JP4705675B2 - 二作動機械式支援コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は一般に電気コネクタアセンブリに関する。より具体的には、本発明は、カバーハウジングを回動させたときに、より小さな結合力でコネクタを確実に結合させたり離脱させたりするレバー機構を備えた電気コネクタアセンブリに関する。
自動車やその他の用途で利用される電気コネクタアセンブリは、多数の端子を使用する場合が多く、そのため、オスコネクタとメスコネクタとの間の確実な接続を保証する大きな結合力を必要とする。コネクタ同士を適正に結合するためには、端子とハウジングからの大きな摩擦力に打ち勝たなければならない。しかしながら、このようなコネクタアセンブリの組立て仕様には、結合時のコネクタあるいは端子に対する損傷を防止し、かつ作業者が容易かつ確実に2つのコネクタを結合できることを保証する最大結合力限界が含まれる。コネクタアセンブリが適正に機能するためには、これらの対立する制約の両方を満たさなければならない。
従来の電気コネクタは、多数の端子を内蔵し、それ故大きな摩擦抵抗をもたらすコネクタ同士を作業者が結合するのを支援するため、レバー、カム、スライド及び様々な機械式装置を採用している。高い結合力に打ち勝つために利用される方法の1つは、コネクタ同士を結合する機械式支援装置としてレバーを採用することである。レバー式の装置は、支点から離れた位置で結合力を加えることによって、増大したモーメントに基づいて摩擦力に打ち勝つものである。同様に、カム装置の使用は、非直線的な動きを直線運動に転換することによって、所定距離にわたって力を同じように伝達することに基づいており、したがって、カムを相対的に小さな距離だけ非直線的に動かすことによっても、両コネクタ間でより大きな直線距離にわたることができる。両コネクタは、カムを動かしてカム従動子を係合させることによって、結合位置までともに引き寄せられる。
従来、小さな印加力をより大きな結合力に変換するこれらの方法が採用されてきたが、結合力を加える前に両コネクタが正しく位置合わせされていない場合や、結合力が加えられる際に両コネクタが位置ずれ状態になる場合には、問題が発生する。これは、両コネクタの最初の位置合わせが不適切であったことのみならず、印加力のばらつきや一貫性のなさによる位置ずれにも原因がある可能性がある。これらの課題を克服する従来の試みは、両方の配慮事項に対して同時に適切に対処するには不十分であった。すなわち、どちらのコネクタも位置ずれすることなく結合軸に沿った適正な接続を確保しながら、適度に大きく一様な結合力を加えることができる適切なコネクタがなかった。
例えば、米国特許第6,217,354号には、一方のコネクタに作動レバーが回動可能に取り付けられた電気コネクタアセンブリが開示されている。作動レバーはカム溝を有している。さらに、摺動部材が作動レバーに取り付けられており、作動レバーの回動とともに直線運動をする。摺動部材は作動レバーのカム溝に嵌まり込むカム従動子突起を備えている。摺動部材は第2のカム溝も有している。コネクタアセンブリのもう一方のコネクタは、摺動部材の第2のカム溝に嵌まり込む第2のカム従動子突起を有している。作動レバーが回動すると、両カム従動子突起がそれぞれカム溝と嵌合しながら摺動部材が両コネクタに対して直線的に移動し、両コネクタがレバーの動きに応じて結合したり、離脱したりする。しかしながら、上記354特許は、コネクタが適正に結合されない場合にカム機構が作動するのを防止するとともに、結合動作時にコネクタアセンブリ全体を適切に位置合わせする手段を開示していない。
さらに、米国特許第5,938,458号には、第1のコネクタに作動レバーが回動可能に取り付けられた電気コネクタアセンブリが開示されている。作動レバーには、カム溝が形成されている。第2のコネクタは、作動レバーのカム溝に嵌合するカム従動子突起を有している。両コネクタは作動レバーの回動に応じて結合したり、離脱したりする。しかしながら、上記458特許は、カム装置の嵌合前に両コネクタを適切に位置合わせさせるとともに、多ピン多部分コネクタが必要とするより高い結合力に打ち勝つ手段を開示していない。
米国特許第5,681,175号は、1対の電気コネクタを結合及び離脱させるカム装置を採用した電気コネクタの別の例である。上記175特許は一方のハウジングに取り付けられ、結合軸を横切る経路に沿って移動可能なロック摺動部材を開示している。ロック摺動部材は1個のカムトラックを備えており、もう一方のハウジングはカム従動子突起を有している。ロック摺動部材を移動させると、カム従動子突起がカムトラック内に進入し、両コネクタが結合される。上記175特許はカム装置を採用しているが、結合プロセスの間に両コネクタを適切に位置合わせする手段を開示しておらず、さらには、多ピン多部分コネクタの用途で要求されるよりも高い結合力に打ち勝つ機構を開示していない。上記175特許の摺動機構は、多ピンコネクタにとって不適切な結合力が加えられる恐れのあるきわめて小さな機械的利点しかもたらさない。
