JP4705949B2 - 固定子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、固定子の製造方法に関するものである。
一般的に、インナーロータ型のモータは、環状のステータ(固定子)の内側に形成された空間にロータ(回転子)が配置され、ロータがステータに対して回転可能に構成されたものである(例えば、特許文献1参照)。
インナーロータ型モータのステータの場合、ステータの外周部に相当するヨークからロータに向かってティースが形成されており、隣接するティース間(スロット)にコイルが配置されている。
特開2002−44893号公報
ところで、特許文献1に記載されたような巻線方法は、手順が複雑であるため導線一本一本を整列させることが困難であり、さらにそれぞれの巻線同士が重なりあうため、スロット内の巻線を圧縮することが困難であった。そのため、スロット内の巻線の占積率を向上させることが困難であった。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、モータの高効率化および小型化を図ることができる固定子の製造方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、巻線加工治具(例えば、実施形態における巻線加工治具30)により導線(例えば、実施形態における導線9)を円環状に巻き回して巻線(例えば、実施形態におけるコイル20)を形成する工程と、該巻線を前記巻線加工治具から取り外し、帯状に配置された複数の固定子コア片(例えば、実施形態におけるコア片11)において隣接する該固定子コア片の間に形成されるスロット部(例えば、実施形態におけるスロット19)に挿入する工程と、前記帯状の固定子コア片を円筒状に変形して固定子(例えば、実施形態におけるステータ1)を形成する工程と、を備えた固定子の製造方法であって、前記巻線は、圧縮可能な導線で形成され、前記巻線加工治具に前記導線を複数回巻回して前記巻線を形成する工程では、前記導線が断面千鳥配列になるように巻回され、前記固定子コア片を円筒状に変形する際に、前記スロット部の側部を構成する前記固定子コア片のティース部(例えば、実施形態におけるティース15)壁面(例えば、実施形態における側壁93)により前記巻線を圧縮して、前記スロット部に前記導線が千鳥配列で、かつ、隣接する前記導線同士が圧縮しあうように密に配され、前記巻線を前記スロット部に挿入する工程では、第1の巻線(例えば、実施形態におけるリングU1)が挿入される2つのスロット部の間のスロット部の一つに、前記第1の巻線とは異なる相の第2の巻線(例えば、実施形態におけるリングV1)を挿入するとともに、前記2つのスロット部の間の別のスロット部に、前記第2の巻線と同相の第3の巻線(例えば、実施形態におけるリングV2)を挿入し、前記第2の巻線と前記第3の巻線とは、前記固定子の外周部(例えば、実施形態におけるヨーク13)において、一方が前記第1の巻線の外周側に位置し、他方が前記第1の巻線の内周側に位置するように配置することを特徴としている。
請求項に記載した発明は、前記巻線加工治具における前記巻線の巻回し面(例えば、実施形態における側面32)には、前記巻線の軸方向の少なくとも一方側から前記巻線の径方向に向かって延設部(例えば、実施形態における延設部35)が突出形成され、前記巻線を形成する工程の後に、該巻線の径方向における変形規制治具(例えば、実施形態におけるカバー部材49)を前記巻線加工治具に装着する工程と、該巻線加工治具に巻回された前記巻線の渡り部(例えば、実施形態における渡り部28)を、前記一方側に向かって膨出変形させて膨出部(例えば、実施形態における膨出部45)を形成する工程と、を有し、該膨出部は、他の巻線の上方に配置される部分の高さを高く、他の巻線の下方に配置される部分の高さを低く形成し、前記巻線を前記スロット部に挿入する工程では、前記巻線の膨出部が前記固定子の外周方向に位置するように、前記巻線を前記スロット部に挿入することを特徴としている。
請求項3に記載した発明は、前記導線は、Cuからなる配線の周囲を覆うように、Cuと密着性のある第1被覆層が形成され、該第1被覆層の周囲を覆うように、前記導線同士の摩擦力を低減することができる第2被覆層が形成され、前記第1被覆層と前記第2被覆層との密着力を確保するための密着層が介装されていることを特徴としている。
請求項1に記載した発明によれば、円環状の巻線をスロット部内に挿入し、隣接するティース部の壁面で巻線を圧縮するため、スロット部内の巻線の占積率を高くすることができる。したがって、モータの高効率化を図ることができる。また、スロット部の面積を小さくすることができるため、モータの小型化を図ることができる効果がある。
