JP4707856B2 - 窓ロールブラインド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓ロールブラインド、特に自動車の後部窓の窓ロールブラインドに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用ロールブラインドシートで2本の広げレバーだけで広げられ、かつ支持されるものは、ドイツ国特許第19835257号で知られている。レバーは曲げに対して剛性が高く、巻取り軸の両端部の脇で軸に支承される。この軸の軸線は巻取り軸の軸線に対して直角である。ばね駆動装置によって巻取り軸がロールブラインドシートの巻取り方向に予圧されており、窓ロールブランドが引き出される時は、レバーは電動機によって上方へ旋回される。窓ロールブライドが収納されている時はレバーは巻取り軸と平行であるが、窓ロールブラインドが引き延ばされた時は巻取り軸に対して直角に延びている。
【0003】
広げレバーは比較的剛性が高く、また比較的高い剛性をもって支承されているが、車両の通常の動揺が生じた場合には振動しないほどには剛性が高くない。そこで、特に引き延ばしの妨げになり、また、引張棒を後部窓の窓ガラスに衝突させたりするこの振動を回避するために、窓ロールブラインドが引き延ばされて広げレバーがその行程範囲の上端の近くにきた時はこの広げレバーはガイドスキッドを介して引張棒を窓ガラスに押し付け、下部区域では広げレバーと引張棒とが自由に運動するように、傾斜している。このように広げレバーを傾斜させるのは、後部窓の窓ガラスが傾斜していることと、巻取軸を後部窓の窓ガラスが湾曲しているために、巻取り軸が後部窓の窓ガラスから或る距離離間していなければならないからである。
【0004】
後部窓の窓ガラスの内側の電熱線の損傷を避けるために、引張棒は小ローラ又は小車輪の形の案内部材を有する。窓ロールブラインドを引き込んだ時に引出しスロットがほぼ完全に閉鎖されるように、これらの小ローラ又は小車輪はロールブラインドの引き込みの際に引張棒の輪郭の背後へ押し戻される。
【0005】
公知の窓ロールブラインドでは、引き延ばし状態でガイドローラが剛支される。その押圧力は当該の取付け形状寸法で決まる。そのため、取付けの許容差によって、押圧力に少なからぬ変動が生じる恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上に基づき本発明の課題は、案内部材の押圧力が取付け許容差にあまり左右されない窓ガラス用の窓ロールブラインド、特に自動車の後部窓の窓ガラス用の窓ロールブラインドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題は、自動車の窓ガラス用の窓ロールブラインドを、所定位置に回転可能に支承された巻取り軸と、互いに平行な2つの端縁を有してこれらの2つの端縁の一方が巻取り軸に固定されたロールブラインドシートと、巻取り軸をロールブラインドシートの少なくとも巻取り方向へ駆動する第1の駆動装置と、ロールブラインドシートの2つの端縁の他方に固定された引張棒と、巻取り軸に対して直角に設けられた軸と、軸に枢支され、軸受に支承され、引張棒が巻取り軸に隣接する第1の位置と引張棒が巻取り軸から最も離間する第2の位置との間を移動するように軸の回りに旋回可能な少なくとも1個の操作部材と、操作部材を第1の位置及び第2の位置の間を回動させる第2の駆動装置と、引張棒にその軸方向に離間して設けられると共に、窓ガラスに対して延出かつ退出可能に設けられ引張棒を窓ガラスから離間するように案内するための案内部材と、案内部材に窓ガラスと垂直な方向に可撓性を与える可撓性付与手段と、可撓性付与手段が、引張棒に設けられて案内部材を支持する支持装置と、案内部材を窓ガラスに向けて予圧するばねとで構成して解決する。
【0008】
この新規な窓ロールブラインドは、窓ガラスに垂直な方向に可撓性を与える可撓性付与手段を有している。このように構成することによって、取り付け許容差に関連して巻取り軸の位置が取付け許容差があって理論基準寸法から偏り、及び/又は操作部材が旋回する平面と後部窓の窓ガラスと理論基準角と異なる角度で交わる場合でも、ガイドローラが窓ガラスに接する押圧力を比較的一定に保つことができる。
【0009】
案内部材は選択によりローラ又は摺動部材(スキッド)として構成することができる。
【0010】
窓ガラスに対して垂直な方向へ案内部材に所望の可撓性を与える可撓性付与手段は、種々の態様で様々な場所に形成することができる。1つの可能性は、案内部材を引張棒に可撓に支承することである。この目的のために、案内部材用に、例えば、広げられたロールブラインドシートで決まる平面に対して実質的に垂直に移動することができるプッシャ(スライド)の形態の支持体を移動可能に格納する小さなハウジングを設けることが望ましい。
【0011】
