JPH07145974A - 掃除不用換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気扇の掃除を不用にするとともに、羽根、
カバー等を焼却可能とすることによって、環境にやさし
い換気扇とすることが目的である。 【構成】 羽根取り外し用レバー４を押しながら引っ張
ることによって羽根１を取り外すことができ、取り付け
は羽根１をモーター５の軸に押し込むだけであり、簡単
に交換できるようになっている。また、カバー２は、フ
レーム６の突起７にカバー２の角穴８が入り込む状態で
取り付けられている。取り外す場合は全体を軽く引っ張
り、取り付けるときはフレーム６に軽く押し込むだけで
ある。羽根１、カバー２、オイルキャッチャー３は紙で
できており、これらにはエポキシ樹脂系塗料等の不燃塗
装をする。ただし、羽根１、カバー２、オイルキャッチ
ャー３は焼却炉での焼却は可能である。 【効果】 本発明の換気扇を使用することによって、掃
除が不用となり、交換した換気扇の羽根１、カバー２、
オイルキャッチャー３は紙でできているため可燃物とし
て焼却することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】換気扇に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来からある換気扇は、使用していくに
したがって、羽根、カバー等が汚れてくるため、適当な
時期に掃除を必要とするが、換気扇の羽根やカバー等は
油汚れがひどく掃除には大変な労力を必要とする。この
労力を少なくするために、換気扇の前面にフィルタを取
り付けることもできるが、フィルタを使用すると換気能
力は低下するし、このフィルタで完全に汚れを防止する
ことはできないので適当な時期がくると掃除が必要であ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】環境にやさしく、掃除
不用の換気扇とすることが課題である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】換気扇の羽根、カバー等
を紙で製造し、不燃性の塗装をする。ただし、焼却炉で
の焼却は可能とする。

【０００５】

【作用】換気扇の羽根、カバー等を紙で製造して、不燃
性の塗装をする。羽根、カバー等が汚れても掃除するこ
となく、ワンタッチで簡単に交換できるので手を汚すこ
とがない。また、この羽根、カバー等は紙でできている
ので焼却炉において焼却可能であり、可燃物として処分
することができる。

【０００６】

【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１は本発明の換気扇の正面図を表している。ここで、
羽根１、カバー２、オイルキャッチャー３は紙でできて
おり、交換可能である。図２は、本発明の換気扇を分解
した分解斜視図である。羽根取り外し用レバー４を押し
ながら引っ張ることによって羽根を取り外すことがで
き、取り付けは羽根をモーター５の軸に押込むだけであ
り、簡単に交換できる。また、カバー２は、フレーム６
の突起７にカバー２の角穴８が入り込む状態で取り付け
る。取り外す場合は全体を軽く引張り、取り付けるとき
はフレーム６に軽く押し込むだけでよく、交換が簡単で
ある。羽根１、カバー２、オイルキャッチャー３はエポ
キシ樹脂系塗料等の不燃塗装をする。ただし、羽根１、
カバー２、オイルキャッチャー３は焼却炉での焼却は可
能である。カバー２の取り付け方法として、フレーム６
とカバー２を両面テープあるいはマジックテープを使用
して取り付けることもできる。また、羽根１を羽根止め
用ナットで取り付けることもできる。

【０００７】

【発明の効果】本発明の換気扇を使用することによっ
て、換気扇が汚れた場合は掃除することなく、ワンタッ
チで新しい羽根、カバー等と交換することができるの
で、掃除の時間がいらなくなるのと同時に手を汚すこと
がない。交換した羽根、カバー等は焼却炉で焼却するこ
とができるため、可燃物として処分することができる。
したがって、最近不燃物の処分場がなくなってきている
現状から考えても、環境にやさしい換気扇とすることが
できる。また、本発明を扇風機等のファンを利用したも
のに使うこともできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図

【図２】本発明の換気扇を分解した分解斜視図

【符号の説明】

１ 羽根 ２ カバー ３ オイルキャッチャー ４ 羽根取り外し用レバー ５ モーター ６ フレーム ７ フレームの突起 ８ 角穴

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 屋内の換気を目的とした換気扇におい
   て、換気扇の羽根、カバーを紙で作った掃除不用換気
   扇。