JP4703720B2 - 映像信号出力装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の映像信号出力端子の中の、選択又は許可された映像信号出力端子から映像信号を出力する映像信号出力装置及びその制御方法に関する。
複数の映像信号出力端子を備えた映像信号出力装置は、全ての映像信号出力端子から同時に映像信号を出力するタイプの装置と、選択されている映像信号出力端子のみから映像信号を出力するタイプの装置とに分類できる。
前者の装置では、いずれの映像信号出力端子に映像表示装置を接続した場合であっても、工場出荷後の初期設定を、映像を見ながら行うことができる。しかし、前者の装置は、複数の映像形式の映像信号を同時に出力するハードウェアを必要とするので、装置コストが増大する。
後者の装置は、複数の映像形式の映像信号を出力するハードウェアを必要としないので、装置コストは軽減される。しかし、後者の装置では、工場出荷時に設定された映像信号出力端子以外の端子に接続した映像表示装置には映像が表示されない。また、使用者は、工場出荷時に設定された映像信号出力端子から出力される映像形式の映像を表示させることができる映像表示装置を所持していない場合もあり、この場合には映像を見ながら初期設定を行うことはできない。
また、アナログ映像信号出力端子であるD端子から出力される映像信号をフォーマット変換して、順次、480I、480P、1080I、720P信号を出力する装置の提案がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−117306号公報(段落0014)
しかし、上記特許文献1は、D端子以外の映像信号出力端子である、Sビデオ端子、コンポジット端子、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)端子、及びDVI(Digital Visual Interface)端子等から映像信号を出力させる場合を考慮していない。このため、工場出荷時に設定された映像信号出力端子がD端子以外の端子である場合には、D端子に接続した映像表示装置には映像が表示されない。
また、次世代光ディスクの著作権保護規格では、コンテンツ再生時のアナログ出力が禁止されており、映像信号出力装置は、著作権保護の対象となる次世代光ディスクのコンテンツの映像出力をアナログ映像信号出力端子に出力しない構成を備える必要がある。このため、次世代光ディスクの再生時には、著作権保護機能によって、アナログ映像信号出力端子に接続された映像表示装置には映像が表示されないことがある。
このように、映像信号出力端子に接続された映像表示装置には映像が表示されないときには、使用者は、映像信号出力装置が正常に動作しているにもかかわらず、映像信号出力装置が故障したと誤解するおそれがあるという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の映像信号出力端子の中の選択又は許可された映像信号出力端子のみから映像信号が出力される設定がなされている場合であっても、使用者に装置が故障したという誤解を生じさせない映像信号出力装置及びその制御方法を提供することである。
本発明の一態様に係る映像信号出力装置は、
著作権保護された映像コンテンツの出力可能な映像信号出力端子及び前記映像コンテンツの出力不可な映像信号出力端子を含む複数の映像信号出力端子と、
入力された映像信号を前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応する信号形式に変換する信号変換部と、
前記変換された映像信号を前記複数の映像信号出力端子のいずれかから選択的に出力させる出力端子選択部と、
使用者の指示が入力される入力部と、
前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応し、各映像信号出力端子を示す内容、前記各映像信号出力端子を選択するための操作を促す内容及び映像信号出力可否を示す内容を含むメッセージ情報を記憶するメッセージ記憶部と、
前記信号変換部及び前記出力端子選択部を制御する制御部とを有し、
前記制御部は、前記入力部に入力された使用者の指示によって、前記出力端子選択部が前記複数の映像信号出力端子のうちのいずれの映像信号出力端子から出力するかを選択するときに、前記メッセージ情報に基づくメッセージ画面信号を、前記複数の映像信号出力端子のそれぞれから、所定期間ずつ、順に出力させるように制御することを特徴としている。
さらに、本発明の一態様に係る映像信号出力装置の制御方法は、
著作権保護された映像コンテンツの出力可能な映像信号出力端子及び前記映像コンテンツの出力不可な映像信号出力端子を含む複数の映像信号出力端子と、
入力された映像信号を前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応する信号形式に変換する信号変換部と、
前記変換された映像信号を前記複数の映像信号出力端子のいずれかから選択的に出力させる出力端子選択部と、
使用者の指示が入力される入力部と、
前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応し、各映像信号出力端子を示す内容、前記各映像信号出力端子を選択するための操作を促す内容及び映像信号出力可否を示す内容を含むメッセージ情報を記憶するメッセージ記憶部と
を有する映像信号出力装置の制御方法であって、
前記メッセージ情報に基づくメッセージ画面信号を、前記複数の映像信号出力端子のそれぞれから、所定期間ずつ、順に出力させるステップと、
前記入力部からの指示内容に基づいて、前記出力端子選択部が選択する映像信号出力端子を切替えるステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、複数の映像信号出力端子の中の、選択又は許可された映像信号出力端子のみから映像信号を出力する設定がなされている場合であっても、設定された映像信号出力端子以外の端子にメッセージ画面信号を出力する機能を持たせることによって、装置の使用者に誤解や不快感を与えることを回避できるという効果がある。
本発明の実施の形態1及び2の映像信号出力装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1の映像信号出力装置における映像信号出力端子の初期設定処理を示すフローチャートである。 実施の形態2の映像信号出力装置における映像信号出力端子の初期設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3の映像信号出力装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態3の映像信号出力装置によるコンテンツ再生時における、映像信号出力端子の設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4の映像信号出力装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態4の映像信号出力装置によるコンテンツ再生時における、映像信号出力端子の設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5の映像信号出力装置の概略構成を示すブロック図である。 (a)及び(b)は、実施の形態5の映像信号出力装置における出力端子情報表示部の表示内容を示す図であり、(a)はアナログ出力が禁止されていない場合であり、(b)はアナログ出力が禁止されている場合である。
符号の説明
