状のベルト19には紐状のベルトが使用され、第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bとのいずれかで紐状のベルトの歯面側に面するガイド輪には、紐状のベルトの歯に対応する歯溝が形成された歯車が使用される。
【0045】
また、別の実施例では、第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bとはプーリーとしており、紐状のベルト19はワイヤーとすることも可能である。前記スライドキャリッジ17の開口部3aへの突出端部には、アダプター取付部17aが形成され、該アダプター取付部17aにはアダプター26を介して刺しゅう枠25が取り付けられる。
【0046】
次に、本発明における刺しゅう枠駆動装置全体を小型にして、小型サイズのミシンに組み込むことができる。図10(B)に示されたものは、台座機枠3の奥行寸法WS とした小型サイズのミシンに、全体を小型化した刺しゅう枠駆動機構部が組み込まれたものである。
【0047】
そして、小型サイズのミシンに装着した刺しゅう枠駆動装置のベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17とがY方向に十分に伸びきった状態は、従来タイプの刺しゅう枠駆動機構部を組み込んだ一般サイズのミシンの刺しゅう枠の移動範囲と同等の移動範囲を得ることができるものである。即ち、本発明における刺しゅう枠駆動装置を小型化して小型ミシンに装着したものは、従来の一般サイズのミシンにおける刺しゅう機能に略匹敵する機能を有するものである。
【0048】
【発明の効果】
本願発明では、まず第1に刺しゅう枠25の移動範囲を従来より広くすることができるし、第2に刺しゅう枠25の移動範囲が広くてもその動作を安定させることができるし、第3に上記の性能を有しながらもミシン機枠を従来のサイズのままにしておくことができる。上記効果を詳述すると、ベースキャリッジ14は、X−Y方向に移動自在としたものであり、且つベースキャリッジ14のY方向両端箇所に第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bとを設け、紐状のベルト19を両ガイド輪15a,15bを介して巻き掛けられている。そして、前記紐状のベルト19により、スライドキャリッジ17がベースキャリッジ14とともにY方向に移動する。
【0049】
それゆえに、ベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17とで大きな移動量を得ることができ、スライドキャリッジ17に装着した刺しゅう枠24のX−Y方向における移動範囲を従来のこの種のものよりも広くすることができ、刺しゅう模様のバリエーションを豊富にすることができる。さらに、スライドキャリッジ17とともに迫り出して、該スライドキャリッジ17の突出中間箇所付近を支持する中間支持部材20が設けられており、スライドキャリッジ17がベースキャリッジ14の先端から突出しても、その突出部分を中間支持部材20が支持するので、スライドキャリッジ17が垂直方向に垂れる量を最小限にし、Y方向移動動作を安定させることができる。
【0050】
次に、ベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17とが迫り出したときに、その垂直方向の垂れを防止することができる等の効果を奏する。上記効果を詳述すると、ベースキャリッジ14はX方向キャリア11とY方向キャリア12を介してX−Y方向に移動自在としたもので、ベースキャリッジ14のY方向両端箇所に第一ガイド輪15aと第二ガイド輪15bとを設け、紐状のベルト19を両ガイド輪15a,15bに巻き掛けるとともにその両端部を前記X方向キャリア11にそれぞれ連結固着している。
【0051】
それゆえに、前記紐状のベルト19は、両ガイド輪15a,15b区間で、ベースキャリッジ14に対して相対的に等速且つ等距離に移動するので、その紐状のベルト19に連結固着したスライドキャリッジ17も同様に、ベースキャリッジ14のY方向移動に伴ってY方向に移動する。従って、ベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17とで大きな移動量を得ることができ、スライドキャリッジ17に装着した刺しゅう枠25のX−Y方向における移動範囲を従来のこの種のものよりも広くすることができ、刺しゅう模様のバリエーションを豊富にすることができる。また、前記スライドキャリッジ17とともに中間支持部材20が迫り出すことによりスライドキャリッジ17の突出中間箇所付近を支持することができ、ベースキャリッジ14よりY方向に突出したスライドキャリッジ17の垂直方向における垂れの量を最小限にして、スライドキャリッジ17のY方向移動を滑らかに行うことができる。