上記の電気コネクタアセンブリのいずれも、オス型とメス型の多ピンコネクタ構造を結合させる際に歪まないように両者を正しく位置合わせしながら、両者を結合させるのに必要な大きな結合力を十分に生成することができていない。
結合プロセスの前又はその間に両コネクタが位置ずれを起こさない案内装置を提供するとともに、結合プロセスの間にほぼ一定の適切に大きな結合力を提供する新型の電気コネクタアセンブリが必要とされている。
本発明は、レバー機構とカム装置を使用して、カバーハウジングの回動時により小さな結合力でコネクタ同士をしっかりと結合させたり離脱させたりすることによって、結合すべき両導電性部材間の電気的接触を確立かつ維持する電気コネクタアセンブリと方法に関する。
本発明は、オス型とメス型の電気コネクタ構造を確実に結合させて電気の連続性を確保するとともに電気回路を閉成する、単純で、強力な、かつ安価な電気コネクタアセンブリを提供する。
多ピン電気コネクタを確実に結合する作業は、ピン数が増加し、それに対応して必要な結合力が同様に増加するにつれて困難な課題を招来する。大きな力が必要になると、オス型構造とメス型構造の位置合わせミスによって、導電体のひび割れや絶縁体の損傷の原因となる個々のピンに対する過度に高いストレスが引き起こされるのみならず、押圧されたピンが対応する受け部に合わずに入り損ねる恐れがある。その場合、これらの弊害は、接続不良あるいは断続的な接続をもたらし、製品が組み立てられた途端に欠陥アセンブリを検出するための大規模な故障探求が必要となるほど製造コストを大幅に上昇させる。
従来のコネクタアセンブリはいずれも、結合力が適正な結合軸に沿って加えられ、結合プロセスの間ほぼ一定であることを保証する、カム溝−カム従動子突起構成を採用した摺動カムハウジングと遊動型突起ガイドとの組み合わせを有するレバー式コネクタアセンブリを採用していない。
本発明のレバー式電気コネクタアセンブリは、2個のカム従動子突起を備えたコネクタ構造を採用することによって、必要な接続用結合力を軽減させる。ハウジングアセンブリは、コネクタ構造を受け入れるベースハウジングを備えている。ベースハウジングは、ピボットアンカーと、摺動カムハウジングの脚部を受け入れるガイド溝を備えている。摺動カムハウジングは、カバーハウジング突起を受け入れるほぼ矩形の突起ガイドを備えている。摺動カムハウジングは、さらに、摺動カムの脚部に、コネクタの一部である第1のカム従動子突起対と第2のカム従動子突起対を受け入れる一対の第1のカム溝と一対の第2のカム溝を有している。カバーハウジングはベースハウジングに回動可能に取り付けられている。
本発明は、位置合わせミスを解消すると同時に、二作動機械式支援を実現するレバーアセンブリとカム装置によって必要な結合力を軽減させることによって、オス型とメス型のコネクタ構造の間に緊密な電気的接続を確立する。本発明は結合作業を通じてほぼ一定の結合力をもたらす新規な突起ガイド構成を採用する。
本発明の方法は、ユーザが多数のピンを有するコネクタを高い結合力で確実に結合できるようにすると同時に、位置合わせミスを防止し、断続的な接続を解消し、製品全体の信頼性を向上させる。
添付の図面に関連して採用された発明の実施形態の以下の説明を参照することにより、本発明の前述のそしてその他の特性と目的及びそれらを達成する方法は、いっそう明らかになるであろう、また、発明自体もより深く理解されるであろう。
本発明は特定の好ましい実施形態を特に参照することによって詳細に説明されるが、発明の精神と範囲内である限り、そのような実施形態に限定されない。特許請求の範囲と特定用途の要件によって規定された制限の範囲内で様々な形状構成、変形及び変更を含みうること、あるいは、除外しうることは、当該分野の技術者にとって明らかであろう。
本発明は、多ピンコネクタを適切かつ一貫した形で位置合わせし、より小さな結合力で両コネクタ構造を結合させることによって、現在の電気コネクタアセンブリの機能性を拡張させる。本発明の電気コネクタアセンブリは、いったん結合されると、摺動カムハウジングによって固定され、接続が緩まないか、あるいは長期間解除されないように確保される。本発明は、簡単なカムスライドを実現するなど、従来のアセンブリに優る多くの利点がある。その理由は、本発明が提供する二作動機械式支援が、摺動カムの脚部とピボットの新規な形状とによって位置合わせの一貫性と信頼性を向上させながら、必要な結合力を大幅に軽減させるからである。