1 制御部、 2 映像出力信号生成部、 3,3a 信号変換部、 4,4a 出力端子選択部、 5 映像信号出力端子部、 5a 映像信号出力端子(第1映像信号出力端子、HDMI端子)、 5b 映像信号出力端子(第2映像信号出力端子、YPbPr端子)、 5c 映像信号出力端子(第2映像信号出力端子、コンポジットSビデオ端子)、 6 映像出力設定記憶部、 7 入力部、 8 プログラム記憶部、 9 計時部、 10 コンテンツデータ解析部、 11 コンテンツ再生部、 12 記憶媒体、 13 メッセージ記憶部、 14 メッセージ画面生成部、 15 表示部、 15a〜15d 表示部における表示、 21 HWカーソルプレーン生成部、 22 メインビデオプレーン生成部、 23 サブピクチャプレーン生成部、 24 OSDプレーン生成部、 25 HWカーソルスケーラ部、 26 メインビデオスケーラ部、 27 サブピクチャスケーラ部、 28 OSDグラフィックスケーラ部、 29 ミキサー部、 101,103〜105 映像信号出力装置。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の映像信号出力装置101の概略構成を示すブロック図である。図1において、映像信号の流れは太い実線の矢印で示し、映像信号以外の信号の流れは破線の矢印で示す。また、図1において、記憶媒体12からは音声信号も再生されるが、音声信号の流れは図示していない。
図1に示されるように、実施の形態1の映像信号出力装置101は、制御部1と、映像出力信号生成部2と、信号変換部3と、出力端子選択部4と、映像信号出力端子5a,5b,5cを備えた映像信号出力端子部5とを有している。また、映像信号出力装置101は、映像出力設定記憶部6と、使用者が指示入力を行う入力部7と、プログラム記憶部8と、計時部9と、記憶媒体12に記憶されているコンテンツデータを再生するコンテンツ再生部11と、メッセージ情報(メニュー画面情報及び使用者への通知情報を含む。)を記憶するメッセージ記憶部13と、メッセージ情報に基づくメッセージ画面(又はメニュー画面)を生成するメッセージ画面生成部14とを有している。映像信号出力装置101は、例えば、光ディスク再生装置、ハードディスク再生装置、又は磁気テープ再生装置などである。ただし、実施の形態1の映像信号出力装置101は、必ずしもコンテンツ再生部11を有する必要はなく、コンテンツ再生部11に代えて放送信号の受信装置や外部から映像信号を受信するためのインターフェースなどの他の構成を備えてもよい。また、メッセージ記憶部13及びメッセージ画面再生部14は、一つの構成としてもよく、また、制御部1又は映像出力信号生成部2の一部として備えてもよい。
また、図1に示されるように、映像出力信号生成部2は、ハードウェア(HW)カーソルプレーン生成部21と、メインビデオプレーン生成部22と、サブピクチャプレーン生成部23と、OSD(On Screen Display)プレーン生成部24と、ハードウェア(HW)カーソルスケーラ部25と、メインビデオスケーラ部26と、サブピクチャスケーラ部27と、OSDグラフィックスケーラ部28と、ミキサー部29とを有している。
制御部1は、映像信号出力装置101の各構成を制御して映像信号出力端子部5の各映像信号出力端子5a,5b,5cから映像信号を出力させる。制御部1は、映像出力設定記憶部6の設定内容が工場出荷時の状態で、装置電源が投入された場合に、各映像信号出力端子5a,5b,5cから、各映像信号出力端子5a,5b,5cに対応するメッセージ情報を表示させるためのメッセージ画面信号を、使用者が判読可能で対応入力(メッセージ画面を見た使用者がメッセージ画面に対して応答するための入力操作)が可能な所定期間ずつ、順次出力させる。この所定期間は、例えば、5秒である。ただし、この所定期間は、5秒以外の時間、例えば、3秒又は7秒等であってもよく、メッセージ毎に所定期間を異なる時間に(例えば、メッセージ画面が長い文章を含むときには長く、簡単な内容のときには短く)設定してもよい。
ある映像信号出力端子に映像表示装置(図示せず)を接続した場合には、この映像表示装置には、メッセージ画面が表示される期間(所定期間)と、メッセージ画面が表示されない期間とが、メッセージ情報の内容に対応する応答操作を入力部7で実行するまで、交互に発生する。使用者が、映像信号出力端子5a,5b,5cに接続されている映像表示装置に表示されたメッセージ情報の内容に対応する応答を、入力部7から入力した場合には、制御部1は、そのときの出力端子選択部4及び信号変換部3の設定内容を映像出力設定記憶部6に保存させる。また、制御部1は、映像信号出力端子5a,5b,5cから、出力設定時のメッセージ画面信号を出力させる。
また、制御部1は、映像出力設定記憶部6から読み出された設定内容及びプログラム記憶部8から読み出されたプログラムに基づいて、信号変換部3と出力端子選択部4を制御する。制御部1の制御により、信号変換部3と出力端子選択部4は、複数の映像信号出力端子5a,5b,5cの中から選択(設定)されたいずれか1系統の出力端子のみに、選択された映像信号出力端子に適合する映像形式で映像信号を出力させる。
映像出力信号生成部2は、入力される映像データ又はメッセージ画面信号に基づいて、信号変換部3に供給される映像信号を生成する。映像出力信号生成部2内のHWカーソルプレーン生成部21は、ハードウェアカーソルの表示領域となる提示プレーンの映像信号を生成する。メインビデオプレーン生成部22は、メインビデオの表示領域となる提示プレーンの映像信号を生成する。サブピクチャプレーン生成部23は、サブピクチャの表示領域となる提示プレーンの映像信号を生成する。OSDプレーン生成部24は、OSDの表示領域となる提示プレーンの映像信号を生成する。
HWカーソルスケーラ部25は、ハードウェアカーソルの提示プレーンの映像信号をX,Yスケーリングして寸法調整する。メインビデオスケーラ部26は、メインビデオの提示プレーンの映像信号をX,Yスケーリングして寸法調整する。サブピクチャスケーラ部27は、サブピクチャの提示プレーンの映像信号をX,Yスケーリングして寸法調整する。OSDグラフィックスケーラ部28は、OSDの提示プレーンの映像信号をX,Yスケーリングして寸法調整する。ミキサー部29は、HWカーソルスケーラ部25と、メインビデオスケーラ部26と、サブピクチャスケーラ部27と、OSDグラフィックスケーラ部28から出力される個々の映像信号を、それぞれのプレーンの透過度を考慮してαブレンディングした映像信号として出力する。
信号変換部3は、映像出力信号生成部2から出力された映像信号を出力端子選択部4で選択されている映像信号出力端子(5a,5b,5cのいずれか)の映像形式(映像フォーマット)に適合するように変換する。この変換には、例えば、デジタル信号のアナログ信号への変換、及び高精細度(HD)映像信号の通常精細度(SD)映像信号への変換も含まれる。
出力端子選択部4は、映像信号出力端子5a,5b,5cから選択された少なくとも1個の映像信号出力端子に対して、映像信号を出力する。なお、信号変換部3の全部又は一部を出力端子選択部4と一体的に構成することもできる。
実施の形態1の映像信号出力装置101においては、映像信号出力端子5a,5b,5cは、各々異なる映像形式で映像信号を出力する。図1には、映像信号出力端子部5が3種類の映像信号出力端子5a,5b,5cを有する場合を示しているが、映像信号出力端子の数は、2個、又は、4個以上であってもよい。
映像出力設定記憶部6は、出力端子選択部4及び信号変換部3の設定内容を記憶する。入力部7は、例えば、赤外線等を用いてキー入力が可能な遠隔操作装置(リモコン装置)又は装置本体に備えられた操作部であり、これによりメッセージ画面に対応する使用者の指示内容が入力される。プログラム記憶部8は、制御部1における各種処理内容のプログラムを記憶する。計時部9は、例えば、メッセージ情報を表示させるための映像信号の出力時間等の所定期間を計時する。