必要な可撓性を得るもう一つの可能性は、操作部材を所定の場所に支持する軸受を適宜に設計することによって得られる。この場合の例としては、リヤシェルフなどの自動車のボデー乃至はフレーム、例えば縁板部に、次に述べる構成の軸受を設ける。まず、操作部材の一側面に支持面を設ける。そして、軸受は、この支持面を通って操作部材に形成される軸受穴と、この軸受穴内に挿通される枢支軸部と、この枢支軸部の、操作部材の支持面と反対側から該枢支軸部に嵌装されるシムとで構成する。そして、軸受穴と枢支軸部の外周面との間に枢支軸部に対して操作部材を傾斜させることができる半径方向の傾斜遊びを設ける。そして、皿ばねや波形ばねワッシャのようなばね装置で操作部材の支持面をシムの方へ押圧して操作部材の、支持面と反対側の面をシムに平らに押圧する。この場合、枢支軸部の、操作部材の支持面側の端部に、ばね部材のシムと反対側の面に当たるフランジ部を設け、枢支軸部の他端部を自動車のボデー乃至はフレーム(例えば、縁板部)に形成した穴に挿入して該枢支軸部の他端をリベット加工してリベット頭を形成し、このリベット頭とフランジ部とでばね装置、操作部材、シム及びボデー乃至フレームを挟み、ばね装置によって操作部材をシムに所望に弾性的な付勢力で予圧するようにする。ばね部材によって操作部材をシム適切な付勢力で押圧するためのばね部材とシムの間の間隔を定めるためのブッシュを枢支軸部に嵌装しこれを操作部材の軸受穴に挿入させることもできる。この場合、ブッシュの外周面と軸受穴との間に枢支軸部に対して操作部材を傾斜させることができる半径方向の遊びを設ける。
【0012】
最後に、第3の可能性として、例えば、操作部材を管状にする代わりに帯状ばねの形態にし、操作部材自体にも若干の柔軟性を持たせることが考えられる。管状の操作部材は帯状ばねの管状操作部材に比して、曲げに対する剛性が大であり、巻取り軸が後部窓の窓ガラスにあまりに密接すれば、後部窓の窓ガラスを押す力が不用に大きくなり、また、間隔が大き過ぎるとこの力がはなはだしく小さくなるが、帯状ばねの操作部を用いれば、両方の場合に後窓を押す力にあまり大きな差が生じない。
【0013】
構造上必要であれば、巻取り軸を例えばリヤシェルフに固定されたハウジングに格納することができるし、巻取り軸を例えばリヤシェルフの下方に配設する場合は、巻取り軸を例えばリヤシェルフに固定されたフレームに支承することもできる。後者の場合は、リヤシェルフに引出しスロットが形成され、この引出しスロットを通してロールブラインドシートが引き出され、操作部材がこの引出しスロットから離れる方向の外側へ旋回する。
【0014】
窓ロールブラインドを駆動するためにばね駆動装置と電動駆動装置とを組み合わせて使用することができる。その場合、ばね駆動装置は従属装置として機能し、引張棒の位置はセルフロッキング式電動機によって定められる。電動機は巻取り軸又は操作部材を駆動することができ、この場合、ばね駆動装置は電動機によって駆動されていない他方の部材に連結されている。
【0015】
操作部材として単純なレバー又は2個のトグルレバー片から成るトグルレバーが考えられる。操作部材と引張棒の間にすべり運動が必要とする実施形態もあり、また、可撓性を生じるか案内部材に可撓性を与えるために使用することができる追加のヒンジを必要とする実施例もある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を参照して実施形態に基づいて説明する。
【0017】
図1は後方から見た自動車1の後部を極めて概要的に示す。この斜視図で左後部の側面窓2及び通常湾曲した窓ガラス4がはめ込まれた後部窓3が認められる。引き出し状態で示された窓ロールブラインド5が窓ガラス4の内側の前方にある。
【0018】
また、リヤシェルフ6が図1に切り欠かれて示されており、引出しスロット7がこのリヤシェルフ6の幅のほぼ全長にわたって延びている。
【0019】
窓ロールブラインド5は、巻取り軸8と、2個の操作部材を成す広げレバー9及び11と、ロールブラインドシート12と、引張棒14とを有する。
【0020】
リヤシェルフ6の切欠き部分に一部が見える巻取り軸8は、リヤシェルフ6の下方に設けられたロールブラインドシート収容用のハウジング(図示せず)の軸受装置(図示しない)により回転可能に支承されている。巻取り軸8の内部に、巻取り軸8を巻取り方向へ常時予圧している第1の駆動装置を成すばねモータ(ばね駆動装置)がある。巻取り軸8は直線状の引出しスロット7のほぼ下に水平に、かつ、これに平行に設置されている。
【0021】
ロールブラインドシート12は平滑で穴明きのプラスチックシートから成り、シートの一端縁(図1では上縁部)が巻取り軸8に、これに平行な他端縁(図1では下縁部)は引張棒14に固定されている。
【0022】
2本の広げレバー9及び11は左右対称になっているから、広げレバー9の説明は広げレバー11にも同様に当てはまる。広げレバー9は上側のレバー部分15及び下側のレバー部分16を有するダブルアームレバーである。両レバー部分15及び16の接合部に軸受穴17があり、これによって広げレバー9が枢軸18に旋回可能に支承される。この枢軸18は、引出しスロット7の側のリヤシェルフ6の切欠かれて示された部分の下側に固定されている。この枢軸18は、レバー部分15が窓ガラス4で決められる面にほぼ平行な平面内を運動するように配設されている。
