JP4708736B2 - 電気泳動粒子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
着色剤、重合性モノマー、リビング重合開始基前駆体と反応する官能基を含む重合性モノマー、ならびに重合開始剤を含む組成物から、重合によってコア粒子を生成する工程、
該官能基とリビング重合開始基を含む化合物との反応により、該コア粒子表面にリビングラジカル重合開始基を導入する工程、および該リビングラジカル重合開始基からリビングラジカル重合によって高分子鎖をグラフト化する工程を有することを特徴とする。
着色剤、重合性モノマー、ニトロキシド媒介重合開始基と反応する官能基を含む重合性モノマー、ならびに重合開始剤を含む組成物から、重合によってコア粒子を生成する工程、
該官能基とニトロキシド媒介重合開始基を含む化合物との反応により、該コア粒子表面にニトロキシド媒介重合開始基を導入する工程、および該ニトロキシド媒介重合開始基からニトロキシド媒介重合によって高分子鎖をグラフト化する工程を有することを特徴とする。
以下、コアとなる着色剤とポリマーを含む複合体微粒子とその製造方法について説明する。
A.リビングラジカル重合開始基の前駆体と反応する官能基を持つ重合性モノマー
もしくは
B.ニトロキシド媒介重合開始基と反応する官能基を持つ重合性モノマー
である。これは、コア粒子を形成した後のグラフト重合過程が、原子移動ラジカル重合であるか、ニトロキシド媒介重合であるかによって使い分けられる。
着色剤としては、顔料や染料を使用することができる。顔料、染料を単独で使用しても良いし、両者を混合して使用しても良い。顔料と染料の混合比は、使用する系に合わせて適宜決めることができる。
コア用重合性モノマーとして、各種のビニル系モノマー等を使用することができる。具体的には、スチレン、2−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、2−エチルスチレン、3−エチルスチレン、4−エチルスチレン、2−プロピルスチレン、3−プロピルスチレン、4−プロピルスチレン、2−イソプロピルスチレン、3−イソプロピルスチレン、4−イソプロピルスチレン、4−tert−ブチルスチレン、2、3−ジメチルスチレン、3、4−ジメチルスチレン、2、4−ジメチルスチレン、2、6−ジメチルスチレン、2、3−ジエチルスチレン、3、4−ジエチルスチレン、2、4−ジエチルスチレン、2、6−ジエチルスチレン、2−メチル−3−エチルスチレン、2−メチル−4−エチルスチレン、α−メチルスチレン、4−フェニルスチレン等のスチレン系モノマー、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル等の(メタ)アクリレート系モノマー、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル系モノマー、ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルヘキシルケトン等のビニルケトン系モノマー、N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物系モノマー、酢酸ビニル、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド等が挙げられ、これらを単独、又は2種以上を混合して用いてもよい。
上記水系の懸濁媒体に含有される懸濁安定剤としては、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、リン酸アルミニウム、リン酸亜鉛等のリン酸塩、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸マグネシウム、ピロリン酸アルミニウム、ピロリン酸亜鉛等のピロリン酸塩、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウムコロイダルシリカ等の難水溶性無機化合物、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、デンプン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性ポリマーが挙げられる。
懸濁媒体中に、必要に応じて添加される界面活性剤としては、上記のように、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤等がある。
