JP4707904B2 - 図柄表示装置の有効ライン表示構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、図柄表示部に停止表示された複数列・複数段の各図柄により現出され得る図柄の図柄組合わせラインを、前記図柄表示部の前側に配設される透視板体に設けた有効ラインで表示するようにした図柄表示装置の有効ライン表示構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機、スロットマシンあるいはパチンコ式スロットマシン等の遊技機では、遊技中に発生する毎回の始動および停止を含む変動制御条件に基づいて図柄組合わせゲームを展開し、特別遊技状態に係る権利とされる図柄組合わせ条件を成立表示することのできる遊技装置として、ドラム式図柄表示装置、ベルト式図柄表示装置、液晶式図柄表示装置等の各種形態の図柄表示装置が好適に採用されている。例えば図11は、ベルト式図柄表示装置を搭載したパチンコ機の遊技盤10を例示したもので、この遊技盤10に搭載したベルト式図柄表示装置20は、図12に示すように基本的な構成として、1つの本体ケース21内に複数基(一般的には左列、中列、右列の3基)の図柄表示ユニット22を並列に収容セットして構成されている。各図柄表示ユニット22は、駆動基板を兼用するセット板23に設けた回転駆動手段24と、この回転駆動手段24を構成する各プーリ25a,25b,25cに展張掛装され、フィルム外面に色彩区分された数字、アルファベット文字、その他の図形やマーク等の各種多様な図柄27(図13参照)を設けた無端状の図柄ベルト26と、位置決め検出手段28および照明手段29等を含めて単一にユニット化されている。そして、3基の図柄表示ユニット22を並列に収容セットした前記本体ケース21では、該ケース21の前側に開口した図柄表示部30に、夫々の図柄表示ユニット22における図柄ベルト26が横並び状に臨んでいる。
【0003】
このように構成された図柄表示装置20は、前記遊技盤10の前面中央に組付けた大型装飾部材11の裏側に整合するように設置固定することにより、該大型装飾部材11に開口形成された透視窓部12に対して前記図柄表示部30が整合し、前記各図柄ベルト26の前側帯部分26aが該透視窓部12に臨むようになる。なお前記図柄表示装置20では、図13に示すように、各図柄ベルト26毎に3コマ分の図柄27が透視窓部12に臨むように設定されており、これにより透視窓部12には合計9個(3列×3段)の図柄27が停止表示されることになる。ここで、透視窓部12に停止表示された3列×3段で合計9個の各図柄27により現出される図柄組合わせラインは、▲1▼各列上段に停止した夫々の図柄同士、▲2▼各列中段に停止した夫々の図柄同士、▲3▼各列下段に停止した夫々の図柄同士、▲4▼左列上段、中列中段、右列下段に停止した夫々の図柄同士、▲5▼左列下段、中列中段、右列上段に停止した夫々の図柄同士、の合計5種類となる。
【0004】
そこで、前述した▲1▼〜▲5▼の各図柄組合わせラインを表示するために、前記大型装飾部材11の透視窓部12に装着された透視板体13に、夫々の図柄組合わせラインに対応した第1〜第5の5本の有効ラインL1,L2,L3,L4,L5が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記透視板体13に形成した従来の有効ラインL1,L2,L3,L4,L5は、例えば該透視板体13の表面に対して、適宜色調の塗料により塗装したり、シール等を貼着または蒸着したりして形成するのが一般的であった。しかしながらパチンコ機、スロットマシンあるいはパチンコ式スロットマシンでは、遊技効果や装飾効果の向上を図る目的で前記大型装飾部材11やその近傍に、多数の装飾ランプ14や色鮮やかな色調に塗装された装飾部材15等が配設されているため、前記有効ラインL1,L2,L3,L4,L5が見え難くなって視認性が低いものとなっていた。このためパチンコ機では、図柄変動中においてリーチが発生した際等に図柄組合わせラインの図柄配列が分かり難い問題を内在しており、またスロットマシンやパチンコ式スロットマシンでは、遊技機使用権利媒体としてのコインまたはパチンコ球の投入数に応じて設定される図柄組合わせラインの図柄配列が分かり難い問題を内在していた。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、透視板体の近傍に配設した光源からの照射光を該透視板体を構成する透明板に設けた突条部の反射面で反射させ、これにより明輝した該突条部で有効ラインを表示することで該有効ラインの視認性を向上させるようにした図柄表示装置の有効ライン表示構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、
図柄表示部に停止表示された複数列・複数段の各図柄により現出され得る図柄の図柄組合わせラインを、前記図柄表示部の前側に配設される透視板体に設けた有効ラインで表示するようにした図柄表示装置の有効ライン表示構造であって、
前記透視板体を構成する略垂直な透明板の板面に、該板面に対して直交する方向に突出すると共に前記図柄表示部に停止表示される前記図柄の組合わせラインに沿って延在するよう配設された板状の表示部材と、