コンテンツ再生部11は、映像コンテンツを含む記憶媒体12からコンテンツデータを再生する。例えば、コンテンツ再生部11は、デマルチプレクサ(DEMUX)、デコーダ、及びCPUを含み、記憶媒体12からコンテンツの映像信号を読み出して映像出力信号生成部2に送出する。その際に、動画等の映像信号はメインビデオプレーン生成部22に出力され、字幕等の映像信号はサブピクチャプレーン生成部23に出力され、その他のグラフィック等の映像(画像)はOSDプレーン生成部24に出力される。記憶媒体12は、例えば、大容量次世代光ディスク(Blu−rayディスク等)のような映像コンテンツを格納可能な記憶媒体である。
メッセージ記憶部13は、各映像信号出力端子5a,5b,5cに対応するメッセージ情報を予め記憶する。メッセージ記憶部13に記憶されたメッセージ情報には、例えば、接続されている映像表示装置(図示せず)に、現在表示されている映像信号がいずれの映像信号出力端子5a,5b,5cから出力された信号であるかを示す内容、及び、映像信号出力端子を選択するための操作(例えば、決定ボタンを押す操作など)を促す内容を含むメッセージが含まれる。メッセージ画面生成部14は、メッセージ情報からメッセージ画面信号を生成する。
図2は、映像信号出力装置101における映像信号出力端子5a,5b,5cの初期設定処理を示すフローチャートである。図2は、映像信号出力装置101の電源投入時に初期設定が行われる場合を示している。映像信号出力端子5a,5b,5cの初期設定処理は、装置の工場出荷後の最初の電源投入時に行われるが、入力部7から初期設定モードを選択して、初期設定処理を行うこともできる。図2のフローチャートを用いて、映像信号出力装置101の電源投入時における映像信号出力端子5a,5b,5cの設定処理(すなわち、映像信号出力装置101の制御方法)について説明する。
先ず、制御部1は、映像信号出力装置101が電源投入されたときに(ステップS1においてYES)、映像出力設定記憶部6から設定内容を読み出し、初期設定済か否か(例えば、工場出荷時の設定状態か否か)を判断する。映像信号出力装置101が初期設定済で無い場合には(ステップS2においてNO)、ステップS3以降で映像信号出力端子5a,5b,5cの設定処理が実行される。映像信号出力装置101が初期設定済である場合には(ステップS2においてYES)、制御部1は、映像信号出力端子5a,5b,5cの設定処理を終了する。
次に、ステップS3以降の処理について説明する。なお、各映像信号出力端子5a,5b,5cには、予め1から昇順に整数で連番nが付与されており、例えば、映像信号出力端子5aは、HDMI端子(n=1)、映像信号出力端子5bはYPbPr端子(n=2)、映像信号出力端子5cは、コンポジットSビデオ端子(n=3)である。
制御部1は、プログラム記憶部8から映像信号出力端子5a,5b,5cの設定処理を行うためのプログラムを読み出して起動し、nを1にセットし(ステップS3)、第1映像信号出力端子5aであるHDMI端子から映像信号が出力されるように信号変換部3及び出力端子選択部4を制御する(ステップS4)。
制御部1は、メッセージ記憶部13から第1映像信号出力端子5aに対応したメッセージ情報を読み出し、そのメッセージ情報からメッセージ画面生成部14でメッセージ画面信号を生成させ、さらに映像出力信号生成部2で調整及びミキシングを実施させる。すなわち、制御部1は、各映像信号出力端子5a,5b,5cのメッセージ情報からメッセージ画面信号を生成させ、そのメッセージ画面信号に基づいて各映像信号出力端子5a,5b,5cから出力されるメッセージ画面信号を生成し、各映像信号出力端子5a,5b,5cからメッセージ画面信号を出力させる。メッセージ画面信号は、信号変換部3及び出力端子選択部4を介して第1映像信号出力端子5aから出力される(ステップS5)。
制御部1は、メッセージ画面信号が第1映像信号出力端子5aから出力されると同時に計時部9で計時を開始させ(ステップS6)、入力部7から、メッセージ画面に対応する入力(例えば、第1映像信号出力端子5aを選択するための決定操作等)が有るか否かが判断される(ステップS7)。第1映像信号出力端子5aを選択する入力が有った場合には(ステップS7においてYES)、信号変換部3及び出力端子選択部4の設定を変更し、変更した設定を映像出力設定部6に記憶させ(ステップS8)、設定処理を終了する。
ステップS7において、第1映像信号出力端子5aを選択する入力が無かった場合は(ステップS7においてNO)、制御部1は、計時部9における計時が、所定期間(使用者が判読可能で対応入力が可能な期間であり、例えば、5秒)経過したか否かを判断し(ステップS9)、所定期間が経過した場合には(ステップS9においてYES)、各映像信号出力端子に付与されたnが、最大値(MAX)であるか否かを判断する(ステップS10)。nが最大値(n=MAX)である場合には(ステップS10においてYES)、処理をステップS3に戻してnを1にし、ステップS3以降の処理を繰り返す。nが最大値ではない場合には(ステップS10においてNO)、nに1を加算(n=n+1)してステップS4以降の処理を繰り返す。
ステップS10の判断がNOであり、処理がステップS4に戻る場合は、第1映像信号出力端子5aの設定処理ができなかったので、処理は、第2映像信号出力端子5bであるYPbPr端子の設定処理に移行する。また、第2映像信号出力端子5bの設定処理ができなかった場合は、処理は、第3映像信号出力端子5cであるコンポジットSビデオ端子の設定処理に移行する。そして、ステップS7において、映像信号出力端子を選択する入力があった場合には、その入力操作があった時点においてメッセージ画面信号を出力している映像信号出力端子を選択する設定(すなわち、信号変換部3及び出力端子選択部4の設定)を映像出力設定部6に保存し(ステップS8)、処理を終了させる。
したがって、実施の形態1の映像信号出力装置101においては、設定内容が工場出荷時の状態で電源が投入された場合に、各映像信号出力端子5a,5b,5cからメッセージ画面信号を所定期間ずつ、順次出力させることができる。そして、映像信号出力装置101に接続されている映像表示装置に表示されたメッセージ画面の内容に対応する応答内容が入力された場合に、その入力があったときにメッセージ画面信号を出力している映像信号出力端子を選択する設定を、出力端子選択部4及び信号変換部3の設定内容として記憶させることができる。また、各映像信号出力端子5a,5b,5cからメッセージ画面信号を順次出力させる処理を、映像信号出力端子5a,5b,5cの全てについて行っても、入力部7から入力が無い場合には、各映像信号出力端子5a,5b,5cからメッセージ画面信号を順次出力させる処理を、繰り返し実行する。
以上に説明したように、実施の形態1の映像信号出力装置101においては、映像信号を出力させる映像信号出力端子5a,5b,5cの選択(設定)に際して、各映像信号出力端子5a,5b,5cから、所定期間ずつ、順に、メッセージ画面信号を出力させている。このように動作させることによって、映像表示装置が、いずれの映像信号出力端子5a,5b,5cに接続されていても、使用者が、メッセージ画面の映像を確認できるようにしている。このため、映像表示装置に映像が表示されないことが、映像信号出力装置の故障によるものであるとの誤解や不快感を使用者に与える事態を無くすことができる。
また、使用者は、映像表示装置にメッセージ画面が表示されている間に、映像信号を出力させる映像信号出力端子の選択のための操作(例えば、入力部7による決定ボタンを押す操作)を行うだけで、選択された映像信号出力端子を設定情報として記憶することができるようにしたので、映像信号出力端子の設定操作が極めて容易になる。
なお、上記説明においては、出力端子選択部4が、1個の映像信号出力端子を選択する場合を説明したが、本発明は、同時に2個以上の映像信号出力端子を選択する装置にも適用できる。
実施の形態2.
