JPH05310541A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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- JPH05310541A JPH05310541A JP12197292A JP12197292A JPH05310541A JP H05310541 A JPH05310541 A JP H05310541A JP 12197292 A JP12197292 A JP 12197292A JP 12197292 A JP12197292 A JP 12197292A JP H05310541 A JPH05310541 A JP H05310541A
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- Japan
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- water
- group
- polymers
- fine powder
- fatty acid
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 次の成分(a)〜(e)を含有する洗浄剤組
成物。(a)糖系非イオン性界面活性剤、(b)水不溶
性微粉体、(c)非イオン性ポリマー、陽イオン性ポリ
マー、陰イオン性ポリマー及び両性ポリマーからなる群
より選ばれる一種又は二種以上の水溶性ポリマー、
(d)脂肪酸、(e)脂肪酸ジエタノールアミド 【効果】 この洗浄剤組成物は、抗菌剤等の水不溶性微
粉体を安定に分散し、フケ抑制効果、デオドラント効
果、コンディショニング効果にも優れ、かつ低刺激で使
用感触も良好であり、極めて有用なものである。
成物。(a)糖系非イオン性界面活性剤、(b)水不溶
性微粉体、(c)非イオン性ポリマー、陽イオン性ポリ
マー、陰イオン性ポリマー及び両性ポリマーからなる群
より選ばれる一種又は二種以上の水溶性ポリマー、
(d)脂肪酸、(e)脂肪酸ジエタノールアミド 【効果】 この洗浄剤組成物は、抗菌剤等の水不溶性微
粉体を安定に分散し、フケ抑制効果、デオドラント効
果、コンディショニング効果にも優れ、かつ低刺激で使
用感触も良好であり、極めて有用なものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗浄剤組成物、更に詳し
くは、水不溶性微粉体を安定に分散することができると
共に、皮膚に対する刺激性が低く、かつ水不溶性微粉体
として抗菌性物質を用いた場合には抗菌力に優れ、特
に、頭皮・毛髪洗浄に用いた場合にフケ抑制効果、デオ
ドラント効果、コンディショニング効果の高い、マイル
ドな洗浄感を示す洗浄剤組成物に関する。
くは、水不溶性微粉体を安定に分散することができると
共に、皮膚に対する刺激性が低く、かつ水不溶性微粉体
として抗菌性物質を用いた場合には抗菌力に優れ、特
に、頭皮・毛髪洗浄に用いた場合にフケ抑制効果、デオ
ドラント効果、コンディショニング効果の高い、マイル
ドな洗浄感を示す洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】昨今の
風潮として、清潔志向が年齢、性別に関わらず全体的に
高まっており、従って頭皮・毛髪洗浄剤に殺菌効果、デ
オドラント効果等が要求される様になってきた。また、
洗髪回数の増加に伴い、毎日でも使える皮膚、毛髪にマ
イルドで刺激の少ない製品への要求も高まっている。
風潮として、清潔志向が年齢、性別に関わらず全体的に
高まっており、従って頭皮・毛髪洗浄剤に殺菌効果、デ
オドラント効果等が要求される様になってきた。また、
洗髪回数の増加に伴い、毎日でも使える皮膚、毛髪にマ
イルドで刺激の少ない製品への要求も高まっている。
【0003】すなわち、抗菌性及び低刺激性の両者を兼
ね備えた洗浄剤こそが望まれているが、現在までのとこ
ろ、これらの2点を兼ね備え、かつ安定性に優れた洗浄
剤が存在するとは言いがたい。通常、洗浄剤主成分とし
て用いられる活性剤は、アルキルサルフェート、エトキ
シ化アルキルサルフェートなどの合成陰イオン性界面活
性剤が主であるが、これらの合成陰イオン性界面活性剤
は洗浄力、起泡力等の点では優れているものの、皮膚や
毛髪への刺激性が高いという欠点を有する。
ね備えた洗浄剤こそが望まれているが、現在までのとこ
ろ、これらの2点を兼ね備え、かつ安定性に優れた洗浄
剤が存在するとは言いがたい。通常、洗浄剤主成分とし
て用いられる活性剤は、アルキルサルフェート、エトキ
シ化アルキルサルフェートなどの合成陰イオン性界面活
性剤が主であるが、これらの合成陰イオン性界面活性剤
は洗浄力、起泡力等の点では優れているものの、皮膚や
毛髪への刺激性が高いという欠点を有する。
【0004】そこで、近年では、かかる欠点を解決する
洗浄剤として例えば、特開平3−127717号公報に
は皮膚や毛髪に対して低刺激である糖系非イオン性界面
活性剤と抗菌剤とを併用した、皮膚刺激性が低く、かつ
抗菌力に優れた洗浄剤組成物が開示されている。しか
し、ここで使用されている糖系非イオン性界面活性剤
は、刺激性の低いという特性を有する反面、安定性及び
洗浄性能の点で劣るという問題を有していた。特に、こ
の界面活性剤を用いて抗菌剤等の水不溶性微粉体を安定
に分散させる技術は未だ確立されていなかった。
洗浄剤として例えば、特開平3−127717号公報に
は皮膚や毛髪に対して低刺激である糖系非イオン性界面
活性剤と抗菌剤とを併用した、皮膚刺激性が低く、かつ
抗菌力に優れた洗浄剤組成物が開示されている。しか
し、ここで使用されている糖系非イオン性界面活性剤
は、刺激性の低いという特性を有する反面、安定性及び
洗浄性能の点で劣るという問題を有していた。特に、こ
の界面活性剤を用いて抗菌剤等の水不溶性微粉体を安定
に分散させる技術は未だ確立されていなかった。
【0005】一般に、毛髪や皮膚の洗浄剤に配合される
水不溶性微粉体の代表例としてはパール化剤や、抗フケ
剤として有用な2−メルカプトピリジン−N−オキシド
(以下、「Mept」という)多価金属塩、二硫化セレ
ン等が挙げられる。このうち、Meptの多価金属とし
ては、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム、亜
鉛、カドミウム、錫、ジルコニウム等が有るが、これら
の内では亜鉛塩が最も広く使用されている。
水不溶性微粉体の代表例としてはパール化剤や、抗フケ
剤として有用な2−メルカプトピリジン−N−オキシド
(以下、「Mept」という)多価金属塩、二硫化セレ
ン等が挙げられる。このうち、Meptの多価金属とし
ては、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム、亜
鉛、カドミウム、錫、ジルコニウム等が有るが、これら
の内では亜鉛塩が最も広く使用されている。
【0006】しかしながら、これらのMeptは、例え
ばその亜鉛塩(以下、「Zpt」という)の水に対する
溶解度が25℃で15ppm である様に、いずれも水に対
して難溶性であり、これらをシャンプー等の洗浄剤に配
合した場合に、Zptの比重は1.8であり分散媒との
比重差が大きいため、経時的にZptの沈降・分離が生
じ易く、安定な分散系を得るのが困難であった。
ばその亜鉛塩(以下、「Zpt」という)の水に対する
溶解度が25℃で15ppm である様に、いずれも水に対
して難溶性であり、これらをシャンプー等の洗浄剤に配
合した場合に、Zptの比重は1.8であり分散媒との
比重差が大きいため、経時的にZptの沈降・分離が生