前記表示部材の左側端面および右側端面間に延在する反射面で形成され、左右中央が前記透明板の板面に近接すると共に、左右両端に向かうにつれて該板面から徐々に離間するよう平面視において略V字状に形成された突条部と、
前記表示部材における前記突条部の端部が臨む左側端面および右側端面に隣接した部位に、該表示部材を指向した姿勢で該突条部の前記反射面に対して照射光を照射可能に配設され、遊技態様に対応して点灯・消灯制御される光源とからなり、
前記光源が点灯制御された際に該光源からの照射光が前記表示部材に設けた突条部の各反射面で反射し、これにより前記透視板体の表面に明輝した該突条部が前記有効ラインとして表示されるよう構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
透明板体を構成する透明板に板状の表示部材を配設し、この表示部材の外面に平面視で略V字状をなす突条部を設けて、前記表示部材の左側端面および右側端面に隣接して配設した光源からの照射光を、この突条部の端部側から該突条部向けて照して該突条部の反射面で反射させ、これにより明輝した該突条部で有効ラインを表示するので、該有効ラインが鮮明に表示されて視認性が向上する。
そして前記透視板体を、前記突条部が形成された複数の表示部材を板面に水平状態で上下方向に離間して並列配置した第1の透明板と、突条部が形成された右下がりの表示部材および突条部が形成された左下がりの表示部材を交差状態で板面に配置した第2の透明板とから構成した場合、2枚の透明板のみで全ての有効ラインの表示が可能となり、各透明板毎に1つの有効ラインを設ける場合と比較すると前記透視板体の厚みを格段に小さくできる。
また透視板体を、前記突条部が形成された複数の表示部材を板面に水平状態で上下に離間して並列配置した第1の透明板と、突条部が形成された表示部材を板面に右下がり状態で配置した第3の透明板と、突条部が形成された表示部材を板面に左下がり状態で配置した第4の透明板とから構成した場合、3枚の透明板で全ての有効ラインの表示が可能となり、各透明板毎に1つの有効ラインを設ける場合と比較すると前記透視板体の厚みをかなり小さくできる。しかも、第3の透明板に設けた表示部材と第4の透明板に設けた表示部材とが別体で構成されているため、これを別々の光源で照射することにより夫々の突条部に対応した有効ラインが鮮明に明輝される。
そして前記光源を、前記表示部材の左側端面および右側端面に隣接して夫々配置した場合は、前記突条部の反射面の不透明度を、両側端面の側から中央部に向けて徐々に増大するよう設定すれば、該突条部全体が略均一的に明輝して有効ラインが鮮明に表示される
そして前記光源を、前記表示部材の側端面に対して該表示部材の透明板に対する突出方向に離間して複数個並べて配設すれば、これら光源からの照射光が前記突条部の反射面に対して所要角度で到達するようになり、該照射光が反射面で好適に反射して有効ラインが鮮明に表示される。
なお、光源を個別に点灯・消灯制御したり、異なる発光色に設定するようにすれば、各有効ラインの表示態様の多様化および多彩化が可能となる。そしてこのような複数の光源を、遊技機使用権利媒体の投入数量に応じて自動的に選択して点灯制御することで、各有効ラインの表示数が適切に選択される。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る図柄表示装置の有効ライン表示構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、図11〜図13を参照して従来の技術で説明した既出の部材等と同一の部材等に関しては、同一の符号を付して説明する。
【0010】
図1は、本発明の好適な実施例に係る図柄表示装置の有効ライン表示構造を示す概略斜視図である。
実施例の有効ライン表示構造は、透視板体31を構成する透明板33(33A〜33D)の裏側の板面に、該板面に対して直交する方向に突出すると共に前記図柄表示部30に停止表示される前記図柄27の組合わせラインに沿って延在するよう配設され、不透明または半透明な複数の反射面38により所定の断面形状に突設された突条部35(35A〜35E)が形成された表示部材34と、この表示部材34の側端面部に隣接した部位に該表示部材34を指向した姿勢に配設され、遊技態様に対応して点灯・消灯制御される光源32とから構成されている。すなわち実施例の有効ライン表示構造は、例えばアクリル板やガラス板等からなる表示部材34の端面に当てた前記光源としてのLEDランプ32等の照射光が、該表示部材34の内部を直進したり該表示部材34と空気との界面で全反射することで、最終的に前記端面に対向する対向面側から出るようになる所謂「エッジライト効果」を利用したものである。
【0011】
前記透視板体31は、同一サイズの矩形状に成形された複数枚の略垂直な透明板33(33A〜33D)を重ね合わせて構成したもので、図11および図13に示した前記大型装飾部材11の透視窓部12に垂直状態で装着し得るサイズに寸法設定されている。そして複数列・複数段、具体的には3列×3段で合計9個の前記図柄27を図柄表示部30に停止表示する前記図柄表示装置20では、前述したように、図柄組合わせの成立ラインが合計5種類あることから、前記透明板33(33A〜33D)に対して前記第1〜第5の各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5と対応する位置に表示部材34を配設すると共に、この表示部材34に前記突条部35(35A〜35E)を夫々形成することで、透視板体31に各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5を表示可能となっている。