図1Aは完全に切り離された状態のコネクタアセンブリ100を示す。以下の図面では、コネクタアセンブリ100のハウジングHが本発明の二作動機械式支援機構を備えていること、及び本発明のコネクタアセンブリ100の全体構造を変えることなく、ハウジングHとコネクタCとの間でオス型とメス型の個々のコネクタ構造が逆にされてもよいことは理解されるべきである。説明の簡略化と便宜のため、図1Aに示すハウジングHとコネクタCの構造を参照する。ハウジングH及びコネクタCの具体的な構成要素は図1Bないし図1Eに詳細に示されている。
図1AはハウジングHとコネクタCを示す。コネクタCには、その内部を通して方向線z−z′で示すコネクタCの前後方向に複数の電気接点195が形成されている。電気接点195は、方向線h−h′で示すコネクタCの高さ方向に複数列かつ方向線w−w′で示すコネクタCの幅方向に複数列互いに平行に形成されている。各電気接点195には、電線W(図示せず)が接続されている。ハウジングHには、コネクタCで利用されるタイプの電気接点195を受け入れる室190が相互に対応して形成されている。電気接点195は、ハウジングHの室190とコネクタCの電気接点195とが電気回路を閉成するよう結合する物理的連結の2つの半体を構成する限り、以下に限られるものではなく、ブレード端子、ピン端子、ブロック端子、エッジコネクタなどを含むどのような方法で形成されてもよい。さらに、コネクタCは、第1のカム従動子突起165と第2のカム従動子突起166とを備えている。同様に、コネクタCの下面(図示せず)にも2個の対応するカム従動子突起がh−h′軸に沿って存在しており、したがって、コネクタCには合計2対のカム従動子突起が存在している。
ハウジングHは絶縁材料からなり、コネクタアセンブリ100の相互対応の一方の側を構成し、ベースハウジング130を備えている。ベースハウジング130は、図1Dに最もわかりやすく示されているが、第1の摺動カム脚部150を受け入れるよう形成された第1のガイド溝133を有している。ベースハウジング130の反対側には、対応する第2のガイド溝が形成されている。2つのガイド溝はベースハウジング130の幅の中心に対して互いに鏡像である。ベースハウジング130は、コネクタCの電気接点195と結合するように相互に対応して配置形成された室190を備えている。室190は、図1Dに示すような平行する横列と縦列で配列されていてもよいし、コネクタCの電気接点195の結合に対応するどのような形で配列されていてもよい。摺動カムハウジング120は、図1Cに示すように、上記第1の摺動カム脚部150を備えている。摺動カムハウジング120の反対側には、対応する第2の摺動カム脚部が形成されている。2本の摺動カム脚部は摺動カムハウジング120の幅の中心に対して互いに鏡像である。各摺動カム脚部150は、第1のカム溝152と第2のカム溝154と突起ガイドトラック122とを備え、各突起ガイドトラック122はそれぞれカバーハウジング突起112を受け入れる。カバーハウジング突起112は、図1Bにそのような突起の1つを示すが、カバーハウジング110の反対側からももう1つの突起が突出するようにしてカバーハウジング110の一部として形成されている。カバーハウジング110は、ベースハウジング130に回動可能に取り付けられ、摺動カムハウジング120の後壁126もそうであるように、コネクタアセンブリ100のコネクタCとハウジングHとの間の電気接点を保護する保護カバーを構成する。場合によっては、コネクタCとハウジングHは、組立て時に液体及び蒸気が電気接続の接点に達するのを阻止するように、可撓性不浸透性材料で裏打ちされていてもよい。
ここで、図1Bないし図1Eの細部に基づいて、コネクタアセンブリ100を構成する4つの部品についてそれぞれ個別に説明する。上述したように、構成部品には、ハウジングHを構成するように組み合わさったカバーハウジング110、摺動カムハウジング120及びベースハウジング130と、コネクタCとが含まれる。上述したように、カバーハウジング110は、摺動カムハウジング120の側壁124と後壁126がそうであるように、ハウジングHとコネクタCとの間でなされた電気接続を保護する保護カバーを構成している。図1Bに示すように、カバーハウジング110は両側壁116と後壁114を有する3面のハウジングである。後壁114と側壁116は、カバーハウジング110の操作時に、ユーザの指又は親指がカバーハウジング110から容易に滑って外れないように、ユーザがカバーハウジング110を係合させるのを支援する突条(図示せず)を備えていてもよい。各側壁116はそれぞれベースハウジング130のピボット孔135に受け入れられるピボット160を1つ備えている。各側壁116は、さらに、それぞれ摺動カムハウジング120の突起ガイドトラック122に受け入れられる突起112を1つ備えている。
