JP4709859B2 - 放電ランプ及び照明装置 - Google Patents
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Description
電球形蛍光ランプは、一般電球よりもランプ効率が高く、省エネ光源として普及が進められている一方で、点灯始動時の光束立上がり特性が一般電球よりも悪く、当該特性を改善すべく種々の検討がなされている。
しかも、発光管を保持している保持部材に発光体を固着剤で装着すると、発光管だけを固着する場合に比べて、固着剤の使用量が増加し、また、発光体を装着するための作業が必要となり、放電ランプとして高価なものになってしまう。
このため、発光中の発光体の熱が、当該発光体を囲繞している旋回部へと伝わり、ランプ始動時における発光管の温度上昇を早めることができる。
さらに、前記発光体は、定常点灯時に発光管から発せられる光束に対して、20%以上、40%以下の範囲内の光束を、点灯始動時に発することを特徴とし、或いは、前記発光体は、フィラメントコイルを有する電球であることを特徴している。
1.構成について
図1は、本実施の形態に係る電球形蛍光ランプの縦断面図である。
電球形蛍光ランプ1は、図1に示すように、発光管3と、補助電球(本発明における「発光体」に相当する。)4と、発光管3及び補助電球4を保持する保持部材5と、保持部材5における発光管3及び補助電球4が位置する側と反対側に装着され且つ発光管3及び補助電球4を発光(点灯)させるための点灯ユニット7と、点灯ユニット7を内部に収納するように保持部材5に取着されているケース9と、発光管3及び補助電球4を内部に収納するようにその開口部分が保持部材5やケース9に固着されているグローブ11とを備える。
(1)発光管について
図2は、本実施の形態に係る発光管の概略図である。なお、発光管3の内部の様子が分かるように、ガラス管13の一部を切り欠いている。
つまり、発光管本体31は、一定の旋回半径で且つ当該旋回軸Aに沿って一定方向(例えば、図2において下方である。)に移動しながら、旋回軸Aの廻りを旋回している第1の旋回部31a及び第2の旋回部31bと、2つの旋回部31a,31bと連続する連続部31cとを有する。なお、発光管本体は、ガラス管1本で構成しても良いし、複数本で構成しても良い。
この発光管本体31(ガラス管13)の内面には蛍光体層35が形成されている。この蛍光体層35は、1又は複数種類の蛍光体、例えば希土類の蛍光体を含んでいる。また、発光管本体31の内部には、発光物質である水銀や、緩衝ガスとして希ガス等が封入されている。
電極33は、一対のリード線43,45のうち、ビーズガラス47とフィラメントコイル41との間に位置している部分で、発光管本体31の端部3aがピンチ封止(圧潰封止)されることにより、発光管本体31に封着されている。
(2)補助電球
図3は、本実施の形態に係る補助電球の概略図である。
補助電球4は、図3に示すように、ガラスバルブ50と、フィラメントコイル51を保持するステム52とからなり、当該ステム52がガラスバルブ50に封着されてなる。
ステム52は、フィラメントコイル51と、当該フィラメントコイル51に給電し且つ前記フィラメントコイル51を保持する一対のリード線53,54と、ステム52がガラスバルブ50にステム封止された後に当該ガラスバルブ50内を排気等するための細管55と、当該細管55と前記一対のリード線53,54とを保持するフレアー56とを備える。
なお、本実施の形態では、フィラメントコイル52の中央部51cを係止して、フィラメントコイル51を吊設する吊設具57が、細管55におけるガラスバルブ50内に位置する端部に設けられている。
(3)保持部材
図4は、本実施の形態に係る保持部材の斜視図であり、(a)は発光管の大部分が位置する側から見た図であり、(b)は基板が位置する側から見た図である。
端壁17には、図4に示すように、発光管3の端部3a,3bを保持部材5の内部へと受け入れるための受入口17a,17bと、発光管3の端部3a,3bを受入口17a,17bへと案内する案内溝17c,17dと、受入口17a,17bから受け入れられた発光管3の端部3a,3bを被覆する被覆部17e,17fと、補助電球4を保持する電球保持部18とが形成されている。
外周当接部18aは、端壁17の中央部から口金側に凹入する凹入部分と、当該凹入部分の周縁から発光管3の先端部3c側へと凸出する凸出部分とから構成されている。
なお、本実施の形態では、凹入部分及び凸出部分の内周面形状は、補助電球4のガラスバルブ50に対応しており(ガラスバルブ50の横断面における外周形状に対応している。)、平面視(発光管3の旋回軸Aが延伸する方向から見た場合である。)において円形状をしている。
本実施の形態では、図4の(b)に示すように、貫通孔18eの周縁から基板21側へと凸出する凸出部を有している。また、底部当接部18bに設けられている貫通孔18d,18cは、端壁17に形成されている一対の受入口17a,17bの間に位置している。
