JP4702844B2 - 電子写真用現像剤及び画像形成装置 - Google Patents
電子写真用現像剤及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4702844B2 JP4702844B2 JP2006107413A JP2006107413A JP4702844B2 JP 4702844 B2 JP4702844 B2 JP 4702844B2 JP 2006107413 A JP2006107413 A JP 2006107413A JP 2006107413 A JP2006107413 A JP 2006107413A JP 4702844 B2 JP4702844 B2 JP 4702844B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- developer
- carrier
- image
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
と磁性体を含有しない非磁性−成分現像剤があるが、この一成分現像剤を用いる方式には、パウダークラウド法(米国特許第2,221,776号明細書に記載)、マグネドライ法、インプレッション法などが知られている。
しかしながら、これらの現像剤が樹脂と着色剤のみからなっていたのでは、流動性、定着性、現像性などの特性が十分でない。
そのため、トナー流動性を改善するために、トナーに添加剤として、シリカ、チタニア、アルミナ等の無機酸化物を添加することが行われている。
前記の現像工程でトナーが現像スリーブから像支持体に届かず、現像領域で現像スリーブから機内落下し、機内他センサなどコア部品及び通紙する紙を汚し、画像品質を阻害する問題がより深刻になってきている。
特許文献1には、落下するトナーを捕集する機構を設けることで他部品への汚れを削減することが開示されている。
特許文献2には、防塵ガラスを設けることで光走査装置から落下トナーによる汚れを削減することが開示されている。
その他特許文献3も落下トナーの汚れが広がらないように現像ユニットと像支持体の位置を工夫しているが、いずれにしてもプロセスとしての工夫であり、問題の元及び原因である落下するトナーの改善にならないため、期待されるほどの効果は十分得られない。
更に、特許文献4〜7にはトナーの帯電量分布の幅や、帯電量ピークを規定することが開示されているが、いずれにしても帯電量の絶対値が5μC/g以下の弱帯電又は逆帯電のトナー粒子を対象としてメインにとらえている。ところが帯電量が5μC/g以下の粒子のみを減らしたり、帯電量分布のみを狭まめたり、帯電量ピークを高帯電側にしたりすることだけでは、スリーブからのトナー落下防止には不十分である。
更に上記文献に開示されているトナー物性は現像ユニット中でトナーとキャリアなど攪拌による機械的なストレスを想定せず、実際画像形成装置中でのトナー及びキャリアから構成される現像剤の経時による物性変化が十分捉えられておらず、現像スリーブからのトナー落下においては、効果が十分に得られない。
しかし、シリカ単独ではシリカの帯電量が大きいため、添加剤混合後の帯電量が高くなり、経時における帯電量が変動しやすく付着量が異なるため、カラー画像を出した場合において安定したベタ画像を得ることができない。
すなわち、本発明は以下に記載するとおりのものである。
(2)前記前記トナーが無機微粒子として、少なくとも個数平均粒径が80〜500nmの範囲にある疎水性無機微粒子を外添剤として含有することを特徴とする上記(1)の電子写真用現像剤。
(3)前記トナーが無機微粒子として少なくともシリカ及びチタニアを含有し、無機微粒子をトナー母体に添加させる混合工程では、チタニアと母体を先に混合した後、更にシリカを添加して混合することを特徴とする上記(1)又は(2)の電子写真用現像剤。
(4)前記トナーが結着樹脂として少なくとも、酸価が10〜30KOHmg/gである結着樹脂を含有することを特徴とする上記(1)〜(3)の電子写真用現像剤。
(5)前記トナーが帯電制御剤としてサリチル酸金属錯体を含有することを特徴とする上記(1)〜(4)の電子写真用現像剤。
(6)トナーの重量平均粒径が4.0〜11.0μmであり、12.7μm以上のトナ−粒子が8.0体積%以下であることを特徴とする上記(1)〜(5)の電子写真用現像剤。
(7)前記トナーが離型剤として融点が70〜155℃のワックスを含有することを特徴とする上記(1)〜(6)の静電荷像現像用現像剤。
(8)トナー平均円形度が0.91以上であることを特徴とする上記(1)〜(7)の電子写真用現像剤。
(9)トナ−形状係数SF−1が100〜180の範囲にあり、形状係数SF−2が100〜180の範囲にあることを特徴とする上記(1)〜(8)の電子写真用トナー。
(10)前記トナーが少なくとも結着樹脂及び/又は結着樹脂の前駆体、離型剤を、有機溶媒又は重合性単量体に溶解又は分散させて、水系媒体中で粒子を形成して得られたことを特徴とする上記(1)〜(9)の電子写真用現像剤。
(11)前記トナーが着色剤として、少なくともナフトール系顔料を用いてなるマゼンタトナーであることを特徴とする上記(1)〜(10)の電子写真用現像剤。
(12)前記トナーが着色剤として、少なくとも不溶性アゾ顔料を用いてなるイエロートナーであることを特徴とする上記(1)〜(10)の電子写真用現像剤。
(13)前記キャリアの表面が少なくともアクリル樹脂及び/又はシリコーン樹脂で被覆されていることを特徴とする上記(1)〜(12)の電子写真用現像剤。
(14)前記キャリアの体積固有抵抗が、10[Log(Ω・cm)]以上16[Log(Ω・cm)]以下であることを特徴とする上記(1)〜(13)の電子写真用現像剤。
(15)前記キャリアの体積平均粒径が20〜65(μm)であることを特徴とする上記(1)〜(14)の電子写真用現像剤。
(16)上記(1)〜(15)の電子写真用現像剤を用いることを特徴とする画像形成装置。
(17)現像スリーブと感光体の距離(現像ギャップ)が0.25〜1.25mmであることを特徴とする上記(16)の画像形成装置。
(18)現像スリーブと現像ドクタブレードの距離(ドクタギャップ)が0.4〜1.50mmであることを特徴とする上記(16)又は(17)の画像形成装置。
(19)現像スリーブの線速をVsとし、感光体の線速をVpとした時、Vs/Vp=1.0〜2.5であることを特徴とする上記(16)〜(18)の画像形成装置。
(20)反射型フォトセンサによって感光体表面に付着したトナー量を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づいてトナー補給量を制御するトナー補給制御手段を有することを特徴とする上記(16)〜(19)の画像形成装置。
(21)少なくとも像担持体と現像装置とを一体に支持したプロセスカ−トリッジを着脱可能に備えることを特徴とする上記(16)〜(20)の画像形成装置。
(22)上記(21)の画像形成装置において用いられるプロセスカートリッジであって、感光体と、現像手段と、帯電手段及びクリ−ニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段とを一体に支持したことを特徴とするプロセスカ−トリッジ。
そして本発明者等は、実機においてトナー補給された後現像されるまでの時間を考慮し、攪拌時間など混合条件を振り、帯電量分布の異なる現像剤を作成し、ブローオフ装置インクリメント法による帯電量分布及び実機ランニング評価によるトナー落下状況との相関を取り、本発明の帯電量分布測定条件及び画像品質確保できるパラメータ範囲を決定した。
トナーとキャリアとを、トナー濃度8wt%として、回転数285rpmのマグロールで780秒攪拌混合した6gの初期剤から1gの現像剤を計量し、23℃、相対湿度55%の環境において、ブローオフ装置(リコー創造開発株式会社製)インクリメント法によるトナーの帯電量分布を測定する。上記記載の測定条件以外の条件は特開平8−313487号に準じた。
インクリメント法のプログラムは図1を参照する(10ステップ)
得られた各ステップの値から下記計算式1によって、関数形式FALSE式ポアソン(POISSON)確率分布を解析する
(式1)
各ステップにおける帯電量確率分布(mg/10g)M=(m×e−λ×λx)÷x
m:各ステップで得られた飛んだトナー量(mg/10g)
x:イベント数である、ここで1〜100の整数を取り、単位帯電量(μC/g)の値とする。
λ:平均である、ここで各測定ステップで得られた帯電量の値を用いる。
横軸Xは1〜100の帯電量の整数を取り(単位μC/g)、縦軸Yはそれぞれの帯電量(整数)時、求めた上記各ステップの帯電量確立分布M(mg/10g)の合計値を取り(単位mg/10g)、プロットした図は帯電量分布関数図とする。ピークは横軸Xが20〜40μC/gにあるかを確認する。
横軸X帯電量1〜14時のY値の合計値は14μC/g以下の分布関数値の合計値とする。
アを添加し、超音波振動法による、トナー母体に対して該チタニアの遊離率が5〜22%
にあることである。
本発明の対象トナーは定着性、オイルレス性の観点で、離型剤としてワックスを含有するトナーが対象である。前記のようにワックス含有すると定着性に良い反面、付着性、流動性に不利であることが知られている。流動性、帯電性制御のために、外添剤として無機微粒子を用いる必要がある。ところが無機微粒子を添加すると、流動性によい反面、トナー帯電量を上げてしまう。帯電量を下げるかまたは制御するために、チタニアを添加することが行われている。
現像ユニット中の攪拌ストレスを想定し、本発明における超音波振動法によるチタニアのトナー母体からの遊離率と、実機ランニング評価との相関を取り、本発明の超音波振動法測定方法でトナー母体に対して該チタニアの遊離率が5〜22%にあれば、実機評価で現像部で現像剤が攪拌などのストレスを受けても、現像スリーブからのトナーの落下が発生しない。
超音波振動法の詳細を以下に記載する:
