JP4702775B2 - 電子音楽装置及び音楽データ処理プログラム - Google Patents
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Description
従って、この発明によれば、予め電子音楽装置に用意されているプリセットの音楽データファイルに加えて外部のファイル記憶媒体に記憶された音楽データファイルを楽音生成に利用するためにファイル記憶媒体から音楽データファイルを読み込む際に、読込みが失敗したことをユーザに分かり易く知らせることができ,どの音楽データファイルの読込みに失敗したかをユーザが容易に確認することができ、その後の対策がとりやすくなる。
図1は、この発明の一実施例による電子音楽装置のハードウエア構成ブロック図を示す。この電子音楽装置(コンピュータ)には、電子楽器、或いは、演奏操作部や楽音信号発生部を備えるパーソナルコンピュータ(PC)のように電子楽器と同等の音楽情報処理機能を有する音楽情報処理装置が用いられる。このような電子音楽装置は、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、内蔵記憶装置4、ハブ5、演奏操作検出回路6、設定操作検出回路7、表示回路8、音源回路9、効果回路10、MIDIインターフェース(I/F)11、通信インターフェース(I/F)12などを備え、これらの要素1〜12はバス13を介して互いに接続される。
この発明の一実施例による電子音楽装置では、楽音信号の生成に用いられる音楽データの1つであるボイス(音色)データについて、ユーザが独自にユーザボイスデータを作成した場合、作成されたユーザボイスデータをボイスデータファイルとして任意の補助記憶装置に保存すると共に、これに対応してパス情報を含むライブラリデータファイルを当該補助記憶装置に保存し、必要時に、パス情報を利用してボイスデータバンク内に読み込むことができる。図3は、この発明の一実施例によるボイスデータの構成例を表わす。また、内部記憶装置4にはフラッシュメモリが用いられるものとする。
図4は、絶対パス及び相対パスの例を表わし、図4(A1),(B1)は、図3の例に対応して、第2外部記憶装置(Eドライブ)14BにボイスデータファイルVf及びライブラリデータファイルLfを記憶させた場合のパス情報の例を示す。「user.lib」で表わされるライブラリデータファイルLfは「voices」フォルダに記憶され、その絶対パスLpaは、図4(A1)第1行で示される。また、「voice1.vce」,「voice2.vce」,…で表わされる各ボイスデータファイルVf1,Vf2,…は「voices」フォルダ下の「data」フォルダに記憶され、その絶対パスは、図4(A1)第2行以下のパス情報で示され、当該ライブラリデータファイルLf中にボイスファイル絶対パスPaとして記述される。
この発明の一実施例による電子音楽装置では、補助記憶装置に保存されているボイスデータファイルのユーザボイスデータを読み込む際に、ボイスデータファイルのパスが見つからない場合には、ボイス表示画面において当該ユーザボイスデータに対するボイス名やアイコンの表示を変更して、ファイルパスが見つからなかったことをユーザに知らせることができる。図5は、この発明の一実施例による電子音楽装置のディスプレイに表示されるボイス表示画面の例を表わす。
この発明の一実施例による電子音楽装置においては音楽データ処理プログラムに従って上述した原理に基づくライブラリデータロード処理(音楽データ処理)を実行することができる。図6は、この発明の一実施例によるライブラリデータロード処理の手順を表わすフローチャートである。
この発明の一実施例による電子音楽装置においては、ライブラリデータロード処理(音楽データ処理1)の実行により、読込みに失敗したボイスデータファイルがあった場合、ユーザは、その時点では読込みに失敗したパスを覚えているので、メディアを再セットする等によりパス問題を改善してから、再度、ライブラリデータロード処理(音楽データ処理2)を実行させたり、或いは、ライブラリデータロード処理の再起動に代えて、ライブラリデータロード処理で読込みに失敗したユーザボイスデータについて追加的にユーザボイスバンクに再ロードするリロード処理(音楽データ処理2)を実行することができる。
ボイスデータファイルには、ボイスパラメータに加え、波形データを記憶する場合がある。波形データは記憶容量が大きく、外部記憶装置(例えば、USBフラッシュメモリ)14に波形データを含むボイスデータファイルを記憶させると、記憶容量を圧迫するだけでなくデータ転送にも時間が掛かつてしまう。このような場合は、ボイスデータファイルを内蔵記憶装置(例えば、内蔵ハードディスク)4にまとめて記憶しておき、情報量の少ないライブラリデータファイルを外部記憶装置14に記憶するような構成を採用することができる。
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の一形態について説明したが、これは単なる一例であって、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では記憶装置(記憶媒体)から読み込む音楽データファイルとしては、ボイスデータファイルの例を示したが、他のファイルでもよい。例えば、波形データのみのファイルでもよいし、自動演奏や自動伴奏のデータファイルでもよい。或いはレジストレーションデータファイルでもよい。その場合、ライブラリデータも波形データや自動演奏、自動伴奏、レジストレーション等のデータに関するものとする。