発光管3の保持は、図1及び図5の(b)に示すように、保持部材5の受入口17a,17bから発光管3の端部3a,3bを内部に受け入れた状態(図5の(a)である。)で、発光管3の端部3a,3bが固着剤(例えばシリコーン)19により保持部材5の内面(端壁17の裏面や周壁15の内面)に固着されることで行われる。
この際、電球保持部18に補助電球4の端部が挿入された状態では、補助電球4の外周と底部とが電球保持部18と当接し、安定した状態で、補助電球4の固定が行われる。
発光管3と補助電球4とが固着剤19a,19bにより固着された状態では、結果的に、補助電球4を固着している固着剤19a,19bと、発光管3を固着している固着剤19a,19bとがつながった1つの塊が各受入口17a,17bに対応して形成される(一体化されている。)。
また、発光管3と補助電球4を同時に固着することができ、これにより作業性の改善が図れ、さらに固着剤の使用量の低減も可能となる。
(4)点灯ユニット
図6は、本実施の形態に係る点灯ユニットの構成図である。
整流器61は、商用低周波交流を整流して直流に変換するもので、例えば、4つのダイオードブリッジ素子等から構成されている。平滑器62は、整流器61から出力された直流電流を平滑化するもので、例えば、電解コンデンサC1,C2などから構成されている(所謂、倍電圧整流器である。)。なお、点灯ユニット7は、口金23を介して商用低周波交流電源に接続されることになる。
スイッチング+安定器63は、平滑器62からの出力を利用して、発光管3に高周波電力を供給したり、点灯中の発光管3に発生する電流変化を安定させたりする。具体的には、スイッチング作用は、例えば、一対のスイッチング素子(例えば、トランジスタ等)や結合コンデンサ等により、また、安定作用は、チョークコイルや共振用コンデンサ等により達成される。
補助電球4は、整流器61の出力側に接続された配線(給電路)L1,L2を介して点灯され、点灯・消灯の制御は電球点灯制御器64により行われる。電球点灯制御器64は、配線L3,L4を介して、平滑器62の出力側に接続されており、所定条件(例えば、点灯始動後60(sec)経過後である。)になると、補助電球4への給電を停止して消灯させる。
電球点灯制御器64は、例えば、2つのトランジスタQ1,Q2、抵抗R1、コンデンサC4等を備え、トランジスタQ1のオン・オフ状態で、補助電球4が点灯・消灯される。
つまり、点灯始動すると、補助電球4に接続されているトランジスタQ1がオン状態となり補助電球4が点灯し、補助電球4が点灯して所定時間経過すると、接続ノードN1の分圧が所定値になるとトランジスタQ1(スイッチング素子である。)がオフ状態となり、補助電球4が消灯する。
トランジスタQ2のベースは、抵抗R4、ツェナダイオードZ1を介して接続ノードN1に接続され、トランジスタQ2のエミッタが配線L2に接続されている。接続ノードN1は、抵抗R1、接続ノードN3を介して配線L3に接続され、また、コンデンサC4を介して配線L4(L2)に接続されている。
次に電球点灯制御器64の動作について説明する。
始動開始後、コンデンサC4の充電が完了して接続ノードN1の電圧が所定値になると、ツェナダイオードZ1が絶縁破壊して、トランジスタQ2がオン状態となる。これにより、トランジスタQ1がオフ状態となり、補助電球4が消灯する。
図8は、点灯ユニットの斜視図である。
基板21には、同図に示すように、その中央部にチョークコイルCHが実装されており、当該チョークコイルCHに対して所定の間隔(例えば、4(mm)程度)を置いてICチップICが実装されている。ICチップICは、複数のリードICa,ICbを有し、これらリードICa,ICbが基板21を貫通して、その裏面側(基板21におけるチョークコイルCHが実装されている側を表面としている。)で半田等により固着されている。また、2つの電解コンデンサC1,C2が、その本体部C1a,C2aがチョークコイルCHの上方に位置するように、リード線を介して基板21に実装されている。
基板21の保持部材5への取着は、図1の一部拡大図や図4の(b)で示すように、例えば、保持部材5の周壁15の開口縁から、保持部材5の軸心(図1における上下方向であり、旋回軸Aの延伸方向と一致する。)と平行な方向に延出する複数の突出部15bが基板21に当接した状態で、同じく周壁15の開口縁から保持部材5の軸心と平行な方向に延出する複数の係止腕15aが基板21の周縁に係合することで行われる。
(5)ケース
ケース9は、図1に示すように、例えばコーン状をしており、大径筒部9aと、当該大径筒部9aよりも径の小さい小径筒部9bと、大径筒部9aと小径筒部9bとを連結する傾斜筒部9cとを備える。ケース9の小径筒部9bには、ねじ込み型の口金23、例えば、E26型が被着されている。
