JP4707964B2 - グラフィックス描画装置 - Google Patents

グラフィックス描画装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4707964B2
JP4707964B2 JP2004123172A JP2004123172A JP4707964B2 JP 4707964 B2 JP4707964 B2 JP 4707964B2 JP 2004123172 A JP2004123172 A JP 2004123172A JP 2004123172 A JP2004123172 A JP 2004123172A JP 4707964 B2 JP4707964 B2 JP 4707964B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
interval
display
transfer interval
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004123172A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005308887A (ja
Inventor
由香里 平塚
義幸 加藤
聖崇 加藤
宏 大西
晃 鳥居
良平 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004123172A priority Critical patent/JP4707964B2/ja
Publication of JP2005308887A publication Critical patent/JP2005308887A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4707964B2 publication Critical patent/JP4707964B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Image Generation (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

この発明は、グラフィックスデータをフレームメモリに書き込み、書き込まれているグラフィックスデータを読み出して表示させるグラフィック描画装置に関するものである。
従来、グラフィックス描画装置における表示制御部は、表示装置の表示レートに合わせて一定の間隔でメモリ制御部に表示用の転送要求を定期的に出し、1フレームのサイクル数をフレーム当りの転送回数で割って得られるような一定の転送レートでデータ転送を行っていた。これらに関する技術として特許文献1等がある。
図15は従来のグラフィックス描画装置を含む表示システムの構成を示すブロック図である。このグラフィックス描画装置1は描画処理部91、表示制御部92、メモリ制御部93及びメモリバス94を備え、フレームメモリ2及び表示装置3と接続されている。また、描画処理部91、表示制御部92、メモリ制御部93及びフレームメモリ2はメモリバス94で接続されている。
次に動作について説明する。
グラフィックス描画装置1の描画処理部91はグラフィックスデータを作成し、メモリ制御部93に描画用のアクセス要求を出してフレームメモリ2に作成したグラフィックスデータを描画する。そして、表示制御部92はメモリ制御部93に表示用のアクセス要求を出してフレームメモリ2に書き込まれているグラフィックスデータを読み出して表示装置3上に表示させる。
図16は従来のグラフィックス描画装置のメモリ制御部93によるフレームメモリ2へのアクセス要求を示すタイミングチャートである。図16において、「一定の転送間隔C」は表示装置3側へ一定の間隔でデータ転送を行う場合の表示制御部92が管理している転送間隔を示しており、「描画OFF」は描画処理部91が描画中でないことを示し、「描画中」は描画処理部91が描画中であることを示している。また、「表示」は表示制御部92による表示用のアクセス要求を示し、「描画」は描画処理部91による描画用のアクセス要求を示している。
図16に示すように、表示用のアクセス要求は表示装置3の表示レートに合わせて、1フレームのサイクル数をフレーム当りの転送回数で割って得られるような一定の転送間隔Cで定期的に行われている。また、描画用のアクセス要求は、CPU(図示せず)からの描画命令により描画処理部91が描画状態となった場合に行われる。よって、描画状態でない場合には、表示用のアクセス要求のみが間隔を空けて行われており、メモリバス94が有効に使用されていない。
また、特許文献2に開示されているディスプレイ制御装置では、データの書き込みと読み出しを1ポートのフレームメモリで実現する例が示されているが、この例においても、表示のための読み出しが優先的であり一定のレートで行われている。
さらに、特許文献3に開示されているような航空管制用等の高機能なグラフィックス表示装置では、コンピュータグラフィックス画像とその他の画像の重畳表示、あるいは表示装置に合わせた走査変換のために、描画装置と表示装置の間に画像メモリを持っている。このように、グラフィックス描画装置と表示装置の間に画像メモリを有するシステムにおいては、グラフィックス描画用のフレームメモリと表示側の画像メモリ間のデータ転送は常に同じ間隔で読み出しを行う必要がない。
特開平10−74073号公報(段落0015) 特開平10−232823号公報(段落0009) 特開平8−201508号公報(段落0026)
従来のグラフィックス描画装置は以上のように構成され、表示制御部91が表示装置3の表示レートに合わせて一定の転送間隔Cで定期的にフレームメモリ2に対する表示用のアクセス要求を行っているため、描画処理部11が描画を行っていない場合には、フレームメモリ2に対するアクセス要求に空きができ、一方、描画処理部11が描画を行っている場合にも、一定の転送間隔Cで表示用のアクセス要求が生じるため、メモリバス94が有効に使用されておらず描画性能が低下するという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、フレームメモリに接続されているメモリバスの使用効率を上げ、描画性能を向上させることができるグラフィックス描画装置を得ることを目的とする。
