JPH05502800A - 揮発性液体蒸発装置 - Google Patents

揮発性液体蒸発装置

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JPH05502800A
JPH05502800A JP2512178A JP51217890A JPH05502800A JP H05502800 A JPH05502800 A JP H05502800A JP 2512178 A JP2512178 A JP 2512178A JP 51217890 A JP51217890 A JP 51217890A JP H05502800 A JPH05502800 A JP H05502800A
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フォックス,トーマス ロドニー
ハモンド,ジェフリー ロバート
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レキット アンド コールマン プロダクツ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 敦餉U伏■ 本発明は、揮発性液状物質を蒸気として排出することについての改良に関し、香 水及び同等の空気清浄剤、液体殺虫剤、液体防虫剤、液体防臭剤、液体腐食防止 剤、殺菌剤及び液体呼吸補助剤の様な薬品などの揮発性液体を制御して放出する のに適用しうるちのである。
揮発性液体を蒸気として排出する装置は、周知であり、通常、揮発性液体を容れ る貯槽と、揮発性液体の蒸気を大気に放出する為の要素とを備えている。
従来のこの種の装置のすべては、次の基本的な3つのグループの何れかに属する 。
(1)貯槽に、揮発性液体の蒸気を周囲の大気に放出する為の要素を設けたもの 。
(2)貯槽が、比較的堅固であり、かつ貯槽に対して、揮発性液体の蒸気を放出 する要素を交換しうるようになっているもの。
(3)貯槽が、比較的堅固であり、かつ貯槽に、揮発性液体の蒸気を放出する要 素か固定されているもの。
本発明は、グループ(3)の装置に関し、グループ(1)及び(2)の装置につ いては、対象外とする。
グループ(3)に属する装置としては、種々の型式のものが市販されており、通 常、この装置は、揮発性液体を容れる為の、一端を蒸気透過性要素で閉じた堅固 な貯槽を備えている。このような装置を、以後、規定型装置と称する。
規定型装置は、種々の形と寸法のものが市場に出ており、種々の分野で使用され ている。
米国特許第4753389号明細書には、ある種の規定型装置(図5参照)が記 載されている。この貯槽は、一端を堅固な壁で閉じられ、他端を蒸気透過性部材 で閉じたチューブ液体を備えている。貯槽には、揮発性液体が満たされ、使用に 際しては、装置の上部に蒸気透過性部材を設け、揮発性液体と蒸気透過性部材と の間に、室または空間を形成させる。揮発性液体は蒸発し、蒸気透過性部材を経 て、周囲の大気中に発散する。
欧州特許第0218892号公報には、一端を堅固な壁で閉じられ、他端を蒸気 透過・液体不透過性部材で閉じられたチューブ状の貯槽を備える規定型蒸発装置 が開示されている。この貯槽には、排出すべき揮発性液体が充填され、使用に際 しては、前記部材を下方とする。すると、揮発性液体は、蒸気透過・液体不透過 性部材の表面を湿し、同部材を通って蒸発し、その裏面から、周囲の大気中に出 る。
規定型装置の別の例が、英国特許第2194889B号公報に開示されている。
これは、チューブ状で、貯槽の一端は堅固な壁で閉じられ、他端は、蒸気透過・ 液体不透過性部材で閉じられている。
この第3の型式(公報の図1参照)においては、貯槽は円筒壁であり、ほぼ垂直 である。貯槽内の揮発性液体の自由表面上の空間は、蒸発した揮発性液体で充た され、蒸気は揮発性液体の自由表面上の部材を経て出る。一方、液体の自由表面 下の部材内に侵入した液体は蒸発し、液体の自由表面下の部材を通過する。
