JP4702775B2 - 電子音楽装置及び音楽データ処理プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、記憶媒体から音楽データファイルを読み込む電子音楽装置に関する。
従来より、電子楽器等の電子音楽装置には、「ボイス」と呼ばれる音色乃至音色データについて、予め電子音楽装置にプリセットされているボイス(プリセット音色)に加え、ユーザが自由にボイスのパラメータや波形を登録するユーザボイス(カスタムボイスとも言う)機能が備えられているものがある。例えば、特許文献1に開示されている電子楽器では、ユーザボイス機能により登録されたユーザボイスデータ(ユーザ設定音色データ)をフレキシブルディスク(FD)のような外部記憶媒体に保存しておくことができる。
特開平8−248961号公報
このように、電子音楽装置に装着される外部記憶媒体にユーザボイスデータを保存しておいた場合、電子音楽装置本体内のメモリに、外部記憶媒体に保存されたユーザボイスデータを読み込む際に、どのユーザボイスデータを読み込むかを読込み情報として記憶しておき、この読込み情報に従ってユーザボイスデータを読み込むようにすれば、電子音楽装置におけるユーザボイスデータの読み込み状態を再現できるので、非常に便利なツールとなる。
しかしながら、この読込み情報と、実際に外部記憶媒体に記憶されているユーザボイスデータとが一致しなくなることがある。例えば、読込み情報として各ユーザボイスデータの記憶されていたパスを覚えていた場合に、ユーザボイスデータの記憶パスが何らかの理由によって変わってしまうと、ユーザボイスデータの読込みに失敗してしまう。また、読込みに失敗した場合に、どのユーザボイスデータの読込みが失敗したかがわからないと、その後の対策(失敗したユーザボイスデータを正しいパスに直して、再度、読み込みをする等)も採れない。
この発明は、このような事情に鑑み、記憶媒体から音楽データファイルを読み込む際に、読込みが失敗したことをユーザに分かり易く知らせることができる電子音楽装置を提供することを目的とする。
この発明の主たる特徴に従うと、楽音信号の生成に用いられる音楽データが記述された複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜Vfn)を記憶したファイル記憶媒体(14;14A,14B,…)と、楽音信号生成のために複数の音楽データファイルが記憶されるデータ記憶手段〔内蔵記憶装置(フラッシュメモリ)4のボイスバンク領域〕であって、当該音楽データファイルには、予め記憶されたプリセットの音楽データファイルが含まれるもの(ボイスバンク領域)と、ファイル記憶媒体(14)に記憶されている複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜Vfn)について、夫々の音楽データファイル(Vf)の記憶位置を示すパス情報(Pa,Pr)及び当該音楽データファイル(Vf)に対応する音楽データの名称(Vn)乃至アイコン(Ic)を表示するためのファイル情報(Nc)が音楽データファイル(Vf)毎に規定されたライブラリデータ(Lf:Ld1〜Ldn)を保持する情報保持手段(L2;UL)と、ファイル記憶媒体(14)から、ライブラリデータ(Lf)に規定された複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜Vfn)を読み込むように指示する読込み指示手段(L4)と、読込み指示手段(L4)による指示に応じて、ライブラリデータ(Lf)のパス情報(Pa,Pr)に基づき各音楽データファイル(Vfi:1≦i≦n)毎にファイル記憶媒体(14)を探索するファイル探索手段(L5〜L7)と、ファイル探索手段(L5〜L7)により音楽データファイル(Vfi)が探索された場合に(L5=YES,L7=YES)、当該音楽データファイル(Vfi)をデータ記憶手段(ボイスバンク領域)に読み込む読込み実行手段(L8〜L9)と、読込み指示手段(L4)により読み込むように指示された複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜VFn)の概要(Vn,Ic)をリスト表示する表示手段(L3,L12)であって、ファイル探索手段(L5〜L7)により音楽データファイル(Vfi)が探索されその読込みに成功した場合は(L5〜L9)、当該音楽データファイル(Vfi)について、ファイル情報(Nc)に基づく音楽データの名称(Vn)乃至アイコン(Ic)を表示し(L9→L12)、ファイル探索手段(L5〜L7)により音楽データファイル(Vfi)が探索されずその読込みに失敗した場合には(L7=NO)、当該音楽データファイル(Vfi)について、ファイル情報(Nc)に基づく音楽データの名称(Vn)に読込み失敗を示す情報を付加した名称(Nf)乃至読込み失敗を示す所定のアイコン(Ni)を表示する(L10→L12)表示手段(L3,L12)と、データ記憶手段(ボイスバンク領域)に予め記憶されたプリセットの音楽データファイル、及び、ライブラリデータ(Lf)に規定された複数の音楽データファイル(Vf;Vf1〜VFn)のうち読込み実行手段(L8〜L9)によりファイル記憶媒体(14)からデータ記憶手段(ボイスバンク領域)に読み込まれた音楽データファイルの中から、選択された音楽データファイルを用いて、楽音信号の生成を行う楽音生成手段(9〜10)とを具備する電子音楽装置(コンピュータEM)〔請求項1〕が提供され、また、 楽音信号の生成に用いられる音楽データが記述された複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜Vfn)を記憶したファイル記憶媒体(14;14A,14B,…)、及び、楽音信号生成のために複数の音楽データファイルが記憶されるデータ記憶手段〔内蔵記憶装置(フラッシュメモリ)4のボイスバンク領域〕であって、当該音楽データファイルには、予め記憶されたプリセットの音楽データファイルが含まれるもの(ボイスバンク領域)を具備し、電子音楽装置として機能するコンピュータ(EM)に、ファイル記憶媒体(14)に記憶されている複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜Vfn)について、夫々の音楽データファイル(Vf)の記憶位置を示すパス情報(Pa,Pr)及び当該音楽データファイル(Vf)に対応する音楽データの名称(Vn)乃至アイコン(Ic)を表示するためのファイル情報(Nc)が音楽データファイル(Vf)毎に規定されたライブラリデータ(Lf:Ld1〜Ldn)を保持する情報保持ステップ(L2)と、ファイル記憶媒体(14)から、ライブラリデータ(Lf)に規定された複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜Vfn)を読み込むように指示する読込