JP4708226B2 - 畦成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、水田や畑の畦を成形するための畦成形機に係り、特に、成形する畦の高さを調節自在としたものに関する。
畦成形機としては、例えば、次のようなものがある。牽引車に付設されて該牽引車の進行方向に順次畦を形成する畦成形機において、畦成形部に土を盛り上げ状態に連続的に供給する耕耘刃からなる土盛装置と、畦形成部に盛られた土を締め固めて畦を形成する畦形成装置とを具え、該畦形成装置は、畦と直交する軸線回りに回転せしめられ且つその上側周面が牽引車の進行方向に回転するようにその回転方向が設定されて畦上面を形成する丸軸からなる回転体を具え、畦上面の内縁を形成する回転体内端には、内方に向かって大径となる円錐面を具えた畦内側形成用の内側回転板が連設され、該内側回転板と回転体とは一体に回転するものとされており、また、単位時間当たりの牽引車の進行長さをL1、回転体の円周をL2、単位時間当たりの回転体の回転数をNとしたとき、N×L2>L1の関係が充足されるようになされているものである。
更に、畦上面の外縁を形成する回転体外端には、外方に向かって大径となる円錐面を具えた畦外側面形成用の外側回転板を連設し、回転体と内側回転体と外側回転体は一体に回転するものである(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2564230号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、従来の畦形成装置においては、図16に示すように、畦成形体52における上面成形体52Bと法面成形体52Aとが一体であり機体の所定位置に固定された駆動軸に取り付けられている。したがって、一定の高さの畦を成形することができるが、畦の高さを変えたい場合、上面成形体52Bと法面成形体52Aの大きさは車輪の大きさに対応して一定であるから、変更することができない。例えば畝を高くする場合には、車輪を大径のものに変更した上で上面成形体と法面成形体も大きなものに変更しなければならないという問題があった。尚、このような歩行型の畦形成装置の場合に上記のような問題があるのであり、トラクターを牽引車とした畦形成装置の場合は、トラクター自体に上面成形体と法面整形体を昇降させる機能を備えているので、畦の高さを任意に調整可能する必要がない。しかし、上記歩行型の畦形成装置の場合は、装置が小型であり、使用できる駆動系統も車輪の駆動軸等に限られているため、有効な畦の高さ調整機構は提供されていないのが実情である。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、上面成形体と法面成形体を交換することなく簡単な構成で畦の高さを容易に調整可能な畦成形機を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による畦成形機は、原動機を装着した機体と、上記機体に設けられ原動機により回転される走行輪と、上記原動機により回転されて耕土を畦成形部に掻き上げる耕耘刃と、上記耕耘刃の後方に設けられ土の上面を締め固める上面板と法面を締め固める法面板とからなり法面板の下端側を支点にして上端側を揺動運動機構により揺動させる畦面叩き手段と、上記畦面叩き手段の後方の畦成形部の法面側に配置され機体の進行方向と直交する方向に設けられた回転軸に装着されて上記原動機により回転駆動され略円錐台状に形成された法面成形体と、上記法面成形体の畦成形部上面側に設けられその先端側が畦成形部上面側に突出するようにして筒状に形成された上面成形体と、を具備してなる畦成形機において、法面成形体は、走行輪の駆動軸より上方に偏心した位置に設けられ駆動軸の駆動力の伝達を入切するクラッチ手段により回転力を伝達され、且つ駆動軸を中心に上下に位置調整可能に形成されたことを特徴とするものである。
また、請求項2による畦成形機は、請求項1記載の畦成形機において、上面成形体は円錐台状であることを特徴とするものである。
すなわち、本発明による畦成形機の場合には、畦の上面及び法面を叩いて平坦に形成する畦面叩き手段と、畦の法面と上面を撫でつけて平坦に形成する法面成形体を用いるから、畦を高く且つ上面を平坦に仕上げ形成されるとともに、凹凸の大きな土盛りでも上面や法面全体を確実に平坦面に仕上げ形成され、その形状も綺麗に形良く仕上げられる。特に、法面成形体は走行輪の駆動軸より上方に偏心した位置に設けられ駆動軸の駆動力の伝達を入切するクラッチ手段により回転力を伝達され、且つ駆動軸を中心に上下に位置調整可能に形成されているから、簡単な構成でありながら、上面成形体と法面成形体を昇降させて畦の高さを変更することが簡単な操作で容易にできる。