上記実施の形態1においては、映像信号出力端子5a,5b,5cの設定時に、各映像信号出力端子5a,5b,5cから、所定期間(例えば、5秒)ずつ、順にメッセージ画面信号を出力させて、メッセージ画面が表示されている所定期間内に映像信号出力端子の選択の入力(例えば、決定ボタンを押す操作)があった場合に、そのときの信号変換部3及び出力端子選択部4の設定を保存していた。しかし、映像信号出力端子の数が多い場合には、目的の映像信号出力端子のメッセージ画面が表示されるまでの期間が長くなる。このため、実施の形態2の映像信号出力装置においては、各映像信号出力端子5a,5b,5cから、所定期間ずつ、順にメッセージ画面信号を出力させるときの、前記所定期間を短い時間(例えば、1秒)にし、前記所定期間と入力操作を無関係にし、映像信号出力端子に対応する入力(例えば、映像信号出力端子に対応する番号キーの入力操作)があった場合に、この入力内容(例えば、入力された番号)に対応する映像信号出力端子を選択して、設定情報を保存する。
実施の形態2の映像信号出力装置は、制御部1の制御内容、及び、メッセージ記憶部13に記憶されているメッセージ情報の内容が、上記実施の形態1の映像信号出力装置のものと相違する。これ以外の点については、実施の形態2の映像信号出力装置は、上記実施の形態1の映像信号出力装置と実質的に同じである。したがって、実施の形態2の映像信号出力装置の説明に際しては、上記実施の形態1の説明に用いた図1を参照する。
実施の形態2において、制御部1は、映像信号出力装置101の各構成を制御して映像信号出力端子部5の各映像信号出力端子5a,5b,5cから映像信号を出力させる。制御部1は、映像出力設定記憶部6の設定内容が工場出荷時の状態で、装置電源が投入された場合に、各映像信号出力端子5a,5b,5cから、各映像信号出力端子5a,5b,5cに対応するメッセージ画面を表示させるためのメッセージ画面信号を、使用者が判読可能な所定期間ずつ、順次出力させる。この所定期間は、例えば、1秒である。ただし、この所定期間は、1秒以外の時間であってもよい。映像信号出力端子5a,5b,5cの全てからメッセージ画面信号を順次出力させても入力部7から映像信号出力端子を選択する入力が無い場合には、各映像信号出力端子5a,5b,5cから、メッセージ画面信号を順次出力させる処理を繰り返す。
上記実施の形態1においては、メッセージ画面が表示された場合に、入力部7からの入力操作は、各映像信号出力端子について同じ操作(例えば、決定ボタンを押す操作)であってもよいが、実施の形態2においては、各映像信号出力端子5a,5b,5cに対応する入力操作を行う。例えば、第1映像信号出力端子5aを選択する場合には、入力部7の数字キー‘1’を押し、第2映像信号出力端子5bを選択する場合には、入力部7の数字キー‘2’を押し、第3映像信号出力端子5cを選択する場合には、入力部7の数字キー‘1’を押す。なお、実施の形態2の映像信号出力装置は、1個の映像信号出力端子に映像信号を出力する場合を説明する。
図3は、本発明の実施の形態2の映像信号出力装置の映像信号出力端子の設定処理を示すフローチャートである。実施の形態2の映像信号出力装置の全体的な動作は、上記実施の形態1に関する図2のフローチャートと同様である。しかし、実施の形態2においては、上記したように各々の端子に対するメッセージ画面の表示時間を短くしてリモコンからの入力を、メッセージ画面の表示時間以外であっても受け付けるようにしている。なお、図3は、図2のステップS3〜S8の処理プロセスに対応する処理部分である。
図3のステップS21a及び21bは、ステップS21a及び21bの間に示されるステップS21−1からS21−nまでの処理を、順に繰り返し実行し、入力部7からの数字キーの入力があった場合に、処理をステップS22に移行させることを意味する。ステップS21−1からS21−nまでの処理は、各映像信号出力端子に対応する番号キーを入力させることによって、映像信号出力端子の設定をする点が、メッセージ画面の表示期間内のみに対応入力を受け付け、対応入力のあった時の設定内容を保存する上記実施の形態1と相違する。
ステップS21−1においては、図1のプログラム記憶部8から読み出されたプログラムに基づいて制御部1により、メッセージ記憶部13から第1映像信号出力端子(例えば、HDMI端子)に対応する「数字キー‘1’を押して下さい」というメッセージ情報を読み出し、メッセージ画面生成部14でそのメッセージ画面を生成し、映像出力信号生成部2、信号変換部3、及び出力端子選択部4を介して、第1映像信号出力端子5aから、そのメッセージ画面信号を出力させる。その際には、計時部9でメッセージ画面の表示時間を計時して、メッセージ画像を1秒間出力させ、1秒が経過したら、処理をステップS21−2に進める。
ステップS21−2においては、同様に制御部1により、メッセージ記憶部13から第2映像信号出力端子(例えば、D端子)に対応する「数字キー‘2’を押して下さい」というメッセージ情報を読み出し、メッセージ画面生成部14でそのメッセージ画面を生成し、映像出力信号生成部2、信号変換部3、及び出力端子選択部4を介して、第2映像信号出力端子部5の各出力端子からそのメッセージ画面信号を出力させる。その際にも、計時部9でメッセージ画面の表示時間を計時してメッセージ画像を1秒間出力させ、1秒が経過したら、処理をステップS21−3に進める。
ステップS21−3においては、同様に制御部1により、メッセージ記憶部13から第3映像信号出力端子(例えば、コンポジット端子)に対応する「数字キー‘3’を押して下さい」というメッセージ情報を読み出し、メッセージ画面生成部14でそのメッセージ画面を生成し、映像出力信号生成部2、信号変換部3、及び出力端子選択部4を介して、第3映像信号出力端子からそのメッセージ画面信号を出力させる。その際にも、計時部9でメッセージ画面の表示時間を計時してメッセージ画像を1秒間出力させ、1秒が経過したら、処理をステップS21−4に進める。
ステップS21−4においては、同様に制御部1により、メッセージ記憶部13から第4映像信号出力端子(例えば、DVI端子)に対応する「数字キー‘4’を押して下さい」というメッセージ情報を読み出し、メッセージ画面生成部14でそのメッセージ画面を生成し、映像出力信号生成部2、信号変換部3、及び出力端子選択部4を介して、第4映像信号出力端子部5の各出力端子からそのメッセージ画面信号を出力させる。その際にも、計時部9でメッセージ画面の表示時間を計時してメッセージ画像を1秒間出力させ、1秒が経過したら、処理を次ぎのステップに進める。
同様に、第n(nは正の整数)映像信号出力端子にメッセージ画像を1秒間出力させる(ステップS21−n)。ステップS21−1からS21−nまでの処理は、リモコン(入力部7)から、使用者により数字キーの入力があるまで繰り返される。
図3のステップS21−1からS21−nまでを繰り返す処理の期間内に、使用者がリモコンで数字キー(入力が有効と認められるキーでメッセージ画面を肯定する内容のキー)を押した場合に、ステップS21−1からS21−nまでの処理ループから抜ける。そして、使用者が選択入力したキーに対応する映像信号出力端子を選択するための設定(信号変換部3及び出力端子選択部4等の設定)は、映像出力設定記憶部に保存され、選択された映像信号出力端子に映像出力が切り替えられる(ステップS22)。