み指示ステップ(L4)と、読込み指示ステップ(L4)での指示に応じて、ライブラリデータ(Lf)のパス情報(Pa,Pr)に基づき各音楽データファイル(Vfi:1≦i≦n)毎にファイル記憶媒体(14)を探索するファイル探索ステップ(L5〜L7)と、読込み指示ステップ(L4)で読み込むように指示された複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜VFn)の概要(Vn,Ic)をリスト表示する表示ステップ(L3,L12)であって、ファイル探索ステップ(L5〜L7)で音楽データファイル(Vfi)が探索された場合に(L5=YES,L7=YES)、当該音楽データファイル(Vfi)をデータ記憶手段(ボイスバンク領域)に読み込む(L9)読込み実行ステップ(L8〜L9)と、ファイル探索ステップ(L5〜L7)で音楽データファイル(Vfi)が探索されその読込みに成功した場合は(L5〜L9)、当該音楽データファイル(Vfi)について、ファイル情報(Nc)に基づく音楽データの名称(Vn)乃至アイコン(Ic)を表示し(L9→L12)、ファイル探索ステップ(L5〜L7)で音楽データファイル(Vfi)が探索されずその読込みに失敗した場合には(L7=NO)、当該音楽データファイル(Vfi)について、ファイル情報(Nc)に基づく音楽データの名称(Vn)に読込み失敗を示す情報を付加した名称(Nf)乃至読込み失敗を示す所定のアイコン(Ni)を表示する(L10→L12)表示ステップ(L3,L12)と、データ記憶手段(ボイスバンク領域)に予め記憶されたプリセットの音楽データファイル、及び、ライブラリデータ(Lf)に規定された複数の音楽データファイル(Vf;Vf1〜VFn)のうち読込み実行ステップ(L8〜L9)でファイル記憶媒体(14)からデータ記憶手段(ボイスバンク領域)に読み込まれた音楽データファイルの中から、選択された音楽データファイルを用いて、楽音信号の生成を行う楽音生成ステップ(9〜10)とから成る手順を実行させる音楽データ処理プログラム〔請求項3〕が提供される。なお、括弧書きは、実施例の参照記号等を表わし、以下においても同様である。
この発明による電子音楽装置(EM)においては、さらに、音楽データファイル(Vfi)の読込みに失敗した場合に(L7=NO)、ファイル記憶媒体(14)からの音楽データファイル(Vfi)の再読込みを指示する再読込み指示手段(R1)と、音楽データファイル(Vfi)の再読込みに成功した場合は(R2=YES→R3)、再読込みに成功した音楽データファイル(Vfi)について、ファイル情報(Nc)に基づく音楽データの名称(Vn)乃至アイコン(Ic)を表示する(R6)第2の表示手段(R2〜R6)とを具備する〔請求項2〕ように構成することができる。
この発明による主たる特徴によると(請求項1,3)、電子音楽装置(EM)は、楽音信号の生成に用いられるユーザボイス(ユーザ音色)データファイル等の音楽データファイル(Vf;Vf1〜Vfn)を保存した記憶媒体(14;14A,14B,…)と、複数の音楽データファイルを記憶するためのデータ記憶手段〔内蔵記憶装置(フラッシュメモリ)4のボイスバンク領域〕を備え、データ記憶手段(ボイスバンク領域)には、プリセットの音楽データファイルが予め記憶されている。楽音信号生成のためにファイル記憶媒体(14;14A,14B,…)から音楽データファイル(Vfi:1≦i≦n)を読み込む際には、まず、ファイル記憶媒体(14)に記憶されている複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜Vfn)について、夫々の音楽データファイル(Vf)の記憶位置を示すパス情報(Pa,Pr)及び当該音楽データファイル(Vf)に対応する音楽データの名称(Vn)乃至アイコン(Ic)を表示するためのファイル情報(Nc)を音楽データファイル(Vf)毎に規定したライブラリデータ(Lf:Ld1〜Ldn)が所定の記憶エリア(UL)に保持される(L1,L2)。次いで、ファイル記憶媒体(14)から、ライブラリデータ(Lf)に規定された複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜Vfn)を読み込むように指示すると(L4)、ライブラリデータ(Lf)のパス情報(Pa,Pr)に基づき各音楽データファイル(Vfi)毎にファイル記憶媒体(14)を探索し(L5〜L7)、音楽データファイル(Vfi)が探索された場合に(L5=YES,L7=YES)、当該音楽データファイル(Vfi)をデータ記憶手段(ボイスバンク領域)に読み込む(L8〜L9)。さらに、読み込が指示された複数(n)の音楽データファイル(Vf;Vf1〜VFn)の概要(Vn,Ic)をリスト表示する際に(L3,L12)、音楽データファイル(Vfi)が探索されその読込みに成功した場合は(L5〜L9)、当該音楽データファイル(Vfi)について、ファイル情報(Nc)に基づく音楽データの名称(Vn)乃至アイコン(Ic)を表示する(L9→L12)。また、音楽データファイル(Vfi)が探索されずその読込みに失敗した場合には(L7=NO)、当該音楽データファイル(Vfi)について、ファイル情報(Nc)に基づく音楽データの名称(Vn)に読込み失敗を示す情報を付加した名称(Nf)乃至読込み失敗を示す所定のアイコン(Ni)を表示し、読込み成功時の表示(Vn,Ic)とは異なった態様で名称(Nf)乃至アイコン(Ni)を表示する(L10→L12)。そして、ユーザ操作に応じて、データ記憶手段(ボイスバンク領域)に予め記憶されたプリセットの音楽データファイルと、ライブラリデータ(Lf)に規定された複数の音楽データファイル(Vf;Vf1〜VFn)のうちデータ記憶手段(ボイスバンク領域)に読み込まれた音楽データファイルの中から任意の音楽データファイルを選択し、選択された音楽データファイルを用いて楽音信号の生成を行う(9〜10)。
従って、この発明によれば、予め電子音楽装置に用意されているプリセットの音楽データファイルに加えて外部のファイル記憶媒体に記憶された音楽データファイルを楽音生成に利用するためにファイル記憶媒体から音楽データファイルを読み込む際に、読込みが失敗したことをユーザに分かり易く知らせることができ,どの音楽データファイルの読込みに失敗したかをユーザが容易に確認することができ、その後の対策がとりやすくなる。
また、この発明による電子音楽装置では(請求項2)、音楽データファイル(Vfi)の読込みに失敗して通常とは異なる態様で名称乃至アイコンが表示されている場合に、何らかの対策が講じられた後でファイル記憶媒体からの音楽データファイル(Vfi)の再読込みを試み(R1)、音楽データファイル(Vfi)の再読込みに成功したときには(R2=YES→R3)、再読込みに成功した音楽データファイル(Vfi)について、ファイル情報(Nc)に基づく音楽データの名称(Vn)乃至アイコン(Ic)の表示に変更する(R2〜R6)ようにしている。従って、この発明によれば、さらに、音楽データファイルの再読込みに成功したことをユーザが容易に確認することができる。
