JP2005117306A - 映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】接続した受像機に合わせて最適な映像フォーマットに切りかえることが可能な映像表示装置を提供する。
【解決手段】OSDコントローラ4でOSDを描画し、重ね合わせ器3でOSDを表示後、ユーザーがリモコン等10の入力手段によってCPU5に指示を与えて複数の異なる映像フォーマットを変換せずそのまま出力したり、フォーマットを変換して順次480I、480P、1080I、720P信号を出力し、映像出力回路7をかいしてD端子で出力し受像機9に接続する。また、音声出力回路8ではCPU5により音源の出力に切りかえて受像機9に接続する。この音声出力でユーザーに映像表示可能かを問い合わせて、ユーザーはこの問い合わせされた音声に基づき、リモコン等10の入力手段によって、接続されたモニタが表示できる最適な映像フォーマットを選択することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】OSDコントローラ4でOSDを描画し、重ね合わせ器3でOSDを表示後、ユーザーがリモコン等10の入力手段によってCPU5に指示を与えて複数の異なる映像フォーマットを変換せずそのまま出力したり、フォーマットを変換して順次480I、480P、1080I、720P信号を出力し、映像出力回路7をかいしてD端子で出力し受像機9に接続する。また、音声出力回路8ではCPU5により音源の出力に切りかえて受像機9に接続する。この音声出力でユーザーに映像表示可能かを問い合わせて、ユーザーはこの問い合わせされた音声に基づき、リモコン等10の入力手段によって、接続されたモニタが表示できる最適な映像フォーマットを選択することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、テレビ受像機と接続する端子(例えばD端子)を備え、複数の映像フォーマットを表示可能な映像表示装置に関するものである。
デジタル放送を受信する映像表示装置において、高画質の映像信号をテレビ受像機(以下、受像機)に表示するため輝度信号(Y信号)と2つの色差信号(Pb、Pr信号)よりなるコンポーネント映像信号を出力する機能を備えている。そして、映像表示装置と受像機を1本のケーブルで接続して、受像機にY、Pb、Pr信号を入力できるD端子も規格化されている。一方、デジタル放送にて放送されるあるいは蓄積された映像信号のフォーマットは、有効走査線数、走査周波数、走査方式の違いによって複数存在する。
例えば、走査線480本のインタレース(480I)と、プログレッシブ(480p)や、走査線1080本のインタレース(1080I)や走査線数720本のプログレッシブ(720p)が規定されている。従って、映像表示装置から受像機へと入力される映像信号のフォーマットは、480I、480P、1080I、720Pのように複数存在する。
映像表示装置からの映像信号が入力される受像機が、1080Iの信号に対応したものであれば1080Iの信号をそのまま受像機に入力すればよいが、480Iの信号しか表示できない受像機に1080Iの信号を入力したのでは、その映像信号を表示できないため、映像フォーマット変換回路を備えており、受信した映像信号のフォーマットを他のフォーマットに変換して出力する機能を有している。
しかし、従来の映像表示装置ではどのような受像機に接続しても映像が表示可能なよう、工場出荷時において、出力される映像信号のフォーマットを480I(D1)と初期設定してあった場合において、ユーザーが接続モニタが何が表示可能か知識が無い場合、1080Iの信号が表示可能な受像機を使用していても、実際には1080Iの高解像度の映像が放送されているにもかかわらず、480Iの低解像度の映像を視聴することになるという問題があった。
また、工場出荷時において、出力される映像信号のフォーマットを1080I(D3)と初期設定してあった場合において、ユーザーが接続モニタが何が表示可能か知識が無い場合、480Iの信号のみ表示可能な受像機を使用していた場合、1080Iの放送であれば、受像機に全く映像が表示されず、OSDによるメニュー画面にて出力される映像信号のフォーマットを切りかえることすらできない問題があったために、受像機側から映像表示装置に対して表示可能フォーマットを通知して、映像表示装置側でその通知された表示可能な映像フォーマット情報により、自動的に映像信号のフォーマットを切りかえる映像表示装置がある(例えば特許文献1を参照)。
特開2001−189897号公報
しかしながら、従来の映像表示装置では受像機側に表示可能フォーマット情報を映像表示装置側に例えばD端子を使って通知する機能を備えていない限り、実際には高解像度で表示できるにも関わらず低解像度で表示したり、あるいは受像機側で表示不可能な映像信号を受信した場合に受像機に全く映像が表示されないという課題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、複数の異なる映像フォーマットを接続した受像機で最適な映像フォーマットで視聴できる映像表示装置を提供することを目的とする。
この改善策として、本発明の請求項1に記載の映像表示装置は、複数の異なる映像フォーマットを順次出力可能とする表示制御手段と、前記複数の異なる映像フォーマット信号を受像機に表示可能かどうかを判断するための入力手段とを備えたものである。これにより、接続した受像機に応じて最適な映像フォーマットで表示することが可能となる。