・上記溶液Aにサンプルの初期トナー5gを添加して、20回シェイクし、十分に濡れさせた後に30分放置し、液Bを作成する。
・上記液Bを5回シェイクし、トナーを分散させてから、超音波ホモジナイザー(VCX750 SONICS製)にて、振動部を液Bに2.5cm進入し、出力エネルギー30%で、1分間振動させて、液Cを作成する。
・上記液Cを10分放置した後、ろ過する。使用ろ紙は110mm、100CIRCLES(Toyo Roshi kaisha製)を用いる。
・ろ紙上残ったトナーを回収し、40℃恒温槽で8時間乾燥させる。
・上記処理をしていないサンプル初期トナーを同様に直径3mm、厚さ2mmにペレット成型し、処理前サンプルトナーとする。
・蛍光X線装置(ZSX−100e 理学電気製)にて定量分析で上記ペレットトナーサンプルのTiの部数を測る。使用する検量線は予めトナーに対して、Ti含有量が0.1部、1部、1.8部のトナーサンプルで作成する。
・下記の式によって遊離率を算出する。
酸価はJIS K0070に記載された方法に準拠して測定を行う。但しサンプルが溶解しない場合は、溶媒にジオキサン又はTHF等の溶媒を用いる。
具体例としては、スチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−クロルスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂(スチレン又はスチレン置換体を含む単重合体又は共重合体)、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、石油樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブチラート樹脂などが挙げられる。また単独使用も可能であるが、二種類以上併用しても良い。
また、これら樹脂の製造方法も特に限定されるものではなく、塊状重合、溶液重合、乳化重合、懸濁重合の何れも使用できる。
サリチル酸系金属錯体だけを含有することがもっとも好ましいが、2種以上併用する場合には、上記以外にも公知のものを適宜選択してもよい。例えば、上記以外の金属を有するサリチル酸金属錯体、ニグロシン系染料、トリフェニルメタン系染料、モリブデン酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体又はその化合物、タングステンの単体又はその化合物、フッ素系活性剤などが挙げられる。これらは帯電制御剤の30質量%未満にすることが好ましい。
平均円形度は、0.91未満の場合、トナー形状が不定形になり、キャリアと摩擦時のストレスが大きくなり、添加剤が遊離しやすくなる。
トナーの円形度は、光学的に粒子を検知して、投影面積の等しい相当円の周囲長で除した値である。具体的には、フロー式粒子像分析装置(FPIA−2000;シスメックス社製)を用いて測定を行う。所定の容器に、予め不純固形物を除去した水100〜150mLを入れ、分散剤として界面活性剤0.1〜0.5mLを加え、さらに、測定試料0.1〜9.5g程度を加える。試料を分散した懸濁液を超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い、分散液濃度を3,000〜10,000個/μLにしてトナーの形状及び分布を測定する。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4)……式(1)
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100/4π)……式(2)
水系媒体中で粒子を形成することが、遠心力で現像スリーブから落下しやすい12.7μm以上の粗大粒子含有量の削減において、粉砕法より制御しやすいため、スリーブからトナー落下成分を減らし、落下発生に余裕度をもたらす。
しかしながら、本発明の画像形成装置に用いるマゼンタトナーとしては、ナフトール系顔料を用いるマゼンタトナーは他系の顔料より現像スリーブからの落下が発生しにくいことを確認した。その原因はナフトール系顔料はワックス含有トナーにおいて親和性がよく、トナー中に均一に分散でき、トナーの帯電性のバラツキが少ないからと思われる。具体的にはPR49、PR68、PR184、PR269などが挙げられる。
しかしながら、本発明の画像形成装置に用いるイエロートナーとしては、不溶性アゾ顔料が用いることによって現像スリーブからトナーが落下されにくいことが確認した。その原因は不溶性アゾ顔料はワックス含有トナーにおいて親和性がよく、トナー中に均一に分散でき、トナーの帯電性のバラツキが少ないからと思われる。具体的にはC.I.PY180、C.I.PY155(ジスアゾ系)などが挙げられる。
オルガノシロキサン結合のみからなるストレートシリコーンや、アルキド、ポリエステル、エポキシ、アクリル、ウレタンなどで変性したシリコーン樹脂などが挙げられるが、これに限るものではない。例えば、市販品としてストレートシリコーン樹脂としては、信越化学製のKR271、KR255、KR152、東レ・ダウコーニング・シリコン社製のSR2400、SR2406、SR2410等が挙げられる。この場合、シリコーン樹脂単体で用いることも可能であるが、架橋反応する他成分、帯電量調整成分等を同時に用いることも可能である。更に、変性シリコーン樹脂としては、信越化学製のKR206(アルキド変性)、KR5208(アクリル変性)、ES1001N(エポキシ変性)、KR305(ウレタン変性)、東レ・ダウコーニング・シリコン社製のSR2115(エポキシ変性)、SR2110(アルキド変性)などが挙げられる。
本発明でいうアクリル樹脂とは、アクリル成分を有する樹脂全てを指し、特に限定するものではない。また、アクリル樹脂単体で用いることも可能であるが、架橋反応する他成分を少なくとも1つ以上同時に用いることも可能である。ここで言う架橋反応する他成分とは、例えばアミノ樹脂、酸性触媒などが挙げられるが、これに限るものではない。ここで言うアミノ樹脂とはグアナミン、メラミン樹脂等を指すが、これらに限るものではない。また、ここで言う酸性触媒とは、触媒作用を持つもの全てを用いることができる。例えば、完全アルキル化型、メチロール基型、イミノ基型、メチロール/イミノ基型等の反応性基を有するものであるが、これらに限るものではない。
リアの体積固有抵抗が、10[Log(Ω・cm)]以上16[Log(Ω・cm)]以
下であることが好ましい。
キャリアの体積固有抵抗が、10[Log(Ω・cm)]以上16[Log(Ω・cm)]以下であることで、現像スリーブからのトナー落下改善効果が顕著である。これは、体積固有抵抗が10[Log(Ω・cm)]未満の場合、経時によってコート層の樹脂膜が削られ、十分した摩擦帯電能力が弱まり、帯電量が14μC/g以下のトナー粒子を作り出しやすくなり、好ましくない。キャリアの体積固有抵抗が16[Log(Ω・cm)]を超える場合、固着したトナー成分が離れにくくなり、スペントが進行しやすくなり、耐久性が劣る。
キャリアの体積平均粒径が20μm以上65μm以下であることで、現像スリーブからのトナー落下改善効果が顕著である。これは、体積平均粒径が20μm未満の場合は、現像剤流動性が悪くなり、攪拌による剤へのストレスが高くなり、トナー表面からチタニアが落下しやすくなる。65μmを超える場合には、トナーと接触できるキャリア総表面積が減り、摩擦の不十分による14μC/g以下トナー成分が増加しやすくなるため、好ましくない。
現像ギャップが0.25mmより小さい場合、キャリアの穂が像支持体とがぶつかり合うことによって、キャリア表面のトナーが落下しやすくなる。現像ギャップが1.25mより大きい場合、現像領域でトナーが重力によって落下し易くなる。
トナー補給制御手段である。この制御によって、現像剤中のトナー濃度を調整して、現像
剤中トナーの帯電量を一定に保つことで、経時によって帯電量14μC/g以下のトナー
粒子群の増加を削減でき、現像スリーブトナー落下が起こりにくくなる。
結着樹脂としては、従来公知のものを広く使用することができる。例えば、ビニル樹脂あるいはポリエステル樹脂あるいはポリオール樹脂が好ましく用いられる。樹脂酸価が10〜30KOHmg/gの樹脂を少なくとも1種類を含有することがより好ましい。また、複数の樹脂を併用することも有り得る。
エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、ブチラール樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂など。
エポキシ樹脂としては、ビスフェノールAやビスフェノールFなどのビスフェノールとエピクロロヒドリンとの重縮合物が代表的である。
イエロー着色剤は不溶性アゾ顔料の含有が好ましいが、他のイエロー顔料と混合して使用することもできる。
nt Yellow 14(Symuler Fast Yellow 5GR,大日本インキ社製)、C.I.Pigment Yellow 17(Symuler Fast Yellow 8GR,大日本インキ社製、リオノールイエローFGNT,東洋インキ社製)、C.I.Pigment Yellow 180、C.I.Pigment Yellow 155などが挙げられる。
具体例として、C.I.Pigment Red 5(Symuler Fast Carmine FB,大日本インキ社製)、C.I.Pigment Red 18(Sanyo Toluidine Maroon Medium,山陽色素社製)、C.I.Pigment Red、21(Sanyo Fast Red GR,山陽色素社製)、C.I.Pigment Red 22(Symuler Fast Brill Scarlet BG,大日本インキ社製)、C.I.Pigment Red 57(Symuler Brill Carmine LB,大日本インキ社製)、C.I.Pigment Red 81(Symulex Rhodamine Y Toner F,大日本インキ社製)、C.I.Pigment Red 112(Symuler Fast Red FGR,大日本インキ社製)、C.I.Pigment Red 114(Symuler Fast Carmine BS,大日本インキ社製)、C.I.Pigment Red 122(Fastogen Super Magenta REO2,大日本インキ社製)、C.I.Pigment Red 269などが挙げられる。