本発明の畦成形機によると、上面成形体と法面成形体を交換することなく簡単な構成で畦の高さを任意に調整することができる。
以下、図1乃至図12を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による畦成形機100の斜視図である。本発明の畦成形機100は、ハンドトラクター(耕耘機)1を牽引車1Aとしたものである。牽引車1Aの機体Fには進行方向Aの前上部に原動機Eを備え、前下部に牽引車1Aの前輪(ダブル車輪)R0と、畦成形部20の近くを掘り起すとともに法面20Dと上面20Cに土20Aを掻き上げる左右一対の耕耘刃R1,R2と、古い畦20の法面20Dを削り取る法面耕耘刃R3とを備えている。上記前輪(ダブル車輪)R0と左右一対の耕耘刃R1,R2とにより、左右バランス良く耕耘できて牽引車1Aが直進できる構成となっている。すなわち、上記左右一対の耕耘刃R1は、左右3本ずつ2枚で各6本構成とし、法面側と反法面側へと均等に土を掘り起こすことで、ハンドトラクター(耕耘機)1の機体を安定姿勢にバランスさせている。また、古い畦20の法面20Dを削り取る法面耕耘刃R3は、耕耘刃R1の先端側に取り付けられ、法面の傾斜角に合わせて傾斜したブレートからなるものである。尚、法面側の耕耘刃R1の6枚を法面側に向け、反法面側の耕耘刃R1の3枚を法面側に向け、3枚を反法面側に向けた構成としても、ハンドトラクター(耕耘機)1の機体を安定姿勢にバランスさせられる。また、牽引車1Aの前輪(ダブル車輪)R0と後部左右の走行輪H1,H2により、左右一対の耕耘刃R1,R2による耕耘深さを一定に保持することができ、ひいては、畦の高さも一定に保持することができる。
上記牽引車1Aにおける耕耘刃R1,R2の後部には、畦成形部20の上面20Cに盛られた土20Aと法面20Dを締め固める畦面叩き手段30を備えている。この畦面叩き手段30は、図1〜図4に示すように、機体Fに取り付けた支持筒31に垂下されたフレームF1の下端に法面板30Bの下端の支点O1がピンP1により回動可能に枢支されている。上記法面板30Bには、上部に上面を叩く上面板30Aを備えている。上面板30Aは法面板30Bに対して、複数の孔とボルトとの取付手段により、畦の高さに合わせて上面板30Aの高さを調節自在に取り付けられている。尚、上面板30Aは法面板30Bに対して一体に取り付けられていても良い。上記法面板30B及び上面板30Aはこれを揺動運動すべく上角部において、揺動運動機構を介して原動機Eを駆動源とする駆動系(図7で後記する)DOに繋がれている。
その構成は、支持筒31内で回転する駆動軸33の円板33Aに偏芯ピンPで枢支されて矢印(イ)のように昇降動する連結棒L1の下端が連結棒L2の先端と自在継手で略直角に繋がれている。この連結棒L2の後端は機体Fに取り付けた支持軸P2に枢支されているとともに、垂直姿勢の連結棒L3と一体化しており、支持軸P2を回転中心にして矢印(ロ)のように揺動される。上記連結棒L3の上端は、上記法面板30Bを揺動運動すべく連結棒L4の上端と支持軸P3で枢支され、連結棒L4の下端が法面板30Bの上部の支持軸P4に繋がれている。しかして、連結棒L4は矢印(ハ)の軸棒方向に進退することで、上記法面板30Bを矢印(二)の方向に揺動運動させる。このような構成とすることで、上面板30A,法面板30Bは所定の回転数で下端の支点O1を中心にして矢印(二)で示す畦20と直交する左右方向に揺動運動される。これで畦成形部20の上面20Cと同時に法面20Dを叩いて締め固めることができる。上記畦面叩き手段30の機能・目的は、次の法面成形体40Aにおいて、畦成形部20の上部と下部で回転速度が異なり、上部側が遅くなって押圧度が低くなるので、予め叩き工程で上部と法面をある程度叩いて締め固めるのが好ましいからである。
上記畦面叩き手段30の後方には、左右2本の大径の走行輪H1,H2を備えている。また、畦側となる走行輪H1には、ステンレス製の法面成形体40A及びこの回転中心Oに畦成形部20の上面20Cを仕上げるステンレス製の上面成形体40Bを持つ畦成形体40が取り付けられている。