〔システムの概要〕
図1は、この発明の一実施例による電子音楽装置のハードウエア構成ブロック図を示す。この電子音楽装置(コンピュータ)には、電子楽器、或いは、演奏操作部や楽音信号発生部を備えるパーソナルコンピュータ(PC)のように電子楽器と同等の音楽情報処理機能を有する音楽情報処理装置が用いられる。このような電子音楽装置は、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、内蔵記憶装置4、ハブ5、演奏操作検出回路6、設定操作検出回路7、表示回路8、音源回路9、効果回路10、MIDIインターフェース(I/F)11、通信インターフェース(I/F)12などを備え、これらの要素1〜12はバス13を介して互いに接続される。
CPU1は、所定の制御プログラムに従い、タイマによるクロックを利用して音楽データ処理などの各種制御を実行する。RAM2は、これらの処理に際して必要な各種データを一時的に保持したり処理に利用するための記憶領域として用いられる。ROM3には、これらの処理を実行するために必要な音楽データ処理プログラムを含む各種制御プログラム等が予め記憶される。内蔵記憶装置4は、この電子音楽装置EMの内部に組み込まれた補助記憶装置であり、フラッシュメモリやハードディスク(HD)等などで構成される。
ハブ5は、USBハブ等で構成され、複数の外部記憶装置14を装置内部に接続する。これらの外部記憶装置14は、例えば、外付けのハードディスク駆動装置(HDD)、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、半導体メモリ等で構成される外付けの補助記憶装置である。内部記憶装置4のデータ保存領域及び外部14には、各種制御プログラムや「ボイスデータ」と呼ばれる音色データ(Vf)を含む種々の音楽データや制御プログラムを記憶することができる。
演奏操作検出回路6は、鍵盤などの演奏操作子15と共に演奏操作部として機能し、演奏操作子15の演奏操作内容を検出し、これに対応する実演奏データを装置内部に導入する。設定操作検出回路7は、キースイッチやマウス等の設定操作子15と共にパネル設定部として機能し、設定操作子16の設定操作内容を検出し、これに対応するパネル設定データを装置内部に導入する。表示回路8は、ボイスデータ(音色データ)などの音楽データに対応する名称データやアイコンデータ等を記憶することができる表示用RAMを備え、画面表示用LCD等のディスプレイ17や各種インジケータの表示/点灯内容をCPU1からの指令に従って制御し、各操作子15,16の操作に対する表示援助を行う。
音源回路9は、演奏操作子15からの実演奏データや記憶手段(3,4,14)等からの演奏データに応じた楽音信号を発生し、効果付与DSPを有する効果回路10は、音源回路9からの楽音信号に所定の効果を付与した楽音信号を生成し、両回路9,10は楽音信号生成部として機能し音源部とも呼ばれる。効果回路10に後続するサウンドシステム18は、D/A変換部やアンプ、スピーカを備え、効果が付与された楽音信号に基づく楽音を発生する。
MIDII/F11には他のMIDI音楽機器MDが接続され、この電子音楽装置EMと他の音楽機器MDとの間で、MIDI演奏データを授受し、この電子音楽装置EMで利用することができる。また、通信I/F12には、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN)などの通信ネットワークCNが接続され、外部のサーバコンピュータSV等から、制御プログラムをダウンロードしたり演奏データを記憶装置4,14に保存して、この電子音楽装置EMで利用することができる。
図2は、この発明の一実施例による記憶装置の構成例を表わす。電子音楽装置EM内部の内蔵記憶装置4は、フラッシュメモリやハードディスク等で構成され、例えば、絶対パスでルートディレクトリを表わすドライブレター“C”が割り振られ「Cドライブ」というドライブ名で呼ばれる。これに対して、外部記憶装置群14は、第1外部記憶装置14A、第2外部記憶装置14B、…、等々の外付け補助記憶装置で構成され、これらの外部記憶装置14A,14B,…はハブ5を介して電子音楽装置EM内部に接続される。
第1及び第2外部記憶装置14A,14Bには、例えば、USB規格のインターフェースで繋がるUSBハードディスクやUSBメモリが用いられ、ハブ5はこれに対応してUSBハブで構成される。この場合、最初に第1外部記憶装置14AとしてUSBハードディスクをハブ5に接続し、次に第2外部記憶装置14BとしてUSBメモリを接続すると、USBハードディスク14Aはドライブレター“D”が割り振られて「Dドライブ」と呼ばれ、一方、USBメモリ14Bはドライブレター“E”が割り振られて「Eドライブ」と呼ばれる。従って、各メモリ(外部記憶装置)14a,14Bは、絶対パスでは、それぞれ、ルートディレクトリ「D」、「E」で表わされる。
〔ボイスデータ(音楽データ)の構造〕
この発明の一実施例による電子音楽装置では、楽音信号の生成に用いられる音楽データの1つであるボイス(音色)データについて、ユーザが独自にユーザボイスデータを作成した場合、作成されたユーザボイスデータをボイスデータファイルとして任意の補助記憶装置に保存すると共に、これに対応してパス情報を含むライブラリデータファイルを当該補助記憶装置に保存し、必要時に、パス情報を利用してボイスデータバンク内に読み込むことができる。図3は、この発明の一実施例によるボイスデータの構成例を表わす。また、内部記憶装置4にはフラッシュメモリが用いられるものとする。
電子音楽装置EMのボイス(音色)バンクは、複数セットのプリセットボイスデータを含むプリセットボイスバンクと、同様に複数セットのユーザボイスデータを含むユーザボイスバンクとから成り、これらのボイスバンクから選択して組み合わせられる任意セットのボイスデータを音源部9−10で利用することができる。プリセットボイスバンクは、フラッシュメモリ4のボイスバンク領域(図3の例の場合)又はROM2に記憶され、プリセットボイスバンクに含まれるプリセットボイスデータは、予め電子音楽装置EMに設定された音色データである。また、ユーザボイスバンクは、フラッシュメモリ4のボイスバンク領域に記憶され、ユーザにより独自に作成された音色データをユーザボイスデータとして、ユーザボイスバンクのボイスデータエリアUVに登録することができる。ユーザボイスデータは、例えば、プリセットボイスデータに対応して、音階音に対するノーマルボイス(ノーマル音色)に関する128種類のセットに、さらに、ドラム音に対するドラムボイスに関する10音色のセットを加えたものとすることができる。
