JP4708520B2 - 信号ケーブル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号ケーブルに係り、特に、情報処理装置と表示装置を接続する信号ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の信号ケーブルは、図4及び図5に示すように、ビデオ信号を電送するスズメッキ軟銅線の導体102a,架橋発泡ポリエチレンの絶縁体102b,静電シールドを行う横巻シールド線102c,ビニルのシース102dからなる同軸電線102、水平同期信号や垂直同期信号などビデオ信号以外の信号を電送するスズメッキ軟銅線の導体103a,架橋ビニルの絶縁体103bからなるビニル電線103、同軸電線102とビニル電線103を静電シールドするスズメッキ軟銅線のシールド編組線104及び、最外層に絶縁保護のための耐熱ビニルのシース105からなる複合ケーブル101と、銅合金のコンタクト107をPBT材のインシュレータ108で固定して軟銅のシェル109で覆われたプラグ106とで構成される。
【0003】
また、同軸電線102の導体102a及びビニル電線103の導体103aとプラグ106のコンタクト107とは、ハンダ接合またはカシメ勘合され、複合ケーブル101によって水平同期信号や垂直同期信号などビデオ信号以外の信号電送にビニル電線103を用いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の信号ケーブルは、複合ケーブルの外径が8−9mmのため、ケーブルの細線化が実現できず、かつ軽薄短小化に進む表示装置との組み合せに太すぎるという違和感を与える課題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、複合ケーブルを用いてケーブルの細線化を実現し、かつ軽薄短小な表示装置に違和感なく使用できる信号ケーブルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明の信号ケーブルは、複数の同軸電線と、フィルム状のベースに銅箔をプリントしたフレキシブルプリントケーブルと、このフレキシブルプリントケーブル及び上記同軸電線を覆うシールド編組線と、最外層に絶縁と保護のためのシースとを備え、前記複数の同軸電線とフレキシブルプリントケーブルとの相対的な位置関係を維持した複合ケーブルで構成されたことを特徴とする。
【0007】
また、上述の課題を解決するために、本発明の信号ケーブルは、前記同軸電線を三つ備えると共に前記フレキシブルプリントケーブルを三つ備え、長手方向に交差する断面において、前記三つの同軸電線がΔ状に結ばれる位置に配置されると共に、この各辺に前記フレキシブルプリントケーブルが一つずつ配置されていることを特徴とする。
また、上述の課題を解決するために、本発明の信号ケーブルは、上記フレキシブルプリントケーブルの導体部を挟み込んでハンダ接合する溝が形成されたコンタクトと、このコンタクトを固定するインシュレータと、このインシュレータを覆うシェルとを有するプラグを前記長手方向の端部に備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施の形態による信号ケーブルを図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本発明の一実施の形態による信号ケーブルの構成図である。
【0010】
図2は、本発明の一実施の形態による信号ケーブルの電線導体とプラグのコンタクトとの内部接合図である。
【0011】
図3は、本発明の一実施の形態による信号ケーブルのプラグのコンタクトの断面図である。
【0012】
本発明の一実施の形態による信号ケーブルは、図1〜図3に示すように、ビデオ信号を電送するスズメッキ軟銅線の導体2a,架橋発泡ポリエチレンの絶縁体2b,静電シールドを行う横巻シールド線2c,ビニルのシース2dからなる同軸電線2、水平同期信号や垂直同期信号などビデオ信号以外の信号を電送するプリント導体3a,絶縁フィルムを表面にラミネートしたサンドイッチ構造の絶縁体3bからなるフレキシブルプリントケーブル3、同軸電線2とフレキシブルプリントケーブル3を静電シールドするスズメッキ軟銅線のシールド編組線4及び、最外層に絶縁保護のための耐熱ビニルのシース5からなる複合ケーブル1と、銅合金のコンタクト7をPBT材のインシュレータ8で固定して軟銅のシェル9で覆われたプラグ6とで構成される。
【0013】
また、プラグ6のコンタクト7は、フレキシブルプリントケーブル3のプリント導体3aをハンダ接合する際に仮止めをする溝が先端のハンダ接合部に形成され、このコンタクト7により同軸電線2の導体2aとフレキシブルプリントケーブル3のプリント導体3aのどちらともハンダ接合が可能となる。
【0014】
次に、本発明の一実施の形態による信号ケーブルの機構を図面を参照して説明する。
【0015】
本発明の一実施の形態による信号ケーブルの機構は、図1〜図3に示すように、複数の同軸電線2の導体2aをΔ状に結ぶ位置に置き、この各辺にフレキシブルプリントケーブル3を配置し、かつ複合ケーブル1製造の際、電線の配置を維持しながら回転を加えて螺旋状にすることで、フレキシブルプリントケーブル3の屈曲強度を増大する。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の信号ケーブルによれば、複合ケーブルの外径が6mm程度に縮小できるため、ケーブルの細線化が実現でき、かつ軽薄短小化に進む表示装置に違和感なく使用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による信号ケーブルの構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態による信号ケーブルの電線導体とプラグのコンタクトとの内部接合図である。
【図3】本発明の一実施の形態による信号ケーブルのプラグのコンタクトの断面図である。
【図4】従来の信号ケーブルの構成図である。
【図5】従来の信号ケーブルのケーブルとプラグのコンタクトとの接続図である。
【符号の説明】
1,101 複合ケーブル
2,102 同軸電線
3,103 フレキシブルプリントケーブル
4,104 シールド編組線
5,105 シース
6,106 プラグ
7,107 コンタクト
8,108 インシュレータ
9,109 シェル
Claims (3)
- 複数の同軸電線と、フィルム状のベースに銅箔をプリントしたフレキシブルプリントケーブルと、このフレキシブルプリントケーブル及び上記同軸電線を覆うシールド編組線と、最外層に絶縁と保護のためのシースとを備え、
前記複数の同軸電線とフレキシブルプリントケーブルとの相対的な位置関係を維持した複合ケーブルで構成されたことを特徴とする信号ケーブル。 - 前記同軸電線を三つ備えると共に前記フレキシブルプリントケーブルを三つ備え、
長手方向に交差する断面において、前記三つの同軸電線がΔ状に結ばれる位置に配置されると共に、この各辺に前記フレキシブルプリントケーブルが一つずつ配置されていることを特徴とする請求項1に記載の信号ケーブル。 - 上記フレキシブルプリントケーブルの導体部を挟み込んでハンダ接合する溝が形成されたコンタクトと、このコンタクトを固定するインシュレータと、このインシュレータを覆うシェルとを有するプラグを前記長手方向の端部に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の信号ケーブル。
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