JP4707474B2 - 毛髪洗浄剤 - Google Patents

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本発明は、毛髪洗浄剤に関し、さらに詳しくは、洗浄後における毛髪のきしみを少なくでき、やわらかさを付与し得ると共に、次に塗布するトリートメント成分の毛髪への吸着を阻害せず、仕上がり時にやわらかさやしっとり感を付与できる毛髪洗浄剤に関するものである。
従来から、毛髪洗浄剤(シャンプー)には、洗浄後の毛髪のきしみを抑えるため、様々なカチオン化高分子、脂肪酸、アルキルグリセリルエーテル、エステルや動植物性油脂などの油脂類、両性界面活性剤などが配合されている。
毛髪洗浄剤に配合するカチオン化高分子としては、例えば、特許文献1には第4級アンモニウム−置換セルロースエーテル誘導体などが、特許文献2にはカチオン化ヒドロキシアルキルデンプンが、特許文献3にはグアーガムのカチオン性誘導体が示されている。
特公昭47−20635号公報 特公昭60−42763号公報 特公昭60−46158号公報
ところが、上記のようなきしみを抑えるためカチオン化高分子が多く配合された毛髪洗浄剤で毛髪を洗浄すると、カチオン化高分子が毛髪表面に残留しすぎてしまい、次に塗布するトリートメント成分の毛髪への吸着が悪くなり、トリートメント成分塗布後の仕上がり時において、毛髪のやわらかさやしっとり感が不足するといった問題がある。
他方、毛髪洗浄剤へのカチオン化高分子の配合量を減らしたり、カチオン化高分子の配合を止めることで、洗浄後の毛髪表面に残留するカチオン化高分子を減量するなどして、次に塗布するトリートメント成分の毛髪への吸着性を高めようとすると、毛髪洗浄剤を用いた洗浄後において、毛髪のきしみが強くなったり、毛髪が硬くなるといった問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗浄後の毛髪を、きしみが少なくやわらかい性状にしつつ、次に塗布するトリートメント成分の吸着も良好にできる毛髪洗浄剤を提供することにある。
上記目的を達成し得た本発明の毛髪洗浄剤は、(a)植物油由来の水溶性エステル、(b)カチオン化高分子、(c)擬似カチオン性ポリアミン、および(d)界面活性剤を含有することを特徴とするものである。なお、本発明でいう「擬似カチオン性ポリアミン」とは、(b)カチオン化高分子のような第四級アンモニウム化合物ではないが、カチオン化高分子と同様のカチオン的な性質(擬似カチオン作用)を有するポリアミンを意味する。
すなわち、本発明の毛髪洗浄剤では、カチオン化高分子、擬似カチオン性ポリアミンおよび界面活性剤と共に、植物油由来の水溶性エステルを含有させることで、洗浄後の毛髪を、きしみが少なくやわらかくしつつ、次に塗布するトリートメント成分の吸着性も高めて、仕上がり後の毛髪に十分なトリートメント効果を付与することに成功した。
なお、(a)植物油由来の水溶性エステルとしては、植物油のポリエチレングリコールエステルが好ましい。また、(b)カチオン化高分子としては、カチオン化セルロースが好適である。
本発明の毛髪洗浄剤によれば、洗浄後の毛髪を、きしみが少なくやわらかくしつつ、次に塗布するトリートメント成分の吸着性を高めて、仕上がり後の毛髪に十分なトリートメント効果を付与し得る。
本発明の毛髪洗浄剤に用いる(a)植物油由来の水溶性エステルとしては、例えば、ホホバ油、ひまわり油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、アーモンド油、ひまし油などの植物油のポリエチレングリコールエステルが挙げられる。中でも、毛髪洗浄剤の泡立ちを阻害し難く、洗浄後の毛髪にやわらかさやすべりを与え、また、水に可溶化し易く透明の毛髪洗浄剤に適することから、ホホバ油のポリエチレングリコールエステルが特に好ましい。
毛髪洗浄剤における(a)植物油由来の水溶性エステルの配合量としては、例えば、0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上であって、3質量%以下、より好ましくは1.5質量以下%であることが望ましい。植物油由来の水溶性エステルの配合量が少なすぎると、このエステルを使用することによる洗浄後の毛髪のきしみの減少効果や、やわらかさおよびしっとり感の付与効果が小さくなることがある。また、植物油由来の水溶性エステルの配合量が多すぎると、このエステルの毛髪への吸着量が増大しすぎて、洗浄後の毛髪をやわらかくし、きしみを少なくする効果が小さくなることがある。
上記毛髪洗浄剤に用いる(b)カチオン化高分子としては、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースなどのカチオン化セルロース;カチオン化グアーガム;カチオン化デンプン;ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム;塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体;などが挙げられる。中でも、より効果的に洗浄後の毛髪のきしみを減少させ得ることから、上記のカチオン化セルロースが特に好ましい。
毛髪洗浄剤における(b)カチオン化高分子の配合量としては、例えば、0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上であって、1質量%以下、より好ましくは0.8質量%以下であることが望ましい。カチオン化高分子の配合量が少なすぎると、洗浄後の毛髪のきしみを少なくしたり、該毛髪をやわらかくしたりする効果が小さくなることがある。また、カチオン化高分子の配合量が多すぎると、繰り返し洗浄を行うことでビルドアップが生じ、毛髪がごわつくようになることがある他、洗浄後の毛髪に塗布するトリートメント成分の吸着性を高める効果が小さくなることがある。