ユーザボイスバンクに登録される各セットのユーザボイスデータは、楽音信号の音色を制御するためのパラメータのみで構成されるか、或いは、これらのパラメータに波形データを加えて「パラメータ+波形データ」で構成される。パラメータのみの場合は、波形データとしてプリセットされたものが使用されるが、「パラメータ+波形データ」の場合には、任意の波形データを利用することができるという利点がある。
ユーザボイスバンクに登録されたユーザボイスデータの一部或いは全部は、補助記憶装置4,14(14A,14B,…)の中の任意のドライブ〔内部記憶装置(フラッシュメモリ)4についてはその音楽データ保存領域〕に保存(セーブ)することができる。その際、ボイスデータエリアUV内に登録されている各セットのユーザボイスデータは、個別のボイスデータファイル(単に「ボイスファイル」ともいう)Vf;Vf1〜Vfnとしてセーブされる。また、これに併せて、ユーザボイスバンクのライブラリデータエリアULに、各ボイスデータファイルVf1〜Vfnの保存先記憶位置やファイル名などのファイル情報を案内するためのライブラリデータ(Ld1〜Ldn)が作成され、これらのデータもライブラリデータファイルLfとしてセーブされる。
また、セーブされた各ボイスデータファイルVfのユーザボイスデータは、再び、電子音楽装置EMのユーザボイスバンクにロード(読込み)することができる。その際、まず、ライブラリデータファイルLfをロードしてそのライブラリデータをフラッシュメモリ4のライブラリデータエリアULに書き込み、次いで、当該ライブラリデータに記述されているパス情報に応じて、対応する個別のボイスデータファイルVfをユーザボイスバンクのボイスデータエリアUVに読み込む。また、読み込まれたボイスデータの中からユーザ操作により選択されたボイスデータが、音源部9−10のメモリに書き込まれ、楽音信号の生成に利用される。
図3の例では、保存先となるドライブとして、Eドライブの第2外部記憶装置(USBメモリ)14Bが用いられ、当該USBメモリには、複数(n)セットのボイスデータファイルVf1〜Vfn(総称的には記号“Vf”を使用する)と1つのライブラリデータファイルLfが記憶される。各ボイスデータファイルVf1〜Vfnは、ユーザにより任意に作成された各セットのユーザボイスデータの内容を表わし、ライブラリデータファイルLfは、図3上部に例示されるように、これらボイスデータファイルVf1〜Vfnに夫々対応する複数のライブラリデータLd1〜Ldnから成る。
各ライブラリデータLd1〜Ldnは、当該ドライブ(E)にセーブされた各ボイスデータファイル(ボイスファイル)Vf1〜Vfnに関する標題情報、ボイス番号(No.)Nm、ファイル名情報Nc、ボイスファイル絶対パスPa、ボイスファイル相対パスPr等を記述したものである。ここで、或るライブラリデータLdi〔i(1≦i≦n)は任意の数字を表わす〕の標題情報(「ノーマルボイス1」、「ノーマルボイス2」、…、「ドラムボイス1」、…)は、対応するボイスデータファイルVfiのボイスカテゴリーを表わし、当該ボイスファイル群Vf内で特定することができるようなユーザ認識用の名称が用いられる。また、標題情報以下に記録される情報については、次のとおりである。
ボイス番号Nmは、対応するボイスファイルVfiを特定するための電子音楽装置EM全体においてユニークなボイス(音色)の番号である。
また、ファイル名情報(「ボイス名・アイコンID」)Ncは、「ボイス名.アイコンID.拡張子」というデータ構造を有し、電子音楽装置EMのディスプレイ17にボイス表示画面(図5:Vs)でボイスデータの概要を表示する際に、ファイル名情報Nc中の「ボイス名」からボイス表示画面に表示されるボイス名が特定され、ファイル名情報Nc中の「アイコンID」から、ボイス表示画面のボイス名表示域近傍に表示されるアイコンが特定される。例えば、ボイス表示画面には、「ボイス名」に基づいて、「ピアノ1」、「ピアノ2」、「オルガン」、…というように、対応するボイス名が表示される。また、「アイコンID」に基づいて、ボイス表示画面には、例えば、「ボイス名」によりピアノ系のボイスが表示されるのに対応してその近傍にピアノの絵のアイコンが表示される。
さらに、ボイスファイル絶対パスPa及びボイスファイル相対パスPrは、この発明の1つの特徴に従って、対応するボイスデータファイル(ボイスファイル)Vfiのパスについて、絶対パスと相対パスの両方を用意しておくものである。つまり、ライブラリデータLdiには、対応するボイスファイルVfiのパス情報として、ボイスファイルVfiの保存先ドライブレター(この例では“E”)を基準(ルートディレクトリ)にしてボイスファイルVfiのパスを記述したボイスファイル絶対パスPaと、ライブラリデータファイルLf及びボイスファイルVfiの階層(レベル)を基準としてボイスファイルVfiのパスを記述したボイスファイル相対パスPrとが記憶される。
ここで、この発明の一実施例による電子音楽装置の音楽データ読込み上の1つの特徴を図3を用いて簡単に説明しておくと次のとおりである。この電子音楽装置EMでは、ユーザボイスデータのような楽音信号の生成に用いられる音楽データが記述された複数の音楽データ(ボイスデータ)ファイルVf;Vf1〜Vfnを任意の記憶媒体14B(“E”)に保存する際、各音楽データファイルVf1〜Vfnの絶対パスPaと相対パスPrの両方が記述された案内情報(ライブラリデータ)ファイルLf:Ld1〜Ldnを当該保存先記憶媒体14Bに記憶しておく。所望の音楽データファイルVfi(1≦i≦n)を読み込む際には、まず、案内情報ファイルLfの絶対パスPaで音楽データファイルVfiを探す。また、絶対パスPaで見つからなかった場合には、保存先記憶媒体14Bを含む案内情報ファイルLf自体の絶対パス(“E”をルートディレクトリとするファイルLfのパス)に案内情報ファイルLfの相対パスPrを加味した新たな絶対パスで音楽データファイルVfiを探す。
〔絶対パスと相対パス〕
図4は、絶対パス及び相対パスの例を表わし、図4(A1),(B1)は、図3の例に対応して、第2外部記憶装置(Eドライブ)14BにボイスデータファイルVf及びライブラリデータファイルLfを記憶させた場合のパス情報の例を示す。「user.lib」で表わされるライブラリデータファイルLfは「voices」フォルダに記憶され、その絶対パスLpaは、図4(A1)第1行で示される。また、「voice1.vce」,「voice2.vce」,…で表わされる各ボイスデータファイルVf1,Vf2,…は「voices」フォルダ下の「data」フォルダに記憶され、その絶対パスは、図4(A1)第2行以下のパス情報で示され、当該ライブラリデータファイルLf中にボイスファイル絶対パスPaとして記述される。
