JP2000278655A - ディジタル放送システム、送信装置、デコーダ装置およびテレビ受像機 - Google Patents

ディジタル放送システム、送信装置、デコーダ装置およびテレビ受像機

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JP2000278655A
JP2000278655A JP11086416A JP8641699A JP2000278655A JP 2000278655 A JP2000278655 A JP 2000278655A JP 11086416 A JP11086416 A JP 11086416A JP 8641699 A JP8641699 A JP 8641699A JP 2000278655 A JP2000278655 A JP 2000278655A
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Hiroaki Saeki
宏壮 佐伯
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像フォーマットで出力可能なデコー
ダ装置からの出力を許可する画像フォーマットを、放送
事業者等の送信者が指定できるデジタル放送システムを
提供することである。 【解決手段】 番組関連情報作成部3Aはデコーダ装置
7Aから出力できる画像フォーマットを指定する出力制
御記述子を含む番組関連情報を作成する。送信局1はこ
の番組関連情報とともに番組情報を送信する。番組情報
を受信したデコーダ装置7Aは、分離部9で番組関連情
報を分離する。制御部16Aは、分離部9で分離された
番組関連情報の中の出力制御記述子から出力許可画像フ
ォーマットを検出して出力制御部12を制御する。制御
された出力制御部12は、出力制御記述子で指定された
画像フォーマットのみを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル化され
た複数の映像信号を符号化し、その符号化された映像信
号を多重化して放送するディジタルCS(Commun
icationSatellite)放送、ディジタル
BS(Broadcasting Satellit
e)放送および地上ディジタル放送等のディジタル放送
システム、そのシステムの送信側で用いられる送信装
置、受信側で用いられるデコーダ装置およびデコーダ装
置を組み込んだテレビ受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル放送は、CSを用いた放送が
開始されており、今後、BSディジタル放送および地上
波ディジタル放送のサービスが計画されている。ディジ
タルで放送する映像信号の画像フォーマットとしては、
走査線が525本のインタレース方式を採用する従来の
NTSC(National TelevisionS
ystem Committee)だけでなく、走査線
が1125本のプログレッシブ方式、走査線が1125
本のインタレース方式、走査線が750本のプログレッ
シブ方式、走査線が525本のプログレッシブ方式等の
複数の方式が混在した放送が考えられている。
【0003】これらの画像フォーマットの識別は、MP
EG(Moving Picture Experts
Group)の規格に従って圧縮されて伝送されるヘ
ッダー情報および各番組情報に付随する番組関連情報、
例えば番組対応表(PMT:Program Map
Table)の情報により認識することができる。ここ
で番組情報とは番組の内容を示す情報であり、番組関連
情報とは番組情報の伝送制御の内容を示す情報である。
ディジタル放送システムの受信側にあるデコーダ装置
は、複数の多重化された番組情報および番組関連情報か
ら、所望の番組情報とその番組関連情報を選択抽出し、
番組関連情報からその番組を構成する画像フォーマット
を知ることができる。また、受信側のデコーダ装置は、
MPEGの規格に従うヘッダー情報からその画像に関す
るデータを認識し、デコードすることができるよう構成
されている。
【0004】一方、デコードした画像を表示するテレビ
受像機としては、従来の走査線525本のインタレース
方式のほか、走査線1125本のインタレース方式およ
び走査線525本のプログレッシブ方式の映像信号を入
力可能なものが商品化されている。これら既存のテレビ
受像機においては、全画像フォーマットに対応させるた
めの入力端子の統一化が行われていないため、既存のテ
レビ受像機は画像フォーマットごとに入力端子を備えた
ものとなっている。また、これら各入力端子からの入力
切り換えは、高画質な入力信号を最優先とし、入力され
た映像信号のうち最も高画質なものを自動的に選択する
よう構成されたテレビ受像機がある一方、視聴者のリモ
コン操作により切り換えを行うよう構成されたテレビ受
像機もある。
【0005】このため、ディジタル放送システムのデコ
ーダ装置としては、デコードしたアナログ映像信号を出
力するための出力端子を、対応する画像フォーマット別
に備えており、さらに、より高い画質の画像を多くのテ
レビ受像機で見られるように、番組関連情報で指定され
た画像フォーマット以外の画像フォーマットにフォーマ
ット変換し、互いに画像フォーマットが異なる複数の映
像信号を出力することが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル放送
システムでは、放送事業者およびコンテンツ提供者など
の送り手の意思により、送信局は複数存在する画像フォ
ーマットの中から所望の画像フォーマットを選択し放送
できるよう構成されている。しかし受信側では、デコー
ダ装置が映像信号を複数の画像フォーマットで出力可能
であるため、放送事業者およびコンテンツ提供者が望む
画像フォーマットで視聴者に見せることが保証できなく
なる。
【0007】また、放送事業者およびコンテンツ提供者
がデコーダ装置から出力する映像信号の画像フォーマッ
トを番組ごとに何らかの方法によって制限できたと仮定
すると、画像フォーマットの切り換わりを視聴者が知ら
なければ、視聴者が混乱する事態が予想される。例え
ば、番組の切り換わりにより送信される画像フォーマッ
トが切り換わった場合、自動切り換え可能なテレビ受像
機において、視聴者の意思に関係なく突然、画面に表示
される映像信号の画像フォーマットが切り換わるという
事態が発生する。また、自動切り換えが不可能なテレビ
受像機において番組切り換わりに伴って送信される画像
フォーマットが切り換わった場合、画面がブラックアウ
トする等の事態が発生するので、視聴者の混乱が予想さ
れる。
【0008】本発明の目的は、放送事業者およびコンテ