【0052】
次に、作業時におけるスライドキャリッジ17の安定性を確保することができるし、上記構造を簡単にすることができるし、上記性能を有しながらもミシン本体はコンパクトのままにしておくことができる等の効果を奏する。上記効果を詳述すると、ベースキャリッジ14のY方向両端箇所に適宜の間隔をおいて設けた第一ガイド輪15a及び第二ガイド輪15bに紐状のベルト19を折り返し状に巻き掛けられ且つ紐状のベルト19の両端部は前記X方向キャリア11のY方向両端箇所に固定(実施形態では連結固着部19a,19bに該当)されたものである。これによって、ベースキャリッジ14のY方向の移動に対して、両ガイド輪15a,15b区間の紐状のベルト19はベースキャリッジ14に対して相対的に移動する。
【0053】
その両ガイド輪15a,15b区間の紐状のベルト19に固着したスライドキャリッジ17は、ベースキャリッジ14のY方向の移動時にベースキャリッジ14に対してベースキャリッジ14と同一移動量を得ることができる。それゆえに、ベースキャリッジ14とスライドキャリッジ17のY方向への総合的な移動量を大きくすることができる。これにともなってスライドキャリッジ17に装着した刺しゅう枠25の移動範囲を従来のこの種の刺しゅう機能付きミシンの刺しゅう枠25の移動範囲よりもさらに一層広くすることができ、ひいては大型の刺しゅう枠25を使用して大型の刺しゅう縫いが可能となる。さらに前記スライドキャリッジ17とともに迫り出し摺動軸17bを支持する中間支持部材20を備えたので、スライドキャリッジ17がベースキャリッジ14から略全体が迫り出した状態でも、中間支持部材20が摺動軸17b,17bを支持するので、垂直方向に垂れを防止し、スライドキャリッジ17のY方向移動動作を滑らか且つ安定したものにすることができる。
【0054】
このように、ベースキャリッジ14とともにスライドキャリッジ17がY方向に迫り出すがごとく働くのでミシン本体のY方向サイズ,即ち奥行きサイズは大きくする必要がない。また、ベースキャリッジ14及びスライドキャリッジ17のY方向サイズを短くし、刺しゅう枠駆動機構部全体を小型化することにより、刺しゅう枠25の移動範囲は従来タイプの刺しゅう枠駆動機構部を備えたミシンと同等でありながらも、小型化した刺しゅう枠駆動機構部により、ミシン本体もさらに小型化することもできる大きな利点がある。また、上記の特徴を有しながらも、ベースキャリッジ14に対するスライドキャリッジ17のY方向への移動動作は、ベースキャリッジ14に装着された両ガイド輪15a,15b及び紐状のベルト19により行われるものであり、ベースキャリッジ14のY方向への移動により、両ガイド輪15a,15b区間の紐状のベルト19を介してスライドキャリッジ17が移動するので、正確な動作が要求されるモータ等の高価な動力源は不要であり、低価格に抑えることができる。
【0055】
次に、前記中間支持部材20は、中間支持軸20bと、前記摺動軸17bを支持する中間支持部20aと、前記中間支持軸20bに固着されベースキャリッジ14上で移動自在なる出入部材21と、該出入部材21に回動自在に設けた歯車22と、前記スライドキャリッジ17にのみ固着され該スライドキャリッジ17とともに移動する移動ラック23と、前記ベースキャリッジ14に固着され前記歯車22を挟む固定ラック24とからなるものとすれば、中間支持部材20がスライドキャリッジ17の移動とともに迫り出すことができ且つスライドキャリッジ17の突出量の略半分の位置を常時支持することができ、最も安定性を有する支持状態とすることができる。
【0056】
上記効果を詳述すると、前記中間支持部材20は、中間支持軸20bと、前記摺動軸17bを支持する中間支持部20aとから構成され、前記中間支持軸20bには出入部材21が固着されている。該出入部材21はベースキャリッジ14上で移動自在で、且つ歯車22が装着されている。また前記スライドキャリッジ17にのみ固着され該スライドキャリッジ17とともに移動する移動ラック23と、ベースキャリッジ14上で不動の固定ラック24が前記歯車22を挟む構造としている。それゆえに、前記出入部材21は、移動ラック23,固定ラック24及び歯車22による動作に従って作動し、前記中間支持部材20はその出入部材21とともに移動する。従って、中間支持部材20は、スライドキャリッジ17の突出長さの略中間位置を常時支持するように移動することができ、且つその移動動作は極めて正確性のあるものにでき、作動誤差等を生じることを防止できるものである。