注目すべきことは、上記引用した3例すべてにおいて、そして最も普及している 規定型装置において、貯槽の断面積は、蒸気透過性部材の平面に対して直角の方 向では、ほぼ一定であり、この断面積は、液体または蒸気の揮発性物質にさらさ れている蒸気透過性部材の面積とほぼ等しい。
蒸気として発散し得る揮発性液体は、その液体固有の好ましい蒸発速度及び蒸気 放出を有するので、従来の装置では、蒸発速度及び蒸気放出速度を変えるために は、貯槽の寸法が変化する。すなわち、貯槽の寸法が、広範囲に変化し、かつ貯 槽に容れるべき揮発性液性状も異なるので、貯槽の容量は必然的に大きくなり、 かつ往々にして、揮発性液体にとって不必要であり、かつ望ましくない不純物が 導入される。
揮発性液体の多くは、揮発性の複雑な混合物を含んでいるので、従来型の装置の 多く、特に米国特許第4753389号明細書と英国特許第2194889B号 公報に記載されている型式の装置には、さらに別の問題がある。液体の自由表面 上のガス、並びに揮発しやすい成分が、より揮発しにくい材料成分から容易に蒸 発し、多孔質部材を通過し、装置の使用期間を通じて、蒸気の組成が変化する。
本発明は、貯槽の寸法を変更させずに、揮発性液体の蒸発速度を調整できるよう にした規定型装置を提供するものである。
本発明による装置は、異なる広範囲の種類の揮発性液体を排出する為のもので、 一端が開放した貯槽と、貯槽の開放端を閉じる為に貯槽に接着された蒸気透過性 部材とを備え、貯槽の開放端には、外方へ延びるフランジを設け、かつ蒸気透過 性部材がフランジに接着されており、接着剤により囲まれている蒸気透過性部材 の範囲を、貯槽内の揮発性液体により湿らせるようになっている。
フランジは環状で、蒸気透過性部材は円形である。この部材は、その円周に沿っ てフランジに接着され、環状接着部の内径は、揮発性液体で湿らされるべき蒸気 透過性部材の面積を変える為に、変化させるのが望ましい。
蒸気透過性部材に当接するフランジの面積は、フランジと平行をなす面における 貯槽の最大断面積の、2倍以上が望ましく、4倍以上がより望ましい。
蒸気透過性部材は、液体不透過性部材より構成なるのが望ましい。
本発明による一つの実施例では、蒸気透過性部材は、液体透過性層と蒸気透過・ 液体不透過性層とを有する層状体である。
ある実施例では、蒸気透過性部材とフランジとの接着は、接着剤による。
本発明に基づく望ましい実施例では、蒸気透過性部材により閉じられた貯槽の開 口部の面積は、蒸気透過性部材と平行な面における、貯槽の平均断面積よりも大 きい。
貯槽は、互いに連通ずる2つの部分を有するのが望ましく、第1の部分は、蒸気 透過性部材に隣接しており、第2の部分は、蒸気透過性部材から離れている。
第1の部分は、蒸気透過性部材と平行な面における第2の部分の平均断面積より 大きい平均断面積を有するのが望ましい。
前記第1及び第2の部分の中心軸は、共通軸上にあるのが望ましい。
第1の部分の蒸気透過性部材との平行面における断面積は、第2部分に向かって 減少している。
望ましい実施例では、第2部分の断面は、蒸気透過性部材と平行な面において、 ほぼ同形をなしている。
第2部分の平均断面積は、蒸気透過性部材と平行な面における第1部分の断面積 の80%以下が望ましく、60%以下がより望ましい。
望ましい実施例では、フランジは、2つの環状部、すなわち、貯槽軸と直角の平 面にあり蒸気透過性部材か接着されている外側環状部と、第1部分を規定する内 側環状部とを備えている。
フランジの内側環状部は、貯槽フランジの外側環状部がら次第に遠ざかるように 傾斜しているのが望ましい。
望ましい実施例では、装置は、貯槽内に露出した蒸気透過性部材を支持する手段 により特徴づけられている。
ある実施例では、この手段は、フランジに設けたリブである。
別の実施例では、支持手段は、貯槽と蒸気透過性部材との間に位置する支持部材 である。
この支持部材は、蒸気透過性部材と貯槽に接着されているのが望ましい。
支持部材は、蒸気透過性部材と一体で的に鋳造するのが望ましい。
望ましい実施例では、支持部材にはその厚さ方向の、複数の孔をあけ、この孔の 内面を、貯槽内の揮発性液体による湿らせる。