ンツ提供者等の送信者が受信側のデコーダ装置から出力
する映像信号の画像フォーマットを制限できるディジタ
ル放送システム、そのディジタル放送システムで用いら
れる送信装置あるいはデコーダ装置またはそのデコーダ
装置を備えたテレビ受像機を提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、放送事業者およびコ
ンテンツ提供者等の送信者が受信側のデコーダ装置から
出力する映像信号の画像フォーマットを制限した場合
に、その制限に関する情報を視聴者に伝達できるデコー
ダ装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)第1の発明 第1の発明に係るディジタル放送システムは、番組の内
容を表す番組情報とともにその番組情報に対応する画像
フォーマットを指定する出力制御情報を送信する送信装
置と、番組情報を対応する出力制御情報とともに受信
し、番組情報から画像フォーマットが異なる複数の映像
信号を生成するとともに出力する映像信号の画像フォー
マットを出力制御情報に応じて制限するデコーダ装置と
を備えたものである。
【0011】本発明に係るディジタル放送システムにお
いては、例えば放送事業者およびコンテンツ提供者等の
送信装置を操作する者が出力制御情報で画像フォーマッ
トを指定すると、デコーダ装置で生成する複数の映像信
号の中から、出力制御情報で許可された画像フォーマッ
トを持つ映像信号のみが出力されるので、放送事業者お
よびコンテンツ提供者は受信側のデコーダ装置から出力
できる画像フォーマットを送信側で指定することができ
る。
【0012】(2)第2の発明 第2の発明に係るディジタル放送システムは、第1の発
明に係るディジタル放送システムの構成において、送信
装置は、出力制御情報として映像信号の複製を禁止する
複製制御情報を送信し、デコーダ装置は、複製制御情報
が複製を禁止している番組については、出力する映像信
号を所定の画像フォーマットに制限するものである。
【0013】この場合、例えば放送事業者およびコンテ
ンツ提供者等の送信装置を操作する者に所定の画像フォ
ーマット以外のデコード出力および複製を禁止したい場
合は、複製制御情報を複製禁止として送出することによ
り、出力される映像信号の画像フォーマットが所定の画
像フォーマットに制限され、複製が禁止された番組の放
送に対しては所定の画像フォーマット以外の画像フォー
マットのデコーダ装置からの出力を停止することが可能
になる。
【0014】(3)第3の発明 第3の発明に係るディジタル放送システムは、第2の発
明に係るディジタル放送システムの構成において、所定
の画像フォーマットは、走査線が525本で、かつ走査
方式がインタレースであるものである。
【0015】この場合、デコーダ装置から出力される映
像信号の画像フォーマットが走査線が525本で、かつ
走査方式がインタレースであるものに限られ、この画像
フォーマットは複製の禁止が容易に行える画像フォーマ
ットであるので、複製の禁止を容易化できるディジタル
放送システムを提供することができる。
【0016】(4)第4の発明 第4の発明に係るディジタル放送システムは、第1の発
明に係るディジタル放送システムの構成において、デコ
ーダ装置は、出力する映像信号の画像フォーマットを、
出力制御情報によって指定された画像フォーマットおよ
び指定された画像フォーマットよりも低い画質の画像フ
ォーマットに限定するものである。
【0017】この場合、例えば放送事業者およびコンテ
ンツ提供者等の送信装置を操作する者において、デコー
ダ装置が生成した複数の映像信号のうち、出力制御情報
で指定した画像フォーマットよりも高い画質の画像フォ
ーマットを持つ映像信号がデコーダ装置から出力される
のを禁止することができる。
【0018】(5)第5の発明 第5の発明に係るディジタル放送システムは、第1の発
明に係るディジタル放送システムの構成において、デコ
ーダ装置は、出力する映像信号の画像フォーマットを、
出力制御情報によって指定された画像フォーマットおよ
び指定された画像フォーマットより高い画質の画像フォ
ーマットに限定するものである。
【0019】この場合、例えば放送事業者およびコンテ
ンツ提供者等の送信装置を操作する者において、デコー
ダ装置が生成した複数の映像信号のうち、出力制御情報
で指定した画像フォーマットよりも低い画質の画像フォ
ーマットを持つ映像信号がデコーダ装置から出力される
のを禁止することができる。
【0020】(6)第6の発明 第6の発明に係る送信装置は、番組の内容を表す番組情
報を送出する番組情報送出手段と、番組情報に対応する
出力制御情報を作成する出力制御情報作成手段と、出力
制御情報を番組情報とともに送信する送信手段とを備え
たものである。
【0021】本発明に係る送信装置においては、例えば
放送事業者およびコンテンツ提供者等の送信装置を操作
する者が出力制御情報で画像フォーマットを指定する
と、例えば、受信側で生成する複数の映像信号の中か
ら、許可された画像フォーマットを持つ映像信号のみが
出力されるように指定できるので、放送事業者およびコ
ンテンツ提供者は受信側において出力可能な画像フォー
マットの指定を送信側で行うことができる。
【0022】(7)第7の発明 第7の発明に係るデコーダ装置は、番組の内容を示す番
組情報とともに画像フォーマットを制御するための出力
制御情報を受信する受信手段と、受信手段により受信さ
れた番組情報から異なる画像フォーマットの複数の映像
信号を生成する映像信号生成手段と、受信手段により受
信された出力制御情報に基づいて映像信号生成手段によ
り生成された複数の映像信号を選択的に出力する出力制
御手段とを備えたものである。
【0023】本発明に係るデコーダ装置においては、受
信手段により受信された出力制御情報に基づいて、映像
信号生成手段により生成された複数の映像信号を選択的
に出力する出力制御手段と備えているので、番組情報と
ともに受信された出力制御情報が指示する画像フォーマ
ットを持つ映像信号を出力制御手段が複数の映像信号の
中から選択するため、出力する画像フォーマットを出力
制御情報を用いて制限することができる。
【0024】(8)第8の発明 第8の発明に係るデコーダ装置は、第7の発明に係るデ
コーダ装置の構成において、受信手段により受信された
出力制御情報に基づいて出力制御手段から出力されてい
る映像信号の画像フォーマットを判別する判別手段と、
判別手段の判別結果に基づくメッセージをオンスクリー
ン表示のための映像情報として映像信号生成手段により
生成される複数の映像信号のいずれかに合成する合成手
段とをさらに備えたものである。