【0023】
広げレバー9を、レバー部分15が巻取り軸8にほぼ平行に延びる第1の位置から、広げレバー9の後部窓3の横側境界縁にほぼ平行になる第2の位置へ移すことができる。
【0024】
広げレバー9をその2つの末端位置、即ち、第1及び第2の位置の間を往復動(往復旋回)させるために、下側レバー部分16は操作棒19を介して第2の駆動装置を成す駆動モータ20に接続されている。操作棒19は巻取り軸8に平行に、駆動モータ20と共にリヤシェルフ6の下にある。広げレバー11は広げレバー9と左右対称に形成されており、操作棒19と左右対称に形成された操作棒によって広げレバー9と逆方向へ同期運動される。
【0025】
ロールブラインドシート12を引き出して広げた状態(以下、単に「引出し状態」という)では広げレバー9及び11の両方のレバー部分15は図示のように引出しスロット7を経て立ち上がり上方へ突出するが、ロールブラインドシート12の引込み状態(以下、単に「引込み状態」という)ではリヤシェルフ6の下にほぼ姿を消す。
【0026】
引出しスロット7は互いに平行な2つのスロット縁22及び23によって定められており、これらスロット縁22及び23は、2本の広げレバー9及び11を妨げずに通過させ、また、広げレバー9及び11でロールブラインドシート12を引き出し及び引き戻しをすることができるような間隔を持つように形成されている。
【0027】
ロールブラインドが引き込まれると、引出しスロット7は引張棒14によって覆われる。
【0028】
広げレバー9と引張棒14の接続部及びそれらの形状が図2から明らかである。
【0029】
引張棒14は、比較的細幅で上方へ僅かに彎曲して円筒形の一部を成すように形成された上板部25と、これから下方へ延出する中央ウエブ26とから成る。従って、引張棒14は、その全長にわたって不変のほぼT形の横断面形状を有する。上板部25の幅は、ロールブラインドシート12が引き込まれた時に引出しスロット7を覆う大きさになっており、中央ウエブ26は引出しスロット7を通って下方へ没入する。覆い板を成す上板部25の曲面の軸心は引張棒14の縦方向に平行である。また、引張棒14の周囲を一巡する環状ギャップを残して引出しスロット7をふさぐように該引張棒14と引出しスロット7を形成してもよい。
【0030】
中央ウエブ26は、上板部25の下面に垂直な互いに平行な2つの側面27及び28によって規定される。
【0031】
横断面が長方形の溝29が、中央ウエブ26内に側面28から側面27の近傍まで延びるように形成されている。また、この溝29は引張棒14の全長にわたって延びており、広げレバー9のレバー部分15の上端部31の案内溝として利用される。
【0032】
また、中央ウエブ26は下面32に溝33を有し、ここにロールブラインドシート12の当該の端縁(例えば、上端)が、例えば、接着により固着される。
【0033】
上端部31は、詳しく示さないピン部分を管状の広げレバー9のレバー部分15の自由端部(上端部)内に差し込むことによってレバー部分15の上端部に取り付けられる折れ曲がった成形部材である。この上端部31は、レバー9の自由端(上端)から横方向へ張り出す張出部35を有し、この張出部35は、円筒形の軸ピン36へ移行する。この軸ピン36は、レバー部分15から横へ少しずれた状態でレバー部分15の縦軸に対して直角に延びている。
【0034】
軸ピン36は溝29に挿入されて、これで、広げレバー9のレバー部分15を引張棒14に対してその軸方向に移動可能にする継手が形成される。
【0035】
窓ロールブラインド5の操作の際に軸ピン36が不意に溝29から外れることがないように、溝29から間隔をおいて縁板部37が上板部25の下面から下方に突設されている。縁板部37と側面28との間隔は、この方向に測った張出し部35の厚さに相当する。
【0036】
広げレバー11は、広げレバー9と左右対称な構造になっており、広げレバ9と同様に溝29内を案内される。
【0037】
溝29が一本であることによって窓ロールブラインド5を引き込んだ時に広げレバー9及び11が衝突する場合には、溝29を2本上下に重ねて形成し、広げレバー19,11がそれぞれ対応の溝29内を移動できるようにすることが可能である。
【0038】
引き込み及び引き出しの際に引張棒14が電熱線に当たってこれを損傷することがないようにするために、図3乃至図5に示すように、引張棒14はその両端近傍に案内部材41を備えている。案内部材41は、窓ガラス4に対して前進・後退移動可能に保持され、引張棒14が引出しスロット7から所定の間隔離れると、引張棒14の上板部25の、後部窓3の窓ガラス4に隣接する端縁から突出するが、窓ガラス4に当たっている場合にはその当たっている位置に応じて引張棒14内へ押し戻される。