実施の形態2においては、映像信号出力装置を上記のように構成及び動作させるので、メッセージ画面が表示されていない期間において、使用者が選択した映像信号出力端子の対応するリモコンのキー(例えば、数字キー)を押した場合であっても、映像表示装置が接続された映像信号出力端子を選択し、その設定を保存することができる。
以上に説明したように、実施の形態2の映像信号出力装置においては、映像信号出力端子の設定時に、全ての映像信号出力端子から順にメッセージ画面信号を出力させ、映像表示装置がいずれの映像信号出力端子に接続されていても、メッセージ画面の映像を出力できるようにし、数字キーの入力で映像信号出力端子の設定を記憶することができるようにしている。このため、接続された映像表示装置には何も表示されないことから使用者に映像信号出力装置に不良が発生した等の誤解や不快感を与えたりする事態を無くすことができる。
なお、実施の形態2において、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同じである。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3の映像信号出力装置103の概略構成を示すブロック図である。図4において、図1に示される構成と同一又は対応する構成には同じ符合を付す。実施の形態3の映像信号出力装置103は、コンテンツデータ解析部10を有する点、メッセージ記憶部13に記憶されたメッセージ情報の内容、及び制御部1の制御内容が、上記実施の形態1のものと相違する。実施の形態3の映像信号出力装置103は、アナログ出力が禁止された次世代光ディスクのコンテンツの再生時に、アナログ映像信号出力端子から映像表示装置にメッセージ画面信号を出力させて、使用者に誤解を与えないようにしている。
ここでアナログ出力が禁止されたコンテンツの再生時とは、次世代光ディスクのコンテンツの著作権保護規格に規定された再生時のアナログ出力が禁止される場合である。実施の形態3でいうコンテンツの再生データの出力が禁止されている端子とは、例えば、アナログ出力が禁止されるコンテンツの再生時における、映像信号出力装置103のアナログ映像信号出力端子である。再生時のアナログ出力が禁止される場合とは、例えば、視聴しようとしている次世代光ディスクのコンテンツにおいてDOT(Digital Only Token)ビットが1になっている場合であり、その場合はコンテンツにアナログ端子出力禁止モードが設定されている場合であるので、映像信号出力装置で再生時のアナログ出力を禁止しなければならない。言い換えれば、実施の形態3の映像信号出力装置103においては、著作権保護の対象となる次世代光ディスク(記憶媒体)を再生する時に、読み出されたコンテンツの映像出力をアナログ映像信号出力端子には出力できないようにしなければならない。
実施の形態3において、メッセージ記憶部13に記憶されたメッセージ情報には、例えば、「映像表示装置が接続されている映像信号出力端子からのコンテンツ映像信号のアナログ出力は禁止されています。」という内容、及び「デジタル映像出力用の映像信号出力端子に変映像表示装置を接続し直せばコンテンツ再生信号が表示されます」という内容を含むコンテンツ再生時のメッセージ情報が含まれる。
制御部1は、コンテンツ再生部11をも制御している。また、映像出力設定記憶部6に設定内容が記憶された状態で電源が投入されてコンテンツが再生される場合に、コンテンツ解析部10は、例えば、コンテンツの制御データを読み出して解析する。コンテンツ解析部10の解析結果から、各映像信号出力端子中に出力を禁止されているアナログ映像出力端子が存在し、且つ、映像信号出力端子の設定が、そのコンテンツ再生データの出力が禁止されているアナログ映像出力端子である場合には、コンテンツの再生出力を停止する。そして、アナログ映像信号出力端子からは、例えば、「映像表示装置が接続されている映像信号出力端子からのコンテンツ映像信号のアナログ出力は禁止されています。」という内容のメッセージ画面信号を出力する。このメッセージ画面を見た使用者は、入力部7からの操作によって、デジタル映像信号出力端子を選択し、設定を登録させる。
図5は、実施の形態3の映像信号出力装置103によるコンテンツ再生時における、映像信号出力端子の設定処理を示すフローチャートである。
映像コンテンツが記憶された次世代光ディスクである記憶媒体12が、映像信号出力装置103のコンテンツ再生部11に挿入された場合、制御部1は、コンテンツ再生部11により光ディスクの、例えば、最外周部等に記憶されているコンテンツ制御データを読み出し、コンテンツデータ解析部10でデータを解析する(ステップS31)。
次に、コンテンツデータ解析部10による制御データの解析結果から、記憶媒体12が、アナログ映像出力禁止コンテンツであるか否かが判断される(ステップS32)。具体例としては、DOTビット等のアナログ出力禁止フラグのON/OFFが確認される。アナログ映像出力禁止コンテンツでない場合には(ステップS32においてNO)、映像信号端子設定処理を終了する。
制御部1は、アナログ映像出力禁止コンテンツである場合には(ステップS32においてYES)、映像出力設定記憶部6から出力端子選択部4の設定内容を読み出して(ステップS33)、コンテンツの再生データの出力が禁止されているアナログ映像信号出力端子から映像信号が出力されるように設定されているか否かを判断する(ステップS34)。アナログ映像信号出力端子から映像信号が出力されない設定である場合には(ステップS34においてNO)、映像信号端子設定処理を終了する。
アナログ映像信号出力端子から映像信号が出力される設定である場合には(ステップS34においてYES)、制御部1は、コンテンツ再生部11による光ディスクに記憶されているコンテンツの再生(読み出し)処理を停止させ、メッセージ記憶部13から上記したコンテンツ再生時のメッセージ情報を読み出し、そのメッセージ情報からメッセージ画面生成部14でメッセージ画面信号を生成させ、さらに映像出力信号生成部2内で調整及びミキシングを実施させる。つまり、コンテンツ再生時のメッセージ情報からメッセージ画面信号を生成し、さらにそのメッセージ画面信号に基づいて各映像信号出力端子から出力される映像信号を生成して、映像信号出力端子から映像信号を出力させる。そのメッセージ画面信号は、信号変換部3及び出力端子選択部4を介して、コンテンツ再生データの出力が禁止されている端子から出力される(ステップS35)。
その後、入力部7から、メッセージ画面に対応する入力、すなわち、コンテンツ再生データの出力が禁止されている映像信号出力端子から出力されたメッセージ画面を見た使用者により、メッセージ画面を了解したか否かの入力がなされる(ステップS36)。メッセージ画面を了解した入力が有った場合(ステップS36においてYES)には、映像信号出力端子の設定画面信号が出力され、映像信号出力端子の設定を実施する(ステップS37)。実施の形態3の映像信号出力装置103が、複数の映像信号出力端子から同時に映像信号を出力させることができない装置である場合には、ステップS37における映像信号出力端子の設定処理として、上記実施の形態1又は2で説明した制御方法を採用してもよい。