また、本発明の請求項2に記載の映像表示装置は、請求項1記載の映像表示装置において、前記複数の異なる映像フォーマットを順次出力可能とする表示制御手段が、映像の上に番組情報や文字図形等を表示可能なOSD(On Screen Display)コントローラとOSDを映像に重ね合わせた後、映像のフォーマットを変換して出力するフォーマット変換回路を備えたものである。これにより、放送される映像信号を受信せずに接続した受像機に応じて最適な映像フォーマットで表示することが可能となる。
また、本発明の請求項3に記載の映像表示装置は、請求項1記載の映像表示装置において、前記複数の異なる映像フォーマット信号を受像機に表示可能かどうかを判断するための入力手段が、音声の問い合わせに対して入力する手段を備えたものである。これにより、ユーザーは音声の問い合わせに対して設定をしていくだけで接続した受像機に応じて最適な映像フォーマットで表示することが可能となる。
解決しようとする問題点は、ユーザーが接続した受像機に対して、高解像度の映像が放送されていても、低解像度の映像で視聴したり、あるいは低解像度の映像でしか表示できない受像機に接続した場合に、誤って高解像度の表示設定にして受像機に全く映像が表示されないといった課題を解決できる。
(実施の形態1)
図1は、本発明装置の1実施例の構成を示したブロック図、図2はD端子を通過するフォーマット、図3は本発明の複数の異なる映像フォーマットを順次出力可能とする表示制御手段と映像フォーマット信号を受像機に表示可能かどうかを判断するための入力手段の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明装置の1実施例の構成を示したブロック図、図2はD端子を通過するフォーマット、図3は本発明の複数の異なる映像フォーマットを順次出力可能とする表示制御手段と映像フォーマット信号を受像機に表示可能かどうかを判断するための入力手段の一例を示すフローチャートである。
まず、本発明の映像表示装置について説明する。図1において1より入力されるトランスポートストリームはトランスポートAVデコード回路3に入力される。トランスポートAVデコード回路3は、入力されたトランスポートストリームからビデオパケット・オーディオパケットを抽出し、各々デコードを行って、デジタル映像信号・オーディオ信号を出力する。このデジタル映像信号は制御部であるCPU5による制御に応じてOSDコントローラ4でOSDを描画し重ねあわせた後3、フォーマット変換回路6に入力される。ユーザーが制御部であるリモコン送信機10の入力手段によってCPU5に指示を与えて複数の異なる映像フォーマット(走査線数、走査周波数等)を変換せずそのまま出力したり、フォーマットを変換して順次480I、480P、1080I、720P信号を出力する。なお、OSDコントローラ4を備えることにより、トランスポートストリームを入力せずとも複数の異なる映像フォーマットが出力可能である。
フォーマット変換回路6の出力は映像出力回路7に入力される。映像出力回路7は、デジタル信号をアナログ信号に変換し、Y、Pb、Pr信号としてD端子で出力し受像機9に接続する。
一方、デコードされたオーディオ信号は音声出力回路8に入力され、アナログ信号に変換され音声出力端子で出力し受像機9に接続されるが、音声出力回路8に音源を持たせて、制御部であるCPU5により音源の出力に切りかえることにより、現在出力する映像が表示されているかどうかユーザーに問い合わせることが可能となる。ユーザーはこの問い合わせされた音声に基づき、リモコン送信機10の入力手段によって接続されたモニタが表示できる最適な映像フォーマットを選択することが可能となる。
図3を用いて動作を詳細に説明する。工場出荷時において、480I(D1)と初期設定された場合について説明する。図3ではリモコン送信機10により接続モニタ設定モードを選択し、接続モニタに最適な映像フォーマットを表示するまでの一連のフローを示している。接続モニタ設定モードを選択すると、まず制御部であるCPU5によりOSDコントローラ4で例えば1080Iの文字図形を表示させて、フォーマット変換回路6にて強制的に480Iへフォーマット変換させて表示させる。
これ以降、複数フォーマットを順次出力させるように制御する。まず480pを表示させる場合に、制御部であるCPU5は、フォーマット変換回路6にて強制的に480Pへフォーマット変換させる。その後、制御部であるCPU5は音声出力回路8に備えた音源にて「接続された受像機に映像が表示されているか」をユーザーに問い合わせる。ユーザーはその音声を聞いて、リモコン送信機10により制御部であるCPU5に対して表示可能OR表示不可能の指示を与える。CPU5は指示を受け取って、表示不可能の指示を受け取った場合強制的に480Iしか表示できないと判断し図2に示すD1設定を行い、接続モニタ設定を完了する。
表示可能の指示を受け取った場合、CPU5は次に、フォーマット変換回路6にてフォーマット変換せずに出力する。その後、制御部であるCPU5は音声出力回路8に備えた音源にて「接続された受像機に映像が表示されているか」をユーザーに問い合わせる。ユーザーはその音声を聞いて、リモコン送信機10により制御部であるCPU5に対して表示可能OR表示不可能の指示を与える。CPU5は指示を受け取って、表示不可能の指示を受け取った場合強制的に480Pあるいは480Iしか表示できないと判断し図2に示すD2設定を行い、接続モニタ設定を完了する。
表示可能の指示を受け取った場合、CPU5は次に、フォーマット変換回路6にて強制的に720pにフォーマット変換して出力する。その後、制御部であるCPU5は音声出力回路8に備えた音源にて「接続された受像機に映像が表示されているか」をユーザーに問い合わせる。ユーザーはその音声を聞いて、リモコン送信機10により制御部であるCPU5に対して表示可能OR表示不可能の指示を与える。CPU5は指示を受け取って、表示不可能の指示を受け取った場合強制的に1080I、480Pあるいは480Iしか表示できないと判断し、図2に示すD3設定を行い、接続モニタ設定を完了する。
