JP4707358B2 - 吸い上げ芯及び芳香消臭具 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に収容される下層及び上層からなる上下2層の芳香消臭液を同時に吸い上げるための吸い上げ芯及びそれを用いた芳香消臭具に関する。
芳香消臭具は、一般に容器に収納した芳香消臭液中に棒状の吸い上げ芯の一端を浸し、他端を大気に触れるように露出させて芳香成分又は消臭成分を揮散するように設計されている。
2種以上の異なる香料を混合して独特の芳香を発生させるように調製された芳香消臭剤は、組み合わせようとする香料が水溶性香料と油溶性香料である場合、これらを単一溶媒に一緒に溶解させることは容易でなく、必然的に水性溶媒と油性溶媒のそれぞれに溶解させて2層に分離した状態で容器に収納させることになる。また、使用する香料が互いに相溶性がある場合であっても、色調、芳香性及び安定性等の点から敢えて両者を混合せずにそれぞれ互いに相溶性のない溶媒に溶解させて分離状態で容器に収納する場合もある。
芳香消臭液の各層液は、吸い上げ芯によって同時に吸い上げられて大気中に揮散して、使い始めからその終了時まで各層がほぼ同じ割合で消費されるのが望ましい。これによって、経時的に芳香性(質、度合い)や消臭性が変わることなく、最後まで安定した芳香消臭効果を発揮することが可能となるからである。
ところで、多層の液面の低下に伴って芳香消臭液の吸い上げ高さが大きくなると、吸い上げ負担が増加する。そして、図9に示すように芳香消臭具91の容器92内の上層93に液位は、下層94のそれと較べ、上層液の減量による液位低下に下層94の液位低下が加わる分だけ大きくなる。その結果、上層液の吸い上げ高H2(上層93の液面94aから吸い上げ芯95の上端までの高さ)の増加割合は、下層液の吸い上げ高さH1(下層94の液面94aから吸い上げ芯95の上端までの高さ)のそれよりも大きくなることによって上層液の吸い上げ負担の割合が下層液のそれよりも大きくなって上下層の減量速度のバランスが崩れるという問題があった。
また、液中に浸漬される吸い上げ芯は、経時的にその下端が弛んで広がることにより、下層液の吸い上げ機能が増加して減量バランスが崩れるという問題があった。
かかる問題を解消するために、芳香消臭液の層数と同数の吸い上げ芯及びそれを用いた芳香消臭具(例えば、特許文献1参照)や、芯内部を特殊な構造にした吸い上げ芯及びそれを用いた芳香消臭具(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
しかしながら、前者にあっては、一本の吸い上げ芯だけを用いる芳香消臭具と較べて組立工程が複雑化するなどの問題があり、後者にあっては、一本の吸い上げ芯で済ませることができるものの、芯内部を特殊構造にすることによって吸い上げ芯の製造が面倒になるという問題があった。
特開昭59−209307号公報 特開平4−150864号公報
本発明は、芯内部を特殊構造にすることなく、また、芳香消臭液の層数に応じて本数を増やすことなく、2層の芳香液及び/または消臭液を最後までほぼ同じ割合で吸い上げて揮散させることができる吸い上げ芯及び芳香消臭具を提供する。
本発明の吸い上げ芯は、下層液と該下層液よりも比重の小さい上層液とからなる上下2層の液状芳香消臭組成物に浸漬されて毛細管現象によって下層液及び上層液を吸い上げるための吸い上げ芯本体と、下層液及び上層液の単位時間当たりの吸い上げ量を調整する調整体とを備え、前記調整体は、前記吸い上げ芯本体のうち下層に浸漬される部分を外側から絞ることによって前記下層液の吸い上げ量を規制する絞り部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の吸い上げ芯は、下層液と該下層液よりも比重の小さい上層液とからなる上下2層の液状芳香消臭組成物に浸漬されて毛細管現象によって下層液及び上層液を吸い上げるための吸い上げ芯本体と、下層液及び上層液の単位時間当たりの吸い上げ量を調整する調整体とを備え、前記調整体は、前記上層液の液面の上方から前記上層液の液中にかけての範囲で前記吸い上げ芯本体の外周面を覆うことによって前記吸い上げ芯本体との間に毛細管現象を発生させるための隙間を形成する被覆部と、前記上層と前記隙間とを通じさせるための通液部と、を備えたことを特徴とする。