この発明に係るグラフィックス描画装置は、描画処理部と、表示制御部とを備え、表示制御部は、描画処理部から描画中か否かを示す描画状態フラグを受けて、描画処理部が描画中でない場合には表示用のデータ転送間隔を短くし、描画処理部が描画中である場合には表示用のデータ転送間隔を長くする転送間隔制御部を有し、転送間隔制御部は描画処理部の各描画処理モードに適した表示用の各データ転送間隔及び各データ転送数を設定しているレジスタと、上記描画処理部の各描画処理モードに応じて上記レジスタに設定されているデータ転送間隔及びデータ転送数を選択するセレクタと、上記セレクタにより選択されたデータ転送間隔及びデータ転送数に従って表示用のアクセス要求のための転送要求トリガを発生する転送トリガ発生部とを有するものである。
この発明によれば、描画時のメモリバスの使用効率を上げることができ、描画性能を向上させることができるという効果が得られる。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるグラフィックス描画装置を含む表示システムの構成を示すブロック図である。このグラフィックス描画装置1は、描画処理部11、表示制御部12及びメモリ制御部13を備え、フレームメモリ2と接続されると共に、画像合成・走査変換器4を介して表示装置3と画像メモリ5と接続されている。また、描画処理部11、表示制御部12、メモリ制御部13及びフレームメモリ2はメモリバス14により接続されている。
図1において、グラフィックス描画装置1はCPU(図示せず)からの描画命令に従って描画データを算出し、フレームメモリ2に対してグラフィックスデータを作成し、作成したグラフィックスデータをフレームメモリ2に書き込み、フレームメモリ2に格納されているグラフィックスデータを、描画状態に応じた表示用のデータ転送間隔で読み出して画像合成・走査変換器4に出力する。フレーメモリ2はグラフィックスデータの作成に利用され、作成されたグラフィックスデータを格納している。
画面合成・走査変換器4は、グラフィックス描画装置1にて作成されたグラフィックスデータを画像メモリ5に格納し、表示装置3に合わせて走査変換等を行って表示装置3に出力したり、グラフィックスデータとその他の画像データ等を画像メモリ5を使用して合成し表示装置3に合わせて走査変換等を行って表示装置3に出力する。画像メモリ5はグラフィックスデータとその他の画像データ等の合成や走査変換のために使用される。表示装置3は、走査変換等が行われたグラフィックスデータを表示したり、合成され走査変換等が行われた合成データを表示する。
次に動作について説明する。
グラフィックス描画装置1の描画処理部11は、CPUからの描画命令に従って描画データの算出を行ってグラフィックスデータを作成し、算出に必要なデータをフレームメモリ2から読み出したり、作成したグラフィックスデータをフレームメモリ2に書き込むための描画用のアクセス要求をメモリ制御部13に対して行うと共に、描画状態であるか否かを示す描画状態フラグ101を表示制御部12に出力する。メモリ制御部13は描画処理部11からの描画用のアクセス要求を受けて、フレームメモリ2からデータを読み出したり、グラフィックスデータをフレームメモリ2へ書き込む。
表示制御部12は描画処理部11からの描画状態フラグ101に従った適当なデータ転送間隔でフレームメモリ2に格納されているグラフィックスデータを読み出すための表示用のアクセス要求をメモリ制御部13に対して行う。メモリ制御部13は表示制御部12からの表示用のアクセス要求を受けてフレームメモリ2に格納されているグラフィックスデータを読み出し、表示制御部12はメモリ制御部13により読み出されたグラフィックスデータを画像合成・走査変換器4に転送する。
図2は表示制御部12の内部構成を示すブロック図であり、この表示制御部12は転送間隔制御部21を備えている。図2において、転送間隔制御部21は描画処理部11からの描画状態フラグ101に従った適当なデータ転送間隔でフレームメモリ2に格納されているグラフィックスデータを読み出すための描画用のアクセス要求である転送要求トリガ102をメモリ制御部13に対して発生し、メモリ制御部13により読み出されたグラフィックスデータを画像合成・走査変換器4に転送する。
図3はメモリ制御部13によるフレームメモリ2へのアクセス要求を示すタイミングチャートであり、1フレーム内の局所的アクセス要求を示している。図3において、「一定の転送間隔C」は表示装置3側へ一定の間隔でデータ転送を行う場合の表示制御部12が管理している転送間隔を示しており、「描画OFF」は描画状態フラグ101が描画中でないことを示し、「描画中」は描画状態フラグ101が描画中であることを示している。また、「表示」は表示制御部12の転送間隔制御部21による表示用のアクセス要求を示し、「描画」は描画処理部11による描画用のアクセス要求を示している。
図3に示す例では、描画処理部11からの描画状態フラグ101が描画中でないことを示す場合には、転送間隔制御部21によるメモリ制御部13への転送要求トリガ102の発生間隔を短くすることによりデータ転送間隔を転送間隔Aと短くして表示装置3側へのデータ転送レートを高くし、描画処理部11からの描画状態フラグ101が描画中であることを示す場合には、転送間隔制御部21によるメモリ制御部13への転送要求トリガ102の発生間隔を長くすることによりデータ転送間隔を転送間隔Bと長くして表示装置3側へのデータ転送レートを下げている。そして、メモリ制御部13は転送間隔Bにおける表示用のアクセス要求以外の時間に描画処理部11からの描画用のアクセス要求を受け付ける。
画像合成・走査変換器4は、グラフィックス描画装置1にて作成されたグラフィックスデータを画像メモリ5に格納し、表示装置3に合わせて走査変換等を行って表示装置3に出力したり、グラフィックス描画装置1にて作成されたグラフィックスデータとその他の画像データ等を画像メモリ5を使用して合成し表示装置3に合わせて走査変換等を行って表示装置3に出力する。表示装置3は、画面合成・走査変換器4により走査変換等が行われたグラフィックスデータを表示したり、画面合成・走査変換器4により合成され走査変換等が行われた合成データを表示する。このように、グラフィックス描画装置1と表示装置3の間に画像メモリ5を備えておくことにより、フレームメモリ2と表示装置3間のグラフィックスデータのデータ転送間隔を常に同じにする必要がない。
なお、この実施の形態1では、フレームメモリ2を外部メモリとして設置しているが、グラフィックス描画装置1内の主記憶上の一部のメモリ領域を確保するものであっても良い。
