JPS59209307A - 多層液の同時吸上げ方法及びその芳香容器 - Google Patents

多層液の同時吸上げ方法及びその芳香容器

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JPS59209307A
JPS59209307A JP8258083A JP8258083A JPS59209307A JP S59209307 A JPS59209307 A JP S59209307A JP 8258083 A JP8258083 A JP 8258083A JP 8258083 A JP8258083 A JP 8258083A JP S59209307 A JPS59209307 A JP S59209307A
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JP
Japan
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suction
container
liquid
rod
layer
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JP8258083A
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明雄 鈴木
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ESUTEE KAGAKU KOGYO KK
ST CHEMICAL IND
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ESUTEE KAGAKU KOGYO KK
ST CHEMICAL IND
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香容器に収納される多層の液を同時に吸上げ
揮散させる方法及びその芳香容器に関する。
芳香容器に収納されている芳香剤液を吸上げ揮散させる
ために、1本の吸上げ棒の一端を芳香剤液に浸し他端を
大気に出して、ここより芳香を揮散させるようにしてい
る。しかし単体香料は1種のみを用いることは稀で、2
種以上の異なる単体香料を混合し独特の芳香を発生させ
ることが多い。かかる場合、異なる単体香料が同一溶剤
に溶解すれば問題がないが、例えば水可溶性単体香料と
油可溶性単体香料の如く2種の単体香料がそれぞれ相溶
性のない2種の溶剤を必要とする場合は芳香容器中2層
に分かれて収納されることになる。或いは2種の単体香
料液間に相溶性があっても、それぞれ単独では鮮かなキ
レイな色調であるが、混合することによって色調が悪く
なる場合は、相溶性のない溶剤を使用することによって
敢て混合させないようにすることもある。さらに芳香剤
液同士のみならず、芳香剤液と消臭剤、殺虫剤、消炎剤
、防カビ剤等の液とを組合せて同一容器に収納する゛場
合、混合することによってお互が変質するおそれのある
場合も2層または3層以上に分離させることが好ましい
場合がある。
上記の如き2層以上の多層に分離している芳香剤液に1
本の吸上げ棒を使用すれば、ある溶剤のみを吸上げる特
性を有する吸上げ棒以外の一般の吸上げ棒は親和性の大
きい方の芳香剤液を先に吸上げ、その相がなくなってか
ら他の相の芳香液を吸上げるといった王台に、多層の芳
れはたとえ層の数だけ吸−ヒげ棒を増やしても同種の吸
上げ棒である限りは結果は1本の場合と同じである。
本発明者はかかる多層に分かれている芳香剤液等から同
時に各層の液を吸」二げ揮散させる方法について種々検
討した結果、特定の吸上げ器を用いるこ吉によって目的
を達し得ることができ、本発明に到達した。すなわち本
発明は多層に分かれて収納されている芳香容器の各層液
を層数吉同数の吸上げ棒からなる吸上げ器の一端を該容
器の底部に浸すことによって吸上げる芳香容器の各層液
を同時に吸上げる方法及びかかる吸上げ器を有する芳香
容器を提供するものであり、その吸上げ器は下層吸上げ
棒が上層液と接触しないように樹脂皮膜を有するもので
ある。
本発明を図によって説明する。
第1図は芳香容器1の中に上層芳香剤液2と下層芳香剤
液3が収納されている。吸上げ器は層数と同数の吸上げ
棒からなり、例えば4を上層吸上げ棒とすれば、5は下
層吸上げ棒となる。
上層、下層の区別なく一端を容器底部に浸せばよい。た
だし下層吸上げ棒の表面に樹脂皮膜6を設け、下層吸上
げ棒が上層液と接触しないようにすればよい。樹脂皮膜
としてはプラスチックチー−ブに吸上げ棒を収納しても
よく、また吸上げ棒の表面を樹脂コーティングしてもよ
い。
第2図は別の実施態様で中空の上層吸上げ棒8とその中
空部に嵌挿し得る太さの樹脂皮膜6を有する下層吸上げ
棒9を挿入したものである。
さらに第3図の如き1本の円筒体を縦に2分し、下層吸
上げ棒11の周側の樹脂フィルムを介して上層吸上げ棒
IOを接する如くして成形したものを使用してもよい。
要は下層吸上げ棒が上層液に接触することを避ければよ
いから、これ以外にこの条件を満たすものであればいか
なる形状のものであっても差支えない。また第4図の如
く油性にのみ親和性のある吸上げ棒12と水性にのみ親
和性のある吸上げ棒13との組合せであれば樹脂皮膜の
必要のない吸上げ器であってもよい。上記説明は2層の
場合について行ったが、8層以上の場合でも全く同様で
ある。
吸上げ棒の材質は多孔質で毛細管現象によって液体を吸
上げるものであり、それには天然または合成繊維を集束
したものや合成樹脂粉末の焼結体、合成樹脂連続発泡体
が好適に使用される。特に合成繊維としてはポリプロピ
レンが好ましい。ポリエチレン粉末の焼結体は油性液し
か吸上げないという特性がある。
また上層、下層吸上げ棒が同材質の場合は、下層吸上げ
棒に樹脂皮膜を施すほか容器底部に浸す際、浸す位置に
若干の差をつけた方がより好ましい。
本発明では上層及び下層の2層或いはそれ以上の層にお
いて、芳香剤液同士でもよいが、芳香剤液と消臭剤、殺
虫剤、消炎剤、防カビ剤等の芳香以外の他用途の液との
組合せにも適用できる。
本発明によれば、吸上げ揮散すべき液が何層あっても同
時に吸上げることができるので何等支障なく好ましい状
態で芳香を揮散、または芳香と他用途液を吸」二げ散布
できるので快適な生活が楽しめる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の芳香容器の実施例のA断面
図、B吸上げ器の拡大平面図であり、第8図及び第4図
は吸上げ器の別の実施例の平面図である。 y・・・・・・芳香容器   ?・・・・・・上層液3
・・・・・・下層液 4.8、lO・・・・・・上層吸上げ棒5.9.11・
・・・・・下層吸上げ棒6・・・・・・樹脂皮膜   
7・・・・・・栓 部特許出願人 エステ−化学株式会
社 代理人  弁理士 伊 東  彰  7− 第1図     第2図 8        B 第3図     第4図 43−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)多層に分かれて収納されている芳香容器の各層液
    を層数と同数の吸上げ棒からなる吸上げ器の一端を該容
    器の底部に浸すことによって吸上げることを特徴とする
    芳香容器の各層液の同時吸上げ方法 (2)吸上げ棒が天然または合成繊維束、合成樹脂粉末
    焼結体、合成樹脂連続発泡体からなるものである特許請
    求の範囲第(1)項記載の吸上げ方法 (3)吸上げ器の下層吸上げ棒が上層液との接触を防止
    するための樹脂皮膜を有するものである特許請求の範囲
    第(1)項記載の吸上げ方法(4)吸上げ器が油性にの
    み親和性のある吸上げ棒と水性にのみ親和性のある吸上
    げ棒からなるものである特許請求の範囲第(1)項記載
    の吸上げ方法 (5)多層に分かれた液を収納する芳香容器において、
    層数と同数の吸上げ棒からなり、かつ下層吸上げ棒が上
    層液との接触を防止するための樹脂皮膜を有するもので
    ある吸上げ器を有する各層液を同時に吸上げるこ吉ので
    きる芳香容器(6)吸上げ棒が天然または合成繊維束、
    合成樹脂粉末焼結体、合成樹脂連続発泡体からなるもの
    である特許請求の範囲第(5)項記載の芳香容器
JP8258083A 1983-05-13 1983-05-13 多層液の同時吸上げ方法及びその芳香容器 Granted JPS59209307A (ja)

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JPH0310321B2 JPH0310321B2 (ja) 1991-02-13

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