Vf;Vf1,Vf2,…;Vfi(1≦i≦n) ボイスデータファイル、
Lf 各ボイスデータファイルに対応するライブラリデータLd1〜Ldn;Ldiから成るライブラリデータファイル、
Nc 「ボイス名」及び「アイコンID」を含むファイル名情報、
Pa,Pr ボイスファイル絶対パス及び相対パス。
Claims (3)
- 楽音信号の生成に用いられる音楽データが記述された複数の音楽データファイルを記憶したファイル記憶媒体と、
楽音信号生成のために複数の音楽データファイルが記憶されるデータ記憶手段であって、当該音楽データファイルには、予め記憶されたプリセットの音楽データファイルが含まれるものと、
上記ファイル記憶媒体に記憶されている複数の音楽データファイルについて、夫々の音楽データファイルの記憶位置を示すパス情報及び当該音楽データファイルに対応する音楽データの名称乃至アイコンを表示するためのファイル情報が音楽データファイル毎に規定されたライブラリデータを保持する情報保持手段と、
上記ファイル記憶媒体から、上記ライブラリデータに規定された複数の音楽データファイルを読み込むように指示する読込み指示手段と、
上記読込み指示手段による指示に応じて、上記ライブラリデータのパス情報に基づき各音楽データファイル毎に上記ファイル記憶媒体を探索するファイル探索手段と、
上記ファイル探索手段により音楽データファイルが探索された場合に、当該音楽データファイルを上記データ記憶手段に読み込む読込み実行手段と、
上記読込み指示手段により読み込むように指示された複数の音楽データファイルの概要をリスト表示する表示手段であって、上記ファイル探索手段により音楽データファイルが探索されその読込みに成功した場合は、当該音楽データファイルについて、上記ファイル情報に基づく音楽データの名称乃至アイコンを表示し、上記ファイル探索手段により音楽データファイルが探索されずその読込みに失敗した場合には、当該音楽データファイルについて、上記ファイル情報に基づく音楽データの名称に読込み失敗を示す情報を付加した名称乃至読込み失敗を示す所定のアイコンを表示する表示手段と、
上記データ記憶手段に予め記憶されたプリセットの音楽データファイル、及び、上記ライブラリデータに規定された複数の音楽データファイルのうち上記読込み実行手段により上記ファイル記憶媒体から上記データ記憶手段に読み込まれた音楽データファイルの中から、選択された音楽データファイルを用いて、楽音信号の生成を行う楽音生成手段と
を具備することを特徴とする電子音楽装置。 - さらに、
前記音楽データファイルの読込みに失敗した場合に、前記ファイル記憶媒体からの音楽データファイルの再読込みを指示する再読込み指示手段と、
上記音楽データファイルの再読込みに成功した場合は、再読込みに成功した音楽データファイルについて、前記ファイル情報に基づく音楽データの名称乃至アイコンを表示する第2の表示手段と
を具備することを特徴とする請求項1に記載の電子音楽装置。 - 楽音信号の生成に用いられる音楽データが記述された複数の音楽データファイルを記憶したファイル記憶媒体、及び、楽音信号生成のために複数の音楽データファイルが記憶されるデータ記憶手段であって、当該音楽データファイルには、予め記憶されたプリセットの音楽データファイルが含まれるものを具備し、電子音楽装置として機能するコンピュータに、
上記ファイル記憶媒体に記憶されている複数の音楽データファイルについて、夫々の音楽データファイルの記憶位置を示すパス情報及び当該音楽データファイルに対応する音楽データの名称乃至アイコンを表示するためのファイル情報が音楽データファイル毎に規定されたライブラリデータを保持する情報保持ステップと、
上記ファイル記憶媒体から、上記ライブラリデータに規定された複数の音楽データファイルを読み込むように指示する読込み指示ステップと、
上記読込み指示ステップでの指示に応じて、上記ライブラリデータのパス情報に基づき各音楽データファイル毎に上記ファイル記憶媒体を探索するファイル探索ステップと、
上記ファイル探索ステップで音楽データファイルが探索された場合に、当該音楽データファイルを上記データ記憶手段に読み込む読込み実行ステップと、
上記読込み指示ステップで読み込むように指示された複数の音楽データファイルの概要をリスト表示する表示ステップであって、上記ファイル探索ステップで音楽データファイルが探索されその読込みに成功した場合は、当該音楽データファイルについて、上記ファイル情報に基づく音楽データの名称乃至アイコンを表示し、上記ファイル探索ステップで音楽データファイルが探索されずその読込みに失敗した場合には、当該音楽データファイルについて、上記ファイル情報に基づく音楽データの名称に読込み失敗を示す情報を付加した名称乃至読込み失敗を示す所定のアイコンを表示する表示ステップと、
上記データ記憶手段に予め記憶されたプリセットの音楽データファイル、及び、上記ライブラリデータに規定された複数の音楽データファイルのうち上記読込み実行ステップで上記ファイル記憶媒体から上記データ記憶手段に読み込まれた音楽データファイルの中から、選択された音楽データファイルを用いて、楽音信号の生成を行う楽音生成ステップと
から成る手順を実行させる音楽データ処理プログラム。
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