じ易く、安定な分散系を得るのが困難であった。
【0007】かかる水不溶性微粉体の沈降・分離を防ぐ
手段としては、例えば以下の(1)〜(3)の方法が考
えられる。 (1)水不溶性微粉体の粒径を非常に小さくして重力支
配よりもブラウン運動支配の方が支配的になる様にし、
沈降を起きにくくする。 (2)分散媒の静止時の粘度を高め、沈降を起きにくく
する。 (3)水不溶性微粉体表面に他の物質を吸着させ、立体
的あるいは静電的反発力をもたせて凝集を起きにくくす
る。
手段としては、例えば以下の(1)〜(3)の方法が考
えられる。 (1)水不溶性微粉体の粒径を非常に小さくして重力支
配よりもブラウン運動支配の方が支配的になる様にし、
沈降を起きにくくする。 (2)分散媒の静止時の粘度を高め、沈降を起きにくく
する。 (3)水不溶性微粉体表面に他の物質を吸着させ、立体
的あるいは静電的反発力をもたせて凝集を起きにくくす
る。
【0008】(1)の考え方に基づくものとしては、従
来のMeptと比較して粒径が非常に小さいMept
(以下、「微粒子Mept」という)が報告されている
(特公昭61−35186号公報、同64−3193号
公報及び特開昭60−224676号公報)。ところ
が、この微粒子Meptも界面活性剤等の塩類の混入、
凍結、加温等により容易に凝集を生じ、洗浄剤中におけ
る分散安定性は未だ充分満足すべきものではなかった。
来のMeptと比較して粒径が非常に小さいMept
(以下、「微粒子Mept」という)が報告されている
(特公昭61−35186号公報、同64−3193号
公報及び特開昭60−224676号公報)。ところ
が、この微粒子Meptも界面活性剤等の塩類の混入、
凍結、加温等により容易に凝集を生じ、洗浄剤中におけ
る分散安定性は未だ充分満足すべきものではなかった。
【0009】(2)の考え方に基づくものとしては、例
えば架橋型ポリアクリル酸の様な増粘性ポリマーを添加
する方法(特公昭49−49117号公報)及びアクリ
ル酸/アクリル酸エステル共重合体を添加する方法(特
公昭54−16951号公報)等が挙げられるが、この
方法においては、水不溶性微粉体を安定に分散させるた
めに使用できる界面活性剤の種類が制限され、糖系非イ
オン性活性剤系において容易に適用できるものでなかっ
た。
えば架橋型ポリアクリル酸の様な増粘性ポリマーを添加
する方法(特公昭49−49117号公報)及びアクリ
ル酸/アクリル酸エステル共重合体を添加する方法(特
公昭54−16951号公報)等が挙げられるが、この
方法においては、水不溶性微粉体を安定に分散させるた
めに使用できる界面活性剤の種類が制限され、糖系非イ
オン性活性剤系において容易に適用できるものでなかっ
た。
【0010】また、(3)の考え方に基づくものとして
は、例えばポリビニルアルコールを添加する方法(特開
昭63−297315号公報)等が挙げられるが、これ
もやはり糖系非イオン性活性剤系には適当でなかった。
は、例えばポリビニルアルコールを添加する方法(特開
昭63−297315号公報)等が挙げられるが、これ
もやはり糖系非イオン性活性剤系には適当でなかった。
【0011】従って、水不溶性微粉体の分散性が安定で
あり、かつ、低刺激で、使用感、洗浄性に優れた洗浄剤
組成物の開発が望まれていた。
あり、かつ、低刺激で、使用感、洗浄性に優れた洗浄剤
組成物の開発が望まれていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる実状において、本
発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結
果、糖系非イオン性界面活性剤、脂肪酸及び脂肪酸ジエ
タノールアミドの混合系において、非イオン性ポリマ
ー、陽イオン性ポリマー、陰イオン性ポリマー及び両性
ポリマーからなる群より選ばれる一種又は二種以上の水
溶性ポリマーを水不溶性微粉体の分散剤として用いれ
ば、長期間保存しても安定であり、かつ洗浄力・起泡力
・使用感に優れ、抗菌性と低刺激性とを兼ね備えた洗浄
剤組成物が得られることを見いだし、本発明を完成し
た。
発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結
果、糖系非イオン性界面活性剤、脂肪酸及び脂肪酸ジエ
タノールアミドの混合系において、非イオン性ポリマ
ー、陽イオン性ポリマー、陰イオン性ポリマー及び両性
ポリマーからなる群より選ばれる一種又は二種以上の水
溶性ポリマーを水不溶性微粉体の分散剤として用いれ
ば、長期間保存しても安定であり、かつ洗浄力・起泡力
・使用感に優れ、抗菌性と低刺激性とを兼ね備えた洗浄
剤組成物が得られることを見いだし、本発明を完成し
た。
【0013】すなわち、本発明は次の成分(a)〜
(e)、(a)糖系非イオン性界面活性剤、(b)水不
溶性微粉体、(c)非イオン性ポリマー、陽イオン性ポ
リマー、陰イオン性ポリマー及び両性ポリマーからなる
群より選ばれる一種又は二種以上の水溶性ポリマー、
(d)脂肪酸、(e)脂肪酸ジエタノールアミドを含有
する洗浄剤組成物を提供するものである。
(e)、(a)糖系非イオン性界面活性剤、(b)水不
溶性微粉体、(c)非イオン性ポリマー、陽イオン性ポ
リマー、陰イオン性ポリマー及び両性ポリマーからなる
群より選ばれる一種又は二種以上の水溶性ポリマー、
(d)脂肪酸、(e)脂肪酸ジエタノールアミドを含有
する洗浄剤組成物を提供するものである。
【0014】本発明洗浄剤組成物において、成分(a)
として用いられる糖系非イオン性界面活性剤としては、
例えば次のアルキルサッカライド系界面活性剤、糖アミ
ド系界面活性剤、ショ糖脂肪酸エステル系界面活性剤等
が挙げられる。
として用いられる糖系非イオン性界面活性剤としては、
例えば次のアルキルサッカライド系界面活性剤、糖アミ
ド系界面活性剤、ショ糖脂肪酸エステル系界面活性剤等
が挙げられる。
【0015】(A−1)次の一般式(1)で表わされる
アルキルサッカライド系界面活性剤。 R1−O−(R2O)a−Gb (1) (式中、R1は炭素数6〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
キル、アルケニル又はアルキルフェニル基を示し、R2
は炭素数2〜4のアルキレン基を、Gは炭素数5〜6の
還元糖を示し、aは0〜10の数を、bは1〜10の数
を示す)
アルキルサッカライド系界面活性剤。 R1−O−(R2O)a−Gb (1) (式中、R1は炭素数6〜18の直鎖又は分岐鎖のアル
キル、アルケニル又はアルキルフェニル基を示し、R2
は炭素数2〜4のアルキレン基を、Gは炭素数5〜6の
還元糖を示し、aは0〜10の数を、bは1〜10の数
を示す)
【0016】(1)式中、R1は炭素数6〜18の直鎖
又は分岐鎖のアルキル、アルケニル又はアルキルフェニ
ル基であるが、特に炭素数9〜14の直鎖又は分岐鎖の
アルキル基(デシル基、ラウリル基、ミリスチル基等)
が起泡性等の洗浄特性の面で好ましい。R2はエチレン
基、プロピレン基、トリメチレン基、ブチレン基等を示
す。また、アルキレンオキシドの平均重合度aは0〜1
0の値を示すが、起泡性等の洗浄特性の点から0〜3が
好ましく、特に0が好ましい。更に、親水基であるサッ
カライド部分((1)式中、G)は炭素数5〜6の還元
糖を基本単位とするが、この還元糖としては、グルコー
ス、ガラクトース、フルクトースが好ましい。サッカラ
イドの平均重合度bは、1〜10であるが、b=1〜4
であるものが80%以上であることが好ましく、特に平
均重合度が低いもの、すなわち1〜1.4のものが好ま
しい。また、平均重合度と基R1の両者が化合物(1)