一方、ライブラリデータファイルLfの相対パスLprは、当該ライブラリデータファイルLfの階層を基準として図4(B1)第1行で示される。また、各ボイスデータファイルVf1,Vf2,…の相対パスは、ライブラリデータファイルLfと同一のディレクトリ階層(レベル)である「data」フォルダを基準として、図4(B1)第2行以下に示される相対パス情報で示され、当該ライブラリデータファイルLf中にボイスファイル相対パスPrとして記述される。
絶対パスPaを利用すれば、ボイスデータファイルVFへのアクセスが速くなり、ボイスデータファイルVFのロード処理時間を短くすることができるものの、ボイスデータファイルVFを保存しているフォルダが上下階層間又は同一階層間で移動したり、ボイスデータファイルVFを保存している記憶装置のドライブレターが変更されるなどによって、ボイスデータファイルVFのパスの変更があると、ボイスファイルを特定することができない。
具体例を挙げると、図4(A1)の場合に、ライブラリデータファイルLf及びボイスデータファイルVFを保存している「data」フォルダが「voices」フォルダ下からEドライブ直下に移ってデータ保存の階層が1階層上に移動すると、両ファイルLf,VFの絶対パスLpa,Paは図4(A2)のように変更される。
また、例えば、第2外部記憶装置14Bとして機能していたUSBメモリにボイスデータファイルVF及びライブラリデータファイルLfを保存した後、このUSBメモリを、第1外部記憶装置14Aとして機能していたUSBハードディスクと共に一旦USBハブ5から外してから、最初に、このUSBメモリをUSBハブ5に接続すると、電子音楽装置EMは当該USBメモリを第1外部記憶装置14Aと認識する。従って、両ファイルVF,Lfを保存しているUSBメモリのドライブレターは「E」から「D」に変更され、両ファイルVF,Lfの絶対パスLpa,Paは、図4(A3)のように変更される。
一方、図4(B1)に示されるようなライブラリデータファイルLf及びボイスデータファイルVFの相対パスLpr,Prについては、上述のようなボイスデータファイルVFのパスの変更があっても、図4(B2),(B3)に示される各相対パスLpr,Prのように、パス情報の内容が変更されない。従って、相対パスを利用すると、ボイスデータファイルVFのパスの変更に拘わらずボイスデータファイルVFを特定することができる場合が多くなり、ボイスファイルを特定するための正しいパスを求めることによってボイスデータファイルVFへのアクセスには多少時間が掛かるものの、アクセス失敗の可能性をより減少することができる。
この発明の一実施例においては、最初に.ボイスファイル絶対パスPaによりボイスデータファイルVFを探し、見つからない場合にボイスファイル相対パスPrによりボイスデータファイルVFを探すという原理を採用している。なお、ボイスファイル相対パスによりボイスデータファイルVFを特定するためには、ボイスデータファイルVfが記憶されるフォルダ(ディレクトリともいう)は、ライブラリデータファイルと同じフォルダとするかそれよりも下位のフォルダとする必要がある。
〔ボイス表示画面〕
この発明の一実施例による電子音楽装置では、補助記憶装置に保存されているボイスデータファイルのユーザボイスデータを読み込む際に、ボイスデータファイルのパスが見つからない場合には、ボイス表示画面において当該ユーザボイスデータに対するボイス名やアイコンの表示を変更して、ファイルパスが見つからなかったことをユーザに知らせることができる。図5は、この発明の一実施例による電子音楽装置のディスプレイに表示されるボイス表示画面の例を表わす。
このボイス表示画面Vsの例では、ユーザボイスバンク及びプリセットボイスバンクに格納されるボイスデータについてアイコンIc及びボイス名Vnを表示し、ユーザ及びプリセットボイスデータの概要をユーザに知らせることができる。画面Vsの上部に表示されたボイスタブVtの操作でユーザボイスとプリセットボイスの表示を切り替ることができ、下部のページタブPtの操作により各ボイスのページを切り替えることができる。
任意の記憶装置4,14;14A,14B,…に保存されたボイスデータファイルVf;Vf1〜Vfnをユーザボイスバンクにロードする際には、ボイス表示画面Vsを表示する。その場合、ライブラリデータエリアULに書き込まれたライブラリデータLd1〜Ldnを参照し、各ファイル名情報Ncの「ボイス名」及び「アイコンID」に基づいて、「ピアノ1」、「ピアノ2」、「オルガン」,「ギター」、…というように、ボイス名Vnを表示すると共に、対応する画像のアイコンIcを各近傍に表示する。
この場合、ロードすべきボイスデータファイルVfiは、対応するライブラリデータLdiのボイスファイルパス情報Pa,Prを用いて探索され、この探索で所望のボイスデータファイルVfiの保存先が見つからない場合は、ボイス名は、例えば、「NotFoundギター」というような、「NotFound」+「ボイス名」から成り「NotFound」版と呼ばれる特殊ボイス名Nfに変更され、また、ボイス名表示領域の近傍に表示されるアイコンも、図5に斜線のアイコンのように、ファイルが見つからない旨を示す「NotFound」版の特殊アイコンNiに変更される。
ここで、このように所望ボイスデータファイルが見つからないケースは、既に説明したように、例えば、ライブラリデータファイルとボイスデータファイルの相対関係が変わるようなフォルダ構成にユーザが変更した場合や、ボイスデータファイル自体を削除してしまった場合などに起こりうる。
なお、「NotFound」版の表示Nf,Niは、その後、ボイスデータファイルのリロード処理(図7)によって、ボイスデータファイルが正しくロードされると、通常のボイス名とアイコンの表示Vn,Icに戻る。
また、プリセットボイスバンクにボイスデータが格納されると、ディスプレイ17の端部近傍に設けられボイス表示Vn,Icに対応する選択スイッチSWa〜SWjをユーザが操作することにより該当ボイスデータを選択して音源部9−10のメモリに記憶することができるが、「NotFound」版の表示Nf,Niがなされたユーザボイスデータは、当然のことながら、選択することができず、データ内容を変更することができない。
ここで、この発明の一実施例による電子音楽装置の表示上の1つの特徴を図5を用いて簡単に説明しておくと次のとおりである。この電子音楽装置EMでは、ユーザボイスデータのような楽音信号の生成に用いられる音楽データが記述された複数の音楽データ(ボイスデータ)ファイルVf;Vf1〜Vfnを任意の記憶媒体4,14;14A,14B,…に保存することができる。保存先記憶媒体4,14から音楽データファイルVfを読み込む際に、音楽データファイルに対応して音楽データの内容を示す名称Vn及びアイコンIcを表示するためのファイル情報Lf:Ld1〜Ldn(Nc)がファイル情報(ライブラリデータ)エリアULに保持される。そして、読込みに成功した音楽データファイルについては、ファイル情報Lf(Nc)に従った名称Vn乃至アイコンIcを表示する。また、読込みに失敗した音楽データファイルについては、読込み成功時とは異なる「NotFound」版と呼ばれる表示態様で、名称Nf乃至アイコンNiを表示する。
