JP4704807B2 - ウイング扉開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラック等の輸送車両の荷台に設けられたウイング扉を開閉する装置に関する。
荷台に対して上下に回動可能なウイング扉を装備したトラック等の輸送車両においては、ウイング扉を開くことにより荷台の側方を全面的に開放させることができるため、荷物の積み降ろし作業が容易である。図11に、このようなウイング扉を装備したトラックの一例を示す。このトラック101の荷台102には前後2つの門形枠103が設けられ、これら2つの門形枠103の上部中央に亙って前後に延びる中央梁104が架け渡されている。そして、中央梁104の左右両側には断面L形の2つのウイング扉105が回動可能に設けられており、これらウイング扉105により荷台102の両側方を開閉できるようになっている。尚、図11においては、左右両側のウイング扉105のうちの一方のみが図示されている。
ところで、このようなウイング扉を開閉する装置としては、その先端部がウイング扉に連結されたクランクアームを有し、このクランクアームを所定角度回動させることによりウイング扉を開閉するように構成されたものがある。例えば、特許文献1に記載のウイング扉開閉装置は、クランクアームと、このクランクアームを回動駆動する駆動モータとを有し、クランクアームの基端部は、ラック及びピニオンあるいはリンク等の各種連結機構を介して、水平に延びるネジ軸に外嵌状に螺合するスライダと連結されている。そして、駆動モータによりネジ軸が回転駆動されてスライダが水平に移動したときに、前述の連結機構を介してクランクアームの基端部が水平に駆動されて、クランクアームの先端部が回動するようになっている。ここで、このような、クランクアームが駆動モータにより回動駆動される電動式のウイング扉開閉装置は、クランクアームが回動限界位置に到達したときに(ウイング扉が完全開放状態又は完全閉止状態になったときに)、電流制限で駆動モータがOFFになることを利用してクランクアームの回動動作を停止させるように構成されていることが多い。
一方、クランクアームが油圧シリンダにより回動駆動される、油圧駆動式のウイング扉開閉装置もある(例えば、特許文献2参照)。一般的な油圧駆動式のウイング扉開閉装置は、クランクアームが回動限界位置に到達したときに、リリーフ弁等により油圧の圧力制御を行うことにより、油圧シリンダのロッド側に設定値以上の圧力がかからないようになっている。また、操作スイッチ「切」により停止させるように構成されている。
特開2003−106041号公報 特開2001−253244号公報
前述した電動式のウイング扉開閉装置では、クランクアームが回動限界位置に到達したときに電流制限により駆動モータを停止させるため、ウイング扉の開閉時に不必要且つ過大な電流が流れることになり、駆動モータに大きな負担がかかり、駆動効率も悪くなる。また、油圧駆動式のウイング扉開閉装置においては、クランクアームが回動限界位置に到達したときにリリーフ弁等による油圧の圧力制御により、油圧シリンダのロッド側に設定値以上の圧力がかからないようになっているが、この圧力制御の際に油圧ポンプに大きな負担がかかる虞がある。
本発明の目的は、ウイング扉が完全に開放又は閉止したときに、駆動力発生手段に大きな負担をかけずに停止させることが可能なウイング扉開閉装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明のウイング扉開閉装置は、荷台に対して上下に回動可能に設けられたウイング扉を開閉する装置であって、前記ウイング扉を開閉させる為の駆動力を発生させる駆動力発生手段と、この駆動力発生手段で発生した駆動力を前記ウイング扉に伝達する駆動力伝達機構と、前記荷台に固定され、前記駆動力発生手段及び前記駆動力伝達機構を支持する支持部材と、前記ウイング扉の開放状態又は閉止状態を検出する開閉状態検出手段と、前記ウイング扉の開閉中に、前記開閉状態検出手段によりウイング扉が開放状態又は閉止状態になったことが検出されたときに、前記駆動力発生手段を停止させる停止手段と、前記支持部材に回動自在に取り付けられるとともに前記ウイング扉にも連結され、前記ウイング扉の開閉に応じて回動する回動部材とを備え、前記開閉状態検出手段は前記支持部材に取り付けられており、前記駆動力伝達機構によって前記ウイング扉が開閉されるときの前記回動部材の回動位置から、前記ウイング扉の開放状態又は閉止状態を検出することを特徴とするものである。