【0057】
次に、前記紐状のベルト19は歯付きベルトとし、且つガイド輪15a,15bは歯付きベルトに対応する歯車形状状とすれば、紐状のベルト19の両ガイド輪15a,15bに対するスリップを防止することができる。したがってスライドキャリッジ17はベースキャリッジ14に対してより一層、正確性を有するY方向移動を行うことができ、ひいてはより一層,精密性のある刺しゅう縫いを行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の刺しゅう枠駆動機構部の斜視図である。
【図2】 本発明の刺しゅう枠駆動機構部を装着したミシン本体に刺しゅう枠を装着した斜視図である。
【図3】 本発明の刺しゅう枠駆動機構部の平面図である。
【図4】 (A)はベースキャリッジとスライドキャリッジとの組み合わせた斜視図、
(B)はベースキャリッジからスライドキャリッジが突出した状態の斜視図、
(C)はベルトを歯付きベルトとした実施形態の要部拡大断面図である。
【図5】 (A)はベースキャリッジとスライドキャリッジとの組み合わせた平面図、
(B)はベースキャリッジからスライドキャリッジが突出した状態の平面図。
【図6】 (A)はベースキャリッジが初期位置におけるベルトの固着部の位置を示す作用図、
(B)はベースキャリッジが所定の距離を移動したときのベルトの固着部の位置を示す作用図である。
【図7】 (A)は中間支持部材の動作を示す作動図、
(B)は中間支持部材の動作を示す作動図、
(C)は中間支持部材の動作を示す作動図である。
【図8】 (A)は移動ラック,固定ラック及び歯車の作動を示す拡大図、
(B)は移動ラック,固定ラック及び歯車の作動を示す拡大図である。
【図9】 (A)はベースキャリッジ,スライドキャリッジが初期位置にある状態図、
(B)はベースキャリッジ,スライドキャリッジが移動を開始した状態図、
(C)はベースキャリッジ,スライドキャリッジが最大限移動した状態図。
【図10】 (A)は本発明を通常サイズのミシンに装着して一部切除した略示図、
(B)は本発明の小型サイズのミシンに装着して一部切除した略示図である。
【符号の説明】
11…X方向キャリア、12…Y方向キャリア、14…ベースキャリッジ
17…スライドキャリッジ、17b…摺動軸、15a…第一ガイド輪、
15b…第二ガイド輪、19…ベルト、20…中間支持部材、
20b…中間支持軸、20a…中間支持部、22…歯車、23…移動ラック、
24…固定ラック、25…刺しゅう枠。

Claims (11)

  1. 刺しゅうする布を保持する刺しゅう枠と、
    該刺しゅう枠をミシンの針の上下動に調時して一方向であるX方向にX方向レールに装着され移動させるX方向のキャリアと、
    前記刺しゅう枠をミシンの針の上下動に調時して前記一方向であるX方向に略直交する他方向であるY方向にY方向レールに装着され移動させるY方向のキャリアと、を備えた刺しゅう縫い可能なミシンにおいて、
    前記ミシン本体内に収納されたX−Y方向に移動することができるX方向レールとY方向レールとにより囲まれた範囲を前記キャリアの駆動方向に往復移動する移動体である、ベースキャリッジと、
    該移動体であるベースキャリッジの移動によってベースキャリッジに対して更にX方向とY方向のいずれか一方と同一方向に移動して前記刺しゅう枠を前記範囲以上の距離を移動する移動体であるスライドキャリッジとからなる、伸縮装置を備えたことを特徴とする刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  2. 刺しゅうする布を保持する刺しゅう枠と、
    該刺しゅう枠をミシンの針の上下動に調時して一方向であるX方向にX方向レールに装着され移動させるX方向のキャリアと、
    前記刺しゅう枠をミシンの針の上下動に調時して前記一方向であるX方向に略直交する他方向であるY方向にY方向レールに装着され移動させるY方向のキャリアと、を備えた刺しゅう縫い可能なミシンにおいて、
    X−Y方向に移動することができるX方向レールとY方向レールとにより囲まれた範囲を前記キャリアを駆動するモーターにより駆動方向に往復移動する移動体である、ベースキャリッジと、