【0025】本発明に係るデコーダ装置においては、第
7の発明に係るデコーダ装置の構成において、判別手段
の判別結果に基づくメッセージをオンスクリーン表示の
ための映像情報として、合成手段によって、映像信号生
成手段により生成される複数の映像信号のいずれかに合
成するので、例えばテレビ受像機等の映像表示装置に映
像情報が合成された映像信号を用いて映し出されるメッ
セージを通じて、視聴者に出力制御手段から出力される
映像信号の画像フォーマットを伝えることが可能とな
る。
【0026】(9)第9の発明 第9の発明に係るデコーダ装置は、第8の発明に係るデ
コーダ装置の構成において、出力制御手段に接続される
映像表示装置が入力される映像信号の画像フォーマット
を表示可能な画像フォーマットに自動的に切り換える画
像フォーマット切り換え機能を有するか否かを設定する
ための設定手段をさらに備え、合成手段は、設定手段の
設定内容および判別手段の判別結果に基づくメッセージ
をオンスクリーン表示のための映像情報として映像信号
生成手段により生成される複数の映像信号のいずれかに
合成するものである。
【0027】本発明に係るデコーダ装置においては、出
力制御手段に接続される映像表示装置が画像フォーマッ
ト切り換え機能を有するか否かを設定手段に設定してお
り、合成手段により合成するメッセージを設定手段の設
定内容および判別手段の判別結果に基づいたものとして
いるので、映像表示装置が有する画像フォーマット切り
換え機能に応じたメッセージを映像表示装置に映し出す
ことができる。
【0028】(10)第10の発明 第10の発明に係るデコーダ装置は、第9の発明に係る
デコーダ装置の構成において、合成手段は、設定手段に
より映像表示装置が画像フォーマット切り換え機能を有
すると設定された場合に、出力制御手段から出力されて
いる画像フォーマットの映像信号に映像情報を合成し、
映像表示装置が画像フォーマット切り換え機能を有さな
いと設定された場合に、映像情報を出力制御手段から出
力されている映像信号の画像フォーマットで出力するも
のである。
【0029】本発明に係るデコーダ装置においては、切
り換え機能を有すると設定された場合には、合成手段に
よって出力制御手段から出力されている画像フォーマッ
トの映像信号に映像情報を合成し、映像表示装置が切り
換え機能を有さないと設定された場合には、合成手段に
よって出力制御手段から出力されていない映像信号の画
像フォーマットで出力するので、映像表示装置が切り換
え機能を有している場合にも切り換え機能を有していな
い場合にも映像表示装置が映出する映像信号の画像フォ
ーマットで出力でき、視聴者にメッセージを伝達するこ
とができる。
【0030】(11)第11の発明 第11の発明に係るデコーダ装置は、第7の発明に係る
デコーダ装置の構成において、受信手段により受信され
た出力制御情報に基づいて出力制御手段から出力されて
いる映像信号の画像フォーマットを判別する判別手段
と、判別手段の判別結果を提示する提示手段とを備えた
ものである。
【0031】本発明に係るデコーダ装置においては、判
別手段が出力制御手段から出力している映像信号の画像
フォーマットを判別し、判別手段の判別結果を提示手段
が提示するので、出力制御手段から出力されている映像
信号の画像フォーマットを提示手段を通じて、例えば視
聴者が知ることができ、映像信号の画像フォーマットの
変更などに伴う視聴者の混乱を避けることができる。
【0032】(12)第12の発明 第12の発明に係るテレビ受像機は、番組の内容を示す
番組情報とともに画像フォーマットを制御するための出
力制御情報を受信する受信手段と、受信手段により受信
された番組情報から異なる画像フォーマットの複数の映
像信号を生成する映像信号生成手段と、映像信号生成手
段により生成された複数の映像信号の少なくとも1つを
画像として表示する表示手段と、受信手段により受信さ
れた出力制御情報に基づいて映像信号生成手段により生
成された複数の映像信号を選択的に出力する出力制御手
段とを備えたものである。
【0033】本発明に係るテレビ受像機においては、受
信手段により受信された出力制御情報に基づいて、映像
信号生成手段により生成された複数の映像信号を選択的
に表示手段に番組情報とともに受信された出力制御情報
が指示する画像フォーマットを持つ映像信号を出力制御
手段が複数の映像信号の中から選択するため、表示手段
に表示される映像信号の画像フォーマットとは別に、出
力する画像フォーマットを出力制御情報を用いて制限す
ることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1によるディジタル放送システムについて図
1を用いて説明する。図1は実施の形態1のディジタル
放送システムについての一構成例を示すブロック図であ
る。
【0035】図1に示すディジタル放送システムにおい
て、送信局(送信装置)1Aから送信されたディジタル
放送の番組情報は、伝送路6を通って受信デコーダ装置
7Aに伝達される。送信局1Aはエンコーダ2と番組関
連情報作成部3Aと多重部4と送出部5を含んでいる。
【0036】送信局1Aのエンコーダ2は、番組に応じ
て画像フォーマットを変更しつつ番組情報の画像圧縮を
行う。番組関連情報作成部3Aは、エンコーダ2で圧縮
されている番組情報に対応する番組関連情報、例えば伝
送路番号およびステレオ/モノラル等の情報の作成と送
出を行う。この番組関連情報作成部3Aは、番組関連情
報として出力制御記述子を扱える機能を持っている。多
重部4はエンコーダ2から出力される番組情報と、番組
関連情報作成部3Aから出力される番組関連情報とを多
重化し、トランスポートストリームを作成する。多重部
4で作成されたトランスポートストリームは、送出部5
で伝送路符号化と変調がなされた後で送出部5から伝送
路6へ送出される。
【0037】伝送路6を通して送信されてきた信号は、
受信デコーダ装置7Aで受信される。受信デコーダ装置
7Aは、受信部8、分離部9、デコード部10、フォー
マット変換部11、出力制御部12および制御部16A
を含む。
【0038】まず、受信部8は、受信した信号を選局
し、復調し、伝送路符号化する。分離部9は、受信部8
より入力したトランスポートストリームから所望の番組
関連情報を抽出するとともに所望の番組情報を分離す
る。デコード部10は、複数種類の画像フォーマットに
対応可能で、圧縮された番組情報をデコードして映像信
号を出力する。デコード部10でデコードされた映像信
号は、フォーマット変換部11で、そのままの画像フォ
ーマットで出力されるとともに、その映像信号の画像フ
ォーマット以外の画像フォーマットを持った映像信号に
変換される。例えばデコード部10が出力している映像