本発明は、装置用ホルダとの組合わせで、揮発性液体を蒸気として排出するため の装置を意図するものである。
前記ホルダは、装置を完全に密閉し、その内部に露出した最下部の蒸気透過性部 材を支持し、かつ容器の内部の蒸気を周囲の大気に放出する孔を設けであること を特徴としている。
ホルダは、装置が支持される底部、及び取り外し可能な蓋を備え、蓋をはずして 、装置をホルダに収めたり、ホルダから取り外せるようになっている。
次に本発明を、添付図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明による装置の分解縦断図である。
図2は、図1に示した装置の、A方向がらの平面図である。
図3は、フランジの接着部と蒸気透過性部材の断面図である。
図4は、図1.2及び3に示す貯槽の好ましい実施例を、A方向がら見た図であ る。
図4は、図1.2及び3に示す貯槽の好ましい変形例を、六方向から見た図であ る。
図5は、本発明による別の実施例を、軸方向に分解した縦断面図である。
図6は、図5における蒸発部材の中心線の一方側を、B方向がら見た平面図であ る。
図7は、図5における支持板の中心線の側を、B方向がら見た平面図である。
図8は、本発明の装置用ホルダの中央縦断面図である。
図1.2及び3に示す装置は、貯槽(11)、蒸気透過・液体不透過性部材(1 2)、及び蒸気・液体不透過性部材(13)を備えている。
貯槽(11)は、端壁(15)により先端を密閉された円筒体(14)と、端壁 (15)がら遠い側の端部で円筒体(14)から半径方向に延びているフランジ (16)とを備えている。
図1及び図2より容易に分かるように、フランジ(16)は、円筒体(14)の 下端がら下方並びに外方に傾斜する、半径diとd2の間の内側環状部(16a )を備えている。内側環状部(16a)は、円筒体(14)力唾直の場合、水平 に対して傾斜している。
またフランジ(16)は、円筒体(14)の軸線と直交する面にある、半径d2 とd3との間の外側環状部(16b)を備えている。
蒸気通過・液体不透過性部材(12尼接する外側環状部(16b)の面積は、フ ランジの貯槽側の断面積の2倍以上であることが望ましい。
貯槽(11)は、処理される揮発性液体に対して、不活性な材料で適宜製作され る。
貯槽(11)は、プラスチック製、特に、透明なプラスチック製として、内部の 揮発性液体の液面が容易に分かるようにするのが最も望ましい。
蒸気透過・液体不透過性部材(12)は、 環状の平板であり、平行な表裏面( 12a)(12b)を備えている。この部材(12)は、天然または合成材料が ら成り、揮発性液体に対して不活性で、その厚さ方向に揮発性液体の流れを阻止 するが、揮発性液体の蒸気の流れを許容するものである。
例えば揮発性液体が、部材(12)の表面(12a)を通って、その中に侵入出 来るように、部材(12)は、微細な孔を有する焼結物がらなっており、液体が ゆっくりと通過して、湿った表面(12a)から裏面(12b)に到達する前に 、液体が微細な孔の中で蒸発するようにしである。
別の形式として、部材(12)を、厚さ方向に液体及び蒸気の流れを許す材料の 裏面(12b)を、液体の流れを阻止しうる薄膜または塗膜材からなるものとし た複合体とすることもある。
この複合体の表面(12b)は、例えば、弾力性のある架橋有機ポリシロキサン (シリコン)材で処理した多孔性紙より構成され、その裏面(12b)を、液体 に対しては不透過性であるが、蒸気は透過可能とする。
この紙は、強靭で機械的強度があり、かつ空気による置換より高い速度での揮発 性液体の蒸発によって、部材(12)内にキャビテーションが生ずるので、高い 湿強度を有するものでなければならない。
この紙は、実際灯心のような働きをして、部材(12)の裏面(12b)を形成 する塗膜まで、揮発性液体の、通過を許すようになっている。
シロキサンを湿った状態で施こすと、容易に吸収されるため、多くの種類の多孔 性紙は、有機ポリシロキサンを、容易に塗膜出来ないことが判明した。