の特性に与える影響を考慮すれば、R1が炭素数8〜1
1である時、bは1〜1.4が、またR1が炭素数12
〜14である時、bは1.5〜4.0が好ましい。
又は分岐鎖のアルキル、アルケニル又はアルキルフェニ
ル基であるが、特に炭素数9〜14の直鎖又は分岐鎖の
アルキル基(デシル基、ラウリル基、ミリスチル基等)
が起泡性等の洗浄特性の面で好ましい。R2はエチレン
基、プロピレン基、トリメチレン基、ブチレン基等を示
す。また、アルキレンオキシドの平均重合度aは0〜1
0の値を示すが、起泡性等の洗浄特性の点から0〜3が
好ましく、特に0が好ましい。更に、親水基であるサッ
カライド部分((1)式中、G)は炭素数5〜6の還元
糖を基本単位とするが、この還元糖としては、グルコー
ス、ガラクトース、フルクトースが好ましい。サッカラ
イドの平均重合度bは、1〜10であるが、b=1〜4
であるものが80%以上であることが好ましく、特に平
均重合度が低いもの、すなわち1〜1.4のものが好ま
しい。また、平均重合度と基R1の両者が化合物(1)
の特性に与える影響を考慮すれば、R1が炭素数8〜1
1である時、bは1〜1.4が、またR1が炭素数12
〜14である時、bは1.5〜4.0が好ましい。
【0017】(A−2)次の一般式(2)で表わされる
糖アミド系界面活性剤
糖アミド系界面活性剤
【0018】
【化1】
【0019】(2)式中、R3は炭素数5〜17の直鎖
又は分岐鎖のアルキル、アルケニル又はアルキルフェニ
ル基を示すが、なかでもR3−CO−がカプリン酸、カ
プリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸から誘導
されるものが好ましく、特にカプリン酸、ラウリン酸か
ら誘導されるものが好ましい。R4の具体例としては例
えば水素、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、n−ヘキシ
ル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル基、
ドデシル基、ステアリル基、イソステアリル基又は重合
度2〜10のポリエチレングリコール基、ポリプロピレ
ングリコール基又は2−ヒドロキシエチル基、2−ヒド
ロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基等が挙げ
られるが、なかでも水素、メチル基、エチル基、2−ヒ
ドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒ
ドロキシプロピル基が好ましい。Xは炭素数4〜30の
糖残基からなるポリヒドロキシアルキル基を示すが、モ
ノ−、ジ−又はオリゴサッカライド基とグリコシド結合
している炭素数4〜7のポリヒドロキシアルキル基であ
っても良い。
又は分岐鎖のアルキル、アルケニル又はアルキルフェニ
ル基を示すが、なかでもR3−CO−がカプリン酸、カ
プリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸から誘導
されるものが好ましく、特にカプリン酸、ラウリン酸か
ら誘導されるものが好ましい。R4の具体例としては例
えば水素、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、n−ヘキシ
ル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル基、
ドデシル基、ステアリル基、イソステアリル基又は重合
度2〜10のポリエチレングリコール基、ポリプロピレ
ングリコール基又は2−ヒドロキシエチル基、2−ヒド
ロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基等が挙げ
られるが、なかでも水素、メチル基、エチル基、2−ヒ
ドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒ
ドロキシプロピル基が好ましい。Xは炭素数4〜30の
糖残基からなるポリヒドロキシアルキル基を示すが、モ
ノ−、ジ−又はオリゴサッカライド基とグリコシド結合
している炭素数4〜7のポリヒドロキシアルキル基であ
っても良い。
【0020】(A−3)次の一般式(3)で表わされる
ショ糖脂肪酸エステル系界面活性剤
ショ糖脂肪酸エステル系界面活性剤
【0021】
【化2】
【0022】(式中、R6、R7、R8は同一又は異なっ
ていてもよく、少なくとも1つは直鎖又は分岐鎖の飽和
又は不飽和の炭素数8〜24のアシル基を示し、残りは
水素原子を示す)で表わされるもの等が挙げられ、一般
にモノ、ジ、トリアシル化合物の混合物から成る。式
中、R6、R7、R8は炭素数6〜24のアシル基を示す
が、特に炭素数10〜18のものが好ましく、また、モ
ノ体/ジもしくはトリ体の比率は70/30〜30/7
0が好ましい。
ていてもよく、少なくとも1つは直鎖又は分岐鎖の飽和
又は不飽和の炭素数8〜24のアシル基を示し、残りは
水素原子を示す)で表わされるもの等が挙げられ、一般
にモノ、ジ、トリアシル化合物の混合物から成る。式
中、R6、R7、R8は炭素数6〜24のアシル基を示す
が、特に炭素数10〜18のものが好ましく、また、モ
ノ体/ジもしくはトリ体の比率は70/30〜30/7
0が好ましい。
【0023】本発明において、成分(a)の糖系非イオ
ン性界面活性剤は、それぞれ単独でも、又は二種以上を
併用して用いてもよく、その配合量は組成物全量中に
0.1〜95重量%(以下、単に%と示す)、特に1〜
15%が好ましい。
ン性界面活性剤は、それぞれ単独でも、又は二種以上を
併用して用いてもよく、その配合量は組成物全量中に
0.1〜95重量%(以下、単に%と示す)、特に1〜
15%が好ましい。
【0024】本発明洗浄剤組成物において成分(b)の
水不溶性微粉体とは、25℃の蒸留水に20ppm以下の
溶解度を有するもので、具体的には洗浄剤中に殺菌剤、
研磨剤、顔料等として配合されるもの、例えばMep
t、酸化チタン、炭酸カルシウム、魚鱗片、脂肪酸グリ
コールエステル、珪藻土などがある。これらの微粉体の
内、Meptが特に好ましく、その多価金属としてはマ
グネシウム、バリウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミ
ウム、錫、ジルコニウム等が挙げられるが、この内、亜
鉛であるものが特に好ましい。また、微粉体の形状は、
粒状、板状のいずれでもよいが、板状であればその長半
径が5μm以下が、粒状であればその平均粒径は5μm
以下が好ましく、また更に、その粒度分布は粒径0.2
μm以下のものが50%以上のものが好ましく、更に粒
径0.5〜1.0μmのものが15%以下、1.0μm
以上のもの2%以下のものが特に好ましい。
水不溶性微粉体とは、25℃の蒸留水に20ppm以下の
溶解度を有するもので、具体的には洗浄剤中に殺菌剤、
研磨剤、顔料等として配合されるもの、例えばMep
t、酸化チタン、炭酸カルシウム、魚鱗片、脂肪酸グリ
コールエステル、珪藻土などがある。これらの微粉体の
内、Meptが特に好ましく、その多価金属としてはマ
グネシウム、バリウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミ
ウム、錫、ジルコニウム等が挙げられるが、この内、亜
鉛であるものが特に好ましい。また、微粉体の形状は、
粒状、板状のいずれでもよいが、板状であればその長半
径が5μm以下が、粒状であればその平均粒径は5μm
以下が好ましく、また更に、その粒度分布は粒径0.2
μm以下のものが50%以上のものが好ましく、更に粒