この構成によれば、ウイング扉が完全開放状態又は完全閉止状態となったときに、停止手段が駆動力発生手段を停止させるため、駆動モータや油圧ポンプ等の駆動力発生手段に大きな負担がかからない。また、開閉状態検出手段は、駆動力発生手段及び前記駆動力伝達機構を支持する支持部材に取り付けられているため、開閉状態検出手段をウイング扉開閉装置と一体化でき、ウイング扉開閉装置の輸送車両への取り付け作業等が容易になる。
本発明の第1実施形態について説明する。この第1実施形態は、トラックの荷台に装備されたウイング扉を開閉するウイング扉開閉装置に本発明を適用したものである。尚、以下の説明において、図1の上下左右の方向をそれぞれ上下左右として説明する。図1は、ウイング扉開閉装置が、図11に示すトラック101の荷台102に取り付けられた状態を示す概略図である。ウイング扉開閉装置1は、前後の門形枠103の中央上部に夫々2個ずつ中央梁104を挟んで取り付けられている。
図2は図1において右側に位置するウイング扉開閉装置1の断面図である。図1、図2に示すように、ウイング扉開閉装置1は、本体ケーシング2と、この本体ケーシング2に回動自在に枢支されたクランクアーム3と、クランクアーム3を回動させる為の駆動力を発生させる駆動モータ4(駆動力発生手段)と、この駆動モータ4で発生した駆動力をクランクアーム3に伝達する駆動力伝達機構5と、ウイング扉開閉装置1の制御を司る制御装置6(図6参照)とを備えている。
本体ケーシング2は、長手方向が左右方向となる細長い平板状に形成され、図1に示すように、この本体ケーシング2は、門形枠103の上部にボルトで固定されている。本体ケーシング2の幅方向両端部には、上方へ延びる側壁部2aが夫々形成され、これら側壁部2aの左右両端部には、側壁部2aよりもさらに上方へ延びて、クランクアーム3と駆動モータ4を収容する後述のケース部材20を夫々支持する支持部2b,2cが形成されている。つまり、この本体ケーシング2は、クランクアーム3,駆動モータ4、及び、駆動力伝達機構5を支持するように構成されており、本願発明の支持部材に相当する。
クランクアーム3の先端部(一端部)には、合成樹脂製のローラ10が回転自在に設けられ、さらに、前方(図1、図2の手前側)へ突出する係合部11も設けられている。そして、この係合部11が、ウイング扉105の天板部105bの内側に側壁部105a寄りに取り付けられたガイド部材12の長孔12aに摺動自在に係合して、クランクアーム3の先端部がウイング扉105の天板部105bに連結されている。
クランクアーム3は、その基端部(他端部)において、本体ケーシング2の図2における左側の支持部2bに連結軸13(回動軸)を介して回動自在に枢支されている。そして、クランクアーム3は、後述の駆動力伝達機構5により伝達された駆動力により図2の矢印aで示す方向に回動可能に構成されている。このとき、係合部11がガイド部材12の長孔12aにガイドされて、ローラ10が天板部105bの内面にころがり接触してウイング扉105の荷重を受け止めた状態で、ウイング扉105が上下に回動する。
また、連結軸13には円筒形状のスリーブ14が相対回転不能に外嵌されており、このスリーブ14は連結軸13と一体的に回転する。さらに、スリーブ14には、その径方向外側に突出する突出片14aが設けられている。一方、本体ケーシング2には、取付板15を介して2つのリミットスイッチ16,17が設けられている。一方のリミットスイッチ16は、クランクアーム3が図2の実線で示す下限の回動限界位置にあるとき(ウイング扉105が完全閉止状態にあるとき)に、その検出部16aが突出片14aに接触する位置に設けられている。また、他方のリミットスイッチ17は、クランクアーム3が図2の2点鎖線で示す上限の回動限界位置にあるとき(ウイング扉105が完全開放状態にあるとき)に、その検出部17aが突出片14aに接触する位置に設けられている。従って、これら2つのリミットスイッチ16,17により、クランクアーム3が上限又は下限の回動限界位置に到達した状態(ウイング扉105の完全開放状態又は完全閉止状態)が夫々検出され、その検出信号は後述の制御装置6に送られる。尚、これら2つのリミットスイッチ16,17が、本願発明の開閉状態検出手段、限界位置検出手段に相当する。
図2〜図4に示すように、本体ケーシング2の図2における右側の支持部2cには、ケース部材20が枢支軸21を介して枢支されている。このケース部材20の右上部分の内部にはモータ収容部20aが形成され、このモータ収容部20aに駆動モータ4が収容されている。また、モータ収容部20aと駆動モータ4との間には、弾力性を有するゴム等からなる制振部材22が介装されている。