信号の画像フォーマットが走査線525本のプログレッ
シブ方式であるとすると、フォーマット変換部11は、
例えば走査線1125本のインタレース方式の映像信号
a、走査線525本のプログレッシブ方式の映像信号b
および走査線525本のインタレース方式の映像信号c
を出力する。
【0039】これらの映像信号a〜cは、出力端子13
〜15よりテレビ受像機18に供給される。また、出力
端子13〜15にはビデオテープレコーダ19を接続す
ることができる。制御部16Aは、制御バス17を介し
て受信部8と分離部9とデコード部10とフォーマット
変換部11とを制御する。
【0040】一方、図1に示す、受信側のデコーダ装置
7Aにおいて出力制御記述子は他の記述子とともに分離
部9で分離された番組関連情報の中にあり、その番組関
連情報は分離部9から制御バス17を通って制御部16
Aに与えられる。制御部16Aは、番組関連情報の中か
ら出力制御記述子を抽出する。制御部16Aは出力制御
記述子に記述されている内容を読み取って、その内容に
そって出力制御部12に対して出力端子13〜15の中
のどの端子からの出力を禁止し、どの端子からの出力を
許可するかを指示する。
【0041】制御部16Aから出力制御部12への指示
は制御バス17を介して行われる。この出力制御部12
は、フォーマット変換部11と出力端子13〜15の間
に設けられており、フォーマット変換部11から出力端
子13〜15への信号の伝達を制御することによって出
力の制御を行っている。
【0042】以上のような構成を持っていることから、
送信局1Aを操作する放送事業者およびコンテンツ提供
者は、デコーダ装置7Aから出力を許可する画像フォー
マットを指定することができる。例えば、送信局1A、
デコーダ装置7A、テレビ受像機18およびビデオテー
プレコーダ19で処理可能な画像フォーマットを、走査
線1125本のインタレース方式、走査線525本のプ
ログレッシブ方式、走査線525本のインタレース方式
の3種類とし、エンコーダ2でエンコードしてデコード
部10でデコードする画像フォーマットを走査線525
本のプログレッシブ方式とするものとする。
【0043】放送事業者等が出力制御記述子を用いて全
ての画像フォーマットの出力を許可した場合には、デコ
ーダ装置7Aの出力端子13〜15からは走査線112
5本のインタレース方式、走査線525本のプログレッ
シブ方式および走査線525本のインタレース方式の3
種類の画像フォーマットに対応した3つの映像信号a,
b,cが出力される。もし、放送事業者等が出力制御記
述子を用いて走査線1125本のインタレース方式のみ
を指定すれば、出力制御部12は、出力端子14,15
からの映像信号の出力を禁止して、出力端子13のみか
ら出力させ、走査線525本のプログレッシブ方式を指
定すれば出力端子13,15からの出力を禁止して出力
端子14のみから出力させ、走査線525本のインタレ
ース方式を指定すれば出力端子13,14からの出力を
禁止して出力端子15のみから出力させる。
【0044】以上、出力制御記述子によってデコーダ装
置7Aから1つの画像フォーマットのみの出力を許可す
る場合について説明したが、出力制御記述子が出力を許
可する画像フォーマットの最高画質のものを示すものと
規定することができる。映像信号の画質は、走査線の本
数が多い程高画質であり、さらに走査線の本数が同じで
あれば、インタレース方式よりもプログレッシブ方式の
方が高画質である。このように出力制御記述子が最高画
質のものを示すものと規定した場合、放送事業者等が出
力制御記述子で走査線525本のプログレッシブ方式を
指定すると、デコーダ装置7Aの制御部16Aは走査線
525本のプログレッシブ方式が出力を許可された最高
画質と認識し、出力制御部12に対し、出力端子14,
15から走査線525本のプログレッシブ方式の画像フ
ォーマットを持つ映像信号bと走査線525本のインタ
レース方式の画像フォーマットを持つ映像信号cを出力
させるように指示する。
【0045】また、出力制御記述子が出力を許可する画
像フォーマットの最低画質のものを示すものと規定する
こともできる。このように規定した場合、出力制御記述
子で走査線525本のプログレッシブ方式を指定する
と、デコーダ装置7Aの制御部16Aは走査線525本
のプログレッシブ方式が出力を許可された最低画質と認
識し、出力制御部12に対し、走査線525本のプログ
レッシブ方式の画像フォーマットを持つ映像信号bと走
査線1125本のインタレース方式の画像フォーマット
を持つ映像信号aとを出力端子13,14から出力させ
るよう指示する。
【0046】ところで、出力制御記述子は、例えばデコ
ーダ装置7Aからの出力を許可する出力画像フォーマッ
トを指定するものとして、従来からある画像関連情報の
例えばPMTに含めることができる。このように出力制
御記述子を規定するというのは、換言すれば、送信側の
送信局(送信装置)1Aと受信側のデコーダ装置7Aに
おいて、出力制御記述子の意味の認識を共通化すること
である。したがって、元々PMT等の番組関連情報中で
出力画像フォーマットの指定以外に用いられている記述
子を出力制御記述子として流用してもよく、あるいは出
力制御記述子としての専用の記述子を新規に規定しても
よい。
【0047】例えばPMT中に従来から設けられている
コピー制御記述子に出力制御記述子としての意味を付け
加えることができる。コピー制御記述子は、受信側のデ
コーダ装置7Aがデコードした画像のコピーの許可/禁
止を指定する記述子である。このコピー制御記述子がコ
ピーの禁止を指定しているときは、例えば画像フォーマ
ットとして走査線525本のインタレース方式の映像信
号cのみを出力するよう規定する。
【0048】また、コピーを禁止するためには例えば映
像信号に所定の処理を施すが、その処理が走査線525
本のインタレース方式の映像信号に対してしか行えない
場合、走査線1125本のインタレース方式の映像信号
aおよび走査線525本のプログレッシブ方式の映像信
号bを出力することは、コピー禁止の指定を無効にする
ことになる。そこで、前述のようにコピー制御記述子に
出力制御記述子としての意味を持たせれば、制御部16
Aは、PMTの中に含まれるコピー制御記述子を抽出
し、コピー禁止の指定がある場合には出力制御部12に
対し、出力端子13,14への出力を禁止するとともに
出力端子15への出力を許可する指示を与えることがで
きる。出力端子15から出力される映像信号の画像フォ
ーマットは、走査線525本のインタレース方式の画像
フォーマットであるため、前述のような所定の処理を施
す場合であっても、コピーの禁止を有効に行うことがで