着色剤の量としては結着樹脂100重量部に対して、0.1〜15重量部が好ましく、特に0.15〜9重量部が好ましい。
アンモニウム塩のコピーチャージ NEG VP2036、コピーチャージ NX VP434(以上、ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯体であるLR−147(日本カーリット社製)、銅フタロシアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スルホン酸基、カルボキシル基、4級アンモニウム塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。このうち、特にトナーを負極性に制御する物質が好ましく使用される。
具体的な例として、パラフィンワックス及びその誘導体、モンタンワックス及びその誘導体、マイクロクリスタリンワックス及びその誘導体、フィッシャートロプシュワックス及びその誘導体、ポリオレフィンワックス及びその誘導体、カルナバワックス及びその誘
導体などが挙げられ、誘導体には酸化物や、ビニル系モノマーとのブロック共重合物、グラフト変性物を含む。これらは、結着樹脂及び定着ローラー表面材質により選択される。
これら離型剤の融点は70〜90℃であることがより好ましい。
導体、植物系ワックス、動物系ワックス、鉱物系ワックス、ペトロラクタムなども利用で
きる。
無機微粒子の具体例としては、シリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ペンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などが挙げられる。
そして、シリカ及び/又はチタニアのいずれかが有機系シラン化合物で表面処理(疎水化処理)を施されていることが好ましい。
具体的な磁性材料としては、マグネタイト、ヘマタイト、フェライト等の酸鉄、コバルト、ニッケルのような金属あるいはこれら金属のアルミニウム、コバルト、銅、鉛、マグネシウム、スズ、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、カルシウム、マンガン、セレン、チタン、タングステン、バナジウムのような金属の合金およびその混合物などが挙げられる。
これらの磁性体は平均粒径が0.1〜2μm程度のものが望ましく、トナー中に含有させる量としては樹脂成分100重量部に対し約20〜200重量部、特に好ましくは樹脂成分100重量部に対し40〜150重量部である。
ポリエステルは、酸価10〜30KOHmg/gの樹脂を少なくとも1種類を含有することがより好ましい。また、複数の樹脂を併用することも有り得る。
ポリエステルは多価アルコール化合物と多価カルボン酸化合物との重縮合反応によって得られる。
多価アルコール化合物(PO)としては、2価アルコール(DIO)および3価以上の多価アルコール(TO)が挙げられ、(DIO)単独、または(DIO)と少量の(TO)との混合物が好ましい。2価アルコール(DIO)としては、アルキレングリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールなど);アルキレンエーテルグリコール(ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコールなど);脂環式ジオール(1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールAなど);ビスフェノール類(ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSなど);上記脂環式ジオールのアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物;上記ビスフェノール類のアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物などが挙げられる。
多価アルコール(PO)と多価カルボン酸(PC)の重縮合反応は、テトラブトキシチタネート、ジブチルチンオキサイドなど公知のエステル化触媒の存在下、150〜280℃に加熱し、必要により減圧としながら生成する水を留去して、水酸基を有するポリエステルを得る。ポリエステルの水酸基価は5以上であることが好ましく、ポリエステルの酸価は通常10〜30、好ましくは10〜20である。酸価を持たせることで負帯電性となりやすく、経時攪拌ストレスによる14μC/g以下帯電粒子の増加を防げる。しかし、酸価が30を超えると環境変動に対し悪化傾向があり、画像濃度が薄くなることもある。
また、重量平均分子量1万〜40万、好ましくは2万〜20万である。重量平均分子量が1万未満では、耐オフセット性が悪化するため好ましくない。また、40万を超えると低温定着性が悪化するため好ましくない。
ル比が1未満では、ウレア変性ポリエステルを用いる場合、そのエステル中のウレア含量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化する。
イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)中の1分子当たりに含有されるイソシアネート基は、通常1個以上、好ましくは、平均1.5〜3個、さらに好ましくは、平均1.8〜2.5個である。1分子当たり1個未満では、ウレア変性ポリエステルの分子量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化する。
、アミノメルカプタン(B4)、アミノ酸(B5)、およびB1〜B5のアミノ基をブロックしたもの(B6)などが挙げられる。
また、ウレア変性ポリエステル中には、ウレア結合と共にウレタン結合を含有していてもよい。ウレア結合含有量とウレタン結合含有量のモル比は、通常100/0〜10/90であり、好ましくは80/20〜20/80、さらに好ましくは、60/40〜30/70である。ウレア結合のモル比が10%未満では、耐ホットオフセット性が悪化する。
ル類(酢酸エチルなど);アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど)およびエーテル類(テトラヒドロフランなど)などのイソシアネート(PIC)に対して不活性なものが挙げられる。
また、ポリエステルプレポリマー(A)とアミン類(B)との架橋及び/又は伸長反応には、必要により反応停止剤を用い、得られるウレア変性ポリエステルの分子量を調整することができる。反応停止剤としては、モノアミン(ジエチルアミン、ジブチルアミン、ブチルアミン、ラウリルアミンなど)、およびそれらをブロックしたもの(ケチミン化合物)などが挙げられる。
未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとは、少なくとも一部が相溶していることが低温定着性、耐ホットオフセット性の面で好ましい。従って、未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとは類似の組成であることが好ましい。
また、ウレア変性ポリエステルは、得られるトナー母体粒子の表面に存在しやすいため、公知のポリエステル系トナーと比較して、ガラス転移点が低くても耐熱保存性が良好な傾向を示す。
(1)着色剤、未変性ポリエステル、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー、離型剤を有機溶媒中に分散させトナー材料液を作る。
有機溶媒は、沸点が100℃未満の揮発性であることが、トナー母体粒子形成後の除去が容易である点から好ましい。具体的には、トルエン、キシレン、ベンゼン、四塩化炭素、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、トリクロロエチレン、クロロホルム、モノクロロベンゼン、ジクロロエチリデン、酢酸メチル、酢酸エチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどを単独あるいは2種以上組合わせて用いることができる。特に、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒および塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素が好ましい。有機溶媒の使用量は、ポリエステルプレポリマー100重量部に対し、通常0〜300重量部、好ましくは0〜100重量部、さらに好ましくは25〜70重量部である。
水系媒体は、水単独でも良いし、アルコール(メタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールなど)、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、セルソルブ類(メチルセルソルブなど)、低級ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)などの有機溶媒を含むものであってもよい。
トナー材料液100重量部に対する水系媒体の使用量は、通常50〜2000重量部、好ましくは100〜1000重量部である。50重量部未満ではトナー材料液の分散状態が悪く、所定の粒径のトナー粒子が得られない。20000重量部を超えると経済的でない。