図2〜図5に示すように、駆動力伝達機構5は、ウォーム31とウォームホイール32からなるウォームギヤ33と、ボールネジ34等を備えている。ウォームギヤ33はケース部材20のモータ収容部20aよりも左側部分の内部に収容されている。ウォーム31は、その回転軸35が前後方向に延びるように配設されており、図4、図5に示すように、回転軸35は2つの軸受36,37により回転自在に支持されている。また、図2に示すように、ウォームホイール32は、ウォーム31の下側においてその中心軸が水平面から角度θだけ傾斜するように配設されて、ウォーム31に噛合している。さらに、駆動モータ4の出力軸4aとウォーム31の回転軸35とは、プーリ39、ベルト46、及び、プーリ39よりも大径のプーリ38を介して連結されている。従って、駆動モータ4の駆動力は、プーリ39、ベルト46及びプーリ38を介してウォーム31に伝達され、さらに、このウォーム31からウォームホイール32に駆動力が伝達される。そして、駆動モータ4の駆動力は、駆動モータ4からウォームホイール32に伝達されるまでに、プーリ38,39及びウォームギヤ33により増幅されることになる。尚、駆動モータ4の出力軸4aとウォームの回転軸35は、ベルト46を用いずにギヤのみで連結することも可能であるが、前述のように出力軸4aと回転軸35とがベルト46を介して連結されている場合には、駆動力伝達機構5で発生する騒音がより抑制される。
図2に示すように、ボールネジ34は、ネジ軸40と、このネジ軸40に外嵌螺合するナット41を有する。ネジ軸40の長さ方向中央部の外周面には螺旋状のボール溝40aが形成されている。また、このネジ軸40の基端部(図2の右端部)はウォームホイール32に相対回転不能に内嵌されている。そして、このネジ軸40は、水平面から角度θだけ傾斜した状態で、ケース部材20内においてウォームホイール32の両側に夫々設けられた軸受42,43により回転自在に支持されている。従って、駆動モータ4の駆動力がウォームホイール32に伝達されてウォームホイール32が回転するときに、ネジ軸40もウォームホイール32と一体的に回転することになる。
ここで、ウォームホイール32の左側に位置する軸受42は、内輪及び外輪とこれら内輪及び外輪の間に介在する玉とがネジ軸40と直交する方向に対してある角度を成して接触している、2つのアンギュラ玉軸受42a,42bが組み合わされて構成されている(いわゆる、複列アンギュラ玉軸受)。つまり、この軸受42は、ネジ軸40に作用する両方向のスラスト荷重(軸方向荷重)とラジアル荷重(軸と直交する方向の荷重)の両方を受けることができるものである。
ナット41の内部にもネジ軸40のボール溝40aに対応する螺旋状のボール溝(図示省略)が形成されており、ネジ軸40とナット41との間には多数のボール(図示省略)が介在している。このナット41の左端にはネジ軸40の軸線方向に沿って左方へ延びる筒状の連結部材44が設けられている。そして、連結部材44の先端部(図2における左端部)はクランクアーム3に回動自在に枢支されており、連結部材44を介してナット41はクランクアーム3に連結されている。また、ネジ軸40の先端部にはフランジ部45aを有するスリーブ45が固定されている。そして、連結部材44の内部には、ネジ軸40のうち、ナット41よりも左側の部分が挿入され、スリーブ45がフランジ部45aにおいて連結部材44に対して摺動自在に内嵌されている。
そして、ウォームホイール32に伝達された駆動力により、ネジ軸40が回転駆動されると、このネジ軸40に外嵌螺合するナット41がネジ軸40に対して相対移動する。すると、図2に実線と2点鎖線で夫々示すように、ナット41がネジ軸40に対して相対的に移動し、連結部材44もナット41とともにネジ軸40に沿って移動するため、ナット41及び連結部材44を介して駆動力がクランクアーム3に伝達され、クランクアーム3が図2の矢印方向に回動する。
ここで、ボールネジ34においては、ネジ軸40とナット41との間で多数のボールが転動しながらナット41がネジ軸40に対して相対移動するため、角形あるいは台形等の一般的なネジ山形状を有するネジ軸とナットの組み合わせと比較して、ネジ軸40からナット41に駆動力が伝達されるときの損失が小さく、クランクアーム3に効率よく駆動力を伝達することができる。そのため、図2に示すネジ軸40の取り付け角度θ(水平面に対するネジ軸40の傾斜角度)を小さくすることができる。