重合開始剤としては、懸濁重合に一般的に使用される油溶性のアゾ系開始剤、又は過酸化物系開始剤を使用することができる。具体的には、2、2’―アゾビスイソブチロニトリル、2、2’―アゾビス―2、4―ジメチルバレロニトリル、2、2’―アゾビス―2―メチルブチロニトリル、2、2’―アゾビス―2、3―ジメチルブチロニトリル、2、2’―アゾビス―2、3、3―トリメチルブチロニトリル、2、2’―アゾビス―2―イソプロピルブチロニトリル等のアゾ系開始剤、過酸化ベンゾイル、オルソクロロ過酸化ベンゾイル、オルソメトキシ過酸化ベンゾイル、ラウロイルパーオキシド、オクタノイルパーオキシド、メチルエチルパーオキシド等の過酸化物系開始剤が挙げられる。
以上のようにして作られたコア粒子は、表面および内部に、前記の
A.リビングラジカル重合開始基の前駆体と反応する官能基を持つ重合性モノマー
B.ニトロキシド媒介重合開始基と反応する官能基を持つ重合性モノマー
に由来して、
A’.リビングラジカル重合開始基の前駆体
又は
B’.ニトロキシド媒介重合開始基
と反応する官能基を含んでいる。次にこの官能基を、A’またはB’と反応させ、重合開始基をコア粒子に付加する。付加される重合開始基は、引き続く次の工程のリビングラジカル重合が、原子移動ラジカル重合であるか、ニトロキシド媒介重合であるかによって異なるので、この変換においても異なる反応となる。以下、それぞれの過程について説明する。
上述のコア粒子形成過程で、官能基を持つ重合性モノマーとして、一般式(I)に示されるエチレングリコール(メタ)アクリレートを使用し、コア用重合性モノマーにはスチレンやメタクリル酸メチル等を使用し、コア粒子を得る。このとき、生成されたコア粒子の表面には、水酸基が付加されている。得たコア粒子に、下記の反応式(II)乃至(V)に従って原子移動ラジカル重合開始基を導入する。
コア粒子を得る過程で、官能基を持つ重合性モノマーとして4−エチルスチレンを使用し、コア用重合性モノマーとして4−エチルスチレンを用いて、コア粒子を生成する。これに、下記の反応式(VI)に従ってニトロキシド媒介重合開始基を導入する。
以上の1と2に説明した過程で、表面に重合開始基を有するコア粒子が生成される。
まず、リビングラジカル重合が原子移動ラジカル重合である場合について説明する。
上記したコア粒子を反応溶媒に分散させた後、高分子鎖となる重合性モノマー、遷移金属錯体を添加し、反応系を不活性ガスで置換して原子移動ラジカル重合を行う。
ニトロキシド媒介重合について説明する。反応式(VI)のニトロキシド媒介重合開始基が導入された粒子をコア粒子として、容易にコア粒子表面に鎖長の揃った高分子鎖を形成することができる。
電気泳動粒子は、最表面の殻部分が、帯電機能と分散機能を担っている。上記リビング重合で得られる高分子鎖についてもその機能の発現が要請される。以下この点について説明する。
本発明の電気泳動粒子を用いた電気泳動表示素子について図面を参照しながら説明する。
前記電気泳動分散液を内包するマイクロカプセル1iは、界面重合法、in situ 重合法、コアセルベーション法等の既知の方法で得ることができる。
電気泳動分散媒としては、高絶縁性でしかも無色透明な液体を挙げることができる。例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、ケロシン、ノルマルパラフィン、イソパラフィンなどの脂肪族炭化水素等を使用でき、これらを単独、又は2種以上を混合して用いてもよい。
電気泳動分散液は、少なくとも電気泳動粒子1eと電気泳動分散媒1fを含有する。電気泳動粒子1eを帯電させる為に、前記した酸性添加剤、又は塩基性添加剤を添加するのが好ましい。
本発明の電気泳動粒子を用いた電気泳動表示素子の表示例を図2に示す。図2は、白色の電気泳動粒子1e、青色染料で着色した電気泳動分散媒1fからなる電気泳動分散液をセルに充填した場合の表示例である。電気泳動粒子1eは、負に帯電しているものとする。
本発明の電気泳動粒子を用いた電気泳動表示素子の他の実施態様について図面を参照しながら説明する。図4は本発明の電気泳動粒子を用いた電気泳動表示素子の他の実施態様を示す断面図である。
前記電気泳動分散液を内包するマイクロカプセル4jは、前述したように、界面重合法、in situ 重合法、コアセルベーション法等の既知の方法で得ることができ、マイクロカプセル3jの形成材料には、前記した同様のポリマー材料を使用することができる。
電気泳動分散媒4fに関しては、前述した同様の液体を使用することができる。