メッセージ画面を確認した入力が無い場合(ステップS36においてNO)には、制御部1は、コンテンツ再生キャンセルの操作の有無を判定する(ステップS40)。コンテンツ再生キャンセルの操作には、例えば、光ディスクのコンテンツ再生部11からの排出、又は、入力部7からコンテンツ再生を中止する入力が含まれる。コンテンツ再生キャンセルの入力があった場合には(ステップS40においてYES)、映像信号出力端子の設定はそのままで処理が終了する。コンテンツ再生キャンセルの入力が無い場合(ステップS40においてNO)には、ステップS36に戻るが、その際にコンテンツ再生時のメッセージ情報は再表示させるのではなく、ステップS36においてYESの場合のメッセージ画面を確認した入力が有るまでは表示され続ける。
ステップS37で出力が許可されたデジタル映像信号出力端子の設定が実施されると、その出力許可端子の設定は終了したか否かが判断される(ステップS38)。デジタル映像信号出力端子の設定が終了した場合(ステップS38においてYES)には、そのデジタル映像信号出力端子の設定内容を映像出力設定記憶部6から読み出して出力が許可されたデジタル映像信号出力端子に切替え、停止させていたコンテンツ再生部11による光ディスクに記憶されているコンテンツの再生処理を再開させて出力が許可されたデジタル映像信号出力端子から映像信号を出力させる(ステップS39)。
デジタル映像信号出力端子の設定が終了していない場合(ステップS38においてNO)には、制御部1は、コンテンツ再生キャンセルの操作の有無を判定する(ステップS41)。コンテンツ再生キャンセルの操作には、例えば、光ディスクのコンテンツ再生部11からの排出、又は、入力部7からコンテンツ再生を中止する入力が含まれる。コンテンツ再生キャンセルの入力があった場合には(ステップS41においてYES)、映像信号出力端子の設定はそのままで処理が終了する。コンテンツ再生キャンセルの入力が無い場合には(ステップS41においてNO)、ステップS37に戻り、映像信号出力端子の設定を実施する(ステップS37)。
したがって、実施の形態3においては、コンテンツデータ解析部10でそのコンテンツ制御データを解析した解析結果から各映像信号出力端子中に出力を禁止されている端子が存在し(ステップS32においてYES)、設定内容がコンテンツ再生データの出力が禁止されている端子に該当する場合(ステップS34においてYES)に、コンテンツ再生データを出力せずに、設定された映像信号出力端子からコンテンツ再生時のメッセージ画面信号を出力させる(ステップS35)。
以上に説明したように、実施の形態3の映像信号出力装置103は、使用者がメッセージ画面の情報にしたがってデジタル映像信号出力端子からの出力を選択した場合には、そのデジタル映像信号出力端子に出力を切り替えて、コンテンツの再生を開始するが、使用者がコンテンツの再生データの出力が禁止されているアナログ映像信号出力端子からの出力を選択した場合には、コンテンツの再生を実行させない。このため、アナログ出力が禁止されたコンテンツの再生時におけるアナログ出力を抑止することができる。したがって、実施の形態3においては、アナログ出力が禁止されたコンテンツの再生時に、接続された映像表示装置には何も表示されないことから使用者に映像信号出力装置に不良が発生した等の誤解や不快感を与える事態を無くすることができる。
なお、実施の形態3におけるアナログ映像出力が禁止された映像コンテンツ再生時の映像信号出力端子設定の機能を、上記実施の形態1及び2における映像信号出力装置101に組み込むことも可能である。
また、実施の形態3においては映像信号のみをとりあげ、音声信号については説明していないが、音声信号も禁止されている端子からの出力は映像信号と同様に停止され、映像信号の出力が禁止される端子からは音声信号の出力が禁止される。
実施の形態4.
図6は、本発明の実施の形態4の映像信号出力装置104の概略構成を示すブロック図である。図6において、図4に示される構成と同一又は対応する構成には同じ符合を付す。実施の形態4の映像信号出力装置104は、映像信号出力端子から同時に複数系統に映像信号を出力可能である点が、上記実施の形態3の場合と相違する。
実施の形態4の映像信号出力装置104においては、複数の映像信号出力端子には、各々に対応する複数の映像表示装置を接続でき、出力端子選択部4は、映像信号を複数の映像信号出力端子から出力でき、信号変換部3は、映像信号を複数の映像信号出力端子の映像形式に対応させて変換できる。
実施の形態4において、メッセージ記憶部13に記憶されたメッセージ情報には、例えば、「映像表示装置が接続されている映像信号出力端子からのコンテンツ映像信号のアナログ出力は禁止されています。」という内容、及び「デジタル映像出力用の映像信号出力端子に変映像表示装置を接続し直せばコンテンツ再生信号が表示されます」という内容を含むコンテンツ再生時のメッセージ情報が含まれる。さらに、メッセージ情報には、再生出力が許可された映像信号出力端子に対して「映像表示装置が接続されている映像信号出力端子からのコンテンツ映像信号の出力は許可されています。」という内容、及び「その映像信号出力端子からの映像形式の出力を使用者が確認したことを入力部7からの所定のキーにより入力することを促す内容」を含むコンテンツ再生データを複数の端子から出力する時のメッセージ情報も含まれる。
制御部1は、コンテンツ再生データを複数の端子から出力する時のメッセージ情報の映像信号に対して、入力部7から使用者の確認入力が得られた場合には、コンテンツの再生データの出力が禁止されている端子への全ての出力を停止し、出力が許可された端子からのみコンテンツの再生信号を出力させる。また、制御部1は、コンテンツ再生データを複数の端子から出力する時のメッセージ画面信号に対して、入力部7から使用者の確認入力が得られない場合で、使用者が出力が許可された映像信号出力端子部5の各出力端子の設定を希望する場合には、出力が許可された映像信号出力端子から出力設定時のメッセージ情報の映像信号を、例えば、使用者が判読可能で対応入力が可能な所定期間出力させる。
図7は、実施の形態4の映像信号出力装置104によるコンテンツ再生時における、映像信号出力端子の設定処理を示すフローチャートである。
図7においてステップS51〜S55の処理は、図5に示されたステップS41〜S45の処理と同様である。制御部1は、ステップS55で、コンテンツ再生データの出力が禁止されている端子からコンテンツ再生時のメッセージ画面(禁止理由)の映像信号を出力した後、アナログ端子等の出力が禁止された端子への出力を無効にしり設定が実施されたか否かが確認される(ステップS58)。出力無効の設定が終了した場合(ステップS56においてYES)には、制御部1は、メッセージ記憶部13から上記したコンテンツ再生データを複数の端子から出力する時のメッセージ情報(再生出力が許可された映像信号出力端子に対する情報)を読み出し、そのメッセージ情報からメッセージ画面生成部14でメッセージ画面信号を生成させ、さらに映像出力信号生成部2内で調整及びミキシングを実施させる(ステップS57)。その後、入力部7から、メッセージ画面に対応する入力、すなわち、出力が許可されている端子から出力されたメッセージ画面を見た使用者からメッセージ画面を確認した入力が有るか否かが判断される(ステップS58)。