【0039】
案内部材41は、可撓性付与作用をしなくなる機械的末端位置は別として、どの中間位置でも、後部窓3の窓ガラス4に少なくとも近似的に直角な方向へ案内部材41を移動させることができる可撓性付与手段42を備えている。この可撓性付与手段42は後部窓3の窓ガラス4の方向へ予圧するばね装置から成る。
【0040】
構造の細部は次の通りである。
【0041】
上板部25の両端部にある案内部材41は互いに左右対称に形成されているから、説明は一方の案内部材41についてだけ行うことにするが、他方の案内部材41にも同様に当てはまる。
【0042】
案内部材41に必要な可撓性を与えるための前記の可撓性付与手段42は、図5に断面で示され上板部25に固定されて支持装置を構成するプラスチック射出成形をして形成されたハウジング43を具備する。ハウジング43は、互いに間隔を置いて互いに平行に延びる2個の側壁44,45及びこれと一体に結合されこれらの横方向へ延びる2個の横壁46,47から成る。側壁44,45及び横壁46,47によって長方形横断面の案内路48が形成されている。案内路48はハウジング43の前側端面49から後側端面51に達する。
【0043】
ハウジング43は、側壁44,45で上板部25の下面に固定されている。この場合、案内路48が上板部25の下面から間隔をおいてこれに沿って延びるように配列されている。この案内路48の機能については後述する。
【0044】
また、2つの側壁44が、下側横壁47の下方へさらに延長され、それらの下端部が長さの短い横ウエブ52によって相互に接続されている。
【0045】
上方へ円筒形に膨出している上板部25の弦にほぼ平行に延びる案内路48に、外形寸法がこの案内路48に一致し支持体を構成するプッシャ(スライダ)53が挿入されている。プッシャ53は管状であり、後部窓3の窓ガラス4に隣接する端部が2個の互いに平行な脚部54で終わっている。図示の関係上、そのうち観察者に面した脚部54だけが見える。案内部材41はガイドローラ56から構成される。そして、このガイドローラ56の軸ピン58(すぐ後に述べる)を受ける穴55が両方の脚部54に互いに整合して形成されている。
【0046】
ガイドローラ56は、ボス57と、その両側面に射出成形された軸ピン58と、ボス57を取り巻いて形成されたソリッドゴムタイヤ59とから成る。タイヤ59が脚部54の内側をこするのを防止するために、軸ピン58は脚部54の内側とボス57のこれに隣接する端面との間が大きな直径に形成されて、これらの部分がスペーサになっており、これらのスペーサは、同時に、タイヤ59を有するボス57を脚部54の間で心決めしている。ガイドローラ56の回転軸は後部窓3の窓ガラス4にほぼ平行になっており、これで、ガイドローラ56が後部窓3の窓ガラス4の内側を転動することができるようになっている。
【0047】
ばね舌片61が、案内路48の区域内において、プッシャ53の側壁の、観察者側から見える側に、一体に突設されている。ばね舌片61は、プッシャ53に形成された実質的に長方形の凹部62内を延びている。ばね舌片61は、凹部62の端と反対側に88で示されている端でプッシャ53に一体に接続されている。ばね舌片61はその自由端にプッシャ53から離間した縁部を有し、そこにプッシャ53から外側へ延びかつガイドローラ56の方向に向いた長方形の段部63が形成される。
【0048】
左右対称であることを除けばこのばね舌片61と同様に形成された舌片61がプッシャ53の反対側の見えない部分に形成されている。これらの2つの舌片61は、プッシャ53に対するストッパとして使用され、両方の側壁44及び45に舌片61の高さに設けられた長方形の開口部64(図4)と相互作用する。
【0049】
プッシャ53をこれに支持されたガイドローラ56と共に後部窓3の窓ガラス4の方向へ前進させるために、2個の脚付きばね65があるが、図5にはその一方の観察者側にあるものだけが示されている。脚付きばね65は針金をその両端を脚部66及び67とし、それらの間をコイル状に巻いて形成したものである。ばね65の巻かれた部分は、横ウエブ52とハウジング43の前側端面49との間の側壁44の内側に一体に形成されたピン68に嵌装されている。このピン68に整合して別のピン68が側壁45の内側に設けられている。この別のピン68にも脚付きばね65と同様に形成された脚付きばね65が取り付けられる。
【0050】
脚付きばね65の一方の脚部66は図5に示すようにウエブ52に支持され、他方の脚部67はガイドローラ56の軸ピン58に接する。そのために脚部67はガイドローラ56とプッシャ53の脚部54の内側との間のギャップに入り込む。
【0051】
2つの脚付きばね65はプッシャ53を案内路48からタイヤ59側へ引き出そうとする。段部63が長方形の開口部64の前端に当たると、この運動行程が制限される。実際の実施形態では可能な行程は12mmである。脚付きばね65の特殊な構造及び完全に押し出されたガイドローラ56に対するピン68の相対位置に基づき、負のばね特性が生じる。