左右の走行輪H1,H2は、図6に示すように、六角断面の回転軸50に嵌着する軸受筒60に装着されている。上記走行輪H1,H2は、軸受筒60上のスプロケット9Bに巻回されたチェーンC4を介して、原動機Eを駆動源とする駆動系(図8で後記する)DOに連結されている。
また、上記畦成形体40は、走行輪H1の外側であって走行輪の駆動軸50より上方に偏心した位置に設けられ駆動軸50の駆動力の伝達を入切するクラッチ手段53により回転力を伝達され、且つ駆動軸50を中心に上下に位置調整可能に形成されている。
まず、駆動軸50より延長配置された軸部51にはベアリング41,42を介してクランクアーム43の基端側が支持され、クランクアーム43の先端側にはベアリング44,45を介して回転軸46が支持されている。駆動軸50と回転軸46は、スプロケット47とスプロケット48にチェーン49を掛け渡して連結され、回転軸46は常時フリー回転するようになっている。上記クランクアーム43の先端側には操作レバー54が延長形成され、その先端部には操作レバーの位置を切り換えるガイド手段55が設けられている。
このガイド手段55は4箇所の案内溝を備えた案内ガイド板56が機体に支持固定されており、この案内溝の位置は図中左から最下降させた第1位置(a)、少し上の第2位置(b)、さらに上の第3位置(c)最も上の第4位置(d)となっている。そして、上記操作レバー54に嵌挿した摺動筒57にガイドローラ58とそれに連結した操作部59を備え、且つ、操作レバー54に取り付けた横レバー61の一端と摺動筒57との間にコイルスプリング62を引っ張り状態で取付け、上記案内溝に係止されるようにしている。
また、上記ガイド手段55には回転軸への駆動力の伝達を入切自在とするクラッチ手段53を備えている。このものは、横レバー61の他端にクラッチレバー71を回動可能に取付け、その一端側にクラッチ寄せ72を設けて、これを回転軸50に設けたクラッチの一方73に係合させている。クラッチの一方73の入の移動位置にはスプライン軸部74が設けられ、スプロケット48の常時フリー回転する駆動力の伝達を可能としている。また、クラッチレバー71の他端側は案内ガイド板56側に延長形成され上記第1位置(a)と第2位置(b)に対応する位置では高さが高く形成され、第3位置(c)と第4位置(d)では低く形成された誘導レール75に面する位置に配置され、且つねじりコイルばね77により常時他端側を案内ガイド板56に付勢された状態としている。
上記回転軸46の先端側には取付ブラケット78を介して円錐面体状の法面成形体40Aが装着されている。このものは、ステンレス製又は樹脂製である。さらに、法面成形体40Aの先端部を延長形成して、ここに上面成形体40Bが装着されている。このものも、ステンレス製又は樹脂製である。上面成形体40Bは、約10°のテーパーを有する円錐台状の外観を呈している。
次に、図8を参照して上記走行輪H1,H2、畦面叩き手段30、畦成形体40の法面成形体40Aと上面成形体40B、及び、耕耘刃R1,R2,R3等を駆動する駆動系DOを説明する。先ず、エンジンEからの畦成形体40への出力は、スプロケット2,チェーンC1,爪クラッチ付スプロケット3,軸4,チェーンC2,スプロケット5,6、チェーンC3,スプロケット7,7A、チェーンC4,スプロケット9Bにより回転軸50に伝達される。走行輪H1,H2は、爪クラッチ付スプロケット3との動力オン・オフ操作により、走行が行われる。
また、走行輪H1,H2の駆動は、エンジンEからの出力が、駆動軸50上のスプロケット9AからチェーンC5を介して軸11A上の遊動軸11Bのスプロケット11C,スプロケット11D,チェーンC6,スプロケット10Cを介して駆動軸35に伝達され、さらに駆動軸35の両端の爪クラッチ付スプロケット10A又は爪クラッチ付スプロケット10BからチェーンC7又は,C8、スプロケット11E又は11F、及び11G又は11H,チェーンC9又はC10を介してスプロケット12A,12Bに伝達される。そして、上記スプロケット12A,12Bを取り付けた第1筒部50A,50Bの外端に取り付けた走行輪H1,H2に伝達される。上記爪クラッチ付スプロケット10Aを小径とし、スプロケット11Eを大径として低速用とし、また、爪クラッチ付スプロケット10Bを大径とし、スプロケット11Fを小径として高速用とし、爪クラッチの切り換え操作により走行輪H1,H2を変速回転できるようにしている。