蒸気透過・液体不透過性部材(12)として満足しつると判明した塗布紙は、英 国グロスターシャ所在のコテツク社より提供されている「コーテックス(COT EK)85A」という、片面をシリコンで塗布された、85g/m”の漂白され たレリース紙、及び英国チェシャーホリングワース所在のスターリング社より提 供されている「ステラ・リース(STERA−LEASE) 13Jという、片 面をシリコンで塗布された、130g/m’のレリース紙とである。
厚紙には、吸収または蒸発速度に対する効果はないので、厚紙を使用しても、装 置の作動には実質的な影響を及ぼさなかったが、薄紙で遭遇したキャビテーショ ンに関する問題は回避された。有機ポリシロキサンの塗膜厚を大としても、キャ ビテーションに遭遇したとき、これを排除することはなかった。
蒸気・液体不透過部材(13)は、皿型をなし、その周縁部は、貯槽(11)の フラッジ部(16b)の外側環状部に、剥離可能なように密着されている。この 剥離可能な部材(13)は、低温用熱気密性ラッカーを塗布した、例えばポリエ ステルアルミニューム薄片のような金属性薄膜をもって、容易に製作しうる。
蒸気透過・液体不透過性部材(12)は、フランジの外側環状部(16b)と、 剥離可能な部材(13)との影響を受ける部材(13)の内面の接続部の直径d 4より小さい外径d5を有している。部材(12)は、直径d6及びd7の間の 環状接着部(12c)で、フランジの外(till状部(16b)と接着される 。環状接着部(12c)の直径は、直径d7の内方における部材(12)の表面 (12a)の面積が、貯槽(11)内の揮発性液体が、望ましい速度で蒸気する ような値となるように、予め決定される。
環状接着部(12c)の直径は、直径d2に等しい内径d7の値と、直径d5に 等しい外径d6の値との間で変更することができる。環状接着部(12c)の直 径d7内の表面(12a)の部分は、貯槽(11)内の揮発性液体により湿され ており、広範囲の種々の揮発性液体の蒸気が、部材(12)からの望ましい速度 で流出するように変化させられる。
フランジの外側環状部(16b)に対する部材(]2)の接着は、適当な接着剤 を用いてなされるが、この接着剤は、接着部付近で、部材(12)の厚さ方向に 、少なくとも部分的に浸透し、揮発性液体が、直径d7の半径方向外部へ流れる のを実質的に防止させる。
若干の液体及び蒸気は、環状接着部(12c)を経て半径方向外部に流出し、か つ蒸気は、裏面(12b)から出る。貯槽内の揮発性液体に直接湿される薄膜( 12)の面積は、半径d7の範囲である。
図1の位置を上下逆にすることにより、貯槽(11)内に、排出すべき揮発性物 質を入れ、蒸気透過・液体不透過性部材(12)を、フランジの外側環状部(1 6b)に対してシールする。剥離可能な蒸気・液体不透過性部材(13)を、低 温ヒートシール法により、フランジの外側環状部(16b)に止着する。
貯槽(11)に充填する他の方法として、蒸気透過・液体不透過部材(12)を 、フランジの外側環状部(16b)に接着し、かつ剥離可能な部材(13)を、 フランジの外側環状部(16b)に止着し、貯槽には、端壁(15)にあけた孔 (図示せず)より充填し、その後、孔を、例えばポリエステルの薄膜を有するア ルミニュームのような剥離しない薄膜で密閉して、揮発性液体及び揮発性液体蒸 気が孔から漏出するのを防ぐ。
図1.2及び3に示す装置は、小容量の揮発性液体が蒸発する場合に特に有益で ある。貯槽(11)の容量と比較して、液体により湿らされた部材(12)の表 面(12a)の面積が、かなり大きいため、高い蒸発速度が得られる。
溶媒を有しない純粋の芳香族を使用することもできる。これは、芳香性を構成す る為の成分の分溜が、蒸発中には起こらず、蒸気の組成は、終始一定であるとい う利点を有する。
もし貯槽(11)を、透明または半透明の材料で作ってあれば、貯槽(11)の 使用が終了したことを、外部から認識できる。
貯槽内に揮発性液体を密閉することにより、装置の取扱いは、容易カリ安全であ り、比較的長期間に亘って貯蔵することが出来る。