【0052】
ガイドローラ56を後部窓3の窓ガラス4の方向へ前進させる推進力は、脚部67がプッシャ53の縦方向に対してほぼ直角な場合に最大である。プッシャ53がこの位置から外へ出されると、推進力が小さくなる。かくしてばね特性は負になるが、この負のばね特性は、後部窓の窓ロールブラインド5が引き込まれた時に、引出しスロット7のスロット縁22に不要な大きな押圧力が作用するのを防止する。
【0053】
図示の実施形態で、側壁44,45の形状がほぼ平行四辺形になっていることは、特定の取付け条件によるものであることは勿論である。ハウジング43の前側端面49及び後側端面51の稜(水平な稜)は、引張棒14が引出しスロット7から遠ざかる運動平面とほぼ平行である。また、図5及び図3から明らかなように、ガイドローラ56をハウジング43内へなるべく深く後退させることができるように、2つの横壁46及び47の前端をハウジング43の前端49に対して後退させて設けてもよく、また、これらにV字形の切欠きを形成してもよい。
【0054】
機能の詳細は次のとおりである。
【0055】
引込み状態では、引張棒14の上板部25は、引出しスロット7の両側のリヤシェルフ6の上面の部分にある。このため、引出しスロット7は上板部25により完全に覆われる。この位置で、ガイドローラ56は引出しスロット7の後部窓3の窓ガラス4に隣接するスロット縁22に接する。詳しく言うと、リヤシェルフ6の厚さと、ガイドローラ56の、上板部25の下面までの距離との関係がどんな具合であるかによって、直接に引出しスロット7のスロット縁22自体に又はその下方へ僅かに延びる延長部に接する。
【0056】
2つの脚付きばね65によって、ガイドローラ56がリヤシェルフ6に当接される。
【0057】
また2本の広げレバー9及び11は、窓ローラブラインド5が完全に引き込まれた状態では、引出しスロット7の下にある巻取り軸8に平行になっている。後部窓の窓ロールブラインド5のうち、外側に見えるのは上板部25だけである。
【0058】
この位置から後部窓の窓ロールブラインド5を引き出す場合は、駆動装置(電動機、駆動モータ)20を作動し、この駆動装置20は伝動装置を介して2つの操作棒19を作動する。広げレバー9及び11は引出しスロット7から外側へ旋回し、引張棒14を持ち上げる。この運動で、はじめはガイドローラ56はスロット縁22上を走行し、このスロット縁22に接触しなくなると、直ちにこれから完全に離脱して、図4及び5に示す位置に達する。
【0059】
2つのガイドローラ56は、引張棒14の両端で、引張棒14の運動行程のかなりの区間にわたってこの位置を保持する。この位置では巻取り軸8は後部窓3の窓ガラス4から離れていなければならないから、広げレバー9及び11が運動する平面は窓ガラス4の傾斜よりも勾配が急になっている。行程範囲の上端、即ち、引延しの上端部で初めてガイドローラ56は、窓ガラス4の内側に接触して引張棒14を後部窓3の窓ガラス4の内側で支持する。このため、窓ロールブラインド5を閉めた場合に車両の振動によるガイドローラ56の振動運動又はガイドローラ56と後部窓3の窓ガラス4との衝突が防止される。
【0060】
広げレバー9及び11に対する後部窓3の窓ガラス4の傾角は窓ガラス4における高さに応じて異なっていて、引張棒14が持ち上げられるにつれて、この引張棒14が次第に後部窓の窓ガラス4の内側に順次に接近して行き、遂にはガイドローラ56が脚付きばね65の作用に抗してハウジング43の内へ押し戻されるようになっている。
【0061】
引張棒14と後部窓3の窓ガラス4との間に働く力は、本発明に係る実施形態ではもっぱら脚付きばね65の剛性によって生じる。
【0062】
取付け及び車体許容差は不可避なものであるが、これらはガイドローラ56がばね力によって行う運動によって補償することができる。その場合、ガイドローラ56の押圧力はほぼ一定である。この押圧力の大きさは、広げレバー9及び11の車両縦方向の振動運動が過度になるのを抑制して引張棒14が後部窓3の窓ガラス4の上端にある従来のものとポケット(図示せず)に到達できるような大きさにするだけでよい。
【0063】
窓ロールブラインド5が引き込まれ始めると、ガイドローラ56はその引き込み運動の約10%乃至20%の後に後部窓3の窓ガラス4の内側に接触しなくなり、再び図4及び5の位置に戻る。引き込み運動がさらに続くと、ガイドローラ56は引出しスロット7のスロット縁22に乗り上げ、脚付きばね65の作用に抗して押し戻される。
【0064】
窓ロールブラインド5が完全に引き込まれた状態では、プッシャ53は、図においてその運動行程の左端にある。この位置では2つの脚部66と67とは鋭角を成すから、ごく小さな押出し力しか生ぜず、ガイドローラ56は僅かな力でスロット縁22に接するだけである。
【0065】