また、回転軸50から回転軸46への動力の伝達は、回転軸50に設けたスプロケット47と回転軸46に設けたスプロケット48とにチェーン49を掛け渡し、常時フリーで回転するスプロケット48の回転をクラッチ手段55の入切り操作で回転軸46に伝達するようになっている。
また、耕耘刃R1,R2への出力は、スプロケット7Aの爪クラッチのオン・オフで動力伝達されるスプロケット13,チェーンC10,スプロケット14のロータ軸により伝達され、このロータ軸に装着した耕耘刃R1,R2,R3を回転駆動する。このオン・オフ操作は、スプロケット7Aの爪クラッチのオン・オフで行われる。また、畦面叩き手段30への出力は、スプロケット7Aの爪クラッチのオン・オフで動力伝達されるスプロケット15により伝達され、チェーンC11,スプロケット16により上面叩き手段30に連結された駆動軸33を駆動する。このオフ操作は、スプロケット7Aの爪クラッチのオン・オフで行われる。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず、原動機Eを始動させ畦成形機100を走行可能な状態とし、畦面叩き手段30と畦成形体40を駆動状態とした上で、畦20の内側寄りを進行方向Aに移動させる。このとき、図9に示すように、前下部の耕耘刃R1及び耕耘刃R2により、畦成形部20の近くを掘り起すとともに法面20Dと上面20Cに土20Aを掻き上げる。また、耕耘刃R3により古い畦の法面20Dの表面を削り取る。畦成形部20の上面20Cに盛り上げた土20Aは、図10に示すように,耕耘刃R1の後方に配置した畦面叩き手段30により締め固められる。すなわち、叩き板30A,30Bが揺動運動して畦の上面及び法面を叩くことにより、上面に盛り上げられた土20Aを平らに突き固めるとともに、これに連続する法面の土も平らに突き固める。続いて、図11、図12に示すように、畦面叩き手段30の後方に配置した畦成形体40における法面成形体40A及び上面成形体40Bが進行方向Aに転動して法面や上面に盛られた土20Aを押し付けながら進行して行く。
上記法面成形体40Aは、回転軸46の先端側に取付ブラケット78を介して円錐面体を取り付けたものであり、回転によって畦20の法面への成形力が働き確実に締め固められる。また、上面成形体40Bについても円錐台状の外観を呈していて畦の上面への成形力が働き確実に締め固められる。これにより、畦の法面20Dが平滑できれいに仕上げられ、容易には崩れない畦がスピーディに形成される。
また、本発明の畦成形機においては、畦成形体40、すなわち法面成形体40Aと上面成形体40Bは、走行輪の駆動軸50より上方に偏心した位置に設けられ駆動軸50の駆動力の伝達を入切するクラッチ手段53により回転力を伝達され、且つ、駆動軸50を中心に上下に位置調整可能に形成されている。
すなわち、図7に示すように、畦成形体40を最大下降位置に移動したい場合は、操作部59を引き上げてガイドローラ58をフリーとし、クランクアーム43を案内ガイド板56の最も下降させた第1位置(a)に移動して操作部59を戻してガイドローラ58を当該案内溝に係止させる。これにより畦成形体40の法面成形体40Aは図中実線の位置に配置され、成形される畦の高さは最も低いものとなる。この時、図6に示すようにクラッチ手段53は、クラッチレバー71が誘導レール75により押されてクラッチ寄せ72が図中左側に移行しクラッチを自動的に入にして駆動軸50の駆動力により回転力を伝達されるようになっている。また、これより高い畝を成形する場合には、操作部59を引き上げてガイドローラ58をフリーとし、クランクアーム43を案内ガイド板56のやや上の第2位置(b)に移動して操作部59を戻してガイドローラ58を当該案内溝に係止させる。これにより畦成形体40の法面成形体40Aは図中破線の位置に配置され、成形される畦の高さは高くなる。クラッチ手段については、上記と同様の状態であり、自動的に回転駆動された状態となる。
更に、畦成形体40を上昇させて一時停止させたい場合には、第3位置(c)、不使用時で完全に上昇させて停止しておきたい場合は、第4位置(d)に移動させる。この場合には、クラッチ手段53は、クラッチレバー71が誘導レール75より外れてクラッチ寄せ72が図中右側に移行しクラッチを自動的に切にして駆動軸50の駆動力と切り離して回転力が伝達されないようになっている。尚、上記の実施の形態の場合は、案内溝を使用時に上下2段に切り換える構成としたが、案内溝の数を増やすことにより多段階での高さ調整が可能となる。また、上記の実施の形態の場合は、クラッチ手段として、クラッチレバーと誘導レールによる自動切り換え式のものを示したが、これに変えて、独立した操作部を有するクラッチ駆動式、すなわち、クラッチ寄せの操作をワイヤを介してクラッチレバーで行う方式等とすることもできる。