また、スロット部内の巻線の占積率を高くすることができるとともに、第1〜第3の巻線の渡り部が上下方向に重ならないように配置することができる。したがって、固定子の高さ方向の寸法を抑制することができる効果がある。
また、巻線の断面は導線が千鳥配列されているため、隣接するティース部の壁面で巻線を圧縮する際に、導線が両側から均等に圧縮されて最密充填配置されるとともに、効率よく圧縮される。したがって、スロット部内の巻線の占積率をより高くすることができ、モータの高効率化および小型化を図ることができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、巻線をスロット部に挿入する際に、巻線の渡り部が固定子コア片の外周方向に位置するように巻線がスロット部に挿入されるため、帯状の固定子コア片を円筒化して巻線を圧縮しても導線の配列が乱れてしまうことを防止することができる。したがって、スロット部内の巻線の占積率をさらに高くすることができる効果がある。
(ステータ)
次に、本発明の実施形態を図1〜図22に基づいて説明する。
図1はステータの平面図である。図1に示すように、ステータ1は、環状に構成されたステータコア10と、ステータコア10のティース15に巻回されたコイル20とで構成されている。ステータ1の環状の中心に形成された空間には、図示しないロータが配置され、ロータが回転可能に構成されている。なお、図1においては、コイル20はステータコア10の端面上での断面図で示している。
図2はステータコアの平面図である。図2に示すように、ステータコア10は、複数のコア片11が環状に連結されて構成されている。ステータコア10は、環状の外周を構成するヨーク13と、ヨーク13から環状の中心に指向して突出されたティース15と、ティース15の先端を構成する先端部17とを備えている。また、隣接するティース15同士の間には、空間部(以下、スロット19という。)が形成され、このスロット19にコイル20が巻回されて、ステータ1を構成している。ここで、スロット19にはコイル20を構成する導線9が千鳥配列で配置され、隣接する導線9同士が圧縮しあうように密に配されている(図17参照)。つまり、スロット19内にコイル20が高占積率で配されている。なお、スロット19内においてコイル20が高占積率で配置できるようにするために圧縮可能な導線9が用いられている。導線9の具体的な構成は、中心軸に配されたCuからなる配線の周囲を覆うように、Cuと密着性のある第1被覆層が形成され、第1被覆層の周囲を覆うように、導線同士の摩擦力を低減することができる第2被覆層が形成され、第1被覆層と第2被覆層との間には、第1被覆層と第2被覆層との密着力を確保するための密着層が介装されたものである。
図3はコア片11の平面図である。図3に示すように、コア片11は、ヨーク13、ティース15、および先端部17が形成された平板鋼板18を積層して構成されている。このコア片11を構成する平板鋼板18は、プレス成型により容易に製造することができる。ここで、一つのコア片11には、一つのティース15が形成されている。つまり、ティース15毎にコア片11は分割されている。
ヨーク13には、外周の一方端部から突出した第1連結部21または他方端部から突出した第2連結部22が形成されている。つまり、コア片11を構成する平板鋼板18は連結部が一方端部に形成されたものと、他方端部に形成されたものがあり、それらが交互に積層されてコア片11を構成している。このようにすることで、第1連結部21は隣接するコア片11bの第2連結部22bと連結され、第2連結部22は隣接するコア片11aの第1連結部21aと連結される。また、第1連結部21と第2連結部22とは回動可能に連結される。例えば、第1連結部21および第2連結部22に貫通孔29を形成し、貫通孔29にピンを挿入してヒンジ結合できるようになっている。
また、ヨーク13の周方向両側部(外周部と内周部との間の両側部)には、一方の側部23に凹部24が形成され、他方の側部25に凹部24と嵌合する凸部26が形成されている。凹部24と凸部26は、隣接するコア片11が帯状のときは離反しており、コア片11が帯状から円筒状に変形したときに嵌合するように構成されている。また、ヨーク13の外周には後述するステータ製造装置65の搬送ピン67(図6参照)が嵌合する凹部27が形成されている。
(巻線加工治具)
次に、導線を巻回して円環を有するコイル20を形成する巻線加工治具について、図4、図5に基づいて説明する。
