JP4710090B2 - 換気扇の羽根とその装着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭の台所等で使用する換気扇の羽根に関する。
台所の換気扇は油汚れが付着し掃除が面倒であるが、羽根を紙で作れば安価で気軽に交換でき、使用後は可燃ごみとして廃棄できる。羽根を紙で作り、汚れたら交換する方法を提案しているものとして、例えば以下のものがある。
特開平10−300155号公報 特開平5−10291号公報 実公平6−23866号公報
上記文献の方法は紙やパルプその他の材料で羽根の形状を型取って成形したもので、製品が立体形状をなしているため流通の過程で変形や損傷が起こらないような対策が必要である。しかしながら、もともと交換を前提にした低価格商品のため、包装材料や包装費はできるだけ少ない方が望ましいが、消費者が小売店から家まで持ち帰るときに変形等が生じない程度の包装は必要である。従って、製品そのものが安価であることに加え、包装も簡易なものですむ紙製の換気扇の羽根とその装着方法を提供することを課題とする。
紙の板を切り抜き加工した板状の羽根と、その羽根を立体状に変形させて装着する方法を提供することで、消費者が板状のまま家まで持ち帰ることができるとともに、簡易な包装で流通販売が可能な換気扇の羽根を提供することで上記課題を解決する。
本発明により面倒な羽根の掃除をしなくてすみ、使用済みの汚れた羽根を可燃ごみとして廃棄できる。本発明の羽根は購入者が換気扇に装着するまで板状のため、包装はビニールの袋程度でよく、材料が紙であるため概ね安価で軽量であり流通や在庫時に容量がかさばらない。小売店では特に年末などの需要期に平積みでもフックに掛けても多数重ねて陳列でき、羽根径の異なる商品を重ねることもできる。製造者においては切り抜き加工が主たる行程なので、大掛かりな生産設備を必要としないなどの利点も有するものである。
本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は製品全体の平面図で、1は紙の板材からなる製品全体を現し、1bはその外枠部分、1cは切り残し部、2は羽根体、3は各ブレード部、4は各ミシン目、5は各ガイド穴、6は共通リング部、7は中央穴である。
製品全体である紙の板材1は、紙の板材に羽根の輪郭形状を平面的に切り抜いたもので、外枠部分1bと羽根体2に大別される。羽根体2はその輪郭が殆ど切り抜かれているものの、所々に若干の切り残し部1cが設けてあり外枠部分1bとつながっていて、輸送途中に羽根体2が外枠部分1bから分離して変形や損傷するのを防ぐ。
輸送途中に羽根体2の分離を防ぐ別の方法として、切り残し部1cを設けずに輪郭を全て切り抜いてしまい、紙の板材1の全面に、あるいは部分的に、容易にはがすことが可能な粘着フィルムまたは粘着シート等14を貼り付けて出荷し、購入者が換気扇に装着する際にはがす等の方法を用いることもできる。図3と図4にその具体例を示す。
羽根体2は各ブレード部3、各ミシン目4、各ガイド穴5、共通リング部6からなり、これらは全体としてひとつにつながっている。あるいは、共通リング部6のまわりに、各ブレード部3が各ミシン目4を介してつながっているとも説明できる。
紙の板材1の厚さや強度は回転時の遠心力や推力に耐える物を用い、羽根体2の形状を切り抜く方法としては、例えば切り抜く形に切り抜き用の刃を配置した治具を紙の板材1に押し当てプレスする等の方法がある。ミシン目4はブレード部3の折り曲げを容易にするためのもので、型押し溝等の溝加工で代用することもできるほか、ミシン目4に該当する個所を一旦切り離し、粘着テープ等で貼り合わせておく等の方法をとることもできる。
羽根体2を換気扇に装着するには、切り残し部1cを全て切り離し、あるいは適宜切り離しながら作業を行なう。粘着フィルム等を貼ったものについても、全てはがすか、あるいは適宜はがしながら作業を行なう。図2は外枠部分1bから切り離した羽根体2の斜視図で、各ブレード部3は各ミシン目4のところで容易に折り曲げることができる。
羽根体2は一対の装着具8と9で換気扇に装着し、図5にその構成を示す。奥側装着具8、羽根体2、手前側装着具9を順次モーターのシャフトに通し、各ガイド穴5を各ガイドポスト83に通しながら、各ブレード部3が各ミシン目4のところで折れ曲がるようにして奥側装着具8と手前側装着具9で挟み込み、スピンナー10をシャフト先端のネジ部分に締め付けて固定する。
図6は、羽根体2をモーター11に装着した状態を示す斜視図である。各ブレード部3が各ミシン目4で折れ曲がるよう誘導しながら、装着具8と9で羽根体2を挟んで固定する。各ブレード部3は迎え角の傾斜が与えられ、羽根体2が立体的に形成される。
奥側装着具8はカップ状の部材にフランジ状部分を設け、そこにモーター回転軸に直角な回転面に対し傾斜した押圧面を有する部材である。形状がカップ状なのは、一般に市販されている換気扇と構造上の互換性を考慮しモーターが入る空間を設けるためで、市販の換気扇はブレードの付け根部分がモーターに一部被さる構造になっているものが多い。
図7は奥側装着具8を横から見た断面図である。フランジ状部分に各傾斜押圧部81を設け、各傾斜押圧面82には円柱状のガイドポスト83を設ける。各傾斜押圧面82の傾斜勾配は直線ではなく若干湾曲しており、挟んだブレード部3が共に湾曲することで、ブレード部3の回転軸方向に対する折れ曲がり強度を高めている。各傾斜押圧部81と円筒部分84の間には、羽根体2の共通リング部6が収まるための隙間85が設けてある。
図8は手前側装着具9を横から見た断面図である。外周部分に奥側装着具8の各傾斜押圧部81と相補的に合致する形状の各傾斜押圧部91を設け、羽根体2の各ブレード部3を挟む。各傾斜押圧面92にはポスト穴93が設けてあり、ガイドポスト83の先端がゆるく入る。内側にはリブ94が設けてあり、奥側装着具8の円筒部分にゆるく被さる。
各ブレード部3は、装着具8と9の各傾斜押圧面82と92に挟まれることで回転面に対し傾斜が与えられ、スピンナー10により固定される。各ガイド穴5は各ガイドポスト83に通すことにより、各ミシン目4が装着具8と9に対し適正な位置に来るように誘導すると共に、各ブレード部3を回転方向及び半径方向に係止する働きも有する。
中央穴7は、奥側装着具8の円筒部分を通すために径が大きくなっているが、装着具がモーターに被さらない構造の場合には小さな径でよく、使用する装着具の形状も若干異なる。モーターに装着具が被さらない構造の例について図9に示す。薄型モーターを使用する場合や軸方向の寸法が長くてもよい場合はこのような装着具を使用することもできる。
図10は、本発明による換気扇の羽根の製品具体例である。外枠部分1bが羽根体2を保護する働きをしていて、商品配送時の変形や損傷を防止する。板状なので包装はビニールの袋程度のものでよく、商品を多数重ねて陳列するのが容易であるとともに、消費者は商品の確認が容易である。
紙の板材1からなる製品全体の平面図 外枠部分1bを切り離した羽根体2の斜視図 粘着フィルムを紙の板材1に貼り付ける概観図 粘着フィルムを紙の板材1に貼り付けた概観図 羽根体2の装着方法の構成を示す斜視図 羽根体2を装着した状態の斜視図 奥側装着具8を横から見た断面図 手前側装着具9を横から見た断面図 モーターに被さらない装着具の例の斜視図 紙の板材1からなる製品具体例の平面図
符号の説明
1 紙の板材
1b 外枠部分
1c 切り残し部
2 羽根体
3 各ブレード部
4 各ミシン目または溝加工
5 各ガイド穴
6 共通リング部
7 中央穴
8 奥側装着具
9 手前側装着具
10 スピンナー
11 モーター
12 包装袋
13 商品タグ
14 粘着フィルム