装置を使うためには、剥離可能な部材(13)を剥がし、装置を図1に示す状態 に保持する。揮発性液体の貯槽(11)は、蒸気透過・液体不透過性部材(12 )の上方にあり、直径d7内における部材(12)の全面積は、貯槽の揮発性液 物質により湿らされる。
直径d2内の部材(12)の部分は、貯槽内の揮発性液体に直接晒され、直径d 2とd7との間の部材(12)の環状部は、フランジの外側環状部(16b)と 部材(12)との間を動く揮発性液体により湿らされる。
部材(12)が大気に晒されるように、装置を支持する。貯槽からの揮発性液体 が、部材(12)の上部表面(12a)を湿らすと、液体は、部材(12)の裏 面(12b)へと、下方及び横方向に流れ、この裏面(12b)で、揮発性液体 は蒸発し、周囲の大気へと発散する。
貯槽(11)は、円筒(14)内部分と、フランジ(16)の内側環状部(16 a)との2個の部分を有し、両方は連通しているということに注目されるべきで ある。
フランジ(16)の内側環状部(16a)内の部分を、以後第1部分と称する。
これは、外側環状部(16b)に対してシールされた蒸気透過・液体不透過性部 材(12)により閉じられており、直径d2は、部材(12)に対する平行面に ける貯槽の最大面積を定めている。
図1及び図2より分かるように、第1部分の断面積は、部材(12)との平行面 において、直径d1へと漸次減少している。
円筒(14)内の部分を、以後第2部分と称するが、その断面積は、部材(12 )との平行面において、はぼ一定である。
貯槽(11)の第1部分の平均断面積は、部材(12)との平行面において、第 2部分の平均断面積よりは大きい。第2部分の平均断面積は、部材(12)との 平行面において、第1部分の平均断面積の80%以下が望ましく、60%以下が より望ましい。
このことは、装置が部材(12)を下方とした使用位置にある場合、貯槽内のガ ス体は、第2部分内の揮発性液体の自由表面上にあり、かつ上部空間にさらされ た揮発性液体の自由表面積は、装置のあらゆる位置において最小であることを意 味する。
貯槽内の揮発性液体が蒸発し、部材(12)を経て大気中に発散すると、貯槽内 の液体の液面は低下し、その結果、揮発性液体の自由表面上のガスの容積は増加 し、上部空間内の圧力は減少する。
上部空間内の圧力が減少すると、揮発性液体は、貯槽内の自由表面から蒸発する が、揮発成分が揮発性液体全体に分布している場合に、その一部のみが先に蒸発 することはなく、従って、部材(12)を経て放出される蒸気の量は、装置の全 寿命を通じて、はぼ一定である。
揮発性液体の蒸発により、上部空間の圧力が基準以下に低下して、直径d7内の 部材(12)の全面積を揮発性液体が湿らせるようなことは防止される。もし、 上部空間の圧力が大きく低下して、液体が部材(12)の厚さ方向に貫通するよ うになると、空気は、蒸気透過・液体不透過性部材(12)の裏面(12b)を 経て侵入し、揮発性液体を経て上部空間へと流れる。
図8は、揮発性液体の蒸発のための図1に示したような装置を支持するために使 用されるホルダ(21)の−例を示す。
ホルダ(21)は、底体(22)と装飾的な蓋(23)とを備えている。底体( 22)は、底壁(24)、直立円筒壁(25)、及び円筒壁(25)に沿って、 底壁(24)より上方に延びる同一高さの3本のリブ(26)を備えている。
上記リブ(26)の上方における円筒壁(25)の内径は、装置のフランジ(1 6)の外径より若干大きく、図1に示したすべての要素(11)〜(16)を、 図8に示し底体(22)内に挿入しつる。
リブ(26)は、円筒壁(25)より半径方向に内方に突出していて、フランジ (16)の外周部を保持しうるようになっているが、部材(12)と接触するこ とはないような寸法としである。部材(12)の裏面(12b)全体が、部材( 12)と底壁(24)との間の空間(V)内の大気にさらされている。
部材(12)の裏面(12b)を通過した揮発性液体蒸気は、空間(V)へ、更 にそこから、円筒壁(25)にあけた孔(27)を経て、周囲の大気中に出る。
蓋(23)の周縁下面は、円筒壁(25)の上縁に当接しうる当接面(28)と なっている。