きる。特に、走査線525本のインタレース方式の場
合、コピーを禁止するための映像信号の変更を行い易
い。
【0049】ところで、実施の形態1で説明した出力制
御記述子は、番組情報に対応する画像フォーマットを指
定する出力制御情報の一例である。また、コピー制御記
述子は、映像信号の複製を禁止する複製制御情報の一例
である。
【0050】送信装置1Aにおいて、エンコーダ2は、
番組の内容を表す番組情報を送出する番組情報送出手段
として機能している。また、番組関連情報作成部3A
は、番組情報に対応する出力制御情報を作成する出力制
御情報作成手段として機能している。さらに、多重部4
および送出部5は、出力制御情報を番組情報とともに送
信する送信手段として機能している。
【0051】デコーダ装置7Aにおいて、受信部8は、
番組の内容を示す番組情報とともに画像フォーマットを
制御するための出力制御情報を受信する受信手段として
機能している。また、分離部9、デコード部10および
フォーマット変換部11は、受信手段(受信部8)によ
り受信された番組情報から異なる画像フォーマットの複
数の映像信号を生成する映像信号生成手段として機能し
ている。さらに、出力制御部12は、受信手段(受信部
8)により受信された出力制御情報に基づいて映像信号
生成手段(分離部9、デコード部10およびフォーマッ
ト変換部11)により生成された複数の映像信号を選択
的に出力する出力制御手段として機能している。
【0052】なお、上記の実施の形態1の説明では、デ
コーダ装置7Aとテレビ受像機18とを分離した場合を
例にあげたが、デコーダ装置7Aとテレビ受像機18と
を一体化してもよい。図2は、デコーダ装置を内蔵する
テレビ受像機の一構成例を示すブロック図である。図2
に示すテレビ受像機18Aのテレビ受像部21が、図1
のテレビ受像機18の機能を全て備える部分である。ま
た、図2のテレビ受像機18Aは、図1に示すデコーダ
装置7Aを全て含んでいる。ただし、図2のテレビ受像
機18Aのデコーダ装置7A中にあるフォーマット変換
部11の出力はそのままテレビ受像部21に入力され
る。そのため、出力制御記述子の規定に関係なく、テレ
ビ受像部21はいずれの映像信号a〜cの画像フォーマ
ットでも映出することができる。
【0053】しかし、出力端子13〜15から出力され
る映像信号は、出力制御部12によって制御されてお
り、出力制御記述子の指定によって映出が許可された画
像フォーマットを持つ映像信号のみが出力される。図2
に示すような構成にすることにより、ビデオテープレコ
ーダ19に録画する画像フォーマットを出力制御記述子
で制限する一方、テレビ受像部21に映出する画像フォ
ーマットはビデオテープレコーダ19に録画する画像フ
ォーマットよりも高画質なものを映出することができ
る。すなわち、ビデオテープレコーダ19でのコピーを
禁止しつつ映像を高品質に保つことができる。
【0054】ところで、テレビ受像部21は、映像信号
生成手段(分離部9、デコード部10およびフォーマッ
ト変換部11)により生成された複数の映像信号a〜c
の少なくとも1つを画像として表示する表示手段として
機能している。
【0055】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2によるデコーダ装置について図3を用いて説明す
る。図3に示すデコーダ装置7Bは、図1に示すディジ
タル放送システムにおいて、図1のデコーダ装置7Aに
代えて使用されるものである。
【0056】図3に示す実施の形態2のデコーダ装置7
Bが図1の実施の形態1のデコーダ装置7Aと異なる点
は、デコーダ装置7Bが、メッセージを表示するための
オンスクリーンディスプレイ(以下OSDという)23
と、フォーマット変換部11から出力された映像信号
b,cにOSD信号を合成する合成部24と、デコーダ
装置7Bに接続されるテレビ受像機18が異なる画像フ
ォーマットの映像信号b,cの入力毎に自動的に入力切
り換えを行うか否かを設定する接続テレビ設定部29と
を備え、制御部16Aと同じ制御に加えてこれらの制御
を制御部16Bで行っているところにある。つまり、制
御部16Bは、テレビ受像機に対して供給されている映
像信号の画像フォーマットを判定するとともに、設定手
段としての接続テレビ設定部29に設定された内容に基
づいてOSD部23と合成部24とを制御して画像フォ
ーマットに関するメッセージを表示させる制御手段とし
て機能する。
【0057】図3のデコーダ装置7Bの入力端子22に
は、図1に示した伝送路6を通ってきた信号が入力され
る。図3のデコーダ装置7Bにおいて、入力端子22に
入力された信号が、制御部16Bの制御のもとで、受信
部8と分離部9とデコード部10とフォーマット変換部
11と出力制御部12により処理されるのは、図1のデ
コーダ装置7Aにおける場合と同様である。なお、図3
のデコーダ装置7Bのフォーマット変換部11は、例え
ば走査線525本のプログレッシブ方式の映像信号bと
走査線525本のインタレース方式の映像信号cとを出
力するものとする。
【0058】デコーダ装置7B、テレビ受像機18およ
びビデオテープレコーダ19で処理可能な画像フォーマ
ットを、走査線525本のプログレッシブ方式と走査線
525本のインタレース方式の2種類とし、放送される
画像フォーマットが走査線525本のインタレース方式
の場合、デコード部10でデコードされた映像信号が、
フォーマット変換部11ではそのまま出力されるととも
に走査線525本のプログレッシブ方式の映像信号に変
換され出力されるものとする。
【0059】出力制御部12から出力された映像信号
b,cは、合成部24に入力され、必要に応じて、OS
D部23から与えられるOSD信号と合成されて出力端
子25,26からテレビ受像機18に対して出力される
と同時に、出力端子27,28からビデオテープレコー
ダ19に対して出力される。なお、メッセージがテレビ
受像機18に対し出力される映像信号のみに合成され、
ビデオテープレコーダ19に対し出力される映像信号に
は合成されないように構成してもよい。
【0060】まず、テレビ受像機18が入力自動切り換
えの機能を有している場合について説明する。このテレ
ビ受像機18は、走査線525本のプログレッシブ方式
の画像フォーマットを持つ映像信号bと走査線525本
のインタレース方式の画像フォーマットを持つ映像信号
cが同時に与えられている場合には、画質の良い映像信
号bを自動的に選択して映出し、映像信号cのみが与え
られている場合にはそれを映出するものとする。今、走
査線525本のプログレッシブ方式の番組がテレビ受像
機18に映出されている状態で、走査線525本のプロ
グレッシブ方式の出力を禁止し、走査線525本のイン
