JP6199536B2 - パーマネントウェーブ用第1剤およびパーマネントウェーブ用剤 - Google Patents
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(試験用毛束の作製)
化学的処理(例えば、パーマ処理、ヘアカラー処理、ブリーチ処理等)を全く受けていない毛髪を用いて、長さ20cm、重さ15gまたは長さ16cm、重さ0.2gの試験用毛束を作製し、完全に乾燥させた後、以下の評価に用いた。
試験用毛束(長さ:20cm、重さ:15g)に、各処方例で調製したパーマネントウェーブ用第1剤を15g塗布し、毛髪に均一にのばした。その後、40℃で15分間放置し、水で十分にすすぎ、パーマネントウェーブ用第2剤を15g塗布して、30℃で10分間放置した。水で十分にすすぎ、乾燥させた後、専門パネラー10名により、毛髪の柔らかさを下記の3段階評価(評価点)で官能評価し、評価点の平均値を求め、以下の基準で判定した。
3点:非常に柔らかい
2点:柔らかい
1点:硬さを感じる
◎:2.5点以上
○:2点以上、2.5点未満
△:1.5点以上、2点未満
×:1点以上、1.5点未満
試験用毛束(長さ:20cm、重さ:15g)に、各処方例で調製したパーマネントウェーブ用第1剤を15g塗布し、毛髪に均一にのばした。その後、40℃で15分間放置し、水で十分にすすぎ、パーマネントウェーブ用第2剤を15g塗布して、30℃で10分間放置した。水で十分にすすぎ、乾燥させた後、専門パネラー10名により、毛髪のすべりを下記の3段階評価(評価点)で官能評価し、評価点の平均値を求め、以下の基準で判定した。
3点:非常にすべりが良い
2点:すべりが良い
1点:すべりが悪く、ひっかかりを感じる
◎:2.5点以上
○:2点以上、2.5点未満
△:1.5点以上、2点未満
×:1点以上、1.5点未満
試験用毛束(長さ:20cm、重さ:15g)に、各処方例で調製したパーマネントウェーブ用第1剤を15g塗布し、毛髪に均一にのばした。その後、40℃で15分間放置し、水で十分にすすぎ、パーマネントウェーブ用第2剤を15g塗布して、30℃で10分間放置した。水で十分にすすぎ、乾燥させた後、専門パネラー10名により、毛髪のまとまり感を下記の3段階評価(評価点)で官能評価し、評価点の平均値を求め、以下の基準で判定した。
3点:非常にまとまる
2点:まとまる
1点:広がる
◎:2.5点以上
○:2点以上、2.5点未満
△:1.5点以上、2点未満
×:1点以上、1.5点未満
試験用毛束(長さ:20cm、重さ:15g)に、各処方例で調製したパーマネントウェーブ用第1剤を15g塗布し、毛髪に均一にのばした。その後、40℃で15分間放置し、水で十分にすすぎ、パーマネントウェーブ用第2剤を15g塗布して、30℃で10分間放置した。水で十分にすすぎ、乾燥させた後、毛束を直径約6cmの円筒に巻きつけ、白色蛍光灯下で、専門パネラー10名により、毛髪のツヤを下記の3段階評価(評価点)で官能評価し、評価点の平均値を求め、以下の基準で判定した。
3点:非常にツヤが出る
2点:ツヤが出る
1点:ツヤがでない/ギラギラとしたツヤが出る
◎:2.5点以上
○:2点以上、2.5点未満
△:1.5点以上、2点未満
×:1点以上、1.5点未満
各処方例で調製したパーマネントウェーブ用第1剤0.2gを塗布した試験用毛束(長さ:16cm、重さ:0.2g)を、直径12mmのパーマ用ロッドに、毛束に一定のテンションがかかるように注意しながら巻きつけた。その後、40℃で15分間放置し、水で十分にすすぎ、パーマネントウェーブ用第2剤を0.2g塗布して、30℃で10分間放置した。水で十分にすすぎ、試験用毛束をロッドからはずし、乾燥させた後、巻き数を元に下記の3段階評価(評価点)で評価し、評価点の平均値を求め、以下の基準で判定した。
3点:2回転以上
2点:1回転以上、2回転未満
1点:1回転未満
◎:2.5点以上
○:2点以上、2.5点未満
△:1.5点以上、2点未満
×:1点以上、1.5点未満
実施例1と同様にして作製した試験用毛束を用い、各種パーマネントウェーブ用剤(下記表2〜4)で実施例1と同様にして処理し、毛髪の柔らかさ、毛髪のすべり、毛髪のまとまり感、毛髪のツヤを評価すると共に、以下の評価を行った。
専門パネラー10名により、試験用ウィッグ(長さ:20cm)を用いて、各処方例で調製したパーマネントウェーブ用第1剤(下記表2、3)の塗りやすさ(製剤の操作性)を、下記の3段階評価(評価点)で官能評価し、評価点の平均値を求め、以下の基準で判定した。
3点:大変塗りやすい
2点:塗りやすい
1点:塗りにくい
◎:2.5点以上
○:2点以上、2.5点未満
△:1.5点以上、2点未満
×:1点以上、1.5点未満