図4は導線巻回時に用いる第一巻線加工治具の斜視図である。図4に示すように、第一巻線加工治具30は、略ボビン形状に形成され、側面32に導線9が巻回されるようになっており、円環状のコイル20を形成できるようになっている。側面32におけるコイル20の幅方向の一方側には、コイル20の厚さ方向に向かって延設部35が突出形成されている。側面32と延設部35の端面36との段差の中に導線9が巻回され、コイル20を形成するようになっている。また、第一巻線加工治具30の導線9が巻回される両側部は、表面が曲面形状になっており、この曲面部33に巻回された導線9が、コイル20の渡り部28として構成される。
第一巻線加工治具30の側面32に沿って導線9を巻回してコイル20(図11参照)が形成される。このリング状のコイル20は、挿入する2つのスロット19間を結ぶ最短距離の円環よりも大きく形成されている。つまり、コイル20をスロット19に挿入する際に、スムーズに挿入することができる大きさで形成されている。
図5はコイルの渡り部加工成形時に用いる第二巻線加工治具の斜視図である。図5に示すように、第二巻線加工治具40は、第一巻線加工治具30で形成したリング状のコイル20を嵌め込み可能に構成された本体部41と、本体部41の側面42を覆うためのカバー部材49と、コイル20の渡り部28に膨出部45(図18参照)を形成するための押え部材47と、を備えている。
本体部41の側面42には、第一巻線加工治具30の延設部35と略同一形状の延設部43が形成されている。本体部41の側面42にカバー部材49を取り付けた際に、側面42上に位置しているコイル20の配列がくずれないようになっている。
本体部41におけるコイル20の渡り部28が形成される位置に相当する部位には、傾斜部44と、コイル20の渡り部28に膨出部45を形成するための下固定部46とが形成されている。
傾斜部44は、コイル20が巻回される方向に沿う面が傾斜面48となっており、この傾斜面48にコイル20の渡り部28が当接するようになっている。
下固定部46の表面50には、コイル20の渡り部28が載置されるとともに、膨出部45に対応した形状が形成された下成形型52が形成されている。下成形型52は、コイル20の渡り部28のうちスロット19の内側(先端部17側)から外側(ヨーク13側)に対応した位置に配設される傾斜部53と、傾斜部53に連接され、コイル20の渡り部28のうちヨーク13に沿うように配設される平坦部54と、平坦部54に連接され、ヨーク13に沿うように配設されたコイル20の渡り部28が次に挿入されるスロット19へ指向するように形成された指向部55と、で構成されている。
押え部材47の表面63には、コイル20の膨出部45に対応した形状が形成された上成形型57が形成されている。上成形型57は、傾斜部53に対向配置された傾斜部58と、平坦部54に対向配置された平坦部59と、指向部55に対向配置された指向部60と、が形成されている。下固定部46と押え部材47とは接合可能に構成されている。
つまり、傾斜部44の傾斜面48にコイル20を当接し、下固定部46と押え部材47との間にコイル20を挟持し、一定時間保持することで、コイル20の渡り部28に膨出部45が形成されるようになっている。
また、膨出部45を形成する際には、本体部41の側面42に巻回されているコイル20を覆うカバー部材49が取り付けられる。カバー部材49を本体部41の側面42に取り付けた状態で、コイル20の渡り部28に膨出部45を形成することで、コイル20を構成している千鳥配列された導線9がずれないようになっている。
(ステータ製造装置)
次に、ステータ製造装置について図6〜図10に基づいて説明する。
図6はステータ製造装置の正面図、図7は側面図である。
図6、図7に示すように、ステータ製造装置65は、帯状のコア片11を配置して装置内にコア片11を投入可能な投入ガイド部66と、コア片11の凹部27に嵌合してコア片11とともに装置内を移動可能な搬送ピン67と、帯状のコア片11を円筒状に変形させるためにコア片11を所望の形状に案内可能な回転ドラム68と、回転ドラム68の両端に取り付けられて回転ドラム68とともに回転するとともに、搬送ピン67と嵌合可能なスプロケット69と、回転ドラム68に設けられ、搬送ピン67と接合可能に構成された支持ピン70と、回転ドラム68の周面と所定間隔隔てた位置にガイド面71が形成された搬送ガイド部72と、回転ドラム68を回転させるためのハンドル73と、を備えている。
投入ガイド部66は、図示しない水平レール上に搬送ピン67が略等間隔に配置されており、搬送ピン67に嵌合するように配置されるコア片11にコイル20を挿入した後に、その搬送ピン67を装置内に移動させることで帯状のコア片11を装置内へ投入することができるように構成されている。なお、帯状のコア片11は、その背後から押すようにして装置内へ投入してもよいし、ハンドル73を回転させることで搬送ピン67が装置内へ導かれ、搬送ピン67とともに帯状のコア片11が装置内へ投入されるように構成してもよい。