界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、リン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩、アミノアルコール脂肪酸誘導体、ポリアミン脂肪酸誘導体、イミダゾリンなどのアミン塩型や、アルキルトリメチルアンモニム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、塩化ベンゼトニウムなどの4級アンモニウム塩型のカチオン性界面活性剤、脂肪酸アミド誘導体、多価アルコール誘導体などの非イオン界面活性剤、例えばアラニン、ドデシルジ(アミノエチル)グリシン、ジ(オクチルアミノエチル)グリシンやN−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムべタインなどの両性界面活性剤が挙げられる。
ルシウム、酸化チタン、コロイダルシリカ、ヒドロキシアパタイト等の無機化合物分散剤
も用いることができる。
上記の樹脂微粒子、無機化合物分散剤と併用して使用可能な分散剤として、高分子系保護コロイドにより分散液滴を安定化させても良い。例えばアクリル酸、メタクリル酸、α−シアノアクリル酸、α−シアノメタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマール酸、マレイン酸または無水マレイン酸などの酸類、あるいは水酸基を含有する(メタ)アクリル系単量体、例えばアクリル酸−β−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−β−ヒドロキシエチル、アクリル酸−β−ヒドロキシプロビル、メタクリル酸−β−ヒドロキシプロピル、アクリル酸−γ−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸−γ−ヒドロキシプロピル、アクリル酸−3−クロロ2−ヒドロキシプロビル、メタクリル酸−3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル、ジエチレングリコールモノアクリル酸エステル、ジエチレングリコールモノメタクリル酸エステル、グリセリンモノアクリル酸エステル、グリセリンモノメタクリル酸エステル、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミドなど、ビニルアルコールまたはビニルアルコールとのエーテル類、例えばビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテルなど、またはビニルアルコールとカルボ
キシル基を含有する化合物のエステル類、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニルなど、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトンアクリルアミドあるいはこれらのメチロール化合物、アクリル酸クロライド、メタクリル酸クロライドなどの酸クロライド類、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、エチレンイミンなどの含窒素化合物、またはその複素環を有するものなどのホモポリマーまたは共重合体、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシプロピレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアミド、ポリオキシプロピレンアルキルアミド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルフェニルエステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエステルなどのポリオキシエチレン系、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなどのセルロース類などが使用できる。
この反応は、分子鎖の架橋及び/又は伸長を伴う。反応時間は、ポリエステルプレポリマー(A)の有するイソシアネート基構造とアミン類(B)との反応性により選択される50℃、好ましくは40〜98℃である。また、必要に応じて公知の触媒を使用することができる。具体的にはジブチルチンラウレート、ジオクチルチンラウレートなどが挙げられる。
有機溶媒を除去するためには、系全体を徐々に層流の攪拌状態で昇温し、一定の温度域で強い攪拌を与えた後、脱溶媒を行うことで紡錘形のトナー母体粒子が作製できる。また、分散安定剤としてリン酸カルシウム塩などの酸、アルカリに溶解可能な物を用いた場合は、塩酸等の酸により、リン酸カルシウム塩を溶解した後、水洗するなどの方法によって、トナー母体粒子からリン酸カルシウム塩を除去する。その他酵素による分解などの操作によっても除去できる。
帯電制御剤の打ち込み、及び無機微粒子の外添は、ミキサー等を用いた公知の方法によって行われる。
これにより、小粒径であって、粒径分布のシャープなトナーを容易に得ることができる。さらに、有機溶媒を除去する工程で強い攪拌を与えることで、真球状から紡錘形状の間の形状を制御することができ、さらに、表面のモフォロジーも滑らかなものから梅干形状の間で制御することができる。
が、これに限定したものではない。
二成分としての場合、現像剤中のキャリアとトナーの含有比は、キャリア100重量部に対してトナー1〜15重量部が好ましい。4〜10部より好ましい。磁性キャリアとしては、粒子径20〜200μm程度の鉄粉、フェライト粉、マグネタイト粉、磁性樹脂キャリアなど従来から公知のものが使用できるが、キャリア粒子径が20〜65がより好ましい。また、被覆材料としては、少なくともアクリル及び/又はシリコン系樹脂の含有が
好ましいが、他の樹脂との併合も可能である。
水性を上げ、高湿度下においても流動特性や帯電特性の悪化を防止することができる。表
面処理の例として、例えばシランカップリング剤、シリル化剤、フッ化アルキル基を有するシランカップリング剤、有機チタネート系カップリング剤、アルミニウム系のカップリング剤、シリコーンオイル、変性シリコーンオイルなどが好ましい表面処理剤として挙げられる。
複写装置本体100には、潜像担持体としての感光体40の周囲に帯電、現像、クリーニング等の電子写真プロセスを実行する各手段を備えた画像形成手段18を、4つ並列にしたタンデム型画像形成装置20が備えられている。
上述した二次転写装置22は、画像転写後の転写紙をこの定着装置25へと搬送するシート搬送機能も備えている。もちろん、二次転写装置22として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、このシート搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
なお、図示例では、二次転写装置22および定着装置25の下に、上述したタンデム画像形成装置20と平行に、転写紙の両面に画像を記録すべく転写紙を反転する反転装置28を備える。
初めに、原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットする、または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動して後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第一走行体33および第二走行体34を走行する。そして、第一走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第二走行体34に向け、第二走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
または、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
そして、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と二次転写装置22との間にシートを送り込み、二次転写装置22で転写してシート上にカラー画像を記録する。
一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写ベルトクリーニング装置17で、
画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成装置20による再度の画像形成に備える。
プロセスカ−トリッジにおける現像手段に保持して用いることができる。
図3に本発明のトナーを用いるプロセスカ−トリッジを有する画像形成装置の概略構成を示す。
尚、下記において「部」は重量部を、「%」は重量%を意味する。
<ポリエステル樹脂aの製造例>
ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン390g、イソフタル酸120g、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸38g及びジオクタン酸スズ(II)1gを、ガラス製の4つ口フラスコに入れ、温度計、ステンレス製撹拌棒、流下式コンデンサー、及び窒素導入管を取りつけ、マントルヒーター中で、窒素気流下にて、220℃において所望の軟化点に達するまで反応を行い、ポリエステル樹脂aを得た。酸価は9KOHmg/gであった。
トナー処方:
ポリエステル樹脂a 100部
マゼンタ顔料(Pigment Red 122) 5部
帯電制御剤(フッ素化合物) 2部
カルナバワックス(融点68℃) 3部
作製したマスターバッチを使用して、上記処方と同じになるように材料を混ぜ、2本ロールにより50℃で40分溶融混練し、冷却後、ハンマーミルで粗粉砕した後、エアージェット粉砕機で微粉砕し、得られた微粉末を分級して重量平均粒径(D4)6.8μmのトナー母体1を得た。さらに、ステアリン酸亜鉛(堺化学工業社製)0.15部、疎水性シリカ(クラリアントジャパン社製 個数平均粒径75nm)を1重量部、疎水性酸化チタン(テイカ社製)を1.6重量部を同時に添加し、ミキサーで混合し、トナー1を得た。混合条件として回転数1000rpm、攪拌ON30秒、攪拌OFF60秒、6回繰り返す。