次に、制御装置6について図6のブロック図を参照して説明する。図6に示すように、制御装置6は、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、ウイング扉開閉装置1の全体動作を制御する為の各種プログラムやデータ等が格納されたROM(Read Only Memory)と、CPUで処理されるデータ等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等により構成されている。
この制御装置6は、駆動モータ4を制御するモータ制御部50を備えている。このモータ制御部50には、ウイング扉105の開閉指令や開閉速度等の設定値等が入力される操作部51や前述の2つのリミットスイッチ16,17などから種々の信号が入力される。そして、モータ制御部50は、入力された種々の信号に基づいて駆動モータ4を制御してウイング扉105の開閉動作を行わせる。
ここで、この第1実施形態のウイング扉開閉装置1においては、モータ制御部50により、クランクアーム3が上限又は下限の回動限界位置に到達したとき(ウイング扉105が完全開放状態又は完全閉止状態になったとき)に駆動モータ4を停止させる、駆動モータ停止処理が実行される。この駆動モータ停止処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。但し、図7において、Si(i=10〜12)は各ステップを示す。
この駆動モータ停止処理は駆動モータ4が起動している状態において実行される。図7に示すように、操作部51から停止指令が入力されていない場合に(S10:No)、2つのリミットスイッチ16,17の何れか一方によりクランクアーム3が回動限界位置に到達したことが検出されたときには(S11:Yes)、モータ制御部50は駆動モータ4を停止させる(S12)。従って、クランクアーム3が回動限界位置に到達したときに電流制限により駆動モータ4を停止させるように構成された、従来のウイング扉開閉装置と比較して、ウイング扉105の開閉時に駆動モータ4に不必要且つ過大な電流が流れてしまうのを防止できるため、駆動モータ4にかかる負担が小さくなるし、さらに、駆動モータ4の駆動効率が向上する。尚、このモータ制御部50が本発明の停止手段に相当する。
次に、ウイング扉開閉装置1の作用について説明する。
図2の実線で示すように、クランクアーム3が下限の回動限界位置にあり、ウイング扉105が完全に閉じている状態から、操作部51(図6参照)によりウイング扉105を開放させる指令が入力されると、モータ制御部50からの指令により駆動モータ4が起動する。同時に、モータ制御部50により図7の駆動モータ停止処理が開始される。そして、図3〜図5に示すように、駆動モータ4の駆動力は、ベルト46及びプーリ38を介してウォームギヤ33へ伝達され、さらに、ウォームホイール32からボールネジ34のネジ軸40に伝達されてネジ軸40が回転駆動される。すると、ネジ軸40に外嵌螺合するナット41がネジ軸40に対して相対移動して、ナット41に連結された連結部材44によりクランクアーム3が押し上げられてクランクアーム3が回動し、ウイング扉105が開き始める。
このとき、クランクアーム3の回動軸である連結軸13に外嵌するスリーブ14に設けられた突出片14aもクランクアーム3とともに回動する。そして、図2の2点鎖線で示すように、突出片14aがリミットスイッチ17の検出部17aに接触したときには、リミットスイッチ17によりクランクアーム3が上限の回動限界位置に到達したことが検出され、リミットスイッチ17から検出信号がモータ制御部50に送信される。このとき、駆動モータ停止処理において、モータ制御部50からの指令により駆動モータ4が停止して(図7のS12)、クランクアーム3の回動動作が完了し、ウイング扉105が完全に開放した状態となる。
逆に、操作部51からウイング扉105を閉止させる指令が入力されたときには、モータ制御部50からの指令により、駆動モータ4は、前述のウイング扉105を開放させる場合とは逆の方向に回転する。そして、この駆動モータ4の駆動力が、ウォームギヤ33及びボールネジ34に伝達されて、連結部材44によりクランクアーム3が引き下げられてクランクアーム3が回動し、ウイング扉105が閉じ始める。その後、突出片14aがリミットスイッチ16の検出部16aに接触し、リミットスイッチ16によりクランクアーム3が下限の回動限界位置に到達したことが検出されると、モータ制御部50からの指令により駆動モータ4が停止して、クランクアーム3の回動動作が完了し、ウイング扉105が完全に閉止した状態となる。