〔ライブラリデータロード処理(音楽データ処理1)〕
この発明の一実施例による電子音楽装置においては音楽データ処理プログラムに従って上述した原理に基づくライブラリデータロード処理(音楽データ処理)を実行することができる。図6は、この発明の一実施例によるライブラリデータロード処理の手順を表わすフローチャートである。
このライブラリデータロード処理は、これからロードしようとするライブラリデータファイルLfを特定する処理(ステップL1)で始まる。このファイル特定方法には、例えば、ユーザ操作に基づいて、ロード対象のライブラリデータファイルLfが保存された記憶装置を指示し更にそのファイルLfを指定することにより、所望のライブラリデータファイルLfを特定する方法や、以前に読み込まれていたライブラリデータファイルLfのファイル情報を電子音楽装置EM内部に記憶しておき、電子音楽装置EMを起動した時などの必要時に、このファイル情報から自動的に記憶装置及びそのファイルLfを特定するオートロード機能による方法がある。このファイル特定処理(L1)により、特定されたファイルLfの保存先記憶装置のドライブレターをルートディレクトリとする当該ライブラリデータファイルLfの絶対パスLpaも特定される。
次いで、ファイル特定処理(L1)で特定されたライブラリデータファイルLfを読み込んで、ライブラリデータファイルLfのライブラリデータLd1〜Ldnをフラッシュメモリ4のライブラリデータエリアULに書き込む(ステップL2)。続いて、各ライブラリデータファイルLd1〜Ldnのファイル名情報Ncの内容(「ボイス名」及び「アイコンID」)に基づいて表示用RAMにボイス名データとアイコンデータを書き込む(ステップL3)。
さらに、フラッシュメモリ4のライブラリデータエリアULに書き込まれたライブラリデータLd1〜Ldnのうち先頭のライブラリデータLd1を処理対象ライブラリデータLdiと定め、当該ライブラリデータLdiのボイスファイルパス情報Pa,Prを調べて(ステップL4)、まず、ボイスファイル絶対パスPaで指示されるボイスデータファイルVfiの保存先を特定することができるか否かを判定する(ステップL5)。
ここで、ボイスファイル絶対パスPaでは該当ボイスデータファイルVfiの保存先を特定することができないときは(L5→NO)、ファイル特定処理(L1)で特定されたライブラリデータファイルLfの絶対パスLpaと、ライブラリデータLdiに記述されたボイスファイル相対パスPrに基づいて、新たな絶対パスを求める(ステップL6)。次いで、求められた新たな絶対パスにより、ボイスファイル相対パスPrで指示されるボイスデータファイルVfiを探索することができるか否かを判定する(ステップL7)。
そして、新たな絶対パスにより所望のボイスデータファイルVfiの保存先を特定して当該ファイルVfiを探索することができたときは(L7→YES)、新たな絶対パスが正しいパスであると決定して、フラッシュメモリ4内のライブラリデータLdiのボイスファイル絶対パスPaを新たな絶対パスに修正する(ステップL8)。
ボイスファイル絶対パスPaにより該当ボイスデータファイルVfを探索することができたとき(L5→YES)、或いは、ボイスファイル絶対パスPaの修正(L8)の後は、探索されたボイスデータファイルVfiのユーザボイスデータを記憶装置から読み込み、ライブラリデータLdiのボイス番号Nmに従って、ユーザボイスバンクの対応するボイス番号のボイスデータエリアUVに書き込む(ステップL9)。
一方、新たな絶対パスによっても所望のボイスデータファイルVfiを探索することができないときは(L7→NO)、表示用RAM内の対応するボイス名データ及びアイコンデータを「NotFound」版に修正する(ステップL10)。
ユーザボイスデータの書込み処理(L9)或いは表示用RAMデータ修正処理(L10)の後、ライブラリデータエリアULの全てのライブラリデータLd1〜Ldnにより指示されるボイスデータファイルVf1〜Vfnについて処理を終了したか否かを判断する(ステップL11)。ここで、全てのボイスデータファイルについて処理を終了していない間は(L11→NO)、ステップL4に戻って、ライブラリデータエリアUL内の次のライブラリデータLdiを処理対象と定め、次のライブラリデータLdiのボイスファイルパス情報Pa,Prを調べ、上述した処理(L4〜L11)を繰り返す。
そして、全てのボイスデータファイルVf1〜Vfnについて処理を終了したときには(L11→YES)、表示用RAMのボイス名データ及びアイコンデータに基づいて、ボイス表示画面Vsにボイス名及びアイコンを表示し(ステップL12)、このライブラリデータロード処理を終了する。
ボイス名及びアイコンの表示(L12)について説明を補足すると、例えば、ユーザボイスデータの書込み処理(L9)がなされたユーザボイスデータについては、当初に書き込まれたボイス名データ及びアイコンデータ(L4)に従って、図5の「ピアノ1」、「ピアノ2」、…のようにボイス名をボイス名表示領域に表示し、また、ボイス名表示領域に近接する(左近傍)アイコン表示領域には、対応するアイコン画像Icが表示される。一方、探索することができず表示用RAMデータ修正処理(L10)がなされたボイスデータファイルについては、「NotFound」版に修正されたボイス名データ及びアイコンデータに従って、図5の「NotFoundギター」のように、読込み失敗を表わすNotFoundボイス名Nfをボイス名表示領域に表示し、また、アイコン表示領域には、対応するNotFoundアイコンNiが表示される。
なお、ボイスデータファイルVfが見つからなかった場合(L7→NO)があるときには、最後の表示ステップ(L12)において、ボイス表示画面Vsだけでなく、ファイルが見つからなかった程度に応じて「一部或いは全部のボイスデータがロードされませんでした」などの表示を行い、ロードに失敗した旨の警告表示をしてもよい。或いは、各ボイスデータのロードが失敗した都度(L7→NO)、失敗した旨の警告表示をしてもよい。
また、新たな絶対パスによりボイスデータが見つかり(L7→YES)、ライブラリデータのボイスファイル絶対パスPaが修正された場合(L8)、フラッシュメモリ4上の修正後のライブラリデータで保存元記憶装置のライブラリデータファイルLfを上書き更新することができるようにしてもよい。
〔リロード処理(音楽データ処理2)〕
この発明の一実施例による電子音楽装置においては、ライブラリデータロード処理(音楽データ処理1)の実行により、読込みに失敗したボイスデータファイルがあった場合、ユーザは、その時点では読込みに失敗したパスを覚えているので、メディアを再セットする等によりパス問題を改善してから、再度、ライブラリデータロード処理(音楽データ処理2)を実行させたり、或いは、ライブラリデータロード処理の再起動に代えて、ライブラリデータロード処理で読込みに失敗したユーザボイスデータについて追加的にユーザボイスバンクに再ロードするリロード処理(音楽データ処理2)を実行することができる。