径0.5〜1.0μmのものが15%以下、1.0μm
以上のもの2%以下のものが特に好ましい。
【0025】本発明において、これらの成分(b)はそ
れぞれ単独でも又は二種以上を併用して用いてもよく、
その配合量は組成物全量中に0.01〜10%が好まし
い。これらの微粉体は種々の効果、例えば洗髪用の場
合、フケ、かゆみを防止する効果、毛髪の柔軟化効果、
外観向上のためのパールトーン付与効果のために添加さ
れる。
れぞれ単独でも又は二種以上を併用して用いてもよく、
その配合量は組成物全量中に0.01〜10%が好まし
い。これらの微粉体は種々の効果、例えば洗髪用の場
合、フケ、かゆみを防止する効果、毛髪の柔軟化効果、
外観向上のためのパールトーン付与効果のために添加さ
れる。
【0026】本発明洗浄剤組成物において、成分(c)
として用いられる非イオン性ポリマーとしては、例えば
ポリビニルアルコール誘導体、ポリビニルピロリドン、
メチルセルロースやヒドロキシエチルセルロースなどの
セルロース誘導体、ポリエチレンオキサイド、トラガン
トゴム等が挙げられる。その平均分子量が300〜5,
000,000の範囲にあるものが好ましい。特に好ま
しいものとしては、次の式(4)で表わされる平均分子
量8,000〜200,000の部分鹸化ポリビニルア
ルコール等が挙げられる。
として用いられる非イオン性ポリマーとしては、例えば
ポリビニルアルコール誘導体、ポリビニルピロリドン、
メチルセルロースやヒドロキシエチルセルロースなどの
セルロース誘導体、ポリエチレンオキサイド、トラガン
トゴム等が挙げられる。その平均分子量が300〜5,
000,000の範囲にあるものが好ましい。特に好ま
しいものとしては、次の式(4)で表わされる平均分子
量8,000〜200,000の部分鹸化ポリビニルア
ルコール等が挙げられる。
【0027】
【化3】
【0028】〔式中、dは70〜100mol%に相当す
る数を示し、eは0〜30mol%に相当する数を示す〕
この非イオン性ポリマー(4)は酢酸ビニルをメタノー
ル存在下で重合して得られるポリ酢酸ビニルを鹸化して
得られるポリマーであるが、ポリ酢酸ビニルの代わりに
酢酸ビニルとビニルエーテル類、アクリルアミド、アク
リル酸若しくはメタクリル酸のエステル類、ビニルピロ
リドン等の共重合物を用いて製造されたものも使用でき
る。
る数を示し、eは0〜30mol%に相当する数を示す〕
この非イオン性ポリマー(4)は酢酸ビニルをメタノー
ル存在下で重合して得られるポリ酢酸ビニルを鹸化して
得られるポリマーであるが、ポリ酢酸ビニルの代わりに
酢酸ビニルとビニルエーテル類、アクリルアミド、アク
リル酸若しくはメタクリル酸のエステル類、ビニルピロ
リドン等の共重合物を用いて製造されたものも使用でき
る。
【0029】また、非イオン性ポリマーは市販のものを
用いることができ、例えばポリビニルアルコール誘導体
としてポバール(信越化学工業社製)などが、ポリビニ
ルピロリドンとしてPVP K15,30,60,90
(GAF社製)などが、セルロース誘導体としてセロサ
イズQP52000H(HEC)(ユニオン カーバイ
ド社製)、メトローズ60SH4000(MP)(信越
化学工業社製)、HPC−H(HPC)(トーソー社
製)などが、ポリエチレンオキサイドとしてPOLYO
X(ユニオン カーバイド社製)などが、更にGAF社
製のドラガントゴムなどが使用できる。
用いることができ、例えばポリビニルアルコール誘導体
としてポバール(信越化学工業社製)などが、ポリビニ
ルピロリドンとしてPVP K15,30,60,90
(GAF社製)などが、セルロース誘導体としてセロサ
イズQP52000H(HEC)(ユニオン カーバイ
ド社製)、メトローズ60SH4000(MP)(信越
化学工業社製)、HPC−H(HPC)(トーソー社
製)などが、ポリエチレンオキサイドとしてPOLYO
X(ユニオン カーバイド社製)などが、更にGAF社
製のドラガントゴムなどが使用できる。
【0030】また、本発明洗浄剤組成物において成分
(c)として用いられる陽イオン性ポリマーとしては、
例えばカチオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、
カチオン化グアガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム
塩重合物、ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミ
ド共重合物、4級化ポリビニルピロリドン誘導体、ポリ
グリコールポリアミン縮合物、アジピン酸/ジメチルア
ミノヒドロキシプロピルエチレントリアミン共重合物、
カチオン化デキストラン、キチン/キトサン誘導体共重
合物、カチオン化タンパク(カチオン化ケラチン、カチ
オン化コラーゲンなど)及び特開昭53−139734
号公報、特開昭60−36407号公報等に記載のカチ
オン化ポリマーを使用することができる。
(c)として用いられる陽イオン性ポリマーとしては、
例えばカチオン化セルロース誘導体、カチオン性澱粉、
カチオン化グアガム誘導体、ジアリル4級アンモニウム
塩重合物、ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルアミ
ド共重合物、4級化ポリビニルピロリドン誘導体、ポリ
グリコールポリアミン縮合物、アジピン酸/ジメチルア
ミノヒドロキシプロピルエチレントリアミン共重合物、
カチオン化デキストラン、キチン/キトサン誘導体共重
合物、カチオン化タンパク(カチオン化ケラチン、カチ
オン化コラーゲンなど)及び特開昭53−139734
号公報、特開昭60−36407号公報等に記載のカチ
オン化ポリマーを使用することができる。
【0031】これらのうち、カチオン化セルロース誘導
体としては、次の一般式(5)で表わされるものが好ま
しい。
体としては、次の一般式(5)で表わされるものが好ま
しい。
【0032】
【化4】
【0033】〔(5)式中、Eはアンヒドログルコース
単位の残基を示し、fは50〜30,000の整数であ
り、各R9は、それぞれ次の一般式(6)で表わされる
置換基を示す。
単位の残基を示し、fは50〜30,000の整数であ
り、各R9は、それぞれ次の一般式(6)で表わされる
置換基を示す。
【0034】
【化5】
【0035】〔(6)式中、R10,R11:炭素数2又は
3アルキレン基 g:0〜10の整数 h:0〜3の整数 i:0〜10の整数 R12:炭素数1〜3のアルキレン又はヒドロキシアルキ
レン基 R13,R14,R15:同じか又は異なっており、炭素数1
0までのアルキル基、アリール基、アラルキル基又は式
中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。 X1 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等)〕
3アルキレン基 g:0〜10の整数 h:0〜3の整数 i:0〜10の整数 R12:炭素数1〜3のアルキレン又はヒドロキシアルキ
レン基 R13,R14,R15:同じか又は異なっており、炭素数1
0までのアルキル基、アリール基、アラルキル基又は式
中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。 X1 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等)〕
【0036】カチオン化セルロースのカチオン置換度
は、0.01〜1、すなわちアンヒドログルコース単位
あたりのcの平均値は、0.01〜1、好ましくは0.