当接面(28)の心側には、円筒壁(25)の上端の内径より若干小さい直径の 係止片(29)が形成されており、係止片(29)は、円筒壁(25)の中へ嵌 入しうる。
蓋(23)には、取手(30)を設けてあり、それにより蓋(23)を底体(2 2)から外し、使用済みの要素(11)〜(16)を除去して、新しい要素(1 1)〜(16)ど交換することができる。
装置を、ある期間使用し、揮発性液体が蒸発して、貯槽内の揮発性液体の自由表 面上部空間の圧力が減少すると、部材(12)の表面(12a)の液圧は下がる 。そのため、部材(12)の厚さ方向の差圧が生じ、部材(12)は、貯槽(1 1)の内方へ向かって変形する。そのため、部材(12)には応力が生じ、遂に は破壊するに至る。
また部材は、その繊細な性状のために、不注意な取扱いによる損傷を受けやすい 。
図4は、部材(12)に追加の支持を与える為に、図1及び図2に示された装置 の改良型の一例を示している。
図4に示した貯槽(11)の変形例においては、フランジ(16)内側環状部( 16a)に6本の放射状リブ(R)が設けられ、リブ(R)は、部材(12)が 接着されている外側環状部(16b)まで達している。リブ(R)の外端が部材 (12)に当接し、これを支持している。
6本のリブ(R)は、すべて独立している。リブ(R)は、直径d1の部分には 突入しておらず、従って、揮発性液体の流れを部材(12)のどの部分に対して も制限していない。
部材(12)を支持する別の例が、図5.6及び7に明示されている。
図5.6及び7に示した例は、大まかに言うと、貯槽(41)、支持板(42) 、蒸気透過・液体不透過性部材(43)、及び蒸気・液体不透過性部材(44) を備えている。
貯槽(41)は、上端を端壁(46)で閉じた円筒壁(45)と、円筒壁(45 )の下端から半径方向に延びるフランジ(47)とを備えている。
フランジ(47)は、内側環状部(47a)と外側環状部(47b)とを備えて おり、外側環状部(47b)は、貯’?!(41)の軸に直角の平面にあり、内 側環状部(47a)は、外側環状部(47b)の平面に対して傾斜している。
また貯槽(41)は、フランジ(47)の外縁から円筒壁(45)と反対の方向 に延びる円筒状つば(48)を備えている。
図1.2及び3の実施例のように、貯槽(41〕は、揮発性液体に対して不活性 の材料で製作されるが、プラスチック製とするのが望ましく、ケーシング(41 )内の揮発性液体の水位が見えるような透明なプラストンク製とするのが最も望 ましく1゜支持板(42)は、おおむね環状であり、その中央部(42a)は、 上方へ突出している。中央部(42a)の外径は、貯槽(41)のっぽ(48) の内径より若干小さく、中央部(42a)は、つば(48)内に嵌入できる。
中央部(42a)の外方においては、支持板(42)の厚さは減少しており、貯 槽(41)の最大直径より大きな直径を有する環状フランジ(42b)となって いる。
内側環状部(47a)と外ff1lJ環状部(47b)との連接部の直径とほぼ 等しい直径の範囲内で、支持部材(42)の中央部(42a)には、多数の扇形 孔(42c)があけられている。
各扇形孔(42c)の間は、支持板(42)の中心点(42e)に向かって半径 方向に延びる細いリブ(42d)となっている。
図5に示す実施例の蒸気透過・液体不透過性部材(43)は、液体透過層(43 a)及び蒸気透過・液体不透過層(43b)よりなる層状体である。
蒸気・液体不透過性部材(44)は、皿状を有し、図1に示す実施例の部材(1 3)と同一の材料により製作されている。部材(44)の、外周部縁には、小さ な指状の上向きのタグ(44a)を設けてあり、使用時、部材(44)を容易に 離脱しうるようになっている。
図5に示す装置を組立てるには、蒸気透過・液体不透過性部材(43)を支持板 (42)に接着し、貯槽内の揮発性材料により湿らされるべき部材(43)の範 囲を定める。
部材(43)を、図1の実施例と同様の方法で、単に環状接着部のみ接着しても よいが、支持部材(42)の全面積を、部材(43)に接着するのが望ましい。