図16に示すように、従来の畦形成装置においては、畦20の法面20Dを成形する内側回転板(円錐回転体)52を構成する円錐面52Aの外径縁が直線状に形成されていると、この外径縁の直線部が法面20Dの底面部20Eを押さえ付けられず法面を崩れ易くしてしまう。また、畦成形部20に土を盛り上げ状態に連続的に供給する耕耘刃からなる土盛装置(特に歩行型畦形成装置)は、耕耘刃で土を畦成形部側に寄せるとき機体の走行方向に対して軽い機体を畦側に傾かせる力が働いて傾かせることになる。図16に示すように、本来の上面20Cと法面20Dとは、二点鎖線に示すものである。しかし、機体が畦成形部側に傾くために、畦形成装置を構成する円錐回転体52Aの回転中心に設けた回転体52Bが低く傾き、この先端が畦の上面20Cを傾かせて凹溝状20C´に成形させる。また、畦の法面20Dを成形する円錐回転体52Aも法面の上側を強く押し、下側をあまり押さないから、しっかりした法面が形成されない。このため、上面の法面側が高くなって雨水が上面の外側、すなわち畦の外側に流れ落ち雨水で崩れ易くなるという問題がある。
これに対し本発明の畦成形機では、図11,図12に示すように、上記上面成形体40Bは、外周面は先端側が僅かに細くなったテーパー面40Eであり、テーパー角度は約10°に設定されているから、たとえ、機体が法面側に傾いても、上面20Cを水平姿勢乃至は畦の内側へ僅かに傾けて仕上げられる。これにより、雨水は畦の縁側へ流れ込んで雨水により容易には崩れない畦がスピーディに形成される。また、図13に示すように、上記上面成形体40Aは、回転軸となる六角断面の回転軸50を短く切断し、この軸端面に雌螺子50Cを設け、法面成形体40Aにおける回転軸に畦の上面と法面との境に配置される第1テーパー部40C´と、第1テーパー部の先端に第2テーパー部40Tとを一体成形し、ボルトB0により雌螺子50Cに螺着させて取り付けたものとすることもできる。尚、法面成形体40Aと第1テーパー部40C´との表面角度は20°前後に設定され、第2テーパー部40Tは回転中心Oに対して10°前後のテーパー角度に設定されている。これは機体の畦側への傾きが10°前後である経験則から設定されている。尚、上記のテーパー角度は上記に限らず任意である。また、第1テーパー部40C´は直線状に代えてR状とすることもできる。
上記法面成形体40Aの回転軸に畦の上面と法面との境に第1テーパー部40C´を取り付けるとともに、この先端に第2テーパー部40Tを取り付けた場合には、畦成形部20の上面20Cと法面20Dとの境を第1テーパー部40C´で円弧状に仕上げることができる。そして、たとえ、機体が畦側へ傾いても第2テーパー部40Tが水平姿勢となり上面20Cも二点鎖線で示すように、水平状態に仕上げられて、雨水が上面に溜まらず畦の上面から境の円弧状面を通って法面へと円滑に流し込まれる。これにより、雨水が上面に溜まらず畦の上面から境の円弧状面を通って法面へと円滑に流し込まれる。よって、雨水によって崩れない畦を形成することができる。
上記のように本発明の畦成形機100は、まず、土盛りされた畦成形部20の上面20C及び法面20Dを平坦に形成する畦面叩き手段30を作用させ、その後、法面20Dを更に平坦に形成する法面成形体40Aと畦20の上面20Cを平坦に形成する上面成形体40Bとを作用させるようにしたから、上面成形体40Bの外径寸法を小さくしても畦20を高く成形できる。これは畦の上面20Cが大きな土盛りで盛られて凹凸が生じている場合でも、まず畦面叩き手段30で叩いて締め固めることができ、続く上面成形体40Bは上面20Cを撫でつけるようにするだけでよいから、締まりが良く、平滑できれいな上面に仕上げることができるのである。また、法面20Dの仕上げについても、畦面叩き手段30の叩き板30Bにより予め叩かれて締まりが良く、平滑できれいに仕上げることができる。更に、法面成形体40Aが円錐台状に形成されているから、畦20の法面の底面部20Eを隙間なくしっかり押し固めるので、法面20Dの底面部20Eの土20Aが崩れ難くなる。しかして、上記の作業形態をとることで、牽引車1Aの通常の進行速度で作業できるから、畦20の形成作業をスピーディに効率良く行える。また、法面成形体40Aは走行輪の駆動軸より上方に偏心した位置に設けられ駆動軸の駆動力の伝達を入切するクラッチ手段53により回転力を伝達され、且つ駆動軸を中心に上下に位置調整可能に形成されているから、簡単な構成でありながら、上面成形体と法面成形体を昇降させて畦の高さを変更することが簡単な操作で容易にできる。