タレース方式の映像信号cの出力のみを許可する番組に
切り換わるものとする。このときテレビ受像機18は、
自動的に走査線525本のインタレース方式での表示を
行う。
【0061】このとき同時に制御部16Bは番組関連情
報の中に含まれる出力制御記述子によって画像フォーマ
ットの切り換わりを検出している。そして、制御部16
Bは、接続テレビ設定部29に設定されている内容から
テレビ受像機18が入力している画像フォーマットを自
動に切り換える画像フォーマット切り換え機能を持つこ
とを認識し、番組が切り換わって走査線525本のイン
タレース方式の画像フォーマットに出力が制限された趣
旨のメッセージを示すOSD信号をOSD部23から出
力させる。そして、制御部16Bは、映像信号cとOS
D信号を合成して出力して一定期間メッセージをテレビ
受像機18に表示させるように、合成部24を制御す
る。視聴者はこのメッセージを見ることにより、テレビ
受像機18の画像フォーマットが切り換わったことを知
ることができるため混乱しなくなる。
【0062】上記のような番組の切り換わり方をした場
合に、もしテレビ受像機18が入力自動切り換えの機能
を有しておらず入力切り換えを手動で行わなければなら
ないときには、出力端子25からの信号が途切れるため
テレビ受像機18がブラックアウト状態となり、テレビ
受像機18の画面に何も表示されていない状態となる。
このような状況において、制御部16Bは、接続テレビ
設定部29の情報を読むことにより、番組の切り換わり
によってテレビ受像機18にブラックアウト状態が発生
することを認識することができる。
【0063】そこで制御部16Bは、番組が切り換わっ
て走査線525本のプログレッシブ方式の出力が禁止さ
れたため走査線525本のインタレース方式の表示に切
り換えることを要請する旨のメッセージを、OSD部2
3から出力させる。制御部16Bは、合成部24に対し
出力端子25からテレビ受像機18にOSD信号を出力
するよう制御する。視聴者は、テレビ受像機18に表示
されたメッセージを見ることにより、番組が切り換わっ
たことによって走査線525本のプログレッシブ方式の
映像信号の出力が停止されたことを知ることができるの
で、リモコン等で入力を走査線525本のインタレース
方式の映像信号cに切り換えることができる。デコード
された走査線525本のインタレース方式の映像信号c
は出力端子26からテレビ受像機18に出力されるため
視聴者は混乱なく映像を見ることができる。
【0064】ところで、実施の形態2で説明したデコー
ダ装置7Bの制御部16Bは、受信手段(受信部8)に
より受信された出力制御情報(出力制御記述子)に基づ
いて出力制御手段(出力制御部12)から出力されてい
る映像信号の画像フォーマットを判別する判別手段とし
て機能している。また、合成部24は、判別手段(制御
部16B)の判別結果に基づくメッセージをオンスクリ
ーン表示のための映像情報として映像信号生成手段(分
離部9、デコード部10およびフォーマット変換部1
1)により生成される複数の映像信号b,cのいずれか
に合成する合成手段として機能している。さらに、接続
テレビ設定部29は、出力制御手段(出力制御部12)
に接続される映像表示装置(テレビ受像機18)が入力
される映像信号の画像フォーマットを表示可能な画像フ
ォーマットに自動的に切り換える画像フォーマット切り
換え機能を有するか否かを設定するための設定手段とし
て機能している。
【0065】合成部24は、設定手段(接続テレビ設定
部29)の設定内容および判別手段(制御部16B)の
判別結果に基づくメッセージをオンスクリーン表示のた
めの映像情報として映像信号生成手段(分離部9、デコ
ード部10およびフォーマット変換部11)により生成
される複数の映像信号b,cのいずれかに合成すること
ができる。また、合成部24は、設定手段(接続テレビ
設定部29)により映像表示装置(テレビ受像機18)
が画像フォーマット切り換え機能を有すると設定された
場合に、出力制御手段(出力制御部12)から出力され
ている画像フォーマットの映像信号に映像情報を合成
し、映像表示装置が画像フォーマット切り換え機能を有
さないと設定された場合に、映像情報を出力制御手段か
ら出力されている映像信号の画像フォーマットで出力す
ることができる。
【0066】なお、上記の実施の形態2の説明では、デ
コーダ装置7Bとテレビ受像機18とを分離した場合を
例にあげたが、デコーダ装置7Bとテレビ受像機18と
を一体化してもよい。図4は、デコーダ装置を内蔵する
テレビ受像機の一構成例を示すブロック図である。図4
に示すテレビ受像機18Bのテレビ受像部21が、図3
のテレビ受像機18の機能を全て備える部分である。ま
た図4のテレビ受像機18Bは、図3に示すデコーダ装
置7Bを全て含んでいる。ただし、図4のテレビ受像機
18Bのデコーダ装置7Bにおけるフォーマット変換部
11の出力は出力制御部12を介さずに合成部24を介
して直接テレビ受像部21に入力される。そのため、出
力制御記述子の指定に関係なく、テレビ受像部21は、
いずれの映像信号b,cの画像フォーマットでも映出す
ることができる。
【0067】しかし、出力端子27,28から出力され
る映像信号は、出力制御部12によって制御されてお
り、ビデオテープレコーダ19に入力される映像信号が
出力制御記述子の指定によって制限される。この場合に
は、テレビ受像部21には常に映像信号b,cの両方が
供給されているために番組が切り換わる際にブラックア
ウト状態等の不具合は発生しないが、ビデオテープレコ
ーダ19に入力される信号が制限されるため、視聴者に
対してそのことを通知することが必要になる。そこで制
御部16Bは、出力制御記述子によって出力端子27,
28から出力される映像信号の出力状態を検出し、映像
信号の画像フォーマットの状況を示すメッセージを表示
させるためのOSD信号をOSD部23から合成部24
に対して出力させると同時に制御部16Bは合成部24
に対し映像信号b,cにOSD信号を合成するように制
御する。
【0068】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3によるデコーダ装置について図5を用いて説明す
る。図5に示すデコーダ装置7Cは、図1に示すディジ
タル放送システムで、図1のデコーダ装置7Aに代えて
使用されるものである。
【0069】図5に示す実施の形態2のデコーダ装置7
Cが図1の実施の形態1のデコーダ装置7Aと異なる点
は、デコーダ装置7Cが、受信デーコドした映像信号a
〜cのうち出力制御部12からテレビ受像機18とビデ
オテープレコーダ19に出力されている映像信号の画像