搬送ピン67は、断面円形の棒状部材で構成され、コア片11の凹部27と嵌合できるようになっている。また、搬送ピン67は、装置内で回転ドラム68の両端に設けられたスプロケット69,69に形成された凹部74に嵌合できるようになっている。つまり、スプロケット69,69が回転ドラム68とともに回転することで、搬送ピン67はスプロケット69,69に案内されて、回転ドラム68の周面75に沿う方向に移動するように構成されている。
回転ドラム68は、略円筒状に形成され、中心軸Lを中心に回転可能に構成されている。回転ドラム68の両端面にはスプロケット69,69が取り外し可能に設けられている。回転ドラム68の直径D1は、製造したいステータ1の製品径D2(図1参照)よりも大きくなるように構成されている。
このように回転ドラム68の直径D1がステータ1の製品内径D2より大きくなっているため、先頭のコア片11のヨーク13外周(図10のP部)に、末尾のコア片11の先端部17(図10のQ部)が干渉することなく、帯状のコア片11の全体を回転ドラム68の外周面上に巻き取ることができる。なお、回転ドラム68の直径D1がステータ1の製品内径D2より大きくなっているため、回転ドラム68の外周面上では、巻き取った帯状のコア片11の両端部が離間配置される。
図8は回転ドラムの斜視図であり、図9は図8のA−A線に沿う断面図である。
図8、図9に示すように、回転ドラム68の直径D1は、可変できるように構成されており、ステータ1の製品径D2よりも大きくすることができるとともに、直径D2以下にすることもできるようになっている。具体的には、回転ドラム68の中心に取り外し可能な内径拡張治具76が取り付けられている。内径拡張治具76の周面はテーパ状に形成されており、内径拡張治具76を取り外すとともに、その外周に構成されている内径構成治具77を中心軸L側に移動させることで、回転ドラム68の直径D1を可変(縮小)できるようになっている。つまり、内径拡張治具76を内径構成治具77に嵌合させると回転ドラム68の直径D1は最大となり、このとき直径D1はステータ1の製品径D2より大きくなるように構成されている。
図6,7に戻り、内径拡張治具76は回転軸80に接続されている。また、回転軸80はハンドル73と接続されている。つまり、ハンドル73を中心軸Lを中心に回転させると、回転軸80も合わせて回転することで、回転ドラム68も回転するようになっている。また、回転軸80は軸方向両端部近傍において支持部材85で支持され、支持部材85は装置テーブル87にネジ89により支持されている。
また、回転ドラム68の周面の一部に凹陥部81が形成されている。ここで、帯状のコア片11において、コイル20が挿入されていないスロット19の両側の先端部17にコイル20をスロット19内に案内させるための案内部材83を取り付けた状態でコア片11を円筒状にする(図10参照)。案内部材83は、例えば樹脂製のキャップ部材のようなものであり、容易に着脱できるようになっている。案内部材83を取り付けたコア片11は、他のコア片11より高さ方向に高くなるため、この案内部材83を取り付けたコア片11が回転ドラム68と干渉しないように凹陥部81が設けられている。つまり、案内部材83が凹陥部81内に位置するようにして回転ドラム68を回転することで、帯状のコア片11を円筒状にすることができるとともに、その後、コイル20をスムーズにスロット19内へ挿入することができる。
スプロケット69は、回転ドラム68の両端面に密着するように設けられている。スプロケット69は、略円形の外形に搬送ピン67が嵌合可能な凹部74が周面に沿って連続的に形成されている。また、スプロケット69の表面には支持ピン70が設けられている。
支持ピン70は、スプロケット69の表面に取り付けられた板状部材である。支持ピン70は、スプロケット69を介して回転ドラム68とも接続されている。つまり、回転ドラム68が回転することで支持ピン70も合わせて移動するように構成されている。支持ピン70の外側端部には搬送ピン67が嵌合可能な嵌合部78が形成されている。嵌合部78は、例えば貫通孔で構成されている。嵌合部78に搬送ピン67を嵌合した状態で回転ドラム68を回転させると、搬送ピン67を確実に回転ドラム68の周面75に沿うように搬送させることができる。
搬送ガイド部72は、回転ドラム68およびスプロケット69の周面を略全周に亘って囲繞するように設けられている。搬送ガイド部72のガイド面71は、回転ドラム68の周面75から略等間隔隔てた位置に形成されている。コア片11は、回転ドラム68の周面75とガイド面71との間を回転ドラム68の周面75に沿うようにして移動して、帯状のコア片11を円筒状にすることができるように構成されている。つまり、回転ドラム68の周面75と搬送ガイド部72のガイド面71との間は、コア片11の搬送路79として構成される。