なお、前記隙間の大きさは、吸い上げ芯の吸液による体積膨張を考慮して設定される。
本発明の吸い上げ芯の調整体は、前記被覆部と、前記通液部と、前記絞り部とを備えるのが望ましい。
前記吸い上げ芯本体を縦長棒状に形成し、前記吸い上げ芯本体が挿入される前記調整体を縦長筒状に形成し、前記調整体の下端部の内径を前記吸い上げ芯本体の外径よりも小さくすることによって前記絞り部を形成するのが望ましく、また、前記下端部以外の前記調整体の内径を前記吸い上げ芯本体の外径よりも僅かに大きくすることによって前記被覆部を形成し、前記被覆部の一部を穿孔することによって前記通液部を形成するのが望ましい。
なお、調整体の下端部以外のすべての部位を前記吸い上げ芯本体の外径よりも大きくして吸い上げ芯本体との間に隙間を形成する必要はない。要は、上層液の液面よりも上方に上層液が毛細管現象によって浸透すれば良い。
本発明の芳香消臭具は、上下2層の液状芳香消臭組成物を収容した容器と、前記の吸い上げ芯と、を備えたことを特徴とする。
本発明の吸い上げ芯及び芳香消臭具によれば、以下の効果を奏する。調整体の絞り部で吸い上げ芯本体の下端を締め付けることによって、吸い上げ芯本体の該部分を圧迫して下層液の吸い上げ量を抑制することができる。また、それと同時に、経時的に吸い上げ芯本体の下端が広がるのを防止することによっても下層液の吸い上げ量を抑えることができる。
また、調整体の被覆部で上層液の液面の上方から上層液の液中にかけての範囲を覆って被覆部と吸い上げ芯本体との間に隙間を形成し、通液部を通じて該隙間に毛細管現象を利用して上層液を浸透させることによって、上層液が上層の実際の液面よりも高いところに保持されると共に、吸い上げ芯本体への上層液の接触面積が多くなることによって、上層液の吸い上げを促進することができる。その結果、上下層の減量バランスの崩れを改善することができる。
このように、本発明によれば、吸い上げ芯の芯内部を特殊構造にすることなく、また、芳香消臭液の層数に応じて本数を増やすこともなく、上下層の層液を同じ割合で吸い上げて揮散させることができるので、構造が簡単で組立が容易になり、製造コストの面で有利になる。
また、前記吸い上げ芯本体を縦長棒状に形成し、前記調整体を縦長筒状に形成し、前記調整体の下端部の内径を前記吸い上げ芯本体の外径よりも小さくすることによって前記絞り部を形成し、また、該下端部以外の前記調整体の内径を前記吸い上げ芯本体の外径よりも大きくすることによって前記被覆部を形成し、前記被覆部の一部に吸液孔を形成すれば、前記吸い上げ芯本体を前記調整体内に挿入することによって前記吸い上げ芯本体を前記絞り部で絞ると共に、前記吸い上げ芯本体と前記被覆部との間に前記隙間を形成することができ、吸い上げ芯を極めて容易に組み立てることができる。
実施形態1
図1乃至図3のように、芳香消臭具Aは、水層(下層)1と油層(上層)2の上下2層の液状芳香消臭組成物が収容された容器3と、吸い上げ芯本体4と調整体5とから成る吸い上げ芯Bと、吸い上げ芯で吸い上げられた2層の液状芳香消臭組成物を大気中に揮散させる揮散部材6と、揮散孔A1を有するカバーA2と、を備えている。
液体芳香消臭組成物は、水層1と油層2からなっており、これらの少なくとも一方には1種以上の香料または消臭成分が含有され、水層1及び油層2は互いに相溶性がないように調製されている。
容器3は口部31を備え、口部31には蓋体32が取り付けられ、蓋体32には吸い上げ芯本体4の突出口33が設けられ、突出口33の口縁部からは調整体5が垂設されている。また、蓋体32には揮散部材6の鍔部34が形成され、該鍔部34が容器3の口部31の外周に取り付けられ、鍔部34に揮散部材6が取り付けられ、揮散部材6と吸い上げ芯Bの吸い上げ芯本体4とは接触している。
吸い上げ芯本体4は、上下2層の液状芳香消臭組成物に浸漬されて毛細管現象によって水層液及び油層液を吸い上げるためのものであり、全長にわたって外径寸法が同径の縦長円柱状に形成されている。吸い上げ芯本体4は、毛細管現象による吸い上げ機能を発揮するために多孔質であることが好ましい。多孔質物としては、天然また合成繊維の集束物(繊維束)、織物、織布、不織布、合成樹脂粉末の集合物または焼結体、合成樹脂発泡体等を例示することができる。また、吸い上げ芯本体4は、単品の素材からなるものであっても2種以上の素材から構成されるものであってもよい。なお、吸い上げ芯本体4は、水層液をほとんど最後まで吸い上げるために容器3の底面に接触、またはわずか上方に位置させておくのが望ましい。