フォーマットの種別を提示する提示手段30を備え、デ
コーダ装置7Aの制御部16Aが行っていた制御に加え
て提示部30の制御を制御部16Cが行っているところ
にある。図5のデコーダ装置7Cの入力端子22に入力
される信号は、図1の伝送路6を通ってきた信号である
が、この信号が制御部16Cの制御のもとで受信部8と
分離部9とレコード部10とフォーマット変換部11と
出力制御部12により処理されるのは、図1のデコーダ
装置7Aにおける場合と同様である。
【0070】デコーダ装置7C、テレビ受像機18およ
びビデオテープレコーダ19で処理可能な画像フォーマ
ットを、走査線1125本のインタレース方式、走査線
525本のプログレッシブ方式および走査線525本の
インタレース方式の3種類とした場合、フォーマット変
換部11でフォーマット変換されて出力される映像信号
の画像フォーマットがこの3種類である。つまり、デコ
ーダ装置7Cのフォーマット変換部11は、デコーダ装
置7Aのフォーマット変換部11と同様に、例えば走査
線1125本のインタレース方式の映像信号a、走査線
525本のプログレッシブ方式の映像信号bおよび走査
線525本のインタレース方式の映像信号cを出力す
る。制御部16Cは、分離部9で抽出された出力制御記
述子から、出力が許可された画像フォーマットを認識
し、映像信号a〜cの出力の許否を出力制御部12に指
示する。これにより出力制御部12から送信側で指定さ
れた画像フォーマットを持つ映像信号が出力され、指定
された画像フォーマットの映像信号のみがテレビ受像機
18とビデオテープレコーダ19に入力される。そのと
き同時に、制御部16Cが、どの画像フォーマットを出
力しているかを提示部30に提示させる。提示部30は
視聴者が判定し易い表示、例えば発光ダイオードによる
表示(LED表示)を行うことにより、視聴者に、出力
されている画像フォーマットを通知して、番組の切り換
えなどによって視聴者が予測していないブラックアウト
が発生することや画質が突然変更されることによる視聴
者の混乱を防止することができる。
【0071】ところで、実施の形態3で説明したデコー
ダ装置7Cの制御部16Cは、受信手段(受信部8)に
より受信された出力制御情報(出力制御記述子)に基づ
いて出力制御手段(出力制御部12)から出力されてい
る映像信号a〜cの画像フォーマットを判別する判別手
段として機能している。また、提示部30は、判別手段
(制御部16C)の判別結果を提示する提示手段として
機能している。
【0072】なお、上記の実施の形態3の説明では、デ
コーダ装置7Cとテレビ受像機18とが分離されている
場合を例に取り上げたが、デコーダ装置7Cとテレビ受
像機18とを一体化してもよい。図6は、デコーダ装置
を内蔵するテレビ受像機の一構成例を示すブロック図で
ある。図6に示すテレビ受像機18Cにおいてテレビ受
像部21が図5のテレビ受像機18の構成を全て備える
部分である。また、図6のテレビ受像機18Cは図5に
示すデコーダ装置7Cを全て含んでいる。ただし、図6
のテレビ受像機18Cのデコーダ装置7Cにおけるフォ
ーマット変換部11の出力は出力制御部12を介さずに
直接テレビ受像部21に入力される。そのため、出力制
御記述子の指定に関係なく、テレビ受像部21はいずれ
の映像信号a〜cの画像フォーマットでも映出すること
ができる。
【0073】しかし、出力端子13〜15より出力され
る映像信号a〜cは、出力制御部12によって制御され
ており、ビデオテープレコーダ19に入力される映像信
号が出力制御記述子の指定によって指定される。この場
合には、テレビ受像部21には常に映像信号a〜cが供
給されているため番組が切り換わる際にブラックアウト
状態等の不具合は発生しないが、ビデオテープレコーダ
19に入力される映像信号が制限されるため視聴者に対
してそのことを通知することが必要になる。そこで、制
御部16Cは、出力制御記述子によって出力端子13〜
15から出力される映像信号の出力状態を検出し、出力
されている映像信号の画像フォーマットの状況を提示部
30に提示させる。
【0074】また、上記の実施の形態1〜3の説明で
は、出力制御部12がデコーダ装置7A〜7Cの中に内
蔵されている場合を例にあげたが、出力制御部12をデ
コーダ装置7A〜7Cの外部に設けてそれらを組み合わ
せて用いてもよい。例えばビデオテープレコーダ19の
中に出力制御部12を設け、制御部16Aからの制御信
号をデコーダ装置7A〜7Cに設けた出力端子からビデ
オテープレコーダ19の中に設けた出力制御部12に対
して供給するようにしてもよい。
【0075】また、上記の実施の形態1〜3の説明で
は、フォーマット変換部11が出力した3つの映像信号
a〜cを出力制御部12で選択的に出力端子13〜15
により出力するように構成したが、出力制御部12を設
ける代わりにフォーマット変換部11が制御部16A〜
16Cによって制御され出力制御記述子によって指定さ
れた画像フォーマットを持つ映像信号のみを生成するよ
うに構成してもよい。
【0076】
【発明の効果】本発明に係るディジタル放送システム、
ならびにそのディジタル放送システムで用いられる送信
装置、デコーダ装置およびテレビ受像機によれば、受信
側のデコーダ装置またはデコーダ装置を含むテレビ受像
機では、番組関連情報から、画像フォーマットの出力記
述子を抽出して、出力する画像信号の画像フォーマット
を制限し、送信側の送信装置では出力制御記述子を番組
関連情報に含めて送信するので、送信装置を制御する
者、例えば、放送事業者およびコンテンツ提供者等がデ
コーダ装置またはテレビ受像機から出力する映像信号の
画像フォーマットを指定できるようになる。
【0077】また、番組の切り換わりにより、テレビ受
像機またはビデオテープレコーダ等の映像信号処理装置
に出力される映像信号の画像フォーマットが変更された
場合、その画像フォーマットの変更に係わる情報につい
てテレビ受像機の画面にメッセージを表示したり、提示
手段で提示したりするので、視聴者に画像フォーマット
の変更に係わる情報を伝えることができ、視聴者が画像
フォーマットの変更によって混乱することを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるディジタル放送
システムの一構成例を示すブロック図
【図2】実施の形態1のディジタル放送システムで用い
られるテレビ受像機の一構成例を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態2におけるデコーダ装置の
一構成例を示すブロック図
【図4】実施の形態2のディジタル放送システムで用い