以上、本発明の実施の形態によると、次のような効果を奏することができる。まず、畦成形機100には、畦成形部20の上面20C及び法面20Dを平坦に形成する畦面叩き手段30と、畦成形部20の法面20D及びこの底面部20Eを平坦に形成する上面成形体40Bとを別個に独立設置して作動させるから、畦を高く、且つ、法面20Dの底面部20Eの土20Aが各押圧片40Cの外周縁40Iに均等に押されて崩れ難くなって強固で締まりが良く、畦成形部20の上面20C及び法面20Dが平滑できれいに仕上げできる。また、畦の形成作業もスピーディに効率良くできる。また、上面成形体と法面成形体を交換することなく簡単な構成で畦の高さを任意に調整することができる。
尚、上記第1の実施の形態における畦成形体40は円錐面体状としたが、これに限定されるものではない。例えば、複数毎(例えば8枚)の円錐面形状の板を端部を重ねた状態で並列配置して円錐面体を形成しても良い。この場合にも、法面を畦面叩き手段により叩いて平坦に形成しているので、上記多板式の円錐面体で撫でるようにするだけで綺麗に仕上げることができる。また、上記の円錐面体状に変えて角錐面体状としても良いし、また、図14、図15に示すように、角錐面体状であって、且つ、羽根車状とした第2の実施の形態の畦成形機200とすることもできる。すなわち、回転軸46に嵌着された第1筒部63の外周部63Aに大径の角錐面体40Aが羽根車状に装着されている。すなわち、上記法面成形体40Aは、複数枚(6〜8枚が好適、図示のものは8枚)の樹脂製の平板状押圧片40Cの回転軸側をボルトBで第1筒部63の外周部63Aに固着され、各片の外周側40Dの隣接面はその回転方向の後側Gが法面20D側に突出するように所定の傾斜角度で組み合せて羽根車状に固着されている。また、上面成形体40Bが第2筒部65の外周に配設されている。すなわち、上面成形体40Bは、円錐台状の外観を呈していて、先端側が僅かに細くなった樹脂製のテーパー面40Eが第2筒部65の外周部65Aに取り付けられている。尚、テーパー角度は任意であるが約10°が好ましい。
上記法面成形体40Aは、複数枚の押圧片40Cを、その回転方向の後側Gが法面20D側に突出するように組み合せているから、畦20の法面への法面成形体40Aの断続的な成形力がこの1回転の間に複数回も発生することとなり、確実に締め固められる。また、外周縁40Iが円弧状に突出してなる法面成形体40Aとを別個に独立設置して作動させるから、畦20の法面の底面部20Eおよび法面全体をしっかり押し固めて高く形成でき、且つ上面20Cを水平状態の平坦に形成できる。特に、法面成形体40Aの各押圧片40Cの外周縁40Iを円錐台状に形成されているから、耕耘された土が畦成形面と角錐台状の押圧片間に入り込んで羽根車状の押圧片により押しつけられ、しかも、押圧片の外周縁を円錐台状に形成しているから、土が溝側へ逃げることもなく、法面の底面部に落ち込んだ土か下から締め付けられて順次上へ押し固められる。これによって、土がしっかりと法面に締め付けられ、底面部が崩れることのない法面となる。これにより、畦の法面20Dが平滑できれいに仕上げられ、容易には崩れない畦がスピーディに形成される。
また、上記実施の形態は水田の畦を成形する畦成形機の例を挙げて説明したが、これに代えて畝の成形に適用することも可能である。すなわち、上記第1実施の形態の装置において、回転軸50,駆動軸33、回転軸46を図中左側に延長し、畦成形体40と畦面叩き手段30を機体の反対側にも設けることができる。他の構成は上記第1の実施の形態の場合と同じであるので、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。このようなものも本願発明の技術的範囲に入るものである。
このような構成とすることにより、ハウス内に溝を付けて畝を作る作業に使用でき、その際、畝の上面と法面をしっかり締め固めて上部な畝を成形することができる。その他の作用・効果は、第1の実施の形態の場合と同じである。
尚、上記の構成以外にも、畦成形部側の耕耘刃の先端側に畦成形部の古い畦の法面を削り取る法面耕耘刃を備えたことを特徴とする畦成形機や、耕耘刃は耕土を畦成形部側に掻き上げる耕耘刃と耕土を反畦成形部側に掻き上げる耕耘刃とを左右に配置したものであることを特徴とする畦成形機とすることもできる。。