なお、コア片11を回転ドラム68へ導入する際に、その導入部における搬送ガイド部72の曲率半径を徐々に小さくすることが望ましい。これにより、スロット19に挿入されたコイル20が徐々に圧縮されるため、導線の配列が乱れるのを防止することが可能になり、占積率を確実に向上させることができる。
(作用)
次に、導線9を巻回してコイル20を形成する手順を図11〜図13に基づいて説明する。
図11は巻線加工治具に導線を巻回した状態を示す斜視図であり、図12は図11のB−B線に沿う断面図である。図11に示すように、導線9を第一巻線加工治具30に巻きつけるようにしてリング状のコイル20を形成する。このとき、第一巻線加工治具30の側面32において、導線9が千鳥配列になるように巻きつける(図12参照)。同様に、導線9を第一巻線加工治具30に巻きつけてリング状のコイル20を複数形成する(本実施形態では18個)。
コイル20が形成されると、第一巻線加工治具30からコイル20を一旦取り外す。そして、コイル20を第二巻線加工治具40の本体部41に取り付ける。このとき、曲面部33に位置していた導線9が第二巻線加工治具40の傾斜部44に当接するようにコイル20を嵌め込む。
図13はコイルに膨出部45を形成する際の状態を示す斜視図である。図13に示すように、第二巻線加工治具40にコイル20を挿入し、本体部41の側面42にカバー部材49を取り付けるとともに、下固定部46と押え部材47とを当接する。このようにして一定時間保持することで、傾斜部44、下固定部46および押え部材47で囲まれるようにして形成された空間にコイル20が位置することとなり、その部分が膨出部45として形成される。なお、膨出部45はコイル20の両側(ステータコア10の両端面に相当する位置)に形成する。
コイル20の渡り部28に膨出部45が加工成形されると、第二巻線加工治具40からコイル20を取り外す。なお、膨出部45はすべてのコイル20に形成する。このように膨出部45が形成されたコイル20をコア片11のスロット19に挿入する。このとき、膨出部45がステータコア10の外周側に位置するように挿入する。
次に、帯状のコア片11を円筒状にする手順を図14に基づいて説明する。
図14は、ステータ製造装置にコア片をセットした状態を示す説明図である。なお、図14以降のコア片の形状は簡略化した形状で表現している。図14に示すように、複数のコア片11を帯状に並べる(本実施形態では36個)。このとき、コア片11の凹部27を搬送ピン67に嵌合するようにして配置する。コア片11を全て配置した後、スロット19の側面に沿うように絶縁紙16を配置する。絶縁紙16が配置された後に、スロット19にコイル20を挿入する。このとき、導線9の両端部はコイル20から延出させて、電源端子やグランド端子に接続できるようにしておく(図15参照)。なお、このコイル20は所定間隔隔てた2つのスロット19に挿入できる大きさで形成されている。
次に、スロット19にコイル20を挿入する手順を図15、図16に基づいて説明する。
図15はコイルのスロット部への挿入方法を示す説明図であり、図16はコイルの構成を示す説明図である。図15、図16に示すように、U相を構成するコイル20aは、リングが6個(リングU1〜U6)で構成されている。同じく、V相を構成するコイル20bはリングV1〜V6で構成され、W相を構成するコイル20cはリングW1〜W6で構成されている。そして、コイル20がそれぞれ所望のスロット19に挿入される。
具体的には、U相のコイル20aは、スロット番号1とスロット番号6のスロット19にリングU1を挿入し、スロット番号7とスロット番号12のスロット19にリングU2を挿入し、同様に繰り返し、スロット番号31とスロット番号36のスロット19にリングU6を挿入する。また、V相のコイル20bは、スロット番号33とスロット番号2のスロット19にリングV1を挿入し、スロット番号3とスロット番号8のスロット19にリングV2を挿入し、同様に、スロット番号27とスロット番号32のスロット19にリングV6を挿入する。さらに、W相のコイル20cは、スロット番号35とスロット番号4のスロット19にリングW1を挿入し、スロット番号5とスロット番号10のスロット19にリングW2を挿入し、同様に、スロット番号29とスロット番号34のスロット19にリングW6を挿入する。
次に、スロット19にコイル20を挿入する手順を説明する。なお、以下の説明ではスロット19に関しては、スロット番号のみを用いて説明する。
まず、図16に示すように、V相を構成するコイル20bのリングV1をスロット番号2に挿入する。このとき、リングV1の他方(図15のA部)はスロット番号33には挿入しない。次に、W相を構成するコイル20cのリングW1をスロット番号4に挿入する。このとき、リングW1の他方(図15のB部)はスロット番号35には挿入しない。次に、U相を構成する20aのリングU1をスロット番号6に挿入する。このとき、リングU1の他方はスロット番号1に仮挿入する。