以上説明したウイング扉開閉装置1によれば、次のような効果が得られる。
クランクアーム3が回転限界位置に到達して、ウイング扉105が完全開放状態又は完全閉止状態となったときには、モータ制御部50からの指令により駆動モータ4が停止するため、ウイング扉105の開閉時に駆動モータ4に不必要且つ過大な電流が流れてしまうのを防止でき、駆動モータ4にかかる負担が小さくなるし、さらに、駆動モータ4の駆動効率が向上する。また、リミットスイッチ16,17は本体ケーシング2に取り付けられているため、リミットスイッチ16,17がウイング扉開閉装置1と一体化し、ウイング扉開閉装置1のトラックへの取り付け作業等が容易になる。
次に、前記第1実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]前記第1実施形態のウイング扉開閉装置1では、ボールネジ34のナット41が連結部材44を介してクランクアーム3に連結されているが、ナット41とクランクアーム3とが直接連結されていてもよい。
2]2つのリミットスイッチ16,17は、本体ケーシング2側に取り付けられている必要は必ずしもなく、これらリミットスイッチ16,17がクランクアーム3側に取り付けられており、逆に、突出片14aのような被検出体が本体ケーシング2側に取り付けられている場合でも、前記第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。
3]クランクアームが省略されて、駆動モータの駆動力が駆動力伝達機構から直接ウイング扉105に伝達されるように、ウイング扉開閉装置が構成されていてもよい。例えば、図8に示すように、ウイング扉開閉装置1Aは、駆動モータ4及びこの駆動モータの駆動力をウイング扉105に伝達する駆動力伝達機構5を備えている。駆動モータ4や駆動力伝達機構5の各種ギヤ類等はケース部材20に収容され、このケース部材は、門形枠103の上部に固定されたブラケット47に回動自在に取り付けられている。尚、ブラケット47は、駆動モータ4、及び、駆動力伝達機構5を支持する本願発明の支持部材に相当する。
駆動力伝達機構5は、ケース部材20内に収容されたウォームギヤ33と、ウォームギヤ33のウォームホイール32に内嵌されたネジ軸40、及び、このネジ軸40に外嵌螺合するナット41とを有するボールネジ34を備えている。ナット41の端部にはネジ軸40の軸線方向に沿って延びる筒状の連結部材44が設けられ、この連結部材44の先端部は、ブラケット48を介してウイング扉105の裏側部分に固定されている。また、ネジ軸40の基端部を支持する軸受42は、2つのアンギュラ玉軸受が組み合わされた、いわゆる、複列アンギュラ玉軸受である。従って、この軸受42により、ネジ軸40に作用するスラスト荷重とラジアル荷重の両方を受けることができるようになっている。
ウイング扉105が完全に閉止している状態で駆動モータ4が起動すると、駆動モータ4の駆動力はウォームギヤ33からネジ軸40に伝達され、ネジ軸40が回転駆動される。このとき、ネジ軸40に外嵌螺合するナット41がネジ軸40に対して相対移動し、ナット41に連結された連結部材44によりウイング扉105が押し上げられる。また、押し上げられたウイング扉105に連動して、連結部材44、ボールネジ34、及び、ケース部材20が一体的に回動する。つまり、連結部材44、ボールネジ34、及び、ケース部材20が一体的に回動しつつ、ナット41及び連結部材44がネジ軸40に沿って進出移動してウイング扉105が押し上げられ、最終的に、図8の2点鎖線で示すように、ウイング扉105が90度上方へ回動した完全開放状態となる。
ブラケット47の下端部には、その一端(図8の左端)から延びるブラケット49が一体的に設けられている。このブラケット49には、上下2つの水平な取付部49a,49bが設けられており、これら2つの取付部49a,49bにそれぞれ2つのリミットスイッチ16,17が設けられている。一方(下側)のリミットスイッチ17は、ウイング扉105が、図8の実線で示す完全閉止状態にあるときに、その検出部17aがケース部材20に接触する位置に設けられている。また、他方(上側)のリミットスイッチ16は、ウイング扉105が、図8の2点鎖線で示す完全開放状態にあるときに、その検出部16aがケース部材20に接触する位置に設けられている。