1〜0.5である。また、m+oの合計は平均1〜3で
ある。置換度は、0.01以下では充分でなく、また1
以上でもかまわないが反応収率の点より1以下が好まし
い。例えばR29、R30、R31としては全てCH3基、又
は2つのCH3基などの短鎖アルキル基であり残り1つ
が炭素数10〜20の長鎖アルキル基であるものが好ま
しい。ここで用いるカチオン化セルロースの分子量は約
10,000〜20,000,000の間である。市販
品としてはカチナール(東邦化学製)、Polymer
LR400,JR400,Quatrisoft P
olymerLM200(ユニオン カーバド社製)、
Celquat L200(ナショナル スターチ社
製)等が挙げられる。
は、0.01〜1、すなわちアンヒドログルコース単位
あたりのcの平均値は、0.01〜1、好ましくは0.
1〜0.5である。また、m+oの合計は平均1〜3で
ある。置換度は、0.01以下では充分でなく、また1
以上でもかまわないが反応収率の点より1以下が好まし
い。例えばR29、R30、R31としては全てCH3基、又
は2つのCH3基などの短鎖アルキル基であり残り1つ
が炭素数10〜20の長鎖アルキル基であるものが好ま
しい。ここで用いるカチオン化セルロースの分子量は約
10,000〜20,000,000の間である。市販
品としてはカチナール(東邦化学製)、Polymer
LR400,JR400,Quatrisoft P
olymerLM200(ユニオン カーバド社製)、
Celquat L200(ナショナル スターチ社
製)等が挙げられる。
【0037】カチオン性澱粉としては次の一般式(7)
で表わされるものが好ましい。
で表わされるものが好ましい。
【0038】
【化6】
【0039】〔(7)式中、D:澱粉残基 R16:アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基 R17,R18,R19:同じか又は異なっており、炭素数1
0以下のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は式
中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。 X2 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等) k:正の整数〕
0以下のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は式
中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。 X2 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等) k:正の整数〕
【0040】カチオン性澱粉のカチオン置換度は0.0
1〜1、すなわち無水グルコース単位当り0.01〜1
個、特に0.02〜0.5個のカチオン基が導入された
ものが好ましい。置換度が0.01以下では充分でな
く、また1以上でもかまわないが反応収率の点より1以
下が好ましい。
1〜1、すなわち無水グルコース単位当り0.01〜1
個、特に0.02〜0.5個のカチオン基が導入された
ものが好ましい。置換度が0.01以下では充分でな
く、また1以上でもかまわないが反応収率の点より1以
下が好ましい。
【0041】カチオン化グアガム誘導体としては、次の
一般式(8)で表わされるものが好ましい。
一般式(8)で表わされるものが好ましい。
【0042】
【化7】
【0043】〔(8)式中、J:グアガム残基 R20:アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基 R21,R22,R23:同じか又は異なっており、炭素数1
0以下のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は式
中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。 X3 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等) l:正の整数〕
0以下のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は式
中の窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。 X3 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等) l:正の整数〕
【0044】カチオン化グアガム誘導体のカチオン置換
度は、0.01〜1個、特に0.02〜0.5個のカチ
オン基が糖ユニットに導入されたものが好ましい。この
型のカチオン性ポリマーは、特公昭58−35640号
公報、特公昭60−46158号公報、及び特開昭58
−53996号公報中に記載されており、例えばセラニ
ーズ−シュタイン・ホール社から商標名ジャガーで市販
されている。
度は、0.01〜1個、特に0.02〜0.5個のカチ
オン基が糖ユニットに導入されたものが好ましい。この
型のカチオン性ポリマーは、特公昭58−35640号
公報、特公昭60−46158号公報、及び特開昭58
−53996号公報中に記載されており、例えばセラニ
ーズ−シュタイン・ホール社から商標名ジャガーで市販
されている。
【0045】ジアリル4級アンモニウム塩重合物又はジ
アリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物と
しては、次の一般式(9)又は(10)で表わされるも
のが好ましい。
アリル4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合物と
しては、次の一般式(9)又は(10)で表わされるも
のが好ましい。
【0046】
【化8】
【0047】〔(9)及び(10)式中、 R24,R25:同じか又は異なっており、水素、アルキル
基(炭素数1〜18)、フェニル基、アリール基、ヒド
ロキシアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル
基、アルコキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル
基 R26,R27,R28,R29:同じか又は異なっており、水
素原子、低級アルキル基(炭素数1〜3)、フェニル基 X4 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、メチル硫酸、硝酸など) m:1〜50の整数 n:0〜50の整数 o:150〜8000の整数〕
基(炭素数1〜18)、フェニル基、アリール基、ヒド
ロキシアルキル基、アミドアルキル基、シアノアルキル
基、アルコキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル
基 R26,R27,R28,R29:同じか又は異なっており、水
素原子、低級アルキル基(炭素数1〜3)、フェニル基 X4 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、メチル硫酸、硝酸など) m:1〜50の整数 n:0〜50の整数 o:150〜8000の整数〕
【0048】ジアリル4級アンモニウム塩/アクリルア
ミド共重合物の分子量としては約30,000〜2,0
00,000、好ましくは100,000〜1,00
0,000の範囲が好ましく、市販品としてはMerq
uat 100,550(メルク社製)等が挙げられ
る。
ミド共重合物の分子量としては約30,000〜2,0
00,000、好ましくは100,000〜1,00
0,000の範囲が好ましく、市販品としてはMerq
uat 100,550(メルク社製)等が挙げられ
る。
【0049】4級化ポリビニルピロリドン誘導体として