電気泳動粒子4eには、前述と同様の方法によって得た黒色粒子を使用することができる。本実施態様における電気泳動粒子4eの濃度は、その粒径によって異なるが、電気泳動分散媒4fに対して0.5から10重量%が好ましく、更には1から5重量%が好ましい。電気泳動粒子4eの濃度が0.5重量%未満の場合、第1電極4c上を完全に隠蔽できなくなり、表示コントラストが淡くなるので好ましくない。また、電気泳動粒子4eの濃度が10重量%を越えると着色した第2電極4d上から溢れ出し、表示コントラストが悪くなるので好ましくない。
本発明の電気泳動粒子を用いた電気泳動表示素子の表示例を図5に示す。図5は、黒色の電気泳動粒子4e、無色透明な電気泳動分散媒4fからなる電気泳動分散液をセルに充填した場合の表示例である。電気泳動粒子4eは、負に帯電しているものとする。また、絶縁層4h上が白色であり、第2電極4d上が黒色であるものとする。
疎水化処理を施した酸化チタン(15重量部)、2、2’―アゾビスイソブチロニトリル(1.7重量部)、4−エチルスチレン(130重量部)、ジビニルベンゼン(2重量部)からなるコア用組成物をホモジナイザーで均一に分散させる。0.05重量%のドデシル硫酸ナトリウム水溶液(400重量部)にリン酸カルシウム(20重量部)を分散して得た懸濁媒体中に、上記のコア用組成物を投入する。これを、ホモジナイザーを用いて高速攪拌して均一な懸濁液を調整する。懸濁化したコア用組成物の平均粒径は、約2.0μmである。次に、窒素雰囲気下80℃で懸濁重合を行い、コア粒子を得る。
実施例1と同様にして得た電気泳動分散液を用いて、該分散液を内包するマイクロカプセル1iをin situ 重合法によって作製する。マイクロカプセルの膜材質は尿素−ホルムアルデヒド樹脂である。マイクロカプセル1iをインクジェット方式のノズルを用いて第1基板1a上に配置し、電圧印加回路を接続して図1(b)に示した電気泳動表示素子を作製する。
疎水化処理を施したカーボンブラック(10重量部)、2、2’―アゾビスイソブチロニトリル(1.7重量部)、スチレン(130重量部)、エチレングリコールメタクリレート(7重量部、一般式(I)n=4と5の混合物、ブレンマーPE−200、日本油脂)、ジビニルベンゼン(2重量部)からなるコア用組成物をホモジナイザーで均一に分散させる。0.05重量%のドデシル硫酸ナトリウム水溶液(1800重量部)にリン酸カルシウム(90重量部)を分散して得た懸濁媒体中に、上記のコア用組成物を投入する。これを、ホモジナイザーを用いて高速攪拌して均一な懸濁液を調整する。懸濁化したコア用組成物の平均粒径は、約1.5μmである。次に、窒素雰囲気下80℃で懸濁重合を行い、粒子表面に水酸基が局在化されたコア粒子を得る。
実施例3と同様にして得た電気泳動分散液を用いて、該分散液を内包するマイクロカプセル4jを界面重合法によって作製する。マイクロカプセルの膜材質はポリアミド樹脂である。マイクロカプセル4jをインクジェット方式のノズルを用いて第1基板4a上に配置し、電圧印加回路を接続して図4(b)に示した電気泳動表示素子を作製する。
疎水化処理を施したカーボンブラック(5重量部)、オイルブラックHBB(10重量部)、2、2’―アゾビスイソブチロニトリル(1.7重量部)、スチレン(130重量部)、エチレングリコールメタクリレート(7重量部、一般式(I)n=1)、ジビニルベンゼン(2重量部)からなるコア用組成物をホモジナイザーで均一に分散させる。0.05重量%のドデシル硫酸ナトリウム水溶液(1800重量部)にリン酸カルシウム(90重量部)を分散して得た懸濁媒体中に、上記のコア用組成物を投入する。これを、ホモジナイザーを用いて高速攪拌して均一な懸濁液を調整する。懸濁化したコア用組成物の平均粒径は、約1.5μmである。次に、窒素雰囲気下80℃で懸濁重合を行い、粒子表面に水酸基が局在化されたコア粒子を得る。
実施例5と同様にして得た電気泳動分散液を用いて、該分散液を内包するマイクロカプセル4jを界面重合法によって作製する。マイクロカプセルの膜材質はポリアミド樹脂である。マイクロカプセル4jをインクジェット方式のノズルを用いて第1基板4a上に配置し、電圧印加回路を接続して図4(b)に示した電気泳動表示素子を作製する。
オイルブラックHBB(20重量部)、2、2’―アゾビスイソブチロニトリル(1.7重量部)、スチレン(117重量部)、エチレングリコールメタクリレート(7重量部、一般式(I)n=1)、ジビニルベンゼン(15重量部)からなるコア用組成物をホモジナイザーで均一に分散させる。0.05重量%のドデシル硫酸ナトリウム水溶液(1800重量部)にリン酸カルシウム(90重量部)を分散して得た懸濁媒体中に、上記のコア用組成物を投入する。これを、ホモジナイザーを用いて高速攪拌して均一な懸濁液を調整する。懸濁化したコア用組成物の平均粒径は、約1.5μmである。次に、窒素雰囲気下80℃で懸濁重合を行い、粒子表面に水酸基が局在化されたコア粒子を得る。