従って、これら2つのリミットスイッチ16,17により、ウイング扉105の開放状態又は閉止状態がそれぞれ検出され、その検出信号が制御装置6に送られる。このとき、前記第1実施形態と同様に、制御装置6のモータ制御部50(図6参照)からの指令により駆動モータ4が停止する。尚、2つのリミットスイッチ16,17が、本願発明の開閉状態検出手段に相当する。
この変更形態のウイング扉開閉装置1Aにおいては、2つのリミットスイッチ16,17によりウイング扉105が完全開放状態又は完全閉止状態が検出されたときに、モータ制御部50からの指令により駆動モータ4が停止するため、ウイング扉105の開閉時に駆動モータ4に不必要且つ過大な電流が流れてしまうのを防止でき、駆動モータ4にかかる負担が小さくなるし、さらに、駆動モータ4の駆動効率が向上する。また、リミットスイッチ16,17は、駆動モータ4等を支持するブラケット47に取り付けられているため、リミットスイッチ16,17がウイング扉開閉装置1Aと一体化し、ウイング扉開閉装置1Aのトラックへの取り付け作業等が容易になる。
4]ウイング扉105の開放状態又は閉止状態を検出する開閉状態検出手段としては、前記第1実施形態のリミットスイッチ16,17の他、近接センサや、発光素子及び受光素子を有する光学式センサ、あるいは、ロータリーエンコーダ等の角度検出センサなど、種々の型式のものを採用できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図9、図10に示すように、第2実施形態のウイング扉開閉装置61は、本体ケーシング62と、この本体ケーシング62に回動自在に枢支されたクランクアーム63と、クランクアーム63を回動させる為の駆動力を発生させる駆動モータ64(駆動力発生手段)と、この駆動モータ64で発生した駆動力をクランクアーム63に伝達する駆動力伝達機構65とを備え、さらに、ウイング扉開閉装置61の制御を司る制御装置を備えている。尚、制御装置は、前記第1実施形態の制御装置6(図6参照)と略同様の構成を有するものであり、その図示は省略する。
本体ケーシング62は、上下に分割され且つボルト70で互いに連結された上部ケーシング62aと下部ケーシング62bとを有する。そして、これら上部ケーシング62aと下部ケーシング62bとの間に駆動モータ64や駆動力伝達機構65の構成部品が収容されている。クランクアーム63は、その基端部において、本体ケーシング62内に収納された駆動力伝達機構65の連結軸83(回動軸)に枢支されている。クランクアーム63の先端部には、ウイング扉105にころがり接触するローラ71が回転自在に設けられている。
図10に示すように、駆動モータ64は、本体ケーシング62のうちの右端側部分の内部に収納されている。そして、その出力軸72は、駆動モータ64から下方へ延びている。
駆動力伝達機構65は、プーリ73,74、タイミングベルト75、ウォームギヤ76及び減速ギヤ77〜79等を備えている。そして、駆動モータ64の出力軸72は、プーリ73、タイミングベルト75及びプーリ74を介してウォームギヤ76のウォーム軸80に連結され、さらに、ウォームホイール81、ホイール軸82、減速ギヤ77,78を介して、略半円形の減速ギヤ79に連結されている。減速ギヤ79は、本体ケーシング62の左端部において連結軸83に相対回転不能に設けられている。連結軸83の両端は、本体ケーシング62に4本のネジ84で固定された2枚の連結板85に支持されている。そして、クランクアーム63の基端部が、減速ギヤ79を前後両側から挟むように連結板85に連結されている。従って、駆動モータ64からウォームギヤ76に伝達された駆動力は、減速ギヤ77〜79、連結軸83及び連結板85を介してクランクアーム63に伝達され、クランクアーム63が回動駆動される。
ここで、図9に示すように、クランクアーム63には、その基端部から突出する突出片63aが設けられており、この突出片63aはクランクアーム63と一体的に回動する。一方、本体ケーシング62には、2つのリミットスイッチ86,87が設けられている。一方のリミットスイッチ86は、連結軸83の左方において、クランクアーム63が図9の実線で示す下限の回動限界位置にあるとき(ウイング扉105が完全閉止状態にあるとき)に、その検出部86aが突出片63aに接触する位置に取付板88を介して設けられている。また、他方のリミットスイッチ87は、連結軸83の下方において、クランクアーム63が図9の2点鎖線で示す上限の回動限界位置にあるとき(ウイング扉105が完全開放状態にあるとき)に、その検出部87aが突出片63aに接触する位置に設けられている。従って、これら2つのリミットスイッチ86,87により、クランクアーム63が上限又は下限の回動限界位置に到達した状態が夫々検出され、その検出信号は制御装置に送られる。尚、これら2つのリミットスイッチ86,87が、本願発明の限界位置検出手段に相当する。