上記毛髪洗浄剤に用いる(c)擬似カチオン性ポリアミンとしては、例えば、ポリエチレングリコール・エピクロルヒドリン・ヤシ油アルキルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物などのポリエチレングリコールポリアミンなどが挙げられる。毛髪洗浄剤における(c)擬似カチオン性ポリアミンの配合量としては、例えば、0.05質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上であって、1質量%以下、より好ましくは0.8質量%以下であることが望ましい。擬似カチオン性ポリアミンの配合量が少なすぎると、洗浄後の毛髪のきしみを少なくしたり、該毛髪をやわらかくしたりする効果が小さくなることがある。また、擬似カチオン性ポリアミンの配合量が多すぎると、洗浄後の毛髪に塗布するトリートメント成分の吸着性を高める効果が小さくなることがある。
上記毛髪洗浄剤に用いる(d)界面活性剤としては、洗浄基剤であるアニオン性界面活性剤が用いられ、この他に、両性界面活性剤および/またはノニオン性界面活性剤[(a)植物油由来の水溶性エステルを除く]を併用することもできる。これらの界面活性剤は、通常の化粧品に配合できるものであれば特に制限されない。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、モノアルキルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アミノ酸系界面活性剤などが挙げられる、その塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩などが挙げられる。より具体的には、例えば、 ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L=グルタミン酸トリエタノールアミンなどが例示できる。
両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系界面活性剤、アルキルベタイン系界面活性剤、スルホベタイン系界面活性剤などが挙げられる。より具体的には、例えば、コカミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどが例示できる。また、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウムなども用いることができる。
上記(a)成分以外のノニオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸アルカノールアミド、アミンオキサイドなどが挙げられる。より具体的には、例えば、N−アルキルジメチルアミンオキサイド、脂肪酸ジエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミドなどが例示できる。また、炭素数が8〜16のアルキル基を有するアルキルグルコシド、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル、(ラウリル/ミリスチル)グリコールヒドロキシプロピルエーテルなども使用することができる。
上記以外にも、シリコーン系界面活性剤や、ポリペプチド誘導体などの界面活性剤も使用できる。
上記毛髪洗浄剤における(d)界面活性剤の配合量としては、全界面活性剤の合計量で、例えば、10質量%以上、より好ましくは15質量%以上であって、30質量%以下、より好ましくは25質量%以下であることが望ましい。界面活性剤の配合量が少なすぎると、十分な洗浄力が確保できないことがある。また、界面活性剤の配合量が多すぎると、洗浄時の泡が重たくなるなど、適切な泡立ちを阻害することがあり、また、過度の洗浄力を有するために、カラーの退色や、頭皮および毛髪の損傷が生じることがある。
また、本発明の毛髪洗浄剤には、上記の(a)〜(d)の成分以外にも、通常の化粧料に使用されている各種添加剤を配合してもよい。このような添加剤としては、増粘剤、動植物由来のタンパク質や該タンパク質の加水分解物または該タンパク質の誘導体(以下、「動植物由来のタンパク質など」という)、アミノ酸、植物抽出エキス、シリコーン油、湿潤剤、香料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、キレート剤、抗炎症剤、防腐剤、着色剤などが挙げられる。
増粘剤としては、例えば、カラギーナン、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウムなどが挙げられる。
動植物由来のタンパク質などとしては、例えば、ケラチンなどが挙げられる。アミノ酸としては、例えば、アスパラギン酸、パリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アラニン、グルタミン酸、セリン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒスチジン、タウリン、スレオニンなどが挙げられる。植物抽出エキスとしては、海藻エキス、ハーブ抽出エキスなどが挙げられる。