図7は、この発明の一実施例によるリロード処理の手順を表わすフローチャートである。この処理フローは、図7のライブラリデータロード処理の後、ボイス表示画面Vsにおける読込み失敗ボイスの「NotFound」版表示を維持した状態で、何らかのパス改善策を講じてから、起動することができる。
このリロード処理が起動すると、CPU1は、まず、ステップR1にて、フラッシュメモリ4のライブラリデータエリアULを調べ、未だロードされていないボイス(前のライブラリデータロード処理で読込みに失敗したロードすべきボイスデータファイル)に対応するライブラリデータのうち先頭のライブラリデータLdiのボイスファイル絶対パスPaを取り出して(ステップR1)、当該ボイスファイル絶対パスPaで指示されるボイスデータファイルVfを探索することができるか否かを判定する(ステップR2)。
ここで、ボイスファイル絶対パスPaにて該当ボイスデータファイルVfの保存先を特定し探索することができたときは(R2→YES)、このボイスデータファイルVfのユーザボイスデータを保存先記憶媒体からフラッシュメモリ4に読み込み、ライブラリデータLdiのボイス番号Nmに従って、ユーザボイスバンクの対応するボイス番号のボイスデータエリアUVに書き込む(ステップR3)。次いで、ライブラリデータLdiのファイル名情報Ncの「ボイス名」及び「アイコンID」に従って、表示用RAMの対応するボイス名データ及びアイコンデータを修正する(ステップR4)。
ボイス名及びアイコンの修正処理(R4)の後、或いは、ボイスファイル絶対パスPaにて該当ボイスデータファイルVfを探索することができなかったときには(R2→NO)、ライブラリデータロード処理でロードされていない全てのボイスに対応するライブラリデータにより指示されるボイスデータファイルについて処理を終了したか否かを判断する(ステップR5)。ここで、全てのロード対象ボイスについて処理を終了していない間は(R5→NO)、ステップR1に戻って、ライブラリデータエリアULを調べてロードすべき次のボイスに対応するライブラリデータLdiのボイスファイル絶対パスPaを採り出し、上述した処理(R1〜R5)を繰り返す。
そして、全てのロード対象ボイスについて処理を終了したときには(R5→YES)、表示用RAMのボイス名データ及びアイコンデータに基づいて、ボイス表示画面Vsにボイス名及びアイコンを表示し(ステップR6)、このリロード処理を終了する。
なお、ボイスデータファイルVfが見つからなかった場合(R2→NO)があるときには、最後の表示ステップ(R6)において、その程度に応じて「一部或いは全部のボイスデータがロードされませんでした」などと表示するというように、リロードに失敗した旨の警告表示をしてもよい。或いは、各ボイスデータのロードが失敗した都度(R2→NO)、失敗した旨の警告表示をしてもよい。
また、本来のボイスデータファイルの絶対パスを確認するために、ユーザからの指示に応じて、フラッシュメモリ内のライブラリデータに記述されている絶対パスを表示するようにしてもよい。これにより、ボイスデータをもとのパスに戻しやすくなる。なお、ボイスデータをもとのパスに戻す改善作業は、当該電子音楽装置で行ってもよいし、別の機器(例えばパーソナルコンピュータ)で行ってもよい。
〔別の実施形態〕
ボイスデータファイルには、ボイスパラメータに加え、波形データを記憶する場合がある。波形データは記憶容量が大きく、外部記憶装置(例えば、USBフラッシュメモリ)14に波形データを含むボイスデータファイルを記憶させると、記憶容量を圧迫するだけでなくデータ転送にも時間が掛かつてしまう。このような場合は、ボイスデータファイルを内蔵記憶装置(例えば、内蔵ハードディスク)4にまとめて記憶しておき、情報量の少ないライブラリデータファイルを外部記憶装置14に記憶するような構成を採用することができる。
このような構成においては、複数のライブラリデータファイルを作り、複数の外部記憶装置14;14A,14B,…に各ライブラリデータファイルを別々に記憶させておけば、外部記憶装置を差し替えることで異なるライブラリデータを読み込むことができる。その場合、内蔵記憶装置4のドライブレターは不変であるため、絶対パスも変わらず、絶対パスによりボイスデータファイルを読み込むことができる。しかも、内蔵記憶装置からなのでアクセス(読込み)が外部記憶装置に比べて高速に行うことができるという利点が生じる。
なお、この構成においては、ボイスデータファイルとライブラリデータファイルのドライブが異なるため、相対パスによっては、ボイスデータファイルにアクセスすることができない。しかし、絶対パスにより正しくボイスデータファイルにアクセスすることができるので何ら問題はない。
〔種々の実施態様〕
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の一形態について説明したが、これは単なる一例であって、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では記憶装置(記憶媒体)から読み込む音楽データファイルとしては、ボイスデータファイルの例を示したが、他のファイルでもよい。例えば、波形データのみのファイルでもよいし、自動演奏や自動伴奏のデータファイルでもよい。或いはレジストレーションデータファイルでもよい。その場合、ライブラリデータも波形データや自動演奏、自動伴奏、レジストレーション等のデータに関するものとする。
また、ユーザが作成したデータ(ユーザボイスデータ)の例を示したが、メーカーが供給する拡張ボイスデータ、拡張自動伴奏データ等のユーザが作成したものではないデータについても、この発明の処理手法を適用することができる。
オートロード機能として、電子音楽装置の起動時にライブラリデータファイルを自動的に読み、ライブラリデータに記述されているボイスデータファイル読み込むようにしたが、フラッシュメモリに記憶した個別のボイスデータの絶対パスに基づいて、対応するボイスデータファイルを電子音楽装置の起動時に自動的に読み込むようにしてもよい。
ボイスデータファイルが見つからなかったとき、ボイス名とアイコンの両方を変えたが、一方だけでもよいし、それ以外の方法で見つからなかった旨を表してもよい。例えば、ボイス名やアイコンの表示色や大きさ、背景などの表示態様を変えてもよい。