そして、この第2実施形態のウイング扉開閉装置61においては、前記第1実施形態と同様に、クランクアーム63が上限又は下限の回動限界位置に到達したことがリミットスイッチ86,87により検出されたときに、制御装置(モータ制御部)により駆動モータ64を停止させる。そのため、ウイング扉105の開閉時に駆動モータ64に不必要且つ過大な電流が流れてしまうのを防止でき、駆動モータ64にかかる負担が小さくなるし、さらに、駆動モータ64の駆動効率が向上する。また、リミットスイッチ86,87は本体ケーシング62に取り付けられているため、リミットスイッチ86,87がウイング扉開閉装置61と一体化しており、ウイング扉開閉装置61の取り付け作業等が容易になる。
尚、この第2実施形態においても、前記第1実施形態と同様に、クランクアーム63が回動限界位置に到達したこと(ウイング扉105の開閉状態)を検出する手段として、リミットスイッチ86,87以外の種々の型式のセンサ類を採用できる。また、このようなセンサ類は、本体ケーシング62側に取り付けられている必要は必ずしもなく、これらセンサ類がクランクアーム63に取り付けられていてもよい。
尚、第1実施形態において、ウイング扉105(クランクアーム3)を手動で操作するために、図3のウォーム31の回転軸35をケース部材20の外に突出させ(図4参照)、その突出端に工具が掛けられるようにすることもできる。これにより、ウイング扉105を手動で操作することができる。工具を掛けて回転させる部分としては回転軸35に限らず、駆動系のその他の軸の端を工具にて回転可能に構成すればよい。第2実施形態においては、図10のウォームギア76のウォーム軸80の一端を外部に突出させ、そこに工具が掛けられるようにすればよい。そして、第1実施形態の場合と同様に、工具を掛けて回転させる部分としてはウォーム軸80に限らず、駆動系のその他の軸の端を工具にて回転可能に構成すればよい。
本発明の第1実施形態に係るウイング扉開閉装置を備えた荷台上部の部分拡大図である。 ウイング扉開閉装置の内部構成を示す断面図である。 図2のケース部材周辺部の拡大図である。 図3のIV-IV線断面図である。 図3のV-V線断面図である。 ウイング扉開閉装置の電気的構成を示すブロック図である。 駆動モータ停止処理のフローチャートである。 第1実施形態の変更形態に係るウイング扉開閉装置の内部構成を示す断面図である。 第2実施形態のウイング扉開閉装置の正面図である。 本体ケーシングの内部構成を示す図である。 ウイング扉を備えたトラックの斜視図である。
符号の説明
1,1A ウイング扉開閉装置
2 本体ケーシング
3 クランクアーム
4 駆動モータ
5 駆動力伝達機構
6 制御装置
16,17 リミットスイッチ
34 ボールネジ
48 ブラケット
50 モータ制御部
61 ウイング扉開閉装置
62 本体ケーシング
63 クランクアーム
64 駆動モータ
65 駆動力伝達機構
86,87 リミットスイッチ
105 ウイング扉

Claims (1)

  1. 荷台に対して上下に回動可能に設けられたウイング扉を開閉する装置であって、
    前記ウイング扉を開閉させる為の駆動力を発生させる駆動力発生手段と、
    この駆動力発生手段で発生した駆動力を前記ウイング扉に伝達する駆動力伝達機構と、
    前記荷台に固定され、前記駆動力発生手段及び前記駆動力伝達機構を支持する支持部材と、
    前記ウイング扉の開放状態又は閉止状態を検出する開閉状態検出手段と、
    前記ウイング扉の開閉中に、前記開閉状態検出手段によりウイング扉が開放状態又は閉止状態になったことが検出されたときに、前記駆動力発生手段を停止させる停止手段と、
    前記支持部材に回動自在に取り付けられるとともに前記ウイング扉にも連結され、前記ウイング扉の開閉に応じて回動する回動部材とを備え、
    前記開閉状態検出手段は前記支持部材に取り付けられており、前記駆動力伝達機構によって前記ウイング扉が開閉されるときの前記回動部材の回動位置から、前記ウイング扉の開放状態又は閉止状態を検出することを特徴とするウイング扉開閉装置。
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