広げレバー9又は11の支承の仕方に柔軟性をもたせて広げレバー9及び11を後部窓3の窓ガラス4に対して柔軟に適宜に移動させることもできる。これに適した軸受70を図6及び7に示す。ここで、軸受70は可撓性付与手段を構成する。
【0066】
リヤシェルフ6に固定された巻取り軸8支承用のフレーム又はハウジングとして使用される押出部材71は、巻取り軸8用の連続して形成された溝72を備えている。押出部材71は、この溝72から、上面が平面になっている縁板部73へ移行する。この縁板部73は、その両端近傍に軸受穴74が形成されている。図6には、押出部材71は一部しか示されていないため2つの軸受穴74の一方しか見えない。ブラインドリベット77の枢支軸部76から成る枢軸18の枢支軸部76が軸受穴74に嵌入される。レバー9のレバー部分15が、後述のように、フランジ部85及び枢支軸部76と共に窓ガラス4と逆方向の矢印87の方へ傾くことができるように、枢支軸部76の外周面89と縁板部73の軸受穴74の内壁面90との間に半径方向の遊び91が設けられる。枢支軸部76の外周面93と軸受穴17との間の半径方向の間隔を傾斜遊び94と呼ぶ。なお、ブッシュ82を設けない場合も考えられ、その場合は、傾斜遊びの大きさは半径方向の遊び91と実質的に同じくすることができる。なお、半径方向の遊び91及び傾斜遊び94は誇張して示されている。
【0067】
広げレバー9が本来の旋回面を横切って(即ち、旋回面に直角な方向へ)傾斜することができるようにするために、広げレバー9の背面と縁板部73の上面との間にシム78が設けられる。シム78の穴79にはフランジ部付きのブッシュ82のフランジ部81が収容される。フランジ部81の軸方向厚さはシム78の厚さよりやや小さい。
【0068】
広げレバー9の軸受穴17は、皿ばね84の受座として使用される座ぐり穴(環状凹部)83に続いてこれに小径で共軸に形成されている。
【0069】
図示した配列の組立は次のように行なわれる。
【0070】
図6において、皿ばね84を、その凸側を上にして、ブラインドリベット77の枢支軸部76に、その一端である内端に形成されたフランジ部85に当接するまで嵌装する。その上で、枢支軸部76の他端部である自由端部(図7で下端部)を軸受穴17に押出部材71の反対側から軸受穴17に挿入し、この枢支軸部76の自由端側から枢支軸部76にフランジ部81を有する段付きのブッシュ82を差し込む。次に、ブッシュ82のフランジ部81をシム78に差し込ませる。最後に、枢支軸部76の自由端部を縁板部73の軸受穴74に挿入する。ブラインドリベット77の自由端部(即ち、枢支軸部76の自由端部(下端部))は周知な方法でリベット加工されて丸頭状のリベット頭86に形成され、図7から明らかなように、リベット頭86と枢支軸部76のフランジ部85によって皿ばね84、レバー部分16、シム78及び縁板部73をリベット止めの形で挟持する。これにより、皿ばね84がレバー部分16をシム78の方へ弾性付勢する。
【0071】
皿ばね84が締め付けられる度合いは、座ぐり穴83の底面から成る皿ばね84の支持面92と枢支軸部76のフランジ部81の座ぐり穴83側の面との間の軸方向のギャップで決まる。このギャップの大きさは、丸頭状のリベット頭86が形成された時にフランジ部81で縁板部73の上面に当接支持されているブッシュ82の長さによって決定される。図7から明らかなように、シム78がフランジ部81よりも厚いので、広げレバー9はレバー部分16でフランジ部81に対して僅かな軸方向の遊びを有する。
【0072】
勿論ブラインドリベット77の強度は適宜に高くなければならないから、鋼製リベットが使用される。
【0073】
図示した配列の機能は次の通りである。
【0074】
皿ばね84によって広げレバー9及び11がレバー部分16でシム78に弾性的に押し付けられる。なお、皿ばね84の代わりに波形ばねワッシャを使用することもできる。窓ロールブラインド5を広げると、広げレバー9及び11は、縁板部73の上面を定めている平面に平行な平面内をロールブラインドシート12を広げるように旋回する。剛支されたガイドローラ56が窓ロールブラインド5、即ち、ロールブラインドシート12の広がりの上部範囲に達すると後部窓3の窓ガラス4により押し戻され、従って、広げレバー9及び11も直ちに図7に示す矢印87の方向へ押し戻される。この際、広げレバー9及び11は、皿ばね84の付勢力に抗して図7に矢印87で示すように窓ガラス4から遠のくように、シム78の外周縁の上部を中心にして傾斜運動を行う。この場合、皿ばね84の予圧がシム78の取付け方と直径に応じて設定されるように、皿ばね84の剛性を適宜に設定することによって、広げレバー9及び11に望ましい柔軟性を与えることができる。
【0075】
この傾斜運動でシム78の外縁の上部の区域が傾斜点(枢点)として作用する。広げレバー9及び11が傾斜すると、広げレバー9及び11のレバー部分16の、シム78側の面で傾斜点に接している領域以外の部分がこれと対向しているシム78の面から離れる。なお、広げレバー9及び11は枢支軸部76の中心線に対してそれらの傾斜分だけ傾けられるが、この傾きは上記の半径方向の遊び91及び傾斜遊び94があることによって可能になる。
【0076】
剛支されたガイドローラとしては、本明細書の冒頭で引用したドイツ国特許第19835257号に記載されている、窓ロールブラインド5が引き出された時には剛直に支持されているものであるが、上板部25の隙間に後退ができるガイドローラも考えられる。
【0077】
また、広げレバー9の上側のレバー15がロールブラインドシート12の広げ平面に垂直な方向に所望量撓むように構成すれば、望ましい柔軟性が得られる。そのために、例えば、広げレバー9はその全部又は一部を、ロールブラインドシート12の広げ平面と平行な方向には剛直であるが、これに垂直な方向には可撓な板ばねとして形成するとよい。
【0078】
本発明を一体の広げレバー9及び11に関連して説明した。しかし、一体の広げレバー9及び/又はレバー11の代わりにトグルレバーを使用することもでき、その場合、トグルレバーの下側トグルレバー片が動力伝達装置を介して電動機などの駆動装置に接続され、上側トグルレバー片はヒンジを介して引張棒14に接続され、両トグルレバー片の中間部はリヤシェルフ6に枢支される。
【0079】
後部窓の窓ロールブラインドは広げレバー9,11の旋回によって引き出される。これらの広げレバー9,11は窓ロールブラインド5の引張棒14を担持する唯一の部材である。後部窓3の窓ガラス4の内側の電熱線の損傷を防止するために、引張棒14の外端にガイドローラ56が回転可能に支承されている。ガイドローラ56を窓ガラス4に押し付ける力が取付け及び車体許容差にかかわりなく所定の範囲に保たれるように、ガイドローラ56を弾性的に偏らせる可撓性付与手段42が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車に配設された引出し状態の窓ロールブラインドを車外から見た概略図である。
【図2】図1の窓ロールブラインドの広げレバーの、引張棒内で滑動する自由端部の斜視図である。
【図3】引出しスロットに没入した時の案内部材及び対応のハウジングの側面概略図である。
【図4】窓ガラスに接触する前の図3の案内部材及び所属のハウジングの側面図である。
【図5】図4の縦断面図である。
【図6】ロールブラインドを広げるための広げレバーの下端側の軸受の分解斜視図である。
【図7】組立状態での図6の軸受の縦断面図である。
【符号の説明】
1 自動車
2 側面窓
3 後部窓
4 窓ガラス
5 窓ロールブラインド
6 リヤシェルフ
7 引出しスロット
8 巻取り軸
9,11 広げレバー(操作部材)
12 ロールブラインドシート
14 引張棒
15,16 レバー部分
17 軸受穴
18 枢軸
19 操作棒
20 (第2の)駆動装置(駆動モータ)
22,23 スロット縁
25 上板部
26 中央ウエブ
27,28 側面
29 溝
31 上端部
32 下面
33 溝
35 張出部
36 軸ピン
37 縁板部
41 案内部材
42 可撓性付与手段
43 ハウジング(支持装置)
44,45 側壁
46,47 横壁
48 案内路
49 前側端面
51 後側端面
52 横ウエブ
53 プッシャ(支持体)
54 脚部
55 穴
56 ガイドローラ
57 ボス
58 軸ピン
59 (ソリッドゴム)タイヤ
61 ばね舌片
62 凹部
63 段部
64 開口部
65 脚付きばね
66,67 脚部
68 ピン
70 軸受(可撓性付与手段)
71 押出部材(フレーム)
72 溝
73 縁板部
74 軸受穴
76 枢支軸部
77 ブラインドリベット
78 シム
79 穴
81 フランジ部
82 ブッシュ
83 座ぐり穴
84 皿ばね(ばね装置)
85 フランジ部
86 リベット頭
87 矢印
88 端
89 外周面
91 半径方向の遊び
92 支持面
93 外周面
94 傾斜遊び
Claims (15)
- 自動車(1)の窓ガラス(4)用の窓ロールブラインド(5)であって、
所定位置に回転可能に支承された巻取り軸(8)と、
互いに平行な2つの端縁を有し、該2つの端縁の一方が該巻取り軸(8)に固定されたロールブラインドシート(12)と、
該巻取り軸(8)を該ロールブラインドシート(12)の少なくとも巻取り方向へ駆動する第1の駆動装置と、
該ロールブラインドシート(12)の該2つの端縁の他方に固定された引張棒(14)と、
該巻取り軸(8)に対して直角に設けられた枢軸(18)と、
該枢軸(18)に枢支され、軸受(70)に支承され、該引張棒(14)が該巻取り軸(8)に隣接する第1の位置と該引張棒(14)が該巻取り軸(8)から最も離間する第2の位置との間を移動するように該枢軸(18)の回りに旋回可能な少なくとも1個の操作部材(9,11)と、
該操作部材(9,11)を該第1の位置及び該第2の位置の間を回動させる第2の駆動装置(20)と、