シリコーン油としては、例えば、ジメチルシリコーン、ジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体、高重合ジメチルシリコーン、環状シリコーン(デカメチルシクロペンタシロキサンなど)、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン[アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルポリシロキサン・ジメチルポリシロキサン共重合体、ビス(C13−15アルコシキ)PGアモジメチコンなど]、メチルフェニルシリコーン、架橋型シリコーン(ジメチコンクロスポリマーなど)、ジメチコノールなどが挙げられる。
湿潤剤としては、例えば、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール;グリセリンモノ−2−エチルヘキシル;などが挙げられる。紫外線吸収剤としては、例えば、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸などが挙げられる。酸化防止剤としては、例えば、ビタミンE(d−δ−トコフェノールなど)、酢酸d−δ−トコフェノール、ジブチルヒドロキシトルエン、などが挙げられる。キレート剤としては、例えば、エデト酸、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸、酒石酸、サリチル酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウムなどが挙げられる。
抗炎症剤としては、例えば、グリチルリチン酸ジカリウム、カルベノキソロン二ナトリウム、カンゾウエキスなどが挙げられる。防腐剤としては、例えば、安息香酸ナトリウム、塩化ベンザルコニウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、フェノキシエタノール、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル-4−イソチアゾリン−3−オンなどが挙げられる。
なお、本発明の毛髪洗浄剤は、例えば、クリーム状、ローション状、ゲル状などの形態とすることができ、水を主たる溶媒とする。なお、上記の各種成分の一部は、水に分散していてもよい。また、溶媒の全てが水であってもよく、低級アルコール(エタノール、イソプロパノールなど)の有機溶媒を含有していてもよい。ただし、溶媒中の有機溶媒量が増大すると、頭皮などに刺激を与える虞があることから、溶媒中における有機溶媒の含有量は、例えば、5質量%以下であることが好ましい。また、毛髪洗浄剤における溶媒の配合量は、例えば、50〜80質量%であることが好ましい。
本発明の毛髪洗浄剤を用いて毛髪を洗浄するには、例えば、以下のようにすればよい。毛髪を軽く水洗した後に、本発明の毛髪洗浄剤を毛髪に適量塗布して洗浄し、水ですすぐ。その後は、毛髪に公知の毛髪処理剤(トリートメント剤など)によって、公知の手順を経て毛髪を処理すればよい。上記の通り、本発明の毛髪洗浄剤で洗浄した毛髪は、きしみが少なくやわらかくなり、また、毛髪処理剤のトリートメント成分の吸着も良好であるため、毛髪処理剤による所望の処理効果が十分に確保される。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施をすることは、全て本発明の技術的範囲に包含される。なお、以下の実施例などにおいて、「%」は「質量%」を意味している。また、毛髪洗浄剤の配合量としては、全体で100%となるように各成分の配合量を%で示し、後記の各表中ではその%の表示を省略し、配合量を表す数値のみで表示する。
実施例および比較例で用いた原材料は、以下の通りである。
(a)植物油由来の水溶性エステル:エトキシ化ホホバエステル(ホホバ油のポリエチレングリコールエステル):International Flora Technologies社製「FLORASOLVS PEG−80 JOJOBA」、
(b)カチオン化高分子:塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース(カチオン化セルロース):東邦化学工業社製「カチナール LC−100」、
(c)擬似カチオン性ポリアミン:ポリエチレングリコール・エピクロルヒドリン・ヤシ油アルキルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物:コグニスジャパン社製「POLYQUART H81」、
(d)界面活性剤:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(アニオン性界面活性剤):花王社製「エマール 227HP」、
実施例1〜3および比較例1〜3
表1に示す組成で各原材料を配合して、実施例1〜3および比較例1〜3の毛髪洗浄剤を調製した。
得られた毛髪洗浄剤を用いて、毛髪の洗浄を行い、洗浄後の毛髪のやわらかさときしみの少なさを評価すると共に、毛髪洗浄剤での洗浄後にトリートメント処理を行った毛髪について、そのやわらかさときしみの少なさの評価およびトリートメント成分の吸着量の測定を行った。結果を表1に併記する。
<洗浄後の毛髪の性状評価>
毛髪洗浄剤による洗浄後の毛髪の評価は、20人の専門パネラーによる毛束の一対比較法によって行った。
評価に用いた毛束は以下の通りである。長さが20cmで質量が10gの損傷を受けていない毛束を用意し、この毛束を二等分して、そのうちの一方を基準毛束とした。そして、他方の毛束には、下記のシャンプー処理およびブリーチ処理を施して損傷を受けさせ、これを評価毛束とした。このような基準毛束と評価毛束の組み合わせを、各実施例、比較例毎に用意した。