さらに図1Cに示すように、摺動カムハウジング120も同様に2つの側壁124と後壁126を備えている。摺動カムハウジング120の側壁124はほぼ平坦であり、各側壁124から摺動カム脚部150が延出している。側壁124と摺動カム脚部150の厚さは、両者がベースハウジング130によって容易に受け入れられるような厚さである。上述したように、一方の側壁124には、その内側面に第1のカム溝152と第2のカム溝154とが形成されており、対向する側壁は対応するもう1対のカム溝を備えている。カム溝152及び154は互いに同一の形状であり、導入部156と傾斜部158と係止部159とを備えている。係止部159は導入部とは反対側の端部に移動止め部を備えていてもよい。傾斜部の意義については、さらに詳しく後述する。
ベースハウジング130には、その両側の袖壁134のそれぞれにガイド溝133が形成されている。ガイド溝133は、ベースハウジング130のそれぞれ対応する側壁136から間隔を置くようにしてほぼ平行に延びている。ガイド溝133の構成は、開放部分146と閉鎖部分145とからなり、その意義については、さらに詳しく後述する。ベースハウジング130はさらに端壁137及び138を備えており、端壁138は、カバーハウジング110とともに、図示しないリード線を受け入れるためのハウジングHへの開口を形成するリード部139を備えている。
各側壁136の内面は、摺動カムハウジング120の摺動カム脚部150を受け入れるほぼ平行なガイド溝133を備えている。重要なことは、ガイド溝133が摺動カムハウジング120の摺動カム脚部150を開放状態の非結合位置と閉鎖状態の結合位置との両方で受け入れるということである。ガイド溝133は、摺動カムハウジング120の摺動カム脚部150のみならず、ピボット160まで延出するカバーハウジング側壁116も収容する開放部分146においてより幅広くなっている。ガイド溝133の閉鎖部分145は、摺動カムハウジング120の摺動カム脚部150のみを受け入れるので、開放部分146よりも狭くなっている。ガイド溝133はベースハウジング130の幅に沿って延びており、ベースハウジング130に対するコネクタCの適切な位置合わせを支援している。
コネクタCは側壁169及び170と端壁171及び172とを備えており、側壁169及び170のそれぞれのほぼ中心の領域から突起165及び166が突出している。コネクタCは、図4Aに示すようにベースハウジング130内に摺接して嵌め込まれるようなサイズに設定されている。突起165及び166は、ベースハウジング130の側壁136と袖壁134との間の隙間内まで延びるように、ベースハウジング130の側壁136の厚さよりも小さい距離だけ外側に突出している。これにより、カム従動子突起165及び166は、摺動カムハウジング120の第1及び第2のカム溝152、154に受け入れられる。この相互作用については、さらに詳しく後述する。
図2Aは完全に切り離された状態のコネクタアセンブリ100を示す。すなわち、ハウジングHにコネクタCが挿入されていない。図2Aは結合プロセスを開始するために作動される際のハウジングHを示す。説明を簡単にしてハウジングHの操作をよりわかりやすく説明するため、図2A及び図2BにはコネクタCを示さないが、本発明を実現する、コネクタアセンブリ100の2つの構造を結合させる方法の前に、コネクタCの一部がハウジングHに挿入されることは理解されるであろう。この配置については図4A、図4B及び図4Cに基づいて後述する。
本発明の最初の操作をさらに図2A及び図2Bに示す。図2Aは完全開放状態のハウジングHを示す。ハウジングHは最初に組み立てられ、カバーハウジング110の両側壁116の内側の後壁114の前でかつベースハウジング130の両袖壁134の内側に摺動カムハウジング120が挿し込まれる。ベースハウジング130のピボット孔135にカバーハウジング110のピボット160が嵌入され、ガイド溝133を形成するベースハウジング130の両袖壁134と両側壁136との間の隙間に、摺動カムハウジング120の両側壁124が挿入される。また、ベースハウジング130の両袖壁134内に形成されたガイド溝133に、摺動カムハウジング120のそれぞれ対応する摺動カム脚部150が挿入される。カバーハウジング110とベースハウジング130は、カバーハウジング110のピボット160がベースハウジング130のピボット孔135にしっかりと収まるようにして、互いに蝶着される。図2Aに最もわかりやすく示すように、ベースハウジングの側壁136とカバーハウジングの側壁116との間に、摺動カムハウジング120の摺動カム脚部150が挟持される。ベースハウジングの袖壁134は、コネクタアセンブリ100の最外壁を構成する。