は、次の一般式(11)で表わされるものが好ましい。
は、次の一般式(11)で表わされるものが好ましい。
【0050】
【化9】
【0051】〔(11)式中、R30:水素原子又は炭素
数1〜3のアルキル基 R31,R32,R33:同じか又は異なっており水素原子、
炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ア
ミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキ
ル基、カルボアルコキシアルキル基 Y:酸素原子又はアミド結合中のNH基 X5 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、炭素数1〜4のアルキル硫酸、リン酸、硝酸等) p:1〜10の整数 q+r=20〜8000の整数〕
数1〜3のアルキル基 R31,R32,R33:同じか又は異なっており水素原子、
炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ア
ミドアルキル基、シアノアルキル基、アルコキシアルキ
ル基、カルボアルコキシアルキル基 Y:酸素原子又はアミド結合中のNH基 X5 :陰イオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホン
酸、炭素数1〜4のアルキル硫酸、リン酸、硝酸等) p:1〜10の整数 q+r=20〜8000の整数〕
【0052】4級化ポリビニルピロリドン誘導体の分子
量としては10,000〜2,000,000、好まし
くは50,000〜1,500,000が特に良い。上
記のビニル重合体中に含まれるカチオン性高分子に由来
するカチオン性窒素の含有量はビニル重合体に対して
0.004〜0.2%、好ましくは0.01〜0.15
%である。0.004%以下では充分に効果がなく、
0.2%以上では性能的によいがビニル重合体の着色原
因にもなりまた、経済的にも不利となる。市販品として
はGafquat 734,755,755N(GAF
社製)等が挙げられる。
量としては10,000〜2,000,000、好まし
くは50,000〜1,500,000が特に良い。上
記のビニル重合体中に含まれるカチオン性高分子に由来
するカチオン性窒素の含有量はビニル重合体に対して
0.004〜0.2%、好ましくは0.01〜0.15
%である。0.004%以下では充分に効果がなく、
0.2%以上では性能的によいがビニル重合体の着色原
因にもなりまた、経済的にも不利となる。市販品として
はGafquat 734,755,755N(GAF
社製)等が挙げられる。
【0053】ポリグリコールポリアミン縮合物として
は、次の一般式(12)で表わされるものが好ましい。
は、次の一般式(12)で表わされるものが好ましい。
【0054】
【化10】
【0055】〔(12)式中、R34,R36,R37,
R39:炭素数2〜4のヒドロキシアルキレン基 R35,R38:炭素数2〜3のアルキレン基 s,t:10〜20の整数 u:2〜4の整数 v:2〜6の整数 w:1〜50の整数 R40:炭素数6〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基〕
R39:炭素数2〜4のヒドロキシアルキレン基 R35,R38:炭素数2〜3のアルキレン基 s,t:10〜20の整数 u:2〜4の整数 v:2〜6の整数 w:1〜50の整数 R40:炭素数6〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基〕
【0056】ポリグリコールポリアミン縮合物の市販品
としては、ポリコート H81,NH(ヘンケル白水社
製)等が挙げられる。
としては、ポリコート H81,NH(ヘンケル白水社
製)等が挙げられる。
【0057】また、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロ
キシプロピルエチレントリアミン共重合物としては、例
えば商品名カルタレチンとして米国サンドス社から製
造、販売されているものが好ましく、カチオン化デキス
トランとしては、例えば商品名カチオン化デキストラン
として名糖産業から製造販売されているものが好まし
い。
キシプロピルエチレントリアミン共重合物としては、例
えば商品名カルタレチンとして米国サンドス社から製
造、販売されているものが好ましく、カチオン化デキス
トランとしては、例えば商品名カチオン化デキストラン
として名糖産業から製造販売されているものが好まし
い。
【0058】更に、キチン/キトサン誘導体共重合物と
しては、例えばキチンリキッド(一丸ファルコス社製)
が挙げられる。
しては、例えばキチンリキッド(一丸ファルコス社製)
が挙げられる。
【0059】本発明においてはこれらの陽イオン性ポリ
マーのうち、特にカチオン化セルロース誘導体が好まし
く、なかでもヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプ
ロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテルが好ま
しい。これはヒドロキシエチルセルロースにグリシジル
トリメチルクロリドを付加させて得られるポリマーであ
り、窒素0.5〜2.5%を含み、平均分子量は10,
000〜20,000,000のポリマーである。なか
でも特に好ましくは、平均分子量400,000〜6,
000,000のものが挙げられる。
マーのうち、特にカチオン化セルロース誘導体が好まし
く、なかでもヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプ
ロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテルが好ま
しい。これはヒドロキシエチルセルロースにグリシジル
トリメチルクロリドを付加させて得られるポリマーであ
り、窒素0.5〜2.5%を含み、平均分子量は10,
000〜20,000,000のポリマーである。なか
でも特に好ましくは、平均分子量400,000〜6,
000,000のものが挙げられる。
【0060】また、本発明洗浄剤組成物において成分
(c)として用いられる陰イオン性ポリマーとしては、
例えばアルギン酸誘導体、カルボキシメチルセルロース
などのセルロース誘導体、キサンタンガム、カラギーナ
ン、キチン誘導体、カルボキシビニルポリマーなどのア
クリル酸誘導体、アラビアゴム等が挙げられる。特に好
ましいものとしては、アクリル酸誘導体が挙げられる。
(c)として用いられる陰イオン性ポリマーとしては、
例えばアルギン酸誘導体、カルボキシメチルセルロース
などのセルロース誘導体、キサンタンガム、カラギーナ
ン、キチン誘導体、カルボキシビニルポリマーなどのア
クリル酸誘導体、アラビアゴム等が挙げられる。特に好
ましいものとしては、アクリル酸誘導体が挙げられる。
【0061】また、陰イオン性ポリマーは市販のものを
用いることができ、例えばセルロース誘導体としてダイ
セルCMC(ダイセル社製)などが、キサンタンガムと
してケルトロール(ケルコ社製)などが、カラギーナン
としてソアギーナMV220(ダイヤケムコ社製)など
が、キチン誘導体としてカルボキシメチル化キチン(一
丸ファルコス社製)などが、アクリル酸誘導体としてカ
ーボポール910,934,940,941,1342
(グッドリッチ社製)などが使用できる。
用いることができ、例えばセルロース誘導体としてダイ
セルCMC(ダイセル社製)などが、キサンタンガムと
してケルトロール(ケルコ社製)などが、カラギーナン
としてソアギーナMV220(ダイヤケムコ社製)など
が、キチン誘導体としてカルボキシメチル化キチン(一
丸ファルコス社製)などが、アクリル酸誘導体としてカ
ーボポール910,934,940,941,1342
(グッドリッチ社製)などが使用できる。
【0062】更に、本発明洗浄剤組成物において、成分