係合突部15cは、保持部材5の周縁を全周に亘って鍔状に形成されているが、その周縁を周方向に等間隔を置いて複数個形成するようにしても良い。また、係止凹部9dは、ケース9その周方向に等間隔を置いて複数個、例えば4個形成されている。さらに、係合突部や係止凹部は互いに係合すれば良く、ケース或いは保持部材のどちらに設けられても良い。
(6)グローブ
グローブ11は、ここでは、例えばA形のものが利用され、グローブ11の開口側の端部11aが、ケース9と保持部材5との間の隙間に挿入された状態で、当該隙間に充填されている固着剤25、例えば、シリコーンによりケース9及び保持部材5に固着されている。
2.実施例
上記実施の形態に係る発光管の実施例について説明する。
(1)構成
発光管本体31を構成するガラス管13は、鉛フリーガラス材料で構成され、図2に示すように、その内径D1が5.9(mm)、外径D2が7.5(mm)であり、ガラス管13の中心軸が旋回軸Aの周りを旋回する旋回半径が約12.8(mm)である。これにより、外周径D3が約33(mm)の2重螺旋形状の発光管本体31が得られる。
発光管本体31に封入される水銀は、1(mg)であり、希ガスには、アルゴン、クリプトンの混合ガスが用いられ、550(Pa)で封入されている。放電空間48内における両フィラメントコイル41の中心軸間距離(所謂、電極間距離である。)は、400(mm)である。
なお、図5の(b)において、固着剤が設けられている領域を、ハッチング部分で示している。また、発光管3の端部3aを固着している固着剤(19a)と、端部3bを固着している固着剤(19b)とはつながっていない。
点灯始動から、発光管及び補助電球が発光し、補助電球は始動後約1分間経過すると消灯し、その後発光管3だけが点灯維持される。
(2)光束比較試験結果
上記実施例で説明した本発明に係る電球形蛍光ランプ(以下、「発明品」という。)と、補助電球4を有さずに発光管のみを有する電球形蛍光ランプ(上記発明品と区別するために、以下、「従来品」という。)とを用いて、点灯始動から5分経過するまでの光束立上がり特性の比較試験を行った。
図9は、光束立上がり特性の比較結果を示す図である。
図中の「A」は発明品の立上がり特性を示し、図中の「B」は発光体(補助電球)を有しない電球形蛍光ランプの立上がり特性を示す。同図における縦軸は定常点灯時の光束に対する比率であり、100(%)は、定常点灯時の光束(本実施例では810(lm)である。)を指す。また、同図における横軸は、点灯始動からの経過時間である。なお、発明品とは、発光管3の端部3a,3bと補助電球4の下端部とを固着剤19で一体に固着したものである。
そして、発明品における光束立上がりは、発光管と保持部材とを固着する固着剤と、補助電球と保持部材とを固着する固着剤とがつながっていない電球形蛍光ランプに比べて、5%程度、点灯始動直後からほぼ300(Sec)経過するまでの時間で、向上していることを実験にて確認している。
3.その他
(1)補助電球
本実施の形態では、発光管の発光光束は810(lm)で、補助電球の発光光束は200(lm)である。実施の形態では補助電球の発光光束について説明しなかったが、発光管の発光光束(定常点灯時)に対して、20(%)以上、40(%)以下の範囲の光束を発するのが好ましい。
(2)旋回部について
実施の形態では、旋回軸方向に隣り合う第1の旋回部31aのガラス管と、第2の旋回部のガラス管との隙間は、1.5(mm)であったが、この隙間は、0.5(mm)以上、5(mm)以下が好ましい。
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明の内容が、上記の実施の形態に示された具体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を実施することができる。
1.ランプ
実施の形態では、所謂、A形の電球形蛍光ランプについて説明したが、他のタイプの電球形蛍光ランプであっても良い。他の例としては、グローブの形状が、例えばG形をしたもの等がある。
図9は、D形の電球形蛍光ランプの縦断面を示す図である。
電球形蛍光ランプ101は、図1に示すように、発光管3と、補助電球4と、発光管3及び補助電球4を保持する保持部材105と、保持部材105における発光管3及び補助電球4が位置する側と反対側に装着され且つ発光管3及び補助電球4を発光(点灯)させるための点灯ユニット7と、点灯ユニット7を内部に収納し且つ保持部材5に取着されているケース109とを備える。
保持部材105は、筒状をした周壁105bと、当該周壁105bの一端を塞ぐ端壁105aとを備える有底筒状をしている。端壁105aには、発光管3を内部に受け入れるための受入口や、補助電球4を保持するための電球保持部等が形成されている。周壁105bは、ケース109の開口部分に内挿された状態で、例えば、固着剤111で固着されている。なお、保持部材105とケース109との結合は、固着剤以外の手段、例えば、係合手段、螺合手段等を利用しても良い。