これは、周知の手法であるラベル鋳込み法により達成しうる。前もって形成した 部材(43)を、鋳型内の支持板(42)上へ置いてから、熱間溶融プラスチ・ ンクを注入する。冷却してから一体に接着された合成体である支持板(42)  (43)を鋳型から外す。
ある種のプラスチックだけが、このプロセスに適しており、注入温度と圧力は、 注意深くコントロールしなければならない。同質重合物を使用しうるが、ある種 の共重合物も使用しうる。例えば、ポリプロピレンとポリエチレンとの共重合物 は適切であることが判明した。
同様に、熱間溶融プラスチックからなる支持板(43)の蒸気透過性層(43a )の材料としては、充分に多孔質で半透過性のものを選択する。
ラベル鋳込み手法を実施すると、ラベルの片面は、通常、プラスチックで完全に 覆われるが、この実施例によると支持板(42)の扇形孔(42c)内は、プラ スチックで覆われることはない。
接着された部材(43)と支持板(42)における中央部(420を、環状つば (48)の中へ嵌入し、支持部材(42)を、例えば接着剤により貯槽(41) に固定する。
部材(44)を、支持板(42)の環状フランジ(42b)に対して密着させる と、組立が完了する。
貯槽(41)は、前記図1に関して述べた方法のいずれかによって、揮発性液体 を充填される。
装置を使用するには、取外し可能な部材(44)を外す必要がある。貯層(41 )内の揮発性液体は、部材(43)と支持板(42)との接着部内で部材(43 )を湿らせて蒸発する。
部材(43)は、常に支持板(42)により支持され、事故による損傷から保護 されている。
図5に示す装置は、図8に示すホルダ(22)〜(30)に、具合よく使用しう る。
ここで注意するべきことは、本発明に基づく装置は多くの異なる位置で、蒸気透 過性部材をフランジに接着することにより、種々の蒸気放出速度をもって、広範 囲の種類の揮発性物質を排出出来るようになっており、所要の蒸発速度を有する 揮発性液体によって湿らされるべき部材の表面積を決定し、かつ所要の表面を、 排出される揮発性物質に露出させて、貯槽のフランジに接着する。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 平成4年2月26日

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.広範囲の種々の揮発性液体を蒸気として排出する為の装置であって、一端を 開放した貯槽と、その開放端を閉じる為に貯槽に接着された蒸気透過性部材とを 備えており、貯槽の開放端には、放射方向に延びているフランジを設け、蒸気透 過性部材を、このフランジに接着し、かつ、接着部で区画された内方の部分を、 貯槽内の揮発性液体に触れさせるようにし、もって、排出するべき揮発性液体の 蒸発速度を制御しうるようにしたことを特徴とする揮発性液体蒸発装置。
  2. 2.フランジは環状をなし、蒸気透過性部材は円形をなし、この部材をその環状 部に沿ってフランジに接着し、接着環状部の内径を変化させることにより、揮発 性液体に触れるべき蒸気透過性部材の面積を変えるようにしたことを特徴とする 請求項1に記載の揮発性液体蒸発装置。
  3. 3.蒸気透過性部材に当接するフランジの面積が、フランジとの平行面で、貯槽 の最大断面積の2倍以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の揮発性 液体蒸発装置。
  4. 4.蒸気透過性部材に当接するフランジの面積が、フランジとの平行面で、貯槽 の最大断面積の4倍以上であることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の 揮発性液体蒸発装置。
  5. 5.蒸気透過性部材が液体不透過性部材を備えていることを特徴とする前記請求 項のいずれかに記載の揮発性液体蒸発装置。
  6. 6.蒸気透過性部材が、液体透過性層、及び蒸気透過・液体不透過層を備える層 状体であることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の揮発性液体蒸発装置 。