図2Bは結合プロセスを開始するためにカバーハウジング110が完全に開放された状態のハウジングHを示す。カバーハウジング110は、カバーハウジング110のピボット160とベースハウジング130のピボット孔135とを利用してベースハウジング130に回動可能に取り付けられている。摺動カムハウジング120の両摺動カム脚部150は、カバーハウジング110の両側壁116に隣接して両側壁116間に収められている。両摺動カム脚部150とカバーハウジング110の両側壁116は、ベースハウジング130の両側壁136とベースハウジング130の両袖壁134との間に挟持されている。
カバーハウジング110は、ベースハウジング130内で完全開放状態にセットされており、結合時には方向弧a−a′に沿って回動するようになる。カバーハウジング110を回動させると、突起112が、突起ガイドトラック122に対して概してハウジングの幅方向の力成分とハウジングHの前後方向の力成分とで圧力を加える。幅方向を図2Bに方向線b−b′で示し、前後方向を図2Bに方向線c−c′で示す。適切な方向の対応する力の矢印も示す。
突起112が突起ガイドトラック122に加える圧力により、摺動カムハウジング120が直線b−b′に沿って幅方向に直線的に移動する。カバーハウジング110を完全閉鎖状態の結合位置まで回動させると、カバーハウジング110がベースハウジング130のリード部139である機械的な当り止めに当接するまで、突起112が摺動カムハウジング120を方向線b−b′に沿って直線的に移動させ続ける。カバーハウジング110は、カバーハウジング110の角運動の全範囲の終端に相当するこの機械的な当り止めに当接する。カバーハウジング110とベースハウジング130のリード部139とが当接すると、摺動カムハウジング120もそうなるように、ベースハウジング130の室190に通じるケーブルと電線用の保護カバーが形成される。この時点で、カバーハウジング110は弧a−a′に沿う移動の終端に対応する完全閉鎖位置にあり、摺動カムハウジング120は方向線b−b′に沿う直線移動の終端に位置する。
ここで、図3に示すように、カバーハウジング110が完全閉鎖位置まで回動すると、突起112も弧a−a′とほぼ平行に移動してきている。この動きの範囲の間、突起112は、突起ガイドトラック122に圧力を加えながら、摺動カムハウジング120を直線方向に移動させ続けている。カバーハウジング110が弧a−a′に沿った移動の終端に達すると、摺動カムハウジング120は方向線b−b′に沿う直線運動の全範囲を移動してきている。
この位置での突起150を引き伸ばした状態を拡大図Vで示す。突起112の形状はほぼ円形であり、突起ガイドトラック122の形状はほぼ丸みを帯びた矩形である。突起ガイドトラック122の長さL−L′は突起112の直径Dよりも長い。したがって、突起112は、カバーハウジング110を弧a−a′に沿って開放状態の非結合位置から閉鎖状態の結合位置まで回動させるとき、突起ガイドトラック122の壁の範囲内で動くことができる。突起112が突起ガイドトラック122の範囲内で自由に動く状態であれば、摺動カムハウジング120がb−b′方向に直線移動しながらカバーハウジング110が弧a−a′に沿って閉じるときに、c−c′方向の結合力がピークに達する。
ここで、図4A、図4B及び図4Cに示すように、カバーハウジング110を回動させて、突起112が突起ガイドトラック122に圧力を加えることによって摺動カムハウジング120をb−b′方向に直線移動させると同時に、摺動カムハウジング120の第1のカム溝152がコネクタCの第1のカム従動子突起165と係合し、第2のカム溝154がコネクタCの第2のカム従動子突起166と係合する。図1Cに詳細に示す例示の実施形態では、第1のカム溝152及び第2のカム溝154が、第1のカム従動子突起165及び第2のカム従動子突起166を受け入れるように、導入部156に対して角度を付けられている。第1のカム溝152及び第2のカム溝154は傾斜部158も有している。場合によっては、導入部156と反対側のカム溝の端部に移動止め部をさらに設け、コネクタアセンブリを結合状態で固定する追加の手段としてもよい。図4Bに示す実施形態では、カバーハウジング110を回動させる際に、c−c′結合方向の力が付与される。