実施例7と同様にして得た電気泳動分散液を用いて、該分散液を内包するマイクロカプセル4jをin situ重合法によって作製する。マイクロカプセルの膜材質はメラミン−ホルムアルデヒド樹脂である。マイクロカプセル4jをインクジェット方式のノズルを用いて第1基板4a上に配置し、電圧印加回路を接続して図4(b)に示した電気泳動表示素子を作製する。
実施例1と同様にして得た電気泳動粒子(白色粒子)5重量%、ロジン酸(酸性添加剤)2.5重量%、実施例5と同様にして得た電気泳動粒子(黒色粒子)3重量%、ポリイソブチレンコハク酸イミド(塩基性添加剤)1.5重量%、電気泳動分散媒としてアイソパーH88重量%を用い、電気泳動分散液とした。電気泳動分散媒において、白色の電気泳動粒子はプラス帯電を示し、一方、黒色の電気泳動粒子はマイナス帯電を示す。
実施例9と同様にして得た電気泳動分散液を用いて、該分散液を内包するマイクロカプセル1iをin situ重合法によって作製する。マイクロカプセルの膜材質はメラミン−ホルムアルデヒド樹脂である。マイクロカプセル1iをインクジェット方式のノズルを用いて第1基板1a上に配置し、電圧印加回路を接続して図1(b)に示した電気泳動表示素子を作製する。
1b 第2基板
1c 第1電極
1d 第2電極
1e 電気泳動粒子
1f 電気泳動分散媒
1g 隔壁
1h 絶縁層
1i マイクロカプセル
4a 第1基板
4b 第2基板
4c 第1電極
4d 第2電極
4e 電気泳動粒子
4f 電気泳動分散媒
4g 隔壁
4h 絶縁層
4i 絶縁層
4j マイクロカプセル
Claims (8)
- 電気泳動粒子の製造方法であって、
着色剤、重合性モノマー、リビング重合開始基前駆体と反応する官能基を含む重合性モノマー、ならびに重合開始剤を含む組成物から、重合によってコア粒子を生成する工程、
該官能基とリビング重合開始基を含む化合物との反応により、該コア粒子表面にリビングラジカル重合開始基を導入する工程、および該リビングラジカル重合開始基からリビングラジカル重合によって高分子鎖をグラフト化する工程を有することを特徴とする電気泳動粒子の製造方法。 - 前記リビングラジカル重合が原子移動ラジカル重合であることを特徴とする請求項1に記載の電気泳動粒子の製造方法。
- 電気泳動粒子の製造方法であって、
着色剤、重合性モノマー、ニトロキシド媒介重合開始基と反応する官能基を含む重合性モノマー、ならびに重合開始剤を含む組成物から、重合によってコア粒子を生成する工程、
該官能基とニトロキシド媒介重合開始基を含む化合物との反応により、該コア粒子表面にニトロキシド媒介重合開始基を導入する工程、および該ニトロキシド媒介重合開始基からリビングラジカル重合によって高分子鎖をグラフト化する工程を有することを特徴とする電気泳動粒子の製造方法。 - 前記コア粒子を形成する工程が、前記組成物を懸濁媒質に投入して撹拌する工程と前記組成物を重合させる工程とを含む請求項1または3に記載の電気泳動粒子の製造方法。
- 着色剤とポリマーからなる複合体微粒子の表面に高分子鎖がグラフト化された電気泳動粒子であって、該微粒子表面に有するリビングラジカル重合開始基からリビングラジカル重合によって高分子鎖がグラフト化されていることを特徴とする電気泳動粒子。
- 着色剤とポリマーからなる複合体微粒子の表面に高分子鎖がグラフト化された電気泳動粒子であって、該微粒子表面に有するニトロキシド媒介重合開始基からニトロキシド媒介重合によって高分子鎖がグラフト化されていることを特徴とする電気泳動粒子。
- 所定の間隔を開けた状態に配置された一対の基板と、前記間隔に配置されたセルに充填されて電気泳動粒子と電気泳動分散媒とを有する電気泳動分散液と、を備える電気泳動表示素子であって、
前記電気泳動粒子は、請求項5又は6に記載の電気泳動粒子であることを特徴とする電気泳動表示素子。 - 所定の間隔を開けた状態に配置された一対の基板と、前記間隔に配置されて電気泳動粒子と電気泳動分散媒とを内包するカプセルと、を備える電気泳動表示素子であって、
前記電気泳動粒子は、請求項5又は6に記載の電気泳動粒子であることを特徴とする電気泳動表示素子。
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