2.発光管
実施の形態での発光管の旋回部は、当該旋回部に相当する部分のガラス管が旋回軸の廻りを略同一の旋回半径で旋回する形状をしていたが、発光管は他の螺旋形状をしていても良い。他の形状としては、当該旋回部に相当する部分のガラス管が旋回半径を変えながら旋回する形状をしていても良い。なお、旋回半径の変化は、徐々に大きくなったり、大小を繰り返したりしても良い。
3.補助電球
実施の形態では、発光体(補助電球)として、シリカ電球を用いたが、他の発光体を用いても良い。他の発光体としては、LED素子、シリカ電球以外の電球(例えばクリプトン電球)等がある。なお、点灯始動直後の発光管の温度を上昇させて、光束立上がり特性を改善するには、発光体が発光時に発光管の温度以上になる必要がある。
4.補助アマルガム
実施の形態における発光管は、補助アマルガムを有しないタイプであったが、補助アマルガムを有するタイプであっても良い。
本例においても、フィラメントコイル121は、一対のリード線123,125に架設されており、このリード線123,125の中央部分でガラス管127の端部に細管129と共に封着されている。
図9のcは、補助アマルガムを有する発光管を用いた電球形蛍光ランプを点灯させた際の光束立上がり特性を示している。
5.保持部材
保持部材は、発光管を保持する機能、補助電球を保持する機能、場合によっては、基板を取着する機能、ケースやグローブと固着できる機能等を有しておれば良く、その構成は、実施の形態で説明した保持部材に限定するものではない。
図13は、発光管と補助電球とを固着剤で固着した状態を示す。
電球保持部157は、実施の形態と同様に、外周当接部157aと底部当接部157bとを有する。
底部当接部157b及び外周当接部157aには、補助電球の一対のリード線を保持部材151の内部(端壁155の裏面側)へと導くための切欠き部157c,157dが形成され、また底部当接部157bには、補助電球の細管が保持部材151と緩衝するのを防止するための貫通孔157eが設けられている。
また、図13にも示すように、切欠き部157c,157dは、保持部材151に挿入された発光管3の端部3a,3bに対応し、電球保持部157の中心(この中心は、保持部材151の中心でもある。)Oを基準とする周方向に沿って形成され、その一端が、受入口155a,155bの端縁と略一致し、他端が、受入口155a,155bから挿入されている発光管3の端と略一致している。
6.照明装置
実施の形態では、特に、放電ランプについて説明したが、本発明は、上記放電ランプを利用した照明装置にも適用できる。
照明装置200は、例えば、天井202に装着されて、使用される。
この照明装置200は、図14に示すように、放電ランプ(例えば、電球形蛍光ランプ1である。)と、電球形蛍光ランプ1を装着し点灯させる点灯器具201とを備える。
点灯器具201は、例えば、天井202に取着される器具本体204と、器具本体204に装着された電球形蛍光ランプ1を覆うカバー206とを備える。
なお、ここでの照明器具は、一例であり、例えば、閉塞型のカバーを有さずに、開口型のカバーを有するものであっても良いし、放電ランプが横を向くような姿勢(ランプの中心軸が水平となるような姿勢)で点灯させるような照明器具でも良い。
3 発光管
4 補助電球
5 保持部材
7 点灯ユニット
9 ケース
11 グローブ
18 電球保持部
19 固着剤
200 照明装置
Claims (5)
- 放電発光する発光管と、
前記発光管におけるランプ始動時の光束立上がり特性よりも良い特性を有する発光体と、
前記発光管と前記発光体とを固着剤により保持する保持部材とを備え、
前記発光管と前記保持部材とを固着している固着剤が、前記発光体と前記保持部材とを固着している固着剤とつながっている
ことを特徴とする放電ランプ。 - 前記発光管は、仮想軸廻りに旋回する旋回部を有し、
前記発光体は、前記旋回部により囲繞されている
ことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ。 - 前記発光体は、定常点灯時に発光管から発せられる光束に対して、20%以上、40%以下の範囲内の光束を、点灯始動時に発する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の放電ランプ。 - 前記発光体は、フィラメントコイルを有する電球である
ことを特徴する請求項1〜3の何れか1項に記載の放電ランプ。 - 放電ランプと、前記放電ランプを装着して点灯させる照明器具とを備える照明装置において、
前記放電ランプは、請求項1〜4の何れか1項に記載の放電ランプである
ことを特徴とする照明装置。
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