られるテレビ受像機の一構成例を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3におけるデコーダ装置の
一構成例を示すブロック図
【図6】実施の形態3のディジタル放送システムで用い
られるテレビ受像機の一構成例を示すブロック図
【符号の説明】 1A 送信局 3A 番組関連情報作成部 7A〜7C デコーダ装置 8 受信部 9 分離部 10 デコード部 11 フォーマット変換部 12 出力制御部 16,16A〜16C 制御部 18,18A〜18C テレビ受像機 23 オンスクリーンディスプレイ部 24 合成部 29 接続テレビ設定部 30 提示部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組の内容を表す番組情報とともにその
    番組情報に対応する画像フォーマットを指定する出力制
    御情報を送信する送信装置と、 前記番組情報を対応する出力制御情報とともに受信し、
    前記番組情報から画像フォーマットが異なる複数の映像
    信号を生成するとともに出力する映像信号の画像フォー
    マットを前記出力制御情報に応じて制限するデコーダ装
    置とを備えたことを特徴とするディジタル放送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記送信装置は、前記出力制御情報とし
    て映像信号の複製を禁止する複製制御情報を送信し、前
    記デコーダ装置は、前記複製制御情報が複製を禁止して
    いる番組については、出力する映像信号を所定の画像フ
    ォーマットに制限することを特徴とする請求項1記載の
    ディジタル放送システム。
  3. 【請求項3】 前記所定の画像フォーマットは、走査線
    が525本で、かつ、走査方式がインタレースであるこ
    とを特徴とする請求項2記載のディジタル放送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記デコーダ装置は、出力する映像信号
    の画像フォーマットを、前記出力制御情報によって指定
    された画像フォーマットおよび指定された画像フォーマ
    ットよりも低い画質の画像フォーマットに限定すること
    を特徴とする請求項1記載のディジタル放送システム。
  5. 【請求項5】 前記デコーダ装置は、出力する映像信号
    の画像フォーマットを、前記出力制御情報によって指定
    された画像フォーマットおよび指定された画像フォーマ
    ットよりも高い画質の画像フォーマットに限定すること
    を特徴とする請求項1記載のディジタル放送システム。
  6. 【請求項6】 番組の内容を表す番組情報を送出する番
    組情報送出手段と、 前記番組情報に対応する出力制御情報を作成する出力制
    御情報作成手段と、 前記出力制御情報を前記番組情報とともに送信する送信
    手段とを備えたことを特徴とする送信装置。
  7. 【請求項7】 番組の内容を示す番組情報とともに画像
    フォーマットを制御するための出力制御情報を受信する
    受信手段と、 前記受信手段により受信された番組情報から異なる画像
    フォーマットの複数の映像信号を生成する映像信号生成
    手段と、 前記受信手段により受信された出力制御情報に基づいて
    前記映像信号生成手段により生成された複数の映像信号
    を選択的に出力する出力制御手段とを備えたデコーダ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記受信手段により受信された出力制御
    情報に基づいて前記出力制御手段から出力されている映
    像信号の画像フォーマットを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づくメッセージをオンスク
    リーン表示のための映像情報として前記映像信号生成手
    段により生成される複数の映像信号のいずれかに合成す
    る合成手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項7
    記載のデコーダ装置。
  9. 【請求項9】 前記出力制御手段に接続される映像表示
    装置が入力される映像信号の画像フォーマットを表示可
    能な画像フォーマットに自動的に切り換える画像フォー
    マット切り換え機能を有するか否かを設定するための設
    定手段をさらに備え、 前記合成手段は、前記設定手段の設定内容および前記判
    別手段の判別結果に基づくメッセージをオンスクリーン
    表示のための映像情報として前記映像信号生成手段によ
    り生成される複数の映像信号のいずれかに合成すること
    を特徴とする請求項8記載のデコーダ装置。
  10. 【請求項10】 前記合成手段は、前記設定手段により
    前記映像表示装置が前記画像フォーマット切り換え機能
    を有すると設定された場合に、前記出力制御手段から出
    力されている画像フォーマットの映像信号に前記映像情
    報を合成し、前記映像表示装置が前記画像フォーマット
    切り換え機能を有さないと設定された場合に、前記映像
    情報を前記出力制御手段から出力されている映像信号の
    画像フォーマットで出力することを特徴とする請求項9
    記載のデコーダ装置。
  11. 【請求項11】 前記受信手段により受信された出力制
    御情報に基づいて前記出力制御手段から出力されている
    映像信号の画像フォーマットを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果を提示する提示手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項7記載のデコーダ装置。
  12. 【請求項12】 番組の内容を示す番組情報とともに画
    像フォーマットを制御するための出力制御情報を受信す
    る受信手段と、 前記受信手段により受信された番組情報から異なる画像
    フォーマットの複数の映像信号を生成する映像信号生成
    手段と、 前記映像信号生成手段により生成された複数の映像信号
    の少なくとも1つを画像として表示する表示手段と、 前記受信手段により受信された出力制御情報に基づいて
    前記映像信号生成手段により生成された複数の映像信号
    を選択的に出力する出力制御手段とを備えたことを特徴
    とするテレビ受像機。
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