【0012】
(透明板および表示部材)
前記透明板33(33A〜33D)および表示部材34は、透明性や光線拡散性等に優れた既存のアクリル板やガラス板等が採用され、その板厚Hが概ね3mm程度とされ(図5)、該透明板33の板面である裏面(図柄表示部30を向く面)36に、前述した突条部35を形成した表示部材34が配設されている。具体的には、図4に示すように、上段の第1有効ラインL1、中段の第2有効ラインL2および下段の第3有効ラインL3と対応する各位置に表示部材34を水平状態で配設することで、3枚の表示部材34を上下方向に離間して並列に備えた第1の透明板33A(図4(a))と、第4および第5の各有効ラインL4,L5に対応する各位置に表示部材34を右下がりまたは左下がりの状態で配設することで、交差状態の2枚の表示部材34,34を備えた第2の透明板33B(図4(b))と、第4有効ラインL4に対応する位置に、右下がり状態の1枚の表示部材34を配設した第3の透明板33C(図4(c))と、第5有効ラインL5に対応する位置に、左下がり状態の1枚の表示部材34を配設した第4の透明板33D(図4(d))等が実施され得る。従って第1の透明板33Aを基本としたもとで、▲1▼当該第1の透明板33Aに第2の透明板33Bを前後に重ね合わせたり、▲2▼同第1の透明板33Aに、第3の透明板33Cおよび第4の透明板33Dを前後に夫々重ね合わせることで、5本の有効ラインL1,L2,L3,L4,L5を表示可能な前記透視板体31が構成可能となっている。
【0013】
(突条部)
前記夫々の表示部材34に形成された突条部35(35A〜35E)は、図5に示すように、断面が三角形状をなす山型であって、表示部材34の上面から突出して頂部に向けて対称的に傾斜する反射面38,38で形成されている。これら反射面38,38は所謂磨りガラス状に加工されたもので、巨視的には不透明状または半透明状を呈しているが、微視的には多数の微小面が連接した凹凸形態を呈している。そして、第1の透明板33Aに設けた突条部35A,35B,35Cと、第2の透明板33B〜第4の透明板33Dに設けた突条部35Dおよび突条部35Eは、図6(a)に示すように、平面視においてV字状を呈するよう形成されており、LEDランプ32からの照射光が反射面38,38に対して所要角度で到達して反射され得るように設定されている。ここで、表示部材34の左側端面39および右側端面40の両方に隣接してLEDランプ32,32を夫々配設した照射形態の場合、前記各突条部35A,35B,35C,35D,35Eは中央部が最も前面側に偏倚し、左側端面39および右側端面40に向かって徐々に背面側に後退するよう設定されている。従って各LEDランプ32からの照射光は、対応の突条部35A〜35Eにおける反射面38,38の微小面で反射(乱反射)して透明板33A〜33Dの表面37の側へ出光するようになり、当該突条部35A〜35Eが明輝表示される。
【0014】
また前記各突条部35A,35B,35C,35D,35Eにおける両反射面38,38の不透明度は全長に亘って均一ではなく、前記LEDランプ32の近傍では不透明度が小さく(透明に近い)、該LEDランプ32から離れる程に不透明度が徐々に増大するように設定されている。具体的には、図6(b)に略示する如く、前記LEDランプ32を、前記表示部材34の左側端面39および右側端面40に隣接して夫々配設した照射形態の場合には、前記各突条部35A,35B,35C,35D,35Eの反射面38,38の不透明度を、両側端面39,40の側から中央部に向けて徐々に増大するよう設定する。また図7(a),(b)に示すように、前記LEDランプ32を、前記表示部材34の左側端面39または右側端面40の何れかに隣接して配設した照射形態の場合には、前記各突条部35A,35B,35C,35D,35Eの反射面38,38の不透明度を、前記LEDランプ32を配設した側端面39/40の側から反対側の側端面40/39の側に向けて徐々に増大するよう設定する。これにより、前記LEDランプ32が点灯制御された際には、該LEDランプ32からの照射光により突条部35A〜35E全体が略均一的に明るく輝くようになる。
【0015】
(光源)
前記光源32は、前記各表示部材34の板厚と同程度の直径を有し、前述したように、前方指向性の高い照射光を発光する公知のLEDランプが好適に採用され、小型ながらも各突条部35A,35B,35C,35D,35Eの反射面38,38を好適に照射可能となっている。また各LEDランプ32は、図示しないランプ制御部により、夫々が個別に点灯・消灯制御され得るようになっている。更にLEDランプ32は、赤色、青色、緑色、黄色、白色、橙色等の種々の発光色のものが、適宜に選択して採用可能である。
【0016】
次に、前述のような各構成部材からなる実施例の図柄表示装置の有効ライン表示構造につき、具体的な形態例をもとに説明する。
【0017】
【第1実施例】
図1は、第1実施例に係る図柄表示装置の有効ライン表示構造を示した概略斜視図であって、この第1実施例では、図2に示すように、前記第1の透明板33Aと第2の透明板33Bとを前後に重ね合わせ、2枚の透明板33A,33Bで前記透視板体31を構成したタイプである。前述した如く、第1の透明板33Aは、各突条部35A,35B,35Cを形成した各表示部材34を、第1有効ラインL1〜第3有効ラインL3と対応する位置に配設したものであり、また第2の透明板33Bには、第4有効ラインL4および第5有効ラインL5と対応する位置に、前記突条部35Dまたは突条部35Eを形成した表示部材34が配設されているから、この第1の透明板33Aと第2の透明板33Bを前後に重ね合わせるだけで、5本の各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5に対応する5本の突条部35A,35B,35C,35D,35Eを設けた透視板体31が構成される。
【0018】
また、前記各表示部材34における左側端面39および右側端面40に隣接した部位に、該表示部材34を指向する姿勢の前記LEDランプ32(32a〜32j)が配設されている。具体的に第1の透明板33Aにおいては、左右上段に水平状に配設された各LEDランプ32a,32bが第1有効ラインL1に対応する前記突条部35Aを形成した表示部材34に整合してこれを照射し、左右中段に水平状に配設された各LEDランプ32c,32dが第2有効ラインL2に対応する前記突条部35Bを形成した表示部材34に整合してこれを照射し、左右下段に水平状に配設された各LEDランプ32e,32fが第3有効ラインL3に対応する前記突条部35Cを形成した表示部材34に整合してこれを照射するようになっている。一方、第2の透明板33Bにおいては、左上段に右下がり傾斜状に配設されたLEDランプ32gおよび右下段に左上がり傾斜状に配設されたLEDランプ32hが、第4有効ラインL4に対応する前記突条部35Dを形成した表示部材34に整合してこれを照射し、右上段に左下がり傾斜状に配設されたLEDランプ32iおよび左下段に右上がり傾斜状に配設されたLEDランプ32jが、第5有効ラインL5に対応する前記突条部35Eを形成した表示部材34に整合してこれを照射するよう構成される。なお、各表示部材34の左右両側端面39,40にLEDランプ32(32a〜32j)が配置されていることに伴い、各突条部35A,35B,35C,35D,35Eにおける反射面38,38の不透明度は、図6(b)に示す如く、両側端面39,40の側から中央部に向けて徐々に増大するよう設定されている。
【0019】
このように構成された第1実施例に係る図柄表示装置の有効ライン表示構造では、当該図柄表示装置20が搭載されたパチンコ機やスロットマシン等の遊技態様に応じて、図示しないランプ制御部が前記各LEDランプ32(32a〜32j)を個別に点灯・消灯制御し、これらLEDランプ32a〜32jが点灯制御された際には、該LEDランプ32a〜32jからの照射光が対応の表示部材34に形成された突条部35A,35B,35C,35D,35Eの反射面38,38で反射し、これにより明輝した該突条部35A,35B,35C,35D,35Eが前記透視板体31の表面37に有効ラインL1,L2,L3,L4,L5として表示される。例えば、前記LEDランプ32a,32bが点灯制御された際には突条部35Aが明輝して第1有効ラインL1が鮮明に表示され、前記LEDランプ32c,32dが点灯制御された際には突条部35Bが明輝して第2有効ラインL2が鮮明に表示されると共に、前記LEDランプ32e,32fが点灯制御された際には突条部35Cが明輝して第3有効ラインL3が鮮明に表示される。また前記LEDランプ32g,32hが点灯制御された際には突条部35Dが明輝して第4有効ラインL4が鮮明に表示され、前記LEDランプ32i,32jが点灯制御された際には突条部35Eが明輝して第5有効ラインL5が鮮明に表示される。
【0020】
そして第1実施例の有効ライン表示構造では、第1および第2の合計2枚の透明板33A,33Bを重ね合わせることで、合計5本の各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5を表示することが可能である。従って、各透明板毎に1つの有効ラインを設ける場合(5本の有効ラインL1〜L5を設ける場合は5枚の透明板が必要)と比較すると、透視板体31の厚みを格段に小さく抑えることができるから(図3参照)、図柄表示部30に停止表示される各図柄27が歪んで見える等の透視弊害が生ずることはなく、また部材点数の増加に伴うコストアップを招来することもない。しかも、各突条部35A,35B,35C,35D,35E全体が略均一的に明輝するので、夫々に対応した各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5が鮮明に表示される。
【0021】
【第2実施例】
図8は、第2実施例に係る図柄表示装置の有効ライン表示構造を示した概略斜視図であって、この第2実施例では、図9に示すように、前記第1の透明板33Aと第3の透明板33Cおよび第4の透明板33Dとを前後に重ね合わせ、3枚の透明板33A,33C,33Dで前記透視板体31を構成したタイプである。前述したように第1の透明板33Aには、第1、第2および第3の各有効ラインL1,L2,L3に対応する各突条部35A,35B,35Cを形成した表示部材34が配設されており、また第3の透明板33Cには、第4有効ラインL4に対応する突条部35Dを形成した表示部材34が配設され、更に第4の透明板33Dには、第5有効ラインL5に対応する突条部35Eを形成した表示部材34が配設されているから、3枚の各透明板33A,33C,33Dを前後に重ね合わせるだけで、5本の各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5に対応する5本の突条部35A,35B,35C,35D,35Eを設けた透視板体31が構成される。
【0022】
また図8に示す如く、前記各表示部材34における左側端面39および右側端面40に隣接した部位に、該表示部材34を指向する姿勢の前記LEDランプ32(32a〜33j)が配設されている。具体的に第1の透明板33Aでは、左右上段に水平状に配設された各LEDランプ32a,32bが、第1有効ラインL1に対応する前記突条部35Aを形成した表示部材34に整合して該突条部35Aを照射する。また左右中段に水平状に配設された各LEDランプ32c,32dが、第2有効ラインL2に対応する前記突条部35Bを形成した表示部材34に整合して該突条部35Bを照射し、更に左右下段に水平状に配設された各LEDランプ32e,32fが、第3有効ラインL3に対応する前記突条部35Cを形成した表示部材34に整合して該突条部35Cを照射する。一方、第3の透明板33Cでは、左上段に右下がり傾斜状に配設されたLEDランプ32gおよび右下段に左上がり傾斜状に配設されたLEDランプ32hが、第4有効ラインL4に対応する前記突条部35Dを形成した表示部材34を照射し、更に第4の透明板33Dでは、右上段に左下がり傾斜状に配設されたLEDランプ32iおよび左下段に右上がり傾斜状に配設されたLEDランプ32jが、第5有効ラインL5に対応する前記突条部35Eを形成した表示部材34を照射する。なお、第2実施例においても表示部材34の左右両側端面39,40にLEDランプ32(32a〜32j)が配設されていることに伴い、前記各突条部35A,35B,35C,35D,35Eにおける反射面38,38の不透明度は、図6(b)に示すように、両側端面39,40の側から中央部に向けて徐々に増大するよう設定してある。
【0023】
このように構成された第2実施例に係る図柄表示装置の有効ライン表示構造では、当該図柄表示装置20が搭載されたパチンコ機やスロットマシン等の遊技態様に応じて、図示しないランプ制御部が前記各LEDランプ32(32a〜32j)を個別に点灯・消灯制御し、これらLEDランプ32a〜32jが点灯制御された際には該LEDランプ32a〜32jからの照射光が対応の表示部材34に設けた突条部35A,35B,35C,35D,35Eの反射面38,38で反射し、これにより明輝した該突条部35A,35B,35C,35D,35Eが前記透視板体31の表面37に有効ラインL1,L2,L3,L4,L5として表示される。例えば、前記LEDランプ32a,32bが点灯制御された際には突条部35Aが明輝して第1有効ラインL1が鮮明に表示され、前記LEDランプ32c,32dが点灯制御された際には突条部35Bが明輝して第2有効ラインL2が鮮明に表示される。また前記LEDランプ32e,32fが点灯制御された際には、突条部35Cが明輝して第3有効ラインL3が鮮明に表示され、前記LEDランプ32g,32hが点灯制御された際には突条部35Dが明輝して第4有効ラインL4が鮮明に表示され、更に前記LEDランプ32i,32jが点灯制御された際には、突条部35Eが明輝して第5有効ラインL5が鮮明に表示されるようになっている。
【0024】
そして第2実施例の有効ライン表示構造では、第1の透明板33Aと第3の透明板33Cおよび第4の透明板33Dを重ね合わせることで、合計5本の各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5を表示することが可能である。従って、各透明板毎に1つの有効ラインを設ける場合(5本の有効ラインL1〜L5を設ける場合は5枚の透明板が必要)と比較すると、透視板体31の厚みをかなり小さく抑えることができるから、図柄表示部30に停止表示される各図柄27が歪んで見える等の透視弊害が生ずることはなく、また部材点数の増加に伴うコストアップを招来することもない。更に突条部35Dと突条部35Eとは、第3の透明板33Cと第4の透明板33Dとに別々に形成されてクロスしない状態で別々のLEDランプ32によって照射されるから、夫々が鮮明に明輝されて第4有効ラインL4と第5有効ラインL5とが適切かつ鮮明に区分表示される。しかも、各突条部35A,35B,35C,35D,35Eが全体的に略均一的に明輝するので、夫々に対応した各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5が鮮明に表示される。
【0025】
【変更例】
なお、前記有効ラインL1〜L5に対応した各突条部35A,35B,35C,35D,35EをLEDランプ32で照射する態様は、前記第1実施例および第2実施例に示したものに限定されるものではない。例えば、前記第1実施例および第2実施例では、表示部材34における突条部35を照射するためのLEDランプ32(32a〜32f)を左右両側端面39,40に1個ずつ配置した場合で説明したが、図10に示す如く、左両側端面39,40において表示部材34の透明板33に対する突出方向に複数のLEDランプ32を配設してもよい。この場合に、LEDランプ32を平行状に配置してもよいし、端面39,40に対して所要角度傾斜させてもよい。このように1つの端面39,40に対して複数のLEDランプ32を配置した場合は、LEDランプ32からの照射光が対応の突条部35の反射面38,38に対して所要角度で到達するようになり、この場合でも該突条部35を適切に明輝させることが可能である。なお、図10では、水平状態の表示部材34に対して複数のLEDランプ32を配置した場合を示したが、右下がりまたは左下がりの表示部材34に対しても、同様に複数のLEDランプ32を配置することが可能である。
【0026】
なお、前記各LEDランプ32で対応の突条部35A,35B,35C,35D,35Eを照射することにより第1〜第5の有効ラインL1,L2,L3,L4,L5を表示するタイミングや態様等は、パチンコ機、スロットマシンあるいはパチンコ式スロットマシンの遊技態様に依存するものであって各遊技機毎に異なっている。例えばパチンコ機では、図柄変動遊技中にリーチ状態となった際に、前記複数のLEDランプ32を自動的に選択して点灯制御することで、特定の図柄組合わせが成立する可能性のある図柄配列を有効ラインL1,L2,L3,L4,L5で好適に表示することが可能である。また、スロットマシンあるいはパチンコ式スロットマシンでは、遊技機使用権利媒体であるコインやパチンコ球の投入数量に応じて、前記複数のLEDランプ32を自動的に選択して点灯制御することで、表示する有効ラインL1,L2,L3,L4,L5の数を選択し得る。
【0027】
また、前述した変更例における有効ライン表示構造では、複数個のLEDランプ32(32a〜32j)を使用して各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5を表示するよう構成したから、夫々のLEDランプ32の点灯タイミングや点灯時間等を変化させることにより、例えば光が有効ラインL1,L2,L3,L4,L5上を移動する如く見えるようにしたり、点滅して見えるようにする等の多様なライン表示が可能となる。また、複数の異なる発光色に設定されるLEDランプ32を使用すれば、有効ラインL1,L2,L3,L4,L5のカラー表示も可能となる。例えば、各有効ラインL1,L2,L3,L4,L5毎に異なる発光色のLEDランプ32を用いたり、あるいは表示部材34の左側端面39側に配置されるLEDランプ32と右側端面40側に配置されるLEDランプ32との発光色を異ならせてもよい。なお、各端面39,40に対応して複数のLEDランプ32を配置する例においては、各LEDランプ32の発光色を異ならせると共に、各ランプ32を選択的に点灯制御することで、同じ有効ラインを異なる色で表示することも可能となる。更に、各端面49,40側において配置される複数のLEDランプ32を同色として濃淡のみを異ならせることで、有効ラインにグラデーションを付与することもできる。
【0028】
また、前記実施例や変更例では、各表示部材34の左側端面39および右側端面40の近傍にLEDランプ32を配置した場合を例示したが、前述したように、左側端面39または右側端面40の何れか一方にのみLEDランプ32を配設するようにしてもよい。この場合においても、各表示部材34に対して複数のLEDランプ32を配置したり、その発光色を異ならせる等の各種変更例を採用し得る。
【0029】
前記各突条部35A,35B,35C,35D,35Eは、実施例に示すように断面三角形状に限定されるものではなく、LEDランプ32からの照射光を適切に反射し得れば、例えば断面が三角形以外の多角形あるいは逆U字状等、各種の形状を採用し得る。また実施例等では、突条部35は表示部材34の上面側に形成したが、下面側に形成してもよく、あるいは上下両面側であってもよい。なお実施例では、断面三角形状の突条部35A,35B,35C,35D,35Eの対向的に傾斜する2つの面を反射面38とした場合で説明したが、当該突条部35A,35B,35C,35D,35Eにおける表示部材34の板面と平行な面を、不透明または半透明の反射面38とすることもできる。この場合は3つの面が反射面38となり、突条部35A,35B,35C,35D,35Eをより鮮明に輝かせることができる。すなわち、突条部に関しては、その形成面の全てを反射面とすることが可能であり、例えば表示部材に形成した溝により反射面を形成する場合に比べて反射面の数を多くすることができる。従って、突条部の断面形状を多角形とすることで、反射面がより多くなって更に鮮明に輝かせ得る。更に、突条部35A,35B,35C,35D,35Eは、表示部材34における一方の側端面から他方の側端面に向かうにつれて前面側または背面側に向けて傾斜するものであってもよい。
【0030】
なお前記実施例では、透視板体31に5本の有効ラインL1,L2,L3,L4,L5を設けることを前提に説明したが、該透視板体31に4本以下または6本以上の有効ラインを設けることも可能である。何れの場合でも、最小限の透明板を使用して全ての有効ラインを好適に表示することが可能となる。
【0031】
また前記実施例では、ベルト式図柄表示装置を例示したが、本願の有効ライン表示構造が対象とする図柄表示装置は、前述したドラム式図柄表示装置および液晶式図柄表示装置等も含まれることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る図柄表示装置の有効ライン表示構造によれば、光源からの照射光を、透視板体を構成する透明板の外面から突出した板状の表示部材の外面に、平面視において略V字状に突設した突条部の不透明または半透明の反射面で反射させ、これにより明輝した該突条部で有効ラインを表示するようにしたから、有効ラインが鮮明に表示されて視認性が向上する利点がある。前記透視板体を、横方向に延在する複数の突条部を設けた第1の透明板と、右下がりに延在する突条部および左下がりに延在する突条部を設けた第2の透明板とから構成すれば、2枚の透明板のみで全ての有効ラインの表示が可能となり、各透明板毎に1つの有効ラインを設ける場合と比較すると前記透視板体の厚みを格段に小さくできるから、図柄の適切な透視表示が可能であると共にコストアップを招来することもない。またこの場合は、横方向に延在する有効ラインと斜めに延在する有効ラインとを個々に明確に区別して表示することができる。
【0033】
前記透視板体を、横方向に延在する複数の突条部を設けた第1の透明板と、右下がりに延在する突条部を設けた第3の透明板と、左下がりに延在する突条部を設けた第4の透明板とから構成することにより、3枚の透明板で全ての有効ラインの表示が可能となり、各透明板毎に1つの有効ラインを設ける場合と比較すると前記透視板体の厚みをかなり小さくできるから、図柄の適切な透視表示が可能であると共にコストアップを招来することもない。しかも、斜めに延在する両突条部を別々の透明板に形成して実際には交差しないようにしたから、斜めの有効ラインをより明確に区分して鮮明に表示し得る。
【0034】
前記光源を、前記表示部材の左側端面および右側端面に隣接して夫々配設した場合は、前記突条部の反射面の不透明度を、両側端面の側から中央部に向けて徐々に増大するよう設定すれば、光源からの遠近に拘らず該突条部全体が略均一的に明輝して有効ラインを鮮明に表示し得る利点がある。なお、表示部材の左側端面側に配置した光源と右側端面側に配置した光源との発光色を異なるよう設定することで、有効ライン表示に変化を持たせ、その装飾性を高めることができる。
【0035】
前記光源を、前記表示部材の側端面に対して該表示部材の透明板に対する突出方向に離間して複数個配設すれば、これら光源からの照射光が前記突条部の反射面に対して所要角度で到達させることが可能となり、該照射光が反射面で好適に反射して有効ラインが鮮明に表示される。また複数の光源を個別に点灯・消灯制御することで、各有効ラインの表示態様の多様化および多彩化が可能となる。なお、表示部材の突条部を平面視において略V字状に形成することで、光源からの照射光が突条部の反射面に対して所要角度で到達し、該照射光が反射面で好適に反射して有効ラインがより鮮明に表示される。
【0036】
前記光源を、遊技機使用権利媒体の投入数量に応じて自動的に選択して点灯制御することで、各有効ラインの表示数を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る図柄表示装置の有効ライン表示構造を示す概略斜視図である。
【図2】第1の透明板と第2の透明板とを前後に重ね合わせることで、図1に示した透視板体を形成する状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示した有効ライン表示構造を実施した図柄表示装置を、大型装飾部品を取付けた遊技盤の裏側に搭載した状態で示す縦断側面図である。
【図4】透視板体を構成する各透明板の形態を示す概略斜視図であって、(a)は突条部を形成した3枚の表示部材を配設した第1の透明板を例示し、(b)は突条部を形成した2枚の表示部材を交差状態で配設した第2の透明板を例示し、(c)は突条部を形成した表示部材を右下がり状態で配設した第3の透明板を例示し、(d)は突条部を形成した表示部材を左下がり状態で配設した第4の透明板を例示している。
【図5】表示部材の両側端面に配設したLEDランプからの照射光が突条部を形成する反射面で反射して透明板の表面側へ出光することで、該突条部が明輝して有効ラインを表示する態様を示す説明断面図である。
【図6】表示部材の左側端面および右側端面に隣接してLEDランプを夫々配置した場合において、(a)は平面視において略V字状に形成した突条部を示す平面図であり、(b)は反射面の不透明度を、両側端面の側から中央部に向けて徐々に増大するよう設定したことを示す説明断面図である。
【図7】表示部材の左側端面または右側端面の何れかにLEDランプを配設した場合において、突条部を形成する反射面の不透明度を、該LEDランプを配設した側端面の側から反対側の側端面の側に向けて徐々に増大するよう設定したことを示す説明断面図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る図柄表示装置の有効ライン表示構造を示す概略斜視図である。
【図9】第1の透明板、第3の透明板および第4の透明板を前後に重ね合わせることで、図8に示した透視板体を形成する状態を示す斜視図である。
【図10】表示部材の各側端面に対して複数のLEDランプを配設した状態を示す概略斜視図である。
【図11】図柄表示装置を裏側に設置したパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。
【図12】図11に示した遊技盤を、図柄表示装置の設置部位で破断した側断面図である。
【図13】3列×3段で合計9個の図柄を図柄表示部に停止表示する図柄表示装置の場合に、特定の図柄組合わせが成立可能な有効ラインを、大型装飾部品の透視窓部に配設した透視板体に形成した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
27 図柄
30 図柄表示部
31 透視板体
32(32a〜32j) LEDランプ(光源)
33 透明板
33A 第1の透明板
33B 第2の透明板
33C 第3の透明板
33D 第4の透明板
34 表示部材
35 突条部
35A (第1の透明板の)突条部
35B (第1の透明板の)突条部
35C (第1の透明板の)突条部
35D (第2,3の透明板の)突条部
35E (第2,4の透明板の)突条部
38 反射面
39 表示部材の左側端面
40 表示部材の右側端面
L1 第1有効ライン
L2 第2有効ライン
L3 第3有効ライン
L4 第4有効ライン
L5 第5有効ライン

Claims (8)

  1. 図柄表示部に停止表示された複数列・複数段の各図柄により現出され得る図柄の図柄組合わせラインを、前記図柄表示部の前側に配設される透視板体に設けた有効ラインで表示するようにした図柄表示装置の有効ライン表示構造であって、
    前記透視板体を構成する略垂直な透明板の板面に、該板面に対して直交する方向に突出すると共に前記図柄表示部に停止表示される前記図柄の組合わせラインに沿って延在するよう配設された板状の表示部材と
    前記表示部材の左側端面および右側端面間に延在する反射面で形成され、左右中央が前記透明板の板面に近接すると共に、左右両端に向かうにつれて該板面から徐々に離間するよう平面視において略V字状に形成された突条部と、
    前記表示部材における前記突条部の端部が臨む左側端面および右側端面に隣接した部位に、該表示部材を指向した姿勢で該突条部の前記反射面に対して照射光を照射可能に配設され、遊技態様に対応して点灯・消灯制御される光源とからなり、
    前記光源が点灯制御された際に該光源からの照射光が前記表示部材に設けた突条部の各反射面で反射し、これにより前記透視板体の表面に明輝した該突条部が前記有効ラインとして表示されるよう構成した
    ことを特徴とする図柄表示装置の有効ライン表示構造。
  2. 前記光源を、前記表示部材の左側端面および右側端面に対し、該表示部材の透明板に対する突出方向に離間して複数個並べて配設し、前記突条部の反射面の異なる位置に対して各光源からの照射光が斜めに照射されるよう構成した請求項1記載の図柄表示装置の有効ライン表示構造。
  3. 前記透視板体を、前記突条部が形成された複数の表示部材が、板面に対して直交する方向に突出した水平状態で上下方向に離間して並列配置された第1の透明板と、突条部が形成された右下がりの表示部材および突条部が形成された左下がりの表示部材が、板面に対して直交する方向に突出した交差状態で配された第2の透明板とから構成した請求項1または2記載の図柄表示装置の有効ライン表示構造。
  4. 前記透視板体を、前記突条部が形成された複数の表示部材が、板面に対して直交する方向に突出した水平状態で上下方向に離間して並列配置された第1の透明板と、突条部が形成された表示部材が、板面に対して直交する方向に突出した右下がり状態で配置された第3の透明板と、突条部が形成された表示部材が、板面に対して直交する方向に突出した左下がり状態で配置された第4の透明板とから構成した請求項1または2記載の図柄表示装置の有効ライン表示構造。
  5. 遊技機使用権利媒体の投入数量に応じて前記複数の光源を自動的に選択して点灯制御することで、表示する有効ラインの数を選択し得るよう構成した請求項3または4記載の図柄表示装置の有効ライン表示構造。
  6. 前記光源を、前記表示部材の左側端面および右側端面に夫々隣接配置すると共に、該表示部材に設けた突条部の反射面の不透明度を、左右両側端面の側から中央部に向けて徐々に増大するよう設定した請求項1〜の何れか一項に記載の図柄表示装置の有効ライン表示構造。
  7. 前記表示部材の左側端面側に配置した光源と右側端面側に配置した光源との発光色を異なるよう設定した請求項記載の図柄表示装置の有効ライン表示構造。
  8. 前記光源は、夫々が個別に点灯・消灯制御される請求項1〜7の何れか一項に記載の図柄表示装置の有効ライン表示構造。
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