本願明細書に記載の測定方法によって、トナー物性を測定した。
・シリコーン樹脂溶液 132.2部
[固形分23重量%(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]
・アミノシラン 0.66部
[固形分100重量%(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]
・導電性粒子1 31部
[基体:アルミナ、表面処理;下層=二酸化スズ/上層=二酸化スズを含む
酸化インジウム、粒径:0.35μm,粒子粉体比抵抗:3.5Ω・cm]
・トルエン 300部
上記作製したトナー1及び/又は上記試作したキャリア1を用い、本願明細書記載の測定方法で現像剤の物性を測定する。
上記のようにして作製したトナー1の8重量%と、上記試作したキャリア1の92重量
%とを混合し、得られた二成分現像剤を用いてリコー社製複写機imagio NEO C600改造機にて現像を行い、5000枚/日で、初期及び100K枚(100000枚)でそれぞれ評価画像を出す。白ベタ(A3)3枚、S5画像チャート(A3)3枚を出力し、白ベタでトナー落ちの汚れ数を評価、S5チャートで画像濃度を評価した。更に現像スリーブからのトナー落ちによる機内のコア部品への汚れ指標として、4色の内、任意の1色の現像ステーションの現像スリーブの下側に設けたフィルムの受け皿に落ちたトナーの重さを測定する。実施例ではBkステーションの落ち量とする。
imagio NEO C600改造機の改造した内容としては、現像ギャップを1.26mm、ドクタブレードギャップ1.6mm、Vs/Vp線速比は2.6とし、反射型フォトセンサ機能をOFFとした状態であった。
(現像スリーブの下部に設けたフィルム受け皿に落ちたトナーの重さ(mg))
落ちトナー量が多いほど機内センサなど部品汚れも悪い。落ちトナー量が少ないほどよい。100k時の落ちトナー量は500mg以下であれば、画像品質に問題ないと判断する。500mg以上は品質としてはNGと判断する。
汚れの数は多いほど、画像品質が悪い。100k時20個以下であれば、通常画像では人間の目に違和感がなく、問題ないレベルと判断する。20個以上は品質としてNGと判断する。
画像濃度は薄いほど品質によくない。100K時画像濃度が1.3以上であれば、品質上問題ないと判断する。1.3以下は品質としてNGと判断する。
上記トナー、現像剤及び実機評価結果を表1〜3に示す。
実施例1において、添加剤混合条件を下記条件に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー2を得て、評価した。
(添加剤混合条件)
回転数1500rpm、攪拌ON60秒、攪拌OFF60秒、10回繰り返す。
実施例1において、添加剤混合条件を下記条件に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー3を得て、評価した。
(添加剤混合条件)
回転数700rpm、攪拌ON10秒、攪拌OFF60秒、3回繰り返す。
上記条件で先に疎水化シリカとステアリン酸亜鉛を混合した上で、同一条件で更に疎水化チタンを外側に混合する。
実施例1において、疎水化シリカの個数平均粒径が81μmのものに変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー4を得て、評価した。
実施例1において、添加剤混合条件を下記条件に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー5を得て、評価した。
(添加剤混合条件)
先に疎水化チタンを混合した上で、同一条件で更にシリカとステアリン酸亜鉛を外側に混合する。
実施例1において、樹脂酸価が15KOHmg/gの樹脂に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー6を得て、評価した。
実施例1において、帯電制御剤のフッ素化合物をオリエント化学工業社製E−84に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー7を得て、評価した。
実施例1において、粉砕条件のエアー圧や、粉砕フィードなど条件を変え、トナー重量平均粒径を7μmに変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー8を得て、評価した。
実施例1において、ワックスを融点が81℃のワックスに変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー9を得て、評価した。
実施例1において、トナーを高温丸め処理したこと以外は、実施例1と同様にしてトナー10を得て、評価した。
実施例1において、トナーを高温丸め処理の程度を深めて処理したこと以外は、実施例1と同様にしてトナー11を得て、評価した。
実施例1において、マゼンタ顔料をPigment Red 184に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてトナー12を得て、評価した。
実施例1において、トナー原材料及び製法を下記のように、少なくとも結着樹脂及び/又は結着樹脂の前駆体、離型剤を、有機溶媒又は重合性単量体に溶解又は分散させて、水系媒体中で粒子を形成することを特徴とする重合法に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてトナー13を得て、評価した。
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、水683部、メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩(エレミノールRS−30、三洋化成工業製)11部、スチレン80部、メタクリル酸83部、アクリル酸ブチル110部、チオグリコール酸ブチル12部、過硫酸アンモニウム1部を仕込み、400回転/分で15分間撹拌したところ、白色の乳濁液が得られた。加熱して、系内温度75℃まで昇温し5時間反応させた。さらに、1%過硫酸アンモニウム水溶液30部加え、75℃で5時間熟成してビニル系樹脂(スチレン−メタクリル酸−アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチレンオキサイド付加物硫酸エステルのナトリウム塩の共重合体)の水性分散液を得た。これを、[微粒子分散液1]とする。[微粒子分散液1]をレーザー回折式粒度分布測定器(LA−920 島津製)で測定した体積平均粒径は、120nmであった。[微粒子分散液1]の一部を乾燥して樹脂分を単離した。
水990部、[微粒子分散液1]65部、ドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムの48.5%水溶液(エレミノール MON−7、三洋化成工業製)37部、酢酸エチル90部を混合撹拌し、乳白色の液体を得た。これを[水相1]とする。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物229部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物529部、テレフタル酸208部、アジピン酸46部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧下230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時聞反応した後、反応容器に無水トリメリット酸44部を入れ、180℃、常圧で2時間反応し、[低分子量ポリエステル1]を得た。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物682部、ビスフェノールAプロピレンオキサイド2モル付加物81部、テレフタル酸283部、無水トリメリット酸22部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧下230℃で8時間反応し、さらに10〜15mmHgの減圧で5時間反応し[中間体ポリエステル1]を得た。[中間体ポリエステル1]は、数平均分子量2100、重量平均分子量9500、Tg55℃、酸価0.5、水酸基価51であった。
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応容器中に、前記[中間体ポリエステル1]410部、イソホロンジイソシアネート89部、酢酸エチル500部を入れ100℃で5時間反応し、イソシアネート基を有する[プレポリマー1]を得た。[プレポリマー1]の遊離イソシアネート重量%は、1.53%であった。
撹拌棒および温度計をセットした反応容器に、イソホロンジアミン170部とメチルエチルケトン75部を仕込み、50℃で5時間反応を行い、[ケチミン化合物1]を得た。
[ケチミン化合物1]のアミン価は418であった。
撹拌棒および温度計をセットした容器に、前記[低分子ポリエステル1]400部、カルナバワックス110部、酢酸エチル947部を仕込み、撹拌下80℃に昇温し、80℃のまま5時間保持した後、1時間で30℃に冷却した。次いで容器に[マスターバッチ1]500部、酢酸エチル500部を仕込み、1時間混合し[原料溶解液1]を得た。
[原料溶解液1]1324部を容器に移し、ビーズミル(ウルトラビスコミル、アイメックス社製)を用いて、送液速度1kg/hr、ディスク周速度6m/秒、0.5mmジルコニアビーズを80体積%充填、3パスの条件で、ワックスの分散を行った。次いで、[低分子ポリエステル1]の65%酢酸エチル溶液1324部を加え、上記条件のビーズミルで1パスし、[顔料・ワックス分散液1]を得た。[顔料・ワックス分散液1]の固形分濃度(130℃、30分)は50%であった。