(c)として用いられる両性ポリマーとしては、例えば
カルボキシル基やスルホン酸基などのアニオン性基を有
するモノマーと塩基性窒素を有するモノマーとの共重合
体、カルボキシベタイン型モノマーの重合体又は共重合
体、カルボキシル基やスルホン酸基などのアニオン性基
をカチオンポリマーに導入したもの、塩基性窒素含有基
をアニオンポリマーに導入したもの等が挙げられる。特
に好ましいものとしては、カルボキシベタイン型モノマ
ーの共重合体が挙げられる。
(c)として用いられる両性ポリマーとしては、例えば
カルボキシル基やスルホン酸基などのアニオン性基を有
するモノマーと塩基性窒素を有するモノマーとの共重合
体、カルボキシベタイン型モノマーの重合体又は共重合
体、カルボキシル基やスルホン酸基などのアニオン性基
をカチオンポリマーに導入したもの、塩基性窒素含有基
をアニオンポリマーに導入したもの等が挙げられる。特
に好ましいものとしては、カルボキシベタイン型モノマ
ーの共重合体が挙げられる。
【0063】また、両性ポリマーは市販のものを用いる
ことができ、例えばカルボキシベタイン型モノマーの重
合体又は共重合体としてプラサイズL401(互応化学
社製)、ユカフォーマーM75(三菱油化社製)などが
使用できる。
ことができ、例えばカルボキシベタイン型モノマーの重
合体又は共重合体としてプラサイズL401(互応化学
社製)、ユカフォーマーM75(三菱油化社製)などが
使用できる。
【0064】本発明において、成分(c)の水溶性ポリ
マーは、それぞれ単独でも又は二種以上を併用して用い
てもよく、その配合量は組成物全量中に0.01〜20
%、特に0.1〜5%が好ましい。
マーは、それぞれ単独でも又は二種以上を併用して用い
てもよく、その配合量は組成物全量中に0.01〜20
%、特に0.1〜5%が好ましい。
【0065】また、本発明洗浄剤組成物に用いられる成
分(d)の脂肪酸としては炭素数5〜20の脂肪酸が挙
げられ、特に炭素数8〜16のものが使用感等の上で好
ましい。かかる脂肪酸の具体例としては、ラウリン酸、
ステアリン酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪
酸、オレイン酸、リノール酸等が挙げられる。
分(d)の脂肪酸としては炭素数5〜20の脂肪酸が挙
げられ、特に炭素数8〜16のものが使用感等の上で好
ましい。かかる脂肪酸の具体例としては、ラウリン酸、
ステアリン酸、ミリスチン酸、ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪
酸、オレイン酸、リノール酸等が挙げられる。
【0066】本発明において、成分(d)の脂肪酸はそ
れぞれ単独でも又は二種以上を併用して用いてもよく、
その配合量は組成物全量中に0.1〜10%、特に0.
5〜3%が好ましい。
れぞれ単独でも又は二種以上を併用して用いてもよく、
その配合量は組成物全量中に0.1〜10%、特に0.
5〜3%が好ましい。
【0067】更に、本発明洗浄剤組成物に用いられる成
分(e)の脂肪酸ジエタノールアミドとしては総炭素数
が9〜24のものが挙げられ、特に総炭素数が12〜2
0の脂肪酸ジエタノールアミドが使用感等の上で好まし
い。かかる脂肪酸ジエタノールアミドの具体例として
は、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸ジエ
タノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等が
挙げられる。
分(e)の脂肪酸ジエタノールアミドとしては総炭素数
が9〜24のものが挙げられ、特に総炭素数が12〜2
0の脂肪酸ジエタノールアミドが使用感等の上で好まし
い。かかる脂肪酸ジエタノールアミドの具体例として
は、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸ジエ
タノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等が
挙げられる。
【0068】本発明において、成分(e)の脂肪酸ジエ
タノールアミドはそれぞれ単独でも又は二種以上を併用
して用いてもよく、その配合量は組成物全量中に0.1
〜10%、特に0.5〜3%が好ましい。
タノールアミドはそれぞれ単独でも又は二種以上を併用
して用いてもよく、その配合量は組成物全量中に0.1
〜10%、特に0.5〜3%が好ましい。
【0069】また、前述の成分(d)と成分(e)の配
合比は、使用感触と成分(c)の水不溶性微粉体の分散
安定性の点より、重量比で成分(d)/成分(e)=3
5/65〜65/35の範囲、特に成分(d)/成分
(e)=4/6〜6/4の範囲とするのが好ましい。
合比は、使用感触と成分(c)の水不溶性微粉体の分散
安定性の点より、重量比で成分(d)/成分(e)=3
5/65〜65/35の範囲、特に成分(d)/成分
(e)=4/6〜6/4の範囲とするのが好ましい。
【0070】本発明の洗浄剤組成物は前述した成分
(c)の水溶性ポリマー、成分(d)の脂肪酸及び成分
(e)の脂肪酸ジエタノールアミドを併用することによ
り、成分(c)の水不溶性微粉体の分散を安定化するこ
とができると共に、使用感触を向上することができる。
(c)の水溶性ポリマー、成分(d)の脂肪酸及び成分
(e)の脂肪酸ジエタノールアミドを併用することによ
り、成分(c)の水不溶性微粉体の分散を安定化するこ
とができると共に、使用感触を向上することができる。
【0071】尚、本発明の洗浄剤組成物には、上記必須
成分以外に、一般に配合される任意成分を配合すること
ができる。これらの任意成分としては、例えば陰イオン
性界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン性界面活性
剤、プロピレングリコール、グリセリン等の溶解剤;エ
チルアルコール、イソプロピルアルコール、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロース、高級アルコール
等の粘度調整剤;抗脂漏性物質;抗生物質;硫黄、サリ
チル酸、酵素等の角質溶解性又は角質軟化性物質;脱臭
剤、ローション化剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、防腐剤等が挙げられる。
成分以外に、一般に配合される任意成分を配合すること
ができる。これらの任意成分としては、例えば陰イオン
性界面活性剤、両性界面活性剤、陽イオン性界面活性
剤、プロピレングリコール、グリセリン等の溶解剤;エ
チルアルコール、イソプロピルアルコール、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロース、高級アルコール
等の粘度調整剤;抗脂漏性物質;抗生物質;硫黄、サリ
チル酸、酵素等の角質溶解性又は角質軟化性物質;脱臭
剤、ローション化剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、防腐剤等が挙げられる。
【0072】本発明の洗浄剤組成物は常法により調製す
ることができるが、まず成分(b)を成分(c)で処理
し、得られたポリマー被覆粉体を、成分(a)と成分
(d)と成分(e)とを均一溶解したものに添加し、混
合・分散することにより調製するのが好ましい。
ることができるが、まず成分(b)を成分(c)で処理
し、得られたポリマー被覆粉体を、成分(a)と成分
(d)と成分(e)とを均一溶解したものに添加し、混
合・分散することにより調製するのが好ましい。
【0073】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は抗菌剤等の水不
溶性微粉体を長期にわたり安定に分散させることがで
き、フケ抑制効果、デオドラント効果、コンディショニ
ング効果にも優れ、かつ低刺激で使用感触も良好であ
り、極めて有用なものである。
溶性微粉体を長期にわたり安定に分散させることがで
き、フケ抑制効果、デオドラント効果、コンディショニ
ング効果にも優れ、かつ低刺激で使用感触も良好であ
り、極めて有用なものである。
【0074】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれらによって何ら限定されるものではな
い。
が、本発明はこれらによって何ら限定されるものではな
い。
【0075】実施例1 表1に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、洗髪時の泡質
及び泡量を官能評価した。更にこれを40℃にて1週間
保存した後、分散安定性を肉眼観察により評価した。結
果を表1に示す。尚、洗浄剤組成物の製法及び評価基準
は以下の通りである。
及び泡量を官能評価した。更にこれを40℃にて1週間
保存した後、分散安定性を肉眼観察により評価した。結
果を表1に示す。尚、洗浄剤組成物の製法及び評価基準
は以下の通りである。
【0076】(製法) 本発明品1:成分(a)、成分(d)、成分(e)、成
分(f)、成分(g)及び水の一部を混合し均一溶液と
したものに、成分(c)の水溶液に成分(b)を分散さ
せたものを攪拌下添加し、次いでpH調整剤を添加した。 比較品1:成分(a)、成分(f)及び水の一部を混合
し均一溶液としたものに、成分(c)の水溶液に成分
(b)を分散させたものを攪拌下添加し、次いでpH調整
剤を添加した。 比較品2:成分(a)、成分(f)、成分(g)及び水
の一部を混合し均一溶液としたものに、成分(c)の水
溶液に成分(b)を分散させたものを攪拌下添加し、次
いでpH調整剤を添加した。 (評価基準) 泡質 ○:きめ細か △:きめは普通 泡量 ○:多い △:普通 分散安定性 ○:均一分散する ×:分離する
分(f)、成分(g)及び水の一部を混合し均一溶液と
したものに、成分(c)の水溶液に成分(b)を分散さ
せたものを攪拌下添加し、次いでpH調整剤を添加した。 比較品1:成分(a)、成分(f)及び水の一部を混合
し均一溶液としたものに、成分(c)の水溶液に成分
(b)を分散させたものを攪拌下添加し、次いでpH調整
剤を添加した。 比較品2:成分(a)、成分(f)、成分(g)及び水
の一部を混合し均一溶液としたものに、成分(c)の水
溶液に成分(b)を分散させたものを攪拌下添加し、次
いでpH調整剤を添加した。 (評価基準) 泡質 ○:きめ細か △:きめは普通 泡量 ○:多い △:普通 分散安定性 ○:均一分散する ×:分離する
【0077】
【表1】
【0078】表1の結果より明らかな如く、本発明の洗
浄剤組成物は、水不溶性微粉体であるジンクピリチオン
の分散安定性に優れていると共に、洗髪時の泡もきめ細
かで量の多いものであった。
浄剤組成物は、水不溶性微粉体であるジンクピリチオン
の分散安定性に優れていると共に、洗髪時の泡もきめ細
かで量の多いものであった。
【0079】
【表2】 実施例2 シャンプー組成物 (組成) (%) (1) アルキルグルコシド*4 8.0 (2) ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナト リウム塩 8.0 (3) ジンクピリチオン 1.0 (4) ポリグリコールポリアミン縮合物*5 2.0 (5) ヤシ油脂肪酸 2.0 (6) ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0 (7) 香料 0.3 (8) 色素 微量 (9) 水 バランス *4:式(1)においてR1=デシル基, G=グルコース a=0, b(平均値)=1.5 *5:ポリコートNH(ヘンケル白水社製)
【0080】(製法)(4)の水溶液に(3)を分散さ
せる。次いでこの分散液を(1)、(2)、(5)、
(6)、(7)、(8)及び(9)よりなる均一溶液に
攪拌下添加して充分に混合し、シャンプーを得た。本シ
ャンプー組成物は泡量、感触等のシャンプー性能に優
れ、更に抗フケ・かゆみ効果が高く、皮膚刺激性が低
く、かつ水不溶性微粒子の分散安定性も良好であった。
せる。次いでこの分散液を(1)、(2)、(5)、
(6)、(7)、(8)及び(9)よりなる均一溶液に
攪拌下添加して充分に混合し、シャンプーを得た。本シ
ャンプー組成物は泡量、感触等のシャンプー性能に優
れ、更に抗フケ・かゆみ効果が高く、皮膚刺激性が低
く、かつ水不溶性微粒子の分散安定性も良好であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3/37 3/48
Claims (3)
- 【請求項1】 次の成分(a)〜(e)、(a)糖系非
イオン性界面活性剤、(b)水不溶性微粉体、(c)非
イオン性ポリマー、陽イオン性ポリマー、陰イオン性ポ
リマー及び両性ポリマーからなる群より選ばれる一種又
は二種以上の水溶性ポリマー、(d)脂肪酸、(e)脂
肪酸ジエタノールアミドを含有する洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 水不溶性微粉体(b)が2−メルカプト
ピリジン−N−オキシド多価金属塩又は二硫化セレンで
ある請求項1記載の洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 水不溶性微粉体(b)を非イオン性ポリ
マー、陽イオン性ポリマー、陰イオン性ポリマー及び両
性ポリマーからなる群より選ばれる一種又は二種以上の
水溶性ポリマー(c)で処理して得られたポリマー被覆
粉体を、糖系非イオン性界面活性剤(a)、脂肪酸
(d)及び脂肪酸ジエタノールアミド(e)を均一溶解
したものに添加して混合・分散させることにより得られ
る請求項1記載の洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12197292A JPH05310541A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12197292A JPH05310541A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05310541A true JPH05310541A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14824426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12197292A Pending JPH05310541A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05310541A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100515448B1 (ko) * | 1999-06-17 | 2005-09-20 | 주식회사 코오롱 | 안정한 금속 피리치온 분산액 |
JP2006347972A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Milbon Co Ltd | 毛髪洗浄剤 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP12197292A patent/JPH05310541A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100515448B1 (ko) * | 1999-06-17 | 2005-09-20 | 주식회사 코오롱 | 안정한 금속 피리치온 분산액 |
JP2006347972A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Milbon Co Ltd | 毛髪洗浄剤 |
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