調整体5は、水層液及び油層液の単位時間当たりの吸い上げ量を調整するものであって、合成樹脂等にて縦長筒状に形成され、内径寸法は下端に行くほど小さくなるように設定され、調整体5の下端部の内径は吸い上げ芯本体4の外径よりも小さく設定されることによって絞り部51が形成され、調整体5のうち絞り部51以外の部位は被覆部53とされ、該被覆部53の一部には被覆部53とほぼ同じ長さの範囲で縦長の通液孔(通液部の一例)54が形成されている。そして、吸い上げ芯本体4を調整体5内に挿入すると、吸い上げ芯本体4の下端が絞り部51で絞られて水層液の吸い上げ量が規制されると共に吸い上げ芯本体4と被覆部53との間に毛細管現象を発生させるための隙間52が形成される。なお、通液孔54の幅寸法及び長さ寸法は適宜調整され、また、隙間52は吸い上げ芯本体4の吸液による体積膨張を考慮して設定される。
そして、図4のように吸い上げ芯5を芳香消臭液の水層1及び油層2に浸漬すると、油層2の液面の上方から油層2の液中にかけての範囲で吸い上げ芯本体4の外周面が被覆部53で覆われる。これによって、同図のように油層液は通液孔54を通って隙間52に浸透して油層2の実際の液面よりも高いところに油層液が保持されると共に、吸い上げ芯本体4への油層液の接触面積が多くなる。なお、芳香消臭液の減量前は、隙間52の下部は水層1中に位置するようにしても良い。要は、隙間52と絞り部51とによって上下各層1,2の減量バランスが確保されれば良いのである。
揮散部材6は、芳香及び/消臭成分を可逆的に吸着及び脱着することができるものであれば特に限定はされず、例えば吸い上げ芯本体4と同様に多孔質物を挙げることができる。なお、吸い上げ芯本体4に揮散部材としての機能を付与すれば、揮散部材6を別部材として設ける必要はない。
実施形態2
図5は他の実施形態を示し、調整体5の被覆部53の全周及び全長に亘って多数の通液孔(通液部の一例)54aが設けられている。このように、縦長の通液孔54に代えて多数の通液部54aを設けても油層液を隙間に浸透させることができる。なお、その他の構成は実施形態1と同じであるので、図5に実施形態1と同じ符号を付すことにより、それらの説明を省略する。
なお、本発明の吸い上げ芯及び芳香消臭具は、以上の実施形態に限定されるものではない。
芳香消臭液の上下層の減り方のバランス度試験
実施例a〜c及び比較例a,bを用い、芳香消臭液の上下各層の高さを測定することによって芳香消臭液の上下層の減り方のバランス度試験を行った。
容器3として容量が140mlのマヨネーズ瓶を用い、このマヨネーズ瓶に油層液:水層液=1:1(各40ml)になるように芳香消臭液を充填し、マヨネーズ瓶の口部31に蓋体32を取り付け、蓋体32に吸い上げ芯本体4及び揮散部材6を取り付けて室温で試験を行った。吸い上げ芯本体4の長さは、94 mm、直径8mmである。
実施例aの吸い上げ芯は、上記実施形態1と同じ構成の調整体5を蓋体32に設け、該調整体5に吸い上げ芯本体4を挿入したものである(図5(a))。調整体5の最大内径(上端の内径)は9.5mm、最小内径(下端の内径)は7.8mmである。
実施例bは調整体5bを用い、この調整体5bは実施例aの調整体5の絞り部を切断して絞り機能をなくし、調整体5の被覆部の機能のみを発揮させるようにしたものである(図6(b))。
実施例cは調整体5cを用い、この調整体5cは通液孔の幅を広げて被覆部の機能をなくし、絞り部の機能のみを発揮させるようにしたものである(図6(c))。
比較例aは調整体を用いず、吸い上げ芯本体4のみを蓋体32にセットしたものである(図7(a))。
比較例bは、実施例cの調整体5cの絞り部を切断することによって絞り機能がなくなるように構成された調整不能体50を吸い上げ芯本体4の外側に設けたものである(図7(b))。
試験結果を図8及び図9に示す。図8は実施例a〜bを用いた場合の上下層の減り方を示し、図9は比較例a,bを用いた場合の上下層の減り方を示す。なお、縦軸は上下各層の高さ、横軸は日数を示す。
実施例aでは、最初から最後まで、減り方のバランスが良く、最後に上下層が同時になくなった(図8(a))。