実施例1と同様にして作製した試験用毛束を用い、各種パーマネントウェーブ用剤(下記表5、6)で実施例1と同様にして処理し、毛髪の柔らかさ、毛髪のすべり、毛髪のまとまり感、毛髪のツヤを評価すると共に、以下の評価を行った。
試験用毛束(長さ:20cm、重さ:15g)に、下記表5に示す処方例24で調製したパーマネントウェーブ用第1剤を15g塗布し、毛髪に均一にのばした。その後、40℃で15分間放置し、水で十分にすすぎ、パーマネントウェーブ用第2剤(表6の処方例25〜34)を15g塗布して、30℃で10分間放置した。水で十分にすすぎ、乾燥させた後、専門パネラー10名により、毛髪の手触り感を官能評価した。その後、試験用毛束を1%のラウリル硫酸ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥させた。この操作を合計7回繰り返した後、同じ専門パネラー10名により毛髪の手触り感を官能評価し、1%のラウリル硫酸ナトリウム溶液での洗浄前後の手触り感の違いを比較して、下記の3段階評価(評価点)をし、評価点の平均値を求め、以下の基準で判定した。
3点:良好な手触り感が非常に持続している(毛束の洗浄前後で、良好な手触り感がほとんど変わらない)
2点:良好な手触り感が持続している(毛束の洗浄後、良好な手触り感が維持されている)
1点:良好な手触り感が持続していない(毛束の洗浄後、良好な手触り感が損なわれている)
◎:2.5点以上
○:2点以上、2.5点未満
△:1.5点以上、2点未満
×:1点以上、1.5点未満
専門パネラー10名の頸部に、各処方例で調製したパーマネントウェーブ用第2剤を0.5g塗布し、30分間静置した後、下記の3段階評価(評価点)で評価点の平均値を求め、以下の基準で判定した。
3点:かゆみ等の刺激はなかった
2点:かゆみ等の刺激が少しあった
1点:かゆみ等の刺激があった
◎:2.5点以上
○:2点以上、2.5点未満
△:1.5点以上、2点未満
×:1点以上、1.5点未満
実施例1と同様にして作製した試験用毛束を用い、各種パーマネントウェーブ用剤(上記表5および下記表7)で実施例3と同様にして処理し、毛髪の柔らかさ、毛髪のすべり、毛髪のまとまり感、毛髪のツヤ、手触り感の持続を評価すると共に、以下の評価を行った。
試験用毛束(長さ:20cm、重さ:15g)に、各処方例で調製したパーマネントウェーブ用第1剤を15g塗布し、毛髪に均一にのばした。その後、40℃で15分間放置し、水で十分にすすぎ、パーマネントウェーブ用第2剤を15g塗布して、30℃で10分間放置した。水で十分にすすぎ、乾燥させた後、専門パネラー10名により、毛髪のべたつきを下記の3段階評価(評価点)で官能評価し、評価点の平均値を求め、以下の基準で判定した。
3点:べたつかない
2点:あまりべたつかない
1点:べたつく
◎:2.5点以上
○:2点以上、2.5点未満
△:1.5点以上、2点未満
×:1点以上、1.5点未満
Claims (8)
- パーマネントウェーブ処理に用いる第1剤であって、少なくとも還元剤としての(A)システアミンを含有する他、(B)アニオン性高分子としてマレイン酸系共重合体を含有することを特徴とするパーマネントウェーブ用第1剤。
- 前記(A)システアミンの含有量が、パーマネントウェーブ用第1剤全体に占める割合で7質量%以下(0質量%を含まない)である請求項1に記載のパーマネントウェーブ用第1剤。
- 前記(B)アニオン性高分子の含有量が、パーマネントウェーブ用第1剤全体に占める割合で2質量%以下(0質量%を含まない)である請求項1または2に記載のパーマネントウェーブ用第1剤。
- 前記マレイン酸系共重合体が、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体である請求項1〜3のいずれかに記載のパーマネントウェーブ用第1剤。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のパーマネントウェーブ用第1剤と、
(C)酸化剤の他、(D)第四級アンモニウム塩からなるカチオン性界面活性剤を含有するパーマネントウェーブ用第2剤と、からなるパーマネントウェーブ用剤。 - 前記(D)第四級アンモニウム塩からなるカチオン性界面活性剤の含有量が、パーマネントウェーブ用第2剤全体に占める割合で3質量%以下(0質量%含まない)である請求項5に記載のパーマネントウェーブ用剤。
- 前記(D)第四級アンモニウム塩からなるカチオン性界面活性剤が、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムである請求項5または6に記載のパーマネントウェーブ用剤。
- 前記パーマネントウェーブ用第2剤は更に、(E)ラノリンを含有する請求項5〜7のいずれかに記載のパーマネントウェーブ用剤。
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