カバーハウジング110を回動させると、摺動カムハウジング120がb−b′に沿って直線的に移動する。摺動カムハウジング120が直線移動すると、第1のカム溝152が第1のカム従動子突起165と係合し、第2のカム溝154が第2のカム従動子突起166と係合する。この作用により、第1のカム従動子突起165及び第2のカム従動子突起166がc−c′方向に押し進められる。突起112は突起ガイドトラック122内で自由に動いて、ほぼ一定の結合力がc−c′方向に加えられるようにする。カム溝の斜め方向のカム作用とあいまってc−c′方向にほぼ一定の力を及ぼすことによって、コネクタCとハウジングHが引き寄せられて結合状態になる。このほぼ一定の力は、カム溝152,154及びカム従動子突起165,166とともに、両構造が結合される際のコネクタCとハウジングHの正しい位置合わせを容易にする。非遊動型突起及び突起ガイドトラックからなる他の構成の場合、力のばらつきが生じ、それがコネクタC又はハウジングHを歪めて、接続不良やコネクタアセンブリの損傷をもたらす可能性がはるかに高くなる。遊動型突起−突起ガイドトラックアセンブリはc−c′結合方向にほぼ一定の力を提供するが、その結合力は、突起112がカバーハウジング110の構成要素であり、突起ガイドトラック122が摺動カムハウジング120の構成要素である場合に、最大のc−c′力成分で最適化される。これらの構成要素を逆にしても適正な一定の力が加えられることになるが、c−c′方向成分の大きさは損なわれる恐れがある。
カバーハウジング110の回転運動によって、摺動カムハウジング120の直線運動と、その結果として、カム従動子突起165,166に係合するカム溝対152,154の直線運動が生じ、それにより、c−c′方向に沿ったコネクタCのハウジングHに対する直線運動が生じ、その結果として、コネクタアセンブリが結合される。
図4A、図4B及び図4Cにおいて、ハウジングHはカバーハウジング110を回動させたときの3つの位置で示されている。図4Aでは、カバーハウジングの突起112は最初の非結合位置にある。カバーハウジング110がまだ回動していないので、カバーハウジング突起112は突起ガイドトラック122にまだ力を加えておらず、したがって、摺動カムハウジング120もまだ直線運動を起こしていないし、摺動カムハウジング120のカム溝152,154もまだカム従動子突起165,166と係合していない。図4Bでは、カバーハウジング110が弧a−a′に沿って回動している途中にあり、したがって、突起112が突起ガイドトラック122に圧力をかけることによって、摺動カムハウジング120をb−b′方向に押しやるようにしている。カバーハウジング110をその閉じた結合位置に向かって回動させると、突起112は摺動カムハウジング120をb−b′方向に押し進める。また、第1のカム溝152が第1のカム従動子突起165を受け入れて係合するとともに、第2のカム溝154がコネクタCの第2のカム従動子突起166を受け入れて係合する。この間に、カム溝152及び154の傾斜部158が、力の軽減を実現しながらカム従動子突起165及び166と係合してゆく。図4Cでは、カバーハウジング110が完全に回動し、接続が完了する。図4Cに示すように、カバーハウジング110が完全に回動すると、突起112が摺動カムハウジング120をb−b′方向の直線移動の全長まで完全に押しやる。場合によっては、カム溝の移動止めがコネクタアセンブリをその最終の安定位置で保持する係止手段として用いられてもよい。
作業者がコネクタアセンブリを切り離す必要がある場合は、カバーハウジング110を弧a′−aに沿って初期位置に向かって逆方向に回動させながら、上記のプロセスが反転される。これにより、今度は、突起112が突起ガイドトラック122に押し付けられ、摺動カムハウジング120をb′−bに沿って逆方向に直線移動させる。同時に、カバーハウジング110をさらに回動させた際に、その回動によって、第1のカム従動子突起165と第2のカム従動子突起166がそれぞれ第1のカム溝152と第2のカム溝154に沿ってほぼハウジングの幅方向b′−bの力成分とほぼハウジングHの前後方向c−c′の力成分で戻される。参考のため、幅方向b−b′と前後方向c−c′を図4Bに示す。このカム従動子のカム溝からの係合解除により、コネクタCをハウジングHから切り離すことができる。カバーハウジング110がその初期位置まで回動されると、突起112もカム摺動ハウジング120をその初期位置まで戻す。この時点で、カバーハウジング110は再び完全開放位置にあり、突起112と摺動カムハウジング120はその移動の始端に戻されている。
本発明をいくつかの例示的な実施形態に関連して説明したが、本発明はそのように限定されるものではなく、むしろ特許請求の範囲に含まれる様々な変型や等価の配置を包含するものである。
図1Aは完全に切り離された状態で示された本発明にかかるコネクタアセンブリの斜視図である。 図1Bは本発明のカバーハウジングの斜視図である。 図1Cは本発明の摺動カムハウジングの斜視図である。 図1Dは本発明のベースハウジングの斜視図である。 図1Eは本発明の結合用コネクタの斜視図である。 図2Aは結合プロセスを開始する直前のコネクタハウジングの斜視図であ る。 図2Bはカバーハウジングを結合状態に向かって回動させる際にカバーハウジングと摺動カムハウジングに加えられる力を示しているコネクタハウジングの斜視図である。 図3は完全に閉じた位置のカバーハウジングを示しているコネクタハウジングの斜視図である。 図4Aはカバーハウジングを回動させる直前のコネクタアセンブリの斜視図である。 図4Bはカバーハウジングを回動させている途中のコネクタアセンブリを示す斜視図である。 図4Cは完全に回動したカバーハウジングと完全な結合状態のコネクタアセンブリを示す斜視図である。