Claims (5)

  1. 紙の板材(1)に、共通リング部(6)の周囲に各ブレード部(3)が各ミシン目または溝加工(4)を介してつながった形状の羽根体(2)の輪郭を切り抜き、前記各ブレード部(3)には装着位置を適正に誘導するためのガイド穴(5)が設けてあり、前記各ミシン目または溝加工(4)で前記各ブレード部(3)を折り曲げることにより立体的な羽根の形状をなすことを特徴とする、換気扇の羽根。
  2. 紙の板材(1)に、共通リング部(6)の周囲に各ブレード部(3)が各ミシン目または溝加工(4)を介してつながった形状の羽根体(2)の輪郭を切り抜き、前記羽根体(2)の輪郭には所々に切り残し部(1c)を設け、前記各ブレード部(3)には装着位置を適正に誘導するためのガイド穴(5)が設けてあり、前記各ミシン目または溝加工(4)で前記各ブレード部(3)を折り曲げることにより立体的な羽根の形状をなすことを特徴とする、換気扇の羽根。
  3. 紙の板材(1)に、共通リング部(6)の周囲に各ブレード部(3)が各ミシン目または溝加工(4)を介してつながった形状の羽根体(2)の輪郭を切り抜き、前記羽根体(2)を含む前記紙の板材(1)の全面に、または部分的に、容易にはがすことのできる粘着フィルムまたは粘着シート等が貼り付けてあり、前記各ブレード部(3)には装着位置を適正に誘導するためのガイド穴(5)が設けてあり、前記各ミシン目または溝加工(4)で前記各ブレード部(3)を折り曲げることにより立体的な羽根の形状をなすことを特徴とする、換気扇の羽根。
  4. モーターのシャフトを回転軸として、前記回転軸に直角な回転面を想定し、前記回転面に対し傾斜した第1の押圧面を有する第1の装着具(8)と、前記第1の押圧面に対し相補的に合致する形状をした第2の押圧面を有する第2の装着具(9)とで、紙の板材からなる平板状の羽根体(2)のブレード部(3)を挟んで押圧することにより、前記第1の押圧面及び前記第2の押圧面の傾斜に沿って前記ブレード部(3)が前記回転面に対し迎え角を有する立体的羽根形状に形成されることを特徴とする、換気扇の羽根の装着方法。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の換気扇の羽根を具備した換気扇、および請求項4に記載の換気扇の羽根の装着方法を用いて羽根を装着する換気扇。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102261919B1 (ko) * 2019-11-29 2021-06-08 이효익 부양식 프로펠러를 구비하는 선풍기

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