    前記キャリアを駆動するモーターにより駆動される移動体であるベースキャリッジの移動に伴ってベースキャリッジに対して更にX方向とY方向のいずれか一方と同一方向に移動して、前記駆動方向に前記刺しゅう枠を前記範囲以上の距離を往復移動させる伸縮する移動を実現する、移動体である、スライドキャリッジと、を備えたことを特徴とする刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  3. 前記スライドキャリッジが前記ベースキャリッジの移動により駆動される請求項2に記載の刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  4. 前記ベースキャリッジには、前記駆動方向に離間して配設された一対のガイド輪と、該一対のガイド輪に巻き掛けられた紐状のベルトが装着され、
    該紐状のベルトの両端を該駆動方向に移動しないように固定し、該紐状のベルトのガイド輪間における部位に前記スライドキャリッジが連結され、
    該ベースキャリッジの駆動方向移動に伴って移動するガイド輪の移動により、該ガイド輪に巻き掛けられた前記紐状のベルトに連結されたスライドキャリッジがベースキャリッジの駆動方向移動に対して更に移動する、
    請求項2に記載の刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  5. 前記スライドキャリッジの駆動方向移動に伴って前記駆動方向に移動し、
    該スライドキャリッジのベースキャリッジからの延出部分を支持する中間支持部材を、更に備えた、請求項2に記載の刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  6. 前記所定の範囲が、ミシン本体の台座機枠内部の可動範囲又はそれ以下の範囲である、請求項1又は2に記載の刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  7. 前記駆動方向が、ミシン本体の奥行き方向である、
    請求項1又は2に記載の刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  8. 前記X方向レール上を移動するX方向のキャリアY方向レール上を移動するY方向のキャリアとが、ミシン本体の台座機枠内に納められている、請求項1又は2に記載の刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  9. 刺しゅうする布を保持する刺しゅう枠と、
    該刺しゅう枠をミシンの針の上下動に調時して一方向であるX方向にX方向レールに装着され移動させるX方向のキャリアと、
    該刺しゅう枠をミシンの針の上下動に調時して前記一方向であるX方向に略直交する他方向であるY方向にY方向レールに装着され移動させるY方向のキャリアと、を備えた刺しゅう縫い可能なミシンにおいて、
    ミシン本体の台座機枠サイズに関連してX−Y方向に移動することができるX方向レールとY方向レールとにより囲まれた範囲をX方向及びY方向に往復移動可能なベースキャリッジと、
    該ベースキャリッジには、Y方向に離間して配設された一対のガイド輪と、
    該ガイド輪に巻き掛けられて両端をY方向に移動しないように固定した紐状のベルトと、
    前記ベースキャリッジをX方向のキャリアとY方向のキャリアを介してX方向及びY方向に往復移動させるモーターと、
    前記ベースキャリッジのY方向移動に対して更にY方向に往復移動して、前記ベースキャリッジの駆動方向に前記刺しゅう枠を前記所定の範囲以上の距離を移動させるため、前記モータによる前記ベースキャリッジのY方向移動に伴って移動する前記ガイド輪の移動により前記ガイド輪間における前記紐状のベルトに連結したスライドキャリッジと、を備えたことを特徴とする刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  10. 前記スライドキャリッジのY方向の移動に伴って移動し、
    該スライドキャリッジのベースキャリッジからの延出部分を支持する中間支持部材を更に備えた、請求項に記載の刺しゅう縫い機能を有するミシン。
  11. 前記中間支持部材の移動量は前記スライドキャリッジの移動量よりも少ない、請求項に記載の刺しゅう縫い機能を有するミシン。
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