次に、V相のコイル20bのリングV2をスロット番号3とスロット番号8に掛け渡すように挿入する。同様に、W相のコイル20cのリングW2をスロット番号5とスロット番号10に掛け渡すように挿入した後、U相のコイル20aのリングU2をスロット番号7とスロット番号12に掛け渡すように挿入する。この手順を繰り返して、V3→W3→U3→V4→…→V6→W6→U6をそれぞれスロット19内に挿入する。このようにコイル20をスロット19内に挿入すると、コイル20は2つのスロット19間において傾斜するように配置される。なお図15に示すように、例えばスロット番号6の導線の巻回方向とスロット番号7の導線の巻回方向は同一方向になるように挿入する。このように隣接するスロット19に挿入される同相の導線は、その導線の巻回方向が同一方向になるように挿入する。
このようにコイル20を帯状のコア片11に挿入した状態、つまり、リングV1のA部およびリングW1のB部がスロット19に挿入されていない状態で、帯状のコア片11を円筒状に変形する。なお、コイル20をスロット19へ挿入する際には、渡り部28の膨出部45がヨーク13の外周側に位置するように挿入する。
このようにコイル20がスロット19に挿入された状態で帯状のコア片11を投入ガイド部66から回転ドラム68の方へと移動させる。なお、コイル20が挿入されていないコア片11の先端部17(具体的にはスロット番号33と35の両側に位置するコア片)には、案内部材83を取り付けておく(図10参照)。先頭のコア片11に嵌合している搬送ピン67を、スプロケット69,69の凹部74に嵌合させるとともに、支持ピン70の嵌合部78をその搬送ピン67に嵌合させる。
この状態で回転ドラム68をハンドル73により回転させる。すると、帯状のコア片11は回転ドラム68の回転とともに、回転ドラム68の周面75と搬送ガイド部72のガイド面71との間の搬送路79内を、回転ドラム68の周面75に沿うように移動する。そして、図10に示すように、コア片11が略円筒状になるまでハンドル73により回転ドラム68を回転させる。
図17はコア片が帯状から円筒状になるときのスロット形状の変化を示す説明図であり、(a)が帯状のとき、(b)が円筒状のときの形状である。図17に示すように、コア片11が帯状から円筒状になると、スロット19の面積が小さくなる。すると、スロット19に配置されていたコイル20がティース15の側壁93に押され、コイル20の導線9同士が互いに接触し、さらにスロット19の面積が小さくなると、ティース15の側壁93でさらにコイル20を圧縮する。すると、導線9同士が圧縮し合い、スロット19内にコイル20が密に配置され、高占積率を実現することができる。また、従来と同じ導線量の場合には、スロット19の必要面積を小さくすることができるため、ステータ1の小型化を図ることができる。なお、スロット19内にはコイル20が高占積率を実現するために圧縮可能な導線9が用いられており、導線9が圧縮されても性能には影響がない。
回転ドラム68を所望の位置まで回転させると、次に回転ドラム68からコア片11を取り外すとともに、コア片11の両端部において挿入されていないコイル20をスロット19へ挿入する。
なお、回転ドラム68の中心に設けられている内径拡張治具76を中心軸L方向に引き抜く。内径拡張治具76はその表面がテーパ状に形成されており、内径拡張治具76を取り外すと、その周囲に配置されている内径構成治具77の直径D1を小さくすることができる。そして、直径D1をステータ1の製品径D2と略同一になるまで小さくし、その状態でコア片11の外周面を仮固定する。コア片11の仮固定には、例えばバンドを用いて外周面を仮固定する。
そして、内径構成治具77からコア片11を引き抜き、コイル20が挿入されていないスロット19(2箇所)にコイル20を挿入する。具体的には、V相のコイル20b(図15のA部)をスロット番号33のスロット19に挿入するとともに、W相のコイル20c(図15のB部)をスロット番号35のスロット19に挿入する。なお、コイル20を挿入する際に案内部材83を先端部17に取り付けているため、先端部17同士間が近接していても、コイル20をスムーズにスロット19内に挿入することができる。また、コイル20の挿入が完了すると、案内部材83は取り除く。