以上のように、この実施の形態1によれば、描画処理部11の処理状態を示す描画状態フラグ101が描画中でないことを示す場合には、表示制御部12が表示用のデータ転送間隔を短くして表示装置3側へのデータ転送レートを高くし、描画状態フラグ101が描画中であることを示す場合には、表示制御部12が表示用のデータ転送間隔を長くして表示装置3側へのデータ転送レートを低くすることにより、描画処理部11が描画しようとするときに表示制御部12による表示用のアクセス要求が減り、その分、描画処理部11によるアクセス要求を増加させることができるので、メモリバス14の使用効率を上げることができ、描画性能を向上させることができるという効果が得られる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2によるグラフィックス描画装置を含む表示システムの構成を示すブロック図は実施の形態1の図1と同じであり、表示制御部12の内部構成を示すブロック図は実施の形態1の図2と同じである。上記実施の形態1では、描画処理部11が描画中か否かにより表示用のデータ転送間隔を制御しているが、この実施の形態2は描画処理部11の描画状態に応じて表示用のデータ転送間隔とデータ転送数を細かく制御して、より描画性能の向上を実現するものである。
図4は表示制御部12内の転送間隔制御部21の内部構成を示すブロック図である。この転送間隔制御部21は、レジスタ31,32,33,34、セレクタ35及び転送トリガ発生部36を備えている。
図4において、レジスタ31には描画状態aの描画状態フラグ101に適したデータ転送間隔a及びデータ転送数aが設定され、レジスタ32には描画状態bの描画状態フラグ101に適したデータ転送間隔b及びデータ転送数bが設定され、レジスタ33には描画状態cの描画状態フラグ101に適したデータ転送間隔c及びデータ転送数cが設定され、レジスタ34には描画状態dの描画状態フラグ101に適したデータ転送間隔d及びデータ転送数dが設定されている。ここで、データ転送数a〜dはフレームメモリ2から表示用のグラフィックスデータを転送する際の一度のバースト転送で転送するデータ数を示している。
セレクタ35は描画処理部11からの描画状態フラグ101が示す描画状態a〜dに応じてレジスタ31〜34のいずれかを選択することによりデータ転送間隔a〜d及びデータ転送数a〜dのいずれかを選択する。転送トリガ発生部36はセレクタ35により選択されたデータ転送間隔及びデータ転送数に従ってメモリ制御部13に転送要求トリガ102を発生する。
次に動作について説明する。
表示制御部12内の転送間隔制御部21のレジスタ31〜34には、描画処理部11の各描画状態a〜dに対して最適なデータ転送間隔及びデータ転送数が設定されている。セレクタ35は、描画処理部11からの描画状態フラグ101が示す各描画状態a〜dに従って、レジスタ31〜34に設定されている最適なデータ転送間隔及びデータ転送数の選択を動的に行い、転送トリガ発生部36は、セレクタ35により選択されたデータ転送間隔及びデータ転送数の値に従って、メモリ制御部13に対して転送要求トリガ102を発生することにより、表示制御部12はデータ転送間隔とデータ転送数を変化させて表示装置3側へのデータ転送を行う。
この実施の形態2では、セレクタ35により選択されたデータ転送数により各表示用のアクセス要求によるデータ転送数が異なるので、表示制御部12は、転送するデータ転送数を加算し、1フレーム内の総データ転送数が所定の総データ転送数となるように制御する。
図5はメモリ制御部13によるフレームメモリ2へのアクセス要求を示すタイミングチャートであり、1フレーム内の局所的アクセス要求を示している。図5において、「一定の転送間隔C」は表示装置3側へ一定の間隔でデータ転送を行う場合の表示制御部12が管理している転送間隔を示しており、「描画状態a〜d」は描画状態フラグ101がそれぞれ描画状態a〜dであることを示し、「表示」は表示制御部12の転送間隔制御部21による表示用のアクセス要求を示し、「描画」は描画処理部11による描画用のアクセス要求を示している。
図5に示す例では、描画処理部11は複数の描画処理モードを有しており、それぞれの処理モードにおいて、フレームメモリ2への描画用のアクセス要求の状態は異なる。描画状態aの場合には、描画処理部11はフレームメモリ2に対する描画用のアクセス要求を行わない。従って、セレクタ35はその描画状態aに適した一定の転送間隔Cと同じデータ転送間隔a及びデータ転送数aをレジスタ31から選択し、転送トリガ発生部36が選択されたデータ転送間隔a及びデータ転送数aに従った転送要求トリガ102を発生することにより、表示装置3側へのデータ転送のためだけにフレームメモリ2へのアクセス要求が頻繁になされ、表示装置3側へのデータ転送レートを高くしている。
描画状態bの場合には、描画処理部11は表示用のアクセス要求と同じデータ転送レートでフレームメモリ2への描画用のアクセス要求を行っている。従って、セレクタ35は描画用のアクセス要求の間に表示用のアクセス要求がなされるように描画状態aの場合の2倍のデータ転送間隔bで描画状態aのデータ点総数と同じデータ転送数bを選択して、表示装置3側へのデータ転送レートを低くしている。
描画状態cの場合には、描画処理部11は表示用のアクセス要求と同じデータ転送レートで、描画状態aにおける表示用のアクセス要求によるデータ転送間隔aと同じデータ転送間隔cでフレームメモリ2への描画用のアクセス要求を行っている。従って、描画処理部11に影響のないように表示用のアクセス要求を行うには、描画状態aのデータ転送数aのままでは、一度のバースト転送で表示用のデータ転送が完了しない。そこで、描画状態cではデータ転送数を描画状態aの半分に設定されているデータ転送数cを選択するすることによりメモリバス14の使用効率を最適化し描画処理能力を上げるようにデータ転送間隔及びデータ転送数を制御する。
描画状態dの場合には、描画処理部11からフレームメモリ2への描画用のアクセス要求が頻繁になされる。従って、セレクタ35は表示用のアクセス要求のデータ転送間隔を長くするデータ転送間隔d及びデータ転送数dを選択することにより、描画性能を落とさないように表示用のデータ転送レートを制御している。
次に描画処理部11による描画処理と各描画状態の具体例について説明する。
図6は描画処理部11の内部構成の一例を示すブロック図である。この描画処理部11はデータ転送(BITBLT)処理部51、二次元図形描画処理部52及び三次元図形描画処理部53を備えている。図6において、データ転送処理部51は、フレームメモリ2上のデータを読み出して主記憶へ転送したり、主記憶上のデータをフレームメモリ2に書き込んだり、あるいは、フレームメモリ2上のデータを読み出し、フレームメモリ2上の別の領域に書き込むことにより、表示位置を移動したりといった処理を行う。二次元図形描画処理部52は、直線、三角形、矩形といった二次元図形プリミティブの描画を行う。三次元図形描画処理部53は三次元ポリゴンの描画を行う。