ライブラリデータについては、絶対パス(Pa)と相対パス(Pr)の両方を必ず含ませるものに限らず、相対パスではパスを記述できない場合には相対パスの記述を省略してもよい。この場合の例としては、ボイスデータファイルのパスにおいて、ライブラリデータファイルが存在するフォルダより上位のフォルダや、ドライブがライブラリデータファイルのものとは異なる場合などである。例えば、ボイスデータファイルが「E:/voices/」のフォルダに入っており、ライブラリデータファイルが「E:/user/」のフォルダに入っているなど。
ライブラリデータロード又はリロード処理について、実施例では、ライブラリデータファイル中のライブラリデータ又はロードされなかったライブラリデータを全て調べるようにしたが、例えば、ボイス表示画面を用いてユーザ指定操作により表示された中からロードすべき所望のボイスデータファイルを限定するように構成してもよい。
この発明の一実施例による電子音楽装置のハードウエア構成ブロック図である。 この発明の一実施例による記憶装置の構成例を示す図である。 この発明の一実施例によるボイスデータの構成例を示す図である。 ファイルの絶対パス及び相対パスの例を説明するための図である。 この発明の一実施例による電子音楽装置におけるボイス表示画面の例を表わす図である。 この発明の一実施例によるライブラリロード処理の手順を表わすフローチャートである。 この発明の一実施例によるリロード処理の手順を表わすフローチャートである。
符号の説明
UV,UL ボイスデータエリア(領域)及びライブラリデータエリア(領域)、
Vf;Vf1,Vf2,…;Vfi(1≦i≦n) ボイスデータファイル、
Lf 各ボイスデータファイルに対応するライブラリデータLd1〜Ldn;Ldiから成るライブラリデータファイル、
Nc 「ボイス名」及び「アイコンID」を含むファイル名情報、
Pa,Pr ボイスファイル絶対パス及び相対パス。

Claims (3)

  1. 楽音信号の生成に用いられる音楽データが記述された複数の音楽データファイルを記憶したファイル記憶媒体と、
    楽音信号生成のために複数の音楽データファイルが記憶されるデータ記憶手段であって、当該音楽データファイルには、予め記憶されたプリセットの音楽データファイルが含まれるものと、
    上記ファイル記憶媒体に記憶されている複数の音楽データファイルについて、夫々の音楽データファイルの記憶位置を示すパス情報及び当該音楽データファイルに対応する音楽データの名称乃至アイコンを表示するためのファイル情報が音楽データファイル毎に規定されたライブラリデータを保持する情報保持手段と、
    上記ファイル記憶媒体から、上記ライブラリデータに規定された複数の音楽データファイルを読み込むように指示する読込み指示手段と、
    上記読込み指示手段による指示に応じて、上記ライブラリデータのパス情報に基づき各音楽データファイル毎に上記ファイル記憶媒体を探索するファイル探索手段と、
    上記ファイル探索手段により音楽データファイルが探索された場合に、当該音楽データファイルを上記データ記憶手段に読み込む読込み実行手段と、
    上記読込み指示手段により読み込むように指示された複数の音楽データファイルの概要をリスト表示する表示手段であって、上記ファイル探索手段により音楽データファイルが探索されその読込みに成功した場合は、当該音楽データファイルについて、上記ファイル情報に基づく音楽データの名称乃至アイコンを表示し、上記ファイル探索手段により音楽データファイルが探索されずその読込みに失敗した場合には、当該音楽データファイルについて、上記ファイル情報に基づく音楽データの名称に読込み失敗を示す情報を付加した名称乃至読込み失敗を示す所定のアイコンを表示する表示手段と、
    上記データ記憶手段に予め記憶されたプリセットの音楽データファイル、及び、上記ライブラリデータに規定された複数の音楽データファイルのうち上記読込み実行手段により上記ファイル記憶媒体から上記データ記憶手段に読み込まれた音楽データファイルの中から、選択された音楽データファイルを用いて、楽音信号の生成を行う楽音生成手段と
    を具備することを特徴とする電子音楽装置。
  2. さらに、
    前記音楽データファイルの読込みに失敗した場合に、前記ファイル記憶媒体からの音楽データファイルの再読込みを指示する再読込み指示手段と、
    上記音楽データファイルの再読込みに成功した場合は、再読込みに成功した音楽データファイルについて、前記ファイル情報に基づく音楽データの名称乃至アイコンを表示する第2の表示手段と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の電子音楽装置。
  3. 楽音信号の生成に用いられる音楽データが記述された複数の音楽データファイルを記憶したファイル記憶媒体、及び、楽音信号生成のために複数の音楽データファイルが記憶されるデータ記憶手段であって、当該音楽データファイルには、予め記憶されたプリセットの音楽データファイルが含まれるものを具備し、電子音楽装置として機能するコンピュータに、
    上記ファイル記憶媒体に記憶されている複数の音楽データファイルについて、夫々の音楽データファイルの記憶位置を示すパス情報及び当該音楽データファイルに対応する音楽データの名称乃至アイコンを表示するためのファイル情報が音楽データファイル毎に規定されたライブラリデータを保持する情報保持ステップと、
    上記ファイル記憶媒体から、上記ライブラリデータに規定された複数の音楽データファイルを読み込むように指示する読込み指示ステップと、
    上記読込み指示ステップでの指示に応じて、上記ライブラリデータのパス情報に基づき各音楽データファイル毎に上記ファイル記憶媒体を探索するファイル探索ステップと、
    上記ファイル探索ステップで音楽データファイルが探索された場合に、当該音楽データファイルを上記データ記憶手段に読み込む読込み実行ステップと、
    上記読込み指示ステップで読み込むように指示された複数の音楽データファイルの概要をリスト表示する表示ステップであって、上記ファイル探索ステップで音楽データファイルが探索されその読込みに成功した場合は、当該音楽データファイルについて、上記ファイル情報に基づく音楽データの名称乃至アイコンを表示し、上記ファイル探索ステップで音楽データファイルが探索されずその読込みに失敗した場合には、当該音楽データファイルについて、上記ファイル情報に基づく音楽データの名称に読込み失敗を示す情報を付加した名称乃至読込み失敗を示す所定のアイコンを表示する表示ステップと、
    上記データ記憶手段に予め記憶されたプリセットの音楽データファイル、及び、上記ライブラリデータに規定された複数の音楽データファイルのうち上記読込み実行ステップで上記ファイル記憶媒体から上記データ記憶手段に読み込まれた音楽データファイルの中から、選択された音楽データファイルを用いて、楽音信号の生成を行う楽音生成ステップと
    から成る手順を実行させる音楽データ処理プログラム。
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