出力が禁止された端子に対する出力不可の設定が無い場合(ステップS56においてNO)には、制御部1は、コンテンツ再生キャンセルの操作の有無を判定する(ステップS61)。コンテンツ再生キャンセルの操作には、例えば、光ディスクのコンテンツ再生部11からの排出、又は、入力部7からコンテンツ再生時のメッセージ情報に表示されたキャンセルを指示する内容がキー入力される操作が含まれる。コンテンツ再生キャンセルの入力があった場合(ステップS61においてYES)には、映像信号出力端子の設定はそのままにして、処理が終了する。コンテンツ再生キャンセルの入力が無い場合(ステップS61においてNO)には、処理はステップS56に戻る。その際にコンテンツ再生出力端子が複数あるときのメッセージ情報(禁止理由)は再表示させるのではなく、ステップS48においてYESの場合の出力不可の設定が終了するまでは表示され続ける。
メッセージ画面を確認した入力が有った場合(ステップS58においてYES)には、制御部1は、再生出力が許可された映像信号出力端子に対する全ての出力を停止させ(ステップS59)、停止させていたコンテンツ再生部11による光ディスクに記憶されているコンテンツの再生処理を再開させ、残った出力許可端子(デジタル映像信号出力端子)のみから、コンテンツ再生部11による光ディスクに記憶されているコンテンツの再生処理の出力となる映像信号を出力させる(ステップS60)。
メッセージ画面を確認した入力が無い場合(ステップS58においてNO)には、制御部1は、コンテンツ再生キャンセルの操作の有無を判定する(ステップS62)。コンテンツ再生キャンセルの操作には、例えば、光ディスクのコンテンツ再生部11からの排出、又は、入力部7からコンテンツ再生時のメッセージ情報に表示されたキャンセルを指示する内容のキー入力が含まれる。コンテンツ再生をキャンセルする入力があった場合(ステップS62においてYES)には、映像信号出力端子の設定はそのままで処理が終了する。コンテンツ再生をキャンセルする入力が無い場合(ステップS62においてNO)には、処理はステップS57に進む。
したがって、実施の形態4においては、映像出力設定記憶部6に記憶された接続されている複数の映像表示装置に映像信号を出力する設定内容の内、少なくとも一つがコンテンツの再生データの出力が禁止されている端子に該当する場合には、該当する端子に対してコンテンツ再生出力を停止し(ステップS59)、コンテンツ再生(複数)時のメッセージ情報(禁止理由)の映像信号を、例えば、使用者が判読可能で対応入力が可能な所定期間出力させる(ステップS55)。
以上に説明したように、実施の形態4の映像信号出力装置104においては、アナログとデジタルの複数の映像信号出力端子を備えた映像信号出力装置においては、使用者がメッセージ画面の情報にしたがってデジタル映像信号出力端子からの出力を選択した場合には、そのデジタル映像信号出力端子に出力を切り替えて、コンテンツの再生を開始するが、使用者がデジタル映像信号出力端子以外の端子からの出力を選択しつづける場合には、コンテンツの再生を再開させないので、アナログ出力が禁止されたコンテンツの再生複数出力時におけるアナログ出力を抑止できる。したがって、実施の形態4においては、アナログ出力が禁止されたコンテンツ再生データを複数の端子から出力させる時に、接続された映像表示装置には何も表示されないことから使用者に映像信号出力装置に故障が発生した等の誤解を与える事態を無くした映像信号出力装置を提供することができる。
なお、実施の形態4におけるアナログ映像出力禁止コンテンツ再生時の映像信号出力端子設定の動作を、上記実施の形態1及び2における映像信号出力装置101に組み込むことも可能である。
実施の形態5.
図8は、本発明の実施の形態5の映像信号出力装置105の概略構成を示すブロック図である。図8において、図4(実施の形態3)に示される構成と同一又は対応する構成には同じ符合を付す。実施の形態5の映像信号出力装置105は、複数の映像信号出力端子の中のいずれから映像信号が出力されているのかを示す表示をする表示部15を有する点が、上記実施の形態3の映像信号出力装置103と相違する。
上記実施の形態3においては、アナログ出力が禁止された次世代光ディスクのコンテンツの再生時に、アナログ映像信号出力端子に接続された映像表示装置にメッセージ画面信号を出力させて、使用者に故障が生じたとの誤解を与えないようにすることができる。しかし、コンテンツ再生時におけるアナログ出力の禁止は、コンテンツ毎に設定されているので、アナログ映像信号出力端子に接続された映像表示装置には、あるコンテンツを再生する場合には映像が表示されるが、他のコンテンツを再生する場合にはコンテンツの再生データに基づく映像ではないメッセージ画面が表示されたりする事態が発生する。
上記実施の形態3では「映像表示装置をデジタル映像信号出力端子に接続すればコンテンツの再生データに基づく映像が表示されます。」というメッセージ画面を表示できるが、このようなメッセージ画面のみでは、使用者による誤解(映像信号出力装置に不良が発生しているのではないか等の誤解)を完全に無くすことができない。そこで、実施の形態5においては、このような使用者の誤解のおそれをより少なくして、映像表示装置をデジタル映像信号出力端子に接続し直すことが必要であることを、使用者に確実に伝えることができる映像信号出力装置について説明する。
図8に示されるように、実施の形態5の映像信号出力装置105は、映像コンテンツを含む記憶媒体12(次世代光ディスク)からコンテンツデータを再生するコンテンツ再生部11と、映像表示装置が接続可能である全ての映像信号出力端子に対応する表示(図9の符合15a〜15d)をすることができる表示部15を有している。制御部1は、映像出力設定記憶部6に設定内容が記憶された状態で電源が投入されてコンテンツが再生される場合に、コンテンツの制御データを読み出して解析させる。制御部1は、解析結果から映像信号出力端子中に出力を禁止されている端子が存在する場合に、そのコンテンツの再生データの出力が禁止されている端子へのコンテンツの再生出力を停止し、表示部15におけるコンテンツ再生データの出力が禁止されている映像信号出力端子を示す表示は強調表示(例えば、ハイライト表示)させず、出力が許可されている映像信号出力端子を示す表示のみを強調表示させる。
図9(a)及び(b)は、実施の形態5の映像信号出力装置105における表示部15の表示内容を示す図であり、図9(a)はコンテンツのアナログ出力が禁止されていない場合であり、図9(b)はコンテンツのアナログ出力が禁止されている場合である。表示部15は、例えば、映像信号出力装置105のフロントパネル(図示せず)に備えられた表示管部又は液晶表示部等である。