図6に示す描画処理部11では、データ転送処理部51、二次元図形描画処理部52及び三次元図形描画処理部53の動作状態に応じて描画状態フラグ101として描画状態a〜dを出力する。すなわち、描画処理部11は、データ転送処理部51、二次元図形描画処理部52及び三次元図形描画処理部53の何れも動作していない状態のときに描画状態フラグ101として描画状態aを出力し、データ転送処理部51が動作している状態のときに描画状態フラグ101として描画状態bを出力し、二次元図形描画処理部52が動作している状態のときに描画状態フラグ101として描画状態cを出力し、三次元描画処理部53が動作している状態のときに描画状態フラグ101として描画状態dを出力する。
図7は描画処理部11の他の内部構成の一例を示すブロック図である。この描画処理部11はデータ転送処理部51、二次元図形描画処理部52、三次元図形描画処理部53及びピクセル演算処理部54を備えている。図7において、データ転送処理部51、二次元図形描画処理部52及び三次元図形描画処理部53の動作は図6に示すものと同じであり、ピクセル演算処理部54はデータ転送処理部51、二次元図形描画処理部52及び三次元図形描画処理部53が算出した各ピクセルデータに対し、フレームメモリ2上のピクセルデータと何らかのデータ処理を行う。ピクセル演算処理部54で行う処理としては、描画処理部11で算出したデータとフレームメモリ2上のデータ間の算出演算、ブレンド演算、各ピクセルの奥行き情報を比較するデプステスト、α値を比較するアルファテスト等がある。
ピクセル演算処理部54がデータ処理を行う場合には、フレームメモリ2中のデータを読み出す必要があり、フレームメモリ2へのアクセス要求が異なるため、データ転送処理部51、二次元図形描画処理部52及び三次元図形描画処理部53が算出したピクセルに対し、ピクセル演算処理部54が処理を行う場合には、別の描画状態を示す描画状態フラグ101を出力する。すなわち、データ転送処理部51が動作している状態でピクセル演算処理部54がピクセル演算を行っているときに描画状態フラグ101として描画状態eを出力し、二次元図形描画処理部52が動作している状態でピクセル演算処理部54がピクセル演算を行っているときに描画状態フラグ101として描画状態fを出力し、三次元描画処理部53が動作している状態でピクセル演算処理部54がピクセル演算を行っているときに描画状態フラグ101として描画状態gを出力する。なお、この場合、表示制御部12の転送間隔制御部21は、データ転送間隔e,f,g、データ転送数e,f,gをそれぞれ格納しているレジスタを備えているものとする。
さらに、図6及び図7の描画処理部11に示した二次元図形描画処理部52では、直線描画、三角形描画、矩形描画等の処理が行われるが、各プリミティブの描画毎に、フレームメモリ2へのアクセス要求が異なる。従って、どのプリミティブを描画しているかを示す描画状態を描画状態フラグ101として出力することも考えられる。例えば、直線描画を行っているときに描画状態hを出力し、三角形描画を行っているときに描画状態iを出力し、矩形描画を行っているときに描画状態jを出力する。なお、この場合、表示制御部12の転送間隔制御部21は、データ転送間隔h,i,j、データ転送数h,i,jをそれぞれ格納しているレジスタを備えているものとする。
図8は三次元図形描画処理部53の内部構成の一例を示すブロック図である。この三次元図形描画処理部53はポリゴン生成部61、テクスチャマッピング処理部62、ピクセルテスト処理部63及びピクセルブレンディング処理部64を備えている。
図8において、ポリゴン生成部61は三次元ポリゴンを算出する。テクスチャマッピング処理部62は算出されたプリミティブの各画素データに対しテクスチャイメージの画素データを貼り付ける。ピクセルテスト処理部63は算出された各画素データの奥行きを示すZ値を大小比較するデプステストや各画素の持つアルファ値をテストするアルファテスト等を行う。ピクセルブレンディング処理部64は算出された各画素データとフレームメモリ2中の画素データとのブレンド処理を行う。
図8に示す三次元描画処理部53では、ポリゴン生成部61が算出した各ポリゴンに対し、テクスチャマッピング処理部62、ピクセルテスト処理部63及びピクセルブレンディング処理部64がピクセル処理を行うかどうかで、フレームメモリ2へのアクセス要求が異なる。従って、どのピクセル処理を行っているかを示す描画状態を描画状態フラグ101として出力することも考えられる。
以上のように、実施の形態2によれば、描画処理部11の描画状態に応じて、フレームメモリ2への最適な表示用のアクセス要求が行われるように設定した表示用のデータ転送間隔及びデータ転送数を選択して切り替えるよう制御することにより、メモリバス14の使用効率を上げることができ、描画処理部11に対する表示用のアクセス要求の影響が減り、描画性能をより向上することができるという効果が得られる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3によるグラフィックス描画装置を含む表示システムの構成を示すブロック図は実施の形態1の図1と同じであり、表示制御部12の内部構成を示すブロック図は実施の形態1の図2と同じである。上記実施の形態1及び上記実施の形態2では、描画処理部11の描画状態により表示用のデータ転送間隔を制御しているが、この実施の形態3は、描画状態に応じて表示用のデータ転送間隔を制御すると共に、1フレーム内の表示用のデータ転送数が一定となるようにデータ転送レートを制御することにより、描画性能を向上させると共に1フレーム内の表示用のデータ転送数が一定となることによりフレーム間で所定の表示レートでのスムーズな表示を実現するものである。
図9は表示制御部12内の転送間隔制御部21の内部構成を示すブロック図である。この転送間隔制御部21は転送間隔数カウンタ71、実転送数カウンタ72及び転送間隔決定部73を備えている。
図9において、転送間隔数カウンタ71は一定の転送間隔C毎にカウントアップしフレーム単位での転送間隔数をカウントする。実転送数カウンタ72は転送完了フラグをカウントすることによりフレーム単位での実際の転送回数を示す実転送数をカウントする。転送間隔決定部73は、転送間隔数カウンタ71がカウントした転送間隔数と実転送数カウンタ72がカウントした実転送数と描画処理部11の描画状態フラグ101から、表示用のアクセス要求のデータ転送間隔を決定して転送要求トリガ102を出力する。
次に動作について説明する。