毛束のシャンプー処理:
3%ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム溶液中に評価毛束を浸漬し、35℃で2分間振とうした。その後、この毛束を水道水で洗浄し、ドライヤーを用いて乾燥させた。
毛束のブリーチ処理:
アンモニアでpH10に調整した4%過酸化水素水溶液に、上記シャンプー処理後の評価毛束を25℃で30分浸漬し、その後、これを水道水で洗浄し、ドライヤーを用いて乾燥させた。
上記のシャンプー処理およびブリーチ処理によってダメージを受けさせた毛束に対して、実施例1〜3または比較例1〜3の毛髪洗浄剤を1g塗布して洗髪してから軽く水洗し、タオルでよく水分を除去した後、ドライヤーを用いて乾燥させた。このようにして処理した評価毛束について、20人の専門パネラーに、毛髪のやわらかさ、およびきしみの少なさのそれぞれについて基準毛束と比較させ、それぞれ下記の評価基準に従って点数化させた。
5点:非常によい、
4点:よい、
3点:普通、
2点:悪い、
1点:非常に悪い。
評価毛束における毛髪のやわらかさ、きしみの少なさのそれぞれについて、上記パネラーが付けた点数を合計し、これら合計点から、下記基準に従って各毛髪処理剤の評価を行った。
◎:合計点が80点以上、
○:合計点が60点以上80点未満、
△:合計点が40点以上60点未満、
×:合計点が40点未満。
◎および○の評価であったものを合格とした。
<トリートメント処理後の毛髪の性状評価、およびトリートメント成分吸着量測定>
上記と同様に、長さが20cmで質量が10gの損傷を受けていない毛束を用意し、この毛束を二等分して、そのうちの一方を基準毛束とし、他方には、上記と同様のシャンプー処理およびブリーチ処理を施して損傷を受けさせて評価毛束とした。このような基準毛束と評価毛束の組み合わせを、各実施例、比較例毎に2組ずつ用意した。
実施例1〜3および比較例1〜3の毛髪洗浄剤3gを40℃の精製水で7倍に希釈し、これらに上記の評価毛束を浸漬させ、2分間振とうした。その後、40℃の精製水100gで毛束をすすぎ、ドライヤーを用いて乾燥させた。乾燥後の各毛束を温度25℃、湿度50%の環境下で3日間調湿した後に、その質量(A)を測定した。
上記質量測定後の各毛束に対して、下記組成のトリートメント2gを塗布して1分間放置し、40℃の精製水100gで30秒間すすぎ、その後ドライヤーを用いて乾燥させた。乾燥後の各毛束を温度25℃、湿度50%の環境下で3日間調湿した後に、その質量(B)を測定した。
上記トリートメントは、塩化セチルトリメチルアンモニウム(カチオン性界面活性剤):5.0g、セチルアルコール(高級アルコール):5.0g、アボカド油:3.0g、ジメチコン:3.0gに、精製水を加えて、100gとなるように調製したものである。
トリートメント処理による毛髪のトリートメント成分吸着量は、下記式により求めた。
吸着量 = |質量(B)−質量(A)|/毛髪質量
なお、上記式中における「毛髪質量」は、上記のブリーチ処理後、洗浄前の評価毛束について、温度25℃、湿度50%の環境下で3日間調湿した後に測定した質量である。
また、トリートメント成分吸着量を測定したものと別の評価毛束について、トリートメント吸着量測定のときと同じ洗浄およびトリートメント処理を行い、乾燥させた後に、毛髪のやわらかさとしっとり感について、上記洗浄後の評価方法と同じ方法・評価基準で評価した。
Figure 0004707474
なお、表1において、精製水の欄の「計100とする」とは、毛髪洗浄剤を構成する精製水以外の各成分の合計量に、精製水の量を加えて100%となるようにしたことを意味している。
表1に示すように、実施例1〜3の毛髪洗浄剤で洗浄した毛髪では、やわらかさが良好できしみも少なく、良好な性状を有している。また、実施例1〜3の毛髪洗浄剤で洗浄後にトリートメント処理を施した毛髪では、トリートメント成分の吸着量が多く、やわらかさやしっとり感が優れており、トリートメント処理による効果が十分に確保できている。
これに対し、(a)植物油由来の水溶性エステルを含有していない比較例1、(b)カチオン化高分子を含有していない比較例2、および(c)擬似カチオン性ポリアミンを含有していない比較例3の各毛髪洗浄剤で洗浄した毛髪では、やわらかさやきしみの少なさが劣っている。そして、比較例1〜3の毛髪洗浄剤で洗浄後にトリートメント処理を施した毛髪では、トリートメント成分の吸着量が少なく、やわらかさやしっとり感が劣っている。

Claims (1)

  1. (a)PEG−80ホホバエステル、(b)カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、カチオン化デンプン、ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウムまたは塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体(c)ポリエチレングリコール・エピクロルヒドリン・ヤシ油アルキルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物および(d)界面活性剤を含有し、
    前記(a)PEG−80ホホバエステルの配合量が3質量%以下であることを特徴とする毛髪洗浄剤。
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