図18が上述した方法で製造されたステータ1の上面斜視図であり、図19がステータ1の部分側面図である。図18に示すように、コイル20をスロット19内に挿入した後に、仮固定のバンドを取り外すと円筒状のステータ1が製造されることとなる。そして、例えばそのステータ1を図示しないコアリング(モータの外筒)内に挿入し、スロット19に挿入された各コイル20a,20b,20cに緩みがないように導線9を調整した後、各コイル20a,20b,20cの各リングの両端部から延出している導線9をU相、V相およびW相の電源端子およびグランド端子に接続するとよい(図22参照)。
また、図19に示すように、本実施形態による方法でコイル20を挿入すると、コイル20の渡り部28の高さH1を低く抑えることができる。具体的に説明すると、インサータ方式(本実施形態と別のコイル巻回方法)では、図20に示すように、各相の渡り部128が上下方向に重なるように配置され、コイルの渡り部の高さが高くなるのに対して、図21(図16のD−D線に沿う断面図)に示すように、本実施形態による方法では、各相のコイル20の渡り部28がステータコア10の表面に沿う方向に並ぶように配置され、高さH1を低く抑えることができる。
さらに、第二巻線加工治具40を用いてコイル20の渡り部28に膨出部45を形成することにより、他のコイルの上に配置される部分の高さを高く、他のコイルの下に配置される部分の高さを低く形成することが可能になる。これにより、コイル20をスロット19に挿入した後に、渡り部28の形状を調整しなくても、渡り部28の高さH1を低く抑えることができる。
本実施形態によれば、第一巻線加工治具30により導線9をリング状に巻き回してコイル20を形成する工程と、コイル20を第一巻線加工治具30から取り外し、帯状に配置された複数のコア片11において隣接するコア片11の間に形成されるスロット19に挿入する工程と、帯状のコア片11を円筒状に変形してステータ1を形成する工程と、を備えたステータの製造方法であって、コア片11を円筒状に変形する際に、スロット19の側部を構成するコア片11のティース15の側壁93によりコイル20を圧縮するようにした。
したがって、リング状のコイル20をスロット19内に挿入し、隣接するティース15の側壁93でコイル20を圧縮するため、スロット19内のコイル20の占積率を高くすることができ、モータの高効率化を図ることができる。また、スロット19の面積を小さくすることができるため、モータの小型化を図ることができる。
また、コイル20をスロット19に挿入する工程では、例えば、コイル20aのリングU1が挿入される2つのスロット19の間のスロット19の一つに、リングU1とは異なる相のリングV1を挿入するとともに、前記2つのスロット19の間の別のスロット19に、リングV1と同相のリングV2を挿入し、リングV1とリングV2とは、ステータ1のヨーク13において、リングV1がリングU1の外周側に位置し、リングV2がリングU1の内周側に位置するように配置した。
したがって、コイル20をスロット19に挿入したときに、リングU1,V1,V2の渡り部28が上下方向に重ならないように配置することができる。つまり、ステータ1の高さ方向の寸法を抑制することができる。
さらに、巻線加工治具30に導線9を複数回巻回してコイル20を形成する工程では、導線9が断面千鳥配列になるように巻回されるようにした。
したがって、コイル20の断面は導線9が千鳥配列されているため、隣接するティース15の側壁93でコイル20を圧縮する際に、導線9が両側から均等に圧縮されて最密充填配置されるとともに、効率よく圧縮される。つまり、スロット19内のコイル20の占積率をより高くすることができ、モータの高効率化および小型化を図ることができる。
そして、第二巻線加工治具40の側面42には、コイル20の幅方向の一方側からコイル20の厚さ方向に向かって延設部43を突出形成し、コイル20を形成する工程の後に、カバー部材49を第二巻線加工治具40に装着する工程と、第二巻線加工治具40に巻回されたコイル20の渡り部28を、延設部43側に向かって膨出変形させて膨出部45を形成する工程と、を有し、コイル20をスロット19に挿入する工程では、コイル20の膨出部45がステータ1の外周方向に位置するように、コイル20をスロット19に挿入するようにした。
したがって、コイル20をスロット19に挿入する際に、コイル20の渡り部28がステータ1の外周方向に位置するようにコイル20がスロット19に挿入されるため、帯状のコア片11を円筒化してコイル20を圧縮しても導線9の配列が乱れてしまうことを防止することができる。つまり、スロット19内のコイル20の占積率をさらに高くすることができる。
尚、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な構造や構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態において、リング状のコイルを一つずつ形成した構成を説明したが、三相のコイルをそれぞれ一本の導線でリングを6個ずつ連続的に形成する構成にしてもよい。