表示制御部12内の転送間隔制御部21では、転送間隔数カウンタ71は、表示制御部12が管理している一定の転送間隔C毎に発生するデータ転送タイミングをトリガとしてフレーム単位での転送間隔数をカウントする。ここで、一定の転送間隔Cとは表示装置3側へ一定の間隔でデータ転送を行う場合の転送間隔を示している。実転送数カウンタ72は、メモリ制御部13からデータ転送が行われる毎に発生する転送完了フラグをトリガとしてフレーム単位での実際の転送回数を示す実転送数をカウントする。転送間隔決定部73は、転送間隔数カウンタ71がカウントした転送間隔数と実転送数カウンタ72がカウントした実転送数と描画処理部11からの描画状態フラグ101から、表示用のアクセス要求のデータ転送間隔を決定し、メモリ制御部13に対して表示用のデータ転送要求をするための転送要求トリガ102を発生することにより、データ転送間隔を変化させて表示装置3側へのデータ転送を行う。
図10は転送間隔決定部73による転送間隔決定方法を示す図である。転送間隔決定部73は、図10に示すように、描画状態フラグ101が描画していない状態を示す場合には短い転送間隔Aと決定し、描画中を示す場合には、転送間隔数カウンタ71の転送間隔数<実転送数カウンタ72の実転送数なら長い転送間隔Bと決定し、転送間隔数カウンタ71の転送間隔数≧実転送数カウンタ72の実転送数なら一定の転送間隔Cと決定する。このように、データ転送間隔を決定することにより、1フレーム内の表示用のデータ転送数が一定となり、フレーム間で所定の表示レートでのスムーズな表示を実現することができる。
図11はメモリ制御部13によるフレームメモリ2へのアクセス要求を示すタイミングチャートであり、1フレーム内の局所的アクセス要求を示している。図11において、「描画OFF」は描画状態フラグ101が描画中でないことを示し、「描画中」は描画状態フラグ101が描画中であることを示している。「表示」は表示制御部12の転送間隔制御部21による表示用のアクセス要求を示し、「描画」は描画処理部11による描画用のアクセス要求を示している。「転送間隔数」は転送間隔数カウンタ71のカンウト値を示し、「実転送数」は実転送数カウンタ72のカウント値を示している。
図11に示す例では、描画状態フラグ101が描画を行っていない状態を示す場合には、メモリ制御部13への表示用のデータ転送間隔を転送間隔Aと短くして、表示装置3側へのデータ転送レートを高くし、描画を行っている状態を示す場合には、転送間隔数<実転送数なら、表示用のデータ転送間隔を長い転送間隔Bとして、表示装置3側へのデータ転送レートを低くし、転送間隔数≧実転送数なら、1フレームの処理時間内にデータ転送が完了するように表示用のデータ転送間隔を一定の転送間隔Cと切り替えて、表示装置3側へのデータ転送レートを制御している。
また、図11において、実転送の5回目(実転送数5)までは描画OFFのときに決定された転送間隔Aでの実転送数であり、5回目の実転送の終了時点で次の転送間隔決定タイミング(1)となるが、このときは描画中であり、5回目の実転送以前の実転送数4と転送間隔数3を比較し、転送間隔数<実転送数なので表示用のデータ転送間隔を長い転送間隔Bとする。また、6回目の実転送の終了時点で次の転送間隔決定タイミング(2)となるが、このときも描画中であり、6回目の実転送以前の実転送数5と転送間隔数5を比較し、転送間隔数≧実転送数なので表示用のデータ転送間隔を一定の転送間隔Cとする。さらに、7回目の実転送の終了時点で次の転送間隔決定タイミング(3)となるが、このときも描画中であり、7回目の実転送以前の実転送数6と転送間隔数6を比較し、転送間隔数≧実転送数なので表示用のデータ転送間隔を一定の転送間隔Cとする。
次に転送間隔決定部73による転送間隔決定の別の例について説明する。この例では、転送間隔決定部73に表示用のデータ転送間隔を算出する転送間隔算出部を設け、描画状態フラグ101が描画中であることを示す場合の表示用のデータ転送間隔は、次の式(1)に従って算出した1フレーム内でデータ転送を完了させるための最適値とし、表示装置3側へのデータ転送レートを制御する。
データ転送間隔=1フレーム内の残りの転送サイクル数÷フレーム内の残りの転送回数
=(1フレームの総サイクル数−転送間隔数×転送間隔C)÷
((1フレームの総転送画素数−転送データ数×実転送数)÷転送データ数) (1)
なお、式(1)における1フレームの総サイクル数、1フレームの総転送画素数、転送データ数は、表示制御部12が管理しており、転送間隔算出部に通知されるものとする。
図12は転送間隔算出部による表示用のデータ転送間隔の算出を説明する図である。すなわち、描画状態フラグ101が描画中を示す場合には、図12に示すように、1フレーム分の総サイクル数から転送間隔数カウンタ71の転送間隔数に所定の転送間隔Cを乗じた値を引いた残りの転送サイクル数を、1フレーム当りの総転送画素数から転送データ数に実転送数を乗じた値を引いて転送データ数で割って得られる残りの転送回数で割った値とすることにより、表示用のデータ転送間隔を1フレーム内の残りの転送サイクル数と残りの転送回数に応じた適正値とする。
さらに転送間隔決定部73による転送間隔決定の別の例について説明する。
図13は表示制御部12内の転送間隔制御部21の内部構成を示すブロック図である。この転送間隔制御部21は図9と同様に転送間隔数カウンタ71、実転送数カウンタ72及び転送間隔決定部73を備えており、さらに、転送間隔決定部73は補正部81、加算器82、レジスタ83及び転送トリガ発生部84を備えている。
図13において、補正部81は実転送数カウンタ72の実転送数から転送間隔数カウンタ71の転送間隔数を減算した値に定数を乗じた値を補正値として出力する。この補正値は実転送数>転送間隔数であれば正の値となり、実転送数<転送間隔数であれば負の値となり、実転送数=転送間隔数であれば0となる。
加算器82は補正部81からの補正値とレジスタ83に格納されている描画処理部11が描画中の前の表示用のデータ転送間隔を加算して新たな表示用のデータ転送間隔としてレジスタ83に格納する。すなわち、加算器82は、実転送数>転送間隔数であれば、前の表示用のデータ転送間隔より長いデータ転送間隔をレジスタ83に格納し、実転送数<転送間隔数であれば、前の描画中のデータ転送間隔より短いデータ転送間隔をレジスタ83に格納し、実転送数=転送間隔数であれば、前の描画中のデータ転送間隔と同じデータ転送間隔をレジスタ83に格納する。
転送トリガ発生部84は描画状態フラグ101が描画していない状態を示す場合には、内部に保持している短い転送間隔Aを選択して転送間隔A毎に転送要求フラグ102を出力し、描画中を示す場合には、レジスタ83に格納されている表示用のデータ転送間隔を選択して、選択した表示用のデータ転送間隔毎に転送要求フラグ102を出力する。
このように、図13に示す転送間隔決定部73は、描画状態フラグ101が描画していない状態を示す場合には、データ転送間隔を短い転送間隔Aと決定して表示用のデータ転送レートを高くし、描画状態フラグ101が描画している状態を示す場合には、実転送数と転送間隔数に基づく補正値によって前のデータ転送間隔を補正した値と決定して表示用のデータ転送レートを変化させる。