  7. 7.蒸気透過性部材とフランジとの接着を、接着剤によって行ってあることを特 徴とする前記請求項のいずれか記載の揮発性液体蒸発装置。
  8. 8.蒸気透過性部材で閉じられた貯槽の開放部が、蒸気透過性部材の平面と平行 な面において、貯槽の平均断面積より大きい面積を有することを特徴とする前記 請求項のいずれかに記載の揮発性液体蒸発装置。
  9. 9.貯槽が、互いに連通する2つの部分を有し、その第1の部分は蒸気透過性部 材と隣接し、第2の部分は蒸気透過性部材から離れており、第1の部分は、蒸気 透過性部材との平行面において、第2の部分の平均断面積より大きい平均断面積 を有することを特徴とする請求項8に記載の揮発性液体蒸発装置。
  10. 10.貯槽の第1及び第2の部分の中心軸が、共通軸上にあることを特徴とする 請求項8に記載の揮発性液体蒸発装置。
  11. 11.第1の部分の断面積が、貯槽の第2の部分に向かって、蒸気透過性部材と の平行面において減少していることを特徴とする請求項9又は10に記載の揮発 性液体蒸発装置。
  12. 12.貯槽の第2の部分が、蒸気透過性部材との平行面において、ほぼ一定の断 面を有することを特徴とする請求項9、10又は11に記載の揮発性液体蒸発装 置。
  13. 13.蒸気透過性部材との平行面における貯槽の第2の部分の平均断面積が、貯 槽の第1の部分の平均断面積の80%以下であることを特徴とする請求項9、1 0、11、又は12に記載の揮発性液体蒸発装置。
  14. 14.蒸気透過性部材との平行面における貯槽の第1の部分の平均断面積の60 %以下であることを特徴とする請求項9、10、11、12、又は13に記載の 揮発性液体蒸発装置。
  15. 15.フランジが内外2つの環状部を有し、貯槽との直角面にある外面側状部は 、蒸気透過性部材と接着されており・内側環状部が、貯槽の第1の部分を規定し ていることを特徴とする請求項8から14のいずれかに記載の揮発性液体蒸発装 置。
  16. 16.フランジの内側環状部と、フランジの外側環状部と貯槽の第2の部分との 間に距離があることを特徴とする請求項15に記載の揮発性液体蒸発装置。
  17. 17.貯槽内に露出した蒸気透過性部材の部分を支持するようになっている支持 手段を備えることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の揮発性液体蒸発装 置。
  18. 18.支持手段が、フランジに設けたリブからなることを特徴とする請求項17 に記載の揮発性液体蒸発装置。
  19. 19.支持手段が、貯槽と蒸気透過性部材との間に設けた支持部材からなること を特徴とする請求項16に記載の揮発性液体蒸発装置。
  20. 20.支持部材が、蒸気透過性部材と貯槽とに接着されていることを特徴とする 請求項19に記載の揮発性液体蒸発装置。
  21. 21.支持部材が、蒸気透過性部材と一体に鋳造されていることを特徴とする請 求項19又は20に記載の揮発性液体蒸発装置。
  22. 22.支持部材に厚さ方向の複数の孔があけられており、この孔内に露出してい る蒸気透過性部材の部分が、貯槽内の揮発性液体に晒されていることを特徴とす る請求項19、20、又は21に記載の揮発性液体蒸発装置。
  23. 23.装置用のホルダとの組み合わせにおいて、ホルダは、装置を完全に包囲し 、最下部の蒸気透過性部材を介して装置を支持しており、かつこの部材は、ホル ダ内の空間に露出しており、さらにホルダには、前記空間を周囲の大気と連通す るための開口部が設けられていることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載 の揮発性液体蒸発装置。
  24. 24.ホルダは、装置を支持する底部と、取り外し可能な蓋を備え、蓋を取り外 すことにより、装置を容器の中へ入れたり、出したりしうるようになっているこ とを特徴とする請求項23と組み合わされた揮発性液体蒸発装置。
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