本発明の実施形態におけるステータの平面図である。 本発明の実施形態におけるステータコアの平面図である。 本発明の実施形態におけるコア片の平面図である。 本発明の実施形態における第一巻線加工治具の斜視図である。 本発明の実施形態における第二巻線加工治具の斜視図である。 本発明の実施形態におけるステータ製造装置の正面図である。 本発明の実施形態におけるステータ製造装置の側面図である。 本発明の実施形態における回転ドラムの斜視図である。 図8のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるステータの製造途中を示す説明図である。 本発明の実施形態における巻線加工治具に導線を巻回したときの斜視図である。 図11のB−B線に沿う断面図である。 本発明の実施形態における巻線加工治具で膨出部を形成するときの斜視図である。 本発明の実施形態におけるステータ製造装置にコア片を配置したときの説明図である。 本発明の実施形態におけるコイルのスロット部への挿入方法を示す説明図である。 本発明の実施形態におけるコイルの構成を示す説明図である。 本発明の実施形態におけるコア片が帯状から円筒状に変化するときの概略構成図であり、(a)が帯状、(b)が円筒状の場合である。 本発明の実施形態におけるステータコアの斜視図である。 本発明の実施形態におけるステータコアの部分側面図である。 図18のC−C線に沿う断面図である。 図16のD−D線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるステータの斜視図である。
符号の説明
1…ステータ(固定子) 9…導線 11…コア片(固定子コア片) 13…ヨーク(ヨーク部) 15…ティース(ティース部) 19…スロット(スロット部) 20…コイル(巻線) 28…渡り部 30…巻線加工治具 35…延設部 45…膨出部 91…リング(円環) 93…側壁(壁面)

Claims (3)

  1. 巻線加工治具により導線を円環状に巻き回して巻線を形成する工程と、
    該巻線を前記巻線加工治具から取り外し、帯状に配置された複数の固定子コア片において隣接する該固定子コア片の間に形成されるスロット部に挿入する工程と、
    前記帯状の固定子コア片を円筒状に変形して固定子を形成する工程と、を備えた固定子の製造方法であって、
    前記巻線は、圧縮可能な導線で形成され、
    前記巻線加工治具に前記導線を複数回巻回して前記巻線を形成する工程では、前記導線が断面千鳥配列になるように巻回され、
    前記固定子コア片を円筒状に変形する際に、前記スロット部の側部を構成する前記固定子コア片のティース部壁面により前記巻線を圧縮して、前記スロット部に前記導線が千鳥配列で、かつ、隣接する前記導線同士が圧縮しあうように密に配され、
    前記巻線を前記スロット部に挿入する工程では、
    第1の巻線が挿入される2つのスロット部の間のスロット部の一つに、前記第1の巻線とは異なる相の第2の巻線を挿入するとともに、前記2つのスロット部の間の別のスロット部に、前記第2の巻線と同相の第3の巻線を挿入し、
    前記第2の巻線と前記第3の巻線とは、前記固定子の外周部において、一方が前記第1の巻線の外周側に位置し、他方が前記第1の巻線の内周側に位置するように配置することを特徴とする固定子の製造方法。
  2. 前記巻線加工治具における前記巻線の巻回し面には、前記巻線の軸方向の少なくとも一方側から前記巻線の径方向に向かって延設部が突出形成され、
    前記巻線を形成する工程の後に、
    該巻線の径方向における変形規制治具を前記巻線加工治具に装着する工程と、
    該巻線加工治具に巻回された前記巻線の渡り部を、前記一方側に向かって膨出変形させて膨出部を形成する工程と、
    を有し、
    該膨出部は、他の巻線の上方に配置される部分の高さを高く、他の巻線の下方に配置される部分の高さを低く形成し、
    前記巻線を前記スロット部に挿入する工程では、前記巻線の膨出部が前記固定子の外周方向に位置するように、前記巻線を前記スロット部に挿入することを特徴とする請求項1に記載の固定子の製造方法。
  3. 前記導線は、銅からなる配線の周囲を覆うように、該銅と密着性のある第1被覆層が形成され、該第1被覆層の周囲を覆うように、前記導線同士の摩擦力を低減することができる第2被覆層が形成され、前記第1被覆層と前記第2被覆層との密着力を確保するための密着層が介装されていることを特徴とする請求項1または2に記載の固定子の製造方法。
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