本発明の第1の実施の形態を示し、畦成形機の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、畦成形機の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、畦成形機の側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、上面叩き手段の正断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、畦成形機の側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、畦成形体の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、畦成形体の側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、駆動系の動力伝達図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、畦形成の作用断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、畦形成の作用断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、畦形成の作用断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、畦形成の作用断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示し、上面成形体の変更例を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、畦成形体の正面図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、畦成形体の側面図である。 従来例の内側回転板と畦の高さを示す斜視図である。 従来例の内側回転板と回転体と畦を示す正面図である。
符号の説明
1 ハンドトラクター(耕耘機)
1A 牽引車
2〜16 スプロケット
20 畦成形部(畦)
20A 土
20C 上面
20D 法面
20E 底面部
30 畦面叩き手段
30A 上面板
30B 法面板
31 支持軸
33 駆動軸
33A 円板
40 畦成形体
40A 法面成形体
40B 上面成形体
40C´ 第1テーパー部
40C 押圧片
40D 外周側
40T 第2テーパー部
40E 押圧片
40F 押圧片
40I 外径縁
46 回転軸
50 駆動軸
53 クラッチ手段
55 ガイド手段
100 畦成形機
200 畦成形機
A 進行方向
B ボルト
B0 ボルト
B1 ボルト
CE チェーン
CB コイルバネ
C 繋ぎ部
C1〜C8 チェーン
DO 駆動系
E エンジン
F 機体
FB 固定ボルト
G 後側
L 軸線
L1〜L4 連結棒
H1,H2 走行輪
N 長孔
O 回転中心
O1 支点
P 偏芯ピン
P1〜P4 支持軸
R0 前輪
R1,R2 耕耘刃
R3 法面耕耘刃

Claims (2)

  1. 原動機を装着した機体と、上記機体に設けられ原動機により回転される走行輪と、上記原動機により回転されて耕土を畦成形部に掻き上げる耕耘刃と、上記耕耘刃の後方に設けられ土の上面を締め固める上面板と法面を締め固める法面板とからなり法面板の下端側を支点にして上端側を揺動運動機構により揺動させる畦面叩き手段と、上記畦面叩き手段の後方の畦成形部の法面側に配置され機体の進行方向と直交する方向に設けられた回転軸に装着されて上記原動機により回転駆動され略円錐台状に形成された法面成形体と、上記法面成形体の畦成形部上面側に設けられその先端側が畦成形部上面側に突出するようにして筒状に形成された上面成形体と、を具備してなる畦成形機において、法面成形体は、走行輪の駆動軸より上方に偏心した位置に設けられ駆動軸の駆動力の伝達を入切するクラッチ手段により回転力を伝達され、且つ駆動軸を中心に上下に位置調整可能に形成されたことを特徴とする畦成形機。
  2. 上面成形体は円錐台状であることを特徴とする請求項1記載の畦成形機。
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