実施例bでは、減量後期において減量バランスが崩れたものの、上下層の減量バランスは改善された(図8(b))。
実施例cでは、実施例bと同様に、減量後期において減量バランスが崩れたものの、上下層の減量バランスは改善された(図8(c))。
比較例aでは、最初は吸い上げ高さの影響が少ないので均一に減量するが、その後すぐに減量バランスが大きく崩れ、水層液が早期になくなった(図9(a))。
比較例bでは、比較例aと同様に、最初は吸い上げ高さの影響が少ないので均一に減量するが、その後すぐに、減量バランスが大きく崩れ、水層液が早期になくなった(図9(b))。
以上のことから、上下2層をほぼ均一に減量させるためには、絞り部51及び被覆部53の少なくとも一方を有する調整体5,5b,5cを設けるのが有効であることが判明した。
本発明の芳香消臭具の実施形態を示す斜視図である。 本発明の芳香消臭具の実施形態を示す正断面図である。 本発明の吸い上げ芯の実施形態を示す斜視図である。 本発明の吸い上げ芯の実施形態を示す断面図である。 本発明の芳香消臭具の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明の実施例a〜cを示す正面図である。 比較例a,bを示す正面図である。 本発明の実施例a〜cを用いた場合の上下層の減り方を示す図である。 比較例a,bを用いた場合の上下層の減り方を示す図である。 吸い上げ高さの変化を説明する図である。
符号の説明
A 芳香消臭具
B 吸い上げ芯
1 水層(下層)
2 油層(上層)
3 容器
4 吸い上げ芯本体
5 調整体
51 絞り部
52 隙間
53 被覆部
54 通液孔(通液部)
54a 通液孔(通液部)
6 揮散部材

Claims (6)

  1. 下層液と該下層液よりも比重の小さい上層液とからなる上下2層の液状芳香消臭組成物に浸漬されて毛細管現象によって下層液及び上層液を吸い上げるための吸い上げ芯本体と、
    下層液及び上層液の単位時間当たりの吸い上げ量を調整する調整体と、を備え、
    前記調整体は、前記上層液の液面の上方から前記上層液の液中にかけての範囲で前記吸い上げ芯本体の外周面を覆うことによって前記吸い上げ芯本体との間に毛細管現象を発生させるための隙間を形成する被覆部と、前記上層と前記隙間とを通じさせるための通液部と、を備えたことを特徴とする吸い上げ芯。
  2. 前記調整体は、前記吸い上げ芯本体のうち下層に浸漬される部分を外側から絞ることによって前記下層液の吸い上げ量を規制する絞り部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の吸い上げ芯。
  3. 前記吸い上げ芯本体を縦長棒状に形成し、
    前記吸い上げ芯本体が挿入される前記調整体を縦長筒状に形成し、
    前記調整体の内径を前記吸い上げ芯本体の外径よりも小さくすることによって前記絞り部を形成したことを特徴とする請求項2に記載の吸い上げ芯。
  4. 前記吸い上げ芯本体を縦長棒状に形成し、
    前記吸い上げ芯本体が挿入される前記調整体を縦長筒状に形成し、
    前記調整体の内径を前記吸い上げ芯本体の外径よりも僅かに大きくすることによって前記被覆部を形成し、
    前記被覆部の一部を穿孔することによって前記通液部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の吸い上げ芯。
  5. 前記吸い上げ芯本体を縦長棒状に形成し、
    前記吸い上げ芯本体が挿入される前記調整体を縦長筒状に形成し、
    前記調整体の下端部の内径を前記吸い上げ芯本体の外径よりも小さくすることによって前記絞り部を形成し、
    前記下端部以外の前記調整体の内径を前記吸い上げ芯本体の外径よりも僅かに大きくすることによって前記被覆部を形成し、
    前記被覆部の一部を穿孔することによって前記通液部を形成したことを特徴とする請求項2に記載の吸い上げ芯。
  6. 上下2層の液状芳香消臭組成物を収容した容器と、請求項1から5のいずれかに記載の吸い上げ芯と、を備えたことを特徴とする芳香消臭具。
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