以上のように、この実施の形態3によれば、描画処理部11の描画状態、転送間隔数及び実転送数に応じて、1フレームの処理時間内でデータ転送を完了するような適当なデータ転送間隔で、表示用のアクセス要求が行われるように、表示用のデータ転送レートを制御することにより、メモリバス14の使用効率を上げることができ、描画処理部11に対する表示用のアクセス要求の影響が減り、描画性能を向上することができると共に、フレーム間で所定の表示レートでスムーズな表示を実現することができるという効果が得られる。
実施の形態4.
図14はこの発明の実施の形態4によるグラフィックス描画装置を含む表示システムの構成を示すブロック図である。このグラフィックス描画装置1は、実施の形態1の図1の描画処理部11を描画処理部15に置き換え、表示制御部12を表示制御部16に置き換え、メモリ制御部13をメモリ制御部17に置き換えたもので、その他の接続は図1と同じである。上記実施の形態1〜上記実施の形態3では、描画処理部11の描画状態により表示用のデータ転送間隔を制御するようにしているが、この実施の形態4はメモリバス14の負荷状況に応じて表示用のデータ転送間隔を制御することにより描画性能を向上させるものである。図14において、フレームメモリ2、表示装置3、画像合成・走査変換器4及び画像メモリ5の機能は実施の形態1の図1に示すものと同じである。
図14において、グラフィックス描画装置1はCPU(図示せず)からの描画命令に従って描画データを算出し、フレームメモリ2に対してグラフィックスデータを作成し、作成したグラフィックスデータをフレームメモリ2に書き込み、フレームメモリ2に格納されているグラフィックスデータを、メモリバス14の負荷状態に応じた表示用のデータ転送タイミングで読み出して画像合成・走査変換器4に出力する。
次に動作について説明する。
グラフィックス描画装置1の描画処理部15は、CPUからの描画命令に従って描画データの算出を行ってグラフィックスデータを作成し、算出に必要なデータをフレームメモリ2から読み出したり、作成したグラフィックスデータをフレームメモリ2に書き込むための描画用のアクセス要求をメモリ制御部17に対して行う。メモリ制御部17は描画処理部11からの描画用のアクセス要求を受けてフレームメモリ2からデータを読み出したり、グラフィックスデータをフレームメモリ2へ書き込む。
また、メモリ制御部17は、メモリバス14の負荷状態を監視し、描画処理部15からメモリ制御部17への描画用のアクセス要求が少ない場合、あるいは、メモリバス14の使用効率が低い場合には、メモリバス14の負荷が軽い状態を示す負荷状態フラグ103を表示制御部16に出力し、描画処理部15からメモリ制御部17への描画用のアクセス要求が多い場合、あるいは、メモリバス14の使用効率が高い場合には、メモリバス14の負荷が重い状態を示す負荷状態フラグ103を表示制御部16に出力する。
表示制御部16は、メモリ制御部17から受け取ったメモリバス14の負荷状態を示す負荷状態フラグ103に従って、メモリバス14の負荷が軽い状態では表示用のデータ転送間隔を短い転送間隔Aとして表示装置3側へのデータ転送レートを高くし、負荷が重い状態では表示用のデータ転送間隔を長い転送間隔Bに切り替えて表示装置3側へのデータ転送レートを低くしている。
以上のように、実施の形態4によれば、メモリバス14の負荷状態を示す負荷状態フラグ103が、負荷が軽い状態を示す場合には、データ転送間隔を短い転送間隔Aとして表示用のデータ転送レートを高くし、負荷が重い状態を示す場合には、データ転送間隔を長い転送間隔Bに切り替えて表示用のデータ転送レートを低くすることにより、メモリバス14の使用効率を上げることができ、描画性能を向上させることができるという効果が得られる。
この発明の実施の形態1によるグラフィックス描画装置を含む表示システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるグラフィックス描画装置の表示制御部の内部構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるグラフィックス描画装置のメモリ制御部によるフレームメモリへのアクセス要求を示すタイミングチャートである。 この発明の実施形態2によるグラフィックス描画装置の表示制御部内の転送間隔制御部の内部構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2によるグラフィックス描画装置のメモリ制御部によるフレームメモリへのアクセス要求を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2によるグラフィックス描画装置の描画処理部の内部構成の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2によるグラフィックス描画装置の描画処理部の他の内部構成の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2によるグラフィックス描画装置の描画処理部内の三次元図形描画処理部の内部構成の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3によるグラフィックス描画装置の表示制御部内の転送間隔制御部の内部構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3によるグラフィックス描画装置の表示制御部内の転送間隔決定部による転送間隔決定方法を示す図である。 この発明の実施の形態3によるグラフィックス描画装置のメモリ制御部によるフレームメモリへのアクセス要求を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態3によるグラフィックス描画装置の表示制御部内の転送間隔制御部の転送間隔決定部の転送間隔算出部による表示用のデータ転送間隔の算出を説明する図である。 この発明の実施の形態3によるグラフィックス描画装置の表示制御部内の転送間隔制御部の内部構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4によるグラフィックス描画装置を含む表示システムの構成を示すブロック図である。 従来のグラフィックス描画装置を含む表示システムの構成を示すブロック図である。 従来のグラフィックス描画装置のメモリ制御部によるフレームメモリへのアクセス要求を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 グラフィックス描画装置、2 フレームメモリ、3 表示装置、4 画面合成・走査変換器、5 画像メモリ、11 描画処理部、12 表示制御部、13 メモリ制御部、14 メモリバス、15 描画処理部、16 表示制御部、17 メモリ制御部、21 転送間隔制御部、31 レジスタ、32 レジスタ、33 レジスタ、34 レジスタ、35 セレクタ、36 転送トリガ発生部、51 データ転送(BITBLT)処理部、52 二次元図形描画処理部、53 三次元図形描画処理部、54 ピクセル演算処理部、61 ポリゴン生成部、62 テクスチャマッピング処理部、63 ピクセルテスト処理部、64 ピクセルブレンディング処理部、71 転送間隔数カウンタ、72 実転送数カウンタ、73 転送間隔決定部、81 補正部、82 加算器、83 レジスタ、84 転送トリガ発生部、101 描画状態フラグ、102 転送要求トリガ、103 負荷状態フラグ。