次世代光ディスクのコンテンツは、コンテンツ毎にアナログ出力が禁止される場合と禁止されていない場合とがある。符号15aは、HDMI端子からのコンテンツ再生映像出力が禁止されているか許可されているかを示す「HDMI端子」表示であり、符号15bは、D端子からのコンテンツ再生映像出力が禁止されているか許可されているかを示す「D端子」表示であり、符号15cは、S端子からのコンテンツ再生映像出力が禁止されているか許可されているかを示す「S端子」表示であり、符号15dは、コンポジット端子からのコンテンツ再生映像出力が禁止されているか許可されているかを示す「コンポジット端子」表示である。
図9(b)の符号15b,15c,及び15dは、図9(a)の符号15b,15c,及び15dに対して強調表示(四角枠は強調表示を意味し、四角枠無しは強調表示されていない場合を示す。)されていないことから、コンテンツ再生映像出力が不可能である場合を示している。このようにコンテンツ再生時に、アナログ出力が禁止されていることから再生映像信号をアナログ端子へ再生できない場合には、図9(b)の映像信号出力装置の表示部15に示されたように、現在出力可能な端子(HDMI端子)の表示が強調表示(ハイライト)されてコンテンツ再生映像出力が可能であることがわかるように表示される。それに対して、コンテンツ再生時に、アナログ出力が禁止されていないことから再生映像信号をアナログ端子へ再生できる場合には、図9(a)の映像信号出力装置の表示部15に示されたように、アナログ端子を含む全ての端子が強調表示(ハイライト)されてコンテンツ再生映像出力が可能であることがわかるように表示される。
各映像信号出力端子からのコンテンツ再生映像出力が禁止されているか許可されているかを示すためには、図9(a)、(b)に示したように強調表示(ハイライト)か通常表示かのみでなく、例えば、端子名を枠で囲うか枠を外すか、表示管の点灯か不点灯か等の、他の表示方法を用いることができる。
映像信号出力装置105の使用者は、図9(a)の表示が図9(b)に示した表示に変わっていることを確かめることにより、今まで視聴できていた出力端子から映像が出力されなくなった原因が、記憶媒体12(次世代光ディスク)のコンテンツに規定されたアナログ出力の禁止であることを知ることができる。さらに、映像信号出力装置105の使用者は、図9(b)に示されたような現在出力可能な端子(HDMI端子)の表示部15の表示から判断して、出力可能な端子に映像表示装置を接続あるいは切り替えることで、アナログ出力が禁止されたコンテンツを、映像信号出力装置に不良が発生した等の誤解を感じることなく再生させて視聴することができる。
以上に説明したように、実施の形態5の映像信号出力装置105によれば、表示部15に、記憶媒体12に記憶された映像コンテンツデータを出力可能な映像信号出力端子を使用者に知らせる表示15a〜15dがある。このため、映像信号出力装置105に接続された映像表示装置(図示せず)に何も表示されないことから、映像信号出力装置105が故障しているといった誤解を与える事態を無くすことができる。
なお、実施の形態5においては、実施の形態3の映像信号出力装置に表示部15を追加したものとして説明したが、実施の形態5の表示部15を、上記実施の形態4に追加することも可能である。

Claims (7)

  1. 著作権保護された映像コンテンツの出力可能な映像信号出力端子及び前記映像コンテンツの出力不可な映像信号出力端子を含む複数の映像信号出力端子と、
    入力された映像信号を前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応する信号形式に変換する信号変換部と、
    前記変換された映像信号を前記複数の映像信号出力端子のいずれかから選択的に出力させる出力端子選択部と、
    使用者の指示が入力される入力部と、
    前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応し、各映像信号出力端子を示す内容、前記各映像信号出力端子を選択するための操作を促す内容及び映像信号出力可否を示す内容を含むメッセージ情報を記憶するメッセージ記憶部と、
    前記信号変換部及び前記出力端子選択部を制御する制御部と
    を有し、
    前記制御部は、
    前記入力部に入力された使用者の指示によって、前記出力端子選択部が前記複数の映像信号出力端子のうちのいずれの映像信号出力端子から出力するかを選択するときに、前記メッセージ情報に基づくメッセージ画面信号を、前記複数の映像信号出力端子のそれぞれから、所定期間ずつ、順に出力させるように制御する
    ことを特徴とする映像信号出力装置。
  2. 前記出力端子選択部が一度に選択できる映像信号出力端子の数は、1個のみであることを特徴とする請求項1に記載の映像信号出力装置。
  3. 前記出力端子選択部の設定情報を記憶する映像出力設定記憶部を有し、
    前記制御部は、前記入力部からの指示に基づいて、前記出力端子選択部が選択する前記映像信号出力端子を切替え、この切替えられた内容を前記映像出力設定記憶部に前記設定情報として記憶させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の映像信号出力装置。
  4. 前記メッセージ画面信号は、前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応する内容を持つことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像信号出力装置。
  5. 著作権保護された映像コンテンツの出力可能な映像信号出力端子及び前記映像コンテンツの出力不可な映像信号出力端子を含む複数の映像信号出力端子と、
    入力された映像信号を前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応する信号形式に変換する信号変換部と、
    前記変換された映像信号を前記複数の映像信号出力端子のいずれかから選択的に出力させる出力端子選択部と、
    使用者の指示が入力される入力部と、
    前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応し、各映像信号出力端子を示す内容、前記各映像信号出力端子を選択するための操作を促す内容及び映像信号出力可否を示す内容を含むメッセージ情報を記憶するメッセージ記憶部と
    を有する映像信号出力装置の制御方法であって、
    前記メッセージ情報に基づくメッセージ画面信号を、前記複数の映像信号出力端子のそれぞれから、所定期間ずつ、順に出力させるステップと、
    前記入力部からの指示内容に基づいて、前記出力端子選択部が選択する映像信号出力端子を切替えるステップと
    を有することを特徴とする映像信号出力装置の制御方法。
  6. 前記出力端子選択部が一度に選択できる映像信号出力端子の数は、1個のみであることを特徴とする請求項に記載の映像信号出力装置の制御方法。
  7. 前記メッセージ画面信号は、前記複数の映像信号出力端子のそれぞれに対応する内容を持つことを特徴とする請求項又はに記載の映像信号出力装置の制御方法。
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