Claims (25)

  1. 必要な接続用結合力を軽減させるレバー式の電気コネクタアセンブリであって、
    少なくとも1つのカム従動子突起を備えた第1のコネクタと、
    ガイド溝を有し、上記第1のコネクタに接続されるベースハウジングと、
    互いにほぼ平行に接続され、それぞれ少なくとも1つのカム溝及び突起ガイドトラックを備えた摺動カム脚部を有し、上記ベースハウジングのガイド溝内に延出する摺動カムハウジングと、
    上記突起ガイドトラックに嵌入されたカバーハウジング突起を有し、上記ベースハウジングに固定回動軸で回動可能に取り付けられたカバーハウジングとを備え
    上記カバーハウジングを開放位置から閉鎖位置まで回動させたときに、上記摺動カムハウジングが上記カバーハウジングの回動と同じ方向にコネクタアセンブリの幅に沿って横方向に移動するように構成されているレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  2. 上記ガイド溝が、上記カム溝の終点で上記摺動カムハウジングのそれ以上の移動を防ぐ横方向の当り止めを備えている請求項1記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  3. 上記少なくとも1つのカム溝が、該カム溝の終点で上記摺動カムハウジングのそれ以上の移動を防ぐとともに上記コネクタアセンブリを結合位置に固定する移動止め部を備えている請求項1記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  4. 上記突起ガイドトラックの長さが上記カバーハウジング突起の直径よりも長い請求項1記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  5. 上記突起ガイドトラックが直線状であって、上記カバーハウジングを非結合位置から結合位置まで回動させる際にほぼ一定の結合力をもたらす請求項4記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  6. 上記アセンブリが液体及び蒸気の浸透を防ぐように封止されている請求項1記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  7. 上記摺動カムハウジングの互いにほぼ平行に接続された摺動カム脚部は2本の対向する摺動カム脚部であり、上記ベースハウジングは2つの対向するガイド溝を備えており、上記摺動カム脚部がそれぞれ対応するガイド溝に受け入れられるようになっている請求項1記載のレバー式の電気コネクタ。
  8. 上記摺動カムの摺動カム脚部のそれぞれに少なくとも2つのカム溝が形成されており、上記摺動カムが一体成形の構成部品である請求項7記載のレバー式の電気コネクタ。
  9. 上記ガイド溝が、上記カム溝の終点で上記摺動カムハウジングのそれ以上の移動を防ぐ横方向の当り止めを備えている請求項8記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  10. 上記互いに接続された摺動カム脚部が、上記カバーハウジングを結合位置まで回動させたときに室と端子と電線とを保護する後壁を備えている請求項7記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  11. 上記少なくとも1つのカム溝が、該カム溝の終点で上記摺動カムハウジングのそれ以上の移動を防ぐとともに上記コネクタアセンブリを結合位置に固定する移動止め部を備えている請求項8記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  12. 上記突起ガイドトラックの長さが上記カバーハウジング突起の直径よりも長い請求項8記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  13. 上記突起ガイドトラックが直線状であって、上記カバーハウジングを非結合位置から結合位置まで回動させる際にほぼ一定の結合力をもたらす請求項12記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  14. 上記アセンブリが液体及び蒸気の浸透を防ぐように封止されている請求項8記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  15. 必要な接続用結合力を軽減させるレバー式の電気コネクタアセンブリであって、