Claims (5)

  1. 作成したグラフィックスデータをフレームメモリに書き込むための描画用のアクセス要求を、メモリバスを介して上記フレームメモリに接続されているメモリ制御部に行う描画処理部と、
    上記フレームメモリに書き込まれているグラフィックスデータを読み出すための表示用のアクセス要求を上記メモリ制御部に行う表示制御部とを備え、
    上記表示制御部は、上記描画処理部から描画中か否かを示す描画状態フラグを受けて、描画処理部が描画中でない場合には表示用のデータ転送間隔を短くし、上記描画処理部が描画中である場合には表示用のデータ転送間隔を長くする転送間隔制御部を有し
    上記転送間隔制御部は、描画処理部の各描画処理モードに適した表示用の各データ転送間隔及び各データ転送数を設定しているレジスタと、上記描画処理部の各描画処理モードに応じて上記レジスタに設定されているデータ転送間隔及びデータ転送数を選択するセレクタと、上記セレクタにより選択されたデータ転送間隔及びデータ転送数に従って表示用のアクセス要求のための転送要求トリガを発生する転送トリガ発生部とを有することを特徴とするグラフィックス描画装置。
  2. 転送間隔制御部は、一定の間隔で表示用のデータ転送を行う場合の一定の転送間隔C毎に発生するデータ転送タイミングをトリガとしてフレーム単位での転送間隔数をカウントする転送間隔数カウンタと、メモリ制御部からデータ転送が行われる毎に発生する転送完了フラグをトリガとしてフレーム単位での実転送数をカウントする実転送数カウンタと、上記転送間隔数カウンタがカウントした転送間隔数と上記実転送数カウンタがカウントした実転送数と描画処理部からの描画中か否かを示す描画状態フラグにより、表示用のデータ転送間隔を決定する転送間隔決定部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のグラフィックス描画装置。
  3. 転送間隔決定部は、描画処理部が描画中でない場合に表示用のデータ転送間隔を短くし、上記描画処理部が描画中である場合に、転送間隔数カウンタがカウントした転送間隔数が実転送数カウンタがカウントした実転送数未満であれば表示用のデータ転送間隔を長くし、上記転送間隔数カウンタがカウントした転送間隔数が上記実転送数カウンタがカウントした実転送数以上であれば表示用のデータ転送間隔を一定の転送間隔Cにすることを特徴とする請求項記載のグラフィックス描画装置。
  4. 転送間隔決定部は、転送間隔数カウンタがカウントした転送間隔数と実転送数カウンタがカウントした実転送数を使用して、1フレーム内の残りの転送サイクル数と残りの転送回数に応じた表示用のデータ転送間隔を決定することを特徴とする請求項記載のグラフィックス描画装置。
  5. 転送間隔決定部、実転送数カウンタがカウントした実転送数から転送間隔数カウンタがカウントした転送間隔数を減算した値に定数を乗じた値を補正値として出力する補正部と、描画処理部が描画中の前の表示用のデータ転送間隔を格納しているレジスタと、上記補正部からの補正値と上記レジスタに格納されている前の表示用のデータ転送間隔を加算して新たな表示用のデータ転送間隔として上記レジスタに格納する加算器と、描画処理部が描画中でない場合には内部に保持している短い表示用のデータ転送間隔を選択し、描画処理部が描画中の場合には上記レジスタに格納されている表示用のデータ転送間隔を選択するセレクタとを備えたことを特徴とする請求項記載のグラフィックス描画装置。
JP2004123172A 2004-04-19 2004-04-19 グラフィックス描画装置 Expired - Lifetime JP4707964B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004123172A JP4707964B2 (ja) 2004-04-19 2004-04-19 グラフィックス描画装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004123172A JP4707964B2 (ja) 2004-04-19 2004-04-19 グラフィックス描画装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005308887A JP2005308887A (ja) 2005-11-04
JP4707964B2 true JP4707964B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=35437777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004123172A Expired - Lifetime JP4707964B2 (ja) 2004-04-19 2004-04-19 グラフィックス描画装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4707964B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007225925A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Sharp Corp 画面表示装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619090A (en) * 1979-07-25 1981-02-23 Mitsubishi Electric Corp Image display device
JPS5650585A (en) * 1979-10-02 1981-05-07 Nec Corp Indicator