表示可能の指示を受け取った場合、720P、1080I、480P、480Iが表示可能と判断し、図2に示す指示を与え、D4設定を行い、接続モニタ設定を完了する。
以上説明したように、本発明の映像出力装置は接続している受像機9がユーザーとインタラクティブに、どのフォーマットまで対応して表示可能かを判別することができるので、受像機9に合わせてフォーマット変換回路6を最適に制御することができる。すなわち、受信した映像信号のフォーマットのままで表示可能であればフォーマット変換せず、高解像度の映像信号を出力することができ、受信した映像信号のフォーマットのままで表示不可能であれば、最適なフォーマットにフォーマット変換して映像出力することができる。
このようにして、工場出荷時において出力される映像信号のフォーマットが480Iと初期設定されていても、接続した受像機9が例えば1080Iの信号が表示可能であれば、本発明のユーザーインタフェースをもてば確実に高解像度の映像を視聴することが可能となる。また、受像機9に映像が全く表示されないという不具合も解決できる。
本発明の映像出力装置は、ユーザーが接続した受像機に対して、高解像度の映像が放送されていても、低解像度の映像で視聴したり、あるいは低解像度の映像でしか表示できない受像機に接続した場合に、誤って高解像度の表示設定にして受像機に全く映像が表示されないといった課題を解決できる効果を有し、テレビ受像機と接続する端子(例えばD端子)を備え、複数の映像フォーマットを表示可能なデジタル放送受信機に有用である。
1 トランスポートストリーム入力端子
2 トランスポート・オーディオ・ビデオデコード回路
3 重ね合わせ器
4 OSDコントローラ
5 CPU
6 フォーマット変換回路
7 映像出力回路
8 音声出力回路
9 受像機
10 リモコン
2 トランスポート・オーディオ・ビデオデコード回路
3 重ね合わせ器
4 OSDコントローラ
5 CPU
6 フォーマット変換回路
7 映像出力回路
8 音声出力回路
9 受像機
10 リモコン
Claims (3)
- 複数の異なる映像フォーマットを順次出力可能とする表示制御手段と、前記複数の異なる映像フォーマット信号を受像機に表示可能かどうかを判断するための入力手段とを備えたことを特徴とする映像表示装置。
- 請求項1に記載の映像表示装置において、前記複数の異なる映像フォーマットを順次出力可能とする表示制御手段が、映像の上に番組情報や文字図形等を表示可能なOSD(On Screen Display)コントローラとOSDを映像に重ね合わせた後、映像のフォーマットを変換して出力するフォーマット変換回路を備えたことを特徴とする映像表示装置。
- 請求項1に記載の映像表示装置において、前記複数の異なる映像フォーマット信号を受像機に表示可能かどうかを判断するための入力手段が、音声の問い合わせに対して入力することを特徴とする映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003348184A JP2005117306A (ja) | 2003-10-07 | 2003-10-07 | 映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003348184A JP2005117306A (ja) | 2003-10-07 | 2003-10-07 | 映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005117306A true JP2005117306A (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=34540454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003348184A Pending JP2005117306A (ja) | 2003-10-07 | 2003-10-07 | 映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005117306A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008104131A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-05-01 | Sony Computer Entertainment Inc | 情報処理装置、映像表示方法およびos実行方法 |
JPWO2007110975A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2009-08-06 | 三菱電機株式会社 | 映像信号出力装置及びその制御方法 |
-
2003
- 2003-10-07 JP JP2003348184A patent/JP2005117306A/ja active Pending
Cited By (3)
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JPWO2007110975A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2009-08-06 | 三菱電機株式会社 | 映像信号出力装置及びその制御方法 |
JP4703720B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2011-06-15 | 三菱電機株式会社 | 映像信号出力装置及びその制御方法 |
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