該引張棒(14)にその軸方向に離間して設けられると共に、該窓ガラス(4)に対して延出かつ退出可能に設けられ該引張棒(14)を該窓ガラス(4)から離間するように案内するための案内部材(41)と、
該案内部材(41)に該窓ガラス(4)と垂直な方向に可撓性を与える可撓性付与手段(42)と、を有し、
該可撓性付与手段(42)が、該引張棒(14)に設けられて該案内部材(41)を支持する支持装置(43)と、該案内部材(41)を該窓ガラス(4)に向けて予圧するばね(65)と、
を有する窓ロールブラインド。 - 前記案内部材(41)は、摺動部材であることを特徴とする請求項1に記載の窓ロールブラインド。
- 前記案内部材(41)は、前記窓ガラス(4)の面に少なくとも近似的に平行でかつ前記引張棒(14)に平行な軸の回りに回転可能なガイドローラ(56)であることを特徴とする請求項1に記載の窓ロールブラインド。
- 前記支持装置は、前記引張棒(14)に固定されたハウジング(43)であることを特徴とする請求項1に記載の窓ロールブラインド。
- 前記ハウジング(43)内に、前記案内部材(41)が取付けられた支持体(53)が移動可能に支承されていることを特徴とする請求項4に記載の窓ロールブラインド。
- 前記支持体は、前記ハウジング(43)内を移動自在に案内されるプッシャ(53)であることを特徴とする請求項5に記載の窓ロールブラインド。
- 前記ばねは、脚付きばね(65)であることを特徴とする請求項1に記載の窓ロールブラインド。
- 前記操作部材(9,11)の一側面に支持面(92)を形成し、
前記軸受(70)は、
該支持面(92)を通って該操作部材(9,11)に形成される軸受穴(17)と、
該軸受穴(17)内に挿通される枢支軸部(76)と、
該枢支軸部(76)の、該操作部材(9,11)の該支持面(92)と反対側から該枢支軸部(76)に嵌装されるシム(78)とを
有し、
該軸受穴(17)と該枢支軸部(76)の外周面との間に該枢支軸部(76)に対して該操作部材(9,11)を傾斜させることができる半径方向の傾斜遊び(94)を設け、
該支持面(92)を該シム(78)方向へ弾性的に予圧し該操作部材(9,11)の前記支持面(92)の反対側の面を該シム(78)に平らに押圧する
ことを特徴とする請求項1に記載の窓ロールブラインド。 - 前記操作部材(9,11)を前記窓ガラス(4)に垂直な方向へ弾性的に撓屈可能に形成し、前記可撓性付与手段は、該操作部材(9,11)自体から成ることを特徴とする請求項1に記載の窓ロールブラインド。
- 前記巻取り軸(8)が前記ロールブラインドシート(12)用の引出しスロット(7)を有するロールブラインドシート収容用ハウジング内に支承されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかの1に記載の窓ロールブラインド。
- 前記巻取り軸(8)が前記自動車(1)のリヤシェルフ(6)に固定された巻取り軸保持用のフレーム(71)に支承され、該リヤシェルフ(6)はロールブラインドシート(12)を通過させる引出しスロット(7)を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかの1に記載の窓ロールブラインド。
- 前記第1及び第2の駆動装置の一方がばね駆動装置であることを特徴とする請求項1に記載の窓ロールブラインド。
- 前記ロールブラインドシート(12)が引き込まれた場合は、前記引張棒(14)が前記引出しスロット(7)を完全にふさぎ、又は、該引張棒(14)の周囲を一巡する環状ギャップを残して該引出しスロット(7)をふさぐように該引張棒(14)と該引出しスロット(7)の形状が形成されることを特徴とする請求項10又は11に記載の窓ロールブラインド。
- 前記操作部材は2本の広げレバー(9,11)であり、該広げレバー(9,11)の一端部が前記巻取り軸(8)の対応端部の傍らに旋回可能に支承され、該広げレバー(9,11)の他端部が該巻取り軸(8)に実質的に平行に設けられた前記引張棒(14)に係合し、該引張棒(14)の該巻取り軸(14)に対する接離に応じて該広げレバー(9,11)が、前記第1の位置と前記第2の位置との間を旋回可能に形成されることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかの1に記載の窓ロールブラインド。
- 前記操作部材は2本のトグルレバーから成り、該トグルレバーはそれぞれ前記巻取り軸(8)の両端部の脇に旋回可能に支持され、各トグルレバーの一端部が該巻取り軸(8)に実質的に平行に設けられた前記引張棒(14)に係合し、該引張棒(14)の該巻取り軸(8)に対する接離に応じて該広げレバー(9,11)が前記第1の位置と前記第2の位置との間を旋回可能に形成されることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかの1に記載の窓ロールブラインド。
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