[顔料・ワックス分散液1]648部、[プレポリマー1]を154部、[ケチミン化合物1]8.5部、構造式(I)で表される第3級アミン化合物1.0部を容器に入れ、TKホモミキサー(特殊機化製)で5,000rpmで1分間混合した後、容器に[水相1]1200部を加え、TKホモミキサーで、回転数10000rpmで20分間混合し[乳化スラリー1]を得た。これにより、樹脂微粒子を含む水系媒体中で油相を分散させると共に伸長反応が行われる。
撹拌機および温度計をセットした容器に、[乳化スラリー1]を投入し、30℃で8時間脱溶剤した後、45℃で4時間熟成を行い、[分散スラリー1]を得た。
[分散スラリー1]100部を減圧濾過した後、
(1):濾過ケーキにイオン交換水100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。
(2):(1)の濾過ケーキに10%水酸化ナトリウム水溶液100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで30分間)した後、減圧濾過した。
(3):(2)の濾過ケーキに10%塩酸100部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過した。
(4):(3)の濾過ケーキにイオン交換水300部を加え、TKホモミキサーで混合(回転数12,000rpmで10分間)した後濾過する操作を2回行い、ケーキ状物を得た。これを、[濾過ケーキ1]とする。
[濾過ケーキ1]を循風乾燥機にて45℃で48時間乾燥した。その後目開き75μmメッシュで篩い、トナー母体粒子を得た。
その後、実施例1同様外添剤を添加させて、トナー13を得て、評価した。
実施例1において、マゼンタ顔料をイエロー顔料P.Y. 180に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてトナー14を得て、評価した。
実施例1において、キャリアの処方をアクリル樹脂系とシリコーン樹脂系の混合系に変更した以外は、実施例1と同様にしてキャリア2を得て、評価した。
・アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 39.7部
・シリコーン樹脂溶液 185.8部
[固形分20重量%(SR2410:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]
・アミノシラン 0.66部
[固形分100重量%(SH6020:東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)]
・導電性粒子1 31部
[基体:アルミナ、表面処理;下層=二酸化スズ/上層=二酸化スズを含む
酸化インジウム、粒径:0.35μm,粒子粉体比抵抗:3.5Ω・cm]
・トルエン 300部
実施例1において、キャリアの処方微調整及び製造条件を変えて、体積抵抗を12.5[Log(Ω・cm)]に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてキャリア3を得て、評価した。
実施例1において、キャリアの粒径が異なる芯材に変え、キャリアの体積平均粒径を6
0μmに変更したこと以外は、実施例1と同様にしてキャリア4を得て、評価した。
実施例1において、評価改造機imagio NEO C600の現像ギャップを1.19に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてトナー、キャリアを得て、評価した。
実施例1において、評価改造機imagio NEO C600のドクターギャップを1.40に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてトナー、キャリアを得て、評価した。
実施例1において、評価改造機imagio NEO C600の現像スリーブの線速をVsとし、感光体の線速をVpとした時、Vs/Vp=2.4に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてトナー、キャリアを得て、評価した。
実施例1において、評価改造機imagio NEO C600の反射型フォトセンサ機能をONに変更したこと以外は、実施例1と同様にしてトナー、キャリアを得て、評価した。
10 中間転写ベルト(中間転写体)
14、15、16 支持ローラ
17中間転写ベルトクリーニング装置
18 画像形成手段
20 タンデム型画像形成装置
21 露光装置
22 二次転写装置
23 ローラ
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
28 シート反転装置
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第一走行体
34 第二走行体
35 結像レンズ
36 読み取りセンサ
40 感光体(潜像担持体)
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ
48 給紙路
49 レジストローラ
50 給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 分離ローラ
53 給紙路
55 切換爪
56 排出ローラ
57 排紙トレイ
62 一次転写手段
100 複写装置本体
200 給紙テーブル
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置
Claims (22)
- 少なくとも結着樹脂、着色剤、離型剤、無機微粒子を含有するトナーを含む電子写真用現像剤において、該無機微粒子として少なくとも外添剤としてのチタニアを含有し、トナーを磁性粒子からなるキャリアと混合してトナー濃度8wt%の2成分系静電荷像現像用現像剤とした初期剤を、23℃、相対湿度55%の環境において、ブローオフ装置インクリメント法によってトナーの帯電量分布を測定し、ポアソン関数を用いて求めた帯電量分布関数図において、絶対値で20〜40μC/gにピークがあり、且つ14μC/g以下の分布関数値の合計値が0.8(mg/10g)以下であり、前記無機微粒子として少なくともチタニアを含有し、超音波振動法によるトナー母体に対する該チタニアの遊離率が5〜22%であることを特徴とする電子写真用現像剤。
- 前記トナーが無機微粒子として、少なくとも個数平均粒径が80〜500nmの範囲にある疎水性無機微粒子を外添剤として含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真用現像剤。
- 前記トナーが無機微粒子として少なくともシリカ及びチタニアを含有し、無機微粒子をトナー母体に添加させる混合工程では、チタニアと母体を先に混合した後、更にシリカを添加して混合して得られたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真用現像剤。
- 前記トナーが結着樹脂として少なくとも、酸価が10〜30KOHmg/gである結着樹脂を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子写真用現像剤。
- 前記トナーが帯電制御剤としてサリチル酸金属錯体を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真用現像剤。
- トナーの重量平均粒径が4.0〜11.0μmであり、12.7μm以上のトナ−粒子が8.0体積%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子写真用現像剤。
- 前記トナーが離型剤として融点が70〜155℃のワックスを含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の静電荷像現像用現像剤。
- トナー平均円形度が0.91以上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子写真用現像剤。
- トナ−形状係数SF−1が100〜180の範囲にあり、形状係数SF−2が100〜180の範囲にあることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子写真用現像剤。
- 前記トナーが少なくとも結着樹脂及び/又は結着樹脂の前駆体、離型剤を、有機溶媒又は重合性単量体に溶解又は分散させて、水系媒体中で粒子を形成して得られたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子写真用現像剤。
- 前記トナーが着色剤として、少なくともナフトール系顔料を用いてなるマゼンタトナーであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子写真用現像剤。
- 前記トナーが着色剤として、少なくとも不溶性アゾ顔料を用いてなるイエロートナーであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子写真用現像剤。
- 前記キャリアの表面が少なくともアクリル樹脂及び/又はシリコーン樹脂で被覆されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の電子写真用現像剤。
- 前記キャリアの体積固有抵抗が、10[Log(Ω・cm)]以上16[Log(Ω・cm)]以下であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の電子写真用現像剤。
- 前記キャリアの体積平均粒径が20〜65(μm)であることを特徴とする請求項1〜14のいずれかにのいずれかに記載の電子写真用現像剤。
- 請求項1〜15のいずれかに記載の電子写真用現像剤を用いることを特徴とする画像形成装置。