JPH0535257A (ja) * 1991-08-02 1993-02-12 Seiko Epson Corp 画像メモリ制御方法および画像表示装置
JPH0555853A (ja) * 1991-08-27 1993-03-05 Nec Corp 音程制御方式とその装置
JPH08201508A (ja) * 1995-01-31 1996-08-09 Mitsubishi Electric Corp 航空管制用表示装置
JPH1074073A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Nec Corp 表示制御装置
JPH10232823A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Japan Radio Co Ltd ディスプレイ制御装置
JPH10268851A (ja) * 1997-03-26 1998-10-09 Mitsubishi Electric Corp 画像入力インターフェース装置
JP2000222164A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Canon Inc マルチ画像表示システムおよびマルチ画像表示方法
JP2000356984A (ja) * 1999-06-14 2000-12-26 Canon Inc 信号処理装置および信号処理方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619090A (en) * 1979-07-25 1981-02-23 Mitsubishi Electric Corp Image display device
JPS5650585A (en) * 1979-10-02 1981-05-07 Nec Corp Indicator
JPH0535257A (ja) * 1991-08-02 1993-02-12 Seiko Epson Corp 画像メモリ制御方法および画像表示装置
JPH0555853A (ja) * 1991-08-27 1993-03-05 Nec Corp 音程制御方式とその装置
JPH08201508A (ja) * 1995-01-31 1996-08-09 Mitsubishi Electric Corp 航空管制用表示装置
JPH1074073A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Nec Corp 表示制御装置
JPH10232823A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Japan Radio Co Ltd ディスプレイ制御装置
JPH10268851A (ja) * 1997-03-26 1998-10-09 Mitsubishi Electric Corp 画像入力インターフェース装置
JP2000222164A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Canon Inc マルチ画像表示システムおよびマルチ画像表示方法
JP2000356984A (ja) * 1999-06-14 2000-12-26 Canon Inc 信号処理装置および信号処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005308887A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2637920B2 (ja) コンピュータ・グラフィック・システム及びフレーム・バッファ使用方法
US6788309B1 (en) Method and apparatus for generating a video overlay
US6518974B2 (en) Pixel engine
US6457034B1 (en) Method and apparatus for accumulation buffering in the video graphics system
JP4030519B2 (ja) 画像処理装置および画像処理システム
JP2001034779A (ja) プリミティブをレンダリングする方法及びシステム
US7405735B2 (en) Texture unit, image rendering apparatus and texel transfer method for transferring texels in a batch
JP4200573B2 (ja) 記憶装置と画像処理装置およびその方法とリフレッシュ動作制御装置およびその方法
US9053040B2 (en) Filtering mechanism for render target line modification
JPH1074263A (ja) コンピュータ・グラフィックス・システム
JP2010081024A (ja) 画像補間処理装置
JP4827659B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム
JP4707964B2 (ja) グラフィックス描画装置
JP4182575B2 (ja) 記憶装置および画像データ処理装置
JP4314655B2 (ja) 画像処理装置
JPWO2010134124A1 (ja) ベクトル図形描画装置
JP2003132347A (ja) 画像処理装置
JP6120561B2 (ja) 図形描画装置及び図形描画プログラム
CN115018713B (zh) 实现图形旋转的数据存储及访问方法、装置和存储介质
JP4684744B2 (ja) 図形描画装置及びプログラム
US6489967B1 (en) Image formation apparatus and image formation method
JP3971448B2 (ja) 描画装置及び描画方法
JP4482996B2 (ja) データ記憶装置とその方法および画像処理装置
US20030142107A1 (en) Pixel engine
JP2806376B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070313

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071015

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110316

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250