    第1のカム従動子突起と第2のカム従動子突起とを備えた第1のコネクタと、
    ガイド溝を有し、上記第1のコネクタに接続されるベースハウジングと、
    互いにほぼ平行に接続され、それぞれ第1のカム溝と第2のカム溝と突起ガイドトラックとを備えた摺動カム脚部を有し、上記ベースハウジングのガイド溝内に延出する摺動カムハウジングと、
    上記突起ガイドトラックに嵌入されたカバーハウジング突起を有し、上記ベースハウジングに固定回動軸で回動可能に取り付けられたカバーハウジングとを備え、
    上記カバーハウジングを開放位置から閉鎖位置まで回動させることにより、上記カバーハウジング突起を上記突起ガイドトラックに嵌入させて上記摺動カムハウジングをカバーハウジングの回動と同じ方向にコネクタアセンブリの幅に沿って横方向に開放位置から閉鎖位置まで移動させ、上記第1のカム従動子突起を上記第1のカム溝に係合させるとともに上記第2のカム従動子突起を上記第2のカム溝に係合させ、それにより、上記第1のコネクタを接続位置まで上記ベースハウジングに引き込むように構成されているレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  16. 上記ガイド溝が、上記カム溝の終点で上記摺動カムハウジングのそれ以上の移動を防ぐ横方向の当り止めを備えている請求項15記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  17. 上記第1のカム溝及び第2のカム溝が、該カム溝の終点で上記摺動カムハウジングのそれ以上の移動を防ぐとともに上記コネクタアセンブリを結合位置に固定する移動止め部を備えている請求項15記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  18. 上記突起ガイドトラックの長さが上記カバーハウジング突起の直径よりも長い請求項15記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  19. 上記突起ガイドトラックが直線状であって、上記カバーハウジングを非結合位置から結合位置まで回動させる際にほぼ一定の結合力をもたらす請求項18記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  20. 上記アセンブリが液体及び蒸気の浸透を防ぐように封止されている請求項15記載のレバー式の電気コネクタアセンブリ。
  21. 接続部材をハウジング部材との確実な電気的接触状態に保持する方法であって、
    第1のカム従動子突起と第2のカム従動子突起とを備えた上記接続部材を、ガイド溝を備えたベースハウジングと、互いにほぼ平行に接続され、それぞれ第1のカム溝、第2のカム溝及び突起ガイドトラックを備えた摺動カム脚部を有し、上記ベースハウジングのガイド溝内に延出する摺動カムハウジングと、上記突起ガイドトラックに嵌入されるカバーハウジング突起を有し、上記ベースハウジングに固定回動軸で回動可能に取り付けられたカバーハウジングとを備えた上記ハウジング部材に挿入する工程と、
    上記カバーハウジングを開放位置から閉鎖位置まで回動させることにより、上記カバーハウジング突起を上記突起ガイドトラックに嵌入させる工程と、
    上記摺動カムハウジングをカバーハウジングの回動と同じ方向にコネクタアセンブリの幅に沿って横方向に開放位置から閉鎖位置まで摺動させ、上記第1のカム従動子突起を上記第1のカム溝に係合させるとともに上記第2のカム従動子突起を上記第2のカム溝に係合させることにより、上記接続部材を接続位置まで上記ベースハウジングに引き込む工程とを含む、接続部材及びハウジング部材の電気的接触保持方法。
  22. 上記摺動カムハウジングを開放位置から閉鎖位置まで摺動させる工程は、摺動カムハウジングが横方向の当り止めに達するまで摺動カムハウジングを摺動させたときに完了する請求項21記載の接続部材及びハウジング部材の電気的接触保持方法。
  23. 上記突起ガイドトラックの長さが上記カバーハウジング突起の直径よりも長い請求項21記載の接続部材及びハウジング部材の電気的接触保持方法。
  24. 上記突起ガイドトラックが直線状であって、上記カバーハウジングを非結合位置から結合位置まで回動させる際にほぼ一定の結合力をもたらす請求項23記載の接続部材及びハウジング部材の電気的接触保持方法。
  25. 液体及び蒸気の浸透を防ぐように上記コネクタと上記ハウジングを封止する工程をさらに含む請求項21記載の接続部材及びハウジング部材の電気的接触保持方法。
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