- 現像スリーブと感光体の距離(現像ギャップ)が0.25〜1.25mmであることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
- 現像スリーブと現像ドクタブレードの距離(ドクタギャップ)が0.4〜1.50mmであることを特徴とする請求項16又は17に記載の画像形成装置。
- 現像スリーブの線速をVsとし、感光体の線速をVpとした時、Vs/Vp=1.0〜2.5であることを特徴とする請求項16〜18のいずれかに記載の画像形成装置。
- 反射型フォトセンサによって感光体表面に付着したトナー量を検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づいてトナー補給量を制御するトナー補給制御手段を有することを特徴とする請求項16〜19のいずれかに記載の画像形成装置。
- 少なくとも像担持体と現像装置とを一体に支持したプロセスカ−トリッジを着脱可能に備えることを特徴とする請求項16〜20のいずれかに記載の画像形成装置。
- 請求項21に記載の画像形成装置において用いられるプロセスカートリッジであって、感光体と、現像手段と、帯電手段及びクリ−ニング手段より選ばれる少なくとも一つの手段とを一体に支持したことを特徴とするプロセスカ−トリッジ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006107413A JP4702844B2 (ja) | 2005-04-22 | 2006-04-10 | 電子写真用現像剤及び画像形成装置 |
US11/408,031 US20060240350A1 (en) | 2005-04-22 | 2006-04-21 | Developer, and image forming apparatus and process cartridge using the developer |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005124626 | 2005-04-22 | ||
JP2005124626 | 2005-04-22 | ||
JP2006107413A JP4702844B2 (ja) | 2005-04-22 | 2006-04-10 | 電子写真用現像剤及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006323368A JP2006323368A (ja) | 2006-11-30 |
JP4702844B2 true JP4702844B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=37543045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006107413A Active JP4702844B2 (ja) | 2005-04-22 | 2006-04-10 | 電子写真用現像剤及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4702844B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090258307A1 (en) * | 2008-04-11 | 2009-10-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Developer and image forming apparatus |
JP5428426B2 (ja) * | 2009-03-17 | 2014-02-26 | 株式会社リコー | トナー及びその製造方法、並びに現像剤、及び画像形成方法 |
JP2011215574A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-27 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、画像形成装置及び製造方法 |
US20110229814A1 (en) | 2010-03-17 | 2011-09-22 | Masayuki Kakimoto | Toner, method of manufacturing toner, and image forming method using toner |
CN106133615B (zh) | 2014-03-28 | 2019-10-08 | 日本瑞翁株式会社 | 调色剂组 |
US10324388B2 (en) | 2016-03-18 | 2019-06-18 | Ricoh Company, Ltd. | Toner, toner stored unit, image forming apparatus, and image forming method |
Citations (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0561306A (ja) * | 1991-09-02 | 1993-03-12 | Ricoh Co Ltd | 二色画像形成方法 |
JPH1031325A (ja) * | 1996-07-15 | 1998-02-03 | Konica Corp | 電子写真用トナー及び画像形成方法 |
JPH10333356A (ja) * | 1997-04-02 | 1998-12-18 | Canon Inc | 静電荷像現像用トナー、画像形成方法及び現像装置ユニット |
JPH1184728A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-03-30 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | トナー母粒子、及びトナー並びに現像剤 |
JP2002014487A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トナー及び電子写真装置 |
JP2002062683A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-28 | Minolta Co Ltd | 静電潜像現像用トナー |
JP2002123041A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-04-26 | Canon Inc | イエロートナー及びイエロー用現像剤 |
JP2002148846A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-22 | Canon Inc | トナー |
JP2002258609A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置及び現像剤 |
JP2002287423A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Ricoh Co Ltd | 乾式電子写真用トナー |
JP2002351131A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Kyocera Corp | 静電潜像現像用トナー |
JP2003149856A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-21 | Canon Inc | 現像剤及び画像形成方法 |
JP2003228189A (ja) * | 2002-02-01 | 2003-08-15 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー |
JP2003241435A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-27 | Sharp Corp | 電子写真用マゼンタトナーおよびその製造方法 |
JP2003270954A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2003280254A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Seiko Epson Corp | トナー |
JP2004101648A (ja) * | 2002-09-05 | 2004-04-02 | Ricoh Co Ltd | トナー、現像剤及び画像形成方法並びに画像形成装置 |
JP2004133374A (ja) * | 2002-03-22 | 2004-04-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2004184908A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-02 | Ricoh Co Ltd | 現像剤及びプロセスカートリッジ |
JP2004226663A (ja) * | 2003-01-22 | 2004-08-12 | Ricoh Co Ltd | トナー及び画像形成装置 |
JP2004258625A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-09-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2004271856A (ja) * | 2003-01-17 | 2004-09-30 | Ricoh Co Ltd | 二成分現像剤、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2005031120A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びこれに用いるトナー |
JP2005037618A (ja) * | 2003-07-18 | 2005-02-10 | Ricoh Co Ltd | 現像条件設定方法及び画像形成装置 |
-
2006
- 2006-04-10 JP JP2006107413A patent/JP4702844B2/ja active Active
Patent Citations (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0561306A (ja) * | 1991-09-02 | 1993-03-12 | Ricoh Co Ltd | 二色画像形成方法 |
JPH1031325A (ja) * | 1996-07-15 | 1998-02-03 | Konica Corp | 電子写真用トナー及び画像形成方法 |
JPH10333356A (ja) * | 1997-04-02 | 1998-12-18 | Canon Inc | 静電荷像現像用トナー、画像形成方法及び現像装置ユニット |
JPH1184728A (ja) * | 1997-09-01 | 1999-03-30 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | トナー母粒子、及びトナー並びに現像剤 |
JP2002014487A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トナー及び電子写真装置 |
JP2002062683A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-28 | Minolta Co Ltd | 静電潜像現像用トナー |
JP2002123041A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-04-26 | Canon Inc | イエロートナー及びイエロー用現像剤 |
JP2002148846A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-22 | Canon Inc | トナー |
JP2002258609A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、画像形成装置及び現像剤 |
JP2002287423A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Ricoh Co Ltd | 乾式電子写真用トナー |
JP2002351131A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Kyocera Corp | 静電潜像現像用トナー |
JP2003149856A (ja) * | 2001-11-19 | 2003-05-21 | Canon Inc | 現像剤及び画像形成方法 |
JP2003228189A (ja) * | 2002-02-01 | 2003-08-15 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー |
JP2003241435A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-27 | Sharp Corp | 電子写真用マゼンタトナーおよびその製造方法 |
JP2003270954A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004133374A (ja) * | 2002-03-22 | 2004-04-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2003280254A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Seiko Epson Corp | トナー |
JP2004101648A (ja) * | 2002-09-05 | 2004-04-02 | Ricoh Co Ltd | トナー、現像剤及び画像形成方法並びに画像形成装置 |
JP2004184908A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-02 | Ricoh Co Ltd | 現像剤及びプロセスカートリッジ |
JP2004258625A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-09-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2004271856A (ja) * | 2003-01-17 | 2004-09-30 | Ricoh Co Ltd | 二成分現像剤、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2004226663A (ja) * | 2003-01-22 | 2004-08-12 | Ricoh Co Ltd | トナー及び画像形成装置 |
JP2005031120A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びこれに用いるトナー |
JP2005037618A (ja) * | 2003-07-18 | 2005-02-10 | Ricoh Co Ltd | 現像条件設定方法及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006323368A (ja) | 2006-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8043780B2 (en) | Toner, and developer, developing apparatus, process cartridge, image forming apparatus and image forming method | |
JP4451256B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4786555B2 (ja) | トナー、トナーの製造方法、画像形成装置 | |
JP4070702B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、現像剤、画像形成方法および画像形成装置 | |
JP5315808B2 (ja) | トナー、並びに現像剤、トナー入り容器、画像形成方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP5526556B2 (ja) | トナー、並びに現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
US20060240350A1 (en) | Developer, and image forming apparatus and process cartridge using the developer | |
JP5742319B2 (ja) | トナー、現像剤及び画像形成方法 | |
EP1391787A1 (en) | Toner for developing electrostatic image, developer, process for forming image, and image forming apparatus | |
JP2013156430A (ja) | トナー、及び画像形成装置 | |
JP5487829B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6024208B2 (ja) | トナーセット、現像剤セット、及び画像形成装置 | |
JP4700496B2 (ja) | トナー、現像剤、現像装置及び画像形成装置 | |
JP4702844B2 (ja) | 電子写真用現像剤及び画像形成装置 | |
JP4234022B2 (ja) | トナー、現像剤、現像装置、及び画像形成装置 | |
JP2010096987A (ja) | 電子写真用トナー及び画像形成方法 | |
JP2004310018A (ja) | 電子写真用トナーおよび画像形成装置 | |
JP2009294418A (ja) | 電子写真フルカラー用トナー、二成分現像剤、画像形成方法、画像形成装置、プロセスカートリッジ | |
JP2004037516A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2011128349A (ja) | トナー、並びに該トナーを用いた画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP2015176038A (ja) | トナー | |
JP2006301569A (ja) | 画像形成装置、及びこれに含まれるプロセスカートリッジ | |
JP2004198663A (ja) | 電子写真用キャリア、現像剤、容器及び画像形成方法 | |
JP2009134108A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007101796A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110302 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110303 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4702844 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |